JP4368548B2 - 画像形成装置及び複写機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置およびその画像形成装置を用いた複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置における用紙の給紙構造は、用紙収納部に積層保持された用紙を一枚ずつ分離給紙する分離給紙手段、分離給紙された用紙が画像形成部に向けて搬送される用紙搬送路、用紙搬送路上における画像形成部の直前位置に位置するレジストローラ等から構成されたものが一般的である。
【0003】
分離給紙手段により分離給紙された用紙は、用紙搬送路を搬送され、レジストローラに当接した位置で一旦停止され、用紙上の適正な位置へ画像が形成されるタイミングで画像形成部へ送り込まれる。
【0004】
なお、レジストローラにより用紙が送り出されたとき、その用紙の後端部と後続の用紙の先端部とが重なっていると、2枚の用紙がつながった状態で画像形成部へ送り込まれ、1つの画像が2枚の用紙上にまたがって形成されてしまい、用紙上への正しい画像形成を行えない。
【0005】
したがって、画像形成を連続して行う場合には、先行する用紙がレジストローラの箇所で停止しているときに後続の用紙が給紙されても2枚の用紙が重なり合いを生じないように、前後の用紙の間隔を広くして分離給紙する必要がある。
【0006】
さらに、従来の画像形成装置における給紙構造では、分離給紙手段による分離給紙時のスリップや、用紙搬送速度の経時・環境変化や、レジストのための停止時間のバラツキ等を考慮し、画像形成を連続して行う場合における前後の用紙の間隔を数十mmあけて給紙するようにしている。このため、画像形成の生産性を向上させることが困難である。
【0007】
また、電子写真方式の画像形成部は、その構造から用紙が画像形成部に搬送されていない場合にも動作を停止することができずに空運転するため、連続して給紙される用紙の間隔が大きいということは、空運転の時間が長くなり、装置の寿命が本来の耐用印刷枚数以下に低下する。
【0008】
このようなことから、本出願の出願人は、画像形成を連続して行う場合における画像形成部へ給紙される用紙の間隔を狭くすることにより画像形成の作業性を向上させることができるようにした画像形成装置として、用紙搬送路の途中に反転路と用紙反転手段とを設けた画像形成装置を特願平11−239672号、特願2000−230153などで提案している。
【0009】
この反転路と用紙反転手段とを設けた画像形成装置によれば、用紙収納部から分離給紙されて用紙搬送路を搬送される用紙が反転路に送り込まれ、その用紙は反転路で一旦停止された後にスイッチバックされて画像形成部へ送り込まれる。さらに、反転路に送り込まれた用紙をスイッチバックさせて画像形成部へ向けて送り出している最中に後続の用紙を反転路へ送り込んでおき、先行する用紙の画像形成部への送り込みが所定位置に達したタイミングで反転路から画像形成部への後続の用紙の送り出しを開始する。これにより、画像形成部へ連続して送り込まれる用紙の間隔を狭くすることができ、画像形成の作業性を向上させることができる。また、画像形成部は、画像形成されずに空運転される時間が短くなるので、空運転による装置寿命の低下を防止できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、用紙搬送路の途中に反転路と用紙反転手段とを設けた画像形成装置によれば、用紙の搬送方向を、用紙搬送路から反転路へ、及び、反転路から画像形成部側の用紙搬送路へと確実に切り換えることが必要である。この切り換えが不調であると、ジャム発生の原因となる。
【0011】
本発明の目的は、反転路と用紙反転手段とを用いることにより画像形成部へ連続して送り込まれる用紙の間隔を小さくした場合において、反転路へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを確実に行うことである。
【0012】
本発明の別の目的は、反転路と用紙反転手段とを用いて搬送する用紙の間隔を小さくした場合において、反転路へ出入りする用紙の搬送方向を切り換える構造をコンパクトにすることである。
【0013】
本発明の別の目的は、反転路と用紙反転手段とを用いて搬送する用紙の間隔を小さくした場合において、反転路へ出入りする用紙の搬送方向を切り換える構造を簡単にすることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の画像形成装置は、用紙を積層保持する用紙収納部と、前記用紙収納部から用紙を1枚ずつ分離給紙する分離給紙手段と、給紙された用紙上に画像形成を行う画像形成部と、前記用紙収納部から前記画像形成部に至る用紙搬送路と、前記用紙搬送路の途中に接続されて分離給紙された用紙が送り込まれる反転路と、前記用紙搬送路を搬送された用紙を前記反転路へ送り込む送り込み手段と、前記反転路に送り込まれた用紙をスイッチバックさせて前記用紙搬送路の下流側へ送り出すとともにその送り出しの最中に後続の用紙が前記反転路へ送り込まれることを許容する用紙反転手段と、前記用紙搬送路と前記反転路との分岐箇所に配置され、第1ガイド面と第2ガイド面とを有し、用紙が前記第1ガイド面に沿って搬送されることによりその用紙が前記反転路に送り込まれることを許容する第1切換位置と、用紙が前記第2ガイド面に沿って搬送されることによりその用紙が前記反転路から前記用紙搬送路の下流側へ送り出されることを許容する第2切換位置とへ切換自在な分岐爪と、前記送り込み手段は、前記用紙搬送路と前記反転路との分岐箇所に配置されて用紙を前記用紙搬送路から前記反転路に送り込む向きに回転駆動される入口ローラであり、用紙は前記入口ローラの外周面と前記分岐爪の前記第1ガイド面との間を通過して前記反転路に送り込まれるように搬送される送り込み手段と、前記分岐爪の近傍に、前記入口ローラの外周面に当接されて従動回転し、前記入口ローラの外周面との当接箇所で前記反転路へ送り込まれる用紙を挟持する、その半径寸法以下の部分が第2切換位置に位置する前記分岐爪の前記第2ガイド面から突出している従動コロと、を有する。
したがって、用紙収納部に積層保持された用紙が分離給紙手段により一枚ずつ分離給紙され、用紙搬送路を搬送される。用紙搬送路を搬送された用紙は送り込み手段により反転路に送り込まれ、用紙反転手段によりスイッチバックされて反転路から用紙搬送路へ送り出され、その用紙が画像形成部へ送り込まれて画像形成が行われる。
そして、反転路への用紙の送り込みを、先行する用紙が反転路から送り出されて画像形成部へ送り込まれている最中に行えるので、先行する用紙が画像形成部側へ所定位置まで送り込まれたタイミングで反転路から画像形成部への用紙の送り出しを開始することができ、画像形成部へ連続して送り込まれる用紙の間隔を小さくすることができ、画像形成の作業性がアップする。
また、反転路への用紙の送り込みは、反転路に送り込まれる用紙に対する搬送力の付与を入口ローラによって行い、その用紙を第1切換位置に切り換えられている分岐爪の第1ガイド面に沿う位置を搬送させることにより行われる。ここでは、反転路へ送り込まれる用紙の一方の面が入口ローラの外周面に当接し、他方の面は従動コロと分岐爪の第1ガイド面とに当接する。この入口ローラと従動コロの当接により、用紙の他方の面が分岐爪の第1ガイド面のみに当接する場合に比べて用紙に対して付与する搬送力を増加することができ、反転路への用紙の送り込みがスムーズに行われる。
一方、反転路からの用紙の送り出しは、その用紙を第2切換位置に切り換えられている分岐爪の第2ガイド面に沿う位置を搬送させることにより行われる。これにより、反転路へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを、分岐爪を用いることにより確実に行える。
また、従動コロにおける分岐爪の第2ガイド面から突出している部分は、反転路から第2ガイド面に沿って送り出される用紙の送り出し方向へ回転しているので、従動コロの突出した部分が反転路から送り出された用紙の面に当接することにより、反転路からの用紙の送り出しが促進される。なお、従動コロが第2切換位置に位置する分岐爪の第2ガイド面から突出する寸法は、従動コロの半径寸法以下であるので、反転路から送り出された用紙の先端が従動コロの外周面に当接しても、その用紙の先端部が従動コロの外周面と分岐爪の第2ガイド面との間に食い込むということが防止される。
【0020】
請求項記載の発明は、請求項記載の画像形成装置において、前記分岐爪は、前記入口ローラの中心軸の近傍にこの中心軸と平行に配置された支軸の軸心回りに回動自在に設けられている。
【0021】
したがって、分岐爪と入口ローラとが近接して位置することになり、分岐爪と入口ローラとを用いて用紙の搬送方向を切り換える構造がコンパクトになる。
【0022】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、前記分岐爪が第2切換位置に位置するとき、前記分岐爪における前記第1ガイド面と前記第2ガイド面とに挟まれて前記反転路に対向する分岐爪先端部が前記入口ローラの外周面より内側に入り込んで位置している。
【0023】
したがって、反転路から送り出された用紙が入口ローラの外周面と分岐爪の第1ガイド面との間に入り込むことが確実に防止され、そのような入り込みが原因となるジャムの発生を防止できる。
【0024】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、前記反転路へ送り込まれる用紙を前記入口ローラの外周面に押し付ける向きに前記分岐爪を付勢する付勢手段が設けられている
【0025】
したがって、反転路へ送り込まれる用紙を分岐爪で入口ローラの外周面に押し付けることにより、回転駆動される入口ローラから用紙へ搬送力を付与することができ、用紙に対する搬送力の付与を簡単な構造で行える。
【0026】
請求項記載の発明は、請求項記載の画像形成装置において、前記付勢手段の付勢力は、前記反転路に送り込まれる用紙の腰の強さにより前記分岐爪を第2切換位置から第1切換位置に回動させることができる大きさに設定されている
【0027】
したがって、反転路に用紙を送り込む場合には、用紙の腰の強さにより分岐爪が第2切換位置から第1切換位置へ回動され、反転路への用紙の送り込みが終了すると分岐爪が付勢手段の付勢力によって自動的に第2切換位置へ戻る。このため、分岐爪を第1切換位置と第2切換位置との間で切り換える構造が付勢手段を設けるだけの簡単な構造となる。さらに、分岐爪の第1切換位置から第2切換位置への切り換えを、反転路への用紙の送り込みの終了に応じて素早く正確に行える。
【0033】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、前記従動コロは、前記分岐爪の前記支軸に回動自在に支持されている。
【0034】
したがって、従動コロを支持するための専用の軸が不要となり、コンパクトな構造となる。
【0063】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、スイッチバックされて前記反転路から前記用紙搬送路の下流側へ送り出される用紙とその送り出しの最中に前記反転路に送り込まれる後続の用紙とは少なくとも一部が重畳するように搬送される。
【0064】
したがって、先行の用紙を反転路から送り出している最中に後続の用紙を反転路から送り出し可能な状態に待機させておくことが可能になり、後続の用紙をスイッチバックして反転路から送り出すときにおいて、先行の用紙との間隔を必要最小限の間隔に確実に維持することができるようになり、画像形成部に連続して送り込まれる用紙の間隔を十分に小さくすることができる。
【0065】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、前記用紙搬送路は下側に位置する前記用紙収納部と上側に位置する前記画像形成部との間に上下方向に形成され、前記反転路は前記用紙搬送路に対して略直交する向きに形成されている。
【0066】
したがって、この画像形成装置によれば、用紙収納部と画像形成部との間で上下方向に形成された用紙搬送路に対して略直交する向きに反転路が形成されているので、この反転路を画像形成部の投影面内に位置させるように形成することができ、これにより、このような反転路を形成しているにも拘らず画像形成装置の横幅寸法が増大せず、画像形成装置の横幅寸法の小型化を達成できる。
【0067】
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、電子写真方式の画像形成部である。
【0068】
したがって、電子写真方式の画像形成部を備えた画像形成装置において、請求項1〜のいずれか一に記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0069】
請求項10記載の発明は、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、前記画像形成部は、デジタル書込み手段を備えたデジタル電子写真方式の画像形成部である。
【0070】
したがって、デジタル書き込み手段を備えたデジタル電子写真方式の画像形成部を備えた画像形成装置において、請求項1〜のいずれか一に記載の発明と同様の作用、効果を奏する。
【0071】
請求項11記載の複写機は、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、請求項1ないし10のいずれか一記載の画像形成装置と、前記画像読取装置及び前記画像形成装置を制御して前記画像読取装置で読み取った原稿の画像データに基づく画像形成を前記画像形成装置で用紙上に行わせる制御部と、を有する。
【0072】
したがって、この複写機においても、請求項1ないし10のいずれか一に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態は、デジタル書込み手段を備えたデジタル電子写真方式の画像形成装置に適用したものである。
【0074】
図1は、第1の実施の形態の画像形成装置の構造を概略的に示す正面図である。画像形成装置には、用紙を積層保持する用紙収納部としての給紙トレイ1から電子写真方式で用紙上に画像形成を行う画像形成部2および形成した画像を用紙上に定着する定着部3を経由して、画像形成後の用紙が排紙される排紙スタッカ部4に至る搬送経路5が形成されている。搬送経路5のうち給紙トレイ1から画像形成部2までが用紙搬送路6とされている。
【0075】
用紙搬送路6の途中には、最奥部が行き止まりになった反転路7が分岐する分岐点8が設けられている。用紙搬送路6におけるこの分岐点8より上流側には、モータ(図5参照)9で駆動されて用紙を搬送する搬送ローラ10が設けられている。また、用紙搬送路6における分岐点8より下流側には、反転路7でスイッチバックされた用紙を画像形成部2へ送るようにモータ(図5参照)11で駆動される搬送ローラ12と、後述するレジストセンサ13により検出した用紙を画像形成部2へ搬送する搬送タイミングを画像形成動作に同期させるレジストレーション動作を行うレジストローラ14とが設けられている。レジストセンサ13は、レジストローラ14より用紙搬送方向上流側に設けられている。本実施の形態のレジストセンサ13は、光を発光する発光素子(図示せず)と発光素子で発光した光を受光する受光素子(図示せず)とにより構成される反射型の光センサであり、用紙が搬送されると発光素子で発光した光が用紙により反射され、この反射光を受光素子で受光することにより、用紙を検出する。
【0076】
反転路7には、モータ(図5参照)15により間欠駆動されて外周部の一部が切り欠かれた反転ローラ16と、反転路7を挟んで反転ローラ16に対向する位置に配置され、反転ローラ16の切欠部16a以外の部分に当接したときに連れ回りされる従動ローラ17とにより構成される用紙反転手段である用紙反転装置18が設けられている。この用紙反転装置18により、反転路7へ送り込まれた用紙がスイッチバックされて反転路7から送り出される。
【0077】
ここで、図4は、用紙反転装置18の概略を示す正面図である。図4(a)に示すように反転ローラ16の切欠部16aが従動ローラ17に対向している場合には、反転路7への用紙の送り込みが許容される。また、図4(b)に示すように、反転ローラ16の外周面と従動ローラ17の外周面とが当接している場合には、反転ローラ16が回転駆動されることにより従動ローラ17が連れ回りされ、反転路7からの用紙の送り出しが行われる。また、反転路7には、反転路7への用紙の出し入れのタイミングを制御するための用紙検出センサ19が設けられている。この用紙検出センサ19は、前述したレジストセンサ13と同様の構造を有する反射型の光センサである。
【0078】
給紙トレイ1の用紙搬送方向下流側には、積層保持された用紙を取り出すピックアップローラ20と、取り出した用紙を一枚ずつに分離する分離ローラ21とを備えた分離給紙手段としての分離給紙装置22が設けられている。
【0079】
画像形成部2は、表面に画像が形成される感光体23と、感光体23に一様に帯電させる帯電器24と、感光体23の上に静電潜像を光書き込みするデジタル書込み手段であるデジタル光書き込み装置25と、感光体23の上の静電潜像にトナーを付着させることによってトナー像を形成する現像器26と、現像後のトナー像を用紙上に転写する転写器27と、感光体23の上の残存トナーを除去するクリーニング装置28とを備えており、デジタル電子写真プロセスで用紙上に画像を形成するものである。
【0080】
定着部3には、用紙上に転写したトナー像を用紙に定着する加圧ローラ29と加熱ローラ30とが設けられている。定着部3より用紙搬送方向下流側には、トナー像を定着した用紙を排紙スタッカ部4へ排紙する排紙ローラ31が設けられている。
【0081】
分岐点8の近傍には、送り込み手段である入口ローラ33と、複数個の分岐爪34とが設けられている。入口ローラ33は、モータ(図5参照)32で駆動されることにより用紙搬送路6上を搬送される用紙を反転路7へ送り込む。これらの入口ローラ33と分岐爪34とについての詳細を図2及び図3を参照して説明する。
【0082】
用紙搬送路6における分岐点8の直前位置には、用紙搬送路6を搬送された用紙を反転路7側に向けて約90゜ターンさせる入口ガイド板35a,35bが設けられている。入口ガイド板35a,35bにそって進行方向を約90°ターンされた位置に入口ローラ33と分岐爪34とが配置されている。入口ローラ33は、用紙を反転路7に送り込む向きに常時回転駆動されている。
【0083】
分岐爪34は、ポリアセタール等の滑り性のよい材料で形成され、反転路7に送り込まれる用紙の面に沿った第1ガイド面34aと、反転路7から送り出される用紙の面に沿った第2ガイド面34bと、第1ガイド面34aと第2ガイド面34bとに挟まれて反転路7に対向する鋭角的な分岐爪先端部34cとを有する略三角形に形成されている。そして、この分岐爪34は、入口ローラ33の中心軸33aの近傍にこの中心軸33aと平行に配置された支軸36に固定され、支軸36は軸受(図示せず)により回動自在に軸支されている。支軸36の端部にはアーム37の一端が固定され、アーム37の他端には付勢手段であるスプリング38の一端が係止されている。また、スプリング38の付勢力によりアーム37が回動する方向には、アーム37の回動位置を規制するためのストッパ39が設けられている。
【0084】
分岐爪34は、支軸36と共に支軸36の軸心回りに回動することにより、第1切換位置(図2において実線で示す位置)と、第2切換位置(図2において仮想線で示す位置)とに回動自在に設けられている。
【0085】
第1切換位置は、反転路7に送り込まれる用紙が入口ローラ33の外周面と分岐爪34の第1ガイド面34aとの間を進行しているときの回動位置である。第2切換位置は、入口ローラ33の外周面と分岐爪34の第1ガイド面34aとの間に用紙がないときの回動位置である。
【0086】
分岐爪34が第2切換位置に回動しているとき、分岐爪先端部34cは仮想線で示すように、入口ローラ33の外周部より内側に入り込んで位置している。分岐爪34にはスプリング38の付勢力が作用し、この付勢力は、分岐爪34の第1ガイド面34aと入口ローラ33の外周面との間を通って反転路7に送り込まれる用紙を入口ローラ33の外周面に押し付ける向きに作用している。このスプリング38の付勢力は、反転路7に送り込まれる用紙の腰の強さにより第1切換位置に位置している分岐爪34を第2切換位置へ回動させることができる大きさに設定されている。
【0087】
図5は、画像形成装置が備える各部のうち用紙搬送に関わる制御系の電気的接続を示すブロック図である。用紙搬送に関わる制御系は、全体を集中的に制御するマイコン40を備えている。特に図示しないが、マイコン40は、各部を集中的に駆動制御するCPUに、プログラム等の固定的データを予め格納するROM、タイマにより計時した時間等の可変的データを書き換え自在に格納するRAMが接続された構造となっている。このマイコン40には、搬送ローラ10を回転するモータ9を駆動するモータドライバ41、搬送ローラ12を回転するモータ11を駆動するモータドライバ42、反転ローラ16を回転するモータ15を駆動するモータドライバ43、入口ローラ33を回転するモータ32を駆動するモータドライバ44、用紙検出センサ19、レジストセンサ13等が接続されている。
【0088】
このような構成において、給紙トレイ1に積層保持された用紙が分離給紙装置22によって一枚ずつ分離給紙され、分離給紙された用紙が搬送ローラ10によって用紙搬送路6中を連続して搬送される。
【0089】
用紙搬送路6を搬送された用紙の先端部が分岐点8に達すると、その用紙の先端部が第2切換位置に回動している分岐爪34の第1ガイド面34aに当たる。そして、用紙の腰の強さにより分岐爪34を押し上げて第2切換位置に回動させ、用紙は第1ガイド面34aと入口ローラ33の外周面との間を通って反転路7へ送り込まれる。用紙が第1ガイド面34aと入口ローラ33の外周面との間を通るとき、分岐爪34がスプリング38の付勢力によって用紙を入口ローラ33の外周面に押し付けているので、回転駆動される入口ローラ33から用紙へ搬送力が付与され、用紙は反転路7に送り込まれる。
【0090】
また、反転路7へ送り込まれる用紙の後端部が第1ガイド面34aと入口ローら33の外周面との間を通過すると、分岐爪34はスプリング38の付勢力により自動的に第2切換位置へ回動する。分岐爪34が第2切換位置へ回動することにより、分岐爪34の分岐爪先端部34cが入口ローラ33の外周面より内側に入り込んで位置することになり、用紙が反転路7から送り出されるとき、その用紙の先端部が入口ローラ33の外周面と分岐爪34の第1ガイド面34aとの間に入り込むことが確実に防止され、反転路7から画像形成部2への用紙の送り出しをスムーズに行える。
【0091】
先行する用紙が画像形成部2へ所定位置まで送り込まれたタイミングで反転ローラ16が駆動され、用紙が反転路7から送り出される。反転路7から送り出された用紙は、第2切換位置に回動している分岐爪34の第2ガイド面34bに沿って画像形成部2に向けて送り出される。この送り出し時において、上述したように、分岐爪先端部34cが入口ローラ33の外周面より内側に入り込んで位置しているので、用紙の先端部が入口ローラ33の外周面と分岐爪34の第1ガイド面34aとの間に入り込むことが確実に防止される。
【0092】
反転ローラ16が駆動されて用紙の送り出しが開始された後、反転ローラが1回転したタイミングで反転ローラ16が停止される。このとき用紙の搬送方向先端側は搬送ローラ12により挟持される位置まで送り出されているので、用紙は搬送ローラ12の搬送力により画像形成部2へ向けて搬送される。また、反転ローラ16は図4(a)に示すように切欠部16aを従動ローラ17に対向させた位置で停止されるため、反転路7からの用紙の送り出しが行われている最中であっても反転ローラ16が図4(a)に示す位置で停止した後は、後続の用紙を反転路7に送り込むことが可能になる。
【0093】
図6、図7は、用紙を連続搬送する場合の用紙の流れを説明する説明図である。先行する用紙aを反転路7から用紙搬送路6へ送り出すと同時に、後続の用紙bを反転路7に向けて搬送する。先行する用紙aは、最初反転ローラ16により搬送力を付与され、反転ローラ16が図4(a)の位置で停止した後は搬送ローラ12により搬送力を付与され、搬送される。一方、後続の用紙bは、搬送ローラ10と入口ローラ33とにより搬送力を付与され、反転路7へ送り込まれる。反転ローラ16が図4(a)の位置で停止していることにより、先行する用紙aの後端部が反転路7内に位置していても、後続の用紙bは反転路7へスムーズに送り込まれる。これによって、搬送方向が相反する2枚の用紙を、反転路7中で重複させることができ、先行する用紙aと後続の用紙bとの間隔を小さくすることができる。なお、反転路7へ送り込まれる用紙bは分岐爪34の第1ガイド面34aと入口ローラ33の外周面との間を進行し、反転路7から送り出される用紙aは分岐爪34の第2ガイド面34bに沿った位置を進行する。
【0094】
反転路7から送り出された用紙は、搬送ローラ12によって搬送され、レジストセンサ13が用紙の先端を検出してから所定時間後に一時停止する。そして、用紙の先端は、図7に示すように、用紙自体の弾性により若干のたわみをもって先端はレジストローラ14に当接される。
【0095】
そして、画像形成部2での画像形成開始に合わせてレジストローラ14が回動され、用紙が画像形成に同期して搬送される。
【0096】
ここで、図8は、用紙搬送動作を示すダイヤグラムである。給紙トレイ1から反転路7内の反転停止位置までは搬送ローラ10と入口ローラ33とによって用紙を速度Vaで搬送し、反転停止位置から画像形成部2までは反転ローラ16と搬送ローラ12とによって画像形成速度に等しい速度Vbで用紙を搬送している。速度Vaは、速度Vbより速く用紙を搬送するような用紙搬送速度に設定されている。画像形成部2に搬送する用紙は、画像形成速度に同期させなくてはならないため、レジストローラ14より用紙搬送方向下流側では用紙搬送速度を速度Vbにすることは必須である。用紙搬送速度Vaは、給紙トレイ1から反転停止位置までは画像形成の生産性を高くするために、用紙搬送速度Vb及び画像形成速度Vbよりも速く設定されている。
【0097】
なお、本実施の形態では、反転ローラ16が上側に位置して従動ローラ17が下側に位置するように配置された用紙反転装置18を例に挙げて説明したが、この配置状態とは逆に、反転ローラ16を下側に位置させて従動ローラ17を上側に位置させてもよい。一方の面に画像が形成されている用紙の他方の面に画像形成を行うような場合、反転ローラ16が下側に位置していると、その用紙の既に画像が形成されている面(反転路7内で上向きとなっている面)は従動ローラ17に当接される。このため、用紙の既に画像が形成されている面が回転駆動される反転ローラ16により強く擦られてその画像が傷付けられるということを防止できる。
【0098】
つぎに、本発明の第2の実施の形態を図9に基づいて説明する。なお、第1の実施の形態において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する(以下の実施の形態でも同じ)。
【0099】
本実施の形態は、第1の実施の形態に対して、従動コロ45を追加した構造である。従動コロ45は、用紙の搬送方向と直交する用紙幅方向の中央部に1個、又は、用紙幅方向の対称となる位置に2個設けられている。従動コロ45は、ブラケット46に支持され、このブラケット46が支軸36に支軸36の軸心回りに回動自在に取り付けられている。ブラケット46は板バネ47により付勢され、この板バネ47の付勢力によって従動コロ45が入口ローラ33の外周面に弾性的に当接されている。反転路7に送り込まれる用紙は、第1の実施の形態で説明したように、分岐爪34の第1ガイド面34aと入口ローラ33の外周面との間を通過するとともに、従動コロ45の外周面と入口ローラ33の外周面との当接部分を通過する。
【0100】
また、従動コロ45は、分岐爪34が第2切換位置(仮想線で示す位置)に位置するとき、従動コロ45の半径寸法以下の部分が分岐爪34の第2ガイド面34bから突出している。
【0101】
このような構成において、用紙が反転路7に送り込まれるとき、用紙の一方の面が入口ローラ33の外周面に当接され、他方の面は従動コロ45の外周面と分岐爪34の第1ガイド面34aとに当接する。これにより、用紙の他方の面が第1の実施の形態で説明したように分岐爪34の第1ガイド面34aのみに当接する場合に比べて用紙に対する搬送力を増加することができ、反転路7への用紙の送り込みをスムーズに行える。
【0102】
また、従動コロ45における分岐爪34の第2ガイド面34bから突出している部分は、反転路7から送り出される用紙の送り出し方向に沿って回転しているので、送り出される用紙の面が従動コロ45に当接することにより、反転路7からの用紙の送り出しが促進される。
【0103】
さらに、従動コロ45が第2切換位置に位置する分岐爪34の第2ガイド面34bから突出する寸法は、従動コロ45の半径寸法以下であるので、反転路7から送り出された用紙の先端が従動コロ45の外周面に当接しても、その用紙の先端部が従動コロ45の外周面上を従動コロ45の回転に伴って進行するので、従動コロ45の外周面と分岐爪34の第2ガイド面34bとの間に用紙が食い込むということが防止される。
【0104】
つぎに、本発明の第1の参考の形態を図10に基づいて説明する。本参考の形態は、従動コロ45の外周面に、反転路7から送り出された用紙の先端部が従動コロ45に当接した場合に、その用紙の先端部が引っ掛かる用紙先端引掛部45aを形成したものである。本参考の形態の用紙先端引掛部45aは、従動コロ45の軸心と平行に延出する複数の溝を形成して断面形状が歯車状となる形状に形成しているが、従動コロ45の外周面に当接した用紙Sの先端部を引っ掛けることができる形状であればよく、例えば、複数の突起を形成した構造であってもよい。
【0105】
このような構成において、反転路7から送り出された用紙Sが入口ローラ33側へ向けてカールしたり折れ曲がっている場合がある。このような用紙Sの先端部が従動コロ45の外周面に当接すると、その用紙が従動コロ45の外周面と分岐爪34の第2ガイド面34bとの間に入り込んでジャムを生ずる場合がある。
【0106】
しかし、従動コロ45の外周面に本参考の形態の用紙先端引掛部45aを形成することにより、先端部が入口ローラ33側へカールしたり折れ曲がっている用紙が従動コロ45の外周面に当接した場合に、その用紙の先端部が従動コロ45の外周面に形成されている用紙先端引掛部45aに引っ掛かり、従動コロ45の回転に伴ってその用紙の先端部が画像形成部2側へ送り出される位置へ運ばれる。これにより、反転路7から送り出された用紙が分岐爪34の第2ガイド面34bと従動コロ45の外周面との間に入り込んでジャムが生ずることが防止される。
【0107】
つぎに、本発明の第2の参考の形態を図11に基づいて説明する。本参考の形態は、第1の実施の形態から分岐爪34を取り除き、第2の実施の形態で説明した従動コロ45を設けたものである。この従動コロ45は、用紙の搬送方向と直交する用紙幅方向の中央部に1個、又は、用紙幅方向の対称となる位置に2個設けられている。従動コロ45は、ブラケット46に支持され、このブラケット46が入口ローラ33の中心軸33aの近傍にこの中心軸33aと平行に配置された支軸36の軸心回りに回動自在に保持されている。ブラケット46は板バネ47により付勢され、この板バネ47の付勢力によって従動コロ45が入口ローラ33の外周面に弾性的に当接されている。
【0108】
反転路7に送り込まれる用紙は、従動コロ45の外周面と入口ローラ33の外周面との当接部分を通過する。
【0109】
また、従動コロ45は、その中心軸が反転路7から送り出される用紙Sの搬送軌跡より入口ローラ33側となる位置に配置されている。
【0110】
このような構成において、反転路7への用紙の送り込みは、入口ローラ33の外周面と従動コロ45の外周面とに挟持されて行われる。そして、反転路7へ送り込まれる用紙は回転駆動される入口ローラ33から搬送力を付与され、反転路7へスムーズに送り込まれる。
【0111】
反転路7から送り出される用紙は、従動コロ45における用紙の送り出し方向へ回転する部分に沿って進行するので、反転路7から送り出された用紙の面が従動コロ45に当接しても、その用紙を用紙搬送路6の下流側に位置する画像形成部2へ向けて送り出すことがスムーズに行われる。さらに、従動コロ45は、その中心軸が反転路7から送り出される用紙の搬送軌跡よりも入口ローラ33側となる位置に配置されているので、反転路7から送り出される用紙の先端部が従動コロ45の外周面に当接しても、その用紙は従動コロ45の外周面に沿ってその用紙が画像形成部2側へ送り出される方向へ進行するので、用紙が従動コロ45の外周面と入口ローラ33の外周面との間に入り込んでジャムを生ずることが防止される。
【0112】
これにより、反転路7へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを、入口ローラ33とその入口ローラ33の外周面に当接する従動コロ45を設けるという簡単な構造により確実に行うことができる。
【0113】
なお、本参考の形態の従動コロ45においても、第1の参考の形態(図10)で説明したような用紙先端引掛部45aを形成してもよい。それにより、反転路7から送り出された用紙が従動コロ45の外周面と入口ローラ33の外周面との間に入り込んでジャムを生ずることがより一層確実に防止される。
【0114】
つぎに、本発明の第3の参考の形態を図12に基づいて説明する。本参考の形態は、反転路7へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを行う部品として、ベルト48を設けたものである。
【0115】
このベルト48は、反転路7に送り込まれる用紙に沿った面と反転路7から送り出される用紙に沿った面とを有する向きに配置され、反転路7に送り込まれる用紙を入口ローラ33の外周面に押圧して連れ回りされる。
【0116】
このような構成において、反転路7への用紙の送り込みは、用紙が入口ローラ33とベルト48とにより挟まれた状態で行われる。このため、入口ローラ33とベルト48とによる用紙のニップ幅を広くすることができ、腰の強い用紙であっても反転路7への送り込みをスムーズに行える。
【0117】
反転路7から送り出された用紙は、ベルト48における用紙の送り出し方向へ回転する部分に沿って進行するので、反転路7から送り出された用紙の面がベルト48に当接しても、その用紙を用紙搬送路6の下流側に位置する画像形成部2へ向けて送り出すことがスムーズに行われる。
【0118】
なお、本参考の形態では、ベルト48を入口ローラ33の外周面に当接させて連れ回りする構造としたが、ベルト48をその連れ回り方向へ回転駆動させる駆動手段としてのモータ(図示せず)を設けてもよい。このような駆動手段を設けてベルト48を回転駆動させることにより、反転路7への用紙の送り込みをより一層スムーズに行える。
【0119】
つぎに、本発明の第4の参考の形態を図13に基づいて説明する。本参考の形態では、ベルト48を含むベルトユニット49が、入口ローラ33の中心軸33aと平行な支軸50を支点として回動自在に設けられている。そして、反転路7からの用紙の送り出し開始時には、ベルト48における反転路7に対向する先端部分が、入口ローラ33の外周面より内側に入り込む位置にベルトユニット49が回動されている。なお、反転路7への用紙の送り込み時には、ベルト48が入口ローラ33の外周面に当接される位置にベルトユニット49が回動される。なお、ベルトユニット49を回動させる機構としては、第1の実施の形態において説明したスプリング38のような付勢手段を用いてもよく、或いは、ソレノイドなどを用いてもよい。
【0120】
このような構成において、反転路7から送り出される用紙が入口ローラ33の外周面とベルト48との間に入り込むことが防止され、反転路7からの用紙の送り出しをスムーズに行える。
【0121】
つぎに、本発明の第5の参考の形態を図14に基づいて説明する。本参考の形態は、反転路7へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを行う部品として、ブレード51を設けたものである。
【0122】
このブレード51は板バネ状の部材であり、一端を支軸(図示せず)に固定されて反転路7に送り込まれる用紙の送り込み方向に沿って延出され、その先端部が自らの弾性により入口ローラ33の外周面に押し付けられている。さらに、ブレード51における入口ローラ33の外周面への当接部分が、入口ローラ33の外周面形状に倣って湾曲されている。
【0123】
このような構成において、反転路7への用紙の送り込みは、入口ローラ33の外周面とブレード51との間に用紙が自らの腰の強さで入り込み、入口ローラ33から搬送力を付与されることにより行われる。また、反転路7からの用紙の送り出しは、ブレード51における入口ローラ33に当接した面の裏面側を用紙が進行して行われる。これにより、反転路7へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを、入口ローラ33とその入口ローラ33の外周面に押し付けられるブレード51とを設けるという簡単な構造により確実に行える。しかも、ブレード51は自らの弾性により入口ローラ33の外周面に押し付けられているので、ブレード51を入口ローラ33の外周面に押し付けるため手段を新たに設ける必要がなく、より簡単な構造とすることができる。
【0124】
さらに、ブレード51が入口ローラ33の外周面形状に倣って湾曲されているので、このブレード51が入口ローラ33の外周面に密着し、反転路7から送り出される用紙がブレード51に引っ掛かることが防止される。
【0125】
つぎに、本発明の第6の参考の形態を図15に基づいて説明する。本参考の形態は、反転路7へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを行う部品としてブレード51を設け、さらに、入口ローラ33におけるこのブレード51が当接される部分に小径部33bを形成したものである。小径部33bの深さ寸法"h"はブレード51の板厚寸法と略同じ寸法に設定されている。
【0126】
このような構成において、反転路7から送り出された用紙のブレード51への引っ掛かりがより一層確実に防止され、用紙の搬送方向の切り換えをより一層スムーズに行える。
【0127】
つぎに、本発明の第7の参考の形態を図16に基づいて説明する。本参考の形態の基本的構造は第5の参考の形態(図14)と同じであり、反転路7へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを行う部品として複数のブレード51aを設けたものである。但し、これらのブレード51aはポリアセタール等の滑り性のよい材料で形成されており、自らは弾性を有しない。
【0128】
これらのブレード51aはその一端が支軸36に固定され、他端が入口ローラ33の外周面に当接されている。支軸36の端部にはアーム37の一端が固定され、アーム37の他端には付勢手段であるスプリング38の一端が係止されている。このスプリング38の付勢力により、ブレード51aの他端側が入口ローラ33の外周面に押し付けられている。
【0129】
また、ブレード51aは、図14に示したブレード51と同じように、入口ローラ33の外周面への当接部分が、入口ローラ33の外周面形状に倣って湾曲されている。
【0130】
このような構成において、反転路7への用紙の送り込みは、入口ローラ33の外周面とブレード51aとの間に用紙が自らの腰の強さで入り込み、入口ローラ33から搬送力を付与されることにより行われる。また、反転路7からの用紙の送り出しは、ブレード51aにおける入口ローラ33に当接した面の裏面側を用紙が進行して行われる。これにより、反転路7へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを、入口ローラ33とその入口ローラ33の外周面に押し付けられるブレード51aとを設けるという簡単な構造により確実に行える。
【0131】
さらに、ブレード51aをポリアセタール等の滑り性の良い材料で形成することにより、入口ローラ33とブレード51aとの間に用紙を通して行う反転路7への用紙の送り込みをスムーズに行わせることができる。
【0132】
つぎに、本発明の第の実施の形態を図17に基づいて説明する。図17は、本実施の形態である複写機101の概略構成を示すブロック図である。この複写機101は、原稿の画像を読み取る画像読取装置102と、上述した第1ないし第のいずれか一の実施の形態で説明した画像形成装置103と、画像読取装置102及び画像形成装置103を制御して画像読取装置102で読み取った原稿の画像データに基づく画像形成を画像形成装置103で用紙上に行わせる制御部104とを備えている
【0133】
したがって、この複写機101によれば、上述した第1ないし第の実施の形態で説明したものと同じ作用、効果を奏することができる。
【0134】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の画像形成装置によれば、反転路へ送り込まれる用紙の一方の面が入口ローラの外周面に、他方の面は従動コロと分岐爪の第1ガイド面とに当接する。この入口ローラと従動コロの当接により、用紙の他方の面が分岐爪の第1ガイド面のみに当接する場合に比べて用紙に対して付与する搬送力を増加することができ、反転路への用紙の送り込みがスムーズに行うことができる。そして、反転路への用紙の送り込みを、先行する用紙が反転路から送り出されて画像形成部へ送り込まれている最中に行えるので、先行する用紙が画像形成部側へ所定位置まで送り込まれたタイミングで反転路から画像形成部への用紙の送り出しを開始することができ、画像形成部へ連続して送り込まれる用紙の間隔を小さくすることができ、画像形成の作業性がアップする。
また、従動コロにおける分岐爪の第2ガイド面から突出している部分は、反転路から第2ガイド面に沿って送り出される用紙の送り出し方向へ回転しているので、従動コロの突出した部分が反転路から送り出された用紙の面に当接することにより、反転路からの用紙の送り出しを促進するとともに、従動コロが第2切換位置に位置する分岐爪の第2ガイド面から突出する寸法が、従動コロの半径寸法以下であるので、反転路から送り出された用紙の先端が従動コロの外周面に当接しても、その用紙の先端部が従動コロの外周面と分岐爪の第2ガイド面との間に食い込むということが防止しすることができ、あわせて、反転路へ出入りする用紙の搬送方向の切り換えを、第1切換位置と第2切換位置とへ切換自在な分岐爪を設けることにより確実に行うことができる。
【0136】
請求項記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、分岐爪は、入口ローラの中心軸の近傍にこの中心軸と平行に配置された支軸の軸心回りに回動自在に設けられているので、分岐爪と入口ローラとが近接して位置することになり、分岐爪と入口ローラとを用いて用紙の搬送方向を切り換える構造をコンパクトな構造とすることができる。
【0137】
請求項記載の発明によれば、請求項1又は2記載の画像形成装置において、分岐爪が第2切換位置に位置するとき、分岐爪における第1ガイド面と第2ガイド面とに挟まれて反転路に対向する分岐爪先端部が入口ローラの外周面より内側に入り込んで位置しているので、反転路から送り出された用紙が入口ローラの外周面と分岐爪の第1ガイド面との間に入り込むことを確実に防止でき、そのような入り込みが原因となるジャムの発生を防止できる
【0138】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしいずれか一記載の画像形成装置において、反転路へ送り込まれる用紙を入口ローラの外周面に押し付ける向きに分岐爪を付勢する付勢手段が設けられているので、反転路へ送り込まれる用紙を分岐爪で入口ローラの外周面に押し付けることにより、回転駆動される入口ローラから用紙へ搬送力を付与することができ、用紙に対して搬送力を付与する構造を簡単な構造とすることができる。
【0139】
請求項記載の発明によれば、請求項記載の画像形成装置において、付勢手段の付勢力は、反転路に送り込まれる用紙の腰の強さにより分岐爪を第2切換位置から第1切換位置に回動させることができる大きさに設定されているので、分岐爪を第1切換位置と第2切換位置との間で切り換える構造を、付勢手段を設けるだけの簡単な構造とすることができ、さらに、分岐爪の第1切換位置と第2切換位置との切り換えを、反転路への用紙の送り込みとその送り込みの終了とに応じて素早く正確に行う事ができる。
【0142】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしいずれか一記載の画像形成装置において、従動コロは、分岐爪の支軸に回動自在に支持されているので、従動コロを支持するための専用の軸が不要となり、コンパクトな構造とすることができる。
【0154】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、スイッチバックされて反転路から用紙搬送路の下流側へ送り出される用紙とその送り出しの最中に前記反転路に送り込まれる後続の用紙とは少なくとも一部が重畳するように搬送されるので、先行の用紙を反転路から送り出している最中に後続の用紙を反転路から送り出し可能な状態に待機させておくことが可能になり、後続の用紙をスイッチバックして反転路から送り出すときにおいて、先行の用紙との間隔を必要最小限の間隔に確実に維持することができるようになり、画像形成部に連続して送り込まれる用紙の間隔を十分に小さくすることができる。
【0155】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、用紙搬送路は下側に位置する用紙収納部と上側に位置する画像形成部との間に上下方向に形成され、反転路は用紙搬送路に対して略直交する向きに形成されているので、この画像形成装置によれば、反転路を画像形成部の投影面内に位置させるように形成することができ、これにより、このような反転路を形成しているにも拘らず画像形成装置の横幅寸法が増大せず、画像形成装置の横幅寸法の小型化を達成できる。
【0156】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、画像形成部は、電子写真方式の画像形成部であるので、電子写真方式の画像形成部を備えた画像形成装置において、請求項1〜のいずれか一に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【0157】
請求項10記載の発明によれば、請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置において、画像形成部は、デジタル書込み手段を備えたデジタル電子写真方式の画像形成部であるので、デジタル書き込み手段を備えたデジタル電子写真方式の画像形成部を備えた画像形成装置において、請求項1〜のいずれか一に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【0158】
請求項11記載の複写機は、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、請求項1ないし10のいずれか一記載の画像形成装置と、画像読取装置及び画像形成装置を制御して画像読取装置で読み取った原稿の画像データに基づく画像形成を画像形成装置で用紙上に行わせる制御部とを有するので、この複写機においても請求項1ないし10のいずれか一に記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である画像形成装置の構造を概略的に示す正面図である。
【図2】その要部を拡大して示す正面図である。
【図3】入口ローラと分岐爪との配置状態を示す斜視図である。
【図4】用紙反転装置の動作状態を説明する正面図である。
【図5】画像形成装置における用紙搬送に関わる制御系の電気的接続を示すブロック図である。
【図6】用紙を連続搬送する場合の用紙の流れを説明する説明図である。
【図7】用紙を連続搬送する場合の用紙の流れを説明する説明図である。
【図8】用紙搬送動作を示すダイヤグラムである。
【図9】本発明の第2の実施の形態の画像形成装置の要部の構造を示す正面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の画像形成装置で使用する従動コロを示す正面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態の画像形成装置の要部の構造を示す正面図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態の画像形成装置の要部の構造を示す正面図である。
【図13】本発明の第6の実施の形態の画像形成装置の要部の構造を示す正面図である。
【図14】本発明の第7の実施の形態の画像形成装置の要部の構造を示す正面図である。
【図15】本発明の第8の実施の形態の画像形成装置の要部の構造を示す側面図である。
【図16】本発明の第9の実施の形態の入口ローラとブレードとの配置状態を示す斜視図である。
【図17】本発明の第10の実施の形態の複写機のブロック図である。
【符号の説明】
1 用紙収納部
2 画像形成部
6 用紙搬送路
7 反転路
18 用紙反転手段
22 分離給紙手段
33 送り込み手段、入口ローラ
33a 中心軸
33b 小径部
34 分岐爪
34a 第1ガイド面
34b 第2ガイド面
34c 分岐爪先端部
36 支軸
45 従動コロ
45a 用紙先端引掛部
48 ベルト
49 ベルトユニット
50 支軸
51 ブレード
51a ブレード
102 画像読取装置
103 画像形成装置
104 制御部

Claims (11)

  1. 用紙を積層保持する用紙収納部と、
    前記用紙収納部から用紙を1枚ずつ分離給紙する分離給紙手段と、
    給紙された用紙上に画像形成を行う画像形成部と、前記用紙収納部から前記画像形成部に至る用紙搬送路と、
    前記用紙搬送路の途中に接続されて分離給紙された用紙が送り込まれる反転路と、
    前記用紙搬送路を搬送された用紙を前記反転路へ送り込む送り込み手段と、
    前記反転路に送り込まれた用紙をスイッチバックさせて前記用紙搬送路の下流側へ送り出すとともにその送り出しの最中に後続の用紙が前記反転路へ送り込まれることを許容する用紙反転手段と、
    前記用紙搬送路と前記反転路との分岐箇所に配置され、第1ガイド面と第2ガイド面とを有し、用紙が前記第1ガイド面に沿って搬送されることによりその用紙が前記反転路に送り込まれることを許容する第1切換位置と、
    用紙が前記第2ガイド面に沿って搬送されることによりその用紙が前記反転路から前記用紙搬送路の下流側へ送り出されることを許容する第2切換位置とへ切換自在な分岐爪と、
    前記送り込み手段は、前記用紙搬送路と前記反転路との分岐箇所に配置されて用紙を前記用紙搬送路から前記反転路に送り込む向きに回転駆動される入口ローラであり、用紙は前記入口ローラの外周面と前記分岐爪の前記第1ガイド面との間を通過して前記反転路に送り込まれるように搬送される送り込み手段と、
    前記分岐爪の近傍に、前記入口ローラの外周面に当接されて従動回転し、前記入口ローラの外周面との当接箇所で前記反転路へ送り込まれる用紙を挟持する、その半径寸法以下の部分が第2切換位置に位置する前記分岐爪の前記第2ガイド面から突出している従動コロと、を有する画像形成装置。
  2. 前記分岐爪は、前記入口ローラの中心軸の近傍にこの中心軸と平行に配置された支軸の軸心回りに回動自在に設けられている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記分岐爪が第2切換位置に位置するとき、前記分岐爪における前記第1ガイド面と前記第2ガイド面とに挟まれて前記反転路に対向する分岐爪先端部が前記入口ローラの外周面より内側に入り込んでいる請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記反転路へ送り込まれる用紙を前記入口ローラの外周面に押し付ける向きに前記分岐爪を付勢する付勢手段が設けられている請求項1ないしいずれか一記載の画像形成装置。
  5. 前記付勢手段の付勢力は、前記反転路に送り込まれる用紙の腰の強さにより前記分岐爪を第2切換位置から第1切換位置に回動させることができる大きさに設定されている請求項記載の画像形成装置。
  6. 前記従動コロは、前記分岐爪の前記支軸に回動自在に支持されている請求項1ないしいずれか一記載の画像形成装置。
  7. スイッチバックされて前記反転路から前記用紙搬送路の下流側へ送り出される用紙とその送り出しの最中に前記反転路に送り込まれる後続の用紙とは少なくとも一部が重畳するように搬送される請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置。
  8. 前記用紙搬送路は下側に位置する前記用紙収納部と上側に位置する前記画像形成部との間に上下方向に形成され、前記反転路は前記用紙搬送路に対して略直交する向きに形成されている請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成部は、電子写真方式の画像形成部である請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成部は、デジタル書込み手段を備えたデジタル電子写真方式の画像形成部である請求項1ないしのいずれか一記載の画像形成装置。
  11. 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、請求項1ないし10のいずれか一記載の画像形成装置と、前記画像読取装置及び前記画像形成装置を制御して前記画像読取装置で読み取った原稿の画像データに基づく画像形成を前記画像形成装置で用紙上に行わせる制御部と、を有する複写機。
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