JP4364577B2 - 半導体素子の評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、MOS(Metal−Oxide−Semiconductor)構造を有する半導体素子の評価方法に関し、特に、ゲートリーク電流をリークパスで分離する半導体素子の評価方法に関する。
近年、半導体素子を用いた機能回路の開発が活発に進められている。高機能回路の実現のためには、デバイスを高速動作させることが必要となり、そのためにはデバイスのサイズの縮小及びその高集積化が必要となる。しかしながら、デバイスのサイズを縮小すると、しきい値電圧の低下やパンチスルーが起こり、ゲート電圧によってドレイン電流を制御できないといった、いわゆる短チャネル効果が生じる。短チャネル効果を抑制するためにはゲート絶縁膜を薄膜化することが効果的であるが、該ゲート絶縁膜を薄膜化すると、ゲートリーク電流が大きくなり回路動作の不良原因となる。
一方、非特許文献1によれば、基板の不純物濃度が小さなMOSキャパシタでは、ゲート電極の端部から空乏層が横に広がる。そして広がった空乏層のエッジ部分の空乏層幅はゲート電極直下の空乏層幅に比べて小さくなるため、空乏層のエッジ部分の電界はゲート電極直下に比べて大きくなる。その結果、このエッジ部分からのゲートリーク電流が大きくなる。従って、基板の不純物濃度が小さなMOSキャパシタで発生するゲートリーク電流には、電極面内全体に流れる面内リーク電流と、空乏層のエッジ部分からのリーク電流が含まれる。
Nicollian and Brews、MOS Physics and Technology、P378、Fig9.4
また、トランジスタ等の電界効果型の半導体素子は、ソース・ドレイン方向(チャネル長方向)の半導体のエッジ部分からのリーク電流が発生する。そこで、上記の空乏層エッジ部分からのリーク電流と、半導体のエッジ部分からのリーク電流について、図12(A)(C)のトランジスタの上面図、図12(B)(D)のトランジスタの断面図を用いて簡単に説明する。
空乏層エッジリーク電流は、空乏層のエッジ部分からのリーク電流に相当し、図12(A)のトランジスタの上面図の点線で囲んだ領域に発生する電流であり、図12(B)の断面図において矢印の向きに流れる電流に相当する。シリコンエッジリーク電流は、ソース・ドレイン方向(チャネル長方向)の半導体のエッジ部分からのリーク電流に相当し、図12(C)のトランジスタの上面図の点線で囲んだ領域に発生する電流であり、図12(D)のトランジスタの断面図において、矢印の向きに流れる電流に相当する。絶縁体が薄膜化すると、この部分は他の部分に比べて薄くなるため、高電界が印加されて、リーク電流が生じる。なおシリコンエッジリーク電流は、半導体のエッチング形状に依存し、電界効果型トランジスタのみに発生するリーク電流である。
上記のように、導電体の面内、空乏層エッジ部分、半導体のエッジ部分からリーク電流が発生することが分かっている。しかしながら、ゲートリーク電流は、リークパスで分離して定量的に議論することができなかった。そのため、ゲート絶縁膜の膜質改善のための的確な対処を行うことができなかった。
上記の実情を鑑み、本発明は、ゲートリーク電流をリークパスで分離する半導体素子の評価方法を提供することを課題とする。そして、プロセスに対して的確なフィードバックを行って、ゲート絶縁膜の膜質の改善を可能とすることを課題とする。
上述した従来技術の課題を解決するために、本発明においては以下の手段を講じる。
本発明の半導体素子の評価方法は、半径rの導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流(電流値)を測定する第1のステップと、前記ゲートリーク電流を、半導体と前記導電体が重なった領域の面積で割って、電流密度Jgを算出する第2のステップと、前記半径rの逆数と、前記電流密度Jgを有する式Jg=2A/r+B(A、Bは定数)の係数を用いて、空乏層エッジリーク電流及び面内リーク電流を算出する第3のステップを有することを特徴とする。
第1のステップは、半導体と導電体の間に電位差を設けるステップであり、好適には半導体の電位は低電位電源VSSの電位と同電位にするとよい。低電位電源の電位は多くの場合において接地電位(=0V)である。第2のステップにおいて、半導体と導電体が重なった領域は、導電体の面積πr2に相当する。従って、この値πr2を用いるとよい。第3のステップにおいて、係数とは、2A、Bに相当する。空乏層エッジリーク電流は2Aに比例し、面内リーク電流はBに比例する。
本発明の半導体素子の評価方法は、導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流を測定する第1のステップと、前記ゲートリーク電流を、半導体と前記導電体が重なった領域の面積で割って、電流密度Jgを算出する第2のステップと、前記半導体のチャネル幅W及びチャネル長Lの逆数と、前記電流密度Jgを有する式Jg=A/W+B/L+C(A、B、Cは定数)の係数を用いて、空乏層エッジリーク電流、面内リーク電流及びシリコンエッジリーク電流を算出する第3のステップを有することを特徴とする。
第1のステップは、半導体と導電体の間に電位差を設けるステップであり、好適には、半導体が含む不純物領域の電位は低電位電源Vssの電位と同電位にするとよい。第2のステップにおいて、半導体と導電体が重なった領域は、半導体が含むチャネル形成領域に相当し、チャネル幅とチャネル長を掛けた面積W*L(Wはチャネル幅、Lはチャネル長)に相当する。従って、この値W*Lを用いるとよい。第3のステップにおいて、係数とは、A、B、Cに相当する。空乏層エッジリーク電流はに比例し、面内リーク電流はに比例し、シリコンエッジリーク電流はに比例する。
本発明において、半導体素子とは、MOS構造を有するものであり、MOSキャパシタ、トランジスタに相当する。また、上述したように、空乏層エッジリーク電流は空乏層のエッジ部分からのリーク電流に相当し、面内リーク電流はゲート電極の面内からのリーク電流に相当し、シリコンエッジリーク電流はソース・ドレイン方向(チャネル長方向)の半導体のエッジ部分からのリーク電流に相当する。
上記構成を有する本発明は、ゲートリーク電流をリークパスで分離して定量的に議論することを可能とし、プロセスに対して的確なフィードバックを行って、ゲート絶縁膜の膜質改善を可能とする。
本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
まず、MOS構造を有する半導体素子として、MOSキャパシタの場合について説明する。導電体のエッジ部分のリーク電流は、導電体の外周の長さに比例すると考えられる。そこで、導電体が円形のMOSキャパシタの電極半径をr、比例定数をAとすると、導電体のエッジ部分からのリーク電流Ig1は、Ig1=2πr*A(式(1))で表される。同様に、導電体の面内からのリーク電流Ig2は、Ig2=πr2*B(式(2))で表される。但し、式(1)(2)において、比例定数A、Bはゲート絶縁膜の厚さ、導電体に印加される電圧、シリコンウエハ基板のドーパント密度の関数で与えられる。従って、導電体のエッジ部分からのリーク電流と、導電体の面内からのリーク電流の両方を含むゲートリーク電流Ig3は式(1)と式(2)の和で与えられ、Ig3=Ig1+Ig2=2πr*A+πr2*B(式(3))で表される。
式(3)から、ゲートリーク電流の電流密度Jgは、Jg=Ig3/πr2=2A/r+B(式(4))で表される。そして、式(4)から、電流密度Jgは、電極半径rの逆数に比例することが分かる。従って、式(4)を用いて、電流密度と電極半径rの逆数との関係をフィッティングした直線(1次方程式)の傾き(2A)から導電体のエッジ部分からのリーク電流、切片(B)から導電体の面内からのリーク電流が求められる。
上記のモデルを用いた、本発明の半導体素子の評価方法は、図1(A)に示すような3つのステップを有することを特徴とする。
第1のステップでは、半径rの導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流を測定する。ここでは、半導体と導電体の間に電位差が設けられ、半導体の電位を低電位電源VSS(多くの場合は0V)と同電位にし、導電体に電圧を印加したときに流れた電流(ゲートリーク電流)を測定する。
第2のステップでは、電流密度Jgを算出する。より詳しくは、ゲートリーク電流の電流値を、半導体と導電体が重なった領域の面積で割って、電流密度Jgを算出する。なお、半導体と導電体が重なった領域は、導電体の面積πr2で算出することができる。
第3のステップでは、前記導電体の半径rの逆数と、前記電流密度Jgを有する式Jg=2A/r+B(A、Bは定数)の係数を用いて、空乏層エッジリーク電流及び面内リーク電流を算出する。より詳しくは、各リーク電流の電流密度の値が算出される。なお、空乏層エッジリーク電流は上記式の傾き2Aに比例し、面内リーク電流は切片Bに比例する。必要に応じて、算出された各リーク電流の電流密度と、半導体と導電体が重なった領域の面積を用いれば、各リーク電流の電流値を算出することができる。
次に、MOS構造を有する半導体素子として、トランジスタの場合について説明する。トランジスタの構造を考慮すると、ゲートリーク電流は、導電体の面内、空乏層エッジ部分、及び半導体のエッジ部分から発生すると考えられ、面内リーク電流は導電体の面積に比例し、シリコンエッジリーク電流はチャネル長に比例し、空乏層エッジリーク電流はチャネル幅に比例すると考えられる。実際に測定されるゲートリーク電流は、これらのリーク電流の和で与えられるため、ゲートリーク電流Ig5は、Ig5=L×A+W×B+L×W×C(式(5))で表される。但し、LはTFTのチャネル長(ゲート長)、Wはチャネル幅(ゲート幅)を表す。比例定数A、B、Cはゲート絶縁膜の厚さ、チャネルのドーパント密度、導電体に印加される電圧の関数で与えられる。式(5)の第1項(L×A)はシリコンエッジリーク電流、第2項(W×B)は空乏層エッジリーク電流、第3項(L×W×C)は面内リーク電流を表す。式(5)から、ゲートリーク電流の電流密度Jgは、Jg=Ig5/(L×W)=A/W+B/L+C(式(6))で表される。
上記のモデルを用いた、本発明の半導体素子の評価方法は、図1(B)に示すような3つのステップを有することを特徴とする。
第1のステップでは、導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流を測定する。ここでは、半導体と導電体の間に電位差が設けられ、半導体が含む不純物領域の電位を低電位電源と同電位にし、導電体に電圧を印加したときに流れる電流(ゲートリーク電流)を測定する。
第2のステップでは、電流密度を算出する。より詳しくは、ゲートリーク電流の電流値を、半導体と導電体が重なった領域の面積で割って、電流密度Jgを算出する。なお、第2のステップにおいて、半導体と導電体が重なった領域は、チャネル幅とチャネル長を掛けた面積(W*L)で算出することができる。
第3のステップでは、半導体のチャネル幅W及びチャネル長Lの逆数と、前記電流密度Jgを有する式Jg=A/W+B/L+C(A、B、Cは定数)の係数を用いて、空乏層エッジリーク電流、面内リーク電流及びシリコンエッジリーク電流を算出する。より詳しくは、各リーク電流の電流密度の値が算出される。なお、シリコンエッジリーク電流は上記式の第1項の定数Aに比例し、空乏層エッジリーク電流は第2項の定数Bに比例し、面内リーク電流は第3の定数Cに比例する。必要に応じて、算出された各リーク電流の電流密度と、半導体と導電体が重なった領域の面積を用いれば、各リーク電流の電流値を算出することができる。
上記構成を有する本発明は、単結晶のシリコンウエハ基板やガラス基板上に成膜又は結晶化させた、非晶質半導体又は多結晶半導体で作製したNチャネル型、Pチャネル型のいずれのFETにも適用することができる。さらにシングルドレイン、LDD、GOLD構造のいずれのFETに適用することができる。上記FETに用いる半導体としては、シリコン(Si)、ゲルマニウム(Ge)などの単体の他、GaA、InP、SiC、ZnSe、GaN等の化合物半導体、SiGe、AlGaAs1−x等の混晶半導体を適用することができる。絶縁体としては、熱酸化処理により作製された薄膜、TEOS(Tetraethyl Orthosilicate)ガスを作製工程に用いた薄膜、窒化酸化珪素膜、窒化珪素膜等の単層膜及びそれらの組み合わせによる多層膜を適用することができる。導電体(ゲート電極)としては、多結晶半導体(p−Si)のほかタングステン(W)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)等の単層膜及びそれらの組み合わせによる多層膜を適用することができる。なお、Nチャネル型FETとは、ソース、ドレイン領域及びLDD領域にはリン(P)、砒化物(Arsenide)、アンチモン(Sb)などのドナーとして働く不純物を注入し、チャネル領域にはホウ素(B)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)などのアクセプターとして働く不純物を注入したものに相当する。Pチャネル型FETとは、ソース、ドレイン領域およびLDD領域にホウ素、スズ、アルミニウムなどのアクセプターとして働く不純物を注入する。そしてチャネル領域にはリン、砒化物、アンチモンなどのドナーとして働く不純物を注入したものに相当する。
半導体素子としてMOSキャパシタを例に挙げて、該MOSキャパシタのゲートリーク電流をリークパスで分離する方法について、以下に説明する。
まず、以下の評価に用いるMOSキャパシタの作製方法について図2()の断面図、図2()の上面図を用いて簡単に説明する。最初に、P型のシリコンウエハ基板10(抵抗率2〜7Ω)上に、絶縁膜11として、酸化窒化シリコン膜をCVD法により形成した。この絶縁膜11は、20、30、40、50、80nmの厚さで条件振りをして形成した。次に、ゲート電極12として、窒化タンタル(TaN)を30nmの厚さ、タングステン(W)を370nmの厚さでスパッタリング法により形成した。続いて、半径rが0.125、0.25、0.5mmとなるように、レジストマスクを用いてパターニングし、ドライエッチングを行うことで、窒化タンタル、タングステンの2層からなるゲート電極12を形成した。シリコンウエハ基板10の裏面はアルミニウムシリコン(AlSi)を400nmの厚さでスパッタリング法により形成し、その後水素アニールのため、350度の熱処理を行った。上記の工程を経て作製されたMOSキャパシタにおいて、シリコンウエハ基板10の下部をグランドに接続し、ゲート電極12に0〜50Vを印加して、ゲートリーク電流を測定した。
図3(A)は、絶縁膜に4MV/cmの電界を印加したときに生じるゲートリーク電流の電流密度の電極半径依存性を示す。横軸は電極半径r(mm)、縦軸は電流密度Jg(A/μm)を対数目盛で示しており、詳しくは0.0E+00は0、5.0E−15は5×10−15、1.0E−14は1.0×10−14、1.5E−14は1.5×10−14、2.0E−14は2×10−14、2.5E−14は2.5×10−14を示す。これは以降のグラフでも同じである。
また、図3(A)において、丸印(○)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが20nm、三角印(△)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが30nm、ひし形印(◇)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが40nm、矩形印(□)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが50nm、バツ印(×)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが80nmを示す。これは図3(B)においても同様である。
図3(A)から、絶縁膜の膜厚には関係なく、電極半径が大きくなるにつれて、電流密度は下降することが分かる。仮にゲートリーク電流が主に面内リーク電流に依るのであれば、電流密度は電極半径に依存しない。従って、ゲートリーク電流には、面内以外の領域からのリーク電流が含まれることが分かる。
図3(B)は、絶縁膜に4MV/cmの電界を印加したときに生じるゲートリーク電流密度の電極半径の逆数に対する依存性を示す。横軸は電極半径の逆数1/r(mm)、縦軸は電流密度Jg(A/μm2)を対数目盛で示す。
図3(B)から、絶縁膜の膜厚には関係なく、電流密度は、電極半径の逆数に正比例することが分かる。ここで、前述の式(4)から、ゲートリーク電流が、面内リーク電流と空乏層エッジリーク電流の和であれば、電流密度は電極半径の逆数に正比例することが分かっている。従って、図3(B)から、ゲートリーク電流は、面内リーク電流と空乏層エッジリーク電流の和であることが分かる。
次に、図3(B)の直線の傾きと切片から、面内リーク電流と空乏層エッジリーク電流を算出した図を図4に示す。但し、電極半径は0.5mmの場合を示す。横軸は絶縁膜の厚さ(nm)、縦軸は電流密度Jg(A/μm2)を対数目盛で示す。
図4から、絶縁膜の膜厚が40nm以上になると、ゲートリーク電流は主に空乏層エッジリーク電流に依り、絶縁膜の膜厚が40nm以下になると、空乏層エッジリーク電流に加えて、面内リーク電流も生じることが分かる。
なお、ゲートリーク電流の電流値と、前記電流値における面内リーク電流と、空乏層エッジリーク電流の割合は、ゲート電極に印加される電圧によって変化する。
半導体素子としてTFTを例に挙げて、該TFTのゲートリーク電流をリークパスで分離する方法について、以下に説明する。
まず、以下の評価に用いるTFTの作製方法について図5()の断面図、図5()の上面図を用いて簡単に説明する。最初に、ガラス基板20上に絶縁膜21として、酸化シリコン膜を150nmの厚さで形成し、該絶縁膜21上に非晶質半導体膜(a−Si、アモルファスシリコン)を50nmの厚さで形成した。次に、前記非晶質半導体膜上に触媒(好適にはニッケル)を添加し、熱処理又はレーザ照射を行って結晶質半導体膜を形成した。続いて、前記結晶質半導体膜上にチャネルドープとして、N型は4×1013 atoms/cmの濃度でボロンが添加されるようにドーピング処理を行い、P型は2×1013 atoms/cmの濃度でボロンが添加されるようにドーピング処理を行った。続いて、結晶質半導体膜のパターン加工を行った後、ゲート絶縁膜25を形成した。この絶縁膜25は、20、30、40、50、80nmの厚さで条件振りをして形成した。次に、窒化タンタルを30nmの厚さ、タングステンを370nmの厚さでスパッタリング法により形成し、その後、レジストマスクを用いてパターニングし、ドライエッチングを行うことで、窒化タンタル、タングステンの2層からなるゲート電極26を形成した。続いて、ソース領域及びドレイン領域22、23の形成のため、絶縁膜25の膜厚に応じて、導電型がNチャネル型の場合は、加速電圧を適宜変えてリンが3×1015〜1×1016atomscm添加されるようにドーピング処理を行い、Pチャネル型の場合は、加速電圧を適宜変えて、ボロンが1×1016atomscm添加されるようにドーピング処理を行った。その後、ドーパントの活性化のため、550度、4時間の熱処理を行った。上記の工程を経て作製されたトランジスタにおいて、ソースとドレインはグランドに接続し、Nチャネル型トランジスタのゲート電極に0〜50V印加、Pチャネル型トランジスタのゲート電極に0V〜−50V印加して、ゲートリーク電流を測定した。
図6(A)は、チャネル幅(W)が8μmのNチャネル型トランジスタのゲート絶縁膜に、6MV/cmの電界を印加したときに生じるゲートリーク電流の電流密度のチャネル長依存性を表す。横軸はチャネル長L(μm)、縦軸は電流密度Jg(A/μm2)を対数目盛で示す。
また、図6(A)において、黒抜きのひし形印(◆)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが20nm、三角印(△)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが30nm、白抜きのひし形印(◇)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが40nm、矩形印(□)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが50nm、丸印(○)のマーカをつないだ線は絶縁膜の厚さが80nmを示す。これは図6(B)、7、8、10においても同様である。
図6(A)から、電流密度のチャネル長依存性は小さいことが分かる。さらにその傾向は絶縁膜の厚さに依らないことがわかる。
図6(B)は、チャネル長(L)が1.5μmのNチャネル型トランジスタのゲート絶縁膜に6MV/cmの電界を印加したときに生じるゲートリーク電流密度のチャネル幅依存性を表す。横軸はチャネル幅W(μm)、縦軸は電流密度Jg(A/μm2)を対数目盛で示す。
図6(B)から、チャネル幅が大きくなると電流密度は低下することが分かる。これは、ゲートリーク電流にシリコンエッジリーク電流が含まれることを示している。
図6(A)(B)から、Nチャネル型トランジスタのリーク電流には、面内リーク電流とシリコンエッジリーク電流が生じていることがわかる。
図7(A)は、チャネル幅が8μmのPチャネル型トランジスタのゲート絶縁膜に6MV/cmの電界を印加したときに生じるゲートリーク電流密度のチャネル長依存性を表す。横軸はチャネル長L(μm)、縦軸は電流密度Jg(A/μm2)を対数目盛で示す。
図7(A)から、チャネル長が大きくなると電流密度は低下する傾向があることがわかる。仮に、ゲートリーク電流が、面内リーク電流とシリコンエッジリーク電流のみであれば電流密度はチャネル長に依存しない。従って、この結果はゲートリーク電流には他のリーク電流、例えば空乏層エッジリーク電流も含まれていることを示す。
図7(B)は、チャネル長が1.5μmのPチャネル型トランジスタのゲート絶縁膜に6MV/cmの電界を印加したときに生じるゲートリーク電流密度のチャネル幅依存性を表す。横軸はチャネル幅W(μm)、縦軸は電流密度Jg(A/μm2)を対数目盛で示す。
図7(B)から、Nチャネル型トランジスタと同様に、チャネル幅が大きくなると電流密度は低下することが分かる。これはゲートリーク電流にシリコンエッジリークが含まれることを示している。
図7(A)(B)から、Pチャネル型トランジスタのリーク電流には、シリコンエッジリークと他のリーク、例えば空乏層エッジリークが含まれていることが推測される。
次に、ゲートリーク電流の原因を調べるため、電流密度のチャネル長及びチャネル幅の逆数に対する依存性が、式(6)を用いてフィッティングできるかどうか調べた。
図8(A)は、Nチャネル型トランジスタにおける電流密度のチャネル長の逆数に対する依存性を示す。
図8(A)から、電流密度は、チャネル長の逆数にほとんど依存しないことが分かる。これは式(6)から分かるように空乏層エッジからのリークが非常に小さいことを示している。
図8(B)は、Nチャネル型トランジスタにおける電流密度のチャネル幅の逆数に対する依存性を示す。
図8(B)において、ゲート絶縁膜の厚さが20nmの場合は、リーク電流の測定ノイズが大きく、測定限界であった。そして、ゲート絶縁膜の厚さが20nmの場合を除けば、電流密度はチャネル幅の逆数に正比例することが分かる。従って、この結果は、ゲートリーク電流には、シリコンエッジリーク電流が含まれることを示す。また、式(6)から、フィッティングした直線の切片は面内リークを表すが、これがゼロでないことから、ゲートリーク電流には面内リーク電流も含まれることがわかる。
次に図(A)(B)のフィッティングした直線から傾きと切片を求め、式(6)を用いて、チャネル長が8μn、チャネル幅が8μmの場合の電流密度とゲート絶縁膜の厚さとの相関を求めた。図9はその結果を表す。図9から、ゲートリーク電流は、主に面内リーク電流とシリコンエッジリーク電流であり、それらはゲート絶縁膜の厚さが小さくなると大きくなる傾向がみられる。
次にPチャネル型トランジスタに関しても同様に、電流密度のチャネル長およびチャネル幅の逆数に対する依存性を調べた。
図10(A)は、Pチャネル型トランジスタにおける電流密度のチャネル長の逆数に対する依存性を示す。図10(A)から、電流密度は、チャネル長の逆数に正比例することが分かる。
図10(B)は、Pチャネル型トランジスタにおける電流密度のチャネル幅の逆数に対する依存性を示す。図10(B)から、電流密度は、チャネル幅の逆数に正比例することが分かる。
この結果から、ゲートリーク電流にはシリコンエッジリーク電流と空乏層エッジリーク電流が含まれることを示している。
次に図10(A)(B)のフィッティングした直線から傾きと切片を求め、式(6)を用いて、チャネル長が8μm、チャネル幅が8μmの場合の電流密度とゲート絶縁膜の厚さとの相関を求めた。図11はその結果を表す。図11から、ゲートリーク電流は、面内リーク電流、シリコンエッジリーク電流、空乏エッジリーク電流が含まれることがわかる。
図9と図11を比較すると、面内リーク電流、シリコンエッジリーク電流ともにPチャネル型トランジスタに比べNチャネル型トランジスタの方が大きいことがわかる。この理由として次のことが考えられる。
まず、Nチャネル型トランジスタではプラスの電圧値を印加しているため、ゲート絶縁膜とシリコンとの界面には電子が誘起され、電子が絶縁膜に注入される。それに対しPチャネル型トランジスタではマイナスの電圧値を印加しているため、ゲート絶縁膜とシリコンとの界面には正孔が誘起され、正孔が絶縁膜に注入される。しかし正孔に対するシリコンと絶縁膜との障壁の高さは電子に対するそれよりも大きいため、ゲート電圧の大きさが同じならば電子の方が注入されやすい。従って電子は絶縁膜中に注入されやすいため面内リークが支配的となり、正孔は注入されにくいため面内リークは小さく、そしてリークしやすいエッジ部分でのリークが大きくなるものと考えられる。
本発明の半導体素子の評価方法を説明するためのフローチャート。 OSキャパシタの断面図と上面図。 MOSキャパシタのゲートリーク電流の電流密度の電極半径依存性を示すグラフと、電極半径の逆数に対する依存性を示すグラフ。 MOSキャパシタのゲートリーク電流の絶縁膜の膜厚依存性を示すグラフ。 ランジスタの断面図と上面図。 Nチャネル型トランジスタのゲートリーク電流の電流密度のチャネル長依存性を示すグラフと、チャネル幅依存性を示すグラフ。 Pチャネル型トランジスタのゲートリーク電流の電流密度のチャネル長依存性を示すグラフと、チャネル幅依存性を示すグラフ。 Nチャネル型トランジスタのゲートリーク電流の電流密度のチャネル長の逆数に対する依存性を示すグラフと、チャネル幅の逆数に対する依存性を示すグラフ。 Nチャネル型トランジスタのゲートリーク電流の絶縁膜の膜厚依存性を示すグラフ。 Pチャネル型トランジスタのゲートリーク電流の電流密度のチャネル長の逆数に対する依存性を示すグラフと、チャネル幅の逆数に対する依存性を示すグラフ。 Pチャネル型トランジスタのゲートリーク電流の絶縁膜の膜厚依存性を示すグラフ。 シリコンエッジリーク電流と空乏層エッジリーク電流を説明する図。

Claims (6)

  1. 半導体、絶縁体及び導電体が積層された半導体素子の評価方法において、
    半径rの前記導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流を測定し、
    前記ゲートリーク電流を、前記半導体と前記導電体が重なった領域の面積で割って、電流密度Jgを算出し、
    前記半径rの逆数と、前記電流密度Jgを含む式Jg=2A/r+Bで示されるグラフをフィッティングした直線を用いて、係数2Aと切片Bを算出し、前記半導体の空乏層のエッジ部分からリークした第1の電流と、前記半導体と前記導電体が重なった領域からリークした第2の電流を算出することを特徴とする半導体素子の評価方法。
  2. 半導体、絶縁体及び導電体が積層された半導体素子の評価方法において、
    前記半導体の電位を接地電位にし、半径rの前記導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流を測定し、
    前記ゲートリーク電流を、前記導電体の面積πrで割って、電流密度Jgを算出し、
    前記半径rの逆数と、前記電流密度Jgを含む式Jg=2A/r+Bで示されるグラフをフィッティングした直線を用いて、係数2Aと切片Bを算出し、前記半導体の空乏層のエッジ部分からリークした第1の電流と、前記半導体と前記導電体が重なった領域からリークした第2の電流を算出することを特徴とする半導体素子の評価方法。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第1の電流は前記係数2Aに比例した値であり、前記第2の電流は前記切片Bに比例した値であることを特徴とする半導体素子の評価方法。
  4. 半導体、絶縁体及び導電体が積層された半導体素子の評価方法において、
    前記導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流を測定し、
    前記ゲートリーク電流を、前記半導体と前記導電体が重なった領域の面積で割って、電流密度Jgを算出し、
    前記半導体のチャネル幅Wの逆数と前記電流密度Jg関係をフィッティングした直線の傾きから係数Aを求め、
    前記半導体のチャネル長Lの逆数と前記電流密度Jg関係をフィッティングした直線の傾きから係数Bを求め、
    前記半導体のチャネル幅W及びチャネル長Lの逆数と、前記係数Aと前記係数Bと前記電流密度Jgの関係ら切片Cを求め、Jg=A/W+B/L+Cの式から、前記半導体のチャネル幅方向のエッジ部分からリークした第1の電流、前記半導体と前記導電体が重なった領域からリークした第2の電流及び前記半導体のチャネル長方向のエッジ部分からリークした第3の電流を算出することを特徴とする半導体素子の評価方法。
  5. 半導体、絶縁体及び導電体が積層された半導体素子の評価方法において、
    前記半導体が含む不純物領域の電位を接地電位にし、前記導電体に電圧を印加して、ゲートリーク電流を測定し、
    前記ゲートリーク電流を、前記半導体と前記導電体が重なった領域の面積であるチャネル幅Wとチャネル長Lの積で割って、電流密度Jgを算出し、
    前記半導体のチャネル幅Wの逆数と前記電流密度Jg関係をフィッティングした直線の傾きから係数Aを求め、
    前記半導体のチャネル長Lの逆数と前記電流密度Jg関係をフィッティングした直線の傾きから係数Bを求め、
    前記半導体のチャネル幅W及びチャネル長Lの逆数と、前記係数Aと前記係数Bと前記電流密度Jgの関係ら切片Cを求め、Jg=A/W+B/L+Cの式から、前記半導体のチャネル幅方向のエッジ部分からリークした第1の電流、前記半導体と前記導電体が重なった領域からリークした第2の電流及び前記半導体のチャネル長方向のエッジ部分からリークした第3の電流を算出することを特徴とする半導体素子の評価方法。
  6. 請求項4または請求項5において、
    前記第1の電流は前記係数Bに比例した値であり、前記第2の電流は前記切片Cに比例した値であり、前記第3の電流は前記係数Aに比例した値であることを特徴とする半導体素子の評価方法。
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