JP4358569B2 - 液体圧送装置 - Google Patents

液体圧送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4358569B2
JP4358569B2 JP2003277610A JP2003277610A JP4358569B2 JP 4358569 B2 JP4358569 B2 JP 4358569B2 JP 2003277610 A JP2003277610 A JP 2003277610A JP 2003277610 A JP2003277610 A JP 2003277610A JP 4358569 B2 JP4358569 B2 JP 4358569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder
liquid
port
drive unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003277610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005042619A (ja
Inventor
昌彦 甘利
卓也 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Sunac Corp filed Critical Asahi Sunac Corp
Priority to JP2003277610A priority Critical patent/JP4358569B2/ja
Publication of JP2005042619A publication Critical patent/JP2005042619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4358569B2 publication Critical patent/JP4358569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

本発明は、2つのポンプを用いて被搬送液体を圧送する液体圧送装置に関する。
例えばシリコンウェハや液晶パネルを洗浄する際に、液体圧送装置により被搬送液体たる液体二酸化炭素をノズルに高圧力で供給し、このノズルから被洗浄物(シリコンウェハや液晶パネル)に向けて噴射させ、その液体二酸化炭素の微粒子化したドライアイスにより被洗浄物を洗浄することが行われている。
このようなものに用いられる液体圧送装置としては、特許文献1に示されたものが公知である。これについて図3を用いて説明する。図3において、液体圧送装置は、第1のポンプ1と第2のポンプ2とを備えている。これら両ポンプ1,2は同一の構成であるので、第1のポンプ1を代表して説明する。
第1のポンプ1は、シリンダ3内にピストン4を軸方向に往復移動可能に設けると共に、シリンダ3の先端部に吸入口3a及び吐出口3bを有していて、吸入口3aに逆止弁5を設けている。ピストン4は、エア式の駆動部6により往復移動されるようになっている。駆動部6は、駆動部シリンダ7と駆動部ピストン8とから構成されていて、その駆動部ピストン8と上記ピストン4とが連結されている。駆動部シリンダ7の上下部には、第1エア口9a及び第2エア口9bが設けられている。上記吸入口3aは、被搬送液体である液体二酸化炭素を封入した図示しないボンベ(供給源)に接続される。
第1,第2エア口9a,9bには圧縮エアが択一的に供給されるようになっており、第2エア口9bに圧縮エアが供給されると(第1エア口9aは開放)、駆動部ピストン8が上昇し、これに伴いピストン4が上昇し、被搬送液体が吸入口3aからシリンダ3内に吸入される。また、第1エア口9aに圧縮エアが供給されると(第2エア口9bは開放)、駆動部ピストン8が下降し、これに伴いピストン4が下降し、シリンダ3内の被搬送液体が吐出口3bから吐出される。なお、第2のポンプ2において、第1のポンプ1と同一部分には同一の符号を付している。
第1及び第2のポンプ1,2の各吐出口3bは、選択バルブ10の各接続口10a,10bに接続され、この選択バルブ10内には往復弁11が収容されている。選択バルブ10は、この往復弁11により、接続口10a,10bのうち吐出圧が低い側の接続口を閉鎖しつつ、各吐出口3bから吐出される被搬送液体を一つの送出口12から図示しないノズルに向けて送出(圧送)するようになっている。
上記構成において、第1及び第2のポンプ1,2の第1,第2エア口9a,9bに圧縮エアを択一的に供給して、第1及び第2のポンプ1,2の両駆動部ピストン8を交互に上下動させることにより両ピストン4を交互に上下動させ、これにより、ボンベから供給される液体二酸化炭素が、各シリンダ3を経て、選択バルブ10の送出口12から図示しないノズルに向けて連続的に圧送されるようになる。
特開2002−5030号公報
上記した構成のものでは、液体二酸化炭素をシリンダ3内に吸入する場合、駆動部ピストン8を圧縮エアにより強制的に上昇させてピストン4を強制的に上昇させ、液体二酸化炭素をシリンダ3内に強制的に吸入するようにしている。ところで、液体二酸化炭素は、常温・常圧では気体として存在するようになる。このため、このような液体二酸化炭素を圧送する場合において、液体二酸化炭素をボンベから上記シリンダ3内へ強制的に吸引すると、ボンベとシリンダ3間の経路全体が、ボンベにおける液体二酸化炭素の充填圧力よりも低下し、これに伴いその経路内で液体二酸化炭素の一部が気化してしまい、1回の圧送量がシリンダ3の圧送可能容量よりも少なくなってしまうという不具合がある。また、これに伴いピストン4の下降速度が速くなるなどの動作不良が発生し、長時間の連続運転に耐えられなくなるおそれがある。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、被搬送液体を所定量ずつ安定して圧送することができると共に、動作不良の発生も防止できる液体圧送装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、被搬送液体を所定の圧力で供給する供給源に接続される吸入口を有すると共に吐出口を有するシリンダと、このシリンダに対して往復移動するピストンと、このピストンを駆動するエア式の駆動部とを備え、前記ピストンの一方向への移動により前記被搬送液体を前記吸入口から前記シリンダ内に吸入し、その一方向とは反対方向への移動により前記シリンダ内の被搬送液体を前記吐出口から吐出する第1のポンプと、
この第1のポンプと同様に構成された第2のポンプと、
これら第1及び第2のポンプの両吐出口に接続され、吐出圧の高い方の吐出口から吐出される被搬送液体を送出口から送出する選択バルブと、
前記第1及び第2の各ポンプの吐出動作の際には、対応する駆動部に圧縮エアを供給してそのエア圧力により対応するピストンを吐出方向へ移動させ、前記第1及び第2の各ポンプの吸入動作の際には、前記供給源からシリンダ内に供給される被搬送液体の供給圧力により対応するピストンを吸入方向へ移動させるように各駆動部を制御する駆動部制御手段と、
前記第1及び第2の各ポンプの吸入動作の際に、対応する駆動部から排出される排気流量を制御する排気制御手段とを備え
前記駆動部制御手段により前記第1及び第2のポンプの各駆動部を制御して前記第1及び第2のポンプの両ピストンを交互に往復動させることにより、被搬送液体を前記選択バルブの前記送出口から連続的に圧送することを特徴とする。
この場合、吸入方向へ移動するピストンの移動速度が、吐出方向へ移動するピストンの移動速度よりわずかに速くなるように制御することが好ましい(請求項2の発明)。
上記した本発明によれば、被搬送液体をシリンダ内に吸入する吸入動作の際に、シリンダ内に供給される被搬送液体の供給圧力により対応するピストンを吸入方向へ移動させると共に、対応する駆動部から排出される排気流量を制御することにより、供給源から供給される被搬送液体を、圧力を下げることなくシリンダ内へ吸入することができる。このため、供給源とシリンダとの間で被搬送液体が気化することが抑えられ、被搬送液体を所定量ずつ安定して圧送することができると共に、第1及び第2のポンプの動作不良の発生も防止できる。
以下、本発明の一実施形態について図1及び図2を参照して説明する。図1には、本発明の液体圧送装置の概略構成が示されている。この図1において、まず第1及び第2のポンプ21,22について説明する。これら両ポンプ21,22は同一構成であるので、第1のポンプ21を代表して説明する。
第1のポンプ21は、プランジャー式のポンプであり、シリンダ23内にピストン24を軸方向に往復移動可能に設けると共に、シリンダ23の先端部に、吸入口25及び吐出口26を有しており、吸入口25内には逆止弁27を設けている。ピストン24を駆動する駆動部28は、エア式のもので、上記シリンダ23よりも内径寸法が大きな駆動部シリンダ29と、この駆動部シリンダ29内を往復移動する駆動部ピストン30とから構成されていて、この駆動部ピストン30の先端部が上記ピストン24に連結されている。
駆動部28における駆動部ピストン30の受圧面はピストン24の受圧面より大きい構成となっていて、駆動部28の小さな駆動力で吐出口26から大きな吐出圧で被搬送液体を吐出し得る構成となっている。駆動部シリンダ29には、上部に第1エア口31が設けられていると共に、下部に第2エア口32が設けられている。これら第1エア口31及び第2エア口32は、駆動部シリンダ29内と連通している。第2のポンプ22において、第1のポンプ21と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
また、第1のポンプ21において、駆動部ピストン30の外周部には、被検体としてのマグネット33が設けられている。そして、駆動部シリンダ29の外周部には、それぞれ磁気センサからなる2個の位置センサ34,35が設けられている。これらマグネット33と位置センサ34,35は、駆動部ピストン30の位置検出手段を構成する。位置センサ34,35のうち上部の位置センサ34は、駆動部ピストン30ひいてはピストン24の上端位置を検出する位置に配置され、下部の位置センサ35は、駆動部ピストン30ひいてはピストン24の下端位置よりも少し上の下端間近位置を検出する位置に配置されている。
第2のポンプ22側にも、第1のポンプ21における上記マグネット33と、2個の位置センサ34,35に相当するものとして、マグネット36と、2個の位置センサ37,38が設けられている。位置センサ37,38のうち上部の位置センサ37は、駆動部ピストン30ひいてはピストン24の上端位置を検出する位置に配置され、下部の位置センサ38は、駆動部ピストン30ひいてはピストン24の下端位置よりも少し上の下端間近位置を検出する位置に配置されている。これらマグネット36と位置センサ37,38は、駆動部ピストン30の位置検出手段を構成する。
そして、上記第1及び第2の両ポンプ21,22の各吸入口25は、それぞれ接続管40a,40bを介して、被搬送液体の供給源であるボンベ41に接続されている。ボンベ41内には、被搬送液体である液体二酸化炭素が例えば5.5MPaの充填圧力で封入されている。このとき、ボンベ41は充分に冷却しておくことが好ましい。また、両ポンプ21,22の各吐出口26は、それぞれ接続管42、43を介して選択バルブ44に接続されていて、選択バルブ44内には往復弁45が収容されている。選択バルブ44は、この往復弁45により、接続管42,43のうち吐出圧が低い側の接続管を閉鎖しつつ、各吐出口26から吐出される被搬送液体を一つの送出口46から吐出するようになっている。その送出口46には図示しないノズルが接続され、そのノズルに向けて被搬送液体である液体二酸化炭素が圧送される。
第1のポンプ21において、上記第1エア口31は、3方弁からなる第1の電磁弁48のポートAに接続されている。この第1の電磁弁48の出口となるポートRは、第1のスピードコントローラ49を介して排気管50に接続されている。第1のスピードコントローラ49は、ここを通過する排気の速度ひいては排気流量を制御するものであり、排気制御手段を構成する。第2エア口32は、接続管51を介して排気管50に接続されている。第1の電磁弁48のもう一つのポートPは、給気管52に接続されている。給気管52は、圧縮エアを供給するエア供給源(図示せず)に接続されている。第1の電磁弁48は、ON状態では、図1に示すようにポートPとポートAとが接続され、OFF状態では、ポートAとポートRとが接続される。
第2のポンプ22において、第1エア口31は、3方弁からなる第2の電磁弁53のポートAに接続されている。この第2の電磁弁53の出口となるポートRは、第2のスピードコントローラ54を介して排気管50に接続されている。この第2のスピードコントローラ54も、ここを通過する排気の速度ひいては排気流量を制御するものであり、排気制御手段を構成する。第2エア口32は、接続管55を介して排気管50に接続されている。第2の電磁弁53のもう一つのポートPは、給気管56に接続されている。給気管56は、給気管52と共にエア供給源に接続されている。第2の電磁弁53も、第1の電磁弁48と同様に、ON状態ではポートPとポートAとが接続され、OFF状態では、図1に示すようにポートAとポートRとが接続される。
一方、制御装置60は、例えばマイクロコンピュータにより構成されていて、上記位置センサ34,35、37,38から検知信号が入力されると共に、その検知信号及び予め備えた制御プログラムに基づき、第1及び第2の電磁弁48,53を制御することにより、第1及び第2のポンプ21,22の駆動部28を制御する機能を備えている。この制御装置60は、駆動部制御手段を構成する。
次に、上記構成の作用を、図2も参照して説明する。なお、図1は、第1及び第2のポンプ22の各シリンダ23内に、被搬送液体である液化二酸化炭素が吸入されているとする。また、この図1は、第1のポンプ21が吐出動作の途中の状態で、第2のポンプ22が吸入動作の途中の状態が示されている。
第1の電磁弁48がON状態になると、ポートPとポートAとが接続され、エア供給源から供給される圧縮エアが、給気管52、第1の電磁弁48を通り、第1のポンプ21における第1エア口31から駆動部シリンダ29内に供給される。すると、その圧縮エアの圧力により駆動部ピストン30及びピストン24が吐出方向である図1の矢印A方向へ移動し、シリンダ23内の液体二酸化炭素が吐出口26から吐出される。吐出口26から吐出された液体二酸化炭素は、接続管42を通り、選択バルブ44の往復弁45を開いて送出口46から送出される。このとき、第1のポンプ21における駆動部シリンダ29において、駆動部ピストン30により押された空気は、第2エア口32から接続管51、排気管50を通り排出される。このときの第1のポンプ21の動作が吐出動作となる。
一方、第2の電磁弁53がOFF状態であると、ポートAとポートRとが接続され、第2のポンプ22における第1エア口31は、第2の電磁弁53及びスピードコントローラ54を介して排気管50に連通した状態となっている。また、吸入口25には、常に供給源であるボンベ41側の供給圧力が作用しているため、ボンベ41側の液体二酸化炭素がピストン24を吸入方向である矢印B方向へ押し上げながらシリンダ23内に吸入される。このとき、吸入方向へ移動する第2のポンプ22のピストン24の移動速度(上昇速度V1)が、吐出方向へ移動する第1のポンプ21のピストン24の移動速度(下降速度V2)よりもわずかに速くなるように(V1>V2)、スピードコントローラ54の排気速度(排気流量)を調整する。このときの第2のポンプ22の動作が吸入動作となる。
そして、第1のポンプ21における駆動部ピストン30が下端近くまで移動し、位置センサ35が駆動部ピストン30の下端間近位置を検知すると、その検知信号S1が制御装置60に出力される。
すると、制御装置60は、第2の電磁弁53をOFFからONに切り替える(図2参照)。すると、第2の電磁弁53はポートPとポートAとが接続されるように切り替わり、エア供給源から供給される圧縮エアが、給気管56、第2の電磁弁53を通り、第2のポンプ22における第1エア口31から駆動部シリンダ29内に供給されるようになる。すると、その圧縮エアの圧力により駆動部ピストン30及びピストン24が吐出方向である図1の矢印Bとは反対方向へ移動し、シリンダ23内の液体二酸化炭素が吐出口26から吐出される。吐出口26から吐出された液体二酸化炭素は、接続管43を通り、選択バルブ44の往復弁45を開いて送出口46から送出されるようになる。このとき、第2のポンプ22における駆動部シリンダ29において、駆動部ピストン30により押された空気は、第2エア口32から接続管55、排気管50を通り排出される。
第1のポンプ21における駆動部ピストン30が下端位置まで達すると、第1の電磁弁48はOFFに切り替えられる。すると、第1の電磁弁48は、ポートAとポートRとが接続されるように切り替えられ、第1のポンプ21における第1エア口31は、第1の電磁弁48及びスピードコントローラ49を介して排気管50に連通した状態となる。また、吸入口25には、常に供給源であるボンベ41側の供給圧力が作用しているため、ボンベ41側の液体二酸化炭素がピストン24を吸入方向である矢印Aとは反対方向へ押し上げながらシリンダ23内に吸入されるようになる。このとき、吸入方向へ移動する第1のポンプ22のピストン24の移動速度(上昇速度V1)が、吐出方向へ移動する第2のポンプ22のピストン24の移動速度(下降速度V2)よりもわずかに速くなるように(V1>V2)、スピードコントローラ49の排気速度(排気流量)を調整する。
そして、第2のポンプ22における駆動部ピストン30が下端近くまで移動し、位置センサ38が駆動部ピストン30の下端間近位置を検知すると、その検知信号S2が制御装置60に出力される。
すると、制御装置60は、第1の電磁弁48をOFFからONに切り替える(図2参照)。すると、第1の電磁弁48はポートPとポートAとが接続されるように切り替わり、エア供給源から供給される圧縮エアが、第1のポンプ22における第1エア口31から駆動部シリンダ29内に供給されるようになる。すると、その圧縮エアの圧力により駆動部ピストン30及びピストン24が吐出方向である図1の矢印A方向へ移動し、シリンダ23内の液体二酸化炭素が吐出口26から吐出されるようになる。
このようにして、第1のポンプ21が吐出動作と吸入動作を交互に繰り返すと共に、第2のポンプ22が吸入動作と吐出動作を交互に繰り返すことにより、選択バルブ44の送出口46からは、液体二酸化炭素が連続的に圧送されるようになる。
上記した実施形態によれば、被搬送液体である液体二酸化炭素をシリンダ23内に吸入する吸入動作の際に、シリンダ23内に供給される液体二酸化炭素の供給圧力により対応するピストン24を吸入方向へ移動させると共に、対応する駆動部28の第1エア口31から排出される排気流量をスピードコントローラ49,54により制御することにより、供給源であるボンベ41から供給される液体二酸化炭素を、圧力を下げることなくシリンダ23内へ吸入することができる。このため、ボンベ41とシリンダ23との間で液体二酸化炭素が気化することが抑えられ、液体二酸化炭素を所定量ずつ安定して圧送することができると共に、第1及び第2のポンプ21,22の動作不良の発生も防止できる。
この場合、供給源であるボンベ41を充分に冷却しておくと、液体二酸化炭素の供給に伴いボンベ41内の圧力が低下してきても、ボンベ41内の液体二酸化炭素が気化することを極力防止することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
排気制御手段は、供給源であるボンベ41側の圧力に応じて排気流量を制御する構成とすることもできる。
被搬送液体としては、液体二酸化炭素に限られず、例えば液体プロパンにも適用できる。
本発明の一実施形態を示す概略構成図 第1及び第2のポンプのタイミングチャート 従来例を示すポンプ装置の断面図
符号の説明
図面中、21は第1のポンプ、22は第2のポンプ、23はシリンダ、24はピストン、25は吸入口、26は吐出口、28は駆動部、29は駆動部シリンダ、30は駆動部ピストン、31は第1エア口、32は第2エア口、41はボンベ(供給源)、44は選択バルブ、46は送出口、48は第1の電磁弁、49はスピードコントローラ(排気制御手段)、53は第2の電磁弁、54はスピードコントローラ(排気制御手段)、60は制御装置(駆動部制御手段)を示す。

Claims (2)

  1. 被搬送液体を所定の圧力で供給する供給源に接続される吸入口を有すると共に吐出口を有するシリンダと、このシリンダに対して往復移動するピストンと、このピストンを駆動するエア式の駆動部とを備え、前記ピストンの一方向への移動により前記被搬送液体を前記吸入口から前記シリンダ内に吸入し、その一方向とは反対方向への移動により前記シリンダ内の被搬送液体を前記吐出口から吐出する第1のポンプと、
    この第1のポンプと同様に構成された第2のポンプと、
    これら第1及び第2のポンプの両吐出口に接続され、吐出圧の高い方の吐出口から吐出される被搬送液体を送出口から送出する選択バルブと、
    前記第1及び第2の各ポンプの吐出動作の際には、対応する駆動部に圧縮エアを供給してそのエア圧力により対応するピストンを吐出方向へ移動させ、前記第1及び第2の各ポンプの吸入動作の際には、前記供給源からシリンダ内に供給される被搬送液体の供給圧力により対応するピストンを吸入方向へ移動させるように各駆動部を制御する駆動部制御手段と、
    前記第1及び第2の各ポンプの吸入動作の際に、対応する駆動部から排出される排気流量を制御する排気制御手段とを備え
    前記駆動部制御手段により前記第1及び第2のポンプの各駆動部を制御して前記第1及び第2のポンプの両ピストンを交互に往復動させることにより、被搬送液体を前記選択バルブの前記送出口から連続的に圧送することを特徴とする液体圧送装置。
  2. 吸入方向へ移動するピストンの移動速度が、吐出方向へ移動するピストンの移動速度よりわずかに速くなるように制御することを特徴とする請求項1記載の液体圧送装置。
JP2003277610A 2003-07-22 2003-07-22 液体圧送装置 Expired - Lifetime JP4358569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277610A JP4358569B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 液体圧送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003277610A JP4358569B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 液体圧送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005042619A JP2005042619A (ja) 2005-02-17
JP4358569B2 true JP4358569B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=34264286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003277610A Expired - Lifetime JP4358569B2 (ja) 2003-07-22 2003-07-22 液体圧送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4358569B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112319446A (zh) * 2020-11-06 2021-02-05 厦门金龙汽车新能源科技有限公司 一种电动客车双气泵系统及其控制方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4855056B2 (ja) * 2005-12-05 2012-01-18 シーケーディ株式会社 液体供給システム
JP5365825B2 (ja) * 2006-06-30 2013-12-11 独立行政法人産業技術総合研究所 流量制御空気駆動ポンプ
JP6068160B2 (ja) * 2013-01-24 2017-01-25 株式会社タイヨー製作所 連続移送用ポンプ装置
JP2016047587A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 株式会社ナガセインテグレックス 静圧軸受への作動流体供給装置
JP6546430B2 (ja) * 2015-03-31 2019-07-17 住友金属鉱山株式会社 スラリー送液装置およびスラリー送液設備
JP6193291B2 (ja) * 2015-04-13 2017-09-06 三井造船株式会社 燃料供給装置
JP5934409B1 (ja) * 2015-04-13 2016-06-15 三井造船株式会社 燃料供給装置
CN107795447B (zh) * 2016-08-31 2019-05-28 浙江工业大学 入口增压型二维双联活塞泵
CN112196753B (zh) * 2020-10-09 2022-07-05 西安航天动力研究所 一种co2注入泵系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112319446A (zh) * 2020-11-06 2021-02-05 厦门金龙汽车新能源科技有限公司 一种电动客车双气泵系统及其控制方法
CN112319446B (zh) * 2020-11-06 2021-08-06 厦门金龙汽车新能源科技有限公司 一种电动客车双气泵系统及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005042619A (ja) 2005-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100436818C (zh) 隔膜式计量泵和从隔膜式计量泵中泄放冒泡气体的方法
JP4358569B2 (ja) 液体圧送装置
US7517199B2 (en) Control system for an air operated diaphragm pump
KR101132118B1 (ko) 약액 공급 시스템
JP2006283736A (ja) 自己駆動型液化ガス用ポンプ
WO2016021350A1 (ja) ベローズポンプ装置
CN111530814B (zh) 清洗机
US5273405A (en) Fluid cushioning apparatus for hydraulic intensifier assembly
WO1994027794A1 (fr) Dispositif de commande de pression extreme
KR102249282B1 (ko) 벨로우즈 펌프 장치
KR20060065318A (ko) 왕복동식 압축기의 용량 가변 장치
KR102310981B1 (ko) 벨로즈 펌프 장치
JP4481440B2 (ja) ポンプ装置
JP2005534848A5 (ja)
KR100363748B1 (ko) 펌프의 맥동 감쇠장치
KR100936143B1 (ko) 공기압축 기능을 갖는 유압펌프
JP4855056B2 (ja) 液体供給システム
JP5365825B2 (ja) 流量制御空気駆動ポンプ
JP2010019141A (ja) ポンプ装置、液体ポンプシステム、ローリングダイヤフラムポンプの制御方法
JP4721505B2 (ja) 流体噴出装置
JP4701257B2 (ja) 液体ポンプシステム
JP7377904B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
JP5352324B2 (ja) 液体吐出用ポンプシステム
JP2011190724A (ja) 多段往復動圧縮機及びその運転方法
JP5331547B2 (ja) 液体吐出用ポンプユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4358569

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term