JP4368705B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体チップのバンプ形成プロセスの歩留を高め、信頼性の高い半導体装置の実現に関するものであり、特にWL−CSP(ウエハレベル−CSP)やFC−BGA(フリップチップ−BGA)等の実装分野における半導体チップ上の電極にUBM(Under Barrier Metal)を介してバンプを形成した半導体チップあるいは半導体チップの電極より半導体チップの電極形成面上に金属配線を再配線形成した後に再配線上にバンプを形成した半導体チップおよびバンプを形成した半導体チップを用いて組立てた半導体装置に関するものである。
近年、電子機器の高機能化、軽量小型化にともない、半導体チップの外部端子数が増加し、半導体パッケージの高密度実装化が進む中、より高密度実装を図るため、チップ状の半導体装置をバンプを介して電子機器の配線基板等に実装する技術が開発されている。
以下、従来の半導体チップへのはんだバンプ形成方法について図面を参照しながら説明する。
図8に従来の半導体チップの電極部の断面を拡大したものである。(a)は半導体チップの電極上にバンプを形成した半導体チップで、(b)は半導体チップの電極より再配線形成した配線上にはんだバンプを形成した半導体チップである。また、図9に従来の半導体チップの電極形成方法を示した。
図8(a)に示す従来の半導体チップは、半導体チップ1の電極2上にUBM(アンダー・バリア・メタル)5が形成され、さらにUBM5上にはんだバンプ6が形成されている。また、この半導体チップ1の表面は電極2の部分を開口した感光性の有機絶縁膜4で覆われている。図8(b)に示す半導体チップは、半導体チップ1の表面に電極2とバンプ形成領域が開口した感光性の第1の有機絶縁膜9が形成され、さらに電極2とバンプ形成部に配線パターン10が形成されている。また配線パターン10上のバンプ形成部にはUBM5とはんだバンプ6が形成されている。また、はんだバンプ8が形成された領域以外は第2の有機絶縁膜11で覆われている。
次に従来の半導体チップで図8(a)のはんだバンプの形成方法を図9を参照しながら説明する。
半導体チップ上にはんだバンプを形成する場合、まず図9(a)に示すように、半導体チップ1の電極2を開口した有機絶縁膜4を保護膜3上に形成する工程である。
そして図9(b)に示すように、半導体チップ1の上の電極2と有機絶縁膜4の上面にスパッタ蒸着によりUBM用金属膜7を形成する工程である。この時、スパッタ装置のチャンバー内で逆スパッタを行い電極2表面の酸化膜を除去する。
図9(c)は、はんだバンプを形成する電極2の位置にUBM5のパターンを形成するためのレジストパターン8を形成する工程である。
次に図9(d)に示すように、半導体チップ全面に蒸着したUBM用金属膜7をエッチングしてUBM5を形成する工程である。
最後は図9(e)に示すように、UBM5上にはんだバンプ6を形成する工程である。このバンプ形成においては、印刷方式、めっき方式、蒸着方式、はんだボール付け等により形成される。
以上のようにバンプを形成した半導体チップはフリップ・チップ接続により、配線基板やパッケージ用基板に実装されている。近年、LSIの小型・高密度化に伴い半導体チップの外部接続用端子の多ピン化が進んでいる。このためLSIパッケージには、半導体チップをフリップ・チップ接続によりパッケージ基板に実装し、さらにパッケージ基板の裏面に半田ボールをエリア配置したBGA(Ball Grid Arrray)タイプが多用されるようになっている(例えば特許文献1,2)。
特開平9−306918号公報 特開平9−321050号公報
しかし、上述した構造の半導体チップおよび半導体装置においては下記に示すような課題があった。
課題は、半導体チップの電極上にUBM(アンダー・バリア・メタル)や再配線を形成する際に、電極表面の酸化膜を除去した後、UBMや再配線を形成するが、図10に示すように、半導体チップ1の電極2の表面とUBM5の界面に絶縁層である電極2の酸化膜12が残っており、この酸化膜12が原因して電極2とUBM5との間の接触抵抗値が高くなり、酸化膜12の状態によっては半導体チップの機能が正常動作しない課題が出てきた。この酸化膜12は通常はバンプ形成工程の中で除去を行っているにもかかわらず、現状は完全に除去できておらず一般的に4nm程度の厚みのアモルファス状態の酸化膜が残っている。この酸化膜12の厚みが5nmを超えると接触抵抗値の増加が見られる。
したがって、この発明の目的は、上記問題点鑑み、半導体チップの電極上のUBMあるいは再配線金属と電極表面の酸化膜により接触抵抗値が高くなることで、チップが正常に動作しないことを防止することができる半導体装置を提供することである。
上記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の半導体装置は、半導体チップの電極上にUBM(Under Barrier Metal)を介してバンプが形成され、あるいは半導体チップの電極形成面上で前記半導体チップの電極に電気的に接続している金属配線上にバンプが形成された半導体装置であって、前記半導体チップの信号端子の電極と前記信号端子のバッファ回路とを接続する配線上にセレクト回路を有し、かつ前記セレクト回路はGNDまたは電源と接続し、前記セレクト回路のセレクト信号端子にセレクト信号が入力されることで前記信号端子から前記セレクト回路を通ってGNDまたは電源に流れる回路が設定される。
請求項2記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、複数の信号端子にそれぞれ接続された全てのセレクト回路のセレクト信号端子が共通の電極端子に接続している。
請求項3記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、複数の信号端子にそれぞれ接続された全てのセレクト回路のセレクト信号端子が共通のレギュレート回路に接続している。
この発明の請求項1記載の半導体装置によれば、半導体チップの信号端子の電極と信号端子のバッファ回路とを接続する配線上にセレクト回路を有し、かつセレクト回路はGNDまたは電源と接続し、セレクト回路のセレクト信号端子にセレクト信号が入力されることで信号端子からセレクト回路を通ってGNDまたは電源に流れる回路が設定されるので、半導体チップの電極とUBM或いは再配線金属との界面に存在する電極材料の金属酸化膜を金属酸化膜の破壊電圧以上の電圧を印加して、金属酸化膜を破壊することができる。すなわち、セレクト回路のセレクト信号端子にセレクト信号を入力して、信号端子からセレクト回路を通ってGNDまたは電源に流れる回路ができるようにプログラムを設定し、信号端子とGNDまたは電源間に酸化膜を破壊する電圧を印加することで、電極の酸化膜が破壊される。このため、金属酸化膜による接触抵抗値の増加を低減させ、しかも電気特性が向上するとともに、チップの生産歩留が向上する。
請求項2では、複数の信号端子にそれぞれ接続された全てのセレクト回路のセレクト信号端子が共通の電極端子に接続しているので、セレクト信号端子を共通化することで電極数を削減することができる。
請求項3では、複数の信号端子にそれぞれ接続された全てのセレクト回路のセレクト信号端子が共通のレギュレート回路に接続しているので、セレクト信号端子を共通化することで電極数を削減でき、ノイズの影響も低減できる。
この発明の第1の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の第1の実施形態における半導体チップの信号端子の回路図である。20は信号端子、21はセレクト回路、22はセレクト信号端子、23はESD回路、24はレギュレート回路、25はレギュレート信号端子を示している。
図1は本発明の第1の実施形態における信号端子部の基本回路構成および実際の回路を示す。図1(a)は信号端子部の基本回路構成である。
この半導体装置は、半導体チップの電極上にUBMを介してバンプが形成され、あるいは半導体チップの電極形成面上で半導体チップの電極に電気的に接続している金属配線上にバンプが形成されている(図8)。また、半導体チップの信号端子の電極と信号端子のバッファ回路とを接続する配線上にセレクト回路を有し、かつセレクト回路はGNDまたは電源と接続している。
すなわち図1(a)に示すように、信号端子20の配線にセレクト回路21が接続しており、かつセレクト回路21にはセレクト信号を入力するためのセレクト信号端子22が接続している。
次に回路の動作を図1(a)により説明する。セレクト回路21のセレクト信号端子22にセレクト信号を入力して、信号端子20からセレクト回路21を通ってGNDに流れる回路ができるようにプログラムを設定し、信号端子20とGND間に酸化膜を破壊する電圧を印加すると、図9に示した電極2の酸化膜12が破壊される。実験では0.5V程度でも酸化膜が破壊され接触抵抗値の低下が確認されている。
図1(b)は実際の回路の一例である。通常はサージ対策のために信号端子20にESD回路23が接続しているが、このESD回路23と信号端子20の間にセレクト回路21であるトランジスタが接続しており、ドランジスタのゲート部がセレクト信号端子22に接続している。セレクト信号端子22よりゲートがONされると信号端子20からGND間に電圧を印加することが出来る。
図1(c)は実際の回路の他の例である。この回路においては、サージ対策のためのESD回路23のGNDに接続しているトランジスタをセレクタ回路21が兼用しているものである。この場合もドランジスタのゲート部がセレクト信号端子22に接続している。ただし、通常はゲートはGNDに接続されているので、基板に実装時はセレクト信号端子22は必ずGNDに接続する必要がある。また、セレクト回路21およびESD回路23がGNDの代わりに電源に接続しても良い。ただし、この場合ESD回路をセレクト回路に兼用した場合はセレクト信号端子22は必ず基板実装時に電源に接続する必要がある。
図2は本発明の第1の実施形態において信号端子の配置例であり、図1に示した信号端子部の基本回路のセレクト信号端子を共通化したものである。
すなわち、セレクト信号端子22を共通化することで、電極数を削減することができる。この場合、セレクト信号端子22を同一配線上に2個以上設置すると良い。また、すべてのセレクト信号端子を1つに共有化するだけでなく、必要に応じて共有化するセレクト信号端子をグループに分けても良い。
図3は本発明の第1の実施形態において信号端子の他の配置例であり、図1に示した信号端子部の基本回路のセレクト信号端子を共通化して半導体チップ内部のレギュレート回路に接続したものである。
すなわち、セレクト信号端子22がレギュレート回路24に接続され、レギュレート回路24の制御するレギュレート信号端子25がレギュレート回路24に接続している。セレクト信号端子22とレギュレート信号端子25は同じものである。この場合もセレクト信号端子を共有化することで、電極数が削減でき、ノイズの影響も低減できる。この場合もレギュレート信号端子を同一配線上に2個以上設置すると良い。また、すべてのセレクト信号端子22を一つのレギュレート回路24に接続するだけでなく、レギュレート回路24を2個以上配置して共有化するセレクト信号端子をグループ分けしても良い。また、セレクト回路21の動作の制御については、レギュレート信号端子25より信号をレギュレート回路24に送り、レギュレート回路24から信号端子20からセレクト回路21を通ってGNDに電流が流れるようにセレクト回路21を動作させる。
次に、半導体装置の電極形成方法について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態における半導体チップの電極より再配線を行った半導体装置の電極形成方法を示す断面図である。
図4(a)は半導体チップの表面に電極2とバンプ形成位置30を開口するように第1の有機絶縁膜9を形成する工程である。
図4(b)は配線パターン用金属膜31とUBM用金属膜7をスパッタ蒸着する工程である。この時スパッタ装置のチャンバ内で金属膜をスパッタ蒸着する前に、電極2の表面の酸化膜を除去するために逆スパッタエッチングを行った後、スパッタ蒸着を行う。一般的なAl電極においては自然酸化膜が少なくとも100Å程度形成されているので、通常は逆スパッタエッチングの条件は100Å程度の酸化膜を除去する条件になっている。しかし、全てを取り除くことは難しい。
図4(c)はレジストでUBM5のパターニングした後にウエットエッチングによりUBM5を形成する工程である。この時、UBM5と配線パターン用金属膜31の材質が違うために、UBM5のウエットエッチング液中では配線パターン用金属膜31はエッチングされない。
図4(d)はレジストで配線パターン10をパターニングした後にウエットエッチングにより配線パターン10を形成する工程である。この時UBM5は配線パターン10内に配置するために、配線パターン10用のレジストパターンに覆われるので配線パターン10のエッチング液と接触することはない。さらに図4(e)においてはUBM5部を開口した状態で第2の有機絶縁膜11を形成する工程である。図4(f)においてUBM5上にはんだバンプ8を形成する工程である。
図4(g)において、検査用プロープ33をはんだバンプ8に接触させ電極2の酸化膜を破壊する最低電圧以上の電圧を印加して図9に示したような酸化膜12を破壊し、接触抵抗値を低下させる工程である。
図5に電圧を印加して酸化膜破壊時のI−V特性を示した。50が酸化膜破壊時のI−V特性で51が酸化膜破壊後のI−V特性を示した。尚、このI−V特性には、測定系の抵抗も含まれている。50の酸化膜破壊時のI−V特性においては、印加電圧0.6V時で酸化膜の破壊現象を示す抵抗値を示すグラフの傾きの変化が確認できる。さらに51は酸化膜破壊後のI−V特性であるが、50の酸化膜破壊時のI−V特性と比較しても抵抗値が低くなっていることが分かる。また、51の酸化膜破壊後のI−V特性は、この状態が維持されている。
図5の検討において示すように、Al電極の自然酸化膜が50Å以上残っている場合があり、この時は0.6V程度の電圧を印加することで、酸化膜が破壊し、抵抗値が4Ω程度から0.1Ωに下がった場合もあった。
この発明の第2の実施の形態を図6および図7に基づいて説明する。図6は本発明の第2の実施形態における半導体装置の電極形成方法を示す断面図であり、図9に示した従来のバンプ形成方法で作製したバンプに電圧を印加して電極上の酸化膜を破壊する工程を示す。
図6(a)は図9の従来プロセスにおいて、はんだバンプ8の形成が終了した時点である。図6(b)においては検査用プローブ33を用いて、はんだバンプ8と検査用プローブ33を接触させている。全電極に電圧を印加するプロセスにおいては、初めにVDD端子34とGND端子35間に電圧を印加してVDD端子34とGND端子35部の酸化膜を破壊する。次にセレクト信号端子22間に電圧を印加して、セレクト信号端子22の電極2の酸化膜を破壊する。最後に、セレクト信号端子22より信号を入れてセレクト信号が「L(ロウ)」レベルに設定されると、信号端子20からセレクト回路21を通ってGNDに電流が流れる回路を設定して(図1,2)、信号端子20とGND間に電圧を印加して、信号端子20の電極の酸化膜を破壊する。
また、セレクト信号端子がレギュレート回路に接続されている場合においても、レギュレート信号端子25間に電圧を印加して、レギュレート信号端子25の電極の酸化膜を破壊する(図3)。この後、レギュレート回路24にセレクト回路21が「L(ロウ)」レベルに設定されて、信号端子20とセレクト回路を通ってGNDに電流が流れる回路を設定して、信号端子20とGND間に電圧を印加することで信号端子20の電極の酸化膜を破壊する。これにより、半導体チップの電極形成が終了する。
また、電極すべてに電流を流す工程は、バンプ形成後に行わずに半導体チップをパッケージあるいは基板に組立てた後の機能検査の前にパッケージを検査用ソケットに入れた状態あるいは検査用プローブで、パンプ形成後と同じプログラムにより、すべての電極に電圧を印加しても同じ効果が得られる。
また、上記実施形態に示したバンプにおいては、電解めっきにより形成したAuバンプであってもよい。さらに、UBMの材料にはAl、Ni、Ti、W、Cu、Cr、Au、V等を含んだ金属材料を用いる。
またUBMの形成においては、無電解めっき法により形成しても良い。図7は本発明の第2の実施形態における無電解めっき法によるパンプ形成を示す断面図である。
図7(a)は電極2の表面の酸化膜をウエットエッチングによりエッチングする工程である。図7(b)は電極表面に無電解めっき膜を形成するためのめっき核36の形成工程である。通常無電解Niめっきを行う場合はZn、PdやNi等の核を形成する。図7(c)は無電解めっきによるUBM7の形成工程である。めっき膜としてはNiやCuが一般的である。無電解Niめっき膜を形成した場合はさらにAuやPdを無電解めっきにより形成してはんだとのぬれ性を向上させる。図7(d)ははんだバンプ形成工程である。バンプ形成は印刷法でもめっき法であっても良い。
本発明にかかる半導体装置は、バンプ形成に起因する接触抵抗値増加が原因で発生する特性不良を低減でき、特にWL−CSP(ウエハレベル−CSP)やFC−BGA(フリップチップ−BGA)等の実装分野における半導体チップの特性向上および歩留向上のための技術として有用である。
本発明の第1の実施形態における信号端子部の基本回路構成および実際の回路図である。 本発明の第1の実施形態において信号端子の配置例を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態において信号端子の他の配置例を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態における半導体チップの電極より再配線を行った半導体装置の電極形成方法を示す工程断面図である。 本発明の実施形態におけるI−V特性図である。 本発明の第2の実施形態における半導体装置の電極形成方法を示す工程断面図である。 本発明の第2の実施形態における無電解めっき法によるパンプ形成を示す工程断面図である。 従来例の半導体チップの断面図である。 従来例の半導体チップの電極形成方法の工程断面図である。 従来例の問題点を示す断面図である。
符号の説明
1 半導体チップ
2 電極
3 保護膜
4 有機絶縁膜
5 UBM
6 はんだバンプ
7 UBM用金属膜
8 レジストパターン
9 第1の有機絶縁膜
10 配線パターン
11 第2の有機絶縁膜
12 酸化膜
20 信号端子
21 セレクト回路
22 セレクト信号端子
23 ESD回路
24 レギュレート回路
25 レギュレート信号端子
30 バンプ形成位置
31 配線パターン用金属膜
33 検査用プローブ

Claims (3)

  1. 半導体チップの電極上にUBMを介してバンプが形成され、あるいは半導体チップの電極形成面上で前記半導体チップの電極に電気的に接続している金属配線上にバンプが形成された半導体装置であって、前記半導体チップの信号端子の電極と前記信号端子のバッファ回路とを接続する配線上にセレクト回路を有し、かつ前記セレクト回路はGNDまたは電源と接続し、前記セレクト回路のセレクト信号端子にセレクト信号が入力されることで前記信号端子から前記セレクト回路を通ってGNDまたは電源に流れる回路が設定されることを特徴とする半導体装置。
  2. 複数の信号端子にそれぞれ接続された全てのセレクト回路のセレクト信号端子が共通の電極端子に接続している請求項1記載の半導体装置。
  3. 複数の信号端子にそれぞれ接続された全てのセレクト回路のセレクト信号端子が共通のレギュレート回路に接続している請求項1記載の半導体装置。
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