JP4364180B2 - 集積回路装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は集積回路装置の製造方法に係り、特に、カーボンナノチューブを用いた配線の形成方法に関する。
半導体集積回路の高性能化はスケーリング則にのっとってなされてきた。しかし、リソグラフィー技術の限界等の理由から半導体集積回路の高性能化等にも限界が来る。リソグラフィー技術の限界を打破する方法として、カーボンナノチューブやシリコンナノワイヤを利用した微細素子技術が提案されている。このような微細素子技術を活かすためには、微細な配線技術も並行して開発されなければならない。
パターン配列した微細素子上に金属触媒ドットを形成して、化学気相成長法(CVD法)により金属触媒ドット間にカーボンナノチューブ配線を形成する方法が知られている(特許文献1参照)。また、遷移金属触媒を使用してゲートフィンガーとなるカーボンナノチューブを基板面に水平な方向に成長させる方法が知られている(特許文献2参照)。
特開2003−158093公報 特開2003−109974公報
化学気相成長法により金属触媒ドット間にカーボンナノチューブ配線を形成する方法が知られている。また、遷移金属触媒を使用してゲートフィンガーとなるカーボンナノチューブを横方向に成長させる方法が知られている。しかし、これらの方法ではカーボンナノチューブ配線を下地に対して水平方向に高精度かつ簡便に形成することは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みて、カーボンナノチューブ配線を集積回路の所望位置に高精度かつ簡便に形成する方法を提供することを課題とする。
本発明は、複数の電極配線が形成された下地表面上に絶縁体膜を形成する工程と、絶縁体膜に、電極配線と交差する複数の溝を形成する工程と、この溝が電極配線と交差する部分の絶縁体膜に電極配線表面に至る孔を形成する工程と、孔中に前記電極配線に接続する複数の素子を形成する工程と、電極配線から素子の表面に前記溝の配設方向と平行な方向に、徐々に大きな電位を付与しつつ、カーボンナノチューブ配線を溝中に化学気相成長により形成し、素子とカーボンナノチューブ配線を接続する工程とを含むことを特徴とする集積回路装置の製造方法を提供する。
本発明によれば、下地に形成した溝内にカーボンナノチューブを化学気相成長させることにより、リソグラフィーによる制約にしばられることなく微細な配線を形成することができる。本発明によれば下地から電界を与えることで、溝内に形成する配線の離脱等を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。尚、実施の形態や実施例を通して共通する構成には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、参照する各図は発明の説明とその理解を促すための模式図であり、図面表示の便宜上、形状や寸法、寸法比等は実際の形態と異なる個所がある。以下の説明及び図面表示の内容は、適宜行われる変更を排除するものではない。
本発明の第1の実施形態に係る集積回路装置の製造方法について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態を説明するための上面模式図である。本実施の形態では、基板上に互いに直交関係にある下地Cu配線13,14を形成し、相変化メモリセル11は、Cu配線13上に所定間隔をもって形成する(メモリセル列)。Cu配線13、14は同一下地上に形成してもよいし、異なる下地上に形成してもよい。同じCu配線13上に並ぶ相変化メモリセル11の間隔は、Cu配線14の間隔に略等しく、いずれの相変化メモリ11もCu配線14の延長線上に略位置することが望ましい。相変化メモリセル11はジブロックコポリマーの相分離ドットを利用して形成することができる。そのため、相変化メモリセル11の間隔は、Cu配線13の間隔の略(2/√3)倍に等しい。Cu配線14のメモリセル領域側の端部には、コンタクト電極15を形成する。複数のCu配線13、14は絶縁体膜により電気的に分離されている。相変化メモリセル11同士も絶縁体膜により電気的に分離されている。図1中、上面が絶縁体膜で覆われたCu配線13、14については、破線で示した。
図2(a)乃至図2(i)は、第1の実施の形態に係る集積回路装置の製造方法を説明するための断面模式図である。図2(a)乃至図2(i)は、図1の配線13を含む、配線13の長さ方向と平行な断面の一部を示している。この実施形態の製造方法では、ナノインプリントにより、メモリセル材料を絶縁体膜の孔中に埋め込むことでメモリセル列を形成する。
図2(a)に示すように、基板21の表面に絶縁体膜22を形成した後、絶縁体膜22の表面における配線13の予定領域に互いに略平行な複数の溝を形成する。この溝に垂直な複数の溝を配線14の予定領域に形成する。この溝は、ナノインプリントにより形成することができる。この溝が形成された絶縁体膜22表面に、Cu膜をスパッタ法等により形成する。このCu膜表面をCMP(化学機械研磨)で平坦化処理して絶縁体膜22の溝以外の表面を露出させると、Cu配線13,14を絶縁体膜22の溝内にのみ形成することができる。
図2(c)、(d)に示すように、Cu膜13、14と絶縁体膜22の上に、絶縁体膜12、レジスト膜24を公知の手法により順次形成する。そして、ナノインプリントにより、図2(d)の紙面奥行き方向に伸びる互いに平行な複数の溝(図示せず)をレジスト膜24に形成する。この溝は、各溝とCu配線13とが交差するように、形成する。交差する溝とCu配線13とがなす角度は、略直角(90°)とすることができる。また、この交差角度(鋭角)は45°まで小さくすることができる。
次に、レジスト膜24に形成した溝の底に下地の絶縁体膜12の表面が表れるまで、レジスト膜24の表面を公知の手法によりエッチング除去する。これにより形成したレジストパターンをマスクとして、RIE(リアクティブイオンエッチング)等の異方性エッチングにより絶縁体膜12の表面に互いに平行な複数の溝25を形成する。レジスト膜24を除去する(図2(e))。
トルエンにポリスチレン・ポリメチルメタクリレートのジブロックコポリマーを溶かした溶液を絶縁体膜12上にスピンコートにより形成する。
次に、これを真空中で約150℃約30時間アニールし、ポリメチルメタクリレート粒子26を規則配列化させる。これによりポリメチルメタクリレート粒子26がポリスチレン27中において相分離し、ドット列が得られる(図2(f))。このドット列は、溝の長手方向に一列に並んでいる。この際に、ポリメチルメタクリレート粒子26を、Cu配線13と溝25とが交差する領域に形成する。
次に、これを酸素プラズマで処理してポリメチルメタクリレート粒子26を取り除き、ホール28を形成する(図2(g))。
次に、ホールを囲むポリスチレン27をマスクとして用い、異方性エッチング等により絶縁体膜12にCu配線13、14に達する孔28を形成する。ポリスチレン27を除去する。その後、電解メッキで選択的にCu配線14上に形成した孔をNiで埋め、ビアコンタクト15を形成する。水平方向の下地Cu電極14にのみ電流を流すことによりCu電極14につながる孔にのみビアコンタクト15を作成できる。
その後、相変化材料Ge−Sb−Teを基板加熱しながらスパッタ成膜することによりCu配線13の上の孔28に相変化メモリセル材料11を選択的に形成する。相変化材料はアモルファス状態で製膜され、基板加熱することにより、材料が流動し、表面エネルギのために孔28中に選択的に埋め込まれる(図2(h))。
次に、熱CVD(化学気相成長)法により絶縁体膜の溝方向に電界を印加しながら溝29に沿ってカーボンナノチューブ30を成長させる。電界は、外部電極を用いて印加することもできるし、またCu電極13を介してセル材料11の表面に電位を付与することにより行なうこともできる。Cu電極13に接続する端子からCu電極13を介してセル材料に電界を付与することで、溝の底からの電界によりカーボンナノチューブの離脱をさらに防ぐことができ、電気特性の安定した配線が得られる。
また、この電界は、下地Cu電極14に最も近いCu電極13から、より離れた(図1では右端の)Cu電極13に向かって段階的に大きな電圧をかけることにより行なうことができる。電界の印加方法としてはカーボンナノチューブの成長によるCu電極13との間の放電を回避するために、成長端あるいはその近傍の電圧印加をカーボンナノチューブの成長とともに停止し、成長端からより離れたところの電圧印加をおこなうようにする。以上の工程で用いる電界の強度としては0.1から2V/μmが好ましい。0.1V/μmより小さいと配向の効果が小さく、2V/μmより大きいと放電が起こりやすい。
このようにして、相変化メモリ素子11と接続するカーボンナノチューブ配線を絶縁体膜12の溝29の中に選択的に形成することができる(図2(i))。このように下地電極配線13から電界を付与するためには、素子11と下地電極配線13を電気接続し、素子11の材料として電位を伝えることができるものを選ぶ。
この後、水溶液中において配線13を電極とした電解メッキによって、金属ドットを相変化メモリ素子11上に選択的に析出させる。この金属ドットにより、カーボンナノチューブ配線30と相変化メモリ素子11の接続を強固にすることができる。
図3は、以上の工程により得られる集積回路装置の上面模式図である。カーボンナノチ
ューブ30は、ビアコンタクト15を介してCu配線14に接続されている。Cu配線14は外部回路に配線等を介して結合されている。Cu配線13には、その端部からMEMSプローブによりアクセスすることができる。このようにすることで、図3の集積回路装置はクロスバーメモリとして機能する。
すなわち、選択されたCu配線13とカーボンナノチューブ配線30の交点の相変化メモリセル11に電流が流れ、ジュール熱により結晶―アモルファス転移(書き込みー消去)が可能がとなる。読み出しは転移が起こらない程度の電流で結晶とアモルファスの電気抵抗の違いを検出して行なう。尚、カーボンナノチューブ形成用の電界印加の際は、メモリ素子11に電流を流さないようにすることで、カーボンナノチューブ成長時のメモリ素子11の状態変化を防ぐことが望ましい。
<カーボンナノチューブの説明>
カーボンナノチューブは、炭素原子がsp2という最も強い結合で6員環状に組み上げられたグラファイトシートを筒状に丸めた構造をしている。カーボンナノチューブの先端は5員環を含むいくつかの6員環で閉じられている。チューブの直径はサブナノメートルのオーダーまで微細化でき、最小で0.4ナノメートルである。この材料の物性は、ダイヤモンド以上の熱伝導率を持つこと、大きな電流密度が可能であること、ヤング率が高いこと等から本実施の形態のような配線形成に適している。
配線として1本のカーボンナノチューブを用いてもよく、複数のナノチューブの集合体を用いてもよい。また、カーボンナノチューブは単層構造と多層構造のいずれのものでもよい。配線部材が複数のナノチューブから形成される場合には単層構造のものと多層構造のものが混在してもよいし、おのおの単独のものであってもよい。
配線には、ピーポッド構造のナノチューブを用いてもよい。ピーポッド構造では、金属を内包したフラーレン等の、全体として金属的性質を示すナノチューブとは異なるナノ構造体がカーボンナノチューブ内に詰まっている。ピーポッド構造を用いることで、配線自体や多層膜間をつなげるビア配線の電気伝導特性あるいは機械的強度を増強することが可能になる。例えば、金属内包フラーレンを含むカーボンナノチューブの場合、内包された金属の電荷がフラーレンの外側に現れ、更にナノチューブ外側に現れることが、第一原理計算から知られており、それによってビア配線の電気伝導特性を向上させることができる。
金属内包フラーレンのように全体として金属的性質を示す、ナノチューブとは別の構造体もしくは分子あるいは原子は、ナノチューブ内ではなく、一つのビアを構成している隣接ナノチューブ間に存在してもよい。また、内部に金属フラーレンを含む隣接ナノチューブ間に、上記のナノチューブとは別の構造体もしくは分子あるいは原子を配置することも可能である。
<カーボンナノチューブの形成について>
カーボンナノチューブの大量形成には、アーク放電やレーザーアブレーションが用いられてきた。基板に直接成長させるには化学気相成長法がある。プラズマCVDと熱CVDでは成長メカニズムが異なることが知られている。カーボンナノチューブの成長後、プラズマCVDによる成長の場合は触媒がナノチューブの先端に残り、熱CVDによる場合は触媒がナノチューブの根本に残る。上記実施の形態では、Niビアコンタクト15を触媒とすることができる。
CVD法によるカーボンナノチューブの成長において、カーボンナノチューブを基板面に対して水平方向に成長させるためには、成長方向に電界を形成することが好ましい。本実施形態においてこのような電界を印加するには、電極配線13を介して与える電位を変えることで形成することができる。
プラズマCVDは、電界印加及び減圧下において550〜650℃程度でメタン(CH4)ガスと水素(H2)ガスを流しながら行うことができる。熱CVDはやはり電界印加及び減圧下において600〜650℃程度でアセチレン(C22)ガスと水素(H2)ガスを流しながら行なうことができる。どちらの場合にも、触媒としてコバルト、鉄、ニッケル等の金属を使用する。
<相分離によるパターン形成>
微小な素子11を作製するためのパターンは、ブロックコポリマーの相分離を用いて作製することができる。ブロックコポリマーを利用する場合には、形成する2種類以上のブロックにおいてエッチング耐性が互いに異なる材料を用いるか、もしくはいずれか一方のブロックが選択的に除去可能である材料を用いる。
例えば、ポリスチレンとポリメチルメタクリレートからなるブロックコポリマーを用いた場合には、CFをエッチャントとして用いる。RIE耐性がポリスチレンの方がポリメチルメタクリレートより大きいため、RIEによってポリメチルメタクリレートの下地にある部分のみを選択的に削ることが可能である。
このようなジブロックコポリマーとしては、例えばポリブタジエン−ポリジメチルシロキサン、ポリブタジエン−4−ビニルピリジン、ポリブタジエン−メチルメタクリレート、ポリブタジエン−ポリ−t−ブチルメタクリレート、ポリブタジエン−t−ブチルアクリレート、ポリーt−ブチルメタクリレート−ポリ−4−ビニルピリジン、ポリエチレン−ポリメチルメタクリレート、ポリ−t−ブチルメタクリレート−ポリ−2−ビニルピリジン、ポリエチレン−ポリ−2−ビニルピリジン、ポリエチレン−ポリ−4−ビニルピリジン、ポリイソプレンーポリー2−ビニルピリジン、ポリメチルメタクリレート−ポリスチレン、ポリ−t−ブチルメタクリレート−ポリスチレン、ポリメチルアクリレート−ポリスチレン、ポリブタジエンーポリスチレン、ポリイソプレン−ポリスチレン、ポリスチレン−ポリ−2−ビニルピリジン、ポリスチレン−ポリ−4−ビニルピリジン、ポリスチレン−ポリジメチルシロキサン、ポリスチレン−ポリ−N,N−ジメチルアクリルアミド、ポリブタジエン−ポリアクリル酸ナトリウム、ポリブタジエン−ポリエチレンオキシド、ポリ−t−ブチルメタクリレート−ポリエチレンオキシド、ポリスチレン−ポリアクリル酸、ポリスチレン−ポリメタクリル酸等がある。これらはAB型ジブロックポリマーの例であるが、さらにABA型のトリブロックコポリマーであってもよい。
パターン形成用に、ブロックコポリマーを用いる場合、基板表面においてミセル構造もしくはシリンダ構造を形成するような成分比の分子を用いることが好ましい。これにより円形の互いに分離され規則配列した記録セル構造を形成することが可能となる。
ここでは、ミセルもしくはシリンダを構成するブロックが、エッチング耐性が高いかもしくは現像処理によりミセルもしくはシリンダを構成するブロックのみが残るようなポリマーの組み合わせが必要である。ブロックコポリマーはトルエンなどの適当な溶媒に溶解したものをスピンコートなどにより成膜することが可能である。ブロックコポリマーの自己組織的な配列への相分離は、一般的には材料のガラス転移点温度以上の温度でアニール処理することにより得られる。
以上のような方法によりジブロックコポリマーの規則配列を形成した後は、自己組織化粒子をマスクとして、あらかじめ作製しておいた下地層をイオンミリングなどにより削り、所望の規則配列した凹凸パターンを形成することができる。下地層と自己組織化粒子膜との間にSiOやSiなどの膜を形成し、RIEなどにより自己組織化粒子の規則配列パターンをSiOやSiに転写した後、下地層を加工することも有効である。SiOやSiはRIEによりアスペクト比高く削ることができるため、これをマスクにして加工することにより、下地層をよりアスペクト比高くエッチングすることができる。得られた凹部に異なる材料を埋め込むことにより平坦な表面エネルギの異なるパターンを形成することが可能となる。
<ナノインプリントによる溝形成>
カーボンナノチューブ配線を作製するための溝をナノインプリントにより形成することができる。ナノインプリントは、狭義には、原盤をレジストに押し付けることにより、原盤表面の凹凸を基板上のレジストに転写する方法であり、大面積で簡便にナノパターンを転写することができる。転写後、エッチングによりレジスト表面の凹凸を反映した表面段差を転写することができる。また、ソフトプリントとしてシリコーン樹脂のような柔らかい凹凸原盤の凸部に基板表面を修飾するための物質を乗せ、FASなどの修飾物質を原盤の凹凸パターンに応じて基板表面に転写してもよい。この方法もナノインプリントに含まれる。その後、修飾物質の撥水性を利用してウェットチィングにより凹凸を作製する。
<配線材料の配列化>
本実施形態において、配線材料を配列化する際には、配列化方向にシェア(せんだん応力)をかけることにより、より良好に配列化させることができる。また、シェアにより配線等のパターンの間隔をさらに詰めることもでき、さらなる高密度化が可能となる。
シェアをかける方法としては、電界や磁場を印加する方法がある。導電性を持つ配線には外部電場や磁場を印加すると、配線内部の電荷の動きによって配線の向きと電荷や磁場の印加方向によってエネルギの違いが生じる。これがせんだん応力の原因となる。このような外部電場や磁場は交流で印加することが好ましい。本実施形態では、印加する電界の値を成長端からの距離に応じて徐々に変化させることで、せんだん力を付与することができる。
<配線と下地の結合>
本実施の形態において、その接続を強固にし、配線の長さを制御しやすくするために、配線の端部と下地とを化学的に結合することが好ましい。このような方法の例として、金属ドット触媒を配線の下地上に形成した後に、カーボンナノチューブ等の配線をCVD法により成長させるものがある。
<アプリケーション>
本実施の形態では、素子が電流駆動型のメモリ素子であることが好ましい。電流駆動型のメモリ素子としては、相変化メモリ(PRAM)の他に、NANDフラッシュメモリ、抵抗変化メモリ(RRAM)等がある。またカーボンナノチューブ配線自体が物理的なスイッティングを行なうNRAM等もある。相変化材料としては、例えば、Sb-Se、Sb-Te、Ga-Se、Te-Se-Sb、Te-Ga-Se、Te-Ge-Sn、Te-As-Ge、Cs-Te、Ge-Sb-Te、Ag-In、In-Sb-Teなどが挙げられる。
また、電流駆動型のメモリとしては磁性体材料を用いたものもある。特にスピン注入書き込みで磁化反転させるような微小な磁性体を用いたMRAM等では、本実施の形態のような配線を用いることは有効である。
有機色素を含有するメモリ材料としては、電荷記録用色素、相変化記録色素、ライトワンス型の記録用色素、フォトクロミック色素、蛍光色素、フォトリフラクティッブ色素などがあるこれらは電流により電荷の蓄積や、発生する熱で構造変化が起こり、情報記録されることが必要である。有機色素媒体で、電荷の有無を記録する場合は、ドナー性もしくはアクセプタ性の色素分子が用いられる。一方、結晶−非晶質の相変化を記録とする場合は、結晶化速度が大きい色素分子が用いられる。
また、金属−半導体接合構造を配線の途中に組み込むことで、アクティブな配線となり、それにより機能性を持った3次元的集積回路装置を実現することが可能になる。このような用途に、本実施の形態の配線を利用することもできる。
<第1の実施の形態による効果>
このような第1の実施形態による集積回路装置の製造方法によれば、コストが増大する微小な配線を備える集積回路装置を、安価に製造することが可能である。
第1の実施の形態に係る実施例1について説明する。
Si基板2の5cm×5cmの表面にSiO膜22をCVD法により形成した(図2(a))。SiO膜22の表面にナノインプリントにより複数の溝を形成した。溝の幅は約20nm、溝間のピッチは約40nmとした。溝を形成した表面にCu膜をスパッタ法により形成し、その表面をCMP処理した。SiO膜22表面の溝内にCu配線13、14を形成した(図2(b))。
厚さ約40nmのSiO膜12をCVD法により形成し(図2(c))、厚さ約50nmのレジスト膜24を形成した。レジスト膜24の表面に、ナノインプリントにより、25nm幅、60nmピッチの溝をCu配線13上およびCu配線14の端の上に形成した。ジブロックコポリマーの端の相分離ドットがCu配線14上に位置するように溝の位置を制御した。次に、Arミリングでレジスト24をエッチングすることで、その溝底に下地のSiO膜12を露出させた。
次に、CFガスを用いたRIEにより、SiO膜12に深さ約20nmの溝25を形成した。この溝は、図2(e)の紙面奥行き方向に伸びている。六方格子の相分離ドットのピッチが約40nmになるポリスチレン・ポリメチルメタクリレートのジブロックコポリマーをトルエンに1%w/wで溶かした溶液を準備した。この溶液を、溝25を形成したSiO膜12上にスピンコートにより成膜した。これを真空中において約150℃、約30時間アニールして、規則配列化させた。これによりポリメチルメタクリレート粒子26がポリスチレン27中に相分離し、溝中に1列のドット列が得られた(図2(f))。この基板を酸素プラズマで処理してポリメチルメタクリレート粒子26を除いた。
CFガスのRIEにより孔の底のSiO膜12にCu配線13、14に達する直径約20nmの孔28を形成した。次にポリスチレン27を削除した。電解メッキで選択的にCu配線14上にNiを形成し、Niビア15を形成した。
相変化材料Ge−Sb―Teを基板加熱しながらスパッタ成膜することによりCu配線13上の孔28に相変化材料11を選択的に形成した(図2(h))。
熱CVD法によりSiO膜12の溝29に沿った電界を印加しながら、カーボンナノチューブ30を成長させた(図2(i))。熱CVDは、約650℃でアセチレン(C)ガスと水素Hガスを流しながら行なった。電界は、図1の左端のCu電極13から、右端のCu電極13に徐々により大きな電圧をかけることにより行なった。電界強度として0.5V/μmがかかるようにした。カーボンナノチューブに対して親和性のあるSiO溝の存在により、幅約25nmの溝に沿ってカーボンナノチューブ30を成長させた。
次に、水溶液中でCu配線13を電極とした電解メッキにより、相変化メモリセル11上にCuドットを選択的に析出させ、カーボンナノチューブ配線30とのコンタクトを強固にした。
本実施例では、カーボンナノチューブ30はCu配線14にNiビア15を介して接続しており、Cu配線13にはMEMSプローブによりアクセスすることで、クロスバーメモリとして機能することを確認した。すなわち、選択されたCu配線13とカーボンナノチューブ配線30の交点の相変化メモリ素子11に電流が流れ、ジュール熱により結晶―アモルファス転移(書き込みー消去)を制御できた。
実施例2は、実施例1における素子11の形成方法を変形したものである。すなわち、実施例1では素子11として相変化メモリセルを用いたが、本実施例では素子11として、Siナノロッド41を用いる(図4の上面模式図参照)。以下、図5(a)乃至図5(i)の断面模式図を参照しつつ説明する。これらの図は、図4における配線13を含んだ、配線13と平行な断面の一部を示している。
表面が5cm×5cmのSi基板21上にSiO膜22を形成した(図5(a))。SiO膜22の表面に、ナノインプリントにより幅約10nmでピッチ約25nmの平行な溝を作製した。SiO膜22表面の溝は、レーザー光を用いたナノインプリントにより直接形成することが可能である。また、レジストプロセスによるナノインプリントにより行うこともできる。SiO膜12の表面にCuをスパッタ法等により形成した後、Cu表面をCMP処理した。これにより、Cu配線13及び14とSiO膜12の表面を同一表面にした(図5(b))。
SiO膜22とCu配線13の表面に、約40nmの厚さを備えるSiO膜12をCVDにより形成した(図5(c))。さらに、SiO膜12の表面に厚さ約40nmのレジスト膜24を塗布法により形成した(図5(d))。
ナノインプリントにより、約15nm幅、約25nmピッチの溝をレジスト膜24の表面に形成した。この溝は、溝とCu配線13とが交差するように形成する。Arミリングでレジスト表面24全体を溝下のSiO膜12が露出するまでエッチングした。これにより、溝を反映するレジストパターンを形成した。レジストパターンをマスクとして、CFガスを用いたRIEによりSiO膜12に深さ約15nmの溝25を形成した(図5(e))。
ポリスチレン・ポリメチルメタクリレートのジブロックコポリマーをトルエンに1%w/wで溶かした溶液を準備した。このジブロックコポリマーは、六方格子の相分離ドットのピッチが約25nmになるように調整した。この溶液をSiO膜12表面にスピンコートにより成膜した。真空中で約150℃で約30時間アニールし、相分離ドット26を規則配列化させた(図5(f))。これによりポリメチルメタクリレート粒子26がポリスチレン27中に相分離し、溝25中に1列のドット列が得られた。酸素プラズマによりポリメチルメタクリレート粒子26を除去しポリスチレン27のみ残置させた。
ポリスチレン27をマスクとしてCFガスを用いたRIEによりSiO膜12にCu配線に達する孔28を形成した(図5(g))。電解メッキにより選択的にCu配線14上の孔をNiで埋め、ビアコンタクト15を形成した。その後、溝25内のポリスチレン27を除去した。
直径約10nm、長さ約25nmのn型Siナノロッド41をイソプロパノ−ルに分散した溶液を準備した。Siナノロッドは表面がSiO膜で覆われている。この溶液に基板21を挿入し、超音波で処理した。基板21を取り出して、室温、窒素雰囲気下で乾燥させることによりSiナノワーヤー41を孔28に充填した(図5(h))。
熱CVDにより、基板面に水平に、溝29の伸びる方向に外部電界を印加しながらカーボンナノチューブ30を形成した(図5(i))。この際に、約650℃でアセチレン(C)ガスと水素(H)ガスを流しながら行なった。電界は、下地Cu電極14に近いCu電極13からより離れたCu電極13に徐々により大きな電圧をかけることにより行なった。電界強度として0.7V/μmがかかるようにした。カーボンナノチューブ30に親和性のあるSiO膜21の溝29内に沿って自己組織的に成長させることができた
このようにして形成した集積回路の上面模式図を図6に示す。図6中、絶縁体膜12よりも下層にある配線13、14は破線で示す。
実施例1と同様に、Cu配線13とCu配線14にアクセスすることにより、ライトワンスクロスバーメモリとして機能することを確認した。すなわち、選択されたCu配線とカーボンナノチューブ配線の交点に高電圧を印加するとSiナノロッド表面に形成された酸化膜の絶縁が破壊され、電流が流れ導通する。読み出しは絶縁破壊が起こらない程度の電流で電気抵抗の違いを検出して行なう。
実施例3は、実施例1において、相変化材料の上にカーボンナノチューブの生成触媒であるNiドットを電界メッキで形成する例である。
実施例1と同様の方法により、相変化材料Ge−Sb―Teを基板加熱しながらスパッタ成膜することによりCu配線13上の孔28に相変化材料11を選択的に形成した。次に電界メッキにより相変化材料11の上にNiドットを作成した。
プラズマCVD法によりSiO膜の溝29に沿った電界を印加しながら、カーボンナノチューブ配線30を成長させた。プラズマCVDは、約550℃でメタンガスと水素Hガスを流しながら行なった。電界強度として0.4V/μmがかかるようにした。
本素子では相変化材料上のNiドットがカーボンナノチューブ生成触媒となるため、より低いCVD温度で作成した。低温にすることで素子11の熱ダメージを小さくでき、生産コストを低減できる。本実施例では実施例1と同様にクロスバーメモリとして機能することを確認した。すなわち、選択されたCu配線とカーボンナノチューブ配線の交点の相変化メモリ素子に電流が流れ、ジュール熱により結晶―アモルファス転移(書き込みー消去)を制御できた。
本発明の第1の実施形態に係る集積回路装置の製造方法を説明するための上面模式図。 第1の実施の形態に係る集積回路装置の製造方法を説明するための部分断面模式図。 第1の実施の形態に係る集積回路装置の製造方法を説明するための上面模式図。 本発明の第2の実施例を説明するための上面模式図。 第2の実施例の集積回路装置の製造方法を説明するための部分断面模式図。 第2の実施例の集積回路装置の製造方法を説明するための上面模式図。
符号の説明
11……相変化メモリセル
12、22……絶縁体膜
13……下地Cu配線
14……下地Cu配線
15……ビア配線(ビアコンタクト)
21……Si基板
24……レジスト膜
25、29……溝
26……ポリメチルメタクリレート粒子
27……ポリスチレン
28・・・孔
30……カーボンナノチューブ
41・・・Siナノロッド

Claims (5)

  1. 複数の電極配線が形成された下地表面上に絶縁体膜を形成する工程と、
    前記絶縁体膜に、前記電極配線と交差する複数の溝を形成する工程と、
    前記溝が前記電極配線と交差する部分にある前記絶縁体膜に、前記電極配線表面に至る孔を形成する工程と、
    前記孔中に前記電極配線に接続する複数の素子を形成する工程と、
    前記電極配線から前記素子の表面に前記溝の配設方向と平行な方向に、徐々に大きな電位を付与しつつ、カーボンナノチューブ配線を前記溝中に化学気相成長により形成し、前記素子と前記カーボンナノチューブ配線を接続する工程とを含むことを特徴とする集積回路装置の製造方法。
  2. 前記複数の溝の幅が45nm以下であることを特徴とする請求項1記載の集積回路装置の製造方法。
  3. 前記素子の表面にカーボンナノチューブの触媒金属層を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の集積回路装置の製造方法。
  4. 前記溝をナノインプリントにより形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の集積回路装置の製造方法。
  5. 前記素子が電流駆動型の記憶素子であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の集積回路装置の製造方法。
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