JP4346499B2 - 作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、左右の走行装置に駆動速度差を与えることによって車体の操向操作を行なうように構成した作業車に関する。
従来、たとえば特許文献1に示されるように、エンジン7の駆動力を主クラッチ8、入力軸10を介して一対の静油圧式無段変速装置11,11に伝達するとともに、一方の静油圧式無段変速装置11の出力を、ギヤ式変速装置13を介して左側のクローラ式走行装置1に伝達し、他方の静油圧式無段変速装置11の出力を、ギヤ式変速装置13を介して右側のクローラ式走行装置1に伝達するように伝動装置を構成し、主変速レバー24の揺動操作によって連係機構27を介して両無段変速装置11の油圧ポンプ19のトラニオン軸32を操作し、車体の走行速度が変更されるように左右走行装置1,1を変速駆動するように変速操作機構を構成し、操向レバー26の揺動操作によって連係機構27を介して両無段変速装置11の油圧ポンプ19のトラニオン軸32を操作し、車体が操向操作されるように左右走行装置1,1の駆動速度差を現出するように操向操作機構を構成したものがあった。
特開2002−362400号公報(〔0022〕、〔0035〕−〔0037〕、図2,5−10)
上記した従来の技術を採用すると、走行速度を変更する変速操作の際も、車体走行方向を変更する操向操作の際も油圧ポンプのトラニオン軸を操作することになる。そして、変速操作の際は、左右の走行装置が共に増速や減速されるように、かつ、左右走行装置の速度変化が同一にされるようにして油圧ポンプを操作することになり、操向操作の際は、左右走行装置の速度差が現出されるように油圧ポンプを操作することになる。これにより、変速操作を行なう際に操向操作機構が操作障害にならないように、かつ、操向操作を行なう際に変速操作機構が操作障害にならないように配慮して変速操作機構や操向操作機構を構成する必要があり、殊に変速操作機構や操向操作機構をリンクや操作ケーブルを利用した機械式に構成する場合、構造が複雑になっていた。
本発明の目的は、変速走行も向き変更も滑らかに行なうことができながら構造簡単に得ることができる作業車を提供することにある。
本第1発明による作業車にあっては、エンジンから動力伝達される可変容量形の油圧ポンプ、左右の走行装置に各別に動力伝達する一対の可変容量形の油圧モータ、前記一対の油圧モータが前記油圧ポンプからの圧油によって駆動されるように前記一対の油圧モータを前記油圧ポンプに並列に接続する油圧回路を備え、前記油圧ポンプの吐出量を変更することによって車体の走行速度が変更されるように前記左右走行装置を変速操作する変速操作機構、前記一対の油圧モータの吸込流量を変更することによって車体が操向操作されるように前記左右走行装置の駆動速度差を現出する操向操作機構を備え、
前記操向操作機構に一つの操向操作具を備え、
前記操向操作具が直進操作位置からこの直進操作位置とストロークエンドの間の操向操作位置に向けて操作されることにより、前記一対の油圧モータの一方の油圧モータが正回転で減速するとともに前記一対の油圧モータの他方の油圧モータが正回転で増速し、前記操向操作具が前記操向操作位置に操作されることにより、前記他方の油圧モータが増速を停止し、前記操向操作具が前記操向操作位置から前記ストロークエンドに向けて操作されることにより、前記一方の油圧モータが正回転から逆回転に切り換わるとともに逆回転で増速し、前記他方の油圧モータが前記操向操作具の前記操向操作位置から前記ストロークエンドに向けての操作にかかわらず増速停止した際の回転速度を維持するように前記操向操作機構を構成してある。
すなわち、変速操作機構を操作すると、油圧ポンプの吐出量が変化して各油圧モータの駆動速度が変化し、左右走行装置の駆動速度が変化して車体の走行速度が変化する。操向操作機構を操作すると、油圧モータの吸込流量が変化し、左右走行装置の駆動速度差が現出されたり変化したりして車体の走行方向が変化するものである。これにより、油圧ポンプの吐出量変更による油圧モータの速度変更によって左右走行装置の駆動速度が微細に変化するように駆動調節することができ、油圧モータの吸込流量変更によって左右走行装置の駆動速度差が広範囲にわたって微細に変化したり、左右走行装置の駆動方向が相違するように駆動調節することができる。しかも、変速操作機構の操作対象が油圧ポンプに、操向操作機構の操作対象が油圧モータにそれぞれなって、変速操作機構も操向操作機構も他方の操作障害にならないようにする対策構造が不要なものに構成することができる。
一対の油圧モータがそれぞれ専用の油圧ポンプに接続されていると、変速操作機構を一対の油圧ポンプに対して連係させて、変速操作機構による左右走行装置の変速操作を可能にする必要がある。これに対し、本第1発明では、一対の油圧モータが一つの油圧ポンプによって駆動されるものであるから、変速操作機構を一つの油圧ポンプに対して連係させるだけで、変速操作機構による左右走行装置の変速操作を可能にすることができる。
従って、本第1発明によれば、左右走行装置の駆動速度、駆動速度差、駆動方向が種々異なるように、かつ微細に異なるように駆動調節し、走行速度や旋回半径を微細に調整して滑らかに走行や旋回することができるものでありながら、変速操作機構も操向操作機構も前記対策構造が不要な構造簡単なものにして安価に得ることができる。
本第1発明によれば、変速操作機構を一つの油圧ポンプに連係した構造簡単なものにし、この面からも安価に得ることができる。
本第発明にあっては、本第1発明の構成において、前記変速操作機構を、この変速操作機構専用の変速操作具によって操作するように構成し、前記操向操作機構を、この操向操作機構専用の操向操作具によって操作するように構成してある。
すなわち、変速操作機構も操向操作機構も同一の操作具によって操作するように構成すると、操作具が油圧ポンプに連係するように変速操作機構に連係する状態と、油圧モータに連係するように操向操作機構に連係する状態とを択一的に得る操作具の連係切り換えが必要になる。これに対し、本第発明では、変速操作機構を専用の変速操作具によって操作し、操向操作機構を専用の操向操作具によって操作するものであるから、操作具の連係切り換えを不要にしながら変速操作機構も操向操作機構も操作することができる。
従って、本第発明によれば、操作具の連係切り換えが不要なように構造の簡化を図り、この面からも安価にえることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、左右一対のクローラ走行装置1,1によって走行するように構成し、かつ、運転座席2が装備された搭乗型の運転部3、運転座席2の下方に位置するエンジン4が装備された原動部を有した自走車体の車体フレーム5の前部に、刈取り前処理装置10の前処理フレーム11の基部を回動自在に連結するとともに、前処理フレーム11にリフトシリンダ6を連動させ、前記車体フレーム5の後側に脱穀装置7及び穀粒タンク8を設けて、コンバインを構成してある。
このコンバインは、稲、麦などを収穫するものであり、リフトシリンダ6を伸縮操作すると、このリフトシリンダ6が前処理フレーム11を車体フレーム5に対して上下に揺動操作して刈取り前処理装置10をこれの分草具12などが地面上近くに下降した下降作業状態と、分草具12などが地面上から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降操作する。刈取り前処理装置10を下降作業状態にして自走車体を走行させると、刈取り前処理装置10は、分草具12によって植立穀稈を刈取り対象と非刈取り対象とに分草し、分草具12からの刈取り対象の植立穀稈を引起し装置13によって引起し処理するとともにバリカン型の刈取装置14によって刈り取り処理し、この刈取装置14からの刈取穀稈を供給装置15によって機体後方向きに搬送して脱穀装置7の脱穀フィードチェーン7aの始端部に供給する。脱穀装置7は、脱穀フィードチェーン7aによって刈取穀稈の株元側を挟持して機体後方向きに搬送しながら、その刈取り穀稈の穂先側を扱室(図示せず)に供給して脱穀処理する。穀粒タンク8は、脱穀装置7からの脱穀粒を回収して貯留していく。
前記エンジン4の駆動力を左右のクローラ走行装置1,1に伝達する伝動装置を、図2に示す如く構成してある。
すなわち、エンジン4の出力軸4aの駆動力を、ベルトテンションクラッチで成る主クラッチ20、自走車体の前部に位置するミッションケース21の入力軸22に伝達するとともに、この入力軸22の駆動力を前記ミッションケース21の内部に位置する操向装置に兼用の変速装置30の入力軸31に伝達するように構成してある。前記変速装置30の左右一対の出力軸32,32のうちの左側の出力軸32の駆動力を、図3の如き遊星ギヤ利用の減速装置25を介して左側のクローラ走行装置1のクローラ駆動軸1aに伝達し、前記変速装置30の左右一対の出力軸32,32のうちの右側の出力軸32の駆動力を、前記左走行用の減速装置25と同一構成の減速装置25を介して右側のクローラ走行装置1のクローラ駆動軸1aに伝達するように構成してある。
前記変速装置30は、前記入力軸31がシリンダブロック(図示せず)に対して一体回動自在に連結した入力軸になったアキシャルプランジャ形の可変容量形の油圧ポンプ33、図3に示す如く前記左側の出力軸32がスプライン部32aによってシリンダブロック34aに対して一体回動自在に連結した出力軸になるように構成して前記ミッションケース21の底部の左横側部に内装した左走行用の可変容量形のアキシャルプランジャ形油圧モータ34、前記右側の出力軸32が前記左走行用の油圧モータ34と同様にシリンダブロックに対して一体回動自在に連結した出力軸になるように構成して前記ミッションケース21の底部の右横側部に内装した右走行用のアキシャルプランジャ形の可変容量形の油圧モータ34、前記一対の油圧モータ34,34が前記油圧ポンプ33からの圧油によって駆動されるように、かつ、一対の油圧モータ34,34が油圧ポンプ33に対して並列に接続した状態になるように油圧ポンプ33と一対の油圧モータ34,34とを接続した油圧回路35を備えて構成してある。
つまり、変速装置30は、油圧ポンプ33の入力軸31にエンジン4から動力伝達されて油圧ポンプ33を駆動し、油圧ポンプ33から油圧回路35を介して一対の油圧モータ34,34に圧油を供給して一対の油圧モータ34,34を駆動して左走行用の油圧モータ34の出力軸32から左側のクローラ走行装置1に動力伝達し、右走行用の油圧モータ34の出力軸32から右側のクローラ走行装置1に動力伝達するように1ポンプ2モータ形の静油圧式無段変速装置になっている。
これにより、変速装置30は、油圧ポンプ33の斜板角を変更すると、油圧ポンプ33の圧油吐出が停止して両油圧モータ34,34の駆動を停止することによって左右走行装置1,1の駆動を停止するか、油圧ポンプ33の圧油吐出の方向及び量が変化して両油圧モータ34,34の駆動方向及び駆動速度を変更し、これによって、エンジン4からの駆動力を前進駆動力と後進駆動とに変換して、かつ、前進側においても後進側においても無段階に変速して両油圧モータ34,34から出力して左右走行装置1,1を共に前進側や後進側に回動するように駆動するとともに左右走行装置1,1の前進側及び後進側での駆動速度を無段階に変速する。
左走行用の油圧モータ34の斜板角を変更すると、この油圧モータ34が回動停止して左側の走行装置1の駆動を停止するか、油圧モータ34の回動方向が前進方向と後進方向に切り換わるとともに前進及び後進方向に回動する場合の圧油の吸込流量が変化して油圧モータ34の回動速度が変化し、これによって、左側の走行装置1の駆動方向を前進方向と後進方向とに切り換えるとともに左側の走行装置1の前進側及び後進側での駆動速度を変更する。
右走行用の油圧モータ34の斜板角を変更すると、この油圧モータ34が回動停止して右側の走行装置1の駆動を停止するか、油圧モータ34の回動方向が前進方向と後進方向に切り換わるとともに前進及び後進方向に回動する場合の圧油の吸込流量が変化して油圧モータ34の回動速度が変化し、これによって、右側の走行装置1の駆動方向を前進方向と後進方向とに切り換えるとともに右側の走行装置1の前進側及び後進側での駆動速度を変更する。
運転部3に設けた変速操作具の一例としての主変速レバー41が装備された変速操作機構40と、運転部3に設けた操向操作具の一例としての操向レバー51が装備された操向操作機構50とによって前記変速装置30を操作して車体の走行及び操向操作を行なうように構成してある。
図2に示すように、変速操作機構40は、前記主変速レバー41と、この主変速レバー41を前記変速装置30の油圧ポンプ33の回転軸形の斜板操作軸で成る操作部33aに対してリンク(図示せず)やロッド(図示せず)を利用して連係させた機械式の連係機構42とによって構成してある。
主変速レバー41は、車体前後方向に揺動操作するようになっている。この主変速レバー41を操作経路の中間部に位置する中立位置Nに操作すると、連係機構42は、油圧ポンプ33の操作部33aを中立状態に回動操作する。主変速レバー41を中立位置Nより車体前方側に揺動した前進域Fに操作すると、連係機構42は、油圧ポンプ33の操作部33aを前進側に回動操作し、主変速レバー41を中立位置Nよりも車体後方側に揺動した後進域Rに操作すると、連係機構42は、油圧ポンプ33の操作部33aを後進側に回動操作する。主変速レバー41を前進域Fに操作した場合も、後進域Rに操作した場合も、主変速レバー41の中立位置Nからの操作ストロークを大にするほど、連係機構42は、油圧ポンプ33の操作部33aを高速側に回動操作していくようになっている。
これにより、変速操作機構40は、主変速レバー41が中立位置Nに操作されることにより、変速装置30の油圧ポンプ33を両油圧モータ34,34の駆動が停止される中立状態に操作して左右走行装置1,1を停止操作する。主変速レバー41が前進域Fに操作されることにより、変速装置30の油圧ポンプ33を一対の油圧モータ34,34が共に前進側に駆動される前進状態に操作するとともに油圧ポンプ33の吐出流量を主変速レバー41の操作位置に対応した吐出流量になるように変更して、左右走行装置1,1を前進側に主変速レバー41の操作位置に対応した駆動速度で駆動されるように変速操作する。主変速レバー41が後進域Rに操作されることにより、変速装置30の油圧ポンプ33を一対の油圧モータ34,34が共に後進側に駆動される後進状態に操作するとともに油圧ポンプ33の吐出流量を主変速レバー41の操作位置に対応した吐出流量になるように変更して、左右走行装置1,1を後進側に主変速レバー41の操作位置に対応した駆動速度で駆動されるように変速操作する。
操向操作機構50は、前記操向レバー51と、この操向レバー51を前記変速装置30の各油圧モータ34の回転軸形の斜板操作軸で成る操作部34bに対して主操作ケーブル52などを利用して連係させた機械式の連係機構50aとによって構成してある。
図4,5に示すように、連係機構50aは、操向レバー51のボス部に基端側が連結されていて、操向レバー51と共に回転支軸51aの軸芯まわりで揺動する揺動アーム53、この揺動アーム53を各油圧モータ34の操作部34bに一体回動自在に連結された操作アーム54に対してインナーケーブルによって連動させている前記主操作ケーブル52、操向レバー51の回転支軸51aに一体回動自在に連結されたギヤ55、このギヤ55にギヤ部が噛合っていて、操向レバー51の揺動に連動して軸芯56aまわりで回動する扇形ギヤ56、この扇形ギヤ56から一体回動自在に延出する揺動アーム57、この揺動アーム57を各油圧モータ34の前記操作アーム54に対してインナーケーブルによって連動させている副操作ケーブル58、前記扇形ギヤ56に摩擦抵抗を付与して位置決め作用する摩擦機構59、各油圧モータ34の前記斜板操作部34bを位置決めアーム61によって基準位置Xに復元付勢するとともに位置決めする位置決め機構60、各油圧モータ34の操作アーム54に作用するストッパー54aを備えさせて構成してある。
前記各位置決め機構60は、ミッションケース21が軸芯61aまわり揺動自在に支持する前記位置決めアーム61をスプリング62によって揺動付勢することにより、位置決めアーム61が有する位置決めカム63を油圧モータ34の前記操作アーム54に設けたローラ64に対して当て付け付勢し、位置決めカム63のカム形状によって操作アーム54を設定位置に揺動付勢することにより、油圧モータ34の斜板操作部34bを基準位置Xに復元付勢するとともに位置決めするようになっている。
前記操向レバー51は、車体横方向に揺動操作するようになっている。この操向レバー51を車体横向きの操作経路の中間部に位置した直進位置Sに操作すると、各主操作ケーブル52も各副操作ケーブル58も緩め操作され、連係機構50aが各油圧モータ34の操作部34bを位置決め機構60によって基準位置Xに回動操作する。操向レバー51を直進位置Sから車体左側に揺動した左操向域Lに操作すると、揺動アーム53が揺動操作されて右走行用の主操作ケーブル52を緩めながら左走行用の主操作ケーブル52を引っ張り操作し、扇形ギヤ56がギヤ55によって回動操作され、揺動アーム57が扇形ギヤ56によって揺動操作されて左走行用の副操作ケーブル58を緩めながら右走行用の副操作ケーブル58を引っ張り操作し、左走行用の主操作ケーブル52が操作アーム54を介して左走行用油圧モータ34の操作部34bを基準位置Xから回動方向Aに回動操作し、右走行用の副操作ケーブル58が操作アーム54を介して右走行用油圧モータ34の操作部34bを基準位置Xから回動方向Bに回動操作する。操向レバー51を直進位置Sから車体右側に揺動した右操向域Rに操作すると、揺動アーム53が揺動操作されて左走行用の主操作ケーブル52を緩めながら右走行用の主操作ケーブル52を引っ張り操作し、揺動アーム57が扇形ギヤ56によって揺動操作されて右走行用の副操作ケーブル58を緩めながら左走行用の副操作ケーブル58を引っ張り操作し、右走行用の主操作ケーブル52が操作アーム54を介して右走行用油圧モータ34の操作部34bを基準位置Xから回動方向Aに回動操作し、左走行用の副操作ケーブル58が操作アーム54を介して左走行用油圧モータ34の操作部34bを基準位置Xから回動方向Bに回動操作する。
操向レバー51を左操向域Lに操作した場合も、操向レバー51を右操向位置Rに操作した場合も、操向レバー51が操作位置La、Raに到達するまでは、主操作ケーブル52も副操作ケーブル58も引っ張り操作されて操作部34bを回動操作し、操向レバー51が操作位置La,Raを越えてからストロークエンドに到達するまでは、主操作ケーブル52は、続いて引っ張り操作されて操作部34bを回動操作していくが、ギヤ55と扇形ギヤ56の噛合いが外れ、操作アーム54はストッパー54aに当接してストップされて副操作ケーブル58が有するスプリング58aが伸長し、副操作ケーブル58による操作部34bの回動操作を停止する。副操作ケーブル58による操作部34bの回動操作が停止した状態では、扇形ギヤ56が前記摩擦機構59によってその操作位置に保持され、操作部34bがその操作位置に位置決め機構60に抗して維持される。
つまり、図6に操向レバー51の操作位置と、油圧モータ34の吸込流量及び回動方向との関係を示すように、操向レバー51を左操向域Lに操作した場合も、右操向域Rに操作した場合も、操向レバー51が操作位置La,Raに到達するまでは、主操作ケーブル52によって操作部34bが回動操作されて油圧モータ34の吸込流量が基準流量(1/2)から減少していき、副操作ケーブル58によって操作部34bが回動操作されて油圧モータ34の吸込流量が基準流量(1/2)から増加していき、操向レバー51が操作位置La,Raに位置すると、主操作ケーブル52によって操作される油圧モータ34の吸込流量が零になり、副操作ケーブル58によって操作される油圧モータ34の吸込流量が最大流量(1)になる。操向レバー51が操作位置La,Raに位置した時点で、主操作ケーブル52によって操作される油圧モータ34の回動方向がそれまでの回動方向とは逆向きで、かつ、副操作ケーブル58によって操作される油圧モータ34の回動方向とは逆向きの回動方向に切り換わる。操向レバー51が操作位置La,Raからストロークエンドに操作されるまでの間、主操作ケーブル52によって操作される油圧モータ34の吸込流量が零から増加していき、副操作ケーブル58によって操作された油圧モータ34の吸込流量が最大流量(1)に維持される。
これにより、操向操作機構50は、操向レバー51が直進位置Sに操作されることにより、変速装置30の一対の油圧モータ34の回動方向が同一になるように、かつ、一対の油圧モータ34,34の吸込流量が基準流量(1/2)になるように両油圧モータ34,34の回動方向及び吸込流量を操作して、左側の走行装置1と右側の走行装置1との間に駆動速度差が出なくて車体が直進向きに操向操作されるように左右走行装置1,1を操作する。
さらに、操向操作機構50は、操向レバー51が左操向域Lに操作されることにより、左走行用油圧モータ34の吸込流量が右走行用油圧モータ34の吸込流量より少なくなるように、操向レバー51が直進位置Sから操作位置Laに至るまでの間、左走行用油圧モータ34の吸込流量が操向レバー51の移動に伴って減少していき、右走行用油圧モータ34の吸込流量が操向レバー51の移動に伴って増加していくように、操向レバー51が操作位置Laからストロークエンドに至るまでの間、左走行用油圧モータ34の回動方向が操向レバー51を直進位置Sから操作位置Laの間に操作した場合の回動方向と逆向きの回動方向になり、かつ、右走行用油圧モータ34の吸込流量が一定流量(最大流量)になるように、操向レバー51が左操向域Lのいずれの操作位置に操作されても右走行用油圧モータ34の回動方向が変化しないで一定の回動方向になるように、両油圧モータ34,34の回動方向及び吸込流量を維持や変更して、左側の走行装置1と右側の走行装置1の間に駆動速度差や駆動方向相違が出て車体が左向きに操向操作されるように左右走行装置1,1を操作する。
さらに、操向操作機構50は、操向レバー51が右操向域Rに操作されることにより、右走行用油圧モータ34の吸込流量が左走行用油圧モータ34の吸込流量より少なくなるように、操向レバー51が直進位置Sから操作位置Raに至るまでの間、右走行用油圧モータ34の吸込流量が操向レバー51の移動に伴って減少していき、左走行用油圧モータ34の吸込流量が操向レバー51の移動に伴って増加していくように、操向レバー51が操作位置Raからストロークエンドに至るまでの間、右走行用油圧モータ34の回動方向が操向レバー51を直進位置Sから操作位置Raの間に操作した場合の回動方向と逆向きの回動方向になり、かつ、左走行用油圧モータ34の吸込流量が一定流量(最大流量)になるように、操向レバー51が右操向域Rのいずれの操作位置に操作されても左走行用油圧モータ34の回動方向が変化しないで一定の回動方向になるように、両油圧モータ34,34の回動方向及び吸込流量を維持や変更して、左側の走行装置1と右側の走行装置1の間に駆動速度差や駆動方向相違が出て車体が右向き操向操作されるように左右走行装置1,1を操作する。
つまり、車体を走行させるに当たり、主変速レバー41を前進域Fに揺動操作すると、エンジン4からの駆動力が変速装置30の油圧ポンプ33と一対の油圧モータ34,34とによって前進駆動力に変換して左右走行装置1,1に伝達され、左右の走行装置1,1が前進側に駆動されて車体が前進走行し、主変速レバー41を後進域Rに揺動操作すると、エンジン4からの駆動力が変速装置30の油圧ポンプ33と一対の油圧モータ34,34とによって後進駆動力に変換して左右走行装置1,1に伝達され、左右の走行装置1,1が後進側に駆動されて車体が後進走行する。
前進走行の場合も後進走行の場合も、操向レバー51を直進位置Sに操作すると、一対の油圧モータ34,34の吸込流量が等しくなって左右走行装置1,1が等しい駆動速度で駆動され、車体を直進するように操向操作することができる。
前進走行の場合も後進走行の場合も、操向レバー51を左操向域Lの操作位置Laまでの操作位置に操作すると、左走行用油圧モータ34の吸込流量が減少するとともに右走行用油圧モータ34の吸込流量が増加し、左走行装置1の駆動速度が直進時より減速し、右走行装置1の駆動速度が直進時より増速した状態で、かつ、左走行装置1が右走行装置1より低速になる状態で左右走行装置1,1が駆動され、車体がその左右走行装置1,1の駆動速度差によって決まる比較的大きな旋回半径が左向きに走行していくように車体を操向操作することができる。操向レバー51を左操向域Lの操作位置Laからストロークエンドまでの操作位置に操作すると、右走行用油圧モータ34の回動方向がそれまでの回動方向に維持され、左走行用油圧モータ34の回動方向が右走行用油圧モータ34の回動方向とは逆方向の回動方向に変更され、さらに、左走行用油圧モータ34の吸込流量が右走行用油圧モータ34の吸込流量より小になって、左右走行装置1,1の駆動方向が互いに逆方向になるとともに左走行装置1が右走行装置1より低速になる状態で左右走行装置1,1が駆動され、車体がその左右走行装置1,1の駆動速度差と駆動方向相違とによって決まる比較的小さな旋回半径で左向きに走行していくように車体を操向操作することができる。
前進走行の場合も後進走行の場合も、操向レバー51を右操向域Rの操作位置Raまでの操作位置に操作すると、右走行用油圧モータ34の吸込流量が減少するとともに左走行用油圧モータ34の吸込流量が増加し、右走行装置1の駆動速度が直進時より減速し、左走行装置1の駆動速度が直進時より増速した状態で、かつ、右走行装置1が左走行装置1より低速になる状態で左右走行装置1,1が駆動され、車体がその左右走行装置1,1の駆動速度差によって決まる比較的大きな旋回半径が右向きに走行していくように車体を操向操作することができる。操向レバー51を右操向域Rの操作位置Raからストロークエンドまでの操作位置に操作すると、左走行用油圧モータ34の回動方向がそれまでの回動方向に維持され、右走行用油圧モータ34の回動方向が左走行用油圧モータ34の回動方向とは逆方向の回動方向に変更され、さらに、右走行用油圧モータ34の吸込流量が左走行用油圧モータ34の吸込流量より小になって、左右走行装置1,1の駆動方向が互いに逆方向になるとともに右走行装置1が左走行装置1より低速になる状態で左右走行装置1,1が駆動され、車体がその左右走行装1,1の駆動速度差と駆動方向相違とによって決まる比較的小さな旋回半径で右向きに走行していくように車体を操向操作することができる。
7は、別の実施形態の操向操作機構50を備えさせた場合の操向レバー51の操作位置と、油圧モータ34の吸込流量及び回動方向との関係を示している。
に示すものにあっては、操向レバー51が直進位置Sから左操向域Lに操作されると、操向レバー51が操作位置Laに到達するまでは、左走行用油圧モータ34の吸込流量が基準流量(1/2よりやや多量のQ)から減少していき、操向レバー51が操作位置Lbに到達するまでは、右走行用油圧モータ34の吸込流量が基準流量(Q)から増加していく。操向レバー51が操作位置Laに位置すると、左走行用油圧モータ34の吸込流量が零になり、この時点で、左走行用油圧モータ34の回動方向が右走行用油圧モータ34の回動方向とは逆向きの回動方向に切り換わる。操向レバー51が操作位置Lbに位置すると、右走行用油圧モータ34の吸込流量が最大流量(1)になる。操向レバー51が操作位置Laからストロークエンドに操作されるまでの間、左走行用油圧モータ34の吸込流量が零から流量(1/3)まで増加していく。操向レバー51が操作位置Lbからストロークエンドに至るまで、右走行用油圧モータ34の吸込流量が最大流量(1)に維持される。
操向レバー51が直進位置Sから右操向域Rに操作されると、操向レバー51が操作位置Raに到達するまでは、右走行用油圧モータ34の吸込流量が基準流量(Q)から減少していき、操向レバー51が操作位置Rbに到達するまでは、左走行用油圧モータ34の吸込流量が基準流量(Q)から増加していく。操向レバー51が操作位置Raに位置すると、右走行用油圧モータ34の吸込流量が零になり、この時点で、右走行用油圧モータ34の回動方向が左走行用油圧モータ34の回動方向とは逆向きの回動方向に切り換わる。操向レバー51が操作位置Rbに位置すると、左走行用油圧モータ34の吸込流量が最大流量(1)になる。操向レバー51が操作位置Raからストロークエンドに操作されるまでの間、右走行用油圧モータ34の吸込流量が零から流量(1/3)まで増加していく。操向レバー51が操作位置Rbからストロークエンドに至るまで、左走行用油圧モータ34の吸込流量が最大流量(1)に維持される。
コンバイン全体の側面図 伝動装置の概略図 ミッションケースの油圧モータ配設部での断面図 操向操作機構の説明図 操向レバー、摩擦機構の側面図 操向レバーの操作位置と、油圧モータの吸込流量及び回動方向との関係を示す説明図 別の実施形態での操向操作機構における操向レバーの操作位置と、油圧モータの吸込流量及び回動方向との関係を示す説明図
1 走行装置
4 エンジン
33 油圧ポンプ
34 油圧モータ
35 油圧回路
40 変速操作機構
41 変速操作具
50 操向操作機構
51 操向操作具
S 直進操作位置
La,Lb,Ra、Rb 直進操作位置とストロークエンドの間の操向操作位置

Claims (2)

  1. エンジンから動力伝達される可変容量形の油圧ポンプ、左右の走行装置に各別に動力伝達する一対の可変容量形の油圧モータ、前記一対の油圧モータが前記油圧ポンプからの圧油によって駆動されるように前記一対の油圧モータを前記油圧ポンプに並列に接続する油圧回路を備え、前記油圧ポンプの吐出量を変更することによって車体の走行速度が変更されるように前記左右走行装置を変速操作する変速操作機構、前記一対の油圧モータの吸込流量を変更することによって車体が操向操作されるように前記左右走行装置の駆動速度差を現出する操向操作機構を備え、
    前記操向操作機構に一つの操向操作具を備え、
    前記操向操作具が直進操作位置からこの直進操作位置とストロークエンドの間の操向操作位置に向けて操作されることにより、前記一対の油圧モータの一方の油圧モータが正回転で減速し、かつ前記一対の油圧モータの他方の油圧モータが正回転で増速し、前記操向操作具が前記操向操作位置に操作されることにより、前記他方の油圧モータが増速を停止し、前記操向操作具が前記操向操作位置から前記ストロークエンドに向けて操作されることにより、前記一方の油圧モータが正回転から逆回転に切り換わるとともに逆回転で増速し、前記他方の油圧モータが前記操向操作具の前記操向操作位置から前記ストロークエンドに向けての操作にかかわらず増速停止した際の回転速度を維持するように前記操向操作機構を構成してある作業車。
  2. 前記変速操作機構を、この変速操作機構専用の変速操作具によって操作するように構成し、前記操向操作機構を、この操向操作機構専用の操向操作具によって操作するように構成してある請求項1記載の作業車。
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