JP4363200B2 - 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線通信装置 - Google Patents
無線通信システム、無線通信方法、及び、無線通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4363200B2 JP4363200B2 JP2004021960A JP2004021960A JP4363200B2 JP 4363200 B2 JP4363200 B2 JP 4363200B2 JP 2004021960 A JP2004021960 A JP 2004021960A JP 2004021960 A JP2004021960 A JP 2004021960A JP 4363200 B2 JP4363200 B2 JP 4363200B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission power
- wireless communication
- data
- mode
- sensitivity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Communication Control (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
(1)第1の感度受信モード、該第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モード、第1の送信電力モード及び該第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードの4つのモードを有する第1及び第2の無線通信装置を備え、
前記第1及び第2の無線通信装置の間で相互に無線通信可能であって、
前記第1及び第2の無線通信装置は、データ送信時にデータ受信側に対して前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、データ受信時にデータ送信側の前記第2の感度受信モード遷移要求手段からの前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受けたときに前記第2の感度受信モードに遷移する第2の感度受信モード遷移手段と、データ送信時にデータ受信側の前記第2の感度受信モード遷移手段から前記第2の感度受信モードへの遷移通知を受けたときに前記第2の送信電力モードに遷移して送信データを送信する第2の送信電力モード遷移手段とを備え、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信システム。
上記(1)の無線通信システムでは、送信側からの第2の感度受信モードへの遷移要求に応じて受信側が相対的に高い受信感度の第2の感度受信モードに遷移すると共に該遷移した旨送信側に遷移通知を発し、送信側は該遷移通知を受けて相対的に低い送信電力の第2の送信電力モードで送信データを送信する。そして、前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させる。このため、正常な通信状態を維持しながら秘匿性を向上させることができる。
(2)前記第1及び第2の無線通信装置は、暗号化キーをデータ受信側に送信するデータ送信時に、前記第2の感度受信モード遷移要求手段で前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う(1)の無線通信システム。
上記(2)の無線通信システムでは(1)の無線通信システムにおいて特に、暗号化キーをデータ受信側に送信するに際して受信側が相対的に高い受信感度の第2の感度受信モードに遷移することが促される。受信側がこの促しに応じることにより、秘匿性を向上させた状態で暗号化キーの授受が行われ得る。
(3)第1の送信電力モード及び前記第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードを有する第1の無線通信装置と、
第1の感度受信モード及び前記第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モードを有し、前記第1の無線通信装置との間で無線通信を行う第2の無線通信装置とを有し、
前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線通信装置に対して前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、前記第2の無線通信装置から前記第2の無線通信装置が前記第2の感度受信モードへと遷移したことを示す通知を受けた時に前記第2の送信電力モードに遷移する第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線通信装置からの前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受けた時に前記第2の感度受信モードに遷移する第2の感度受信モード遷移手段と、データ送信時に前記第1の無線通信装置側の前記第2の感度受信モード遷移手段から前記第2の感度受信モードへの遷移通知を受けたときに前記第2の送信電力モードに遷移して送信データを送信する第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信システム。
上記(3)の無線通信システムでは、第1の無線通信装置側が第2の無線通信装置に対して相対的に高い受信感度の第2の感度受信モードに遷移することを促し、第2の無線通信装置側がこの促しに応じて第2の感度受信モードに遷移すると共に該遷移した旨を第1の無線通信装置側に通知し、該通知の受信を俟って第1の無線通信装置側は相対的に低い送信電力の第2の送信電力モードで第2の無線通信装置に対して送信データを送信する。そして、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させる。このため、正常な通信状態を維持しながら秘匿性を向上させることができる。
上記(4)の無線通信システムでは(3)の無線通信システムにおいて特に、第1の無線通信装置から第2の無線通信装置に暗号化キーをデータ受信側に送信するに際して第2の無線通信装置側が相対的に高い受信感度の第2の感度受信モードに遷移することが促される。第2の無線通信装置がこの促しに応じることにより、秘匿性を向上させた状態で暗号化キーの授受が行われ得る。
(5)前記第2の感度受信モードへの遷移は、暗号化キーをデータ受信側に送信するデータ送信の前に、前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受信したか否かに関わらずに行われる(1)および(3)の何れか一の無線通信システム。
上記(5)の無線通信システムでは(1)および(3)の何れか一の無線通信システムにおいて特に、送信側が暗号化キーをデータ受信側に送信するに際しては該送信に先立って、受信側における受信感度が相対的に高い第2の感度受信モードへと自動的に遷移する。このため、使い勝手が向上する。
(6)前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返し、データ受信側から送達確認データの正規の受信が不能になったときに1回発される送信電力増加要求コマンドに応じるネゴシエーションによって、当該データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させるように構成されている(1)〜(5)の何れか一の無線通信システム。
上記(6)の無線通信システムでは、(1)〜(5)の何れか一の無線通信システムにおいて特に、第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返し、データ受信側から送達確認データの正規の受信が不能になったときに1回発される送信電力増加要求コマンドに応じるネゴシエーションによって、当該データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させる。送信電力を通信可能な限界まで小さく調節することができる。
(7)前記第2の送信電力モード遷移手段は、前記第2の送信電力モードを選択したときに、送信データを前記第1の送信電力モード時の第1の符号化方式に対して誤り訂正能力が高い第2の符号化方式で符号化して送信するように構成されている(1)〜(6)の何れか一の無線通信システム。
上記(7)の無線通信システムでは、(1)〜(6)の何れか一の無線通信システムにおいて特に、受信エラーの発生を一層低減することができる。
(8)前記第2の符号化方式は、前記第1の符号化方式よりも低い誤り訂正符号化率で符号化することを特徴とする(7)の無線通信システム。
上記(8)の無線通信システムでは、(7)の無線通信システムにおいて特に、第1の符号化方式に対して誤り訂正能力が相対的に高い第2の符号化方式として誤り訂正符号化率が第1の符号化方式よりも低い方式が採られる。
(9)前記第1の符号化方式は符号化率2/3の誤り訂正符号としてハミング符号を用いた符号化方式であり、
前記第2の符号化方式は符号化率1/3の誤り訂正符号として3回同じ情報を送信する単純繰り返し法を用いた符号化方式であることを特徴とする(7)〜(8)の何れか一の無線通信システム。
上記(9)の無線通信システムでは、(7)〜(8)の何れか一の無線通信システムにおいて特に、第1の符号化方式には符号化率2/3の誤り訂正符号としてハミング符号を用いた符号化方式が採られ、第2の符号化方式には符号化率1/3の誤り訂正符号として3回同じ情報を送信する単純繰り返し法を用いた符号化方式が採られる。
上記(10)の無線通信方法では、送信側からの第2の感度受信モードへの遷移要求に応じて受信側が相対的に高い受信感度の第2の感度受信モードに遷移すると共に該遷移した旨送信側に遷移通知を発し、送信側は該遷移通知を受けて相対的に低い送信電力の第2の送信電力モードで送信データを送信する。そして、データ送信側となる前記第1及び第2の無線通信装置うちの一方の無線通信装置がデータ受信側となる前記第1及び第2の無線通信装置のうちの他方の無線通信装置へのデータ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、当該他方の無線通信装置からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させて前記秘匿データを送信する。このため、正常な通信状態を維持しながら秘匿性を向上させることができる。
(11)第1の送信電力モード及び前記第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードを有する第1の無線通信装置と、第1の感度受信モード及び前記第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モードを有する第2の無線通信装置との間で無線通信を行い、前記第1の無線通信装置が前記第2の無線通信装置を前記第2の感度受信モードに遷移させてから前記第2の電力送信モードに遷移し、前記第2の電力送信モードでデータ送信を行ない、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信方法。
上記(11)の無線通信方法では、第1の無線通信装置は第1の送信電力モードとこの第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードを有し、第2の無線通信装置は第1の感度受信モードとこの第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モードを有しており、第1の無線通信装置側から第2の無線通信装置へデータ送信を行うに際して第1の無線通信装置が第2の無線通信装置を相対的に受信感度の高い第2の感度受信モードに遷移させてからこのデータ送信を行う。そして、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させる。このため、秘匿性が高い状態でこのデータ送信が行われ得る。
(12)第1の感度受信モード、前記第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モード、第1の送信電力モード、前記第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードの4つのモードを有し、
通信相手の通信装置へデータ送信を行う際に、前記通信装置に対して前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、
前記通信装置からデータ受信を行う際に、前記通信装置から前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受信したときは、前記第2の感度受信モードへ遷移する第2の感度受信モード遷移手段と、
前記通信装置へデータ送信を行う際に、前記通信装置から、前記通信装置が前記第2の感度受信モードへの遷移した通知を受信したときは、前記第2の送信電力モードに遷移してデータ送信を行う第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信装置。
上記(12)の無線通信装置では、送信側及び受信側にこのような無線通信装置を適用して無線通信を行う場合に、送信側からの第2の感度受信モードへの遷移要求に応じて受信側が相対的に高い受信感度の第2の感度受信モードに遷移すると共に該遷移した旨送信側に遷移通知を発し、送信側は該遷移通知を受けて相対的に低い送信電力の第2の送信電力モードで送信データを送信する。そして、第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させる。このため、正常な通信状態を維持しながら秘匿性を向上させることができる。
通信相手の、第1の感度受信モード及び前記第1の感度受信モードよりも高い受信感度の第2の受信感度モードを有する通信装置に対して、前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、
前記通信装置から前記通信装置が前記第2の感度受信モードへ遷移した通知を受信したときに、前記第2の送信電力モードに遷移する第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させて秘匿データを送信することを特徴とする無線通信装置。
上記(13)の無線通信装置では、送信側にこのような無線通信装置を適用して無線通信を行う場合に、受信側に第2の感度受信モードへの遷移要求を発して受信側が相対的に高い受信感度の第2の感度受信モードに遷移すると共に該遷移した旨の遷移通知を返してきたときには、この受信側に相対的に低い送信電力の第2の送信電力モードで送信データを送信する。そして、第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させて秘匿データを送信する。このため、正常な通信状態を維持しながら秘匿性を向上させることができる。
(14)前記無線通信装置は、暗号化キーを前記通信装置へ送信する時に、前記第2の感度受信モード遷移要求手段で前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行うことを特徴とする(12)〜(13)の何れか一の無線通信装置。
上記(14)の無線通信装置では、(12)〜(13)の何れか一の無線通信装置において特に、暗号化キーを受診側の通信装置へ送信するに際し、第2の感度受信モード遷移要求手段によって第2の感度受信モードへの遷移要求が発される。
(15)前記第2の感度受信モードへの遷移は、暗号化キーを前記通信装置へ送信する前に、前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受信したか否かに関わらずに行われることを特徴とする(12)〜(13)の何れか一の無線通信装置。
上記(15)の無線通信装置では、(12)〜(13)の何れか一の無線通信装置において特に、受信側における第2の感度受信モードへの遷移は、この第2の感度受信モードへの遷移要求の受信に依存せずに、暗号化キーを通信装置へ送信する以前の時点で行われる。このため、装置の使い勝手が向上する。
上記(16)の無線通信装置では、(12)〜(15)の何れか一の無線通信装置において特に、第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返し、データ受信側から送達確認データの正規の受信が不能になったときに1回発される送信電力増加要求コマンドに応じるネゴシエーションによって、当該データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させる。送信電力高い分解能で限界まで小さく調節することができる。
(17)前記第2の送信電力モード遷移手段は、前記第2の送信電力モードを選択した時に、送信データを前記第1の送信電力モード時の第1の符号化方式に対して、前記第1の符号化方式よりも誤り訂正能力が高い第2の符号化方式で符号化して送信することを特徴とする(12)〜(16)の何れか一の無線通信装置。
上記(17)の無線通信装置では、(12)〜(16)の何れか一の無線通信装置において特に、受信エラーの発生を一層低減することができる。
(18)前記第2の符号化方式は、前記第1の符号化方式よりも低い誤り訂正符号化率で符号化することを特徴とする(17)の無線通信装置。
上記(18)の無線通信装置では、(17)の無線通信装置において特に、第2の符号化方式として第1の符号化方式よりも低い誤り訂正符号化率での符号化方式が採られる。
(19)前記第1の符号化方式は符号化率2/3の誤り訂正符号としてハミング符号を用いた符号化方式であり、
前記第2の符号化方式は符号化率1/3の誤り訂正符号として3回同じ情報を送信する単純繰り返し法を用いた符号化方式であることを特徴とする(17)〜(18)の何れか一の無線通信装置。
上記(19)の無線通信装置では、(17)〜(18)の何れか一の無線通信装置において特に、第1の符号化方式は符号化率2/3の誤り訂正符号としてハミング符号を用いた符号化方式が採られ、第2の符号化方式として符号化率1/3の誤り訂正符号で3回同じ情報を送信する単純繰り返し法を用いた符号化方式が採られる。
送信電力を1ステップ分減少させる旨の要求(LMP_decr_power_req)
すでに最大送信電力で送信している旨の応答(LMP_max_power)
すでに最小送信電力で送信している旨の応答(LMP_min_power)
図8に送信電力制御機能の制御シーケンスを示す。相手端末に送信電力の増加を促す場合には“LMP_incr_power_req”のコマンドを送信する。このコマンドを受け取った相手端末は、速やかに送信電力を1ステップ分増加させなければならない。一方、すでに最大電力に達している場合には、その旨の応答として“LMP_max_power”を返す必要がある。同様にして、相手端末に送信電力の減少を促す場合には“LMP_decr_power_req”のコマンドを送信する。このコマンドを受け取った相手端末は、速やかに送信電力を1ステップ分減少させなければならない。一方、すでに最小電力に達している場合には、その旨の応答“LMP_min_power”を返す必要がある。
Claims (19)
- 第1の感度受信モード、該第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モード、第1の送信電力モード及び該第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードの4つのモードを有する第1及び第2の無線通信装置を備え、
前記第1及び第2の無線通信装置の間で相互に無線通信可能であって、
前記第1及び第2の無線通信装置は、データ送信時にデータ受信側に対して前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、データ受信時にデータ送信側の前記第2の感度受信モード遷移要求手段からの前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受けたときに前記第2の感度受信モードに遷移する第2の感度受信モード遷移手段と、データ送信時にデータ受信側の前記第2の感度受信モード遷移手段から前記第2の感度受信モードへの遷移通知を受けたときに前記第2の送信電力モードに遷移して送信データを送信する第2の送信電力モード遷移手段とを備え、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1及び第2の無線通信装置は、暗号化キーをデータ受信側に送信するデータ送信時に、前記第2の感度受信モード遷移要求手段で前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う請求項1に記載の無線通信システム。
- 第1の送信電力モード及び前記第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードを有する第1の無線通信装置と、
第1の感度受信モード及び前記第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モードを有し、前記第1の無線通信装置との間で無線通信を行う第2の無線通信装置とを有し、
前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線通信装置に対して前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、前記第2の無線通信装置から前記第2の無線通信装置が前記第2の感度受信モードへと遷移したことを示す通知を受けた時に前記第2の送信電力モードに遷移する第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の無線通信装置は、前記第1の無線通信装置からの前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受けた時に前記第2の感度受信モードに遷移する第2の感度受信モード遷移手段と、データ送信時に前記第1の無線通信装置側の前記第2の感度受信モード遷移手段から前記第2の感度受信モードへの遷移通知を受けたときに前記第2の送信電力モードに遷移して送信データを送信する第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信システム。 - 前記第1の無線通信装置は、暗号化キーを前記第2の無線通信装置に送信する時に、前記第2の感度受信モード遷移要求手段にて前記第2の無線通信装置へ前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う請求項3に記載の無線通信システム。
- 前記第2の感度受信モードへの遷移は、暗号化キーをデータ受信側に送信するデータ送信の前に、前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受信したか否かに関わらずに行われる請求項1および3の何れか一項に記載の無線通信システム。
- 前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返し、データ受信側から送達確認データの正規の受信が不能になったときに1回発される送信電力増加要求コマンドに応じるネゴシエーションによって、当該データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させるように構成されている請求項1〜5の何れか一項に記載の無線通信システム。
- 前記第2の送信電力モード遷移手段は、前記第2の送信電力モードを選択したときに、送信データを前記第1の送信電力モード時の第1の符号化方式に対して誤り訂正能力が高い第2の符号化方式で符号化して送信するように構成されている請求項1〜6の何れか一項に記載の無線通信システム。
- 前記第2の符号化方式は、前記第1の符号化方式よりも低い誤り訂正符号化率で符号化することを特徴とする請求項7に記載の無線通信システム。
- 前記第1の符号化方式は符号化率2/3の誤り訂正符号としてハミング符号を用いた符号化方式であり、
前記第2の符号化方式は符号化率1/3の誤り訂正符号として3回同じ情報を送信する単純繰り返し法を用いた符号化方式であることを特徴とする請求項7〜8の何れか一項に記載の無線通信システム。 - 第1の感度受信モード、該第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モード、第1の送信電力モード及び該第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードの4つのモードを有する第1及び第2の無線通信装置間で無線通信可能であって、データ送信側の前記第1または第2の無線通信装置が秘匿データを送信する際に、データ受信側の前記第1または第2の無線通信装置を前記第2の感度受信モードに遷移させてから前記第2の電力送信モードに遷移するようにして、データ送信側となる前記第1及び第2の無線通信装置うちの一方の無線通信装置がデータ受信側となる前記第1及び第2の無線通信装置のうちの他方の無線通信装置へのデータ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、当該他方の無線通信装置からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させて前記秘匿データを送信することを特徴とする無線通信方法。
- 第1の送信電力モード及び前記第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードを有する第1の無線通信装置と、第1の感度受信モード及び前記第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モードを有する第2の無線通信装置との間で無線通信を行い、前記第1の無線通信装置が前記第2の無線通信装置を前記第2の感度受信モードに遷移させてから前記第2の電力送信モードに遷移し、前記第2の電力送信モードでデータ送信を行ない、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信方法。
- 第1の感度受信モード、前記第1の感度受信モードより高い受信感度の第2の感度受信モード、第1の送信電力モード、前記第1の送信電力モードより低い送信電力の第2の送信電力モードの4つのモードを有し、
通信相手の通信装置へデータ送信を行う際に、前記通信装置に対して前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、
前記通信装置からデータ受信を行う際に、前記通信装置から前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受信したときは、前記第2の感度受信モードへ遷移する第2の感度受信モード遷移手段と、
前記通信装置へデータ送信を行う際に、前記通信装置から、前記通信装置が前記第2の感度受信モードへの遷移した通知を受信したときは、前記第2の送信電力モードに遷移してデータ送信を行う第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする無線通信装置。 - 第1の送信電力モード及び前記第1の送信電力モードよりも低い送信電力の第2の送信電力モードを有し、
通信相手の、第1の感度受信モード及び前記第1の感度受信モードよりも高い受信感度の第2の受信感度モードを有する通信装置に対して、前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行う第2の感度受信モード遷移要求手段と、
前記通信装置から前記通信装置が前記第2の感度受信モードへ遷移した通知を受信したときに、前記第2の送信電力モードに遷移する第2の送信電力モード遷移手段とを有し、
前記第2の送信電力モード遷移手段は、データ送信時に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データをデータ受信側に送信することを繰り返すネゴシエーションにより、データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させて秘匿データを送信することを特徴とする無線通信装置。 - 前記無線通信装置は、暗号化キーを前記通信装置へ送信する時に、前記第2の感度受信モード遷移要求手段で前記第2の感度受信モードへの遷移要求を行うことを特徴とする請求項12〜13の何れか一項に記載の無線通信装置。
- 前記第2の感度受信モードへの遷移は、暗号化キーを前記通信装置へ送信する前に、前記第2の感度受信モードへの遷移要求を受信したか否かに関わらずに行われることを特徴とする請求項12〜13の何れか一項に記載の無線通信装置。
- 前記第2の送信電力モード遷移手段は、前記通信装置へデータ送信を行う際に、送信電力を所定電力分下げた状態で、受信確認データを前記通信装置へ送信することを繰り返し、データ受信側から送達確認データの正規の受信が不能になったときに1回発される送信電力増加要求コマンドに応じるネゴシエーションによって、当該データ受信側からの送達確認データの受信が可能な最小送信電力まで送信電力を低下させることを特徴とする請求項12〜15の何れか一項に記載の無線通信装置。
- 前記第2の送信電力モード遷移手段は、前記第2の送信電力モードを選択した時に、送信データを前記第1の送信電力モード時の第1の符号化方式に対して、前記第1の符号化方式よりも誤り訂正能力が高い第2の符号化方式で符号化して送信することを特徴とする請求項12〜16の何れか一項に記載の無線通信装置。
- 前記第2の符号化方式は、前記第1の符号化方式よりも低い誤り訂正符号化率で符号化することを特徴とする請求項17に記載の無線通信装置。
- 前記第1の符号化方式は符号化率2/3の誤り訂正符号としてハミング符号を用いた符号化方式であり、
前記第2の符号化方式は符号化率1/3の誤り訂正符号として3回同じ情報を送信する単純繰り返し法を用いた符号化方式であることを特徴とする請求項17〜18の何れか一項に記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021960A JP4363200B2 (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004021960A JP4363200B2 (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線通信装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005217783A JP2005217783A (ja) | 2005-08-11 |
JP2005217783A5 JP2005217783A5 (ja) | 2007-06-21 |
JP4363200B2 true JP4363200B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
ID=34905441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004021960A Expired - Fee Related JP4363200B2 (ja) | 2004-01-29 | 2004-01-29 | 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4363200B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4315940B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2009-08-19 | 京セラ株式会社 | 移動体通信システム、基地局装置、移動局装置、送信電力制御方法、及びプログラム |
JP4948949B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2012-06-06 | 株式会社リコー | 遠隔管理システム、管理装置、及び、送受信制御プログラム |
EP2020759A1 (fr) | 2007-08-01 | 2009-02-04 | Gemplus | Dispositif et procédé de communication sans fil |
JP5332878B2 (ja) * | 2009-04-28 | 2013-11-06 | 富士通株式会社 | 測位システム |
JP2014155153A (ja) * | 2013-02-13 | 2014-08-25 | Panasonic Corp | 秘密情報送信装置、秘密情報送信装置のプログラム、秘密情報送信システム、及び、秘密情報送信方法 |
WO2019008812A1 (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置及び通信制御方法 |
JP2022127131A (ja) * | 2021-02-19 | 2022-08-31 | オムロンヘルスケア株式会社 | 無線通信システム、無線通信方法、無線通信装置およびプログラム |
-
2004
- 2004-01-29 JP JP2004021960A patent/JP4363200B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005217783A (ja) | 2005-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7020487B2 (en) | Portable telephone GPS and bluetooth integrated compound terminal and controlling method therefor | |
KR100785540B1 (ko) | 통신 시스템, 무선 통신 단말, 무선 기지국 및 전송 레이트 제어 방법 | |
US8364963B2 (en) | Method and device for bluetooth pairing | |
JP4432787B2 (ja) | 通信装置、通信方法、およびプログラム | |
US20110028091A1 (en) | Method and system for near-field wireless device pairing | |
US6144464A (en) | Method and system for modification of fax data rate over wireless channels | |
JP2005223896A (ja) | デジタル装置におけるデータ転送を容易にするためのコンテンツアドレスの視覚エンコーディング | |
WO2016161752A1 (zh) | 一种数据传输方法和装置 | |
JP2012531799A (ja) | スリープモード動作方法及び装置 | |
EP1797685A1 (en) | Method and device for fast near-field communication | |
JP4363200B2 (ja) | 無線通信システム、無線通信方法、及び、無線通信装置 | |
JP2004222198A (ja) | 無線通信方法及び無線通信端末 | |
US20090207893A1 (en) | Hf converter for mobile devices | |
JP4790678B2 (ja) | 携帯端末装置及び認証エリア拡張システム | |
CN102547692A (zh) | 解密方法以及其所适用的移动通信装置 | |
KR20140147885A (ko) | 능동 통신 모드를 이용하여 피어 통신들을 개선하기 위한 방법들 및 장치 | |
KR20080044375A (ko) | 근거리 통신 인터페이스 제어방법 | |
HK1066940A1 (en) | Method of ciphering data and/or voice call to be transferred in mobile communication system and method of deactivating the ciphering | |
CN106576271A (zh) | 语音编码速率调整的方法和设备 | |
JP2005217783A5 (ja) | ||
JP2008072487A (ja) | 無線通信装置、通信方法およびプログラム | |
US8199795B2 (en) | Communication device and data transmission method between at least two communication devices | |
WO2020246915A1 (ru) | Устройство мобильной связи, подвижной ретранслятор и способ их использования | |
JP2008187395A (ja) | 無線通信システム、無線局及び送信電力制御方法 | |
JP2006087023A (ja) | 無線通信装置、および情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090728 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090810 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |