JP4315940B2 - 移動体通信システム、基地局装置、移動局装置、送信電力制御方法、及びプログラム - Google Patents

移動体通信システム、基地局装置、移動局装置、送信電力制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は移動体通信システム、基地局装置、移動局装置、送信電力制御方法、及びプログラムに関する。
空間分割多重通信を行う移動体通信システムでは、空間分割多重された複数の移動局装置からそれぞれ基地局装置が受信する信号の受信電力は、ある程度揃っている必要がある。これを実現するため、従来技術では、移動局装置から基地局装置に対し、送信電力の余力値(最大可能送信電力から現在の送信電力を減算して得られる値)を送信している。基地局装置は、各移動局装置から受信した余力値に基づき、以下のような処理を行って、受信電力が揃うようにしている。
すなわち、基地局装置は、各移動局装置から受信した余力値に基づき、まず最大可能送信電力で送信した場合の受信電力が最も小さい移動局装置を選択する。この移動局装置は、通常、上記各移動局装置の中で、基地局装置から最も離れた位置にある移動局装置(電波の経路が最も長い移動局装置)となるので、以下では最遠移動局装置と称する。次に、基地局装置は、この最遠移動局装置の送信電力を最大にする。最後に、基地局装置は、最遠移動局装置以外の移動局装置から受信している信号の受信電力が、最遠移動局装置から受信している信号の受信電力に揃うよう、最遠移動局装置以外の移動局装置の送信電力を調節する。
なお、特許文献1には、空間分割多重通信している各移動局装置が通信に用いている変調方式に応じて、基地局装置の送信電力を決定することに関する技術が開示されている。
特開2005−6089号公報
しかしながら、上記従来の技術では、受信電力を揃えるために、移動局装置は余力値を送信する必要がある。この余力値は具体的な電力値であるので、送信のために多くの無線リソースを使用する。これに対し、例えば余力値の有効桁数を減らすことも考えられるが、有効桁数が少なくなるほど無線リソースの使用量は減る一方、受信電力のバラツキが大きくなる。
従って本発明の課題の一つは、空間分割多重を行う移動体通信システムにおいて、無線リソースを極力節約しつつ、各移動局装置から基地局装置が受信する通信信号の受信電力を揃えることを可能にする移動体通信システム、基地局装置、移動局装置、送信電力制御方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係る移動体通信システムは、基地局装置と複数の移動局装置とを含み、前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、移動体通信システムにおいて、前記各移動局装置は、当該移動局装置の最大送信電力で通信信号を送信していることを示す最大電力送信中情報を前記基地局装置に対し送信する最大電力送信中情報送信手段、を含み、前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力を取得する受信電力取得手段と、前記各移動局装置から送信される最大電力送信中情報を受信する最大電力送信中情報受信手段と、前記受信電力取得手段により取得された、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更手段と、をさらに含む、ことを特徴とする。
上記移動体通信システムでは、まずは、各移動局装置の送信電力は基地局装置の受信電力が所定の目標受信電力となるように制御されているので、最大電力送信中情報を送信する移動局装置は上記最遠移動局装置となる。次に、この最遠移動局装置から送信される通信信号の受信電力に基づいて目標受信電力を変更しているので、空間分割多重を行う移動体通信システムにおいて、無線リソースを極力節約しつつ、各移動局装置から基地局装置が受信する通信信号の受信電力を揃えることが可能になる。
また、上記移動体通信システムにおいて、前記目標受信電力変更手段は、前記受信電力取得手段により取得された、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力を、前記所定の目標受信電力とする、こととしてもよい。
さらに、上記各移動体通信システムにおいて、前記基地局装置は、前記送信電力制御手段により、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、前記各移動局装置の送信電力を制御した結果、受信電力が所定の受信電力範囲内に入る移動局装置について、空間分割多重通信を行う、こととしてもよい。
また、本発明に係る基地局装置は、基地局装置は、基地局装置と複数の移動局装置とを含み、前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、移動体通信システムにおいて使用される基地局装置であって、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力を取得する受信電力取得手段と、前記各移動局装置から送信される最大電力送信中情報を受信する最大電力送信中情報受信手段と、前記受信電力取得手段により取得された、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更手段と、をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明に係る移動局装置は、当該移動局装置の最大送信電力で通信信号を送信していることを示す最大電力送信中情報を基地局装置に対し送信することを特徴とする。
また、本発明に係る送信電力制御方法は、基地局装置と複数の移動局装置とを含み、前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、移動体通信システムにおいて、前記移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御方法であって、前記各移動局装置から送信される通信信号の、前記基地局装置における受信電力を取得する受信電力取得ステップと、当該移動局装置の最大送信電力で通信信号を送信している前記移動局装置について前記受信電力取得手段により取得された受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、基地局装置と複数の移動局装置とを含み、前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、移動体通信システムにおいて使用される基地局装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力を取得する受信電力取得手段、前記各移動局装置から送信される最大電力送信中情報を受信する最大電力送信中情報受信手段、及び前記受信電力取得手段により取得された、、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更手段、として前記コンピュータをさらに機能させるためのプログラムである。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に係る移動体通信システム1のシステム構成を示す図である。同図に示すように、移動体通信システム1は複数の移動局装置10と、基地局装置20と、通信ネットワーク30と、を含んで構成される。なおここでは、移動体通信システム1はPHS方式を利用する移動体通信システムである。
移動局装置10は、CPU、メモリ、及び通信インターフェイスを備えたコンピュータである。CPUは、移動局装置10の各部を制御し、通話、データ通信などの通信に関わる処理を実行する。メモリは、CPUのワークメモリとして動作するとともに、CPUによって行われる各種処理に関わるプログラムやパラメータを保持している。
通信インターフェイスは、アンテナを備えており、基地局装置20から送信される通信信号や制御信号を受信しCPUに出力する処理や、CPUの指示に従い、通信信号や制御信号を無線区間に電波として送出する処理を行う。
基地局装置20も、CPU、メモリ、及び通信インターフェイスを備えたコンピュータである。CPUは、基地局装置20の各部を制御し、通話、データ通信などの通信に関わる処理を実行する。メモリは、CPUのワークメモリとして動作するとともに、CPUによって行われる各種処理に関わるプログラムやパラメータを保持している。
基地局装置20は、通信インターフェイスとして、アンテナを備えた無線通信インターフェイスと、有線インターフェイスとを有している。無線通信インターフェイスは、移動局装置10から送信される通信信号や制御信号を受信しCPUに出力する処理や、CPUの指示に従い、通信信号や制御信号を無線区間に電波として送出する処理を行う。有線インターフェイスは、通信ネットワーク30に含まれる他のコンピュータから送信される通信信号や制御信号を受信しCPUに出力する処理や、CPUの指示に従い、通信信号や制御信号を通信ネットワーク30に送信する処理を行う。
基地局装置20に備えられる無線通信インターフェイスは、空間分割多重を行うことができるよう構成される。すなわち、この無線通信インターフェイスは複数本のアンテナを備えており、移動局装置10から各アンテナで受信される電波の受信電力に基づき、各アンテナから送信する電波の送信電力を制御する。基地局装置20は、この制御により移動局装置10の存在する方向に送信電波の指向性を向けることによって、空間分割多重を実現している。
通信ネットワーク30は、交換ネットワークやTCP/IPネットワークである。この通信ネットワーク30には複数のコンピュータが接続されており(不図示)、通信ネットワーク30は、これら相互間の通信を中継する。
基地局装置20は、互いの送出する電波が受信可能な範囲にある移動局装置10との間で通信を行う。この範囲は一般にエリアと呼ばれる。本実施の形態では、このエリアをさらに電波の経路の短い順にエリアA,エリアB,エリアCに分類する。この例は図1に示されている。図1では、移動局装置10−1がエリアAに、移動局装置10−2及び移動局装置10−3がエリアBに、移動局装置10−4がエリアCに、それぞれ位置している。
移動体通信システム1は、エリアBに位置する移動局装置10のみを空間分割多重の対象とする(エリアA及びエリアCに位置する移動局装置10を空間分割多重の対象から外す)ことを実現する。また、エリアBに位置する複数の移動局装置10から送信される電波の、基地局装置20における受信電力を揃えることを実現する。以下、このための構成について、移動体通信システム1の機能ブロック図を参照しながら具体的に説明する。
図2は、移動体通信システム1の機能ブロックを示す図である。同図に示すように、移動局装置10は機能的に、送受信部11、送信電力制御部12、最大電力送信中情報送信部13、及び最大値記憶部14を含んで構成される。また、基地局装置20は機能的に、送受信部21、受信電力取得部22、送信電力制御部23、最大電力送信中情報受信部24、及び目標受信電力変更部25を含んで構成される。
まず、移動局装置10について説明する。
送受信部11は、図示しない通信処理部の指示に従い通信信号を電波として無線区間に送信するとともに、無線区間から電波を受信し、通信信号として通信処理部に出力する。
送信電力制御部12は、送受信部11が電波を無線区間に送信する際の送信電力(以下、送受信部11の送信電力という。)を制御する。具体的には、送信電力制御部12は、オープンループ制御及びクローズトループ制御のいずれかにより送信電力を制御する。なお、この送信電力制御により制御可能な電力の範囲は、一定範囲に限定されている。すなわち、送信電力制御部12は、所定の最小値と、後述するように決定される最大値の範囲内で送受信部11の送信電力を制御する。
オープンループ制御では、送信電力制御部12は、送受信部11で受信された基地局装置20からの電波の受信電力(以下、送受信部11の受信電力という。)に基づき、送受信部11の送信電力を制御する。具体的には、送受信部11の受信電力が小さいほど、送受信部11の送信電力が大きくなるよう、制御する。なお、送信電力制御部12は、このオープンループ制御では、送受信部11の最大送信電力を上記最大値とする。
クローズトループ制御では、送信電力制御部12は、後述する送受信部21で受信された当該移動局装置10からの電波の受信電力(以下、送受信部21の受信電力という。)に基づき、送受信部11の送信電力を制御する。具体的には、基地局装置20が移動局装置10に対して送信電力を指示する(詳細は後述する。)。送信電力制御部12は、この指示に応じて、送受信部11の送信電力を制御する。具体的には、送信電力制御部12は、指示された送信電力となるよう、送受信部11の送信電力を制御する。
送信電力制御部12は、当該移動局装置10が基地局装置20との通信を開始するときに、上記オープンループ制御を行う。送信電力制御部12は、このオープンループ制御により決定した送信電力に基づき、送信電力の最大値を決定する。この点について、以下説明する。
最大値記憶部14は、いくつかの送信電力最大値を記憶している。送信電力制御部12は、最大値記憶部14に記憶される送信電力最大値のうち、オープンループ制御により決定した送信電力を下回らない範囲で最小の送信電力最大値を、送信電力の最大値として決定する。送信電力制御部12は、通信が継続される間、ここで決定した最大値以下の範囲で、クローズトループ制御により送受信部11の送信電力を制御する。
最大電力送信中情報送信部13は、送信電力制御部12の制御により、上記決定された最大値で電波を送信しているとき、送信する通信信号に当該移動局装置10の最大送信電力で通信信号を送信していることを示す最大電力送信中情報を含める。
図3は、最大電力送信中情報の例である。同図は、移動局装置10から基地局装置20に送信される通信信号の例である。同図に示すように、通信信号は、通信制御のための制御情報を含むフレームヘッダー41と、1ビットのデータからなる最大送信ビット42と、通信内容であるペイロード43と、から構成される。最大電力送信中情報送信部13は、このうち最大送信ビット42により最大電力送信中情報を送信する。すなわち、最大電力送信中情報送信部13は、最大送信ビット42に1を設定することにより最大電力送信中情報を送信する。
次に、基地局装置20について説明する。
送受信部21は、図示しない通信処理部の指示に従い通信信号を電波として無線区間に送信するとともに、無線区間から電波を受信し、通信信号として通信処理部に出力する。
受信電力取得部22は、送受信部21で受信された各移動局装置10から送信される電波の受信電力(送受信部21の受信電力)を取得し、送信電力制御部23に出力する。
送信電力制御部23は、受信電力取得部22から入力される送受信部21の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、各移動局装置10の送信電力を制御する。なお、送信電力制御部23は、空間分割多重の実施時に送受信部21が受信した電波を復調するために必要十分な受信電力範囲の中で、最大の受信電力を目標受信電力としている。そして、送受信部21の受信電力がこの目標受信電力を上回る移動局装置10については、送信電力制御部23は送信電力を下げるよう制御する。一方、送受信部21の受信電力がこの目標受信電力を下回る移動局装置10については、送信電力制御部23は送信電力を上げるよう制御する。
多重方法決定部26は、送信電力制御部23により、送受信部21の受信電力が所定の目標受信電力となるよう各移動局装置10の送信電力を制御した結果、受信電力が上記受信電力範囲内に入る移動局装置10について、空間分割多重通信を行うことを決定する。
一方、多重方法決定部26は、送受信部21の受信電力が上記受信電力範囲に入らない移動局装置10を、空間分割多重通信の対象から外す。すなわち、上述したように、送信電力制御部12の送信電力制御範囲は限定されているので、移動局装置10が基地局装置20から遠い位置にある場合、最大の送信電力で送信を行うように送信電力制御部12が制御を行ったとしても、送受信部21の受信電力が上記受信電力範囲を下回る場合がある。また、逆に移動局装置10が基地局装置20に近すぎる場合、最小の送信電力で送信を行うように送信電力制御部12が制御を行ったとしても、送受信部21の受信電力が上記受信電力範囲を超えてしまう場合がある。その結果、送信電力制御部23の制御によっても、送受信部21の受信電力が大きすぎたり小さすぎたりする移動局装置10が生ずる。すなわち、送信電力制御の限界に達した移動局装置10が生ずる。多重方法決定部26は、このように送受信部21の受信電力が大きすぎたり小さすぎたりする移動局装置10を、空間分割多重通信の対象から外している。
これを、図1を再度参照しながら説明する。送信電力制御部12の送信電力制御範囲の最大値が同じであるとすると、多重方法決定部26による上記制御により、エリアB内に位置する移動局装置10のみが空間分割多重通信の対象とされる。エリアA及びエリアCに位置する移動局装置10については、上述のように、送信電力制御の限界に達しており、送受信部21の受信電力を揃えられる可能性がないので、多重方法決定部26は空間分割多重通信の対象から外している。
次に、最大電力送信中情報受信部24は、各移動局装置10から送信される最大電力送信中情報のうち、多重方法決定部26により空間分割多重通信の対象とされた移動局装置10から送信される最大電力送信中情報を受信し、目標受信電力変更部25に出力する。
目標受信電力変更部25は、受信電力取得部22により取得された受信電力であって、最大電力送信中情報受信部24から入力された最大電力送信中情報を送信した移動局装置10に関する受信電力に基づき、上記所定の目標受信電力を変更する。より具体的には、目標受信電力変更部25は、受信電力取得部22により取得された受信電力であって、最大電力送信中情報受信部24から入力された最大電力送信中情報を送信した移動局装置10に関する受信電力を、所定の目標受信電力とする。
このようにして目標受信電力が変更され、この目標受信電力に基づく送信電力制御部23による送信電力の制御の結果、空間分割多重通信の対象となっている移動局装置10についての送受信部21の受信電力は、最大電力送信中情報を送信した移動局装置10についての送受信部21の受信電力に揃うことになる。
なお、この制御によって送受信部11が最小の送信電力で送信した場合でも、送受信部21の受信電力が上記受信電力範囲の上限ぎりぎりとなる移動局装置10については、受信電力が揃わない場合が考えられる。該移動局装置10についての送受信部21の受信電力は下げることができないからである。
これに対応するため、基地局装置20は、空間分割多重対象の移動局装置10のうち、他の移動局装置10との送受信部21の受信電力差が所定値以上であるものを、空間分割多重対象としないようにすることとしてもよい。また、基地局装置20は、目標受信電力の変更後のクローズトループ制御によっても送受信部21の受信電力が十分に下げられない移動局装置10については、空間分割多重通信の対象から外すこととしてもよい。このようにすれば、より適切に、空間分割多重通信の対象となっている移動局装置10についての送受信部21の受信電力を揃えることができるようになる。
以上説明した処理を、基地局装置20の処理のフロー図を参照しながら、再度より詳細に説明する。
図4は、空間分割多重実施前の基地局装置20の処理のフローを示す図である。まず、基地局装置20は、通信中の移動局装置10に対してクローズトループ制御により送信電力制御を行う(S1)。このときの目標受信電力は、空間分割多重の実施時に基地局装置20が信号を受信するために必要十分な受信電力範囲内の最大値である。
次に、基地局装置20は、通信中の全ての移動局装置10について、以下に説明するS3乃至S5の処理を行う(S2,S6)。S3では、i番目の移動局装置10からの受信電力が、最小閾値から最大閾値の間にあるかどうかを判断する。この最小閾値から最大閾値で示される範囲は、上記受信電力範囲である。
基地局装置20は、受信電力がこの範囲に入る移動局装置10を空間分割多重対象とする(S4)。一方、基地局装置20は、受信電力がこの範囲に入らない移動局装置10を空間分割多重対象としない(S5)。
さらに、基地局装置20は、空間分割多重対象とした移動局装置10でも、その中で他の移動局装置10との受信電力差が所定値以上のものを、空間分割多重対象の移動局装置10から削除する(S7)。
以上のようにして空間分割多重対象とする移動局装置10としない移動局装置10とを分類した後、基地局装置20は空間分割多重を実施する(S8)。このとき、例えば基地局装置20から見てほとんど同じ位置にいるなどの理由で空間分割多重できない移動局装置10がある可能性があるのはもちろんである。
続いて、図5は、空間分割多重実施中の基地局装置20の処理のフローを示す図である。まず、基地局装置20は、空間分割多重されている移動局装置10について、以下に説明するS11及びS12の処理を行う(S10,S13)。なお、例えば周波数ごとに空間分割多重を行う場合には、基地局装置20は、周波数ごとにS11及びS12の処理を行う。S11では、基地局装置20は、j番目の移動局装置10からの受信電力が、最小閾値から最大閾値の間にあるかどうかを判断する。この最小閾値から最大閾値で示される範囲も、上記受信電力範囲である。基地局装置20は、受信電力がこの範囲に入らない移動局装置10を空間分割多重対象から解除する(S12)。
次に、基地局装置20は、空間分割多重されている移動局装置10について、以下に説明するS15及びS16の処理を行う(S14,S17)。S14では、基地局装置20は、最大送信電力で送信している移動局装置10を取得する。基地局装置20は、上記最大電力送信中情報に基づいて、S14の処理を行う。
基地局装置20は、目標受信電力を、最大電力送信で送信している移動局装置10についての受信電力に設定する(S16)。なお、基地局装置20は、複数の移動局装置10から最大電力送信中情報が受信されている場合、最も小さい受信電力を目標受信電力に設定することが望ましい。
基地局装置20は、新たに設定された目標受信電力、或いは目標受信電力が新たに設定されなかった場合には元の目標受信電力により、クローズトループ制御を行う(S18)。
以上のようにすることにより、移動体通信システム1では、無線リソースを極力節約しつつ、各移動局装置10から基地局装置20が受信する通信信号の受信電力を揃えることが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、移動局装置10には、予め最大送信電力で送信していることが分かっている移動局装置10(例えば、上述の処理により送信電力制御部12が決定した最大値でしか送信できない旧型の移動局装置10)がある。このような移動局装置10については、移動局装置10から送信される移動局装置10の機種情報や信号フォーマット自体が、上記最大電力送信中情報となる。
本発明の実施の形態に係る移動体通信システムのシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係る移動体通信システムの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る送信フレームのフォーマット図である。 本発明の実施の形態に係る基地局装置の処理フロー図である。 本発明の実施の形態に係る基地局装置の処理フロー図である。
符号の説明
1 移動体通信システム、10 移動局装置、11 送受信部、12 送信電力制御部、13 最大電力送信中情報送信部、14 最大値記憶部、20 基地局装置、21 送受信部、22 受信電力取得部、23 送信電力制御部、24 最大電力送信中情報受信部、25 目標受信電力変更部、26 多重方法決定部、30 通信ネットワーク、41 フレームヘッダー、42 最大送信ビット、43 ペイロード。

Claims (6)

  1. 基地局装置と複数の移動局装置とを含み、
    前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、
    前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、
    移動体通信システムにおいて、
    前記各移動局装置は、
    当該移動局装置の最大送信電力で通信信号を送信していることを示す最大電力送信中情報を前記基地局装置に対し送信する最大電力送信中情報送信手段、
    を含み、
    前記基地局装置は、
    前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力を取得する受信電力取得手段と、
    前記各移動局装置から送信される最大電力送信中情報を受信する最大電力送信中情報受信手段と、
    前記受信電力取得手段により取得された、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更手段と、
    をさらに含む、
    ことを特徴とする移動体通信システム。
  2. 請求項1に記載の移動体通信システムにおいて、
    前記目標受信電力変更手段は、前記受信電力取得手段により取得された、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力を、前記所定の目標受信電力とする、
    ことを特徴とする移動体通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の移動体通信システムにおいて、
    前記基地局装置は、前記送信電力制御手段により、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、前記各移動局装置の送信電力を制御した結果、受信電力が所定の受信電力範囲内に入る移動局装置について、空間分割多重通信を行う、
    ことを特徴とする移動体通信システム。
  4. 基地局装置と複数の移動局装置とを含み、
    前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、
    前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、
    移動体通信システムにおいて使用される基地局装置であって、
    前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力を取得する受信電力取得手段と、
    前記各移動局装置から送信される最大電力送信中情報を受信する最大電力送信中情報受信手段と、
    前記受信電力取得手段により取得された、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更手段と、
    をさらに含むことを特徴とする基地局装置。
  5. 基地局装置と複数の移動局装置とを含み、
    前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、
    前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、
    移動体通信システムにおいて、前記移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御方法であって、
    前記各移動局装置から送信される通信信号の、前記基地局装置における受信電力を取得する受信電力取得ステップと、
    当該移動局装置の最大送信電力で通信信号を送信している前記移動局装置について前記受信電力取得手段により取得された受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更ステップと、
    を含むことを特徴とする送信電力制御方法。
  6. 基地局装置と複数の移動局装置とを含み、
    前記基地局装置は、前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力が所定の目標受信電力となるよう、該各移動局装置の送信電力を制御する送信電力制御手段を含み、
    前記基地局装置は、前記複数の移動局装置の少なくとも一部と空間分割多重通信を行う、
    移動体通信システムにおいて使用される基地局装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
    前記各移動局装置から送信される通信信号の受信電力を取得する受信電力取得手段、
    前記各移動局装置から送信される最大電力送信中情報を受信する最大電力送信中情報受信手段、及び
    前記受信電力取得手段により取得された、前記最大電力送信中情報を送信した前記移動局装置に関する受信電力に基づき、前記所定の目標受信電力を変更する目標受信電力変更手段、
    として前記コンピュータをさらに機能させるためのプログラム。
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