JP4362984B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜や果物の長期保存を可能にした冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の家庭用冷蔵庫で野菜や果物を新鮮な状態で長期保存する方法として、特開平7−270045号公報に開示されているように、野菜や果物から放出されるエチレン、アセトアルデヒド等、植物の成長を促進させる気体成分を、光触媒と紫外線の組み合わせにより効果的に除去する方法が提案されている。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来例の冷蔵庫について説明する。
【0004】
図4は従来の冷蔵庫の下部部分を示している。この本体101は、断熱箱体102からなり、その内部が、断熱性を有する仕切り壁103(1個のみ図示)により上下に複数に区画され、以て、複数個の貯蔵室104、105(2個のみ図示)が形成されている。この場合、最下段に位置する貯蔵室105が野菜、果物用の貯蔵室(以下野菜室105と称する)とされ、その上段部は冷凍室104とされている。
【0005】
また、詳しくは図示しないが、本体101内には、周知の冷凍サイクルが組み込まれていると共に、その冷凍サイクルにより生成された冷気を各貯蔵室104、105に循環供給するための冷気循環路が設けられている。前記野菜室105には、仕切壁103内に形成された冷気循環路106を通して冷気が供給されるようになっている。尚、前記野菜室105の前面には、断熱性を有する扉107が設けられている。
【0006】
そして、前記野菜室105内には、生鮮野菜や果物などが専用に貯蔵されるのであるが、それら野菜や果物は、いわゆる引出し式の野菜容器108内に収容されるようになっている。この野菜容器108は、上面が開放された容器状をなし、前記扉107に連結されてその扉107と一体的に出し入れされるようになっている。このとき、野菜容器108(扉107)は野菜室105の内側壁部に設けられた図示しないレール機構に案内されることにより、スムーズに出し入れされるようになっている。
【0007】
さらに、前記野菜室105の上部には、野菜容器108を野菜室105内に収納した状態でその野菜容器108の上部開口部を覆うカバー109が設けられている。カバー109の開口部には透湿膜110が設けられており、水蒸気の流通を制御し、野菜容器の湿度を調整するようになっている。また、カバー109は透湿膜110のところから前後左右に向けて緩やかに下降傾斜するような矩形状に形成されている。
【0008】
これにより、野菜容器108内は、一定の密封状態とされ、冷気循環路106を通って野菜室105内に供給される乾燥した冷気は、野菜容器108内に直接的に供給されることなく、前記野菜容器108と野菜室105の内壁との間を流通される。また、透湿膜110により、野菜容器108内の水蒸気が飽和状態となることなく適度に外部に放出されるようになり、野菜容器108により、保存に適した温度(3〜5℃)及び湿度(90〜95%RH)で野菜を貯蔵することができるようになっているのである。
【0009】
ここで、野菜や果物自体からは、植物の成長を促進させる気体成分であるところのエチレンなどが放出され、これが除去されないまま野菜容器108にとどまり、野菜容器108内で所定の濃度以上となるようなことがあると、野菜や果物の老化を早めることになる。ところが、光触媒による気体成分の除去手段111及び光触媒に光を照射するための光源112を設けたことにより、エチレン等の植物の成長を促進させる気体成分を効果的に除去することができるのである。
【0010】
即ち、野菜や果物から発生されるエチレン等は、空気よりも軽くて上昇する傾向にあり、野菜容器108内の最も高い部位つまり透湿膜110に集まるようになる。このとき、それらエチレン等は、透湿膜110と一体的に設けられた光触媒による気体成分除去手段111に接触するようになる。一方、光触媒による気体成分除去手段111には、光触媒に光を照射するための光源112からの紫外線が照射されることで、光触媒による気体成分除去手段111の表面に活性種が発生し、種々の化学反応特に有機化合物の酸化分解反応が顕著に行われることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、エチレン以外には野菜の成長と共に発生してくる気体成分、例えば空気より重いアセトアルデヒド等の気体成分は、野菜容器の最も高い部位に設けられた透湿膜に集まることはなく、また高い部位に設けられた光触媒による気体成分の除去手段と光触媒に光を照射するための光源の組み合わせでは除去が困難と考えられる。また、一般家庭の野菜室は、野菜や果物がほとんど隙間なく収納されているため、発生した気体成分が野菜容器の底部で滞留してしまうことなどが考えられる。
【0012】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、空気より軽い気体成分のみならず、アセトアルデヒドのように空気より重く野菜容器の底部に滞留し、扉の開閉のみでは外部に放出しにくい気体成分を除去することを目的とし、野菜や果物の長期保存を可能とする冷蔵庫を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、野菜容器の底部が二重底になるように設置した多数穴の開いた仕切りと、前記野菜容器の底部と前記多数穴の開いた仕切りとの空間に設置した送風手段とからなり、送風手段は、冷蔵庫本体より扉を引き出した際に作動し、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を、野菜容器から外部へ排出する速度を向上させる作用を有する。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記多数穴の開いた仕切りの底面を前記野菜容器の前面、上面開口部には穴を開けずにつなげることで風路(送風手段によって生成した風の通り道)を構成したものであり、野菜や果物に直接風が当たらず野菜や果物が乾燥しにくいという利点を持ちながら、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を、野菜容器から外部へ排出する作用を有する。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、野菜容器の底部と多数穴の開いた仕切りとの空間に、光触媒による気体成分の除去手段と、光触媒に光を照射するための光源を設けることで、冷蔵庫本体より扉を長期間引き出さない際にも、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を分解し、さらに野菜容器内に滞留している気体成分の除去率を向上させることができるという作用を有する。
【0016】
また、記載の前記光触媒に光を照射するための光源には、315nm〜400nmの波長を有する紫外線を用いることで、光触媒の酸化、分解能力を高めることができ、また人体に安全で周辺に用いている材料への影響が少ないという利点がある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0018】
また図1、図2、図3、図4で示した冷蔵庫の構成は特に限定されるものではなく、例えば本発明の野菜室と冷凍室の位置が入れ替わっていても問題はない。
【0019】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の中部部分を示している。
【0020】
この本体1は、断熱箱体2からなり、その内部が、断熱性を有する仕切り壁3(2個のみ図示)により上下に複数に区画され、複数個の貯蔵室4、4’、5(3個のみ図示)が形成されている。この場合、中段に位置する貯蔵室5が野菜室5で、その下段部は冷凍室4、その上段部は冷蔵庫4’としている。
【0021】
また、詳しくは図示しないが、本体1内には、周知の冷凍サイクルが組み込まれていると共に、その冷凍サイクルにより生成された冷気を各貯蔵室4’、5に循環供給するための冷気循環路6が設けられている。
【0022】
野菜室5には、仕切り壁3内に形成された冷気循環路6を通して冷気が供給されるようにしている。尚、野菜室5の前面には、断熱性を有する扉7が設けられている。
【0023】
そして、野菜室5内には、生鮮野菜や果物などが専用に貯蔵されるのであるが、それら野菜や果物は、いわゆる引出し式の野菜容器8内に収容されるようになっている。この野菜容器8は、上面が開放された容器状をなし、扉7に連結されてその扉7と一体的に出し入れされるようになっている。このとき、野菜容器8(扉7)は、野菜室5の内側壁部に設けられた図示しないレール機構に案内されることにより、スムーズに出し入れされるようになっている。
【0024】
さらに、野菜室5の上部には、野菜容器8を野菜室5内に収納した状態でその野菜容器8の上部開口部を覆うカバー9が設けられている。カバー9の開口部には透湿膜10が設けられており、水蒸気の流通を制御し、野菜容器8の湿度を調整するようになっている。
【0025】
これによって、野菜容器8内は一定の密封状態とされ、冷気循環路6を通って野菜室5内に供給される乾燥した冷気は、野菜容器8内に直接的に供給されることなく、野菜容器8と野菜室5の内壁との間を流通される。また、透湿膜10により、野菜容器8内の水蒸気が飽和状態となることなく適度に外部に放出されるようになり、野菜容器8により、保存に適した温度(3〜5℃)及び湿度(90〜95%RH)で野菜を貯蔵することができるようになっている。
【0026】
本実施の形態には、野菜容器8の底部が二重底になるように設置した多数穴の開いた仕切り11と、野菜容器8の底部と前記多数穴の開いた仕切り11との空間に送風手段12が設けられている。ここで、送風手段12は、扉7にスイッチ13が設けられていて、送風機12と電気的配線によりつながっており、本体1より扉7を引き出した際にスイッチ13がオンの状態になることで、送風手段12が作動する仕組みになっている。
【0027】
本実施の形態では、扉7を本体1がから引き出したときに、仕切り11の穴を通って沈降した空気より重い気体成分を、野菜容器8の底部と仕切り11の間の送風手段12が作動することで、外部に排出することができる。これにより、野菜や果物の老化、劣化を促進させる空気より重い気体成分、例えばアセトアルデヒド等を効率良く外部に排出させることができ、野菜や果物の長期保存が可能となる。
【0028】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2を示している。
【0029】
本実施の形態では、請求項1に記載の発明において、前記多数穴の開いた仕切り11の底面を野菜容器8の前面、上面開口部には穴を開けずにつなげることで風路(送風手段12により生成された風の通り道)14を構成したものである。
【0030】
本実施の形態においても実施の形態1と同様に、仕切り11の穴を通って沈降した気体成分が、扉7を本体1から引き出したときに、野菜容器8の底部と仕切り11の間の送風手段12が作動し風路14を通って外部に排出することができる構成になっている。
【0031】
そして、本実施の形態では、例えば送風機のような送風手段12を風路14に向けて設置しているため、野菜や果物に直接風が当たらず野菜や果物が乾燥しにくいという利点を持ちながら、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を、野菜容器8から外部へ排出することができる。これにより、野菜や果物の老化、劣化を促進させる空気より重い気体成分、例えばアセトアルデヒド等を効率良く外部に排出させることができ、野菜や果物の長期保存が可能となる。
【0032】
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3を示している。
【0033】
本実施の形態は、実施の形態2に、光触媒による気体成分除去手段15及び光触媒に望ましくは315nm〜400nmの波長の光を照射するための光源16を設けたものである。
【0034】
光触媒による気体成分除去手段15に光触媒に光を照射するための光源16の紫外線が照射されることにより、光触媒による気体成分除去手段15の表面に活性種が発生し、活性種近傍に存在する有機化合物の酸化分解反応が顕著に行われるようになる。前記光触媒による気体成分除去手段15には、例えば酸化チタンを塗布した、片面に粘着面をもつフィルムを用いると、野菜容器8の底面に貼り付けることができ、設置場所をとらないという利点が生じる。
【0035】
ここで、酸化チタンを塗布する手段としては、ディップ塗布、スピンコート、スプレーコート、スクリーン印刷などがあるが、特に限定されることはない。また、フィルムに限らず、シリカを主成分としたハニカム構造のフィルターに酸化チタンを担持したものを用いると、酸化チタンの担持量が多く、気体成分の分解効率をさらに向上させることができる。このように、本実施の形態では、冷蔵庫本体1より扉7を長期間引き出さず、送風手段12によるガスの排気が期待できない条件においても、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を分解し、されに野菜容器8内に滞留している気体成分の除去率を向上させることができる。これにより、野菜や果物の老化、劣化を促進させる空気より重い気体成分、例えばアセトアルデヒド等を効率良く除去することができ、野菜や果物の長期保存が可能となる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の発明は、野菜容器の上面開放部を覆う湿度調整のための透湿膜を備えたカバーと、前記野菜容器の底部が二重底になるように設置した多数穴の開いた仕切りと、前記野菜容器の底部と前記多数穴の開いた仕切りとの空間に設置した送風手段を備えることにより、送風手段が、冷蔵庫本体より扉を引き出した際に作動し、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を、野菜容器から外部へ排気する速度を向上させることができる。これにより、野菜や果物の老化、劣化を促進させる空気より重い気体成分、例えばアセトアルデヒド等を効率良く外部に排出させることができ、野菜や果物の長期保存が可能となる。
【0037】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明における前記多数穴の開いた仕切りの底面を前記野菜容器の前面、上面開口部には穴を開けずにつなげることで風路(送風手段によって生成した風の通り道)を備えることにより、野菜や果物に直接風が当たらず野菜や果物が乾燥しにくいという利点を持ちながら、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を、野菜容器から外部へ排出することができる。これにより、野菜や果物の老化、劣化を促進させる空気より重い気体成分、例えばアセトアルデヒド等を効率良く外部に排出させることができ、野菜や果物の長期保存が可能となる。
【0038】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、野菜容器の底部と多数穴の開いた仕切りとの空間に、光触媒による気体成分の除去手段と、光触媒に光を照射するための光源を設けることで、冷蔵庫本体より扉を長期間引き出さない際にも、野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を分解し、さらに野菜容器内に滞留している気体成分の除去率を向上させることができる。これにより、野菜や果物の老化、劣化を促進させる空気より重い気体成分、例えばアセトアルデヒド等を効率良く除去することが、野菜や果物の長期保存が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す冷蔵庫の野菜室の横断面図
【図2】本発明の実施の形態2を示す冷蔵庫の野菜室の横断面図
【図3】本発明の実施の形態3を示す冷蔵庫の野菜室の横断面図
【図4】従来の野菜室の横断面図
【符号の説明】
1,101 本体
2,102 断熱箱体
3,103 仕切壁
4,104 冷凍庫
4’ 冷蔵庫
5,105 野菜室
6,106 冷気循環路
7,107 扉
8,108 野菜容器
9,109 カバー
10,110 透湿膜(開口部)
11 仕切り
12 送風手段
13 スイッチ
14 風路
15,111 光触媒による気体成分除去手段
16,112 光触媒に光を照射するための光源

Claims (4)

  1. 野菜容器の底部が二重底になるように設置した多数穴の開いた仕切りと、前記野菜容器の底部と前記多数穴の開いた仕切りとの空間に設置した送風手段とからなり、前記送風手段は、冷蔵庫本体より扉を引き出した際に作動し、野菜容器内に存在する野菜や果物から生じる空気より重い気体成分を、前記野菜容器から外部へ排出することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 多数穴の開いた仕切りの底面を前記野菜容器の前面、上面開口部には穴を開けずにつなげることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 野菜容器の底部と前記仕切りとの空間に、光触媒による気体成分除去手段と、前記光触媒に光を照射するための光源を有することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 光触媒に光を照射するための光源として、315nm〜400nmの波長を有するものを用いた請求項3に記載の冷蔵庫。
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