JP4364842B2 - エンジンのエアクリーナ取付装置 - Google Patents

エンジンのエアクリーナ取付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4364842B2
JP4364842B2 JP2005183594A JP2005183594A JP4364842B2 JP 4364842 B2 JP4364842 B2 JP 4364842B2 JP 2005183594 A JP2005183594 A JP 2005183594A JP 2005183594 A JP2005183594 A JP 2005183594A JP 4364842 B2 JP4364842 B2 JP 4364842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover body
engine
lower cover
air cleaner
cleaner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005183594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007002738A (ja
Inventor
義彦 久保
泰則 松原
一弘 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2005183594A priority Critical patent/JP4364842B2/ja
Priority to TW095116710A priority patent/TWI356873B/zh
Priority to PA20068677901A priority patent/PA8677901A1/es
Priority to MYPI20092914A priority patent/MY159528A/en
Priority to MYPI20062831A priority patent/MY145955A/en
Priority to MYPI20092913 priority patent/MY150894A/en
Priority to PE2006000703A priority patent/PE20070306A1/es
Priority to PE2010001168A priority patent/PE20110077A1/es
Priority to PE2010001169A priority patent/PE20110078A1/es
Priority to ARP060102674A priority patent/AR054492A1/es
Priority to ES09002662T priority patent/ES2396578T3/es
Priority to BRPI0611572-1A priority patent/BRPI0611572A2/pt
Priority to US11/919,556 priority patent/US8002863B2/en
Priority to EP06780644.8A priority patent/EP1895146B1/en
Priority to CN2006800208484A priority patent/CN101194096B/zh
Priority to CA2769714A priority patent/CA2769714C/en
Priority to KR1020077027210A priority patent/KR100941353B1/ko
Priority to EP09002662A priority patent/EP2058505B1/en
Priority to CA2769785A priority patent/CA2769785C/en
Priority to CA2606759A priority patent/CA2606759C/en
Priority to AU2006260105A priority patent/AU2006260105B2/en
Priority to ES09002663T priority patent/ES2379312T3/es
Priority to CA2689648A priority patent/CA2689648C/en
Priority to EP09002663A priority patent/EP2058506B1/en
Priority to PCT/JP2006/312607 priority patent/WO2006137518A1/ja
Priority to CA2689643A priority patent/CA2689643C/en
Publication of JP2007002738A publication Critical patent/JP2007002738A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4364842B2 publication Critical patent/JP4364842B2/ja
Priority to AU2010202287A priority patent/AU2010202287B2/en
Priority to AU2010202286A priority patent/AU2010202286B2/en
Priority to ARP100102552A priority patent/AR078069A2/es
Priority to ARP100102551A priority patent/AR078068A2/es
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、エンジン、特に汎用エンジンに外気を清浄化して導くためのエアクリーナのエンジンへの取付装置に関する。
従来、汎用エンジンにおいて、外気を吸入して清浄化したのち、エンジンに導くためのエアクリーナは、該エンジンのシリンダ部の一側にボルトなどの締結部材をもって一体に支持されるものが知られている(特許文献1参照)。
実公昭59−62263号公報
ところが、一般に汎用エンジンでは、エアクリーナで清浄化された外気は、エンジンに支持される気化器にて燃料と混合調整したのち、それらの混合気をエンジンへ供給するようにしているため、エアクリーナは、気化器を介してエンジンから離れた位置でオーバハング状態で該エンジンに支持されることになり、エアクリーナの支持剛性を確保しにくいという問題があり、さらにエアクリーナの性能を向上すべく、クリーナチャンバー容積を大きくすれば、クリーナカバーが大きくなって前記問題が一層顕著となり、延いては、エアクリーナをエンジンに締結するのに、クリーナカバーを外してからエアクリーナをエンジンに締結する場合もあり、エアクリーナのエンジンへの締結作業能率が低下するという問題もある。
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、前記問題を解決できるようにした新規なエンジンのエアクリーナ取付装置を提供することを目的とする。
前記目的達成のため、請求項1の発明は、吸入外気を清浄化してエンジンへ導くためのエアクリーナの、エンジンへの取付装置であって、
エアクリーナは、エンジンの一側に並列して配設されており、前記エアクリーナの外殻を形成するクリーナカバー体を、導入外気を清浄化するクリーナエレメントユニットを配設した上カバーと、清浄化した外気をエンジンへ導く吸気ダクトを形成した下カバー体とを一体に連結して構成し、前記下カバー体は、その上面に上カバー体と下カバー体とを区画すると共に下カバー体の上部を補強する隔壁が一体に形成されており、
前記下カバー体は、その下部が、エンジンに気化器と共に一対の締結部材により一体に結合支持され、またその下カバー体の上部の、前記隔壁に近い補強縦壁部には、エンジンに向かって延びる中空円筒孔を有する円筒状ボス部が一体に形成されていて、該ボス部の周壁の一部で該下カバー体の一部が構成され、他の一つの締結部材が前記中空円筒孔の奥壁を貫通してエンジンに固定されていて、該他の一つの締結部材により前記補強縦壁部がエンジンに一体に結合支持されることを特徴としている。
さらにまた、前記目的達成のため、請求項の発明は、前記請求項記載のものにおいて、前記一対の締結部材および他の一つの締結部材は何れも連結ボルトであって、それらの中心軸線は、略平行であって、それら連結ボルトは何れもクリーナカバー体の外側からの操作が可能であることを特徴としている。
発明によれば、エンジンにアクリーナを3点にて締結支持することができ、特に、クリーナカバー体の高剛性の補強縦壁を利用して、クリーナカバー体をエンジンに締結するようにしたので、エンジンへのエアクリーナの支持剛性を高めることができる。
また特に前記補強縦壁部には、エンジンに向かって延びる中空円筒孔を有する円筒状ボス部が一体に形成され、他の一つの締結部材が前記中空円筒孔の奥壁を貫通してエンジンに固定されていて、該他の一つの締結部材により下カバー体の上部(即ち補強縦壁部)がエンジンに一体に結合支持されるので、エンジンと間隙をあけて対面するクリーナカバー体の補強縦壁部をエンジンに接近させて、該エンジンに締結することができ、エンジンへのエアクリーナの支持剛性を一層高めることができる。
さらに、特に、請求項の発明によれば、3本の連結ボルトの締結方向が同じであり、しかも、それらをクリーナカバー体の外方から締結操作することができ、エアクリーナのエンジンへの締結操作が容易である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
この実施例は、本発明シール装置を、汎用エンジンユニットに実施した場合でり、図1は、本発明エアクリーナ構造を備えた汎用エンジンユニットの正面図、図2は、図1の2矢視図、図3は、図2の3−3線に沿う拡大断面図、図4は、図3の4−4線に沿う断面図、図5は、図3の5−5線に沿う断面図、図6は、図3の6−6線に沿う断面図、図7は、図5の7−7線に沿う断面図、図8は、エアクリーナの分解斜視図、図9は、図8の9−9線に沿うシールパッキンの拡大平面図、図10は、図9の10−10線に沿う断面図、図11は、図3の仮想線囲い部分の拡大図である。
図1,2において、汎用エンジンユニットの、各種作業機の動力源となる汎用エンジンEは、4サイクルエンジンであって、水平方向に配置されるクランク軸1を支持するクランクケース2と、このクランクケース2から斜め上方に突出したシリンダ部3とを備えており、クランクケース2の真上には、それに支持される燃料タンクTが配置され、また、シリンダ部3の一側には、気化器4が取り付けられ、この気化器4に接続されるエアクリーナACと、シリンダ部3の他側に接続される排気マフラーMとが、燃料タンクTの側方に並ぶようにしてシリンダ部3の真上に配置される。
つぎに、図1〜11を参照して本発明にかかるエアクリーナACの構造を詳細に説明する。
エアクリーナACは、エンジンEのシリンダ部3の一側に並列されていて、そのシリンダ部3に以下に述べる3つの締結部材22,23,24により3点にて堅固に支持される。
図3に最も明瞭に示すように、エアクリーナACの外殻であるクリーナカバー体10は、合成樹脂製であって、上カバー体11と下カバー体12とを一体に結合して構成されている。上カバー11は、下面が開放された帽状に形成されている。また、下カバー体12は、上下方向に長いエルボ状に形成される吸気ダクト13と、その開口上面を閉じる隔壁14とを備えて密閉状に形成され、上カバー体11の開口下面に、下カバー体12の上面が着脱可能に気密に嵌合接続される。
図3、4および図8に示すように、隔壁14の中間部には、角筒状の通気通路17が、上カバー体11内に向けて一体に突設されており、この吸気通路17を通して上カバー体11内と下カバー体12内とが相互に連通される。下カバー体12の吸気ダクト13の上部には、鉛直方向に延びる支持ボルト18が固定されている。この支持ボルト18は、前記吸気通路17を通って上カバー体11内を縦通し、その上端のねじ部が、該上カバー体の上壁に設けた取付孔19を貫通してその外方に突出しており、そこにナット20を螺締することにより、上カバー体11は、下カバー体12の隔壁14上に着脱可能に固定される。
下カバー体12の下端、すなわち吸気ダクト13の下端には、エアクリーナACの排出口16が開口され、この排出口16は、気化器4の上流端に接続されている(図6参照)。後に述べるように、前記エアクリーナACは、その下カバー体12が、前記エンジンEのシリンダ部3に、高剛性をもって固定支持される。
つぎに、図2〜7を参照してこの支持構造について詳しく説明する。
エアクリーナACは、その下カバー体12が、エンジンEのシリンダ部3に3点にて支持される。具体的には、図3,6に示すように、下カバー体12の下端部分が、締結部材としての2本の連結ボルト22,23によりエンジンEのシリンダ部3に気化器4と共に2点にて支持され、また、図3,5,7に示すように、下カバー体12の上端部分、すなわ前記隔壁14に近い部分が、締結部材としての、他の1本の連結ボルト24によりエンジンEのシリンダ部3に間隙をあけて直接一点にて支持されている。
図6に示すように、エンジンEのシリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hには、気化器4の下流側がガスケット25を介して接続され、さらに、この気化器4の上流側には、パッキン26を挟んで前記下カバー体12の下端部分が一体に接続されている。下カバー12の下端部分は、下カバー体12および気化器4に設けたボルト孔27,28を貫通してシリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hに螺着した2本の連結ボルト22,23により固着される。下カバー12のボルト孔27には、金属製スリーブ29が嵌合されていて連結ボルト22,23の締付によっても、剛性樹脂製の下カバー体12が変形しないようにされている。エアクリーナACの下カバー体12に形成される吸気ダクト13は、気化器4の吸気道30を通ってエンジンEの吸気ポートEpに連通され、通常のようにエアクリーナAC内の清浄吸気は、気化器4にて燃料と混合調整されたのち吸気ポートEpに導かれる。
なお、図6中、符号32および33は、気化器4の吸気道30に開閉可能に設けられるチョーク弁およびスロットル弁である。
図3,5に示すように、エアクリーナACの下カバー体12の一側は、エンジンEのシリンダ部3の側面と間隙を存して対面しており、下カバー体12の、前記隔壁14に近い上部分の縦壁部37は、この隔壁14により補強され、かつ筒状のボス部38が一体に形成されてれ高い剛性を有している。そして、このボス部18には、下カバー体12の内方、すなわちエンジンEのシリンダ部3に向かって延びる長い有底の中空円筒孔39が一体に形成されており、この中空円筒孔39の奥壁には、ボルト孔40が貫通して設けられている。このボルト孔40に対向する、シリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hの壁面には、ボルトねじ孔41が設けられ、図5に示すように、ボルト孔40とボルトねじ孔41は同一軸線上にある。前記ボルトねじ孔41には、締結部材としての連結ボルト(スタッドボルト)24が螺締される。この連結ボルト24は、下カバー体12のねじ孔40を貫通したのち、そのねじ部が中空円筒孔39内に突出し、そのねじ部にナット42を螺締することにより、下カバー体12の縦壁部37は、この一本の連結ボルト24をもってシリンダ部3のシリンダヘッド部分3Hに固定される。したがって、下カバー体12の上部は、その剛性の高い縦壁部37(隔壁14の近くにあり、かつボス部38により補強されている)が、締結部材としての一本の連結ボルト24によりエンジンEのシリンダ部3に堅固に固定される。また、ナット42は、中空円筒孔39内にあって他物と干渉して脱落することがない。
図5に示すように、前記2本の連結ボルト22,23の中心軸線22l,23lと、スタッドボルト24の中心軸線24lは、相互に略平行であって、締結方向が同じであり、しかも、それら3本の連結ボルト22,23,24は、いずれもエアクリーナACの外側から締付・弛緩操作が可能であることから、エアクリーナACのエンジンEのシリンダ部3への操作が容易である。
以上のように、エアクリーナACは、その下カバー体12が3つの締結部材、すなわち3本の連結ボルト22,23,24により、エンジンEのシリンダ部3に3点にて支持固定されるので、その支持剛性を大幅に高めることができる。また、前記ボス部38は、シリンダ部3に向かって深い中空円筒孔39を備えており、連結ボルト24による締付距離を短くしているので、エアクリーナACを、エンジン側の取付部であるシリンダ部3に近づけて、そこに固定支持するができ、その支持剛性を一層高めることができる。
図3,8に示すように、エアクリーナACの上カバー体11内には、後述するクリーナエレメントユニットUeが着脱可能に収容される。
下カバー体12の隔壁14、すなわち下カバー体12の上壁の一側(図3,4右側)には、外気を取り込むための吸込口50が開口されている。この吸込口50は、図4に示すように、その中心50cと下カバー体12の中心12cとを通る中心線c−cに対して直交する方向に長い長孔に形成され、かつ、その中心50cに対して下カバー体12の中心12c側に向けて広がる広がり部50aを有していて、全体として広い面積に形成されている。図3に示すように、前記吸込口50には、上カバー体11内に向かって延びる角筒形状の吸気筒51が一体に連接されている。この吸気筒51は、吸気口50側の入口からその上端の出口に向かって徐々に絞られる煙突形状に形成されている。
前記吸込口50の、クリーナエレメントユニットUeから遠ざかる側の外側開口縁には、そこに沿って遮蔽壁53が一体に垂下されている。この遮蔽壁53は、図4に示すように、吸込口50を覆うように、その吸込口50から離間する方向に延長されたのち、吸込口50の長手方向両端を覆うように湾曲されて上カバー体11の内面下部に接続されている。したがって、前記遮蔽壁53は、吸込口50の、クリーナエレメントユニットUeから遠ざかる側の略半部を覆うようにされている。また、上カバー体11の、吸込口50近傍のスカート壁11aの下端は、吸込口50よりも下方に延長されており、その延長部は遮蔽壁53と対面して該遮蔽壁53と並列するように延びており、その下端は前記遮蔽壁53の下端と略同じレベルとされている。そして、図3に示すように、前記遮蔽壁53と、上カバー体11のスカート壁11aとは、吸込口50の外側開口縁の下方で相互に対面する二重壁を形成し、それらの間に下方に開放された空隙54を形成される。
ところで、汎用エンジン作業機は、一般に屋外で使用することが多く、雨天の使用時には当然に、エアクリーナACの上カバー11上に落ちた雨滴は、該上カバー体11の上面からそのスカート壁11aを伝わってその下端縁に達し、吸込口50を通ってエアクリーナAC内に吸い込まれることが考えられるが、この実施例は、雨滴のエアクリーナAC内への侵入を積極的に防止する構造を備えるものであって、すなわち、
(1) 吸込口50に近いスカート壁11aの下端は、吸込口50のレベルよりも下方に延長していることにより、
吸気負圧による雨滴の吸込口50への引き寄せを防止することができる。
また、(2) 吸込口50を覆いかつ該吸込口50よりも下方に延びる、遮蔽壁53および上カバー体11のスカート壁11aとで二重壁を形成したことにより、
前記(1) によっても、なお、吸込口50へ引き寄せられた雨滴は、スカート壁11aの下縁を迂回して空隙54へと流れ込むが、ここで、その雨滴を遮蔽壁53に衝突させて落下させることができ、これにより、吸込口50への雨滴の吸い込みを一層確実に防止することができる。
さらに、(3) 吸込口50は、その中心50cに対して上カバー体11の中心11c側に向かって広がる広がり部5aを備えており、かつ、吸込口50に連接される吸気筒51は、その入口から出口に徐々に絞られることにより、
吸気負圧は吸込口50の近傍で弱くなり、そこでの吸気の流速を遅くして、前記(1) ,(2) による雨滴のエアクリーナAC内への吸込み防止作用が助成される。
前記クリーナカバー体10の上カバー体11内には、クリーナエレメントユニットUeが収容支持されている。このクリーナエレメントユニットUeは、図3、8に示すように、全体が楕円筒状に形成されており、ペーパクリーナ62とウレタンクリーナ61とを積層して上下面を開放した楕円筒状に形成されるクリーナエレメント60と、該クリーナエレメント60の開放上下面にそこをを閉じるように取り付けられる、金属板製の上板63および下板64とより構成されている。上板63に中央部には、ゴムブッシュ65の嵌着された取付孔66が設けられ、また下板64の中央部には、前記隔壁14より突設される角筒状の通気通路17に着脱可能に嵌着される嵌合孔67が開口される。
図3に示すように、クリーナエレメントユニットUeは、その下板64の嵌合孔67が通気通路17の外周面に嵌合されて、隔壁14上にシールパッキン68を挟んで着座される。そして、通気通路17を通り、クリーナエレメント内を縦通した支持ボルト18は、その上端のねじ部が取付孔66のゴムブッシュ65を貫通して外部に突出され、その突出端にナット69を螺締することにより、クリーナエレメントユニットUeは、下カバー体12の隔壁14上にシールパッキン68を介して着脱可能に固着支持される。
しかして、このクリーナエレメントユニットUeは、上カバー体11内を、その外側の未清浄室Cdと、その内側の清浄室Ccとに区画しており、エンジンEの運転によれば、外気は吸込口50より未清浄室Cdに入り、クリーナエレメント60を通過して濾過された後、清浄室Ccに入り、通気通路17から吸気ダクト13を経て気化器4へと導かれる。
しかして、隔壁14の上面と、クリーナエレメントユニットUeの下板64の下面との間には、ゴムパッキンよりなるシールパッキン68が挟着される。このシールパッキン68は、未清浄室Cdと、清浄室Ccとの間を気密にシールして、未清浄の外気が直接清浄室Ccに吸い込まれるのを防止している。図9,10,11に示すように、前記シールパッキン68は、四角な無端状に形成されていて角筒状の吸気通路17の根元部分の外周面に嵌着される。前記シールパッキン68の上シール面71および下シール面73の幅方向の中間部には、断面三角状の上、下リップ片72,74が一体の突設されており、上リップ片72は、クリーナエレメントユニットUeの下板64の下面に密接され、また、下リップ片74は、隔壁14の上面に密接される。また、シールパッキン68の内周面には、その周方向に間隔をあけて複数の、抜止部材としての抜止突起75が、内方に向けて一体に突設されており、これらの突起75は、吸気通路17の外周面の根元部分に、それら間の摩擦力により緊密に係合しており、たとえばクリーナエレメントユニットUeの交換や清掃などのメンテナンスを行なうべく、このクリーナエレメントユニットUeを吸気通路17から抜き取ったとき、このシールパッキン68が、クリーナエレメントユニットUeにくっついたまま妄りに吸気通路17 から抜け出さないようにされている。したがって、シールパッキン68の吸気筒17への組み付け忘れをしたり、それを紛失したりすることがない。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施例では、締結部材として連結ボルトを使用した場合について説明したが、連結ボルトに代えて他の同効の締結部材を用いてもよい。
本発明エンジンのエアクリーナ取付装置を備えた汎用エンジンユニットの正面図 図1の2矢視図 図2の3−3線に沿う拡大断面図 図3の4−4線に沿う断面図 図3の5−5線に沿う断面図 図3の6−6線に沿う断面図 図5の7−7線に沿う断面図 エアクリーナの分解斜視図 図8の9−9線に沿うシール1パッキンの拡大平面図 図9の10−10線に沿う断面図 図3の仮想線囲い部分の拡大図
4 気化器
10 クリーナカバー体
11 上カバー体
12 下カバー体
13 吸気ダクト
14 隔壁
22 締結部材(連結ボルト)
22l 中心軸線
23 締結部材(連結ボルト)
23l 中心軸線
24 締結部材(連結ボルト)
24l 中心軸線
37 縦壁部
38 ボス部
39 中空円筒孔
E エンジン
Ue クリーナエレメントユニット

Claims (2)

  1. 入外気を清浄化してエンジン(E)へ導くためのエアクリーナの、エンジンへの取付装置であって、
    エアクリーナ(AC)は、エンジン(E)の一側に並列して配設されており、前記エアクリーナ(AC)の外殻を形成するクリーナカバー体(10)を、導入外気を清浄化するクリーナエレメントユニット(Ue)を配設した上カバー(11)と、清浄化した外気をエンジン(E)へ導く吸気ダクト(13)を形成した下カバー体(12)とを一体に連結して構成し、前記下カバー体(12)は、その上面に上カバー体(11)と下カバー体(12)とを区画すると共に下カバー体(12)の上部を補強する隔壁(14)が一体に形成されており、
    前記下カバー体(12)は、その下部が、エンジン(E)に気化器(4)と共に一対の締結部材により(22,23)により一体に結合支持され、
    またその下カバー体(12)の上部の、前記隔壁(14)に近い補強縦壁部(37)には、エンジン(E)に向かって延びる中空円筒孔(39)を有する円筒状ボス部(38)が一体に形成されていて、該ボス部(38)の周壁の一部で該下カバー体(12)の一部が構成され、
    他の一つの締結部材(24)が前記中空円筒孔(39)の奥壁を貫通してエンジン(E)に固定されていて、該他の一つの締結部材(24)により前記補強縦壁部(37)がエンジン(E)に一体に結合支持されることを特徴とする、エンジンのエアクリーナ取付装置。
  2. 前記一対の締結部材(22,23)および他の一つの締結部材(24)は何れも連結ボルトであって、それらの中心軸線(22l,23l,24l)は、略平行であって、それら連結ボルト(22,23,24)は何れもクリーナカバー体(10)の外側からの操作が可能であることを特徴とする、前記請求項1に記載のエンジンのエアクリーナ取付装置。
JP2005183594A 2005-06-23 2005-06-23 エンジンのエアクリーナ取付装置 Expired - Fee Related JP4364842B2 (ja)

Priority Applications (30)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183594A JP4364842B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 エンジンのエアクリーナ取付装置
TW095116710A TWI356873B (en) 2005-06-23 2006-05-11 Engine air cleaner and device for mounting air cle
PA20068677901A PA8677901A1 (es) 2005-06-23 2006-06-01 Filtro de aire para motor y dispositivo para montar un filtro de aire sobre el motor
MYPI20092914A MY159528A (en) 2005-06-23 2006-06-15 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
MYPI20062831A MY145955A (en) 2005-06-23 2006-06-15 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
MYPI20092913 MY150894A (en) 2005-06-23 2006-06-15 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
PE2006000703A PE20070306A1 (es) 2005-06-23 2006-06-21 Filtro de aire para motor y dispositivo para montar un filtro de aire sobre el motor
PE2010001168A PE20110077A1 (es) 2005-06-23 2006-06-21 Filtro de aire para motor
PE2010001169A PE20110078A1 (es) 2005-06-23 2006-06-21 Filtro de aire para motor
ARP060102674A AR054492A1 (es) 2005-06-23 2006-06-22 Filtro de aire para motor y dispositivo para montar un filtro de aire sobre el motor
EP09002662A EP2058505B1 (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
US11/919,556 US8002863B2 (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
EP06780644.8A EP1895146B1 (en) 2005-06-23 2006-06-23 Air cleaner of engine and air cleaner mounting device for mounting air cleaner on engine
CN2006800208484A CN101194096B (zh) 2005-06-23 2006-06-23 发动机的空气滤清器和将空气滤清器安装到发动机上的空气滤清器安装装置
CA2769714A CA2769714C (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
KR1020077027210A KR100941353B1 (ko) 2005-06-23 2006-06-23 엔진의 에어클리너 및 엔진에 에어클리너를 부착하기 위한부착 장치
ES09002662T ES2396578T3 (es) 2005-06-23 2006-06-23 Filtro de aire de motor y dispositivo para montar filtro de aire en un motor
CA2769785A CA2769785C (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
BRPI0611572-1A BRPI0611572A2 (pt) 2005-06-23 2006-06-23 depurador de ar do motor e dispositivo para montar o depurador de ar no motor
AU2006260105A AU2006260105B2 (en) 2005-06-23 2006-06-23 Air cleaner of engine and air cleaner mounting device for mounting air cleaner on engine
ES09002663T ES2379312T3 (es) 2005-06-23 2006-06-23 Filtro de aire de motor y dispositivo para montar filtro de aire en un motor
CA2689648A CA2689648C (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
EP09002663A EP2058506B1 (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
PCT/JP2006/312607 WO2006137518A1 (ja) 2005-06-23 2006-06-23 エンジンのエアクリーナおよびエンジンへのエアクリーナ取付装置
CA2689643A CA2689643C (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
CA2606759A CA2606759C (en) 2005-06-23 2006-06-23 Engine air cleaner and device for mounting air cleaner on engine
AU2010202286A AU2010202286B2 (en) 2005-06-23 2010-06-02 Engine Air Cleaner and Device for Mounting Air Cleaner on Engine
AU2010202287A AU2010202287B2 (en) 2005-06-23 2010-06-02 An engine having an air cleaner mounting device
ARP100102552A AR078069A2 (es) 2005-06-23 2010-07-14 Dispositivo para montar un filtro de aire sobre el motor
ARP100102551A AR078068A2 (es) 2005-06-23 2010-07-14 Filtro de aire para motor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183594A JP4364842B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 エンジンのエアクリーナ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007002738A JP2007002738A (ja) 2007-01-11
JP4364842B2 true JP4364842B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=37688586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005183594A Expired - Fee Related JP4364842B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 エンジンのエアクリーナ取付装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4364842B2 (ja)
CN (1) CN101194096B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103429882B (zh) * 2011-04-26 2016-08-31 株式会社Roki 进气装置
CN112696293A (zh) * 2021-01-09 2021-04-23 广西玉柴机器股份有限公司 一种支撑空气滤清器的结构

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3528430B2 (ja) * 1996-04-30 2004-05-17 スズキ株式会社 車両用エアクリーナの支持構造
JP4137252B2 (ja) * 1998-10-28 2008-08-20 株式会社イノアックコーポレーション 樹脂成形品の取付用ボスの構造
JP2000213429A (ja) * 1999-01-19 2000-08-02 Honda Motor Co Ltd 空冷内燃機関
JP2003127950A (ja) * 2001-10-23 2003-05-08 Suzuki Motor Corp 自動二輪車におけるエアクリーナの配置構造
JP4092170B2 (ja) * 2002-10-18 2008-05-28 本田技研工業株式会社 エンジンのブリーザ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101194096A (zh) 2008-06-04
JP2007002738A (ja) 2007-01-11
CN101194096B (zh) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100941353B1 (ko) 엔진의 에어클리너 및 엔진에 에어클리너를 부착하기 위한부착 장치
US9322370B2 (en) Hand-held work implement having an internal combustion engine and an air filter
GB2420727A (en) Working tool
US4813385A (en) General-purpose internal combustion engine
EP2479417A1 (en) Air cleaner device
US7993424B2 (en) Air cleaner
JP4364842B2 (ja) エンジンのエアクリーナ取付装置
JP4372054B2 (ja) エンジンのエアクリーナにおけるシール装置
JP3727249B2 (ja) バッフル筒体を具備する空気フイルターケーシング
JP4430586B2 (ja) エンジンのエアクリーナ
JP3464969B2 (ja) 内燃機関のエアクリーナ
US4117823A (en) Air sucking device for engines
JP2014034941A (ja) 作業機用エンジンのエアクリーナ
JP3938564B2 (ja) 内燃機関のエアクリーナ装置
JP6541559B2 (ja) エアクリーナ
JPH0526124A (ja) 自動二・三輪車用エアクリーナ
JP3722807B2 (ja) 内燃機関のエアクリーナ
JPH0227173Y2 (ja)
JPH0139899Y2 (ja)
JPS6346266B2 (ja)
JPH0138294Y2 (ja)
JP2003049719A (ja) エンジンの吸気装置
JPS6216873B2 (ja)
JP2003049720A (ja) エンジンの吸気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090819

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4364842

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140828

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees