JP4368432B2 - 質量流量センサ並びにこれを用いるマスフローメータおよびマスフローコントローラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、流体の質量流量を計測するマスフローメータまたは流体の質量流量を計測し流体流量を制御するマスフローコントローラに用いられる質量流量センサ並びにこれを用いるマスフローメータおよびマスフローコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来より一般的に用いられているマスフローメータを示すもので、この図において、1は本体ブロックで、その一端側には流体入口2が形成され、他端側には流体出口3が形成されるとともに、内部に流体入口2と流体出口3とを結ぶようにして流体流路4が形成してあり、この流体流路4には定流量特性を有するバイパス素子5が設けてあって、バイパス部6に構成されている。
【0003】
7は本体ブロック1の上部に設けられるセンサ固定ベースである。このセンサ固定ベース7には、本体ブロック1内の流路4と連通路8を介して連通する孔9を備えたスリーブ10が着脱自在に設けてある。11はシール部材である。12は質量流量センサで、スリーブ10に対して抵抗溶接などの手法により接続され、センサ固定ベース7および本体ブロック1に垂直かつ逆U字状に立設された測定流路としての細管13と、この細管13の中央の水平部分13aの外周に巻設された2つの感熱抵抗体14,15とからなる。なお、感熱抵抗体14,15は、温度係数など感熱特性が互いに等しいものが選ばれる。
【0004】
16はセンサ固定ベース7の上面に抵抗溶接などによって設けられるハーメチック端子で、感熱抵抗体14,15は、ハーメチック端子16のリードピンを介して図外のブリッジ回路に接続される。17はセンサ部12やハーメチック端子16などを収納しこれらをカバーするためのセンサケースである。なお、本体ブロック1、スリーブ10、細管13などは、ステンレス、ニッケル、コバールなどの耐腐食性に優れた金属よりなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構成のマスフローメータにおいては、通常、図6(A)に示すように、2つの感熱抵抗体14,15の高さ位置が互いに等しい、質量流量センサ12が水平な状態で取り付けられる。このような水平姿勢で設置された質量流量センサ12においては、細管13の2個の感熱抵抗体14,15が巻設された中央部分13aが水平になり、2つの感熱抵抗体14,15の間に位置的に上下関係がないので、これらの感熱抵抗体14,15の間で熱対流が生ずることはない。
【0006】
しかしながら、配管系統の構成上あるいはマスフローメータの設置スペースなどの関係で、図6(B)に示すように、2つの感熱抵抗体14,15が巻設された細管13の中央部分13aが垂直となるように、質量流量センサ12を垂直姿勢の状態で設置しなければならないことがある。そのような場合、一方の感熱抵抗体14が他方の感熱抵抗体15よりも上位に位置することになり、細管13の内部、外部の両方において熱対流が生ずる。この場合、細管13の外部の熱対流についてはセンサ12外部に断熱材を設けることにより、これを防止することができるが、細管13の内部の熱対流によってセンサコイルとしての感熱抵抗体14,15が熱的に干渉しあい、ゼロ点が変化するため、流量の測定結果に誤差が生ずる。
【0007】
上記細管13内部の垂直姿勢取付け時の不都合に対して、細管13の内径を小さくすることにより細管13内を流れる流体の差圧を上げることが試みられているが、このようにしても、それほど測定誤差が低減することはできなかった。
【0008】
なお、このような問題、すなわち、質量流量センサ12の姿勢による影響は、マスフローメータに流体制御弁を付加した構成であるところのマスフローコントローラにおいても同様に生じているところである。
【0009】
上述のような問題点を解決するため、例えば特開平7−27582号公報(これは本願出願人に係る特許出願である)に示すように、センサコイルとしての感熱抵抗体14,15のほかに熱源として二つの感熱抵抗体を設けて、上記熱対流を低減してこれに起因する測定誤差をなくすることが試みられている。
【0010】
上記公報の質量流量センサによれば、それ以前の質量流量センサに比べて、垂直姿勢取付け時の不都合についてかなりの点で解消することができるものの、熱源としての二つの感熱抵抗体においても流量検出を行っているために、周囲温度が変化したような場合、熱量の均一化が困難であるため、姿勢による流量検出誤差が生じることがあった。
【0011】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、マスフローメータやマスフローコントローラの取付け姿勢の如何、並びに、周囲温度が変化しても流体の質量流量を精度よく検出することのできる質量流量センサ並びにこれを用いるマスフローメータおよびマスフローコントローラを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に係る質量流量センサは、マスフローメータまたはマスフローコントローラの本体ブロックに逆U字状に立設され、内部に流体が流れる測定流路である細管の一つの垂直部分に、センサコイルとして第1感熱抵抗体と第2感熱抵抗体とを互いに絶縁した状態で巻設し、前記一つの垂直部分の下流側に位置する他の垂直部分に、第3感熱抵抗体をヒータコイルとして巻設し、前記センサコイルおよびヒータコイルを互いに独立した駆動回路によって駆動し、前記センサコイルの流量検出部によって出力するようにし、また、前記ヒータコイルの駆動回路によって前記センサコイルと前記ヒータコイルの発熱量が等しくなるように、および、前記センサコイルにおける周囲温度変化に対して前記ヒータコイルの温度を変化させるように駆動するようにしている。
また、上記目的を達成するため、この発明に係るマスフローメータおよびマスフローコントローラは、本体ブロックと、この本体ブロックに逆U字状に立設され、内部に流体が流れる測定流路である細管の一つの垂直部分に、センサコイルとして第1感熱抵抗体と第2感熱抵抗体とを互いに絶縁した状態で巻設し、前記一つの垂直部分の下流側に位置する他の垂直部分に、第3感熱抵抗体をヒータコイルとして巻設した質量流量センサとを備え、前記センサコイルおよびヒータコイルを互いに独立した駆動回路によって駆動し、前記センサコイルの流量検出部によって出力するようにし、また、前記ヒータコイルの駆動回路によって前記センサコイルと前記ヒータコイルの発熱量が等しくなるように、および、前記センサコイルにおける周囲温度変化に対して前記ヒータコイルの温度を変化させるように駆動するようにしている。
【0013】
上記駆動回路としては、定電流回路や定温度回路などがある。
【0014】
上記質量流量センサにおいては、センサコイルとしての第1感熱抵抗体および第2感熱抵抗体において発生する熱を、ヒータコイルとしての第3感熱抵抗体において発生する熱がキャンセルするので、センサコイルにおいて熱対流が発生せず、マスフローメータまたはマスフローコントローラの取付け姿勢に起因するゼロ点シフトがなくなる。そして、ヒータコイルを駆動する回路がセンサコイルを駆動する回路とは独立して設けられているので、センサコイルにおける温度変化に対して、ヒータコイル側の温度を変化することができ、したがって、周囲温度が変化しても、姿勢による流量検出誤差が生じることない。
【0015】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の質量流量センサ20を示すもので、この図において、13b,13cは逆U字状の細管13の水平部分13aの両側の垂直部分で、流体流入側の垂直部分13bに、センサコイルとしての第1感熱抵抗体21と第2感熱抵抗体22とが互いに絶縁された状態で巻設されており、流体流出側の垂直部分13cにヒータコイルとしての第3感熱抵抗体23が巻設されている。なお、これらの感熱抵抗体21〜23は、温度係数など感熱特性が等しいものが用いられるとともに、センサコイル21,22のトータル巻き幅とヒータコイル23の巻き幅とを等しくしてある。
【0016】
そして、前記センサコイルとしての第1感熱抵抗体21および第2感熱抵抗体22と、ヒータコイルとしての第3感熱抵抗体23とは、それぞれ別の駆動回路に接続されている。
【0017】
図2(A)は、第1感熱抵抗体21および第2感熱抵抗体22を含む流量検出部24の一例を示している。この図に示す流量検出部24は、定電流回路に構成されている。すなわち、第1感熱抵抗体21と第2感熱抵抗体22は、互いに直列に接続されるとともに、ブリッジ抵抗25,26とともにブリッジ回路27を形成している。そして、28〜31はブリッジ回路27における隣接する辺と辺との接続点で、ブリッジ回路27の一つの対角線上にある接続点28,30は、トランジスタ32、演算増幅器33、基準電源34、この電源34の電圧を適宜分圧するための抵抗35,36よりなる定電流電源37が接続されている。
【0018】
より詳しくは、接続点28は、トランジスタ32のエミッタに接続され、接続点30は、抵抗38を介して接地されるとともに、演算増幅器33の一方の入力端子に接続されている。そして、抵抗35,36の接続点39は、演算増幅器33の他方の入力端子に接続されている。また、演算増幅器33の出力側は、トランジスタ32のベースに接続されている。
【0019】
そして、このブリッジ回路27の接続点29,31は、増幅回路40を介して端子41に接続され、ブリッジ回路27の出力は、端子41と接地された端子42との間に出力されるように構成されている。
【0020】
また、図2(B)は、前記第3感熱抵抗体23を含むヒータ部43の一例を示している。この図に示すヒータ部43も定電流回路に構成されている。すなわち、第3感熱抵抗体23の両端には、トランジスタ44、演算増幅器45、基準電源46、この電源46の電圧を適宜分圧するための抵抗47,48,49よりなる定電流電源50が接続されている。
【0021】
より詳しくは、第3感熱抵抗体23の一端は、トランジスタ44のエミッタに接続され、他端は抵抗51を介して接地されるとともに、演算増幅器45の一方の入力端子に接続されている。そして、演算増幅器45の他方の入力端子は、抵抗47,49の間に介装される抵抗48に対して可動接点52を介して接続されている。また、演算増幅器45の出力側はトランジスタ44のベースに接続されている。
【0022】
ところで、上記構成の質量流量センサにおいては、図3(A)に示すように、細管13の水平部分13aが垂直になるように、つまり、センサコイルとしての感熱抵抗体21,22を巻設した部分13bを水平にした(ヒータコイルとしての感熱抵抗体23を巻設した部分13cも水平になっている)状態では、感熱抵抗体21,22において熱対流が発生しないから、この状態において流量検出部におけるゼロバランスを合わせる。
【0023】
そして、図3(B)に示すように、前記部分13bを垂直にする(前記部分13cも垂直になっている)と、感熱抵抗体23が発熱していない(ヒータオフ)とき、感熱抵抗体21,22において熱対流が発生し、流量検出部におけるゼロ点がずれる。
【0024】
そこで、図3(C)に示すように、前記部分13bを垂直にした状態(前記部分13cも垂直になっている)で、流量検出部における出力がゼロになるように、感熱抵抗体23を発熱させ(ヒータオン)、感熱抵抗体21,22側において発生する熱量Wsと、感熱抵抗体23において発生する熱量Whとが互いに等しくなるようにするのである。
【0025】
上述のように、センサコイルである感熱抵抗体21,22側において発生する熱量Wsと、ヒータコイルである感熱抵抗体23において発生する熱量Whとが常に等しくなるようにそれぞれの駆動回路24,43を動作させるのである。このようにすることにより、前記熱量Wsが熱量Whによって打ち消され、マスフローメータの取付け姿勢の如何にかかわらず、センサコイルである感熱抵抗体21,22において熱対流が生ずることがなくなる。
【0026】
そして、上記構成においては、ヒータコイルとしての感熱抵抗体23を駆動する回路43がセンサコイルとしての感熱抵抗体21,22を駆動する回路24とは独立して設けられているので、感熱抵抗体21,22における温度変化に対して、感熱抵抗体23側の温度を変化することができ、したがって、周囲温度が変化しても、姿勢による流量検出誤差が生じることない。
【0027】
上述の実施の形態においては、感熱抵抗体21,22および23をそれぞれ駆動する回路として定電流回路を用いていたが、これに代えて、特公平4−49893号公報や特公平5−23605号公報に詳しく開示されるような定温度回路を用いるようにしてもよい。
【0028】
すなわち、図4(A)は、第1感熱抵抗体21および第2感熱抵抗体22を含む流量検出部53の一例を示している。この図において、54,55は互いに並列的に設けられる定温度回路で、それぞれの定温度回路54,55は、第1感熱抵抗体21および第2感熱抵抗体22をそれぞれブリッジ構成要素として含むブリッジ回路56,57、トランジスタ58,59、演算増幅器60,61からなる。62はブリッジ回路56,57の出力の差をとる増幅器で、63,64は出力端子である。なお、65〜70はブリッジ抵抗である。
【0029】
また、図4(B)は、前記第3感熱抵抗体23を含むヒータ部71の一例を示している。この図に示すヒータ部71も定温度回路に構成されている。すなわち、この定温度回路は、第3感熱抵抗体23をブリッジ構成要素として含むブリッジ回路72、トランジスタ73、演算増幅器74からなる。75〜77はブリッジ抵抗である。そして、第3感熱抵抗体23の一端は、演算増幅器74の一方の入力端子に接続され、他端は接地されている。そして、演算増幅器74の他方の入力端子は、抵抗76,77の間に介装される抵抗78に対して可動接点79を介して接続されている。また、演算増幅器74の出力側はトランジスタ73のベースに接続されている。
【0030】
この実施の形態における質量流量センサにおいても、上記実施の形態における質量流量センサと同様の作用効果を奏するので、その詳細な説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明においては、センサコイルとしての感熱抵抗体とヒータコイルとしての感熱抵抗体とを互いに平行な位置関係に配置し、両コイルにおける発熱量が等しくなるようにしているので、センサコイルにおいて発生する熱対流が巧みにキャンセルされる。したがって、マスフローメータまたはマスフローコントローラの取付け姿勢に起因するゼロ点シフトがなくなる。
【0032】
そして、前記センサコイルとヒータコイルを、互いに同種であるが互いに独立した回路によって駆動するようにしているので、周囲温度が変化しても、センサコイルにおける温度変化に対して、ヒータコイル側の温度を変化することができ、周囲温度が変化しても姿勢による流量検出誤差が生じることない。したがって、周囲温度や姿勢に影響されることなく常に精度の高い流量検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る質量流量センサの一構成例を示す図である。
【図2】 前記質量流量センサを組み込んだ電気回路の一例を示す図である。
【図3】 この発明の動作説明図である。
【図4】 この発明に係る質量流量センサを組み込んだ電気回路の他の例を示す図である。
【図5】 従来の質量流量センサを組み込んだマスフローメータを示す図である。
【図6】 従来の質量流量センサの欠点を説明するための図である。
【符号の説明】
1…本体ブロック、13…細管、13b,13c…垂直部分、20…質量流量センサ、21…第1感熱抵抗体、22…第2感熱抵抗体、23…第3感熱抵抗体、37,50,54,71…駆動回路。
Claims (3)
- マスフローメータまたはマスフローコントローラの本体ブロックに逆U字状に立設され、内部に流体が流れる測定流路である細管の一つの垂直部分に、センサコイルとして第1感熱抵抗体と第2感熱抵抗体とを互いに絶縁した状態で巻設し、前記一つの垂直部分の下流側に位置する他の垂直部分に、第3感熱抵抗体をヒータコイルとして巻設し、前記センサコイルおよびヒータコイルを互いに独立した駆動回路によって駆動し、前記センサコイルの流量検出部によって出力するようにし、また、前記ヒータコイルの駆動回路によって前記センサコイルと前記ヒータコイルの発熱量が等しくなるように、および、前記センサコイルにおける周囲温度変化に対して前記ヒータコイルの温度を変化させるように駆動するようにしたことを特徴とする質量流量センサ。
- 本体ブロックと、この本体ブロックに逆U字状に立設され、内部に流体が流れる測定流路である細管の一つの垂直部分に、センサコイルとして第1感熱抵抗体と第2感熱抵抗体とを互いに絶縁した状態で巻設し、前記一つの垂直部分の下流側に位置する他の垂直部分に、第3感熱抵抗体をヒータコイルとして巻設した質量流量センサとを備え、前記センサコイルおよびヒータコイルを互いに独立した駆動回路によって駆動し、前記センサコイルの流量検出部によって出力するようにし、また、前記ヒータコイルの駆動回路によって前記センサコイルと前記ヒータコイルの発熱量が等しくなるように、および、前記センサコイルにおける周囲温度変化に対して前記ヒータコイルの温度を変化させるように駆動するようにしたことを特徴とするマスフローメータ。
- 本体ブロックと、この本体ブロックに逆U字状に立設され、内部に流体が流れる測定流路である細管の一つの垂直部分に、センサコイルとして第1感熱抵抗体と第2感熱抵抗体とを互いに絶縁した状態で巻設し、前記一つの垂直部分の下流側に位置する他の垂直部分に、第3感熱抵抗体をヒータコイルとして巻設した質量流量センサとを備え、前記センサコイルおよびヒータコイルを互いに独立した駆動回路によって駆動し、前記センサコイルの流量検出部によって出力するようにし、また、前記ヒータコイルの駆動回路によって前記センサコイルと前記ヒータコイルの発熱量が等しくなるように、および、前記センサコイルにおける周囲温度変化に対して前記ヒータコイルの温度を変化させるように駆動するようにしたことを特徴とするマスフローコントローラ。
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