JP4364863B2 - タンクローリー用の配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、タンクローリー用の配管構造に関するものである。
タンクローリー用の配管構造として、例えば、下記特許文献1に記載された構造が知られている。この配管構造は、集中管、排出管、連結管、及びポンプを備えている。集中管は、タンクの長手方向(タンクローリーの長手方向)に延びており、当該長手方向に複数設けられたタンクの底弁に接続されている。排出管は、タンクローリーの幅方向の両側にタンク内の液体を排出するための排出口を提供している。連結管は、集中管から分岐され、ポンプのヘッドバルブを介して排出管に接続されている。この配管構造では、重力排出時においても、タンク内の液体が、ヘッドバルブを介して排出管に流される。
特開平11−100099号公報
タンクローリー用の配管構造には、残液の低減が要請されている。しかしながら、上記特許文献1記載の配管構造では、ヘッドバルブのシール性に起因して、重力排出時に、ポンプに残液が発生することがある。
そこで、本発明は、重力排出時にポンプに残液が発生し難いタンクローリー用の配管構造を提供することを目的としている。
本発明の配管構造は、シャーシ上にタンクを有するタンクローリー用の配管構造である。この配管構造は、集中管、第1の管、第2の管、ヘッドバルブ、第1の連結管、第2の連結管、間座、ポンプ、第1の弁、及び第2の弁を備えている。集中管は、タンクローリーの長手方向に延びており、当該長手方向に複数設けられたタンクの底弁に接続されている。第1の管は、集中管より下方において長手方向に交差する幅方向に延びている。第1の管は、当該タンクローリーの当該幅方向の両側の少なくとも一方に、開口を提供する端部を有している。第2の管は、タンクローリーの後方に開口を提供する端部を有している。第2の管は、第1の管から分岐されており、その端部に向けて下方へ傾斜している。ヘッドバルブは、第1のポート、第2のポート、第3のポート、及び第4のポートを提供しており、弁を有している。この弁は、第1の状態において第3のポートと第4のポートから分離して第1のポートと第2のポートとを連通し、第2の状態において第1のポートと第3のポートとを連通し且つ第2のポートと第4のポートとを連通し、第3の状態において第2のポートと第3のポートとを連通し且つ第1のポートと第4のポートとを連通する。第1の連結管は、集中管から分岐されており第1のポートに接続されている。第2の連結管は、第1の管から分岐されており第2のポートに接続されている。間座は、第3のポートに接続された第1の管路と第4のポートに接続された第2の管路とを提供している。ポンプは、第1の管路に接続された吸入ポートと、第2の管路に接続された排出ポートとを提供している。第1の弁は、第1の管路に設けられている。第2の弁は、第2の管路に設けられている。
上記本発明の配管構造によれば、第2の状態である動力排出時、即ち、ポンプによってタンク内の液体を排出する場合には、ヘッドバルブの弁が、第1のポートと第3のポートとを連通し且つ第2のポートと第4のポートとを連通する。これによって、集中管は、第1の連結管、第1のポート、第3のポート、及び第1の管路を介して、ポンプの吸入ポートに接続される。また、ポンプの排出ポートが、第2の管路、第4のポート、第2のポート、及び第2の連結管を介して、第1の管に連結される。したがって、タンク内の液体が、第1の管の端部又は第2の管の端部から、ポンプの動力によって、排出される。
また、第3の状態である動力吸入時、即ち、ポンプによってタンクに液体を吸入する場合には、ヘッドバルブの弁が、第2のポートと第3のポートとを連通し且つ第1のポートと第4のポートとを連通する。これによって、第1の管が、第2の連結管、第2のポート、第3のポート、及び第1の管路を介して、ポンプの吸入ポートに接続される。また、ポンプの排出ポートが、第2の管路、第4のポート、第1のポート、及び第1の連結管を介して、集中管に連結される。したがって、液体が、ポンプの動力によって、第1の管の端部又は第2の管の端部からタンクへ吸入される。
また、第1の状態である重力排出時、即ち、自重によってタンク内の液体を排出する場合には、ヘッドバルブの弁が、第3のポート及び第4のポートから分離して、第1のポートと第2のポートとを連通する。したがって、集中管、第1の連結管、第1のポート、第2のポート、第2の連結管、第1の管を介して、タンク内の液体が、その自重によって、第1の管の端部又は第2の管の端部から排出される。また、重力排出時には、第1の弁によって第1の管路を閉じ、第2の弁によって第2の管路を閉じることが可能である。したがって、ヘッドバルブから第3のポート及び第4のポートへ液体が漏れ出しても、間座において、ポンプへの液体の流入が防止される。故に、本発明によれば、重力排出時にポンプに残液が発生し難い配管構造が提供される。
本発明の配管構造は、エアタンク、信号出力部、制御弁を更に備えることができる。信号出力部は、ポンプの駆動時に、ポンプ作動信号を供給する。制御弁は、ポンプ作動信号の供給時にエアタンクからのエアを通過させ、ポンプ作動信号の非供給時にエアタンクからのエアを遮断する。第1の弁及び前記第2の弁はそれぞれ、制御弁に接続されたエア制御式の弁になっており、制御弁からのエアの供給時に開状態になり、制御弁からのエアの非供給時に閉状態になる。
この構成では、ポンプが作動している時、即ち、動力排出時又は動力吸入時には、第1の弁及び第2の弁が開状態となる。一方、ポンプが停止している時、例えば、重力排出時には、第1の弁及び第2の弁が閉状態になる。したがって、重力排出時に、ポンプへの液体の流入を確実に防止することができる。
本発明の配管構造においては、集中管は、タンクローリーの後側から前側に延びる第1の部分と、タンクローリーの前側から後側に延びる第2の部分とを含んでおり、第1の部分及び第2の部分は、当該第1の部分と第2の部分の接続点に向けて下方に傾斜しており、第2の部分の長手方向における長さは、第1の部分の長手方向における長さより短く、第1の連結管は、集中管の接続点から分岐されていることが好ましい。
一般に、タンクローリーは、後側から前側に向かうにつれて位置が低くなる傾斜を有している。第2の部分の傾斜は、この傾斜と逆傾斜であるが、本構造では接続点までの第2の部分の長さが短くなっているので、第2の部分の傾斜を大きくとることができる。したがって、第2の部分における残液が低減される。
以上説明したように、本発明によれば、重力排出時にポンプに残液が発生し難いタンクローリー用の配管構造が提供される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を附すこととする。
図1は、本発明の実施の形態にかかる配管構造が適用されたタンクローリーを側面から見て示す図である。以下、本明細書においては、図1に示す状態を基準にして、方向を示す語を用いる。すなわち、通常の使用状態において、図1に示すタンクローリー10が路面に対して位置する方向を「上」とする。また、タンクローリー10の長手方向(進行方向に平行な方向)における中心位置に対して、運転席が位置する方向を「前」とする。
図1に示すタンクローリー10は、タンク12を搭載したトラック(単車)である。タンク12は、シャーシ14上に搭載されたサブフレーム16に支持されている。タンク12の底面には、上記長手方向に沿って、複数の底弁18が設けられている(図2及び図3を参照)。タンク12の下方には、タンク12内の液体の排出、及びタンク12への液体の吸入のための配管構造20が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態に係る配管構造を上から見て示す図である。図3は、本発明の実施の形態に係る配管構造をタンクローリーの側面から見て示す図である。なお、図2及び図3では、その左側がタンクローリー10の前側となっている。
図2及び図3に示す配管構造20には、集中管22、第1の連結管24、ヘッドバルブ26、間座28、ポンプ30、第1の管32、第2の連結管34、第2の管36、第1の弁38、及び第2の弁40が含まれている。
集中管22は、タンクローリー10の長手方向に延びており、タンク12の複数の底弁18に接続されている。集中管22は、第1の部分22aと第2の部分22bとを含んでいる。第1の部分22aは、タンクローリー10の後側に位置する一端部22cから前側へ延びている。第2の部分22bは、前側に位置する他端部22dから後側に延びている。第1の部分22a及び第2の部分22bは、互いの接続点に向けて下方に傾斜している。したがって、集中管22における最下点は、第1の部分22aと第2の部分22bの接続点になっている。
第2の部分22bの長手方向の長さは、第1の部分22aの長手方向の長さより短くなっている。これによって、第2の部分22bの傾斜を大きくすることが可能となっている。タンクローリーは、一般に、後側から前側に向かうにつれて位置が低くなる傾斜を有している。第2の部分22bの傾斜は、このタンクローリーの傾斜と逆傾斜であるが、第2の部分22bの傾斜を大きくすることが可能であるので、第2の部分22bにおける残液が低減される。
集中管22からは、第1の連結管24が分岐されている。具体的に、配管構造20では、第1の連結管24は、第1の部分22aと第2の部分22bとの接続点、即ち集中管22の最下点から分岐されている。第1の連結管24は、上記長手方向に交差する幅方向に延びた後、当該長手方向へ屈曲されており、その一端においてヘッドバルブ26に接続されている。
このヘッドバルブ26には、間座28を介して、ポンプ30が接続されている。ヘッドバルブ26、間座28、及び、ポンプ30の詳細については、後述する。
ヘッドバルブ26には、第1の管32から分岐された第2の連結管34が接続されている。第1の管32は、集中管22より下方において、上記の幅方向に延びている。第1の管32の両端部は、タンクローリー10の幅方向における縁部に位置しており、タンク12内の液体の排出及びタンク12への液体の吸入のための開口を提供している。また、当該両端部には、弁32a及び32bが、それぞれ設けられている。
更に、第1の管32には、弁36aを介して、第2の管36が接続されている。第2の管36は、タンクローリー10の上記長手方向且つ後方へ延びている。この第2の管36の後方端部36bは、タンク12内の液体の排出及びタンク12への液体の吸入のための開口を提供している。
以下、ヘッドバルブ26、間座28、及び、ポンプ30について詳細に説明する。図4は、ヘッドバルブ、間座、及びポンプの分解斜視図である。図5は、図4に示すV−V線に沿った断面図である。
ヘッドバルブ26は、フレーム42、弁44、及び弁支持部材46を有している。フレーム42は、内部に弁収容空間を提供しており、この弁収容空間に連通する第1のポート42a、第2のポート42b、第3のポート42c、及び第4のポート42dを提供している。
第1のポート42a、及び第2のポート42bは、軸線Xに直交する軸線Yに沿って設けられており、互いに対向している。第1のポート42aは、第1の連結管24の端部に接続されており、第2のポート42bは、第2の連結管34の端部に接続されている。
第3のポート42cは、軸線X及びYに直交する軸線に沿って設けられている。第4のポート42dは、軸線X及びYに直交する別の軸線に沿って設けられている。
弁44は、軸線X中心に回転可能に弁支持部材46に支持されている。この弁支持部材46がフレーム42に取り付けられることによって、弁44は、フレーム42内の弁収容空間に収容されている。
弁44は、弁支持部材46に取り付けられたハンドルホイール48(図2参照)の操作によって、第1の位置、第2の位置、及び第3の位置の何れかに回転移動することができる。
図6は、図4のVI−VI線に沿った断面図であり、重力排出時における弁44の位置を示している。なお、図5も、重力排出時の弁44の位置を示している。重力排出時、即ち、第1の状態においては、弁44は、第1の位置へ回転される。図6に示すように、弁44は、第1の位置において、第3のポート42c及び第4のポート42dと分離した状態で、第1のポート42aと第2のポート42bとを連通させる。
図7は、図4のVI−VI線に沿った断面図であり、動力排出時における弁44の位置を示している。動力排出時、即ち、第2の状態においては、弁44は、第2の位置へ回転される。図7に示すように、弁44は、第2の位置においては、第1のポート42aと第3のポート42cとを連通させ、第2のポート42bと第4のポート42dとを連通させる。
図8は、図4のVI−VI線に沿った断面図であり、動力吸入時における弁の位置を示している。動力吸入時、即ち、第3の状態においては、弁44は、第3の位置へ回転される。図8に示すように、弁44は、第3の位置においては、第1のポート42aと第4のポート42dとを連通させ、第2のポート42bと第3のポート42cとを連通させる。
再び図4及び図5を参照する。かかるヘッドバルブ26のフレーム42には、間座28が取り付けられている。具体的に、間座28は、一方側の面がフレーム42に接するように、当該フレーム42に取り付けられている。この間座28は、一方側の面から他方側の面まで延びる第1の管路28a及び第2の管路28bを提供している。第1の管路28a及び第2の管路28bは、軸線X及びYに直交する方向に延びている。第1の管路28aは、第3のポート42cに接続されており、第2の管路28bは、第4のポート42dに接続されている。
この間座28の他方側の面に接するように、ポンプ30が当該間座28に取り付けられている。ポンプ30は、PTO(Power Take−Off)からの駆動力によって駆動されるものである。このポンプ30は、吸入ポート30aと排出ポート30bとを提供している。吸入ポート30aは、第1の管路28aに接続されており、排出ポート30bは第2の管路28bに接続されている。
第1の管路28aには、第1の弁38が設けられており、第2の管路28bには、第2の弁40が設けられている。第1の弁38及び第2の弁40には、エア制御式のバタフライ弁が採用されている。
図9は、本発明の実施の形態の配管構造におけるエア回路図である。図9に示すように、第1の弁38及び第2の弁40は、制御弁50に接続されている。制御弁50には、例えば電磁弁を用いることができる。制御弁50は、圧力調整弁52、エアフィルタ54、プロテクションバルブ56、及び元弁58を介して、エアタンク60に接続されている。この制御弁50は、第1の弁38及び第2の弁40に対するエアタンク60からのエアの供給及び遮断を、信号供給部62からの信号に基づいて制御する。
信号供給部62は、動力排出時又は動力吸入時、即ち、PTOからポンプ30に動力が供給されているときに、ポンプ作動信号を出力する。信号供給部62は、PTOスイッチがONになった場合に、ポンプ作動信号を出力し、PTOスイッチがOFFの場合にはポンプ作動信号を出力しない。
制御弁50は、ポンプ作動信号が出力されているときに、エアタンク60からのエアを第1の弁38及び第2の弁40へ通過させる。これによって、第1の弁38及び第2の弁40は、開状態になる(図7及び図8を参照)。
一方、制御弁50は、ポンプ作動信号が出力されていないときには、エアタンク60からのエアを遮断する。これによって、第1の弁38及び第2の弁40は、閉状態になる。
以下、本実施の形態の配管構造20の作用について説明する。
配管構造20では、動力排出時、即ち、第2の状態においては、ハンドルホイール48の操作によって、弁44が第2の位置に回転される。これによって、図7に示すように、第1のポート42aと第3のポート42cが連通し、第2のポート42bと第4のポート42dが連通する。また、ポンプ30を動作させるために、PTOスイッチがONへと操作される。これによって、第1の弁38及び第2の弁40が開状態となる。
以上の操作によって、集中管22は、第1の連結管24、第1のポート42a、第3のポート42c、第1の管路28aを介して、ポンプ30の吸入ポート30aに接続される。また、ポンプ30の排出ポート30bは、第2の管路28b、第4のポート42d、第2のポート42b、第2の連結管34を介して、第1の管32に接続される。その結果、ポンプ30の動力によって、タンク12内の液体は、第1の管32の端部又は第2の管36の後方端部から排出される。
動力吸入時、即ち、第3の状態においては、ハンドルホイール48の操作によって、弁44が第3の位置に回転される。これによって、図8に示すように、第1のポート42aと第4のポート42dが連通し、第2のポート42bと第3のポート42cが連通する。また、ポンプ30を動作させるために、PTOスイッチがONへと操作される。これによって、第1の弁38及び第2の弁40が開状態となる。
以上の操作によって、第1の管32は、第2の連結管34、第2のポート42b、第3のポート42c、及び、第1の管路28aを介して、ポンプ30の吸入ポート30aに接続される。また、ポンプ30の排出ポート30bは、第2の管路28b、第4のポート42d、第1のポート42a、第1の連結管24を介して、集中管22に接続される。その結果、液体が、ポンプ30による動力によって、第1の管32の端部、又は第2の管36の後方端部から、タンク12へ吸入される。
また、重力排出時、即ち、第1の状態においては、ハンドルホイール48の操作によって、弁44が第1の位置に回転される。これによって、図6に示すように、第3のポート42c及び第4のポート42dから分離した状態で、第1のポート42aと第2のポート42bが連通される。また、ポンプ30を停止させるために、PTOスイッチがOFFへと操作される。これによって、第1の弁38及び第2の弁40が閉状態となる。
以上の操作によって、集中管22は、第1の連結管24、第1のポート42a、第2のポート42b、及び第2の連結管34を介して、第1の管32に接続される。その結果、タンク12内の液体は、その自重によって、第1の管32に流れ、第1の管32の端部又は第2の管36の後方端部から排出される。
このように、配管構造20では、第1の状態、即ち、重力排出時に、間座28に設けられた第1の弁38及び第2の弁40が閉状態になるので、第3のポート42c及び第4のポート42dに液体が流入しても、ポンプ30への液体の流入を防止することができる。したがって、配管構造20は、重力排出時の残液が発生し難い構造となっている。
また、第1の状態、即ち、重力排出時には、PTOスイッチがOFFにされることによって、第1の弁38及び第2の弁40が自動的に閉状態になる。したがって、配管構造20では、重力排出時に、ポンプ30への液体の流入を確実に防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる配管構造が適用されたタンクローリーを側面から見て示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る配管構造を上から見て示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る配管構造を、タンクローリーの側面から見て示す図である。 図4は、図4は、ヘッドバルブ、間座、及びポンプの分解斜視図である。 図5は、図4に示すV−V線に沿った断面図である。 図6は、図4のVI−VI線に沿った断面図であり、重力排出時における弁の位置を示している。 図7は、図4のVI−VI線に沿った断面図であり、動力排出時における弁の位置を示している。 図8は、図4のVI−VI線に沿った断面図であり、動力吸入時における弁の位置を示している。 図9は、本発明の実施の形態の配管構造におけるエア回路図である。
符号の説明
10…タンクローリー、12…タンク、14…シャーシ、16…サブフレーム、18…底弁、20…配管構造、22…集中管、22a…第1の部分、22b…第2の部分、24…第1の連結管、26…ヘッドバルブ、28…間座、28a…第1の管路、28b…第2の管路、30…ポンプ、30a…吸入ポート、30b…排出ポート、32…第1の管、34…第2の連結管、36…第2の管、38…第1の弁、40…第2の弁、42…フレーム、42a…第1のポート、42b…第2のポート、42c…第3のポート、42d…第4のポート、44…弁、46…弁支持部材、48…ハンドルホイール、50…制御弁、60…エアタンク、62…信号供給部。

Claims (3)

  1. シャーシ上にタンクを有するタンクローリー用の配管構造であって、
    該タンクローリーの長手方向に延びており、該長手方向に複数設けられた前記タンクの底弁に接続されている集中管と、
    前記集中管より下方において前記長手方向に交差する幅方向に延びる第1の管であって、該タンクローリーの該幅方向の両側の少なくとも一方に、開口を提供する端部を有する該第1の管と、
    前記タンクローリーの後方に開口を提供する端部を有する第2の管であって、前記第1の管から分岐され前記端部に向けて下方へ傾斜する該第2の管と、
    第1のポート、第2のポート、第3のポート、及び第4のポートを提供しており、第1の状態において前記第3のポートと前記第4のポートとから分離して前記第1のポートと前記第2のポートとを連通し、第2の状態において前記第1のポートと前記第3のポートとを連通し且つ前記第2のポートと前記第4のポートとを連通し、第3の状態において前記第2のポートと前記第3のポートとを連通し且つ前記第1のポートと前記第4のポートとを連通する弁を有しているヘッドバルブと、
    前記集中管から分岐されており前記第1のポートに接続されている第1の連結管と、
    前記第1の管から分岐されており前記第2のポートに接続されている第2の連結管と、
    前記第3のポートに接続された第1の管路と前記第4のポートに接続された第2の管路とを提供する間座と、
    前記第1の管路に接続された吸入ポートと、前記第2の管路に接続された排出ポートとを提供するポンプと、
    前記第1の管路に設けられた第1の弁と、
    前記第2の管路に設けられた第2の弁と、
    を備える配管構造。
  2. エアタンクと、
    前記ポンプの駆動時に、ポンプ作動信号を出力する信号出力部と、
    前記ポンプ作動信号の出力時に前記エアタンクからのエアを通過させ、前記ポンプ作動信号の非出力時に前記エアタンクからのエアを遮断する制御弁と、
    を更に備え、
    前記第1の弁及び前記第2の弁はそれぞれ、前記制御弁に接続されており、前記制御弁からのエアの供給時に開状態になり、前記制御弁からのエアの非供給時に閉状態になるエア制御式の弁である、
    請求項1記載の配管構造。
  3. 前記集中管は、前記タンクローリーの後側から前側に延びる第1の部分と、前記タンクローリーの前側から後側に延びる第2の部分とを含んでおり、
    前記第1の部分及び前記第2の部分は、互いの接続点に向けて下方に傾斜しており、
    前記第2の部分の前記長手方向における長さは、前記第1の部分の前記長手方向における長さより短く、
    前記第1の連結管は、前記接続点から分岐されている、
    請求項1又は2に記載の配管構造。
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