JP4363605B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医用画像診断装置に関し、さらに詳しくは、操作性を改善してスループットを向上できると共に手が取られる場合でも操作できるようにした医用画像診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に、従来のCT装置の一例を示す。
このCT装置500は、X線管や検出器などの撮像手段を内蔵すると共に撮像角度を変えるためにチルトしうるガントリ1と、被検体を乗せて水平移動しうるクレードル2Cと上下移動しうるテーブル2Tとを備えたテーブル装置2とを具備している。
前記ガントリ1には、アップボタン10uと、ダウンボタン10dと、インボタン10iと、アウトボタン10oとが設置されている。
【0003】
アップボタン10uが操作者によりオンされている間は、テーブル2Tが上昇する。
ダウンボタン10dが操作者によりオンされている間は、テーブル2Tが下降する。
インボタン10iが操作者によりオンされている間は、ガントリ1のボアBR内へ入るイン方向にクレードル2Cが水平移動する。
アウトボタン10oが操作者によりオンされている間は、ガントリ1のボアBR内から出るアウト方向にクレードル2Cが水平移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のX線CT装置500では、被検体をクレードル2Cに乗せたりクレードル2Cから降すとき、その乗降位置(通常はアウト限界までクレードル2Cをアウト方向に水平移動し且つ下降限界までテーブル2Tを下降させた位置)にクレードル2Cおよびテーブル2Tを移動させるために、操作者がダウンボタン10dとアウトボタン10oとを手で操作している。また、被検体を撮像するとき、撮像位置(通常は所定高さまでテーブル2Tを上昇させると共にイン限界までクレードル2Cをイン方向に水平移動した位置)にクレードル2Cおよびテーブル2Tを移動させるために、操作者がアップボタン10uとインボタン10iとを手で操作している。
しかし、複数のボタンを操作するのに手間がかかるため、スループットが低下する問題点があった。また、被検体の姿勢を固定するために被検体を押さえたり何らかの補助器具を使用したりする場合には、手が取られるため、ボタンを手で操作しにくい問題点があった。
そこで、本発明の目的は、操作性を改善してスループットを向上できると共に手が取られる場合でも操作できるようにした医用画像診断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、被検体を乗せて水平移動しうると共に上下移動しうる被検体載置手段と、足で操作されうるホームフットスイッチと、前記ホームフットスイッチがオンされている間は被検体乗降位置へ向けての前記被検体載置手段の水平移動および上下移動を行うホームポジショニング動作を継続させる移動制御手段とを具備したことを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
上記第1の観点による医用画像診断装置では、ホームフットスイッチだけの操作によって、被検体乗降位置に被検体載置手段を移動しうる。このため、操作性が向上し、スループットを向上できる。また、前記ホームフットスイッチは足で操作できるため、被検体の姿勢を固定するために被検体を押さえたり何らかの補助器具を使用したりするために手が取られる場合でも、容易に操作できる。
【0006】
第2の観点では、本発明は、被検体を乗せて水平移動しうると共に上下移動しうる被検体載置手段と、足で操作されうるセットフットスイッチと、前記セットフットスイッチがオンされている間は撮像位置へ向けての前記被検体載置手段の水平移動および上下移動を行うセットポジショニング動作を継続させる移動制御手段とを具備したことを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
上記第2の観点による医用画像診断装置では、セットフットスイッチだけの操作によって、撮像位置に被検体載置手段を移動しうる。このため、操作性が向上し、スループットを向上できる。また、前記セットフットスイッチは足で操作できるため、被検体の姿勢を固定するために被検体を押さえたり何らかの補助器具を使用したりするために手が取られる場合でも、容易に操作できる。
【0007】
第3の観点では、本発明は、被検体を乗せて水平移動しうると共に上下移動しうる被検体載置手段と、足で操作されうるホームフットスイッチと、足で操作されうるセットフットスイッチと、前記ホームフットスイッチがオンされている間は被検体乗降位置へ向けての前記被検体載置手段の水平移動および上下移動を行うホームポジショニング動作を継続させると共に前記セットフットスイッチがオンされている間は撮像位置へ向けての前記被検体載置手段の水平移動および上下移動を行うセットポジショニング動作を継続させる移動制御手段とを具備したことを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
上記第3の観点による医用画像診断装置では、ホームフットスイッチだけの操作によって、被検体乗降位置に被検体載置手段を移動しうる。また、セットフットスイッチだけの操作によって、撮像位置に被検体載置手段を移動しうる。このため、操作性が向上し、スループットを向上できる。また、前記ホームフットスイッチおよび前記セットフットスイッチは足で操作できるため、被検体の姿勢を固定するために被検体を押さえたり何らかの補助器具を使用したりするために手が取られる場合でも、容易に操作できる。
【0008】
第4の観点では、本発明は、上記第3の観点の医用画像診断装置において、上下移動許可モードと上下移動禁止モードを切り替えるモードスイッチを具備し、前記移動制御手段は、前記モードスイッチが上下移動許可モードのときは前記ホームフットスイッチおよび前記セットフットスイッチが操作されたときの上下移動を行うが前記モードスイッチが上下移動禁止モードのときは前記ホームフットスイッチおよび前記セットフットスイッチが操作されたときの上下移動を行わないことを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
造影剤を使用して撮像する場合、負担が被検体にかかるため、被検体の様子を診ながら撮像する。このとき、被検体の様子を診るために被検体載置手段を撮像位置から出したり、また撮像を続けるために撮像位置に戻したりすることを繰り返す。被検体を診るために手が取られるため、従来のボタンでは操作しにくい。上記第4の観点による医用画像診断装置では、モードスイッチを上下移動禁止モードにすることにより、被検体載置手段を撮像位置から出したり撮像位置に戻したりすることが、前記ホームフットスイッチおよび前記セットフットスイッチを足で操作することで可能となる。すなわち、被検体を診るために手が取られる場合でも、容易に操作できる。
【0009】
第5の観点では、本発明は、上記第1,第3または第4の観点の医用画像診断装置において、被検体を撮像する撮像手段を内蔵すると共に撮像角度を変えるためにチルトしうるガントリを具備すると共に、前記ホームフットスイッチがオンされている間はガントリチルト角を0゜に戻す動作を継続させるガントリチルト制御手段を具備したことを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
上記第5の観点による医用画像診断装置では、ホームフットスイッチの操作により、自動的にガントリチルト角を0゜に戻すことが出来るため、スループットを向上できる。
【0010】
第6の観点では、本発明は、上記第5の観点の医用画像診断装置において、チルト許可モードとチルト禁止モードを切り替えるモードスイッチを具備し、前記ガントリチルト制御手段は、前記モードスイッチがチルト許可モードのときは前記ホームフットスイッチが操作されたときにガントリチルト角を0゜に戻す動作を行うが前記モードスイッチがチルト禁止モードのときは前記ホームフットスイッチが操作されてもガントリチルト角を0゜に戻す動作を行わないことを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
上記第6の観点による医用画像診断装置では、モードスイッチをチルト禁止モードにすることにより、ガントリチルト角を変えずに、被検体載置手段を撮像位置から出したり撮像位置に戻したりすることが、前記ホームフットスイッチおよび前記セットフットスイッチを足で操作することで可能となる。すなわち、被検体を診るために手が取られる場合でも、容易に操作できる。
【0011】
第7の観点では、本発明は、上記第5または第6の観点の医用画像診断装置において、前記移動制御手段は、前記被検体載置手段の下降移動中に前記ガントリチルト角との関係で強制停止がかかった場合、下降移動を停止させ、ガントリチルト角が0゜に戻ってから下降移動を再開させることを特徴とする医用画像診断装置を提供する。
一般に、被検体載置手段の下降移動の速度に比べて、ガントリチルト角が0゜に戻る速度は遅い。このため、ガントリチルト角が大きいときに被検体載置手段の下降移動が開始されると、ガントリチルト角との関係で下降移動の途中に安全を確保するための強制停止がかかる。そして、被検体載置手段の下降移動が強制停止している間に、ガントリチルト角が少しばかり0゜に向けて戻ると、強制停止が解除され、下降移動が再開される。ところが、被検体載置手段の移動速度とガントリのチルト速度の差のため、再開した下降移動の途中にガントリチルト角との関係で再び強制停止がかかる。これが繰り返されると、被検体載置手段に乗っている患者の乗り心地は、甚だ悪くなる。
そこで、上記第7の観点による医用画像診断装置では、被検体載置手段の下降移動中に強制停止がかかると、ガントリチルト角が0゜または0゜近傍に戻るまで下降移動を中断させることとした。これにより、被検体載置手段の下降移動が強制停止と再開とを繰り返すことがなくなり、患者の乗り心地が改善される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態にかかるCT装置の要部斜視図である。
このCT装置100は、X線管や検出器などの撮像手段を内蔵すると共に撮像角度を変えるためにチルトしうるガントリ1と、被検体を乗せて水平移動しうるクレードル2Cと上下移動しうるテーブル2Tとを備えたテーブル装置2とを具備している。
前記ガントリ1には、アップボタン10uと、ダウンボタン10dと、インボタン10iと、アウトボタン10oと、モードスイッチ10mとが設置されている。また、制御装置60が内蔵されている。
【0013】
前記テーブル装置2には、足で操作できる位置に、ホームフットスイッチ10hとセットフットスイッチ10sとが設置されている。
なお、前記ホームフットスイッチ10hと前記セットフットスイッチ10sは、操作者がテーブル2Tのどちら側からでも操作できるように、テーブル装置2の向こう側(見えない側)にも設置されている。
【0014】
図2は、上記制御装置60の要部を示す回路図である。
アウトボタン10oを放しているとBo信号が“L”になり、押していると“H”になる。
インボタン10iを放しているとBi信号が“L”になり、押しているとBi信号が“H”になる。
アップボタン10uを放しているとBu信号が“L”になり、押しているとBu信号が“H”になる。
ダウンボタン10dを放しているとBd信号が“L”になり、押しているとBd信号が“H”になる。
ホームフットスイッチ10hを踏んでいないとBh信号が“オフ”状態になり、踏んでいるとBh信号が“オン”状態になる。
セットフットスイッチ10sを踏んでいないとBs信号が“オフ”状態になり、踏んでいるとBs信号が“オン”状態になる。
モードスイッチ10mは、上下移動・チルト許可モードではBm信号が“上下移動許可・チルト許可”状態になり、上下移動・チルト禁止モードではBm信号が“上下移動禁止・チルト禁止”状態になる。
【0015】
マイクロプロセッサ50は、クレードル水平移動部40cからフィードバックされるクレードル位置Lcをモニタしており、クレードル位置Lcがアウト限界であればMo信号を“L”にし,アウト限界でなければMo信号を“H”にする。また、クレードル位置Lcがイン限界であればMi信号を“L”にし,イン限界でなければMi信号を“H”にする。
【0016】
また、マイクロプロセッサ50は、テーブル上下移動部40tからフィードバックされるテーブル高さLtをモニタしており、テーブル位置Ltが上昇限界であればMu信号を“L”にし,上昇限界でなければMu信号を“H”にする。また、テーブル位置Ltが下降限界であればMd信号を“L”にし,下降限界でなければMd信号を“H”にする。
【0017】
また、マイクロプロセッサ50は、ホームフットスイッチ10hのBh信号をモニタしており、Bh信号に応じて図3のホームポジショニング処理を実行し、Po信号,Pi信号,Pu信号,Pd信号およびPg信号を制御する。また、マイクロプロセッサ50は、ガントリチルト駆動部40gからフィードバックされるチルト角Agをモニタしている。
【0018】
また、マイクロプロセッサ50は、セットフットスイッチ10sのBs信号をモニタしており、Bs信号に応じて図4のセットポジショニング処理を実行し、Po信号,Pi信号,Pu信号およびPd信号を制御する。
【0019】
なお、マイクロプロセッサ50は、ホームフットスイッチ10hのBh信号およびセットフットスイッチ10hのBs信号が両方とも“オフ”状態のときは、Po信号,Pi信号,Pu信号およびPd信号を“L”にする。
【0020】
クレードル水平移動部40cは、オア回路30oから“H”が入力されている間はアウト方向にクレードル2Cを水平移動させ、オア回路30iから“H”が入力されている間はイン方向にクレードル2Cを水平移動させ、オア回路30o,30iのいずれからも“H”が入力されていない間および両方から“H”が入力されている間はクレードル2Cを水平移動させない。
【0021】
テーブル昇降部40tは、オア回路30uから“H”が入力されている間はテーブル2Tを上昇させ、オア回路30dから“H”が入力されている間はテーブル2Tを下降させ、オア回路30u,30dのいずれからも“H”が入力されていない間および両方から“H”が入力されている間はテーブル2Cを上下移動させない。
【0022】
ガントリチルト駆動部40gは、マイクロプロセッサ50からのPg信号に基づきガントリ1のチルト角を調整する。
【0023】
図3は、ホームフットスイッチ10hのBh信号に応じてマイクロプロセッサ50が実行するホームポジショニング処理のフロー図である。
ホームフットスイッチ10hのBh信号が“オン”状態のとき(U0)、マイクロプロセッサ50は、ステップU1〜ステップU13を実行する。
ステップU1では、クレードル2Cがアウト限界か判定し、そうでないならステップU2へ進み、アウト限界ならPo信号を“L”にしてステップU3へ進む。
ステップU2では、Po信号を“H”にしてクレードル2Cをアウト方向に水平移動させる。そして、前記ステップU1に戻る。
【0024】
ステップU3では、モードスイッチ10mのBm信号が“上下移動許可”状態ならステップU4へ進み、“上下移動禁止”状態ならステップU6へ進む。
【0025】
ステップU4では、テーブル2Tが下降限界か判定し、そうでないならステップU5へ進み、下降限界ならステップU8へ進む。
ステップU5では、インターロック(interlock)がかからなければステップU6へ進み、ガントリチルト角との関係でインターロックがかかってテーブル2Tの下降が強制停止されるとステップU7へ進む。
ステップU6では、Pd信号を“H”にしてテーブル2Tを下降させる。そして、前記ステップU4に戻る。
ステップU7では、Pd信号を“L”にし、インターロックが解除されても、テーブル2Tの下降が再開されないようにする。そして、ガントリチルト角が0゜になるまで待機する。ガントリチルト角が0°になったら、前記ステップU4に戻る。
【0026】
ステップU8では、Po信号およびPd信号を“L”にする。
【0027】
ステップU10では、モードスイッチ10mのBm信号が“チルト許可”状態ならステップU11へ進み、“チルト禁止”状態ならステップU13へ進む。
ステップU11では、ガントリチルト角が0゜か判定し、そうでないならステップU12へ進み、0°ならステップU13へ進む。
ステップU12では、ガントリチルト角0゜の位置へ戻すようにPg信号を出力する。そして、前記ステップU11に戻る。
【0028】
ステップU13では、ガントリチルト角を0°に戻す動作を停止するようなPg信号を出力する。
【0029】
一方、ホームフットスイッチ10hのBh信号が“オフ”状態のときは(U20)、前記ステップU6およびステップU13を実行する。
【0030】
図4は、セットフットスイッチ10sのBs信号に応じてマイクロプロセッサ50が実行するセットポジショニング処理のフロー図である。
セットフットスイッチ10sのBs信号が“オン”状態のとき(ST0)、マイクロプロセッサ50は、ステップST1〜ステップST9を実行する。
【0031】
ステップST1では、モードスイッチ10mのBm信号が“上下移動許可”状態ならステップST2へ進み、“上下移動禁止”状態ならステップST7へ進む。
【0032】
ステップST2では、テーブル2Tが予め設定されている所定の高さxより高い位置か判定し、そうでないならステップST3へ進み、所定の高さxより高いならステップST5へ進む。
【0033】
ステップST3では、Pu信号を“H”にしてテーブル2Tを上昇させる。
ステップST4では、テーブル2Tが所定の高さxに一致したか判定し、そうでないなら前記ステップST3に戻り、所定の高さxに一致したならステップST7へ進む。
【0034】
ステップST5では、テーブル2Tが所定の高さxに一致したか判定し、そうでないならステップST6へ進み、所定の高さxに一致したならステップST7へ進む。
ステップST6では、Pd信号を“H”にしてテーブル2Tを下降させる。
【0035】
ステップST7では、クレードル2Cがイン限界か判定し、そうでないならステップST8へ進み、イン限界ならPi信号を“L”にしてステップST9へ進む。
ステップST8では、Pi信号を“H”にしてクレードル2Cをイン方向に水平移動させる。そして、前記ステップST7に戻る。
【0036】
ステップST9では、Pu信号およびPi信号を“L”にする。
【0037】
一方、セットフットスイッチ10sのBs信号が“オフ”状態のときは(ST20)、前記ステップST9を実行する。
【0038】
以上のCT装置100によれば、ホームフットスイッチ10hを足で踏むだけで、被検体乗降位置へ向けてのクレードル2Cの水平移動およびテーブル2Tの下降移動を行うことが出来ると共にガントリチルト角を0゜に戻すことが出来る。また、患者のテーブル2Tへの乗り心地を改善できる。
また、セットフットスイッチ10sを足で踏むだけで、撮像位置へ向けてのクレードル2Cの水平移動およびテーブル2Tの上下移動を行うことが出来る。
従って、操作性を改善でき、スループットを向上できる。さらに、被検体を診るために手が取られている場合でも、足で容易に操作できる。
【0039】
他の実施形態としては、ホームフットスイッチ10h,セットフットスイッチ10sおよびモードスイッチ10mのいずれか一つまたは二つを省略したものが挙げられる。なお、モードスイッチ10mのみを省略した場合、図3のステップU3,図4のステップST1では必ず“上下移動許可”とする。また、図3のステップU10においても必ず“チルト許可”となる。
さらに、他の実施形態としては、CT装置以外の医用画像診断装置(例えばMRI装置など)に本発明を適用したものが挙げられる。
【0040】
【発明の効果】
本発明の医用画像診断装置によれば、一つの操作でホームポジショニングが可能となり、また、一つの操作でセットポジショニングが可能となるため、操作性を改善でき、スループットを向上できる。さらに、足で操作できるので、被検体を診るために手が取られる場合でも、容易に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるCT装置の要部斜視図である。
【図2】本発明にかかる制御装置の要部を示す回路図である。
【図3】本発明にかかるホームポジショニング処理を示すフロー図である。
【図4】本発明にかかるセットポジショニング処理を示すフロー図である。
【図5】従来のCT装置の一例の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ガントリ
2 テーブル装置
2C クレードル
2T テーブル
10h ホームフットスイッチ
10s セットフットスイッチ
10m モードスイッチ
40c クレードル水平移動部
40t テーブル上下移動部
40g ガントリチルト駆動部
50 マイクロプロセッサ
100 CT装置

Claims (4)

  1. 被検体を乗せて水平移動しうると共に上下移動しうる被検体載置手段と、
    足で操作されうるホームフットスイッチと、
    前記ホームフットスイッチがオンされている間は被検体乗降位置へ向けての前記被検体載置手段の水平移動および上下移動を行うホームポジショニング動作を継続させる移動制御手段と
    被検体を撮像する撮像手段を内蔵すると共に撮像角度を変えるためにチルトしうるガントリと、
    前記ホームフットスイッチがオンされている間は、前記ホームポジショニング動作と並行して、ガントリチルト角を0゜に戻す動作を継続させるガントリチルト制御手段とを具備したことを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 請求項に記載の医用画像診断装置において、前記移動制御手段は、前記被検体載置手段の下降移動中に前記ガントリチルト角との関係で強制停止がかかった場合、下降移動を停止させ、ガントリチルト角が0゜または0゜近傍に戻ってから下降移動を再開させることを特徴とする医用画像診断装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の医用画像診断装置において、
    足で操作されうるセットフットスイッチをさらに具備しており、
    前記移動制御手段は、前記セットフットスイッチがオンされている間は撮像位置へ向けての前記被検体載置手段の水平移動および上下移動を行うセットポジショニング動作を継続させることを特徴とする医用画像診断装置。
  4. 請求項3に記載の医用画像診断装置において、
    前記ホームフットスイッチおよび前記セットフットスイッチは、前記被検体載置手段の水平移動方向に対して左右両側に設置されていることを特徴とする医用画像診断装置。
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