JP4372076B2 - 作業車の走行伝動装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に示されるものは、静油圧式無段変速装置8の変速出力が副変速機構11の第2受動ギヤG9を介して伝動されるセンターギヤG11と、左走行装置1Lの車軸22Lに連結された車軸ギヤ21Lとの間にサイドクラッチ20Lを設け、前記センターギヤG11と、右走行装置1Rの車軸22Rに連結された車軸ギヤ21Rとの間にサイドクラッチ20Rを設け、前記センターギヤG11に連設されたギヤG12にクラッチC、第5軸26、ギヤ27Lを介して連動される操向用サイドギヤ25L、及び、前記センターギヤG11に連設されたギヤG12にクラッチC、第5軸26、ギヤ27Rを介して連動される操向用サイドギヤ25Rを備え、サイドクラッチ20Lのサイドクラッチギヤ23Lは、センターギヤG11との咬合が外れたクラッチ切り位置を超えてさらにシフト操作されることで、操向用サイドギヤ25Lに咬合連結され、サイドクラッチ20Rのサイドクラッチギヤ23Rは、センターギヤG11との咬合が外れたクラッチ切り位置を超えてさらにシフト操作されることで、操向用サイドギヤ25Rに咬合連結されるものである。
旋回外側の走行装置1L,1Rに対応したサイドクラッチ20L,20RがセンターギヤG11に噛合った入り位置に操作され、旋回内側の走行装置1R,1Lに対応したサイドクラッチ20R,20LがセンターギヤG11から外れるとともに操向用サイドギヤ25L,25Rに噛合っていない位置に操作されることにより、旋回外側の走行装置1L,1Rが通常の駆動状態になり、旋回内側の走行装置1R,1Lが中立状態になって機体が旋回走行する。
旋回外側の走行装置1L,1Rに対応したサイドクラッチ20L,20RがセンターギヤG11に噛合った入り位置に操作され、旋回内側の走行装置1R,1Lに対応したサイドクラッチ20R,20Lが操向用サイドギヤ25L,25Rに噛合った位置に操作され、かつ、クラッチCが入り状態に操作されることにより、旋回外側の走行装置1L,1Rが通常の駆動状態になり、旋回内側の走行装置1R,1Lが旋回外側の走行装置1L,1Rよりも低速で駆動される状態になって機体が比較的大旋回半径で旋回走行するものである。
主駆動軸と、旋回クラッチを介して伝動される副駆動軸とを相対回転自在に備え、
左走行装置に高速ギヤ伝動機構を介して連動された主左走行伝動ギヤと、右走行装置に高速ギヤ伝動機構を介して連動された主右走行伝動ギヤを、前記主駆動軸に相対回転可能に備え、
前記主駆動軸における前記主左走行伝動ギヤと前記主右走行伝動ギヤの間に、前記主駆動軸と一体回転し、かつ、前記主駆動軸に対して摺動自在な主操向クラッチ体を備えて、前記主操向クラッチ体を前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤに係脱自在に構成し、
前記左走行装置に低速ギヤ伝動機構を介して連動された副左走行伝動ギヤと、前記右走行装置に低速ギヤ伝動機構を介して連動された副右走行伝動ギヤを、前記副駆動軸に相対回転可能に備え、
前記副駆動軸における前記副左走行伝動ギヤと前記副右走行伝動ギヤの間に、前記副駆動軸と一体回転し、かつ、前記副駆動軸に対して摺動自在な副操向クラッチ体を備えて、前記副操向クラッチ体を前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤに係脱自在に構成し、
前記主操向クラッチ体が前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤに係合した直進位置になると、前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤに係合した状態になり、前記主操向クラッチ体が前記主左走行伝動ギヤに係合するとともに前記主右走行伝動ギヤから離脱した右旋回位置になると、前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤから離脱するとともに前記副右走行伝動ギヤに係合した状態になり、前記主操向クラッチ体が前記主左走行伝動ギヤから離脱するとともに前記主右走行伝動ギヤに係合した左旋回位置になると、前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤに係合するとともに前記副右走行伝動ギヤから離脱した状態になるように、前記主操向クラッチ体に対する前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤの位置と、前記副操向クラッチ体に対する前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤの位置とを設定するとともに、前記主操向クラッチ体と前記副操向クラッチ体とを連動させて摺動操作する操向操作体を備えてある。
図1に示すように、左右一対のクローラ式走行装置1A,1B、運転座席2が装備された運転部などを備えた自走機体の機体フレーム4の前端部に、刈取り前処理部5の前処理部フレーム5aの基部を回動自在に連結するとともに、機体フレーム4の後部に脱穀装置7及び穀粒タンク8を設けて、コンバインを構成してある。
副変速装置20の多板摩擦クラッチ26に油圧ピストン26aを内装し、この油圧ピストン26aを図10に示す電磁切り換え弁26bによって操作することにより、副変速装置20を切り換え操作するように構成してある。
旋回クラッチ60に油圧ピストン63を、旋回ブレーキ61に油圧ピストン64をそれぞれ内装し、油圧ピストン63及び油圧ピストン64を図10に示す油圧操作装置によって操作することによって、前記旋回クラッチ60及び旋回ブレーキ61を切り換え操作するように構成してある。
図2,3に示す旋回補助クラッチ62は、旋回当初において、旋回外側の走行装置1A,1Bの駆動力を旋回内側の走行装置1B,1Aに伝達して急旋回を抑制するものである。この旋回補助クラッチ62は、図3,10に示す油圧ピストン65によって切り換え操作される。
1B 右走行装置
12 副駆動軸
29 主駆動軸
31a 主左走行伝動ギヤ
31b 主右走行伝動ギヤ
33 主操向クラッチ体
40、50 高速ギヤ伝動機構
60 旋回クラッチ
71 副操向クラッチ体
73 副左走行伝動ギヤ
74 副右走行伝動ギヤ
82 操向操作体
90、100 低速ギヤ伝動機構
A 主操向クラッチ体の係合長さ
B 副操向クラッチ体の係合長さ
S 主操向クラッチ体の直進位置
L 主操向クラッチ体の左旋回位置
R 主操向クラッチ体の右旋回位置
S1 主操向クラッチ体の噛合い融通
S2 副操向クラッチ体の噛合い融通
Claims (4)
- 主駆動軸と、旋回クラッチを介して伝動される副駆動軸とを相対回転自在に備え、
左走行装置に高速ギヤ伝動機構を介して連動された主左走行伝動ギヤと、右走行装置に高速ギヤ伝動機構を介して連動された主右走行伝動ギヤを、前記主駆動軸に相対回転可能に備え、
前記主駆動軸における前記主左走行伝動ギヤと前記主右走行伝動ギヤの間に、前記主駆動軸と一体回転し、かつ、前記主駆動軸に対して摺動自在な主操向クラッチ体を備えて、前記主操向クラッチ体を前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤに係脱自在に構成し、
前記左走行装置に低速ギヤ伝動機構を介して連動された副左走行伝動ギヤと、前記右走行装置に低速ギヤ伝動機構を介して連動された副右走行伝動ギヤを、前記副駆動軸に相対回転可能に備え、
前記副駆動軸における前記副左走行伝動ギヤと前記副右走行伝動ギヤの間に、前記副駆動軸と一体回転し、かつ、前記副駆動軸に対して摺動自在な副操向クラッチ体を備えて、前記副操向クラッチ体を前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤに係脱自在に構成し、
前記主操向クラッチ体が前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤに係合した直進位置になると、前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤに係合した状態になり、前記主操向クラッチ体が前記主左走行伝動ギヤに係合するとともに前記主右走行伝動ギヤから離脱した右旋回位置になると、前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤから離脱するとともに前記副右走行伝動ギヤに係合した状態になり、前記主操向クラッチ体が前記主左走行伝動ギヤから離脱するとともに前記主右走行伝動ギヤに係合した左旋回位置になると、前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤに係合するとともに前記副右走行伝動ギヤから離脱した状態になるように、前記主操向クラッチ体に対する前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤの位置と、前記副操向クラッチ体に対する前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤの位置とを設定するとともに、前記主操向クラッチ体と前記副操向クラッチ体とを連動させて摺動操作する操向操作体を備えてある作業車の走行伝動装置。 - 前記主操向クラッチ体が前記直進位置に在る状態で前記主操向クラッチ体が前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤに係合する主操向クラッチ体摺動方向での係合長さを、前記主操向クラッチ体が前記直進位置に在る状態で前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤに係合する副操向クラッチ体摺動方向での係合長さよりも長くしてある請求項1記載の作業車の走行伝動装置。
- 前記副操向クラッチ体と、前記副左走行伝動ギヤ及び前記副右走行伝動ギヤとの副操向クラッチ体回転方向での噛合い融通を、前記主操向クラッチ体と、前記主左走行伝動ギヤ及び前記主右走行伝動ギヤとの主操向クラッチ体回転方向での噛合い融通よりも大にしてある請求項1又は2記載の作業車の走行伝動装置。
- 前記副操向クラッチ体が前記副左走行伝動ギヤに対して伝動自在に係合する前記副操向クラッチ体の回転位相と、前記副操向クラッチ体が前記副右走行伝動ギヤに対して伝動自在に係合する前記副操向クラッチ体の回転位相とを相違させてある請求項3記載の作業車の走行伝動装置。
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