JP4370486B2 - インクジェットヘッドおよびプリンタ - Google Patents

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、コンピュータ、ワードプロセッサ、あるいはこれらの複合機器等に用いられるインクジェットヘッドおよびインクジェットヘッドを有するプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットヘッドを有するプリンタは、インクジェットヘッドがヘッド部とインク供給部とから構成され、インク供給部のタイプはインクカートリジタイプとインクタンクタイプに大別される。
例えば、インク供給部としてインクカートリジを用いる場合、ヘッド部とインクカートリジとのインク供給経路は、従来、図13に示すように、ヘッド部1に設けられるインク受け入れ用のパイプ2の先端部2aがインクカートリジ3を収容するインクカートリジホルダ4に設けられるインク供給路5の開口部5aに緩挿され、シリコンゴム接着剤等6で封止されていた。そして、ヘッド部1の筐体1aとインクカートリジホルダ4とがネジ止め等(図示せず。)によってインクジェットヘッド7として一体化されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来のインクカートリジタイプのインクジェットヘッド7では、元来位置決めが難しいこともあり、位置決めが適正でないと、パイプ2の先端部2aがインク供給路5の開口部5aに位置決めされ封止された後ヘッド部1の筐体1aとインクカートリジホルダ4とがネジ止め等される際に、あるいは、ネジ止めして完成したプリンタを使用中に、封止箇所に応力がかかり、剥離状態を生じてインクの漏洩を生じるおそれがあった。また、パイプ2の先端部2aに横方向(図13中、左右方向)の応力が加わり、パイプ2の根元部2bが損傷したり、あるいは、パイプ2と一体化されているインク溜め部材8がヘッドセグメント9より剥離するおそれもあった。さらにまた、シリコンゴム接着剤等が乾燥、固化するまでに所定の時間を要するという不具合もあった。
【0004】
また、従来のインクタンクタイプのインクジェットヘッドの場合は、インク供給路が柔軟性のあるチューブであり、そのチューブにパイプが接続されるため、上記インクカートリジタイプのインクジェットヘッド7のような位置決め精度の不良に起因する不具合はないものの、チューブが極端に移動すると、チューブの応力がパイプにかかって、インクカートリジタイプのものと同様に、パイプの損傷やインク溜め部材の剥離が起こり、その結果インクの漏洩を生じるおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、インク供給経路においてパイプの損傷やインク溜め部材の剥離が発生せず、また、インクの漏洩を生じることのないインクジェットヘッドおよびプリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るインクジェットヘッドは、ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドにおいて、該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され、前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、前記非弾性環状部が円筒状のリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とする(請求項1に係る発明)。
また、本発明に係るインクジェットヘッドは、ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドにおいて、該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され、前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、前記非弾性環状部が環状の壁部の1つの開口が有孔底部によって閉塞されたリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とする(請求項2に係る発明)。
【0007】
これにより、インク供給経路が弾性環状部材によって密閉状態に維持されてインクの漏洩を生じることがない。また、パイプの位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれることによって、インクジェットヘッド組立て完成時あるいは使用時にパイプが径方向に応力を受けることがあっても、その応力が弾性環状部材の弾性変形によって吸収されるため、パイプの損傷やインク溜め部材の剥離が回避される。
さらに、パイプの位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれている場合であっても、インクジェットヘッドを組立てる際に、弾性環状部材の中心線がパイプの中心線と一致した状態で組立てられるため、弾性環状部材の中心線がパイプの中心線とずれたままの状態で組立てられるときと比べて弾性環状部材の復元力による応力がパイプにかかることがなく、好適である。
【0008】
また、本発明に係るインクジェットヘッドにおいて、前記ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、前記インク供給部は、インクカートリジおよびインクカートリジホルダとからなり、前記インク供給路は、該インクカートリジホルダの端部に突設される貫通孔部を有する突起であって、該インク供給路の前記端面は、該突起の端面であり、前記弾性環状部材はOリングであり(請求項に係る発明)、または、前記ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、前記インク供給部は、インクタンクと前記インク供給路とからなり、該インク供給路は、可撓性管路と、貫通孔部を有する突起の形成された支持部材とからなり、該可撓性管路は、一端部が該インクタンクに接続されるとともに、他端部が該支持部材の該貫通孔部に接続され、該インク供給路の前記端面は該突起の端面であり、前記弾性環状部材はOリングであると(請求項に係る発明)、好適に本発明の効果を奏することができる。
【0011】
また、本発明に係るプリンタは、ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドを有するプリンタにおいて、該インクジェットヘッドは、該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され、前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、前記非弾性環状部が円筒状のリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とする(請求項に係る発明)。
また、本発明に係るプリンタは、ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドを有するプリンタにおいて、該インクジェットヘッドは、該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され、前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、前記非弾性環状部が環状の壁部の1つの開口が有孔底部によって閉塞されたリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とする(請求項6に係る発明)。
【0012】
これにより、インク供給経路が弾性環状部材によって密閉状態に維持されてインクの漏洩を生じることがない。また、パイプの位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれることによって、インクジェットヘッド組立て完成時あるいは使用時にパイプが径方向に応力を受けることがあっても、その応力が弾性環状部材の弾性変形によって吸収されるため、パイプの損傷やインク溜め部材の剥離が回避される。
さらに、パイプの位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれている場合であっても、インクジェットヘッドを組立てる際に、弾性環状部材の中心線がパイプの中心線と一致した状態で組立てられるため、弾性環状部材の中心線がパイプの中心線とずれたままの状態で組立てられるときと比べて弾性環状部材の復元力による応力がパイプにかかることがなく、好適である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係るインクジェットヘッドおよびプリンタの好適な実施の形態(以下、本実施の形態例という。)について、図を参照して、以下に説明する。
まず、本実施の形態の第1の例に係るプリンタの概略構成について、図1を参照して説明する。
【0014】
プリンタ10は、内部に、圧電式のインクジェットヘッド12が設けられている。インクジェットヘッド12は、ヘッド部14と、インク供給部としてのインクカートリジ16を収容したインクカートリジホルダ18とから構成され、ヘッド部14の上にインクカートリジホルダ18が搭載され、一体化されている。供給トレイ20に配置された用紙22は、インクジェットヘッド12の下側を、図1中、右側から左側に向けて(X1方向からX2方向に)搬送され、図1中、紙面垂直方向(Y1−Y2方向)に往復走査するインクジェットヘッド12によって印刷され、その後、排紙トレイ24に排紙される。
【0015】
ヘッド部14について、図2〜図7を参照して説明する。
図2、図3に、ヘッド部14の本体であるヘッドセグメント26の外形を示す。図2は、ヘッドセグメント26を図1中斜め下側(Z2側)から見たものであり、図3は、図2とは逆に、図1中斜め上側(Z1側)から見たものである。
ヘッドセグメント26には、インク溜め部材29が設けられている。また、ヘッドセグメント26の長尺方向の一側の端部にはインクを受け入れるためのパイプ28の先端部28aが突設され、また、複数の圧電素子30が端部を露出して配列されている。一方、ヘッドセグメント26の反対側の一側にはノズル板31が設けられ、ノズル板31には印刷時にインクを吐出するノズル35が複数配列されている。ヘッドセグメント26の詳細な構成については後述する。
【0016】
図4に、インクジェットヘッド12の分解斜視図を示す。
上記ヘッドセグメント26は複数基がパイプ28の先端部28aを上側(Z1方向)に向けて筐体本体32に配置され、一方、ヘッドセグメント26の上部には筐体蓋体34が配置され、さらに筐体蓋体34の上部にはプリント基板36が配置され、これらが一体的に固着されてヘッド部14とされる。そしてヘッド部14にインクカートリジホルダ18が取り付けられ、インクジェットヘッド12とされる。
【0017】
筐体本体32はほぼ直方体状の部材であり、ヘッドセグメント26に対応して図4中X1−X2方向に長尺な複数の貫通溝部38が形成されるとともに、Y1−Y2方向に延設されるフランジ26a、26aには複数の孔部40a、40bが形成され、孔部40a、40bの間に位置決め用の突起41、41が立設される。さらに、フランジ26a、26aの先端部には切り欠き凹部42、42が形成されている。ヘッドセグメント26は、本体部分26aがノズル板31を下側に露出させて貫通溝部38に収容されるとともに、パイプ28が突設された段差部分26bを筐体本体32からX2方向にはみ出した状態で配置される。
【0018】
筐体蓋体(ヘッド部の上端部)34は平板状の部材であり、ヘッドセグメント26に対応して図4中X1−X2方向に長尺な複数のスリット47が形成され、また、スリット47と離間してパイプ28を挿通するための複数の孔部(開口部)43が形成されている。筐体蓋体34のY1−Y2方向の両端部には上記孔部40a、40bに対応してネジ孔44a、44bが形成され、また、上記突起41、41を挿通するための孔部45、45が形成される。さらに、その先端側に複数の孔部46a、46bが形成されるとともに孔部48、48が形成されている。筐体蓋体34のスリット47にヘッドセグメント26の圧電素子30の端部が臨むように配置される。
【0019】
プリント基板36は、圧電素子30を変位させるための駆動部であり、Y1−Y2方向の両端部には孔部46a、46bに対応して孔部50a、50bが形成され、孔部45、45に対応して孔部51、51が形成され、また、孔部48、48に対応して切り欠き凹部54、54が形成されている。
突起41、41を孔部45、45および孔部51、51に挿通して筐体本体32上に筐体蓋体34およびプリント基板36が位置決めされ、ネジ25を孔部40a、40bに挿通し、ネジ孔44a、44bに締結することにより、筐体本体32、筐体蓋体34が一体化される。
【0020】
インクカートリジホルダ18の四隅には、孔部27が形成されており、ネジ21を孔部27、カラー23、孔部50a、50b、孔部46a、46bに挿通、締結することにより、ヘッド部14にプリント基板36およびインクカートリジホルダ18が取り付けられる。ここで、カラー23はインクカートリジホルダ18とプリント基板36との間の所定の隙間を確保するためのスペーサである。
【0021】
なお、孔部48にネジを挿通してインクジェットヘッド12がヘッドキャリッジに取り付けられる(図示せず。)。
図5に、組立てられたヘッド部14の上側(図4中Z1側)から見た平面図を示し、また、図6に図5中VI−VI線上断面図を、図7に図5中VII−VII線上断面図をそれぞれ示す。
【0022】
ここで、参照符号66は弾性環状部材としてのゴム製Oリングを示すが、詳細は後述する。また、参照符号68はプリント基板36と圧電素子30とを電気的に接続するためにスリット47に配設される異方導電性材料からなる棒状の接続部材を示す。
上記のように構成されるインクジェットヘッド12の作用を図6、図7を参照して概略説明する。
【0023】
インクカートリジ16は、例えば、イエロー用、マゼンタ用、シアン用およびブラック用が準備され、それぞれ所定のインクが収容されている。
インクカートリジ16から供給されるインクはパイプ28を介してヘッドセグメント26に受け入れられる。そして、電圧が印加されたプリント基板36に駆動されて圧電素子30が変位するとノズル35よりインクが吐出し、用紙22に印刷される。
【0024】
本実施の形態の第1の例に係るプリンタ10のインクジェットヘッド12は概略以上のように構成されるが、つぎに、インクカートリジホルダ18とヘッド部14との間のインク供給経路の構成について、図8を参照して、以下詳細に説明する。
ヘッドセグメント26は上記したように筐体本体32の貫通孔部38に挿入して、配設されている。筐体蓋体34には孔部43に連通して孔部43と同軸で拡大した開口を有する溝部70が形成されており、溝部70の壁部(非弾性環状部)70aに予めOリング66が装着されている。一方、インクカートリジホルダ18には貫通孔部を有する突起状のインク供給路72が形成されている。ここで、Oリング66は装着前のOリング66の外径寸法が溝部70の径R1よりもわずかに大きなものであり、したがって、装着状態において、Oリング66は中心に向けて応力を受けている。
【0025】
筐体蓋体34を筐体本体32に取り付けた際にピン40a〜40cによって孔部43をパイプ28の先端部28aが挿通するように位置決めされる。このとき、パイプ28の先端部28aがわずかに応力を受けた状態でOリング66によって外嵌される。
そして、インクカートリジホルダ18が筐体蓋体34の上部に装着され、ネジ21の締め付け調整を行なう場合は、カラー23の全長を変更することによって可能である。なお、この調整は、予め調査する段階で必要とされるが、入った設計値が決まると一定となり、締め切り状態とされる。これにより、インク供給路72の端面によってOリング66は図8中下方に押圧されている。したがって、インクジェットヘッド12を組立てた状態において、Oリング66は図8中上下方向および水平方向から応力を受け、パイプ28を挟持しており、インク供給経路は図8中A部およびB部で確実に密閉される。
【0026】
この場合、溝部70のない状態、すなわち、パッキンがフランジ面で上下方向にのみ押圧されたような状態であると、水平方向からの応力を受けることがないために、プリンタ10使用中に環境温度が上昇してOリング66がインク供給路72の端面をはみ出して水平方向に一旦膨張すると、環境温度が低下したときOリング66は水平方向に完全に元の形状に復帰することは困難であり、このため、Oリング66が上下方向で収縮し、A部の密閉状態が不完全となるおそれがある。これに対して、本発明の構成によれば、溝部70によってOリング66の水平方向への変形が防止されているため、このような不都合を生じることがない。
【0027】
本実施の形態の第1の例に係るプリンタ10およびインクジェットヘッド12によれば、各部品の組立て精度が不良であっても、Oリング66が弾性的に変形可能であるため、インク供給路72およびパイプ28から構成されるインク供給経路がOリング66によって常に密閉状態に維持され、インクの漏洩を生じることがない。また、パイプ28の位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれることによって、インクジェットヘッド10組立て完成時あるいは使用時にパイプ28が径方向に応力を受けることがあっても、その応力がOリング66の弾性変形によって吸収されるため、パイプ28の損傷が回避される。
【0028】
つぎに、本実施の形態の第1の例のインクジェットヘッドの第1の変形例(以下、単に第1の変形例という。)に係るインクジェットヘッド71のインクカートリジホルダ18とヘッド部14との間のインク供給経路の構成について、図9を参照して、以下詳細に説明する。なお、以下の実施例において、本実施の形態の第1の例と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、説明を省略することがある。
【0029】
本実施の形態の第1の例と異なり、第1の変形例では、筐体蓋体34には本実施の形態の第1の例のような溝部70が形成されておらず、Oリング66を外嵌する円筒状金属製のリング部材(非弾性環状部材)74が設けられている。
このリング部材74は、Oリング66をゆるく外嵌するとともにOリング66の装着を容易に行うことができるように、Oリング66の装着前の外径寸法よりもリング部材74の内径寸法R2をわずかに小さく形成しており、例えば、Oリング66の装着前の外径寸法が5.4mmのときリング部材74の内径寸法R2は5.3mm程度とされる。
【0030】
第1の変形例に係るインクジェットヘッド71によれば、図10に示すように、各部品の組立て精度が不良でパイプ28の先端部28aの中心線C1が孔部43の中心線C2よりも図中右側にずれたとき、リング部材74が筐体蓋体34に固着されていないため、その位置ずれした状態でOリング66を外嵌するリング部材74がパイプ28と同軸に装着され、パイプ28、Oリング66およびリング部材74が位置ずれした状態のままで筐体蓋体34にインクカートリジホルダ18が装着される。
【0031】
したがって、各部品の組立て精度が多少不良であっても、パイプ28がOリング66から無理な応力を受けることがない。また、この状態であっても、インク供給経路はOリング66によって確実に密閉される。なお、図10では、説明の便宜上、極端な位置ずれ状態を示したが、実際にはここまで極端に位置ずれを生じることはない。
【0032】
つぎに、本実施の形態の第1の例のインクジェットヘッドの第2の変形例(以下、単に第2の変形例という。)に係るインクジェットヘッド100のインクカートリジホルダ18とヘッド部14との間のインク供給経路の構成について、図11を参照して、以下説明する。第2の変形例のインク供給経路の構成は基本的に上記第1の変形例とほぼ同様であるが、第1の変形例の円筒状金属製のリング部材74に代えて非弾性環状部として環状の壁部102aの1つの開口が有孔底部102bによって閉塞されたリング部材102が用いられている。
【0033】
第2の変形例に係るインクジェットヘッド100によれば、インクジェットヘッド100組立ての際には、Oリング66を予めリング部材102に装着した状態で準備することができるため、取り扱い上便利である。
つぎに、本実施の形態の第2の例に係るインクジェットヘッド76について、図12を参照して説明する。
【0034】
インクジェットヘッド76は、インク供給部として、本実施の形態の第1の例のインクカートリジ16に代えてインクタンク78を有している点を除くと、基本的な構成は本実施の形態の第1の例と同様である。
インクタンク78にはインク供給路としてのチューブ(可撓性管路)80が取り付けられており、チューブ80の一端部がインクタンク78に接続されている。通常は、このチューブ80の他端部はヘッド部14のパイプ28に接続される。
【0035】
本実施例においては、新たに支持部材82が設けられている。支持部材82には図12中上下方向に突設された貫通孔部84を有する突起86a、86bが形成されている。チューブ80の他端部は支持部材82の突起86aに接続されている。突起86bはOリング66を押圧する構成とされており、機構上、いわば、支持部材82は本実施の形態の第1の例の筐体蓋体34の役割を有する。
【0036】
また、非弾性環状部としてのリング部材88は、前記第2の変形例のものと同じであり、環状の壁部88aの1つの開口が有孔底部88bによって閉塞されている。
本実施の形態の第2の例に係るインクジェットヘッド76によれば、チューブ80がパイプ28に直接接続されておらず、パイプ28はOリング66およびリング部材88によって外嵌されているため、チューブ80が移動しても、パイプ28が応力を受けることがなく、パイプ28の損傷が回避される。また、インクジェットヘッド76組立ての際には、Oリング66を予めリング部材88に装着した状態で準備することができるため、取り扱い上便利である。
【0037】
【発明の効果】
本発明に係るインクジェットヘッドによれば、ヘッド部とインク供給部とからなり、ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプにインク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドにおいて、パイプは、弾性環状部材により外嵌され、弾性環状部材が非弾性環状部によりさらに外嵌されるとともに弾性環状部材の上下面がインク供給路の端面とヘッド部の上端部の端面との間に挟持されるため、インク供給経路が弾性環状部材によって密閉状態に維持されてインクの漏洩を生じることがない。また、パイプの位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれることによって、インクジェットヘッド組立て完成時あるいは使用時にパイプが径方向に応力を受けることがあっても、その応力が弾性環状部材の弾性変形によって吸収されるため、パイプの損傷やインク溜め部材の剥離が回避される。
【0038】
また、本発明に係るインクジェットヘッドにおいて、ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、インク供給部は、インクカートリジおよびインクカートリジホルダとからなり、インク供給路は、インクカートリジホルダの端部に突設される貫通孔部を有する突起であって、インク供給路の端面は、突起の端面であり、弾性環状部材はOリングであり、または、ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、インク供給部は、インクタンクとインク供給路とからなり、インク供給路は、可撓性管路と、貫通孔部を有する突起の形成された支持部材とからなり、可撓性管路は、一端部がインクタンクに接続されるとともに、他端部が支持部材の該貫通孔部に接続され、インク供給路の前記端面は突起の端面であり、弾性環状部材はOリングであるため、
好適に本発明の効果を奏することができる。
【0039】
また、本発明に係るインクジェットヘッドにおいて、筐体の上蓋に形成される開口部は、インク供給部側に向けて拡大した開口を有して段差状に形成され、非弾性環状部は、開口部の拡大した開口の壁部であるため、非弾性環状部として格別に部材を設けることなく本発明の効果を奏することができる。
また、本発明に係るインクジェットヘッドにおいて、弾性環状部材の上下面は、インク供給路の端面またはヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、パイプと一体的にパイプの径方向に移動可能に設けられるため、パイプの位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれている場合であっても、インクジェットヘッドを組立てる際に、弾性環状部材の中心線がパイプの中心線と一致した状態で組立てられるため、弾性環状部材の中心線がパイプの中心線とずれたままの状態で組立てられるときと比べて弾性環状部材の復元力による応力がパイプにかかることがなく、好適である。
【0040】
また、本発明に係るプリンタによれば、ヘッド部とインク供給部とからなり、ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプにインク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドを有するプリンタにおいて、インクジェットヘッドは、パイプの上部が弾性環状部材により外嵌され、該弾性環状部材が非弾性環状部によりさらに外嵌されるとともに弾性環状部材の上下面がインク供給路の端面とヘッド部の上端部の端面との間に挟持されるため、インク供給経路が弾性環状部材によって密閉状態に維持されてインクの漏洩を生じることがない。また、パイプの位置決め精度が必ずしも十分でなくインク供給路の中心線から若干ずれることによって、インクジェットヘッド組立て完成時あるいは使用時にパイプが径方向に応力を受けることがあっても、その応力が弾性環状部材の弾性変形によって吸収されるため、パイプの損傷やインク溜め部材の剥離が回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の第1の例に係るプリンタの概略構成を説明するための図である。
【図2】 本実施の形態の第1の例のヘッドセグメントの概略斜視図である。
【図3】 図2とは反対側からみた本実施の形態の第1の例のヘッドセグメントの概略斜視図である。
【図4】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドの分解斜視図である。
【図5】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドの一部省略した平面図である。
【図6】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドの図5中VI−VI線上断面図である。
【図7】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドの図5中VII−VII線上断面図である。
【図8】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドのインク供給経路を説明するための図である。
【図9】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドの第1の変形例のインク供給経路を説明するための図である。
【図10】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドの第1の変形例のインク供給経路におけるパイプの位置ずれ状態を説明するためのものでさり、(a)は筐体蓋体の孔部にパイプを挿通した状態を示し、(b)はさらにインクカートリジホルダを取り付けた状態を示す。
【図11】 本実施の形態の第1の例に係るインクジェットヘッドの第2の変形例のインク供給経路を説明するための図である。
【図12】 本実施の形態の第2の例に係るインクジェットヘッドのインク供給経路を説明するための図である。
【図13】 従来のインクジェットヘッドのインク供給経路を説明するための図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
12、71、76、100 インクジェットヘッド
14 ヘッド部
16 インクカートリジ
18 インクカートリジホルダ
26 ヘッドセグメント
28 パイプ
29 インク溜め部材
30 圧電素子
32 筐体本体
34 筐体蓋体
35 ノズル
36 プリント基板
66 Oリング
70 溝部
72 インク供給路
74、88、102 リング部材
78 インクタンク
80 チューブ
82 支持部材

Claims (8)

  1. ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドにおいて、
    該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され
    前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、
    前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、
    前記非弾性環状部が円筒状のリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドにおいて、
    該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され、
    前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、
    前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、
    前記非弾性環状部が環状の壁部の1つの開口が有孔底部によって閉塞されたリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 前記ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、前記インク供給部は、インクカートリジおよびインクカートリジホルダとからなり、前記インク供給路は、該インクカートリジホルダの端部に突設される貫通孔部を有する突起であって、該インク供給路の前記端面は、該突起の端面であり、前記弾性環状部材はOリングであることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、前記インク供給部は、インクタンクと前記インク供給路とからなり、該インク供給路は、可撓性管路と、貫通孔部を有する突起の形成された支持部材とからなり、該可撓性管路は、一端部が該インクタンクに接続されるとともに、他端部が該支持部材の該貫通孔部に接続され、該インク供給路の前記端面は該突起の端面であり、前記弾性環状部材はOリングであることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットヘッド。
  5. ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドを有するプリンタにおいて、
    該インクジェットヘッドは、
    該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され
    前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、
    前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、
    前記非弾性環状部が円筒状のリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とするプリンタ。
  6. ヘッド部とインク供給部とからなり、該ヘッド部の上端部に形成される開口部から突設されるインク受け入れ用のパイプに該インク供給部のインク供給路からインクが供給されるように構成されるインクジェットヘッドを有するプリンタにおいて、
    該インクジェットヘッドは、
    該パイプの径方向に対して弾性環状部材により応力を受けた状態となるように該パイプの外周部に該弾性環状部材が外嵌され、
    前記弾性環状部材の径方向に対して非弾性環状部により応力を受けた状態となるように該弾性環状部材の外周部に該非弾性環状部がさらに外嵌され、
    前記弾性環状部材の軸方向における両端面が該インクの供給路の端面と該ヘッド部の上端部の端面との間に狭持され、
    前記非弾性環状部が環状の壁部の1つの開口が有孔底部によって閉塞されたリング部材で構成され、該リング部材の軸方向における両端面は、該インク供給路の端面及び該ヘッド部の上端部の端面のいずれにも固着されることなく、前記パイプと一体的に該パイプの径方向に移動可能に設けられることを特徴とするプリンタ。
  7. 前記ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、前記インク供給部は、インクカートリジおよびインクカートリジホルダとからなり、前記インク供給路は、該インクカートリジホルダの端部に突設される貫通孔部を有する突起であって、該インク供給路の前記端面は、該突起の端面であり、前記弾性環状部材はOリングであることを特徴とする請求項5又は6記載のプリンタ。
  8. 前記ヘッド部の上端部は、ヘッドセグメントを収容する筐体の上蓋であり、前記インク供給部は、インクタンクと前記インク供給路とからなり、該インク供給路は、可撓性管路と、貫通孔部を有する突起の形成された支持部材とからなり、該可撓性管路は、一端部が該インクタンクに接続されるとともに、他端部が該支持部材の該貫通孔部に接続され、該インク供給路の前記端面は該突起の端面であり、前記弾性環状部材はOリングであることを特徴とする請求項5又は6記載のプリンタ。
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