JP4360922B2 - 開閉装置及び開閉装置を用いたゲーム機 - Google Patents

開閉装置及び開閉装置を用いたゲーム機 Download PDF

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Description

本発明は、開閉装置及び開閉装置を用いたゲーム機に関し、特に、蓋の開閉を容易に行える開閉装置及び開閉装置を用いたゲーム機に関する。
従来より、景品を獲得するタイプのゲーム機が知られている。
このタイプのゲーム機では、半球状のドーム形状を成す透明カバーに覆われたゲーム機本体内に景品獲得用の複数のテーブルを用意し、この複数のテーブルに対応して設けられた複数の操作パネルをプレーヤが操作することで、テーブル上に載置された景品を獲得するというゲームが行われている。
このようなゲーム機にあっては、ゲーム機の稼働中、もしくはゲームセンターが終了した後に、その内部の景品を補充したり、偏って存在する景品を均一にならすといった作業が必要となる。
このような、景品の補充や景品を均一にならす作業を行うためには、ドーム形状の透明カバーをその都度開閉しなければならない。
しかし、このようなゲーム機にあっては、操作パネルと一緒にドーム形状の透明カバーを固定する状態となっているため、透明カバーを開けるためには、操作パネルを固定しているボルト等を一旦取り外さなければならず、手間がかかるものであった。
さらに、透明カバー自体には支持機構が設けられておらず、透明カバーを開く場合、作業者が透明カバーを持ち上げて一旦他の場所にどけ、景品の補充作業を行うか、あるいは、一人が透明カバーを持ち上げて開放状態を維持しつつ、もう一人が景品を補充するという複数人による景品補充作業が必要であった。
そのために、作業が極めて大変であり、また、女性等が透明カバーを持ち上げる作業を行うのは困難なものであった。
本発明の目的は、ゲーム機の透明カバー等の蓋を容易に開閉することができ、かつ、開放状態を維持することのできる開閉装置及び開閉装置を用いたゲーム機を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の開閉装置は、筐体の上面に設けられた蓋を上下に開閉するための開閉機構を有する開閉装置であって、
前記開閉機構は、互いに対向する位置に独立して開閉可能に一対配置され、
前記開閉機構は、前記蓋側に設けられた可動側ロック機構と、前記筐体側に設けられた固定側ロック機構とを有し、
前記可動側ロック機構は、前記蓋に回動可能に垂下保持された支持部材と、前記支持部材に配置されて前記固定側ロック機構により係合保持可能にされた第1の係合部材とを有し、
前記固定側ロック機構は、前記第1の係合部材と係合または係合解除可能にされて前記蓋を開閉可能にする第2の係合部材と、前記蓋を開放した状態で前記支持部材を支持解除可能に支持する開放支持部材とを有することを特徴とする。
本発明の他の開閉装置は、筐体の上面に設けられた蓋を上下に開閉するための開閉機構を有する開閉装置であって、
前記開閉機構は、互いに対向する位置に独立して開閉可能に一対配置され、
前記各開閉機構は、前記蓋側に設けられた可動側ロック機構と、前記筐体側に設けられた固定側ロック機構とを有し、
前記可動側ロック機構は、前記蓋に回動可能に垂下保持された支持部材と、前記支持部材に配置されて前記固定側ロック機構により係合保持可能にされた第1の係合部材とを有し、
前記固定側ロック機構は、前記第1の係合部材と係合または係合解除可能にされて前記蓋を開閉可能にする第2の係合部材と、前記蓋を開放した状態で前記支持部材を支持解除可能に支持する開放支持部材とを有することを特徴とする。
これらの発明においては、前記支持部材は、ヒンジ軸を介して前記蓋に回動可能に垂下保持され、
前記固定側ロック機構は、前記筐体に沿って上下方向に配設され、前記蓋の開放時に前記支持部材の下部を前記ヒンジ軸の外方に案内するガイドレールを有すると共に、前記ガイドレールの上端内方位置に隣接して前記開放支持部材が設けられたものとすることができる。
本発明のさらに他の開閉装置は、 筐体の上面に設けられた蓋を上下に開閉するための開閉機構を有する開閉装置であって、
前記開閉機構は、互いに対向する位置に独立して開閉可能に一対配置され、
前記開閉機構は、前記蓋側に設けられた可動側ロック機構と、前記筐体側に設けられた固定側ロック機構とを有し、
前記可動側ロック機構は、ヒンジ軸を介して前記蓋に回動可能に垂下保持された支持部材と、前記支持部材に配置されて前記固定側ロック機構により係合保持可能にされた第1の係合部材とを有し、
前記固定側ロック機構は、前記第1の係合部材と係合または係合解除可能にされて前記蓋を開閉可能にする第2の係合部材と、前記蓋を開放した状態で前記支持部材を支持解除可能に支持する開放支持部材と、前記筐体に沿って上下方向に配設され、前記蓋の開放時に前記支持部材の下部を前記ヒンジ軸の外方に案内するガイドレールとを有すると共に、前記ガイドレールの上端内方位置に隣接して前記開放支持部材が設けられていることを特徴とする。
これらの発明においては、前記支持部材は一対設けられ、
前記第1の係合部材は、前記支持部材の上部間に掛け渡された閉鎖保持部材にて形成され、
前記第2の係合部材は、前記筐体の上部側に配設され、付勢部材により係合方向に付勢されたラッチ部材にて形成するようにすることができる。
この場合、前記ラッチ部材は、上面に係合用ガイド部を有し、この係合用ガイド部に対する前記閉鎖保持部材の押下により前記ラッチ部材が開いて係合可能にされると共に、ロック解除機構により前記閉鎖保持部材に対し係合解除可能にされたものとすることができる。
この場合、前記支持部材の下部間に設けられ、前記開放支持部材上に支持される開放維持部材と、
前記開放支持部材上から前記開放維持部材が脱落するのを防止する脱落防止部とを有するものとすることができる。
また、この場合、前記固定側ロック機構には、前記支持部材の上限位置で前記開放維持部材に当接して前記支持部材の抜け出しを防止する上限ストッパが設けられたものとすることができる。
本発明のゲーム機は、前記いずれかの開閉装置を用いたゲーム機であって、
前記筐体はゲーム機本体とされ、
前記蓋は前記ゲーム機本体を覆う蓋とされていることを特徴とする。
この場合、前記蓋は、透明な半球状のカバーとすることができる。
本実施の形態における開閉装置は、筐体の上面に設けられた蓋を上下に開閉するための対向配置された一対の開閉機構を有する開閉装置であって、
前記各開閉機構は、前記蓋側に設けられた可動側ロック機構と、前記筐体側に設けられた固定側ロック機構とを有し、
前記可動側ロック機構は、ヒンジ軸を介して前記蓋に回動可能に垂下保持された一対の支持部材と、前記支持部材に配置されて前記固定側ロック機構により係合保持可能にされた第1の係合部材とを有し、
前記固定側ロック機構は、前記第1の係合部材と係合または係合解除可能にされて前記蓋を開閉可能にする第2の係合部材と、前記蓋を全開した状態で前記支持部材を支持解除可能に支持する開放支持部材とを有することを特徴とする。
本実施の形態によれば、一対の開閉機構は、それぞれ可動側ロック機構にヒンジ軸を有しているので、例えば、一方の開閉機構の第2の係合部材と第1の係合部材を係合させてロックした状態で、他方の開閉機構の第2の係合部材と第1の係合部材を係合解除させてロック解除すれば、前記一方の開閉機構側のヒンジ軸を回転中心として蓋の前記他方の開閉機構側を容易に開閉可能にすることができる。
そして、この状態で蓋を全開状態にすると、支持部材が開放支持部材に支持されて全開状態で維持されることとなる。
したがって、作業者が蓋を持って他の位置にどけたり、一人が蓋を持って開放状態を維持しておいたりする必要がなく、一人で容易に作業を行うことができる。
また、双方の開閉機構をロック解除することにより、ヒンジ部材を中心とした開閉ではなく、蓋全体を開閉することができる。
本実施の形態においては、前記第2の係合部材は、前記筐体の上部側に配設され、付勢部材により係合方向に付勢されたラッチ部材にて形成されることが好ましい。
このようにすることで、ラッチ部材と付勢部材という簡単な構成で第2の係合部材を形成することができ、しかも、確実な係合状態を確保することができる。
本実施の形態においては、前記ラッチ部材は、上面に係合用ガイド部を有し、この係合用ガイド部に対する前記閉鎖保持部材の押下により前記ラッチ部材が開いて係合可能にされると共に、ロック解除機構により前記閉鎖保持部材に対し係合解除可能にされていることが好ましい。
このようにすることで、ラッチ部材に設けられた係合用ガイド部に対し閉鎖保持部材を押下することで自動的にラッチ部材が開いてラッチ部材によるロックが自動的になされ、しかも、ロック解除機構により閉鎖保持部材に対し容易にロック解除を行うことができる。
本実施の形態においては、前記固定側ロック機構は、前記筐体に沿って上下方向に配設され、前記蓋の開放時に前記支持部材の下部を前記ヒンジ軸の外方に案内するガイドレールを有すると共に、前記ガイドレールの上端内方位置に隣接して前記開放支持部材が設けられていることが好ましい。
このようにすることで、蓋を開放する際に、蓋の開放移動に伴って支持部材の下部がガイドレールに沿ってヒンジ部材の外方に案内され、支持部材の自重によって支持部材の下部が内方に付勢される状態となり、蓋の全開状態において支持部材の下部がガイドレールの上端内方位置に隣接した開放支持部材上に支持されることとなり、全開時に自動的に全開状態を維持することができる。
本実施の形態においては、前記支持部材の下部間には、前記開放支持部材上に支持される開放維持部材が設けられ、
前記開放支持部材には、前記開放支持部材上から前記開放維持部材が脱落するのを防止する脱落防止部が一体に形成されていることが好ましい。
このようにすることで、開放支持部材に設けられた脱落防止部によって支持部材の下部間に設けられた開放維持部材が脱落防止され、全開状態において蓋あるいは支持部材になんらかの外力が加わったとしても、蓋が突然閉まってしまうのを防止することができる。
本実施の形態においては、前記固定側ロック機構は、前記支持部材の上限位置で前記開放維持部材に当接して前記支持部材の抜け出しを防止する上限ストッパが設けられていることが好ましい。
このようにすることで、蓋を必要以上に開放しようとした場合に、開放維持部材が上限ストッパに当接して、支持部材の抜け出しを防止することができ、確実に上限位置で停止させて全開状態を維持することができる。
また、作業中に作業者が蓋等にぶつかって蓋が上方に持ち上げられた場合でも、上限ストッパによって支持部材の抜け出しを防止し、全開状態を維持することができる。
本実施の形態においては、前記第1の係合部材と前記第2の係合部材とが係合解除された状態で、前記蓋を途中まで持ち上げる自動持上げ機構を有することが好ましい。
このようにすることで、自動持ち上げ機構によって、ロック解除時に蓋と筐体との間に隙間を形成することができ、この隙間に手を差し込んで蓋を容易に持ち上げることができる。
また、蓋の閉塞時においても、自動持ち上げ機構によって、蓋が途中位置で停止することとなるため、安心して蓋を閉じることができる。
本実施の形態においては、前記自動持上げ機構は、前記ガイドレールの下部間に上下方向でスライド可能に配設されて前記支持部材の下端と当接可能にされた持上げ用ベース部材と、この持上げ用ベース部材を上方に付勢する付勢部材とを有することが好ましい。
このようにすることで、付勢部材によって上方に付勢された持上げ用ベース部材を支持部材の下端と当接可能にすることで、簡単な構成で自動持ち上げ機構を形成することができ、しかも、確実な動作状態を確保することができる。
本実施の形態のゲーム機は、前記いずれかに記載の開閉装置を用いたゲーム機であって、
前記筐体はゲーム機本体とされ、
前記蓋は前記ゲーム機本体を覆う蓋とされていることを特徴とする。
本実施の形態によれば、ゲーム機本体を覆う蓋を容易に開閉することができ、しかも、開放状態で確実に維持することができる。
本実施の形態においては、前記蓋は、透明な半球状のカバーとされていることが好ましい。
このようにすることで、比較的重量のある透明な半球状のカバーを容易に開閉することができ、しかも、開放状態で確実に維持することができる。
実施例
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図11は、本発明の一実施の形態に係る開閉装置を用いたゲーム機を示す図である。
このゲーム機10は、図1に示すように、ゲーム機本体12と、カバー14とを有し、このカバー14をゲーム機本体12に対し開閉装置16を用いて開閉可能にしている。
ゲーム機本体12は、平面視ほぼ正八角形の筐体18を有し、この筐体18内に複数、例えば4つの景品獲得用のテーブル20が90度毎の間隔で配置された状態となっている。
また、これら4つのテーブル20対応位置の筐体18外側には、それぞれ操作パネル22が4カ所に配置された状態となっている。
カバー14は、図2〜4に示すように、透明な半球状のドーム形状とされ、ゲーム機本体12上に配置されてテーブル20の上方部分を覆う状態となっている。
そして、プレーヤが操作パネル22を操作することによって、テーブル20上に載置された景品を獲得するというゲームが行われるようになっている。
開閉装置16は、操作パネル22間で、互いに対向する位置に配置された一対の開閉機構24を有している。
各開閉機構24は、図5にも示すように、それぞれがカバー14の上下方向の開閉とヒンジ兼用にされるもので、それぞれがカバー14側に設けられた可動側ロック機構26と、筐体18側に設けられた固定側ロック機構28とを有している。
各可動側ロック機構26は、一対の支持部材としてのステー30と、第1の係合部材としての閉鎖保持部材32と、開放維持部材34とを有している。
一対のステー30は、上端部がカバー14の外縁部に取り付けられたヒンジ軸36を介してカバー14に回動可能に垂下保持されている。
また、このステー30の長さは、カバー14の全開状態を維持するのに十分な長さに設定されている。
さらに、一対のステー30の下端部には、ローラ38が取り付けられた状態となっている。
閉鎖保持部材32は、図6に示すように、ロッド状のもので形成され、一対のステー30の上部間に掛け渡して取り付けられ、固定側ロック機構28により係合保持可能にされている。
開放維持部材34は、図7に示すように、断面L字状の部材で、一対のステー30の下部間に掛け渡して取り付けられ、カバー14が全開状態で固定側ロック機構28により支持されて全開状態を維持可能にされている。
各固定側ロック機構28は、図5〜7に示すように、一対のガイドレール40と、第2の係合部材としてのラッチ部材42と、開放支持部材44と、ロック解除機構46と、自動持ち上げ機構48とを有している。
一対のガイドレール40は、断面Z型の部材からなり、ステー30の幅に相応させて筐体18の内側面に上下方向に亘って開口面を対向させた状態で配設され、ステー30の下端のローラ38を案内可能にされている。
また、このガイドレール40は、下方から上方に向けて外側に傾斜する筐体18の側面に沿って取り付けられ、カバー14の開放時にステー30の下端をヒンジ軸36より外方に位置させて、ステー30の自重によりステー下端に内方への付勢力を付与可能にしている。
ラッチ部材42は、ガイドレール40の上方で回転軸50を中心に回転可能に取り付けられ、可動側ロック機構26の閉鎖保持部材32と係合して閉鎖状態を維持可能にされている。
具体的には、ガイドレール40の上方には、図8にも示すように、ほぼコ字状の支持ブラケット52が取り付けられ、この支持ブラケット52にラッチ部材支持ブラケット54が取り付けられ、このラッチ部材支持ブラケット54にラッチ部材42の回転軸50が取り付けられた状態となっている。
また、このラッチ部材42には、付勢部材としてのばね56が取り付けられ、このばね56によってラッチ部材42が閉鎖保持部材32との係合方向に付勢された状態となっている。
さらに、ラッチ部材42の上面側には、傾斜状の係合用ガイド部58が形成され、この係合用ガイド部58に対する閉鎖保持部材32の押下によりばね56の付勢力に抗してラッチ部材42が開き、自動的に係合可能にされている。
開放支持部材44は、カバー14を全開した状態で、ステー30を支持解除可能に支持するもので、支持ブラケット52の下端で、ガイドレール40の上端内方位置に隣接して水平状態に設けられ、ステー30の下端部に設けられた開放維持部材34を載置支持可能にされている。
また、この開放支持部材44には、図6及び7に示すように、その外側端に開放支持部材44上から開放維持部材34が脱落するのを防止するための脱落防止部60が一体に立ち上げ形成されている。
さらに、ガイドレール40の内方上端には、図6に示すように、ステー30の開放維持部材34が開放支持部材44と干渉して開放支持部材44上に支持されなくなるのを防止するために、開放支持部材34を一旦外方に導くための返し片62が外方に向けて形成されている。
また、開放支持部材44の上方には、支持ブラケット52とラッチ部材支持ブラケット54との間に取り付けられた上限ストッパ64が設けられ、この上限ストッパ64によりステー30の上限位置で開放維持部材34と当接してステー30の抜けだしを防止可能にしている。
この上限ストッパ64の両面には、閉鎖保持部材32が押下される位置に、開放保持部材32が若干位置ずれをしていた場合でも確実にラッチ部材42との係合位置に案内する係合用ガイド溝66が形成されている。
また、この係合用ガイド溝66は、カバー14が例えば図6の左右方向に押された場合に、閉鎖保持部材32とラッチ部材42との係合が解除されるのを防止することができるようになっている。
ロック解除機構46は、ラッチ部材42による閉鎖保持部材32のロックを解除するもので、図9及び10に示すように、ラッチ部材42対応位置の筐体18に取り付けられキー差込部68に図示せぬキーを差し込んで回すことにより回転するロック解除軸70と、このロック解除軸70に取り付けられて一体に回転するL字状の回転板72と、この回転板72と対向してラッチ部材42に設けられた傾斜状の当接板74とを有し、回転板72が回転して当接板74を内方に押圧することで、ばね56の付勢力に抗してラッチ部材42をロック解除方向に回転させて閉鎖保持部材32に対するラッチ部材42の係合解除を可能としている。
自動持ち上げ機構48は、閉鎖保持部材32とラッチ部材42とがロック解除機構46によって係合解除された状態で、カバー14を途中まで持ち上げるためのもので、持上げ用ベース部材76と、付勢部材としての持上げばね78とを有している。
持上げ用ベース部材76は、ガイドレール40の下部間で、ガイドレール40に形成した上下方向の摺動溝80に沿って上下方向でスライド可能に配設されてステー30の下端に設けたローラ38と当接可能にされている。
持上げばね78は、一端がガイドレール40の摺動溝80よりも上方位置に固定され、他端が持上げ用ベース部材76の摺動溝80より突出する両端部に固定されて、持上げ用ベース部材76を常時所定距離分上方に付勢する状態となっている。
そして、ステー30が押し込まれて、ローラ38が持上げ用ベース部材76に当接して持上げ用ベース部材を持上げばね78の付勢力に抗して押し下げ、閉鎖保持部材32がラッチ部材42によってロックされた状態で全閉状態が維持される。
この状態から、ラッチ部材42によるロックを解除すると、ステー30の押し下げ力が解除されて持上げばね78の付勢力により、持上げ用ベース部材76を介してステー30が所定距離上方に持上げられ、カバー14と筐体18との間に手を差し込めるだけの隙間を生じさせるようになっている。
次に、前述の開閉装置16の開閉動作状態について説明する。
まず、図2に示すように、ゲーム機本体12に対してカバー14が全閉状態にされている場合には、一対の開閉機構24が、それぞれ閉鎖保持部材32に対してラッチ部材42が係合して閉鎖状態を維持している。
この場合、ステー30は、持上げばね78の付勢力に抗して持上げ用ベース部材76を押し下げた状態となっている。
次に、図3に示すように図中左側の開閉機構24をロック状態のまま、図中右側の開閉機構24のロック解除機構46を操作して、回転板72を当接板74に当接させて、閉鎖保持部材32に対するラッチ部材42の係合解除を行うと、ステー30が持上げばね78の付勢力により、持上げ用ベース部材76を介して上方に持上げられ、カバー14が所定距離分だけ上方に持上げられて開放され、ゲーム機本体12とカバー14との間に隙間が生じる状態となる。
このとき、図中左側の開閉機構24は、ヒンジ軸36がカバー14の回転中心となる。
この状態でゲーム機本体12とカバー14との間に形成された隙間に容易に手を差し込むことができ、カバー14を開放しやすい状態とすることができる。
次に、図4に示すように、図中右側のカバー14を上方に持上げていくと、ステー30がカバー14の上昇に伴って持上げられることとなる。
このとき、ステー30は、下端に設けられたローラ38がガイドレール40に沿って外方に案内されるとともにカバー14の開放に伴って上端部が内方に移動することとなるため、ステー30の下部が自重により内方に付勢された状態となる。
そして、カバー14を全開状態まで開放すると、ローラ38がガイドレール40の上端から抜け出し、ステー30の下部に設けた開放維持部材34がステー30の自重により開放支持部材44側に移動し、この状態でカバー14から手を離すと、開放維持部材34が開放支持部材44上に載置支持されて全開状態を維持することとなる。
また、この開放に際して、カバー14を全開状態よりも上方に開放しようとしても、開放維持部材34が上限ストッパ64に当接するため、それ以上の移動は許されず、しかも、ステー30が固定側ロック機構28側から抜け出すのを防止することもできる。
さらに、開放維持部材34が開放支持部材44上に移行する際しては、返し片62がステー30を外方に移動させるため、開放維持部材34が開放支持部材44に干渉することなく確実な移行動作が行われることとなる。
そして、この状態で、開放部分からゲーム機本体12の内部の景品を補充したり、偏って存在する景品を均一にならす作業を行えばよく、カバー14を他の場所にどけたり、他の作業者に持っていてもらったりする必要がなく、1人の作業者で容易に作業を行うことができる。
また、開閉機構24は、操作パネル22間にあるため、カバー14の片側を開けた状態で、2つのテーブル20に跨った状態となり、2つのテーブルの前後の3つの空間82にわたる作業を一度に行うことができ、作業効率も向上することとなる。
さらに、作業中に作業者が誤ってカバー14にぶつかってカバー14を持上げる方向に動かしたとしても、上限ストッパ64によりステー30の抜け出しが防止され、かつ、脱落防止部60によって開放維持部材34が開放支持部材44上から脱落してカバー14がとじるのを防止することができる。
次に、作業終了後に、開放側のカバー14を若干持上げ、ステー30の下端部を外方に移動させて開放維持部材34を開放支持部材44上から外方に移動させた状態でカバー14を降ろせば、ステー30のローラ38が確実にガイドレール40内に係合され、そのままカバー14を閉じれば、容易に閉塞が可能である。
この場合、ステー30のローラ38が持上げ用ベース部材76に当接すると、その位置で持上げばね78の付勢力によりゲーム機本体12との間に隙間をあけた状態でカバー14が停止されることとなる(図3参照)。
従って、カバー14に手を差し込んだ状態で閉塞しても安心して閉塞することができる。
次いで、図3の状態からカバー14を押し下げると、ステー30が持上げばね78の付勢力に抗して持上げ用ベース部材76を押し下げ、それに伴って、閉鎖保持部材32が係合用ガイド溝66に沿って下降し、ラッチ部材42の係合用ガイド部58に当接し、ラッチ部材42を内方に回転させながら係合位置まで下降して、その時点でラッチ部材42が閉鎖保持部材32に係合し、ロック状態となり全閉状態を維持することとなる。(図2参照)
次いで、図中左側の開閉機構24を前述の動作と同じ動作でロック解除してカバー14を全開状態にすれば、ゲーム機本体12の反対側において容易かつ効率よく作業を行うことができる。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変更可能である。
例えば、前記実施の形態では開閉装置を用いたゲーム機について説明したが、この開閉装置はゲーム機に限定されるものではなく、上下方向で開閉を行う蓋を有するものであれば種々のものに適用することが可能である。
また、前記実施の形態においては、一対の開閉機構の一方をヒンジとし他方を開閉する場合について説明したが、この例に限定されるものではなく、一対の開閉機構を同時に開放して蓋を垂直上方に開放することも可能である。
本発明の一実施の形態に係る開閉装置を用いたゲーム機の平面図である。 図1のカバーを全閉状態にしたゲーム機の概略断面図である。 図2の状態からカバーを途中まで開放した状態を示すゲーム機の概略断面図である。 図3の状態からカバーを全開状態にしたゲーム機の概略断面図である。 筐体内部から見た開閉機構の正面図である。 開閉機構のヒンジ側の拡大断面図である。 開閉機構の全開状態における部分拡大断面図である。 固定側ロック機構の平面図である。 ロック解除機構の平面図である。 ロック解除機構の側面図である。 自動持上げ機構の部分拡大断面図である。
符号の説明
10 ゲーム機
12 ゲーム機本体
14 カバー
16 開閉装置
18 筐体
20 テーブル
22 操作パネル
24 開閉機構
26 可動側ロック機構
28 固定側ロック機構
30 ステー
32 閉鎖保持部材
34 開放維持部材
36 ヒンジ軸
38 ローラ
40 ガイドレール
42 ラッチ部材
44 開放支持部材
46 ロック解除機構
48 自動持上げ機構
56 ばね
58 係合用ガイド部
60 脱落防止部
64 上限ストッパ
76 持上げ用ベース部材
78 持上げばね

Claims (10)

  1. 筐体の上面に設けられた蓋を上下に開閉するための開閉機構を有する開閉装置であって、
    前記開閉機構は、互いに対向する位置に独立して開閉可能に一対配置され、
    前記開閉機構は、前記蓋側に設けられた可動側ロック機構と、前記筐体側に設けられた固定側ロック機構とを有し、
    前記可動側ロック機構は、前記蓋に回動可能に垂下保持された支持部材と、前記支持部材に配置されて前記固定側ロック機構により係合保持可能にされた第1の係合部材とを有し、
    前記固定側ロック機構は、前記第1の係合部材と係合または係合解除可能にされて前記蓋を開閉可能にする第2の係合部材と、前記蓋を開放した状態で前記支持部材を支持解除可能に支持する開放支持部材とを有することを特徴とする開閉装置。
  2. 筐体の上面に設けられた蓋を上下に開閉するための開閉機構を有する開閉装置であって、
    前記開閉機構は、互いに対向する位置に独立して開閉可能に一対配置され、
    前記各開閉機構は、前記蓋側に設けられた可動側ロック機構と、前記筐体側に設けられた固定側ロック機構とを有し、
    前記可動側ロック機構は、前記蓋に回動可能に垂下保持された支持部材と、前記支持部材に配置されて前記固定側ロック機構により係合保持可能にされた第1の係合部材とを有し、
    前記固定側ロック機構は、前記第1の係合部材と係合または係合解除可能にされて前記蓋を開閉可能にする第2の係合部材と、前記蓋を開放した状態で前記支持部材を支持解除可能に支持する開放支持部材とを有することを特徴とする開閉装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記支持部材は、ヒンジ軸を介して前記蓋に回動可能に垂下保持され、
    前記固定側ロック機構は、前記筐体に沿って上下方向に配設され、前記蓋の開放時に前記支持部材の下部を前記ヒンジ軸の外方に案内するガイドレールを有すると共に、前記ガイドレールの上端内方位置に隣接して前記開放支持部材が設けられていることを特徴とする開閉装置。
  4. 筐体の上面に設けられた蓋を上下に開閉するための開閉機構を有する開閉装置であって、
    前記開閉機構は、互いに対向する位置に独立して開閉可能に一対配置され、
    前記開閉機構は、前記蓋側に設けられた可動側ロック機構と、前記筐体側に設けられた固定側ロック機構とを有し、
    前記可動側ロック機構は、ヒンジ軸を介して前記蓋に回動可能に垂下保持された支持部材と、前記支持部材に配置されて前記固定側ロック機構により係合保持可能にされた第1の係合部材とを有し、
    前記固定側ロック機構は、前記第1の係合部材と係合または係合解除可能にされて前記蓋を開閉可能にする第2の係合部材と、前記蓋を開放した状態で前記支持部材を支持解除可能に支持する開放支持部材と、前記筐体に沿って上下方向に配設され、前記蓋の開放時に前記支持部材の下部を前記ヒンジ軸の外方に案内するガイドレールとを有すると共に、前記ガイドレールの上端内方位置に隣接して前記開放支持部材が設けられていることを特徴とする開閉装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記支持部材は一対設けられ、
    前記第1の係合部材は、前記支持部材の上部間に掛け渡された閉鎖保持部材にて形成され、
    前記第2の係合部材は、前記筐体の上部側に配設され、付勢部材により係合方向に付勢されたラッチ部材にて形成されることを特徴とする開閉装置。
  6. 請求項5において、
    前記ラッチ部材は、上面に係合用ガイド部を有し、この係合用ガイド部に対する前記閉鎖保持部材の押下により前記ラッチ部材が開いて係合可能にされると共に、ロック解除機構により前記閉鎖保持部材に対し係合解除可能にされていることを特徴とする開閉装置。
  7. 請求項5または6において、
    前記支持部材の下部間に設けられ、前記開放支持部材上に支持される開放維持部材と、
    前記開放支持部材上から前記開放維持部材が脱落するのを防止する脱落防止部とを有することを特徴とする開閉装置。
  8. 請求項7において、
    前記固定側ロック機構には、前記支持部材の上限位置で前記開放維持部材に当接して前記支持部材の抜け出しを防止する上限ストッパが設けられていることを特徴とする開閉装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の開閉装置を用いたゲーム機であって、
    前記筐体はゲーム機本体とされ、
    前記蓋は前記ゲーム機本体を覆う蓋とされていることを特徴とするゲーム機。
  10. 請求項9において、
    前記蓋は、透明な半球状のカバーとされていることを特徴とするゲーム機。
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