JP4370937B2 - 照明制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線信号によって複数の照明負荷を制御する照明制御システムに関するものである。
従来から、それぞれ照明負荷を有する複数の照明装置を有し1個の制御装置によって各照明装置の照明負荷をそれぞれ制御する照明制御システムとして、図17に示すように制御装置Cと各照明装置Lとを有線接続するものがある。しかし、制御用の信号線のための配線作業が必要となり施工コストがかかるという欠点がある。そこで、照明負荷を制御するための制御信号を図18に示す制御装置としてのリモコン装置Rから赤外光として各照明装置Lに送信するようにすれば、信号線の配線作業は不要となる(例えば、特許文献1参照)。しかし、赤外光の光源として一般的に用いられる発光ダイオードでは封止樹脂によって赤外光を収束させてあるため、照明装置L毎にリモコン装置Rの向きを替えて送信する必要がある。また、赤外光には障害物に遮られやすいという欠点がある。例えば、図19に示すように仕切りWのある部屋に照明装置L1〜L6が配置されていた場合、図20の位置からでは赤外光が仕切りWに遮られるために照明装置L6を制御することができない。
特許第3356598号公報
そこで、図21に示すように制御装置Cから電波として送信される信号によって各照明負荷を制御するものも提供されている。このように電波を用いるならば、仕切りWのような障害物に信号が遮られることもなく、信号線の配線作業も不要である。しかし、無免許で使用可能な程度の電界強度の電波では、到達する距離が短く、図22に示すように制御装置Cから離れた照明負荷L5,L6に信号が届かないことがあり、広い場所での使用に適さないという欠点がある。また、隣の部屋など予想外の位置にある照明負荷L7が不用意に制御されてしまうこともあった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、制御のための配線作業が不要で且つ広い場所での使用にも適する照明制御システムを提供することにある。
請求項1の発明は、手操作される操作部と、操作部に加えられた操作に応じて照明負荷を制御するための制御信号を赤外光として送信する赤外送信部とを有するリモコン装置と、リモコン装置から送信された制御信号を受信する赤外受信部と、赤外受信部に受信された制御信号を電波として送信する電波送信部とを有するインタフェース装置と、それぞれ照明負荷と、インタフェース装置が送信した制御信号を受信する受信部と、受信部で受信された制御信号に基いて照明負荷を制御する照明制御部と、電波を送信する送信部と、送信部を制御する送信制御部と、中継要求信号を送信部から送信させる指示を送信制御部に入力するための中継要求部と、他の照明装置から送信された回答信号が受信部に受信されたときに使用者に報知する受信報知部とを有する複数の照明装置とを備え、送信制御部は、中継要求部を介して入力された指示に応じて中継要求信号を送信部に送信させ、他の照明装置から送信された中継要求信号が受信部に受信されると、回答信号を送信部に送信させるとともに、以後は制御信号が受信部に受信されると該制御信号と同じ制御信号を送信部に送信させる中継動作を行うことを特徴とする。
この発明によれば、電波を用いて各照明装置を制御するから、制御用の信号線の配線作業が不要となり、施工コストが低減される。また、照明装置が中継動作を行うことにより、インタフェース装置の制御信号が直接届かない照明装置も制御することができるから、広い場所での使用にも適する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、送信制御部は、他の照明装置から送信された中継要求信号が受信部に受信された後に照明装置毎に異なる待機時間の間待機し、待機時間が経過すると回答信号を送信部に送信させるとともに以後は制御信号が受信部に受信されると中継動作を行い、中継要求信号を送信部に送信させた後に他の照明装置から送信された回答信号が受信部に受信されると受信確認信号を送信部に送信させ、他の照明装置から送信された受信確認信号が待機時間の終了前に受信部に受信されたときには回答信号を送信させることも中継動作を行うようになることもなく待機時間を終了することを特徴とする。
この発明によれば、制御信号が複数の照明装置によって重複して中継されることを防ぐことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、照明装置は、インタフェース装置から送信された制御信号が受信部に受信されたときに照明制御部及び送信制御部が反応するか無視するかを設定するための動作設定部を有することを特徴とする。
この発明によれば、例えば異なる部屋などで制御信号に反応する必要のない照明装置が制御信号を無視するように設定することができる。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、インタフェース装置が送信する制御信号は、対象となる照明装置を示す識別情報を含み、各照明装置は、受信部に受信された制御信号に含まれる識別情報に応じて照明制御部及び送信制御部が反応するか無視するかを設定するための動作設定手段を有することを特徴とする。
この発明によれば、例えば異なる部屋などで制御信号に反応する必要のない照明装置を、インタフェース装置に応じて制御信号を無視するように設定することができる。
請求項5の発明は、請求項3の発明において、中継動作を行う状態であるときに、インタフェース装置から送信された制御信号が受信部に受信されたときにも送信制御部及び照明制御部が無視するように動作設定部が設定されたときには、送信制御部は所定の再設定要求信号を送信部に送信させ、照明装置は、他の照明装置から送信された再設定要求信号が受信部に受信されたときに使用者に報知する再設定要求報知部を備えることを特徴とする。
この発明によれば、中継要求信号を受信して中継動作を行う状態となった照明装置が、制御信号に反応する必要のない照明装置であった場合に、中継経路の再設定を促すことができる。
本発明によれば、制御信号を電波として各照明装置に送信するから、制御信号のための配線作業が不要となる。また、照明装置が中継動作を行うことにより、インタフェース装置の制御信号が直接届かない照明装置も制御することができるから、広い場所での使用にも適する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、照明負荷としてのランプ31(図4参照)を制御するための制御信号を赤外光として送信するリモコン装置1と、例えば壁面に配設されリモコン装置1から受信した制御信号を電波に変換して送信するインタフェース装置2と、それぞれ例えば天井に配設されランプ31を有する複数台(図では3台)の照明装置3a〜3cとからなり、照明装置3a〜3cが制御信号A1を中継する機能を有することを特徴とする。赤外光及び電波といった無線信号を用いて制御信号A1を送受信することにより、制御信号A1用の信号線のための配線作業が不要となる。また、照明装置3a〜3cが制御信号A1を中継する機能を有することにより、インタフェース装置2が送信する制御信号A1を直接全ての照明装置3a〜3cに受信させることができない場合にも使用可能であり、広い場所での使用にも適するものである。
ここで、無免許で利用可能とするためには、インタフェース装置2及び照明装置3a〜3cは、送信する電波の電界強度が電波法に規定された許容値以下である微弱無線機、または、周波数帯域及び電界強度がそれぞれ電波法に規定された範囲内である特定小電力無線機である必要がある。インタフェース装置2及び照明装置3a〜3cを微弱無線機とする場合、特定小電力無線機とする場合に比べて製造コストが低く抑えられるという利点がある。また、インタフェース装置2及び照明装置3a〜3cを特定小電力無線機とする場合、微弱無線機とする場合に比べて電波の届く距離が長く、より広い場所での使用に適するという利点がある。
以下、本実施形態の各構成要素について詳しく説明する。
リモコン装置1は、図2に示すように、例えば押釦スイッチで構成され手操作によって制御の指示が入力される操作部11と、操作部に加えられた操作に応じた制御信号を生成する制御部12と、制御部12によって制御され、制御部12が生成した制御信号を赤外光として送信する赤外送信部13とを備える。
インタフェース装置2は、図3に示すように、リモコン装置1が送信した制御信号を受信する赤外受信部21と、制御部22と、制御部22によって制御され電波を送信する電波送信部23とを備え、制御部22は、赤外受信部21に受信された制御信号と同じ制御信号A1を電波として電波制御部23に送信させる。また、手操作され制御部22が電波送信部23に後述する設定信号A2を送信させるトリガとなる設定スイッチ24を備える。
照明装置3a〜3cは、図4に示すように、それぞれ照明負荷としてのランプ31と、インタフェース装置2が送信した制御信号A1を受信する受信部32と、受信部32で受信された制御信号に基いてランプ31を制御する照明制御部としての制御部33とを有する。また、制御部33によって制御され電波を送信する送信部34と中継要求スイッチ35とを備え、制御部33は、中継要求スイッチ35が操作されたときに中継要求信号A3を送信部34に送信させる。つまり、制御部33は送信制御部でもある。また、制御部33は、他の照明装置から送信された中継要求信号A3が受信部32に受信されたときには、内部の送信フラグをオンするとともに回答信号A4を送信部34に送信させる。そして、送信フラグがオンされているときには、制御信号A1が受信部32に受信されたときに同じ制御信号A1を送信部34に送信させる中継動作を行う。さらに、照明装置3a〜3cはLED36及びLED消灯スイッチ37を有し、制御部33は、設定信号A2又は他の照明装置3a〜3cから送信された回答信号A4が受信部32に受信されたときにLED36を点灯させ、LED消灯スイッチ37が操作されたときにLED36を消灯させる。つまり、LED36が受信報知部である。また、制御部33は、設定信号A2が受信部32に受信されたときには送信フラグをオフする。なお、図4には1個の照明装置3aのみを示したが、他の照明装置3b,3cも共通の構成を有する。
次に、図5に示すようにインタフェース装置2の制御信号A1が図上部の第1の照明装置3a及び図中央の第2の照明装置3bには届いても図下部の第3の照明装置3cに届かない場合に、図1に示すように第3の照明装置3cと通信可能な第2の照明装置3bに制御信号A1を中継させるように中継経路を設定するための手順について、図6及び図7のタイムチャートを参照しながら説明する。なお、図6で照明装置3a〜3cの左下の印はLED36が点灯している状態であることを示す。
まず、図6(a)に示すように使用者Mはインタフェース装置2の設定スイッチ24を操作する(図7のS1)。すると、インタフェース装置2の制御部22は設定信号A2を電波送信部23に送信させる(S2)。第1の照明装置3a及び第2の照明装置3bではそれぞれ設定信号A2が受信されてLED36が点灯する(S3)。このとき、第1の照明装置3a及び第2の照明装置3bの制御部33では、送信フラグがオンされていれば送信フラグをオフする。
次に、使用者Mは第3の照明装置3cのLED36が点灯していないのを見て、図6(b)に示すように第3の照明装置3cの中継要求スイッチ35を操作する(S4)。すると、第3の照明装置3cの制御部33は送信部34に中継要求信号A3を送信させる(S5)。中継要求信号A3は第3の照明装置3cに近い第2の照明装置3bの受信部32に受信され、第2の照明装置3bの制御部33は内部の送信フラグをオンするとともに図6(c)に示すように回答信号A4を送信部34に送信させる(S6)。第3の照明装置3cでは回答信号A4が受信部32に受信されたことにより、LED36が点灯する(S3)。なお、中継要求信号A3を送信していない第1の照明装置3aでは、仮に回答信号A4が受信部32に受信されても制御部33は回答信号A4を無視する。
最後に、使用者Mは全ての照明装置3a〜3cのLED36が点灯したのを確認して、図6(d)に示すように各照明装置3a〜3cのLED消灯スイッチ37をそれぞれ操作し、LED36を消灯させる。以上で中継経路の設定が完了する。
以後は、図8のタイムチャートに示すようにリモコン装置1の操作部11を操作する(S9)と、リモコン装置1によって制御信号が赤外光として送信され(S10)、インタフェース装置2はリモコン装置1から赤外光として受信した制御信号A1を電波として送信し(S11)、第1の照明装置3a及び第2の照明装置3bでは受信された制御信号A1に基いてランプ31が制御され(S12)、さらに第2の照明装置3bの制御部33は、送信フラグがオンであるから、受信された制御信号A1と同じ制御信号A1を送信部34に送信させ(S13)、第3の照明装置3cでは第2の照明装置3bから送信された制御信号A1が受信され、この制御信号A1に基いてランプ31が制御される(S12)。なお、インタフェエース装置2から直接制御信号A1を受信した第1の照明装置3aでは、さらに連続して第2の照明装置3bから同じ制御信号A1が受信された場合でも、制御部33は後の制御信号A1を無視する。
上記構成によれば、制御信号用の信号線の配線作業が不要となるから、施工コストが低減される。また、照明装置3a〜3cが制御信号を中継する機能を有することにより、インタフェース装置2が送信した制御信号A1が直接照明装置3cに届かない場合でも、他の照明装置3bに制御信号A1を中継させることによって照明装置3cに制御信号A1を届かせることができるから、仮にインタフェース装置2及び照明装置3a〜3cをともに信号の届く距離が比較的に短い微弱無線機にしたとしても、広い場所での使用に適する。
なお、インタフェース装置2に設定信号A2を送信させるトリガとなる信号をリモコン装置1から送信可能としてもよい。この構成によれば、中継経路の設定作業がより容易になる。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態は、図9(a)に示すように、第3の照明装置3cからの中継要求信号A3が複数の照明装置3a,3bに受信された場合にも、複数の照明装置3a,3bが重複して制御信号A1を中継するようになることを防ぐものである。
具体的に説明すると、本実施形態の制御部33は、中継要求信号が受信部32に受信されたときに、すぐに回答信号を送信させるのではなく、乱数によって決定される待機時間だけ待機状態となる。つまり、中継要求信号を受信した照明装置3a,3bごとに異なる時間だけ待機することになる。また、中継要求信号A3を送信させた後に、回答信号A4が受信されれば受信確認信号A5を送信させるとともに、LED36を点灯させる。そして、中継要求信号A3が受信部32に受信された後の待機中に、受信確認信号A5が受信部32に受信された場合、回答信号A4を送信部34に送信させることも送信フラグをオンすることもなく待機状態を終了する。
例えば図9(a)に示すように第3の照明装置3cからの中継要求信号A3が第1の照明装置3aと第2の照明装置3bとの両方に受信された場合の本実施形態の動作を、図9と図10のタイムチャートとを用いて説明する。まず、中継要求信号A3を受信した第1の照明装置3a並びに第2の照明装置3bの各制御部33はともに待機状態となる(S13)。
そして、第2の照明装置3bでの待機時間が第1の照明装置3aでの待機時間よりも先に終了した場合、第2の照明装置3bの制御部33は待機時間の終了時点で図9(b)に示すように回答信号A4を送信部34に送信させるとともに送信フラグをオンする(S6)。
第2の照明装置3bから送信された回答信号A4は第3の照明装置3cの受信部32に受信され、これを受けて第3の照明装置3cの制御部33は図9(c)に示すように受信確認信号A5を送信部34に送信させる(S14)とともにLED36を点灯させる(S3)。
待機状態であった第1の照明装置3aの制御部33は、第3の照明装置3cが送信した受信確認信号A5が受信部32に受信されると、回答信号A4を送信部34に送信させることも送信フラグをオンすることもなく待機状態を終了する(S15)。つまり、第1の照明装置3aは制御信号A1を中継しない。なお、待機状態でない第2の照明装置3bでは、受信確認信号A5が受信されても制御部33は受信確認信号A5を無視する。
上記構成によれば、最初に待機状態を終了した照明装置3b以外は制御信号A1を中継しないことになるから、複数の照明装置3b,3cが重複して制御信号を中継することが防止される。
(実施形態3)
本実施形態の基本構成は実施形態2と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
ここで、図11に示すように、第3の照明装置3cだけでなく、唯一第3の照明装置3cと通信可能な第2の照明装置3bまでもがインタフェース装置2の制御信号A1及び設定信号A2を受信できない状態を考える。このような場合に、実施形態1及び実施形態2では、第3の照明装置3cに制御信号A1が届くようにするには、先に第2の照明装置3bの中継要求スイッチ35を操作してから、第3の照明装置3cの中継要求スイッチ35を操作する必要があった。本実施形態は、図11のような状態であっても、第3の照明装置3cの中継要求スイッチ35を操作するだけで、第3の照明装置3cに制御信号A1が届くように中継経路を設定することができるものである。
具体的には、照明装置3a〜3cにおいて、設定信号A2と回答信号A4とのいずれも受信されておらずLED36が点灯していない状態で中継要求信号A3が受信部32に受信された場合に、制御部33が中継要求信号A3を送信部34に送信させ、その後に回答信号A4が受信部32に受信されたときに回答信号A4を送信部34に送信させるとともに送信フラグをオンするようにした。また、制御部33は、中継要求信号A3を送信部34に送信させてから回答信号A4が受信部32に受信されるまでの間に待機時間が終了した場合は、改めて待機時間を決定して再び待機状態に入る。
本実施形態の動作を詳しく説明する。図12(a)に示すように使用者Mが第3の照明装置3cの中継要求スイッチ35を操作すると、第3の照明装置3cの制御部33は中継要求信号A3を送信部34に送信させ、この中継要求信号A3が第2の照明装置3bに受信される。このとき第2の照明装置3bでは設定信号A2と回答信号A4とのいずれも受信されておらずLED36は点灯していないから、第2の照明装置3bの制御部33は図12(b)に示すように中継要求信号を送信部32に送信させる。
第2の照明装置3bから送信された中継要求信号は第1の照明装置3aの受信部32に受信され、第1の照明装置3aの制御部33は待機時間の後に図12(c)に示すように回答信号を送信部34に送信させるとともに送信フラグをオンする。この回答信号は第2の照明装置3bの受信部32に受信され、これを受けて第2の照明装置3bの制御部33は図12(d)に示すように受信確認信号A5を送信部34に送信させ、さらに、待機時間が終了した時点で回答信号A4を送信部34に送信させるとともに送信フラグをオンする。第3の照明装置3cでは、第2の照明装置3bから送信された回答信号A4が受信部32に受信されたことにより、図12(e)に示すように制御部33が受信確認信号A5を送信部33に送信させるとともにLED36を点灯させる。
以後は、第1の照明装置3aが制御信号A1を中継することにより第2の照明装置3bにも制御信号A1が届き、さらに第2の照明装置3bが制御信号A1を中継することにより第3の照明装置3cにも制御信号A1が届く。
上記構成を採用すれば、図11のような場合に、第3の照明装置3cの中継要求スイッチ35を操作するだけで第3の照明装置3cに制御信号A1を届かせることができ、第2の照明装置3bの中継要求スイッチ35を操作する必要がないから、実施形態1や実施形態2に比べて操作が簡略化される。
(実施形態4)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態は、制御信号A1を設定信号A2及び回答信号A4の代わりに用い、ランプ31をLED36の代わりに用いて構成を簡略化したものである。
すなわち、本実施形態のインタフェース装置2は、図13に示すように、設定スイッチ24を有さない。また、照明装置3a〜3cは、図14に示すように、LED36及びLED消灯スイッチ37を有さず、制御部33が送信フラグをオフするトリガとなる初期化スイッチ38と、最後に受信された制御信号A1が格納される制御信号格納部39とを有する。
そして、制御部33は、受信部32に制御信号A1が受信される度に、制御信号格納部39に格納された制御信号A1を更新し、中継要求信号A3が受信部32に受信されると、送信フラグをオンするとともに、制御信号格納部39に格納された制御信号A1を送信部34に送信させる。
図15(a)に示すようにリモコン装置1によって全ての照明装置3a〜3cのランプ31を点灯させようとしたときに、第3の照明装置3cのランプ31が点灯しなかった場合を考える。ここで、図15(a)〜(c)において、照明装置3a〜3cの下側の放射線状のマークは、その照明装置3a〜3cのランプ31が点灯していることを示す。この場合、使用者Mは、ランプ31が点灯していない第3の照明装置3cの中継要求スイッチ35を操作すればよい。すると、図15(b)に示すように第3の照明装置3cから中継要求信号A3が送信され、この中継要求信号A3を受信した第2の照明装置3bでは、制御部33が送信フラグをオンするとともに制御信号格納部39に格納された制御信号A1すなわちランプ31を点灯させる制御信号A1を送信部34に送信させる。制御信号A1は第3の照明装置3cの受信部32に受信され、これにより図15(c)に示すように第3の照明装置3cのランプ31が点灯する。また、第2の照明装置3bの制御部33の送信フラグがオンされていることにより、以後は第2の照明装置3bに制御信号A1を中継させることができる。
上記構成によれば、実施形態1に比べ、インタフェース装置2の設定スイッチ24並びに照明装置3a〜3cのLED消灯スイッチ37を操作する必要がないから、照明装置3bに制御信号の中継を開始させるための操作がより簡単になる。
(実施形態5)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態は、図16に示すように例えば互いに隣接する部屋で同じタイプの照明制御システムが利用されている場合を想定し、別の照明制御システムに属するためにインタフェース装置2の制御信号によっては制御される必要のない照明装置3dのランプ31が制御されてしまうことを防ぐものである。
すなわち、インタフェース装置2が送信する設定信号A2及び制御信号A1は送信元のインタフェース装置2を示す識別情報を含んでおり、制御部33は、あるインタフェース装置2から送信された設定信号A2が受信部32に受信されてLED36を点灯させた後に所定時間以内にLED消灯スイッチ37が操作されなかった場合には、自動的にLED36を消灯する。さらに、以後はそのインタフェース装置2から送信された設定信号A2及び制御信号A1を無視する。つまり、制御部33が動作設定部及び動作設定手段となる。ここで、識別情報としてはインタフェース装置2毎に固有の番号であってもよいし、インタフェース装置2に自由に設定可能なチャンネルであってもよい。
なお、動作設定部及び動作設定手段としては、制御部33にLED36を消灯させるとともにインタフェース装置2から送信された設定信号A2及び制御信号A1を無視させるトリガとなるスイッチを照明装置33a〜33dに設けてもよい。
上記構成によれば、インタフェース装置2の制御信号A1によっては制御される必要のない照明装置3dのランプ31が不用意に制御されてしまうことを防ぐことができる。
さらに、制御部33が、インタフェース装置2から送信された設定信号A2及び制御信号A1を無視する状態に切り換わる際に、送信フラグがオンされていれば再設定要求信号を送信部34に送信させ、他の照明装置3dから送信された再設定要求信号が受信部32に受信されたときにはランプ31を点滅させるようにしてもよい。この場合、ランプ31が再設定要求報知部となる。ここで、再設定要求報知部としては、照明装置31を用いる代わりに、例えばブザーを照明装置3a〜3dに設けてこれを駆動するようにしてもよい。
この構成を採用すれば、インタフェース装置2から送信された設定信号A2及び制御信号A1を無視する状態に切り換わる照明装置3dが、制御信号A1を中継すべき状態であったときに、ランプ31の点滅やブザーの鳴動によって中継経路の再設定を促すことができる。
本発明の実施形態1の動作を示す説明図である。 同上のリモコン装置を示すブロック図である。 同上のインタフェース装置を示すブロック図である。 同上の照明装置を示すブロック図である。 同上において制御信号が中継されていない状態を示す説明図である。 同上において照明装置が制御信号を中継するように設定される際の動作を示す動作説明図であり、(a)〜(d)はそれぞれ異なる段階を示す。 同上において照明装置が制御信号を中継するように設定される際の動作の流れを示す説明図である。 同上において照明装置が制御信号を中継するように設定された後の動作の流れを示す説明図である。 本発明の実施形態2において照明装置が制御信号を中継するように設定される際の動作を示す動作説明図であり、(a)〜(c)はそれぞれ異なる段階を示す。 同上において照明装置が制御信号を中継するように設定される際の動作の流れを示す説明図である。 本発明の実施形態3において制御信号が中継されていない状態を示す説明図である。 同上において照明装置が制御信号を中継するように設定される際の動作を示す動作説明図であり、(a)〜(e)はそれぞれ異なる段階を示す。 本発明の実施形態3のインタフェース装置を示すブロック図である。 同上の照明装置を示すブロック図である。 同上において照明装置が制御信号を中継するように設定される際の動作を示す動作説明図であり、(a)〜(c)はそれぞれ異なる段階を示す。 本発明の実施形態4を示す説明図である。 従来例を示す説明図である。 別の従来例を示す説明図である。 照明装置の配置の一例を示す図である。 さらに別の従来例を示す説明図である。 図18に示した従来例の問題点を示す説明図である。 図20に示した従来例の問題点を示す説明図である。
符号の説明
1 リモコン装置
2 インタフェース装置
3 照明装置
11 操作部
13 赤外送信部
21 赤外受信部
23 電波送信部
31 ランプ
32 受信部
33 制御部
34 送信部
35 中継要求スイッチ
36 LED

Claims (5)

  1. 手操作される操作部と、操作部に加えられた操作に応じて照明負荷を制御するための制御信号を赤外光として送信する赤外送信部とを有するリモコン装置と、
    リモコン装置から送信された制御信号を受信する赤外受信部と、赤外受信部に受信された制御信号を電波として送信する電波送信部とを有するインタフェース装置と、
    それぞれ照明負荷と、インタフェース装置が送信した制御信号を受信する受信部と、受信部で受信された制御信号に基いて照明負荷を制御する照明制御部と、電波を送信する送信部と、送信部を制御する送信制御部と、中継要求信号を送信部から送信させる指示を送信制御部に入力するための中継要求部と、他の照明装置から送信された回答信号が受信部に受信されたときに使用者に報知する受信報知部とを有する複数の照明装置とを備え、
    送信制御部は、中継要求部を介して入力された指示に応じて中継要求信号を送信部に送信させ、
    他の照明装置から送信された中継要求信号が受信部に受信されると、回答信号を送信部に送信させるとともに、以後は制御信号が受信部に受信されると該制御信号と同じ制御信号を送信部に送信させる中継動作を行うことを特徴とする照明制御システム。
  2. 送信制御部は、他の照明装置から送信された中継要求信号が受信部に受信された後に照明装置毎に異なる待機時間の間待機し、
    待機時間が経過すると回答信号を送信部に送信させるとともに以後は制御信号が受信部に受信されると中継動作を行い、
    中継要求信号を送信部に送信させた後に他の照明装置から送信された回答信号が受信部に受信されると受信確認信号を送信部に送信させ、
    他の照明装置から送信された受信確認信号が待機時間の終了前に受信部に受信されたときには回答信号を送信させることも中継動作を行うようになることもなく待機時間を終了することを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
  3. 照明装置は、インタフェース装置から送信された制御信号が受信部に受信されたときに照明制御部及び送信制御部が反応するか無視するかを設定するための動作設定部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明制御システム。
  4. インタフェース装置が送信する制御信号は、対象となる照明装置を示す識別情報を含み、各照明装置は、受信部に受信された制御信号に含まれる識別情報に応じて照明制御部及び送信制御部が反応するか無視するかを設定するための動作設定手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の照明制御システム。
  5. 中継動作を行う状態であるときに、インタフェース装置から送信された制御信号が受信部に受信されたときにも送信制御部及び照明制御部が無視するように動作設定部が設定されたときには、送信制御部は所定の再設定要求信号を送信部に送信させ、
    照明装置は、他の照明装置から送信された再設定要求信号が受信部に受信されたときに使用者に報知する再設定要求報知部を備えることを特徴とする請求項3記載の照明制御システム。
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