JP4367737B2 - 単リール型の磁気テープカートリッジ - Google Patents

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    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープ繰り出し端に、テープを引き出し操作するための先導ピースが設けてある単リール型の磁気テープカートリッジに関し、不使用状態における先導ピースの待機保持構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の磁気テープカートリッジ(以下、単にテープカートリッジという)は、例えば特開平11−7749号公報に公知である。そこでは、先導ピースを鉤形のプラスチック成形品で形成して、不使用状態における先導ピースを、テープ引出口に設けた一対の突片で片持ち状に待機保持している。特開平11−232826号公報においては、先導ピースを金属ピンで形成し、その上下両端に設けた係合軸部を、上下ケースの上壁および底壁に凹み形成した一対の軸受部およびばねで係合保持して、不使用時の先導ピースを待機保持している。軸受部の近傍には、ばね用の抜止壁が上壁および底壁と平行に張り出し形成してある。ばねはねじりコイル形のばねからなり、その一方のばね腕の先端に設けた部分円弧状の押圧部を、先の係合軸部に圧接している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように単リール型のテープカートリッジにおいては、テープ繰り出し端に先導ピースを設け、この先導ピースを捕捉連結することによって、テープドライブによるテープ引き出しを確実化している。その前提として、不使用時の先導ピースの待機保持姿勢が常に適正であること、落下衝撃を受ける場合にも待機保持姿勢を適正範囲内に維持できることが求められる。しかし、この種のテープカートリッジは、2リール型等の他型式のテープカートリッジに比べて重いため、落下時の運動慣力が大きく、その分だけより大きな落下衝撃を受ける不利がある。最悪の場合にはリールロック爪が瞬間的にリールから外れ、あるいはロック爪が折れてテープ弛みを生じ、そのせいで、先導ピースがずれ動いたり、ケース外へ飛び出ることがある。
【0004】
先導ピースはテープ引出口に臨んで配置してあり、多くの場合はテープ引出口からの塵埃の侵入を防ぐために、テープ引出口を開閉可能なドアで閉止保持している。そのため、テープカートリッジの取り扱い時に誤ってテープカートリッジを取り落とし、落下衝撃によって先導ピースが所定の待機位置からずれ動き、あるいはその姿勢が不適切になっていたとしても、ドアを開いて確認しない限りは、先導ピースの保持状態の適否を知ることはできない。多くの場合は、先導ピースの保持状態が不適切であったとしても、ケース本体やドアに外観上の傷や変形がない場合には、そのまま使用に供されてしまい、その結果、テープドライブにおいて先導ピースを捕捉連結できないことがある。
【0005】
本発明の目的は、不使用時の先導ピースの待機保持姿勢を、通常の状況下ではもちろん、落下衝撃を受けるような場合であっても、適正な状態に維持でき、従って、テープドライブによる先導ピースの捕捉やテープ引き出しを常に確実に行うことができる、信頼性に優れた単リール型のテープカートリッジを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、先導ピースとこれを待機保持するロック具とを備えていて、先導ピースのロック具に対する係脱を軽快に行えるにもかかわらず、落下や衝突等の外部衝撃を受ける場合にも、先導ピースを適正な待機姿勢に保持し続けることができる単リール型のテープカートリッジを提供することにある。本発明の他の目的は、ばねで移動付勢されて、不使用時の先導ピースを確実にロック保持できるロック具を備えており、テープカートリッジをテープドライブに装填し始めてロック具がロック解除操作される単リール型のテープカートリッジを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のテープカートリッジは、図1ないし図3に示すごとくテープ繰り出し端に、テープドライブ側の捕捉体Hを掛止連結するための先導ピース13が設けられている。先導ピース13は、テープ3の繰り出し端に設けたリーダーテープ12に固定される軸体14と、軸体14の上下両端に設けた捕捉体H用の一対の掛止腕15・15とを備えている。ケース本体1の前面に開口するテープ引出口4に臨むケース本体1の内面上下には、先導ピース13の掛止腕15・15を所定の待機姿勢で受け止め保持する一対のピース受部19・19が設けられている。ピース受部19と協同して先導ピース13を待機姿勢に保持するロック具20が、テープ引出口4に臨んで設けられている。
【0008】
上記のロック具20は、ケース本体1に揺動可能に軸支されるボス21と、ボス21と一体に設けたロック片22とを含む。ロック片22の先端に、当該軸体14と係合するフック部25を設けて、当該フック部25によって軸体14のテープ引出口4側の周面部分を囲んでいる。ロック具20は、ばね24によって、ロック片22のフック部25が軸体14と係合する向きに付勢されている。
【0009】
ロック具20は、図12に示すごとく回転不能にケース本体1に組み込まれるボス21と、ボス21に設けてあって先導ピース13の軸体14が係脱する二又状の抱持片30a・30aを先端に有するロック腕30とを設けてあるものとすることができる。そして、ロック腕30の抱持片30a・30aの長さを大きく設定することで、軸体14の移動を許す遊動空所Sを設けてある。
【0010】
また、ロック具20は、図8および図9に示すごとく回転不能にケース本体1に組み込まれるボス21と、ボス21に設けてあって先導ピース13の軸体14が係脱する二又状の抱持片30a・30aを先端に有するロック腕30と、ボス21に設けてあって先導ピース13の軸体14が抱持片30a・30aに対する軸体14の係脱方向と交差する向きに係脱するフック部32を先端に有するロック片31とからなるものとすることができる。そして、抱持片30a・30aおよびロック片31が弾性変形することで、軸体14が抱持片30a・30aおよびフック部32に係脱する。
【0011】
ロック片31のフック部32は、軸体14をケース内面側から係合保持することができる。
【0012】
ケース本体1に組み込まれるボス21と、ボス21に設けてあって先導ピース13の軸体14が係脱する二又状の抱持片30a・30aを先端に有するロック腕30とを設けたロック具20を備えており、ロック具20のボス21が、弾性変形可能な支軸33を介してケース本体1に固定されているものとすることができる。
【0013】
ケース本体1に、図1に示すごとくテープ引出口4を開閉するドア5が設けられており、ピース受部19とロック具20とで待機保持した先導ピース13の外面を、閉じ位置にあるドア5で押え保持しているものとすることができる。
【0014】
ピース受部19は、図1に示すごとく掛止腕15の外郭線に沿って鉤形に凹み形成されているものとすることができる。
【0016】
【発明の作用効果】
テープ3をリール2で巻き戻した状態において、先導ピース13は、その上下端がケース本体1に設けたピース受部19で受け止められて、位置決めされている。さらに、位置決め状態を維持するロック具20でロック保持されて、待機姿勢に位置保持されている。このように、先導ピース13をピース受部19とロック具20とで協同して係合保持すると、保持姿勢にばらつきのない状態の許に先導ピース13を確実に待機保持できる。ロック具20は、先導ピース13と弾性係合して先導ピース13がピース受部19から抜け出るのを阻止している。従って、落下衝撃を受けて先導ピース13が動いたとしても、ロック具20の先導ピース13との係合部分の弾性によって衝撃を吸収し、先導ピース13の動きに追随し復帰させることができる。従って、本発明のテープカートリッジによれば、ケース本体1や先導ピース13が落下衝撃を受けるような場合にも、先導ピース13を適正に待機保持して、テープドライブの捕捉体Hによる先導ピース13の掛止捕捉やテープ引き出しを確実に行え、従来のこの種のテープカートリッジに比べて信頼性を向上できる。
【0017】
図1ないし図5に示すごとく軸体14と、その上下両端に設けた一対の掛止腕15とでコ字枠状に形成した先導ピース13によれば、先導ピース13の占有空間量を小さくできるので、テープ引出口4をドア5で閉止するケース構造を採る場合にも、先導ピース13をドア5の内側の狭い空間に支障なく配置できる。上下の掛止腕15をケース本体1の内面上下に設けたピース受部19で受け止め、さらに鉤形に凹み形成したピース受部19で、上下の掛止腕15をその外郭線に沿って密接状に受け止める位置保持構造によれば、不使用時の先導ピース13をより安定した姿勢で確実に位置決めできる。
【0018】
ロック片22を備えたロック具20を設け、これをばね24でロック付勢することにより、先導ピース13の軸体14をロック片22で係合保持するロック具構造によれば、先導ピース13に作用する衝撃力をばね24で緩和吸収したうえで、適正な待機位置へ復帰させることができる。この場合のロック具20は、往復スライドする形態と、往復揺動する形態のいずれの移動形態であってもよい。
【0019】
ロック具20を揺動可能に軸支したうえで、そのロック片22をケース外面側から軸体14にロック係合する位置保持構造によれば、待機保持状態における先導ピース13を、ロック片22でピース受部19の側へ押し付けて固定保持できるので、先導ピース13をがた付きなく適切に待機保持できるうえ、外部衝撃を受けた先導ピース13がケース外方へ飛び出ようとするのを確実に防止できる。テープカートリッジをテープドライブに装填すると、テープドライブ側の操作片がロック解除片23に接当して、ロック具20をばね24の付勢力に抗してロック解除操作する。つまり、ロック具20はテープカートリッジをテープドライブに装填しない限りロック状態を維持する。
【0020】
図8および図9に示すごとく、ロック具20に二又状のロック腕30と、軸体14を係合保持するロック片31とを設け、ロック腕30およびロック片31の軸体14に対する係脱方向を交差する向きに設定した位置保持構造によれば、軸体14が前後および左右方向へ移動しようとするのをロック腕30とロック片31とで規制できるので、待機保持状態における先導ピース13が外部衝撃を受けてずれ動いたり、ケース外へ飛出すのを確実に防止できる。なお、軸体14はロック腕30およびロック片31に対してその一部を弾性変形させながら係脱する。
【0021】
図10に示すように、軸体14をロック片31でケース内面側から係合保持するロック具20においては、テープカートリッジをテープドライブへ装填する際の動作を利用してロック片31を容易にロック解除操作できるので、ロック片31による軸体14の係合力をより大きく設定して、先導ピース13をより強固に待機保持できる。
【0022】
図11および図12に示すごとく、複数個のロック腕30で軸体14を係合捕捉し、ロック腕30に遊動空所Sを設けたロック具20によれば、先導ピース13は外部衝撃を受けて遊動空所Sの範囲内を動いた後、ロック腕30に受け止められる。つまり遊動空所Sを移動する間に先導ピース13の衝撃エネルギーが減衰緩和されるので、先導ピース13がピース受部19から飛び出てしまうのを阻止できる。なお、軸体14が遊動空所S内にある状態においては、テープドライブ側の捕捉体Hで掛止腕15を支障なく掛止連結できる。
【0023】
図13に示すごとくロック具20を弾性変形可能な支軸33で支持した位置保持構造においては、先導ピース13に作用する外部衝撃を、支軸33が弾性変形することによって緩和吸収できるうえ、先導ピース13を適正な待機位置へ復帰させることができる。従って、落下衝撃等によって先導ピース13がピース受部19から飛び出るなどの不具合を解消できる。
【0024】
待機保持した先導ピース13の外面をドア5で押え保持するテープカートリッジによれば、ピース受部19とロック具20とによる先導ピース13の位置保持作用をドア5によってさらに増強できるので、先導ピース13を待機位置にさらに確実に位置保持できる。
【0025】
【実施例】
(実施例1)
図1ないし図5は、本発明に係る単リール型のテープカートリッジの実施例を示す。図2において、テープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合して構成した角箱状のケース本体1を有し、その内部に配置した1個のリール2にテープ3が巻き込んである。ケース本体1の前面にはテープ引出口4が開口しており、これを揺動自在に軸支したドア5で開閉できる。ドア5はばねで閉じ勝手に移動付勢されており、閉止位置において図外のロック機構でロック保持される。
【0026】
ケース本体1の対向する内隅の2個所には、リール2の下フランジに設けたギヤ歯と係合して、不使用時のリール2を遊転不能にロック保持するリールロック6・7が設けてある。ケース背壁の一側には、誤消去防止用の切換ピース8が設けてある。リール2と上ケース1aとの間には、リール2を下ケース1bへ向かって押し下げ付勢するばね9が配置してある。このばね9とリール2とは遊転自在な鋼ボール10を介して接当している。
【0027】
リール2に巻き込んだテープ3をテープドライブの捕捉体Hで自動的に捕捉連結するために、テープ3の繰り出し端に設けたリーダーテープ12に先導ピース13を設ける。図3において先導ピース13は、リーダーテープ12に固定されるステンレス製のピン(軸体)14と、ピン14の上下両端に設けた一対の掛止腕15とでコ字枠状に構成する。リーダーテープ12の連結端は、その幅方向中途部の切欠によって上下に分断されており、この分断部をピン14に巻き掛け反転した後、反転端をテープ面に接着することによりピン14と一体化してある。なお、ピン14はリーダーテープ12に対して相対回転できる。
【0028】
掛止腕15は左右横長のプラスチック成形品からなり、その成形時にピン14をインサート固定する。上下の掛止腕15はケース外面側へ向かって突弧状に湾曲形成され、腕の中途部に捕捉体Hを掛止連結するための掛止溝16が上下対向状に、しかも各腕15の外面側に向かって開口するように形成してある。捕捉体Hは、テープドライブ側のリーダーテープの端に掛止ピン17を固定して形成してあり、図示していないローディングアームで掛止ピン17を操作して、その上下両端が掛止溝16に掛止される。
【0029】
不使用時の先導ピース13を所定の待機姿勢で保持固定するために、図1に示すようにテープ引出口4に臨んでピース受部19とロック具20とを設けている。ピース受部19はケース本体1の内面上下に凹み形成する。詳しくは、テープ引出口4に臨む上下壁のそれぞれに低いリブを上下対向状に突設し、このリブを掛止腕15のケース内面側の外郭線に沿って鉤形に湾曲させて、一端がケース内方へ凹むピース受部19を形成する。リーダーテープ12と共に先導ピース13をケース内部へ引き込んだ状態において、先導ピース13はその掛止腕15が上下のピース受部19に密接する状態で受け止められて、適正に位置決め保持される。
【0030】
テープ弛みが発生した状況下においても、落下衝撃に耐えて上記の位置決め姿勢を保持するために、ロック具20で先導ピース13のピン14をロック保持する。図3においてロック具20は、ボス21と、その周面から横向きに突設したロック片22およびロック解除片23とを一体に形成したプラスチック成形品からなる。ボス21を上下ケース1a・1bで揺動自在に軸支し、さらにボス21の下端に組み付けたばね24でロック具20をロック姿勢に揺動付勢することにより、ロック片22は常にケース内方へ向かって揺動付勢され、図1に示すようにその先端に設けたフック部25がピン14の上下方向中途部に係合する。このとき、ロック片22はケース外面側からピン14を係合保持し、ロック解除片23はケース本体1の前壁に開口した解除ピン挿入口26と正対している。
【0031】
以上のように、不使用時の先導ピース13をピース受部19とロック具20とで協同して待機保持すると、先導ピース13に作用する外部衝撃は、ロック具20がばね24に抗して揺動することによって緩和吸収できるので、たとえテープ3がケース内部で弛んでいたとしても、先導ピース13がピース受部19からずれ動いたり、飛び出てしまうのを防止できる。また、外部衝撃力の消滅と同時に、ロック具20は前記ばね24の付勢力を受けて先導ピース13をピース受部19に復帰操作し密接させるので、先導ピース13を常に適切な待機姿勢に保持できる。
【0032】
不使用時のドア5は、テープ引出口4を塞いで先導ピース13の外面を覆っている。そこで、ドア5の内面に、先導ピース13の外面側の外郭線に合致する押圧部27(図1参照)を設けて、先導ピース13のとくに掛止腕15の先端側がピース受部19から浮き離れるのを阻止できるようにしている。
【0033】
テープカートリッジをテープドライブに装填すると、図4および図5に示すようにドア5が開いてテープ引出口4を開放する。同時にリール2の遊転を阻止していた一対のリールロック6・7がロック解除される。ロック具20はそのロック解除片23を介して、フック部25がピン14から離れる向きにロック解除操作される。リール2は、ケース下面側からケース内へ進入するリール駆動軸と係合する。この状態でテープドライブ側の捕捉具Hがテープ引出口4内へ進入し、その掛止ピン17を上下の掛止腕15の掛止溝16に掛止連結して、先導ピース13を介してテープ3を引き出し、テープドライブ側のリールに巻き込む。テープ3に対するデータの書き込みあるいは読み出しが終了したら、テープ3はリール2に巻き戻され、先端ピース13はピース受部19とロック具20とによって再び待機状態に位置決め保持される。
【0034】
(実施例2)
図6および図7にロック具20の別の実施例を示す。そこでは、ボス21をリールロック6の近傍で軸支し、リールロック5をテープドライブ側のロック解除体Pでロック解除操作するとき、ボス21に突設したロック解除片23を同時にロック解除操作できるようにした。詳しくは図7に示すように、ロック解除体Pの突端でロック解除片23を突き押し操作し、リールロック6がロック解除し終る直前に、ロック片22をばね24の付勢力に抗してケース外面側へ揺動させ、フック部25をピン14から分離させるようにした。符号35はロック片22のケース内方への揺動限界を規制するピンである。他は先の実施例1と同じであるので、同一部材に同符号を付してその説明を省略する。このことは以下の各実施例においても同じ扱いとする。
【0035】
(実施例3)
図8および図9はロック具20によるピン14の保持形態を変更した実施例を示す。そこでは、ボス21の上下端に、先端に二又状の抱持片30a・30aを有するロック腕30を設け、これらのロック腕30でピン14の上下を係合捕捉できるようにした。さらにボス21の上下中途部にロック片31を突設し、その突端に設けたフック部32でピン14を係合保持した。この場合のボス21は回転不能にケース本体1に組み込まれる。ピン14はロック腕30の先端の両抱持片30a・30a間に割り込んで両抱持片30a・30aを拡開状に弾性変形させながら、ロック腕30に対して左右方向に係脱し、抱持片30aで係合捕捉された状態において前後遊動不能に保持される。また、ロック片31に対してはその腕部分をケース内方へ撓み変形させながらフック部32に落ち込み係合して、左右遊動不能に係合保持される。このように、ピン14をロック腕30とロック片31とで前後左右に係合保持すると、外部衝撃による先導ピース13の動きを、ロック腕30およびロック片31が弾性変形することで吸収できるので、先導ピース13がピース受部19から離脱し、あるいはずれ動くのを防止できる。ロック片31によるロック状態の解除は、テープカートリッジのテープドライブへの装填動作を利用して行われ、ロック片31の腕部をテープドライブ側のロック解除ピンでケース内方へ押圧して、フック部32をピン14から分離する。
【0036】
(実施例4)
実施例3で説明したロック腕30とロック片31とは図10に示すように設けることができる。そこでは、ロック片31をボス21の上下に設け、ロック腕30をロック片31の間に配置した。この場合のロック片31は、テープ3の上下幅範囲の外に配置して、テープ3が上下のロック片31の間を出入りできるようにした。
【0037】
(実施例5)
図11および図12に示すロック具20は、実施例3と同様に、ボス21の上下に二又状のロック腕30を設けてロック具20とした。実施例3と異なるのは、ロック腕30の抱持片30aの左右長さを大きく設定して、ピン14の左右移動を許す遊動空所Sを抱持片30aの内部の左右方向に確保した点にある。この場合のピン14は、外部衝撃を受けて抱持片30aの内部を遊動空所Sの範囲内で移動する間に衝撃エネルギーが減衰される。なお、先導ピース13は遊動空所Sの範囲内で、ピース受部19に対してずれ動くことができるが、こうした場合でも捕捉体Hを掛止腕15に支障なく掛止連結できるようにするために、掛止腕15に設けられる掛止溝16の外面側開口の開口幅をピン14のずれ量より大きく設定している。
【0038】
(実施例6)
この実施例6におけるロック具20は、ロック片31を省略する点以外は実施例3のロック具20と同様に構成する。そのうえで、図13に示すようにボス21に弾性変形可能な支軸33をインサート固定して、この支軸33をケース本体1で固定支持した。この場合には、支軸33を撓み変形させてロック具20が変位することによって、先導ピース13に作用する外部衝撃を緩和吸収できる。
【0039】
上記の実施例以外に、ロック具20は往復スライドしてピン14をロック保持し、あるいはロック解除する形態を採ることができる。軸体14は掛止腕15と一体に成形したプラスチック軸で形成することができる。先導ピース13はコ字枠状に形成したが、必要があれば、四角枠状あるいは湾曲板状に形成することができる。ピース受部19は、先導ピース13の形状の違いに応じて形成すべきであるので、その凹み形状は実施例で説明した形状には限定しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の先導ピースの待機保持構造を示す内部平面図である。
【図2】実施例1のテープカートリッジの横断平面図である。
【図3】実施例1のテープ引出口の縦断正面図である。
【図4】実施例1の先導ピースの引き出し状態を示す内部平面図である。
【図5】実施例1のロック具のロック解除状態を示す要部の横断平面図である。
【図6】実施例2に係るロック具を示す内部平面図である。
【図7】実施例2のロック具のロック解除状態を示す内部平面図である。
【図8】実施例3に係るロック具の斜視図である。
【図9】実施例3のテープ引出口の縦断正面図である。
【図10】実施例4に係るロック具の斜視図である。
【図11】実施例5に係るロック具の斜視図である。
【図12】実施例5のロック腕と軸体の関係を示す平面図である。
【図13】実施例6に係るロック具の斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース本体
2 リール
4 テープ引出口
5 ドア
13 先導ピース
14 軸体
15 掛止腕
16 掛止溝
19 ピース受部
20 ロック具
22 ロック片
24 ばね
H 捕捉体

Claims (7)

  1. テープ繰り出し端に、テープドライブ側の捕捉体(H)を掛止連結するための先導ピース(13)が設けられており、
    先導ピース(13)は、テープ(3)の繰り出し端に設けたリーダーテープ(12)に固定される軸体(14)と、軸体(14)の上下両端に設けた捕捉体(H)用の一対の掛止腕(15・15)とを備えており、
    ケース本体(1)の前面に開口するテープ引出口(4)に臨むケース本体(1)の内面上下に、先導ピース(13)の掛止腕(15・15)を所定の待機姿勢で受け止め保持する一対のピース受部(19・19)が設けられており、
    ピース受部(19)と協同して先導ピース(13)を待機姿勢に保持するロック具(20)が、テープ引出口(4)に臨んで設けられており、
    ロック具(20)は、ケース本体(1)に揺動可能に軸支されるボス(21)と、ボス(21)と一体に設けたロック片(22)とを含み、
    ロック片(22)の先端に、当該軸体(14)と係合するフック部(25)を設けて、当該フック部(25)によって軸体(14)のテープ引出口(4)側の周面部分を囲んでおり、
    ロック具(20)は、ばね(24)によって、ロック片(22)のフック部(25)が軸体(14)と係合する向きに付勢されていることを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。
  2. テープ(3)の繰り出し端に、テープドライブ側の捕捉体(H)を掛止連結するための先導ピース(13)が設けられており、
    先導ピース(13)は、テープ(3)の繰り出し端に設けたリーダーテープ(12)に固定される軸体(14)と、軸体(14)の上下両端に設けた捕捉体(H)用の一対の掛止腕(15・15)とを備えており、
    ケース本体(1)の前面に開口するテープ引出口(4)に臨むケース本体(1)の内面上下に、先導ピース(13)の掛止腕(15・15)を所定の待機姿勢で受け止め保持する一対のピース受部(19・19)が設けられており、
    回転不能にケース本体(1)に組み込まれるボス(21)と、ボス(21)に設けてあって先導ピース(13)の軸体(14)が係脱する二又状の抱持片(30a・30a)を先端に有するロック腕(30)とを設けたロック具(20)を備えており、
    ロック腕(30)の抱持片(30a・30a)の長さを大きく設定して、軸体(14)の移動を許す遊動空所(S)を設けたことを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。
  3. テープ(3)の繰り出し端に、テープドライブ側の捕捉体(H)を掛止連結するための先導ピース(13)が設けられており、
    先導ピース(13)は、テープ(3)の繰り出し端に設けたリーダーテープ(12)に固定される軸体(14)と、軸体(14)の上下両端に設けた捕捉体(H)用の一対の掛止腕(15・15)とを備えており、
    ケース本体(1)の前面に開口するテープ引出口(4)に臨むケース本体(1)の内面上下に、先導ピース(13)の掛止腕(15・15)を所定の待機姿勢で受け止め保持する一対のピース受部(19・19)が設けられており、
    回転不能にケース本体(1)に組み込まれるボス(21)と、ボス(21)に設けてあって先導ピース(13)の軸体(14)が係脱する二又状の抱持片(30a・30a)を先端に有するロック腕(30)と、ボス(21)に設けてあって軸体(14)が抱持片(30a・30a)に対する軸体(14)の係脱方向と交差する向きに係脱するフック部(32)を先端に有するロック片(31)とからなるロック具(20)を備えており、
    抱持片(30a・30a)およびロック片(31)が弾性変形することで、軸体(14)が抱持片(30a・30a)およびフック部(32)に係脱することを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。
  4. ロック片(31)のフック部(32)が、軸体(14)をケース内面側から係合保持している請求項3に記載の単リール型の磁気テープカートリッジ。
  5. テープ(3)の繰り出し端に、テープドライブ側の捕捉体(H)を掛止連結するための先導ピース(13)が設けられており、
    先導ピース(13)は、テープ(3)の繰り出し端に設けたリーダーテープ(12)に固定される軸体(14)と、軸体(14)の上下両端に設けた捕捉体(H)用の一対の掛止腕(15・15)とを備えており、
    ケース本体(1)の前面に開口するテープ引出口(4)に臨むケース本体(1)の内面上下に、先導ピース(13)の掛止腕(15・15)を所定の待機姿勢で受け止め保持する一対のピース受部(19・19)が設けられており、
    ケース本体(1)に組み込まれるボス(21)と、ボス(21)に設けてあって先導ピース(13)の軸体(14)が係脱する二又状の抱持片(30a・30a)を先端に有するロック腕(30)とを設けたロック具(20)を備えており、
    ロック具(20)のボス(21)が、弾性変形可能な支軸(33)を介してケース本体(1)に固定されていることを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。
  6. ケース本体(1)に、テープ引出口(4)を開閉するドア(5)が設けられており、
    ピース受部(19)とロック具(20)とで待機保持した先導ピース(13)の外面を、閉じ位置にあるドア(5)で押え保持している請求項1ないし5のいずれかに記載の単リール型の磁気テープカートリッジ。
  7. ピース受部(19)が、掛止腕(15)の外郭線に沿って鉤形に凹み形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の単リール型の磁気テープカートリッジ
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