JP4364035B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4364035B2
JP4364035B2 JP2004097215A JP2004097215A JP4364035B2 JP 4364035 B2 JP4364035 B2 JP 4364035B2 JP 2004097215 A JP2004097215 A JP 2004097215A JP 2004097215 A JP2004097215 A JP 2004097215A JP 4364035 B2 JP4364035 B2 JP 4364035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
cooling
control
water
cooled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004097215A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005282938A (ja
Inventor
強志 丸山
淳一 藤澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Orion Machinery Co Ltd filed Critical Orion Machinery Co Ltd
Priority to JP2004097215A priority Critical patent/JP4364035B2/ja
Publication of JP2005282938A publication Critical patent/JP2005282938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4364035B2 publication Critical patent/JP4364035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明は、被冷却物に対して冷却液を循環させることにより当該被冷却物を冷却する冷却装置に関する。
一般に、レーザ加工機では、加工精度に大きく影響するミラー等の光学部品に対する熱的安定性を確保し、加工品質の低下を回避する必要があるため、使用する冷却装置には、温度変動の少ない高度の冷却精度と、ワークの材質,板厚,加工速度及び加工面粗度等による比較的大きな負荷変動に対しても十分に追従可能な冷却性能が要求され、既に、本出願人も、このような要求に応える冷却装置(冷却装置の温度制御方法)を特開平9−134220号公報により提案した。この冷却装置は、冷却液を貯留する冷却液タンクの供給口に、送液ポンプを接続し、この送液ポンプの吐出口に、レーザ加工機等の被冷却物の冷却液入口を接続するとともに、冷却液タンクの戻口に、冷却器を接続し、この冷却器の流入口に、被冷却物の冷却液出口を接続したものである。
しかし、この冷却装置は、冷却液タンクに、冷却された冷却液を貯留するため、常に、安定した温度の冷却液を被冷却物に供給できる利点があるものの、反面、凍結温度付近の冷却能力が制限されること、冷媒回路のCOP(成績係数=冷却能力/入力電力)の低下を招くこと、被冷却物側に比較的大きな耐圧が要求されることなどの解決すべき課題が存在し、既に、本出願人は、この課題を解決した冷却装置を、特開2003−329355号公報により提案した。
この冷却装置は、被冷却物から戻された冷却液を貯留する冷却液タンクと、この冷却液タンクの供給口から流出する冷却液を送出する送液ポンプと、この送液ポンプから吐出する冷却液を熱交換により冷却して被冷却物に供給する冷却器を設けるとともに、冷却器から流出した冷却液の温度を温度センサにより検出し、検出した温度に基づいて冷却器の冷却温度を制御する制御系、より具体的には、温度センサにより検出した温度に基づいて、冷却器に冷媒を循環させる冷凍サイクルにおけるコンプレッサの回転周波数をインバータ制御する制御機能を備える制御系を設けたものである。
特開平9−134220号 特開2003−329355号
しかし、このようなコンプレッサの回転周波数をインバータ制御する冷凍サイクルを用いた従来の冷却装置は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、冷凍サイクルに備える凝縮器に水冷式冷却部を付設する場合、通常、冷却水の流量を制御する制水弁を接続するとともに、凝縮器の吐出側の冷媒圧力を制水弁の制御ポートに付与して制水弁の開度を可変、即ち、冷媒圧力が高くなったときは制水弁の開度を大きくし、かつ冷媒圧力が低くなったときは制水弁の開度を小さくしているが、冷媒圧力が急峻に変動する場合、制水弁において冷却水による無視できない大きなウォータハンマ現象(衝撃や振動)が発生する。
第二に、コンプレッサのインバータ制御は、制御部からインバータ回路に付与される制御信号によりコンプレッサの回転周波数を可変するため、制御できる回転周波数の範囲に限界があり、通常、最大冷却能力の30〔%〕以下の低負荷領域では、インバータ制御が困難になる。このため、低負荷領域では、ホットガスバイパス回路の開閉制御により対応しているのが実情であり、全体の動作効率の低下を招くなど、省エネルギ性及び制御性に難がある。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した冷却装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、冷却液Wを貯留する冷却液タンク15と、この冷却液タンク15に貯留する冷却液Wを被冷却物Mに供給する送液ポンプ16と、被冷却物Mから冷却液タンク15に戻される冷却液W又は冷却液タンク15から被冷却物Mに供給する冷却液Wを冷却する冷凍サイクル2を接続した冷却器3とを備え、冷却した冷却液Wを被冷却物Mに循環させることにより被冷却物Mの冷却を行う冷却装置1を構成するに際して、圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を行うロード状態又は圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を解除するアンロード状態に切換えるデジタル切換機構部13を設けたデジタル制御冷媒圧縮機11を有する冷凍サイクル2とを備えるとともに、当該冷凍サイクル2に有する凝縮器4に、冷却水Wsを循環させることにより凝縮器4を熱交換により冷却する水冷式冷却部5を付設し、かつこの水冷式冷却部5に、冷凍サイクル2における凝縮器4の冷媒流出側から膨張弁27までの間の冷媒圧力Pdに基づいて冷却水Wsの流量を制御する制水手段6と、冷媒圧力Pdを緩衝して制水手段6に伝達する圧力緩衝手段7を設けたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、制水手段6には、制御ポート6vcに付与される制御圧力Pxの大きさにより冷却水Wsの流量を制御する制水弁6vを用いるとともに、圧力緩衝手段7には、冷媒圧力Pdを制御ポート6vcに付与するキャピラリチューブ7cを用いることができる。
このような構成を有する本発明に係る冷却装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 冷凍サイクル2に備える凝縮器4を水冷式冷却部5により冷却する場合であっても、圧力緩衝手段7により冷媒圧力Pdを緩衝して制水手段6に伝達するため、冷媒圧力Pdが急峻に変動しても、制水手段6における冷却水Wsによるウォータハンマ現象(衝撃や振動)の発生を防止できる。
(2) 圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を行うロード状態又は圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を解除するアンロード状態に切換えるデジタル切換機構部13を設けたデジタル制御冷媒圧縮機11を有する冷凍サイクル2を備えるため、制御範囲を飛躍的に拡大することができる。特に、従来のインバータ制御では限界であった最大冷却能力に対して30〔%〕以下の低負荷領域であっても制御が可能となり、しかも、インバータ回路が不要になることから、全体の動作効率が向上し、省エネルギ性及び制御性を高めることができる。
(3) 圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を行うロード状態又は圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を解除するアンロード状態に切換えるデジタル切換機構部13を設けたデジタル制御冷媒圧縮機11を用いた冷凍サイクル2の場合、ロード状態とアンロード状態の繰り返しによる冷媒圧力Pdの急峻な変動によって大きなウォータハンマ現象が発生しやすいが、このウォータハンマ現象を確実かつ有効に回避することができる。
(4) 好適な態様により、制水手段6に、制御ポート6vcに付与される制御圧力Pxの大きさにより冷却水Wsの流量を制御する制水弁6vを用いるとともに、圧力緩衝手段7に、冷媒圧力Pdを制御ポート6vcに付与するキャピラリチューブ7cを用いれば、簡易な構成で足り、実施の容易性及び低コスト性に貢献できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る冷却装置1の構成について、図1〜図5を参照して具体的に説明する。
図2中、1は本実施形態に係る冷却装置の全体構成を示し、Mはこの冷却装置1に接続したレーザ加工機等の被冷却物を示す。冷却装置1は、被冷却物Mに接続し、この被冷却物Mに対して冷却液Wを循環させることにより当該被冷却物Mを冷却することができる。冷却装置1は、冷却液Wを貯留する冷却液タンク15と、この冷却液タンク15に貯留する冷却液Wを被冷却物Mに供給する送液ポンプ16と、被冷却物Mから冷却液タンク15に戻される冷却液Wを冷却するプレート形熱交換器等の冷却器3と、この冷却器3に接続し、この冷却器3を通る冷却液Wを熱交換により冷却する冷凍サイクル2と、冷却装置1の全体の制御を司る制御系20とを備えている。
この場合、冷却液タンク15は、冷却水等の冷却液Wを貯留するものであり、その他、図示を省略した給液口,ドレン口,液面計,ボールタップ等を備えている。さらに、冷却液タンク15と被冷却物M間には、図2に示すように、送水路に接続した液圧計21、液温センサ22、バイパスバルブ23、配管ジョイント24a,24b等を備えている。
一方、冷凍サイクル2は、図2に示すように、主要機能部として、凝縮器4,冷媒ドライヤ26,電子膨張弁27,アキュムレータ28及びデジタル制御冷媒圧縮機11を備えており、冷却器3の冷媒流入側に電子膨張弁27の冷媒流出側を接続し、冷却器3の冷媒流出側にアキュムレータ28の冷媒流入側を接続する。これにより、矢印Fk方向に冷媒Kが循環する冷媒回路が構成される。なお、冷凍サイクル2の基本的な機能は公知の冷凍サイクルと同じである。
また、凝縮器4には水冷式冷却部5を付設する。水冷式冷却部5は、図1及び図2に示すように、凝縮器4との熱交換を行う熱交換部71と、この熱交換部71の給水口71iに冷却水Wsを供給し、かつ熱交換部71の排水口71oから排出される冷却水Wsを受け取る冷却水供給部72を備え、冷却水Wsを凝縮器4に対して循環させることにより当該凝縮器4を熱交換により冷却する機能を有する。さらに、水冷式冷却部5には、冷凍サイクル2における高圧領域(冷媒圧縮機11の吐出口から膨張弁27までの間)の冷媒圧力Pdに基づいて冷却水Wsの流量を制御する制水手段6と、冷媒圧力Pdを緩衝して制水手段6に伝達する圧力緩衝手段7を備える。この場合、制水手段6には、冷却水供給部72と給水口71iに接続した送水管73iの中途に接続し、かつ制御ポート6vcに付与される制御圧力Pxの大きさにより、送水管73iを流れる冷却水Wsの流量を制御する制水弁6vを用いるとともに、圧力緩衝手段7には、冷媒圧力Pdを制御ポート6vcに付与するキャピラリチューブ7cを用いる。なお、74は制水弁6vに並列接続した手動により操作する凍結防止弁、75は周囲温度Trを検出する周囲温度センサをそれぞれ示す。
その他、図2に示す冷凍サイクル2において、31は低圧圧力スイッチ、32は低圧圧力ゲージ、33は吸入温度センサ、34は高圧圧力スイッチ、35は目詰まり警報用圧力スイッチ、36は高圧圧力ゲージ、37は凝縮器出口温度センサ、38はエバポレータ入口温度センサをそれぞれ示す。これらの各圧力スイッチ31…は、主に保護スイッチとして機能する。
他方、デジタル制御冷媒圧縮機11は、図3〜図5に示すように、軌道スクロール18と固定スクロール19を有する冷媒圧縮部14を備えるとともに、固定スクロール19を軸方向Fcに変位させることによりロード状態(図3参照)又はアンロード状態(図4参照)に切換えるデジタル切換機構部13を備えている。なお、このような機能を備えるデジタル制御冷媒圧縮機11としては、特開平8−334094号公報で開示される「容量調整機構を備えたスクロール式機械」を利用できる。
次に、このようなデジタル切換機構部13を備えるデジタル制御冷媒圧縮機11の構成について、図2〜図5を参照して説明する。45は圧縮機本体を示す。この圧縮機本体45は、密閉されたケーシング46を備え、このケーシング46の下部には、回転軸12sを上方に突出させた圧縮機モータ12を内蔵する。また、圧縮機モータ12の上方には、冷媒圧縮部14とデジタル切換機構部13を配設する。この場合、圧縮機モータ12の上方空間は、隔壁48により上下の空間に仕切り、隔壁48の上側に吐出室Coを有するとともに、下側に吸入室Ciを有する。そして、ケーシング46の周面には、吐出室Coに臨む冷媒吐出口49を有するとともに、吸入室Ciに臨む冷媒吸入口50を有する。
さらに、吸入室Ciの内部には固定された支持盤51を配し、この支持盤51の上面に軌道スクロール18を載置するとともに、この軌道スクロール18の上に固定スクロール19を被せて冷媒圧縮部14を構成する。この場合、軌道スクロール18は、上面に螺旋翼18fを有し、かつ下面中央に被係合部52を有する。この被係合部52には、回転軸12sの上端偏心位置に有する係合部53が係合する。これにより、回転軸12sが回転すれば、軌道スクロール18は、軌道上を旋回する。他方、固定スクロール19は、支持盤51に起設した複数のガイドポスト54…により軸方向Fcへ変位自在に支持され、かつ軸方向Fcに対する直角方向への位置は固定される。また、固定スクロール19は、下面に螺旋翼19fを有し、かつ上面中央に突設部55を有する。この突設部55は、隔壁48の中心に有する挿通孔48sを通して吐出室Coに至らせる。突設部55の内部には、固定スクロール19の下方に存在する中心空間Pcと吐出室Coを連通させる通気路55rを有するとともに、突設部55の上端にはラム部56を一体形成し、このラム部56は、ケーシング46の上面に取付けたシリンダ部57に収容する。これにより、シリンダ部57とラム部56間には、シリンダ室57rが設けられる。なお、ラム部56には、シリンダ室57rと吐出室Coを連通させるブリード孔56sを有する。
一方、シリンダ室57rと冷媒吸入口50は、連通配管58により接続し、連通配管58の中途に、この連通配管58を開閉する電磁バルブ59を接続するとともに、この電磁バルブ59とシリンダ室57r間の連通配管58には、この連通配管58を開閉する予備バルブ60を接続する。この場合、電磁バルブ59はデジタル切換機構部13の一部を構成する。なお、61はデジタル制御冷媒圧縮機11から吐出する冷媒Kの温度を検出する吐出温度センサである。そして、圧縮機本体45における冷媒吸入口50は、直列接続した逆止弁40を介してアキュムレータ28の冷媒流出側に接続するとともに、圧縮機本体45における冷媒吐出口49は、直列接続した逆止弁41を介して凝縮器4の冷媒流入側に接続する。
また、制御系20は、制御部65を備える。この制御部65は、主に、温度,圧力等のセンサ類から得る検出結果に基づいて、各部のアクチュエータ類をシーケンス制御する機能を有する。したがって、制御部65の入力ポートには、前述した液温センサ22,吸入温度センサ33,吐出温度センサ61,周囲温度センサ75,凝縮器出口温度センサ37及びエバポレータ入口温度センサ38等をそれぞれ接続するとともに、制御部65の出力ポートには、圧縮機本体45の圧縮機モータ12,電磁バルブ59,予備バルブ60,冷却水供給部72及び電磁膨張弁27等をそれぞれ接続する。さらに、制御部65は、各種処理及び制御を実行することができるコンピュータ機能及び通信機能等を備えている。
次に、本実施形態に係る冷却装置1の動作(使用方法)について、図1〜図9を参照して説明する。
最初に、冷却装置1に使用するデジタル制御冷媒圧縮機11の動作(原理)について、図3〜図7を参照して説明する。このデジタル制御冷媒圧縮機11は、上述したように、軌道スクロール18と固定スクロール19を有する冷媒圧縮部14を備えるとともに、固定スクロール19を軸方向Fcに変位させることにより、圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を行うロード状態(図3)又は圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を解除するアンロード状態(図4)に切換えるデジタル切換機構部13を備えている。
このデジタル制御冷媒圧縮機11は、圧縮機モータ12を作動させることにより回転軸12sが回転し、この回転軸12sの上端偏心位置に有する係合部53は、回転軸12sを中心にして旋回運動する。この結果、係合部53に係合して追従する被係合部52、更には軌道スクロール18も、軌道上を旋回運動する。他方、固定スクロール19は、軸方向Fcに対して直角方向の位置が固定(規制)されているため、軌道スクロール18の螺旋翼18fと固定スクロール19の螺旋翼19fは、図5(a),(b)に示すような相対運動を行う。
一方、冷媒Kは、冷媒吸入口50から吸入室Ciに供給される。今、図3に示すように、電磁バルブ59のプランジャ59pが突出した状態、即ち、連通配管58が閉状態にある場合を想定する。なお、予備バルブ60は開状態に設定されている。この状態では、シリンダ室57rの内圧は、低圧側となる吸入室Ciの内圧よりも高くなるため、ラム部56を押し上げる不図示のスプリング等による付勢力に打ち勝ち、固定スクロール19の螺旋翼19fは、軌道スクロール18に圧接する。図3はこの状態を示している。
したがって、固定スクロール19の螺旋翼19fに対する軌道スクロール18の螺旋翼18fの相対位置が、図5(a)に示す状態にあれば、吸入室Ciに存在する冷媒Kは、点線矢印方向に沿って外側から螺旋翼18fと19f間に進入する。軌道スクロール18が軌道上を旋回運動し、螺旋翼19fに対する螺旋翼18fの相対位置が、図5(b)に示す状態になれば、螺旋翼18fと19f間に進入した冷媒Kは、螺旋翼18fと19f間に形成される三日月形の密閉空間Pm…に封入される。そして、軌道スクロール18が旋回運動するに従って、三日月形の密閉空間Pm…の容積は、次第に小さくなり、冷媒Kに対する圧縮が行われるとともに、冷媒Kが中心空間Pcに達すれば、冷媒Kの圧力は最大になる。この後、中心空間Pcにおける圧縮された冷媒Kは、通気路55rを通って吐出室Coに至り、さらに、冷媒吐出口49から吐出する。このときの冷媒Kの流通経路を、図3中に点線矢印で示す。よって、この状態がデジタル制御冷媒圧縮機11により冷媒圧縮を行うロード状態となり、100〔%〕出力となる。
他方、電磁バルブ59を制御し、図4に示すように、プランジャ59pを引込めることにより連通配管58を開状態に切換えた場合を想定する。この状態では、低圧側となる吸入室Ciとシリンダ室57rが連通配管58により連通し、シリンダ室57rの内圧と吸入室Ciの内圧が同圧になるため、不図示のスプリング等により、ラム部56は上昇変位する。この結果、固定スクロール19の螺旋翼19fは、図4に示すように、軌道スクロール18から離間し、軌道スクロール18と固定スクロール19間に隙間G…が発生する。これにより、冷媒Kに対する圧縮は行われなくなる。このときの冷媒Kの流通経路を、図4中、点線矢印で示す。よって、この状態がデジタル制御冷媒圧縮機11による冷媒圧縮が解除されたアンロード状態となり、0〔%〕出力となる。
図6は、電磁バルブ59に付与するバルブ制御信号Spを示している。なお、図6中、trはロード状態(100〔%〕出力状態)の制御区間を示すとともに、tnはアンロード状態(0〔%〕出力状態)の制御区間を示し、本実施形態に係る冷却装置1に用いるデジタル制御冷媒圧縮機11に対する制御は、ロード率Rr(=Tr/(Tr+Tn))を変化させることにより行われる。このように、本実施形態に係る冷却装置1に用いるデジタル制御冷媒圧縮機11に対する制御は、ロード状態「1」とアンロード状態「0」の時間軸を可変するデジタル制御となり、従来のインバータ制御、即ち、コンプレッサの回転周波数(大きさ)を可変するアナログ制御とは、制御形態が基本的に異なる。
次に、冷却装置1の全体動作(使用方法)について説明する。まず、冷却装置1は、図2に示すように、配管ジョイント24a,24bを介して被冷却物Mに接続し、また、冷却液タンク15には、冷却液(冷却水等)Wを収容する。これにより、送液ポンプ16を作動させれば、冷却液タンク15内の冷却液Wは、供給口15sから送液ポンプ16により送出されるとともに、配管ジョイント24aを介して被冷却物Mに供給され、被冷却物Mに対する冷却が行われる。一方、被冷却物Mの冷却(熱交換)により暖められた冷却液Wは、配管ジョイント24bを介して冷却器3に供給される。冷却器3では、供給された冷却液Wと冷凍サイクル2における冷却された冷媒K間で熱交換が行われ、冷却液Wは冷媒Kにより冷却される。そして、冷却器3により冷却された冷却液Wは、冷却液タンク15の戻り口15rに戻され、冷却液タンク15に貯留される。なお、図2中、矢印Fwは冷却液Wの流通方向を示す。
一方、被冷却物Mに供給される冷却液Wの温度(液温Tw)は、液温センサ22により検出され、この検出信号は制御部65に付与される。制御部65では、検出信号に基づいてデジタル制御冷媒圧縮機11を制御、即ち、上述した電磁バルブ59を開閉するデジタル制御を行い、液温Twが目標温度になるようにフィードバック制御する。
よって、このような冷却装置1によれば、冷却液Wに対する温度制御には、デジタル制御冷媒圧縮機11をロード状態又はアンロード状態となるように時間軸を制御するデジタル制御を用いるため、制御範囲を飛躍的に拡大することができる。特に、従来のインバータ制御では限界であった最大冷却能力に対して30〔%〕以下の低負荷領域であっても制御が可能となり、しかも、インバータ回路が不要になることから、全体の動作効率が飛躍的に向上する。この結果、省エネルギ性及び制御性が高められ、従来のインバータ制御に対して、最大で略65〔%〕の改善を図ることができた。
ところで、本実施形態に係る冷却装置1では、デジタル制御冷媒圧縮機11をロード状態(100〔%〕出力状態)又はアンロード状態(0〔%〕出力状態)となるように時間軸上で選択的に切換えるデジタル制御を行うため、冷却器3から流出する冷却液Wの温度は、図7に仮想線で示す温度変化特性Qsのように、大きな振幅となりかつ頻繁な周期(制御周波数)により変動してしまう。したがって、このような冷却装置1では、特開2003−329355号公報のように、被冷却物Mの手前に冷却器3を接続する構成を採用した場合、冷却器3により冷却された冷却液Wがそのまま被冷却物Mに供給されることになり、冷却器3の冷却特性(挙動)が冷却液Wの温度に直接影響を及ぼす。特に、デジタル制御の周波数が高い(周期が短い)場合には、応答性ゆえに液温も平均化されるが、省エネルギ性及び制御性等を考慮して周期が比較的長くなるように設定した場合には、冷却液Wに与える影響は大きくなる。しかし、本実施形態に係る冷却装置1では、デジタル制御冷媒圧縮機11を備える冷凍サイクル2を接続した冷却器3に対して、冷却液Wを一旦冷却液タンク15に貯留する構成を組み合わせたため、冷却液Wの温度を確実に平均化できることになり、上述した効果、即ち、全体の動作効率が飛躍的に向上し、省エネルギ性及び制御性が高められるという基本的効果を確保しつつ、図7に実線で示す温度変化特性Psのように、冷却精度の高い、しかも液温Twの安定した冷却液Wを得ることができる。
加えて、軌道スクロール18と固定スクロール19を用いた冷媒圧縮部14を有するとともに、固定スクロール19又は軌道スクロール18を軸方向Fcに変位させてロード状態又はアンロード状態に切換えるデジタル切換機構部13を有するデジタル制御冷媒圧縮機11を用いたため、比較的簡易な構成(原理)により、目的の冷却装置1を容易かつ低コストに実現可能となる。
以上の説明は、本実施形態に係る冷却装置1の基本動作であるが、冷却装置1は、更に次のような独自の構成及び機能を備えるとともに、独自の制御が行われる。
まず、デジタル制御冷媒圧縮機11の上流側及び下流側に直列接続した逆止弁40,41により冷媒圧力の急激な変動を軽減させている。デジタル制御冷媒圧縮機11は、デジタル切換機構部13によりロード状態(100〔%〕出力状態)又はアンロード状態(0〔%〕出力状態)に切換えられ、これにより、冷却液Wに対する温度制御が行われる。この場合、ロード状態からアンロード状態或いはアンロード状態からロード状態に切換えた際には、冷媒圧力が急激に変動するとともに、この変動は頻繁に発生するため、冷媒回路における圧力ゲージ32,36等の使用部品の寿命短縮を招いたり、温度センサ61,37等の検出精度の低下を招くなどの不具合を生じる。そこで、この不具合を解消するため、デジタル制御冷媒圧縮機11の上流側及び下流側にそれぞれ逆止弁40,41を直列接続し、冷媒圧力の急激な変動を軽減している。これにより、冷媒圧力及び冷媒温度の安定化が図られ、冷媒回路における使用部品の長寿命化、更には検出精度の向上及び安定化を実現できる。
また、ロード率Rrを監視し、図8に示すように、ロード率Rrが設定値Xc(例示は28〔%〕)よりも低下したときは、二つの制御モードを選択できるようにした。冷却装置1は、デジタル制御冷媒圧縮機11を使用しているため、従来のインバータ制御とは異なり、28〔%〕以下の低負荷状態、更には無負荷状態であってもアンロード状態に切換えることにより温度制御が可能になる。この場合、低負荷領域であっても温度制御に対する高い精度及び制御性が得られる反面、圧縮機モータ12が作動状態となるため、電力消費が大きくなる。そこで、低負荷領域における省エネルギ性の確保よりも温度制御の精度及び制御性を重視する場合は、アンロード状態とロード状態の切換制御を継続して行う第一の制御モードを選択できるようにするとともに、低負荷領域における温度制御の精度及び制御性よりも省エネルギ性を重視する場合は、圧縮機モータ12をON/OFF制御する第二の制御モードを選択できるようにした。なお、図8における負荷〔%〕は、冷却器3において熱交換される熱量に対する冷却装置1の最大冷却能力の割合である。
一方、本実施形態の要部となる凝縮器4の動作は次のようになる。まず、凝縮器4は、デジタル制御冷媒圧縮機11の後段に接続され、デジタル制御冷媒圧縮機11により圧縮された高温高圧の冷媒Kを冷却し、凝縮液化させるための熱交換器として機能し、付設した水冷式冷却部5により冷却される。この場合、冷却水供給部72から吐出した冷却水Wsは、制水弁6vを介して熱交換部71の給水口71iに供給され、熱交換部71の内部を通って排水口71oに至るとともに、排水口71oから冷却水供給部72に戻される。そして、戻された冷却水Wsは、冷却水供給部72により再度冷却されて給水口71iに供給されるという冷却水Wsの循環が行われるとともに、熱交換部71において凝縮器4を通過する高温高圧の冷媒Kと冷却水Ws間の熱交換が行われる。なお、凍結防止弁74は閉じた状態にある。また、図1中、矢印Fxは冷却水Wsの循環方向を示している。
さらに、凝縮器4から吐出する冷媒Kの圧力(冷媒圧力Pd)は、細管により形成されるキャピラリチューブ7cを通して制水弁6vの制御ポート6vcに付与される。この際、冷媒圧力Pdは、キャピラリチューブ7cにより緩衝され、緩衝された大きさの制御圧力Pxが制御ポート6vcに付与される。これにより、冷媒圧力Pdが高くなったときは、制水弁6vの開度を大きくして流量(給水量)を多くするとともに、冷媒圧力Pdが低くなったときは、制水弁6vの開度を小さくして流量(給水量)を少なくし、凝縮器4の内部圧力を安定化(一定化)させている。
ところで、本実施形態に係る冷却装置1では、デジタル制御冷媒圧縮機11を用いている。このデジタル制御冷媒圧縮機11は、前述したように、デジタル切換機構部13により、圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を行うロード状態又は圧縮機モータ12の動作時に冷媒圧縮を解除するアンロード状態に切換える動作が繰り返されるため、デジタル制御冷媒圧縮機11から吐出する冷媒Kの圧力(吐出冷媒圧力)は、大きく急峻な変動が繰り返される。したがって、冷媒圧力Pdを圧力緩衝手段7(キャピラリチューブ7c)により緩衝させることなく制水弁6vの制御ポート6vcに直接付与した場合には、制水弁6vにおいて冷却水Wsによる無視できない大きなウォータハンマ現象(衝撃や振動)が発生する。
しかし、本実施形態に係る冷却装置1では、キャピラリチューブ7cにより、冷媒圧力Pdを緩衝、即ち、なだらかに変化する制御圧力Pxに変換し、この制御圧力Pxを制水弁6vの制御ポート6vcに付与するため、冷却水Wsによるウォータハンマ現象(衝撃や振動)は確実かつ有効に回避される。また、基本的には、キャピラリチューブ7cの追加(交換)による簡易な構成で足り、実施の容易性及び低コスト性に貢献できる。なお、制御部65は、冷却水供給部72における冷却水Wsに対する冷却温度を制御することができるとともに、この際、周囲温度センサ75により検出される周囲温度Tr(凝縮器4周辺の外気温度)に基づいて冷却水Wsに対する冷却温度を制御することができる。
他方、予備バルブ60は、電磁バルブ59の故障対策として接続したものである。電磁バルブ59は、デジタル制御に用いるため、かなりの頻度でON/OFF動作を繰り返すことになり、耐久性が問われる部品でもあるが、この電磁バルブ59が故障した場合、冷媒圧縮機6は、実質的に動作不能になる。したがって、予備バルブ60は、この対策として設けたものである。今、電磁バルブ59が開状態で故障した場合、液温センサ22により検出される液温Twは上昇し、上限値を越えてしまうため、異常として検出される。よって、制御部65は、予備バルブ60を閉側に制御し、圧縮機モータ4のON/OFF制御に切換える。他方、電磁バルブ59が閉状態で故障した場合、液温センサ22により検出される液温Twは下降し、下限値を越えてしまうため、異常として検出される。よって、制御部65は、圧縮機モータ4のON/OFF制御に切換える。この場合、アラームランプを点灯させるなどにより故障を報知するが、いずれの場合も暫定的に運転を継続させることができる。
なお、図8には、本発明の変更実施形態に係る冷却装置1を示す。この変更実施形態に係る冷却装置1は、図2に示す冷却装置1に対して、冷却器3の接続部位を変更したものである。即ち、変更実施形態に係る冷却装置1では、冷却液タンク15から被冷却物Mに供給する冷却液Wを冷却器3により冷却するようにした。したがって、変更実施形態に係る冷却装置1では、図2に示す冷却装置1に対して、特に、デジタル制御の制御周波数を高くするなどの設定を行えば、冷却液Wを速やかに冷却したり或いは冷却液Wに対する冷却を速やかに停止させることができ、被冷却物Mに高度で複雑な冷却特性が要求される場合や何らかの原因により急峻な温度変動が発生した場合等には、的確な制御応答性を確保することができる。この結果、正確かつ柔軟性のある制御を行うことができ、被冷却物Mに対応した高度な冷却特性を容易に実現可能となる。なお、図8において、符号2mは、図2に示す冷凍サイクル2から冷却器3を除いた冷凍サイクル本体を示している。その他、図8において、図2と同一部分には同一符号を付して、その構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、デジタル制御冷媒圧縮機11は、例示以外の他の形式の冷媒圧縮機にデジタル切換機構部13を設けた冷媒圧縮機であってもよい。また、制水弁6v(及び凍結防止弁74)は、熱交換部71の給水口71i側に接続した場合を例示したが、熱交換部71の排水口71o側に接続してもよい。さらに、制水手段6に制水弁6vを使用するとともに、圧力緩衝手段7にキャピラリチューブ7cを使用した場合を例示したが、制水弁6v及びキャピラリチューブ7cは、それぞれ同一の機能を有する他の部品により置換することができるとともに、他方、冷媒圧力Pdを電気的手段或いは機械的手段により伝達する場合には、電気的信号の大きさ或いは機械的変位量に対して必要な緩衝処理を行うこともできる。なお、本発明における圧縮機モータ12は、電動機のみならず内燃機関(エンジン)等の各種動力により回転する機器類を全て含む概念である。
本発明の最良の実施形態に係る冷却装置における冷凍サイクルのデジタル制御冷媒圧縮機及び凝縮器を抽出して示す回路構成図、 同冷却装置の回路構成図、 同冷却装置の冷凍サイクルに備えるデジタル制御冷媒圧縮機の一部を示すロード状態の断面構成図、 同デジタル制御冷媒圧縮機の一部を示すアンロード状態の断面構成図、 同デジタル制御冷媒圧縮機における起動スクロールと固定スクロールの関係を示す作用説明図、 同デジタル制御冷媒圧縮機に付与するバルブ制御信号の信号波形図、 同冷却装置を用いた際の時間に対する液温の変化特性図、 本発明の変更実施形態に係る冷却装置の一部を省略した回路構成図、
符号の説明
1 冷却装置
2 冷凍サイクル
3 冷却器
4 凝縮器
5 水冷式冷却部
6 制水手段
6v 制水弁
6vc 制御ポート
7 圧力緩衝手段
7c キャピラリチューブ
11 デジタル制御冷媒圧縮機
12 圧縮機モータ
13 デジタル切換機構部
15 冷却液タンク
16 送液ポンプ
27 膨張弁
W 冷却液
M 被冷却物
Pd 冷媒圧力
Ws 冷却水
Px 制御圧力

Claims (2)

  1. 冷却液を貯留する冷却液タンクと、この冷却液タンクに貯留する冷却液を被冷却物に供給する送液ポンプと、前記被冷却物から前記冷却液タンクに戻される冷却液又は前記冷却液タンクから前記被冷却物に供給する冷却液を冷却する冷凍サイクルを接続した冷却器とを備え、冷却した冷却液を前記被冷却物に循環させることにより前記被冷却物の冷却を行う冷却装置において、圧縮機モータの動作時に冷媒圧縮を行うロード状態又は圧縮機モータの動作時に冷媒圧縮を解除するアンロード状態に切換えるデジタル切換機構部を設けたデジタル制御冷媒圧縮機を有する前記冷凍サイクルを備えるとともに、当該冷凍サイクルに有する凝縮器に、冷却水を循環させることにより前記凝縮器を熱交換により冷却する水冷式冷却部を付設し、かつこの水冷式冷却部に、前記冷凍サイクルにおける凝縮器の冷媒流出側から膨張弁までの間の冷媒圧力に基づいて冷却水の流量を制御する制水手段と、前記冷媒圧力を緩衝して前記制水手段に伝達する圧力緩衝手段を設けたことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記制水手段に、制御ポートに付与される制御圧力の大きさにより冷却水の流量を制御する制水弁を用いるとともに、前記圧力緩衝手段に、前記冷媒圧力を前記制御ポートに付与するキャピラリチューブを用いることを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
JP2004097215A 2004-03-29 2004-03-29 冷却装置 Expired - Lifetime JP4364035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097215A JP4364035B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004097215A JP4364035B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005282938A JP2005282938A (ja) 2005-10-13
JP4364035B2 true JP4364035B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=35181533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004097215A Expired - Lifetime JP4364035B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4364035B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009125776A1 (ja) * 2008-04-10 2009-10-15 オリオン機械株式会社 温湿度調整装置及び温湿度調整方法
JP5266455B2 (ja) * 2008-06-26 2013-08-21 オリオン機械株式会社 温度調整装置
JP2010007958A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Orion Mach Co Ltd 温度調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005282938A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101688714B (zh) 压缩机马达控制
RU2005140668A (ru) Способ активного регулирования осевого давления в паровой турбине
US8276395B2 (en) Pulse width modulation with reduced suction pressure to improve efficiency
CN1952398B (zh) 压缩机容量调节系统和方法
JP4118291B2 (ja) 容量可変圧縮機及びその起動運転方法
JP2000205666A (ja) 空調装置
KR100468916B1 (ko) 공기 조화기 및 그 제어 방법
CA2031477C (en) Method and apparatus for determining full load condition in a screw compressor
JP4364035B2 (ja) 冷却装置
CN100453815C (zh) 双级螺杆压缩机及使用该压缩机的双级压缩制冷机
JP4231443B2 (ja) 冷却装置
JP4231444B2 (ja) 冷却装置の動作制御方法
JP2009079850A (ja) 冷凍サイクル装置
JP4336603B2 (ja) 冷却装置の動作制御方法
US6250094B1 (en) Air conditioning systems
JP4297272B2 (ja) 冷却装置の動作制御方法
JP4364034B2 (ja) 冷却装置の動作制御方法
JP2000161796A (ja) 空調装置
JP5971633B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2005282935A (ja) 冷却装置
JP2005282934A (ja) 冷却装置
JP4658866B2 (ja) 冷却装置
JP2003329355A (ja) 冷却装置
JP2009058146A (ja) 冷凍空調装置
JPH03233262A (ja) 冷凍サイクル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090722

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090818

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4364035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term