JP4366586B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載した作動機器を制御する制御ユニットを有する車両用制御装置に係り、特に車両の搭載機器の仕様情報を受けて制御ユニットが制御する制御対象の作動機器の制御内容を設定する車両用制御装置に関する。
従来から車両には、マイクロコンピュータ等のエレクトロニクス技術を応用した車両用制御装置が適用されている。この車両用制御装置は、車両の制御対象機器毎に制御ユニットが設けられた所謂分散制御がなされている。そしてこれらの制御ユニットは、車両に搭載された例えばツイストペア線等の伝送路に接続されて、この伝送路を介して各制御ユニット間で制御情報、仕様情報等のやりとりを行うように構成されている。
具体的に車両用制御装置には、図6に示すように各制御ユニットにおける共通の伝送路となる通信バス1が設けられている。この通信バス1には、車両全体の制御を司る主制御ユニット(MECU)2、エンジンの制御を司るエンジンECU3、車両のインパネに取り付けられて運転者に対して車両の状態を通知するメータユニットを制御するメータECU4、制動時のスキッドを防止するABS(アンチロックブレーキシステム)を制御するABS‐ECU5、雪道等の滑りやすい路面における駆動輪の滑り防止または一般の舗装路などで旋回加速時におけるアクセルの踏み込みすぎによるコースからの車両の逸脱を防止するTCL(トラクションコントロールシステム)を制御するTCL‐ECU6、ブレーキコントロールにより車両挙動を安定させる役割を担うスタビリティコントロールを制御するスタビリティコントロール用‐ECU7、ステアリングギアアッシに装着されたモータの駆動力によりパワーアシストを行う電子パワーステアリングを制御するEPS‐ECU8、変速機の変速タイミング等を制御する変速機ECU9等の他、車両仕様に応じて複数の制御ユニットが接続される。
これらの制御ユニットは、通信バス1に対して所定の周期で自己の仕様を示す情報(以下、仕様情報と称する)を出力している。この仕様情報は、車両の仕様を示す情報として、例えばエンジン制御の仕様を定めたり、メータに表示する表示仕様や変速機の変速タイミング等を定めたりする目的等で使われる。つまり車両には、車両の仕向地やディーラオプション等によって同一車種であっても仕様の異なる車両、具体的には、ABSの有無、TCLの有無、2WDまたは4WD等の仕様が異なったものが存在する。このため各制御ユニットは、図7に示すように通信バス1に自己の仕様情報を定期的に送出する一方、この仕様情報を受けた他の制御ユニットは、受信した仕様情報に基づきそれぞれの制御ユニットが制御する制御対象である作動機器における制御仕様(制御内容)の切り換えを行うよう構成されている。ちなみにこの図には、受信した仕様情報に基づいて仕様Xから仕様Yへの切り換えを行うことが例示されている。
より具体的に例えばメータECU4は、通信バス1を介して受信した所定の仕様情報に基づいてメータ表示画面を設定する。また変速機ECU9は、エンジンを制御するエンジンECU3から伝送路に対して定期的に送出される仕様情報を受けて、例えば適切な変速タイミングとなるよう自らの制御仕様を設定する。
或いは制御ユニットによっては、他の複数の制御ユニットが通信バス1に出力したそれぞれの仕様情報を受けて、これら複数の仕様情報を受けて自らの制御仕様を決定する制御ユニットもある。この場合、制御ユニットは、複数の他の制御ユニットがそれぞれ通信バス1に出力したそれぞれの仕様情報を受けた後、自らの制御仕様を決定する。
このように電子化された車両にあっては、複数の制御ユニット間で仕様情報の受け渡しを行い、その仕様情報に基づいて自らの制御ユニットの制御方式の切り換えが行われる。このようにすることで、仕様の異なる車両毎にそれぞれ制御ユニットを用意する必要がなく、制御対象機器毎にそれぞれ共通の制御ユニットを用いることができる(例えば、特許文献1,2を参照)。
特公平5−72639号公報 特開平8−296492号公報
しかしながら上述した車両用制御装置にあっては、伝送路(通信バス1)に接続される制御ユニットの数が多くなると、通信バス1上には各制御ユニットがそれぞれ出力した仕様情報に加えて、種々の制御情報が伝送されて通信バス1のトラフィックが増加する。このため複数の制御ユニットが通信バス1にそれぞれ出力した複数の仕様情報を受けてから自らの制御仕様を決定する制御ユニットは、各制御ユニットがそれぞれ出力した仕様情報を受ける前に、すなわち不完全な仕様情報(自らの制御仕様を決定するのに必要な全仕様情報の一部)に基づいて自らの制御仕様を決定してその制御を切り換えてしまい、自らの制御仕様が適正に決定されないという問題があった。つまり多数の制御ユニットを備えた車両にあっては、制御仕様を切り換えるタイミングが定まらず、制御仕様を切り換えるべきタイミングが不明確になるという問題があった。
更には通信バス1を介して伝送される仕様情報が、例えばノイズなどの影響を受けてデータ化けが起きた場合、このデータ化けした仕様情報を受けた制御ユニットは、誤った制御仕様に切り換えるという懸念があった。特に、最初に受信した仕様情報によって制御仕様を決定するように構成された制御ユニットにあっては、仕様決定後に受けた仕様情報によって仕様を切り換えることがなく、誤った仕様情報に基づいた制御仕様のまま作動するという虞もあった。
本発明はこのような従来の事情に対処してなされたものであり、その目的は、車両に搭載した作動機器を制御する制御ユニットを有する車両用制御装置において、車両の搭載機器の仕様情報を受けて、該作動機器の制御仕様を決定して仕様の切り換えを確実に行うことが可能な車両用制御装置を提供することにある。
上述した目的を達成するため本発明に係る車両用制御装置は、車両に搭載された搭載機器の仕様情報を受信する受信部と、該受信部で受信された該仕様情報に基づき上記車両に搭載された作動機器を制御する制御手段とを有する車両用制御装置であって、
上記受信部は、複数の上記搭載機器の各仕様情報をそれぞれ所定回受信し、上記制御手段は、上記受信部で受信した上記複数の搭載機器の各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定する制御内容設定部、及び上記受信部が受信した上記搭載機器の各仕様情報が正常であるか否かを判定する仕様情報判定部を有し、上記仕様情報判定部は、上記受信部が所定回受信した上記搭載機器の各仕様情報がそれぞれ変化していないとき、該仕様情報が正常であると判定し、上記制御内容設定部は、上記作動機器の制御内容を設定するのに必要な上記複数の搭載機器の各仕様情報のすべてが上記受信部で受信された後に、これらの仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定する一方、上記仕様情報判定部により上記各仕様情報が正常であると判定された場合に、上記受信部で受信した各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定し、上記仕様情報判定部で上記仕様情報が正常でないと判定された場合には、上記作動機器の制御内容を所定の制御内容とすることを特徴としている。
た、上述の車両用制御装置は、上記車両の車両仕様を記憶する車両仕様記憶部を有し、上記制御内容設定部は、上記受信部で受信された上記搭載機器の各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容が設定されるまで、または上記仕様情報判定部で上記搭載機器の各仕様情報が正常でないと判定された場合に、上記作動機器の制御内容を上記車両仕様記憶部に記憶されている上記車両仕様に基づく上記所定の制御内容とすることを特徴としている。
さらに、上述の車両用制御装置は、上記受信部で受信した上記複数の搭載機器の仕様情報に基づき上記車両の車両仕様を判定する車両仕様判定部を有し、上記車両仕様記憶部は、上記車両仕様判定部により上記搭載機器の仕様情報が正常であると判定されると、記憶している上記車両仕様を上記車両仕様部判定部により判定される上記車両仕様に基づき更新することを特徴としている。
また、上記制御内容設定部は、上記車両のイグニッションスイッチがオンされたときに上記複数の搭載機器の各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定することを特徴としている。
以上説明したように本発明にかかる車両用制御装置は、車両に搭載された搭載機器の仕様情報を受信する受信部と、該受信部で受信された該仕様情報に基づき上記車両に搭載された作動機器を制御する制御手段とを有する車両用制御装置であって、上記受信部は、複数の上記搭載機器の各仕様情報をそれぞれ所定回受信し、上記制御手段は、上記受信部で受信した上記複数の搭載機器の各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定する制御内容設定部、及び上記受信部が受信した上記搭載機器の各仕様情報が正常であるか否かを判定する仕様情報判定部を有し、上記仕様情報判定部は、上記受信部が所定回受信した上記搭載機器の各仕様情報がそれぞれ変化していないとき、該仕様情報が正常であると判定し、上記制御内容設定部は、上記作動機器の制御内容を設定するのに必要な上記複数の搭載機器の各仕様情報のすべてが上記受信部で受信された後に、これらの仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定する一方、上記仕様情報判定部により上記各仕様情報が正常であると判定された場合に、上記受信部で受信した各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定し、上記仕様情報判定部で上記仕様情報が正常でないと判定された場合には、上記作動機器の制御内容を所定の制御内容とする
したがって本発明にかかる車両用制御装置は、受信部が受信した複数の搭載機器の各仕様情報に基づき作動機器の制御内容を設定する場合に、作動機器の制御内容を設定するのに必要な複数の搭載機器の各仕様情報のすべてが受信された後にこれらの仕様情報に基づき作動機器の制御内容が設定されるので、作動機器の制御内容の切り換えタイミングが明確となり、作動機器の制御内容を各搭載機器の仕様に応じて適正に設定することが可能となる。それ故、本発明にかかる車両用制御装置は、仕様の異なる車両毎にそれぞれ制御ユニットを用意する必要がなく、制御対象となる作動機器に共通の制御ユニットを用いることが可能となる。つまり制御ユニットの標準化を行うことができ、車両コストや制御ユニットのコスト低減を図ることができる等、実用上多大なる効果を奏する。
また受信部が所定回受信した搭載機器の各仕様情報がそれぞれ変化していないときに仕様情報が正常であると判定するので、仕様情報を適正に判定でき、さらに仕様情報が正常でないと判定された場合には、作動機器の制御内容を所定の制御内容とするので、例えばノイズ等の影響により仕様情報が正常ではないとしても誤った仕様情報に基づいて作動機器の制御内容が設定される事態を未然に防止できるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用制御装置に関し、図面を参照しながら説明する。尚、本発明の一実施携帯にかかる車両用制御装置において、特に従来の車両用制御装置と同じ機能を備えている部位に関しては、同符号を付してその説明を略述する。
図1は本発明に係る車両用制御装置の概略構成を示すブロック図である。この図は後述するように、車両に搭載されている変速機(作動機器)を制御する変速機ECUがその制御仕様を切り換えるものを例示したものである。この図において1は、複数の制御ユニット間で自己の仕様情報をそれぞれ授受する為の通信バスである。この通信バス1には、複数の制御ユニットとして主制御ユニット(MECU)2、エンジンECU3、メータECU4、ABS‐ECU5、TCL‐ECU6、スタビリティコントロール用‐ECU7、変速機ECU9等の他、車両仕様に応じた複数の制御ユニットが接続されている。
変速機ECU9には、通信バス1に自己の仕様情報をそれぞれ送出する出力部9f、通信バス1に接続された各制御ユニットが該通信バス1にそれぞれ出力した仕様情報を受信する受信部9aおよびこの受信部9aが受信した複数の仕様情報から車両仕様を判定する車両仕様判定部9dが備えられている。また変速機ECU9には、受信部9aが受信した仕様情報および車両仕様判定部9dが判定した車両仕様から変速機ECU9の制御内容を設定する制御内容設定手段9cが設けられている。そして変速機ECU9は、制御内容設定手段9cにより決定された制御内容を受けて、その制御仕様に基づいて作動する変速機(制御対象機器10)の制御仕様を決定するようになっている。
ちなみに変速機ECU9は、受信部9aが受信した仕様情報が正常であるかどうかを判定する情報判定部9bと、車両仕様判定部9dが判定した車両仕様を保持する仕様情報記憶部9eとを備える。この仕様情報記憶部9eは、図2に図示するように読み出し専用メモリ(ROM)20と、書き込み可能で電源が喪失しても書き込まれたデータを保持する電気的に消去および書き込みが可能なメモリ(EEPROM)21、および読み書き可能なメモリ(RAM)22から構成される。
RAM22は、車両に搭載されたバッテリによってその内容が保持されるようになっており、詳細は後述するが現在の車両仕様情報を保持する領域(現仕様領域)22aと、以前の車両仕様情報を保持する領域(旧仕様領域)22bとからなっている。
EEPROM21は、RAM22に保持されている以前の車両仕様情報をバックアップする役割を担う。つまりRAM22は、バッテリの電源により作動しているため、バッテリ交換時やバッテリの容量がなくなった時等の場合、車両仕様情報を保持することができない。このためEEPROM21には、以前の車両仕様情報を保持させておく。そしてRAM22が保持していた車両仕様情報が失われたときは、EEPROM21に保持されている以前の車両仕様情報をRAM22に転送して制御ユニットを作動させる。
ROM20には、制御ユニットが制御する制御対象機器の制御内容に関する基本的な車両仕様情報が予め保持されている。このROM20が保持する車両仕様情報は、制御ユニットの初回起動時やEEPROM21およびRAM22に保持された車両仕様情報がない場合、或いは車両仕様情報が異常であった場合等において、制御ユニットを作動させる基本情報となる。
また変速機ECU9には、イグニッションスイッチがオフからオンになった状態を通知するIG_ON(イグニッションオン)信号が与えられるようになっている。
概略的には上述したように構成した本発明に係る車両用制御装置が特徴とするところは、通信バス1に接続された各制御ユニットが該通信バス1から受信した車両に搭載されている複数の搭載機器(エンジン、ABS,TCLなど)の各仕様情報を複数回受信した後、この仕様情報に基づき作動機器の制御内容を設定する設定手段を備える点にある。
このような特徴ある車両用制御装置に関して、図3、図4に示す車両制御装置の作動を示すフローチャートに基づき、より詳細に説明する。
先ず車両の運転を行う運転者がイグニッションスイッチをオンしたとき、変速機ECU9がIG_ON(イグニッションオン)信号を受けると車両仕様判定部9dは、仕様情報記憶部9eのRAMに保持されている車両仕様情報が有り、且つその車両仕様情報が正当であるかどうかを判定する[ステップS1]。車両仕様判定部9dは、ステップS1で仕様情報記憶部9eのRAM22に以前の車両仕様情報が有り、且つその車両仕様情報が正当であると判定したとき、RAM22に保持されている車両仕様情報(以前の車両仕様情報)を、最新の車両仕様情報として現在の車両仕様情報を保持する現仕様領域22aに転送する[ステップS2]。
ちなみにステップS1で車両仕様判定部9dが行う車両仕様情報の判定は、例えば車両に搭載されたバッテリを交換したとき等で該RAM22に保持された車両仕様情報が消去されていないかどうかを判定するものである。そして車両仕様判定部9dは、ステップS1でRAM22に車両仕様情報が保持されていない場合、あるいはRAM22に保持されている車両仕様情報が不正であると判定したとき、EEPROM21に以前の車両仕様情報が有り、且つその車両仕様情報が正当であるかどうかを判定する[ステップS3]。ステップS3で車両仕様判定部9dは、EEPROM21に車両仕様情報が保持され、且つその車両仕様情報が正当であると判定したとき、該EEPROM21に保持されている車両仕様情報(以前の車両仕様情報)をRAM22の旧仕様領域22bに転送する[ステップS4]。
車両仕様判定部9dは、ステップS3でEEPROM21に車両仕様情報が保持されていない場合、あるいはEEPROM21に保持されている車両仕様情報が不正であると判定したとき、仕様情報記憶部9eのROM20に予め保持されている車両仕様情報をEEPROM21およびRAM22の以前の仕様情報を保持する領域(旧仕様領域22b)に転送する[ステップS5]。
このようにして車両仕様判定部9dは、ステップS4およびステップS5でRAMの以前の仕様情報を保持する領域(旧仕様領域22b)に車両仕様情報を転送した後、ステップS2を実行してRAM22に保持されている車両仕様情報(以前の仕様情報)を現在の車両仕様情報を保持する現仕様領域22aに転送する。
次いで変速機ECU9は、通信バス1上に伝送されている各搭載機器の仕様情報を受信部9aを介して受信する。ちなみにここに例示する制御ユニットは、通信バス1に複数接続されており、それぞれが所定の周期で通信バス1に自身の仕様情報を送出するものとしている。そして、各制御ユニットが通信バス1にそれぞれ送出した仕様情報のうち、変速機ECU9の制御内容設定手段9cが変速機の制御内容を設定するのに必要なすべての仕様情報が、受信部9aを介して変速機ECU9に取り込まれるようになっている。具体的にこれらの仕様情報は、図5に示すように各制御ユニットが予め設定された所定の周期(T1,T2,・・・Tn)で通信バス1に送出し、受信部9aにより受信データ(1),(2),・・・,(n)として変速機ECU9に取り込まれる。
次いで変速機ECU9は、各制御ユニットから通信バス1に送出された仕様情報のうち必要な仕様情報を受信部9aを介して取り込まれた受信データ(1),(2),・・・,(n)について、受信データの個数がそれぞれ所定の受信回数[N]に達したかどうかを判定する。すなわち受信部9aは、ステップS7で、受信データ(1)の受信回数が所定の受信回数かどうかを判定する。そして受信部9aは、受信データ(1)を所定回数受信したと判定したときは、受信データ(1)の受信完了であると判定し[ステップS8]、受信データ(1)を所定回数受信していない判定したときは、受信データ(1)の受信未完了であると判定する[ステップS9]。
同様にして受信部9aは、ステップS10で、受信データ(2)の受信回数が所定の受信回数かどうかを判定する。そして受信部9aは、受信データ(2)を所定回数受信したと判定したときは、受信データ(2)の受信完了であると判定し[ステップS11]、受信データ(2)を所定回数受信していない判定したときは、受信データ(2)の受信未完了であると判定する[ステップS12]。以降、受信部9aは、制御内容を設定するのに必要なすべての受信データ(n)まで、所定回数受信したかどうかを判定する[ステップS13,S14,S15,S16]。
次いで情報判定部9bは、上述のようにして受信部9aで受信されたすべての受信データ(1)〜(n)を所定回数[N]だけ受信すると、それぞれの受信データに対して所定回数の受信データがすべて同一であるかどうかを判定する[ステップS17,S18,S19]。情報判定部9bは、受信部9aで受信した所定回数の受信データが同一であるかを受信データ(1)〜(n)毎に判定して、それぞれの受信データ(1)〜(n)が正しいかどうかを判定する[ステップS20]。そして情報判定部9bが、ステップS20で受信部9aが受信した受信データ(1)〜(n)がすべて正しいと判定すると、車両仕様判定部9dは、これら受信データ(1)〜(n)に基づき車両仕様を判定する。そして、車両仕様判定部9dは、受信データ(1)〜(n)に基づき判定された車両仕様が仕様情報記憶部9eのRAM22の旧仕様領域22bに保持されている以前の車両仕様情報と異なるかを判定する[ステップS21]。
そうして車両仕様判定部9dは、ステップS21で受信データ(1)〜(n)に基づく車両仕様がRAM22の旧仕様領域22bに保持されている以前の車両仕様情報と異なると判定したとき、受信した受信データ(1)〜(n)に基づく車両仕様を以前の仕様のデータを保持しているEEPROM21へ転送して保持させる[ステップS22]と共に、現在の車両仕様情報および以前の車両仕様情報を保持するRAM22の現仕様領域22aに転送して保持させる[ステップS23]。
つまり、図5のタイミング図に示すように受信部9aが複数の搭載機器の各仕様情報である受信データ(1)〜(n)をそれぞれ所定回数[N]だけ受信して、これら受信データ(1)〜(n)を確認した後、受信データ(1)〜(n)に基づき車両仕様を判定するとともに仕様情報記憶部9eに車両仕様を保存(更新)して制御対象機器10の制御内容にこの車両仕様を反映させる(仕様A→仕様B)。
一方、情報判定部9bは、ステップS17,S18,S19で所定回数受信した受信データ(1)〜(n)のうちのいずれかの受信データのそれぞれがすべて同一でないと判定したとき、またはステップS20で受信した受信データ(1)〜(n)のいずれかに誤りがあると判定したとき、受信データ(1)〜(n)をすべて破棄する。このとき車両仕様判定部9dは、ステップS2で設定したRAM22の現仕様領域22aに保持されている現在の車両仕様情報によって車両仕様を決定する。
このようにして制御内容設定手段9cは、RAM22の現仕様領域22aに保持されている仕様情報に基づく車両仕様判定部9dからの車両仕様情報に基づいて制御対象機器10の制御仕様を決定して作動する。
尚、受信部9aは、ステップS17〜S20で、受信データ(1)〜(n)のそれぞれがすべて同一でないと判定したとき、またはステップS20で情報判定部が受信した受信エータ(1)〜(n)のいずれかに誤りがあると判定したとき、ステップS24で受信データ(1)〜(n)をすべて破棄した後、ステップS6に戻り、再度、受信データ(1)〜(n)を受けてそれぞれの受信データを判定した後、設定を行うようリトライを行ってもかまわない。ちなみにリトライ中は、仕様情報記憶部9eに保持されている以前の車両仕様情報に基づいて制御仕様を設定するとよい。このようにすれば制御ユニットがリトライの途中で仕様を切り換えることがなく、それ故、車両の操作を行う者に対して違和感を与える虞を防止することができる。
尚、上述した本発明に係る車両用制御装置は、変速機ECU9の制御内容の設定に関して述べたが他の制御ユニットの制御内容、例えばメータの表示・作動を制御する制御ユニットの制御内容に関しても同様に構成することが可能であることは云うまでもない。
かくしてこのように構成された本発明の一実施形態に係る車両用制御装置にあっては、請求項1に記載するように車両に搭載された搭載機器の仕様情報を受信する受信部と、該受信部で受信された仕様情報に基づき車両に搭載された作動機器を制御する制御手段とを備えている。そして、受信部は、複数の上記搭載機器の各仕様情報を受信し、制御手段は、受信部で受信した複数の搭載機器の各仕様情報に基づき作動機器の制御内容を設定する制御内容設定部を有し、制御内容設定部は、作動機器の制御内容を設定するのに必要な複数の搭載機器の各仕様情報のすべてが受信部で受信された後に、これらの仕様情報に基づき作動機器の制御内容を設定する(請求項1)。
このため本発明に係る車両用制御装置は、作動機器の制御内容を設定するのに必要な複数の搭載機器の各仕様情報のすべてを受信部で受信した後に、これらの仕様情報に基づき作動機器の制御内容を設定するので、作動機器の制御内容の切り換えタイミングが明確となり、また制御内容を適正に設定することができる。
また上述の車両用制御装置は、請求項2に記載するように、受信部が受信した搭載機器の各仕様情報が正常であるか否かを判定する仕様情報判定部を備え、制御内容設定部は、仕様情報判定部により各仕様情報が正常であると判定された場合に、受信部で受信した各仕様情報に基づき作動機器の制御内容を設定し、仕様情報判定部で仕様情報が正常でないと判定された場合には、作動機器の制御内容を所定の制御内容とする。このため本発明に係る車両用制御装置は、受信部で受信した搭載機器の各仕様情報が、例えばノイズ等の影響により正常ではないとしても誤った仕様情報に基づいて作動機器の制御内容が設定されることがない。
さらに、上述の車両用制御装置は、請求項3に記載するように、受信部は複数の搭載機器の各仕様情報をそれぞれ所定回受信し、仕様情報判定部は、受信部が所定回受信した搭載機器の各仕様情報がそれぞれ変化していないとき、該仕様情報が正常であると判定する。このため本発明に係る車両用制御装置は、仕様情報を適正に判定することができる。
また、上述の車両用制御装置は、請求項4に記載するように車両の車両仕様を記憶する車両仕様記憶部を有し、制御内容設定部は、受信部で受信された搭載機器の各仕様情報に基づき作動機器の制御内容が設定されるまで、または仕様情報判定部で搭載機器の各仕様情報が正常でないと判定された場合、作動機器の制御内容を車両仕様記憶部に記憶されている車両仕様に基づく所定の制御内容とする。このため本発明に係る車両用制御装置は、受信部で受信された搭載機器の各仕様情報に基づき作動機器の制御内容が設定されるまで、または仕様情報判定部で搭載機器の各仕様情報が正常でないと判定された場合に、作動機器を所定の制御内容に基づき作動させることができる。
さらに、上述の車両用制御装置は、請求項5に記載するように、受信部で受信した複数の搭載機器の仕様情報に基づき車両の車両仕様を判定する車両仕様判定部を有し、車両仕様記憶部は、仕様情報判定部により搭載機器の仕様情報が正常であると判定されると、記憶している車両仕様を車両仕様判定部により判定される車両仕様に基づき更新する。このため本発明に係る車両用制御装置は、正常な仕様情報に基づく適正な車両仕様を車両仕様記憶部へ記憶させることができる。
また、上述の車両用制御装置は、請求項6に記載するように、制御内容設定部は、車両のイグニッションスイッチがオンされたときに複数の搭載機器の各仕様情報に基づき作動機器の制御内容を設定する。このため本発明に係る車両用制御装置は、搭載機器の追加や仕様変更、或いはバッテリ交換を含む車両仕様を変更した場合であっても、イグニッションオン時に作動機器の制御内容が設定されて、走行中に制御内容が更新されることを防止できる。
本発明の一実施形態に係る車両用制御装置の概略構成を示すブロック図。 図1に示すブロック図における仕様情報記憶部の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係る車両用制御装置の作動を示すフローチャート。 図3に続く本発明の一実施形態に係る車両用制御装置の作動を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る車両用制御装置の作動タイミングを示すタイムチャート。 従来の車両用制御装置における概略構成を示すブロック図。 従来の車両用制御装置における作動タイミングを示すタイムチャート。
符号の説明
1 通信バス
9 ECU
9a 受信部
9b 情報判定部
9c 制御内容設定手段
9d 車両仕様判定部
9e 仕様情報記憶部
9f 出力部
10 設定対象機器

Claims (4)

  1. 車両に搭載された搭載機器の仕様情報を受信する受信部と、
    該受信部で受信された該仕様情報に基づき上記車両に搭載された作動機器を制御する制御手段と
    を有する車両用制御装置であって、
    上記受信部は、複数の上記搭載機器の各仕様情報をそれぞれ所定回受信し、
    上記制御手段は、上記受信部で受信した上記複数の搭載機器の各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定する制御内容設定部、及び上記受信部が受信した上記搭載機器の各仕様情報が正常であるか否かを判定する仕様情報判定部を有し、
    上記仕様情報判定部は、上記受信部が所定回受信した上記搭載機器の各仕様情報がそれぞれ変化していないとき、該仕様情報が正常であると判定し、
    上記制御内容設定部は、上記作動機器の制御内容を設定するのに必要な上記複数の搭載機器の各仕様情報のすべてが上記受信部で受信された後に、これらの仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定する一方、上記仕様情報判定部により上記各仕様情報が正常であると判定された場合に、上記受信部で受信した各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定し、上記仕様情報判定部で上記仕様情報が正常でないと判定された場合には、上記作動機器の制御内容を所定の制御内容とする
    ことを特徴とする車両用制御装置。
  2. 上記車両の車両仕様を記憶する車両仕様記憶部を有し、
    上記制御内容設定部は、上記受信部で受信された上記搭載機器の各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容が設定されるまで、または上記仕様情報判定部で上記搭載機器の各仕様情報が正常でないと判定された場合に、上記作動機器の制御内容を上記車両仕様記憶部に記憶されている上記車両仕様に基づく上記所定の制御内容とする
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  3. 上記受信部で受信した上記複数の搭載機器の仕様情報に基づき上記車両の車両仕様を判定する車両仕様判定部を有し、
    上記車両仕様記憶部は、上記車両仕様判定部により上記搭載機器の仕様情報が正常であると判定されると、記憶している上記車両仕様を上記車両仕様部判定部により判定される上記車両仕様に基づき更新する
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  4. 上記制御内容設定部は、上記車両のイグニッションスイッチがオンされたときに上記複数の搭載機器の各仕様情報に基づき上記作動機器の制御内容を設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の車両用制御装置。
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