JP4358548B2 - 携帯型内視鏡装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、細長な挿入部の湾曲部を湾曲操作可能な携帯型内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内視鏡装置は、広く利用されている。内視鏡装置は、体腔内や構造物の管内或いは隙間等を観察検査する装置である。
上記内視鏡装置は、体腔内や構造物内等に挿入される細長な挿入部及び、この挿入部の基端側に設けられた操作部とで主に構成されており、上記挿入部に例えば上下/左右方向に湾曲自在な湾曲部を設けたものがある。
【0003】
このような内視鏡装置は、例えば、特開2001−272609号公報に記載されているように操作部(操作リモコン)をフック状部材に吊り下げるためのハンガが設けられたものが提案されている。
このため、上記公報に記載の内視鏡装置は、内視鏡操作を一次中断した際、操作部(操作リモコン)を吊り下げることで、操作部(操作リモコン)から手を離すことができ、非常に便利である。
【0004】
一方、従来の内視鏡装置においては、少なくとも内視鏡に供給するための電源部を内蔵した装置本体を設けたものがある。上記従来の内視鏡装置は、装置本体の筐体を操作者へ装着したり、机上や床に置く等して使用される。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−272609号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の内視鏡装置は、装置本体の筐体を操作者へ装着したり、机上や床に置く等して使用可能であるが、この際、筐体の姿勢を考慮されることなく無造作に扱われる。
【0007】
このため、上記従来の内視鏡装置は、例えば、上記公報のように操作部を単に吊り下げるように構成した場合、筐体の姿勢に対して最適な操作部の位置、方向を取ることができず、所望の方向を向くことが不可能である。また、この場合、上記従来の内視鏡装置は、操作部の位置、方向を考慮して筐体の姿勢を変更すると、操作部の一部が机上や床に当たってしまう。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、装置本体の筐体部に操作部を装着し易く、且つこの筐体の姿勢に応じて最適な操作部の位置、方向を取ることが可能な内視鏡装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯型内視鏡装置は、先端側に湾曲自在な湾曲部を有する細長な挿入部の基端側に操作部を備える内視鏡と、少なくとも電源部を筐体内に内蔵する装置本体と、を具備する携帯型内視鏡装置において、
前記装置本体の筐体および前記内視鏡の操作部は、それぞれ、当該操作部と当該筐とを着脱自在に取り付けること、及び前記操作部と前記筐体とを取り付けた状態において当該操作部の当該筐体に対する装着角度を変更することを可能にする、筐体側装着部および操作部側装着部を備えることを特徴としている
の構成により、装置本体の筐体部に操作部を装着し易く、且つこの筐体の姿勢に応じて最適な操作部の位置、方向を取ることが可能な携帯型内視鏡装置を実現する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図8は、本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の内視鏡装置を示す全体構成図、図2は図1の内視鏡装置の外観斜視図、図3は図2の内視鏡の内部構成を示す要部断面図、図4は図2の筐体側装着部の構成を示す分解図、図5は図4の筐体側装着部の組立状態を示す断面図、図6は図5の方向矢視図であり、図6(a)は図5のA−A方向矢視図、図6(b)は図5のB−B方向矢視図、図7は装置本体を身に付けて内視鏡装置を使用している様子を示す説明図、図8は内視鏡を取り付けたまま装置本体を横倒しに載置した際の様子を示す説明図である。
【0011】
図1に示すように本実施形態の内視鏡装置1は、細長な挿入部20の先端部21に撮像素子(不図示)を内蔵した例えば工業用内視鏡(以下、内視鏡と略記する)2と、この内視鏡2に電源電力を供給する電源部や観察部位を照明するための照明光を供給する光源部及び撮像素子の駆動及びこの撮像素子から出力される画像信号から映像信号を生成する画像処理部及び、この画像処理部から出力される映像信号を得て内視鏡画像を表示する表示装置であるモニタ3を備えた装置本体4とで主に構成されている。
また、内視鏡装置1は、操作者が装置本体4をベルト11を用いて身に付け、内視鏡2の挿入部20を片手で握り、他方の片手で内視鏡2の操作部24を握って使用可能に構成されている。
【0012】
図2に示すように装置本体4は、この筐体10に設けられている金具10aにベルト11の金具11aが着脱自在に接続されるようになっている。
この装置本体4には、内視鏡画像が表示されるLCD( Liquid Crystal Display)等のモニタ3が固定ネジ12によって取り付け部材13に一体的に固定されている。この取付け部材13は図示しないヒンジ部を介して装置本体4に取り付けられており、このことによってモニタ3が装置本体4に対して所定の傾倒角度に調整可能になっている。
【0013】
装置本体4の上面14には、図示しない画像静止用としてのレリーズスイッチ等の機能を有したり、図示しないPCカード収容部に収容されたPCカード内のファイルを表示したり、削除する機能を有する各種スイッチ15が設けられている。
また、装置本体4の筐体10側部には、放熱用のダクト16が形成されており、本体内部の例えば、画像処理部の回路基板等からの熱を放熱するようになっている。
【0014】
更に、装置本体4の筐体10側部には、4隅に保護ゴム17a,17bが設けられている。これら保護ゴム17a,17bは、筐体10全体を保護している。上部側の保護ゴム17aは、モニタ3の保護及びダクト16のカバーを兼ね、下部側の保護ゴム17bは、直立状態のときの筐体10のフット部を兼ねている。尚、これら保護ゴム17a,17bは、後述するように筐体10が横倒しになったときもモニタ3等を保護可能に形成されている。
【0015】
次に、内視鏡2の構成を説明する。
内視鏡2は、細長で可撓性を有する挿入部20と、この挿入部20の基端部に連設する操作部24と、この操作部24から延出する可撓性を有するユニバーサルコード26とで構成されている。ユニバーサルコード26内には照明光を供給するライトガイドファイバ(不図示)や、撮像素子の駆動制御信号或いはこの撮像素子で光電変換した画像信号の授受を行う信号ケーブル(不図示)等が内挿している。
【0016】
挿入部20は、先端側から順に先端部21と、後述する湾曲駒を連設して例えば上下/左右方向に湾曲自在に構成した湾曲部22と、柔軟性を有する可撓管部23とで構成されている。また、図示は省略するが、先端部21の先端面には観察窓、照明窓等が設けられている。
【0017】
操作部24には、この基端側に操作者が片手で握って把持する把持部25が設けられている。また、操作部24には、把持部25を握った際の片手の親指の届く範囲内の例えば、頭頂部に湾曲部22を湾曲動作させるための操作指示手段である湾曲操作指示レバー(以下、湾曲レバーと略記する)31が突出して設けられている。また、ユニバーサルコード26は、把持部25の後端部から延出して装置本体4に電気的に接続されている。
【0018】
湾曲レバー31は、傾倒方向及び傾倒角度を変化させる傾倒操作を行うことによって、後述する牽引部材を移動させて湾曲部22を所望の方向に所望の湾曲量だけ湾曲させるようになっている。そして、湾曲レバー31が直立状態のとき湾曲部22は、直線状態になるように構成されている。
【0019】
また、本実施形態では、操作部24を装置本体4の筐体10側部に着脱自在に取り付け可能な装着部50を設けて構成している。更に、具体的に説明すると、装置本体4の筐体10側部の所定位置には、内視鏡2の操作部24を着脱自在に取り付け可能な筐体側装着部51が設けられている。一方、内視鏡2の操作部24側部の所定位置には、筐体側装着部51に着脱自在に取り付けられる操作部側装着部52が設けられている。
【0020】
本実施形態では、操作部側装着部52をフック状に突設して形成しており、この操作部側装着部52を取り付ける受け部として筐体側装着部51に挿入側を広くして挿入し易い形状とした貫通孔53を形成している。
そして、これら筐体側装着部51及び操作部側装着部52で構成される装着部50は、操作部24を装着した状態で、この操作部24の装着角度が所定角度、筐体10に対して操作部24を回動可能としている。尚、この装着部50の詳細構成は、後述する。
【0021】
先ず、図3を参照して内視鏡2の内部構成を説明する。
図3に示すように内視鏡挿入部20の湾曲部22は、複数の湾曲駒22a、…、22nを連設して構成されており、先端部21を構成する先端硬質部材に連結される。この湾曲部22の最先端の湾曲駒22aには、湾曲装置30を構成する上下/左右の操作方向にそれぞれ対応する牽引部材である4本の操作ワイヤ33の先端部がそれぞれ所定位置に固定されている。
【0022】
そして、湾曲装置30は、操作ワイヤ33と、これらワイヤ33の中途部がそれぞれ巻回配置される周方向溝34aを有するプーリ34と、このプーリ34を湾曲操作時所定方向に所定トルクで回転させる駆動手段であるモータ35と、ワイヤ33の基端部が固定される湾曲レバー31に設けられた略十字形状のアーム部材36とで主に構成されている。
【0023】
4本の操作ワイヤ33は、挿入部20内に挿通配置されているワイヤ挿通管路33A内を挿通して操作部24内まで延出されて、プーリ34に巻回されている。そして、巻回された操作ワイヤ33の基端部をアーム部材36の所定の湾曲形状のアーム部36aにそれぞれワイヤ止め33bによって一体的に固定している。
【0024】
操作ワイヤ33の中途部は、周方向溝34aに対して所定の弛緩状態で巻回配置されている。また、プーリ34は、モータ35の駆動力を伝達する第1歯車37a、第2歯車37bによって回転されるようになっている。尚、湾曲レバー31とアーム部材36とは、フレーム38に回動自在に配設される軸受40の対向する所定位置に同軸に取付け固定されている。
【0025】
また、内視鏡2は、操作部24を作業台等の机上や床上に載置させた状態で操作可能なように、操作部本体24aの底面及び把持部25の底面に、滑り性及び安定した設置性を考慮して、ゴム製で所定形状の脚部41を複数設けている。また、把持部25の基端面側側部に、ユニバーサルコード26が配置される切欠部42を形成している。この切欠部42の底面側には逃がし部が形成されており、端面部には口金43が配置されており、この口金43を介してユニバーサルコード26が延出している。
【0026】
上述のように内視鏡2を構成したことによって、図1で示したように腕を下げた状態にして把持部25を把持することができるとともに、この把持部25を把持した手の親指で湾曲レバー31を自在に操作することができる。このことによって、腕に負担をかけることなく、挿入部20の捻じり操作や湾曲部22の湾曲操作を自在に行える。
【0027】
次に、図4ないし図6を参照して装着部50の具体的な構成例を説明する。上述したように内視鏡2は操作部側装着部52がフック状に形成されており、一方、この操作部側装着部52を挿入される装置本体4の筐体10の筐体側装着部51は貫通孔53を形成している。
【0028】
筐体側装着部51は、図4及び図5に示すようにフック状の操作部側装着部52を受ける受け部本体61と、この受け部本体61に接続固定されてこの受け部本体61と一体的に回動自在な回動部材62と、この回動部材62の回動に対して付勢力を与えるコイル状ばね63と、これらコイル状ばね63及び回動部材62を収納すると共に、筐体10の外周面に固定されて回動部材62の回転方向の位置決めを行う筒状固定部材64とで構成されている。
【0029】
受け部本体61は、上述した貫通孔53が挿入側を広くし、奥に行くに従い狭く、そしてフック状の操作部側装着部52と概略同一の大きさとなるように挿入し易い形状に形成されている。このことにより、受け部本体61は、フック状の操作部側装着部52が貫通孔53に挿入されてもきつ過ぎず且つ緩すぎないようになっている。そして、この受け部本体61は、外表面から貫通孔53に連通する連通部71を介してねじ72aによって回動部材62にねじ止め固定されて一体的に構成されるようになっている。
【0030】
筒状固定部材64は、コイル状ばね63及び回動部材62を収納するための溝部73がコイル状ばね63及び回動部材62を覆うように形成されており、ねじ72bによって筐体10の外周面にねじ止め固定されるようになっている。また、筒状固定部材64は、溝部73の側部に連通して切欠部74が形成されており、この切欠部74にコイル状ばね63の外径方向に延出した端部63aが挿入固定されるようになっている。更に、筒状固定部材64は、回動部材62の回転を規制する規制部75が内周面の径方向に突設して設けられている。
【0031】
回動部材62は、外周側面から径方向に切欠部76が形成されており、この切欠部76にコイル状ばね63の他端部63bが挿入固定されて外周側面に配置されるようになっている。このことにより、回動部材62は、図6(a)に示すように端部63aが筒状固定部材64に挿入固定されたコイル状ばね63の付勢力に抗して回動可能な構成となっている。
【0032】
また、回動部材62は、受け部側に略円形状の突設部77が設けられている。この突設部77には、周方向に亘って所定長さの切欠部78が形成されており、この切欠部78に筒状固定部材64の規制部75が挿入されるように構成されている。このことにより、回動部材62は、コイル状ばね63の付勢力に抗して回転された際、図6(b)に示すように筒状固定部材64の規制部75に切欠部78の当接面78aが当接して回転を規制されるようになっている。
【0033】
次に、筐体側装着部51の組立方法を説明する。
先ず、コイル状ばね63の基端部を回動部材62の切欠部76に挿入してこの回動部材62の外周側面に配置する。次に、この回動部材62と共にコイル状ばね63を筒状固定部材64の溝部73に嵌め込んでコイル状ばね63の端部63aを切欠部74に挿入する。この状態で、筒状固定部材64を筐体10側部にねじ72bで固定する。そして、受け部本体61を回動部材62にねじ72aで固定する。これにより、筐体側装着部51は、図1又は図5に示したように構成される。
そして、筐体側装着部51は、上述したように受け部本体61が回動部材62と共に筒状固定部材64に対してコイル状ばね63の付勢力に抗して所定角度、回動可能となる。
【0034】
このように構成される内視鏡装置1は、図1で上述したように通常、操作者が装置本体4をベルト11を用いて身に付け、内視鏡2の挿入部20を片手で握り、他方の片手で内視鏡2の操作部24を握って使用される。
そして、操作者は、装置本体4に対してモニタ3を所定の傾倒角度に調整して、このモニタ3の表示画面に表示される内視鏡画像を観察しながら内視鏡検査を行う。
【0035】
ここで、内視鏡装置1は、図7に示すように内視鏡2の操作部24を装置本体4の筐体10側部に取り付けることで、重い内視鏡2を手に持つこと無く、把持部25のみを把持して親指で湾曲レバー35を操作して湾曲部22の湾曲操作が可能である。このとき、内視鏡装置1は、操作部24の操作部側装着部52が装置本体4の筐体側装着部51に着脱自在に取り付けられている。
そして、内視鏡検査中、操作者は、把持部25を把持した方の手を動かしたり、身じろぎをして体の向き等変えたりするときがある。
【0036】
この際、内視鏡装置1は、筐体側装着部51に操作部24の操作部側装着部52を装着した状態で、上述したように筐体側装着部51がコイル状ばね63の付勢力に抗して所定角度回動し、従って、装置本体4の筐体10に対して操作部24が所定角度回動する。
即ち、内視鏡装置1は、装置本体4(筐体10)の姿勢に応じて操作部24が最適な位置、方向を取ることが可能となる。
【0037】
また、操作者は、作業の都合上、装置本体4を作業台等の机上や床上に載置させた状態で操作する場合がある。
ここで、内視鏡装置1は、図8に示すように内視鏡2の操作部24を取り付けたまま装置本体4が机上や床上に載置される。このとき、装置本体4は、保護ゴム17a,17bで支持される。
【0038】
一方、内視鏡2の操作部24は、上述したように装置本体4の筐体10に対して操作部24が所定角度回動するので、装置本体4(筐体10)の姿勢に応じて最適な位置、方向を取り、複数の脚部41で支持される。
この結果、内視鏡装置1は、操作部24を装置本体4の筐体10側部に装着し易く、且つこの筐体10の姿勢に応じて最適な操作部24の位置、方向を取ることが可能である。
【0039】
尚、本実施の形態の内視鏡装置1は、装着部50として操作部側装着部52をフック状に突設して形成し、このフック状の操作部側装着部52を取り付ける筐体側装着部51を貫通孔53を形成して構成しているが、本発明はこれに限定されず、これら筐体側装着部51と操作部側装着部52との形状を逆に構成しても構わない。
【0040】
また、本実施の形態の内視鏡装置1は、操作部として内視鏡2の挿入部基端側に連設されて構成されているが、本発明はこれに限定されず、操作部として挿入部に連設されず、単体で用いられるリモコン(リモートコントローラ)形状ものであっても良い。
【0041】
(第2の実施の形態)
図9及び図10は、本発明の第2の実施の形態に係り、図9は第2の実施の形態の内視鏡装置を示す概略構成図、図10は図9の装着部を示す説明図である。
本第2の実施の形態は、装着部50として操作部側装着部52をフック状ではなく凸形状に形成し、この凸形状の操作部側装着部52を取り付ける筐体側装着部51を凹形状に形成して構成する。それ以外の構成は、上記第1の実施の形態と同様なので説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付して説明する。
【0042】
即ち、図9に示すように第2の実施の形態の内視鏡装置1Bは、装着部50Bとして操作部側装着部52Bをフック状ではなく凸形状に形成し、この凸形状の操作部側装着部52Bを取り付ける筐体側装着部51Bを凹形状に形成して構成されている。
【0043】
更に、具体的に説明すると、図10に示すように操作部側装着部52Bは、凸形状として略円柱状に突設して形成され、この側部外周に径方向に沿って所定長さの溝部81を形成している。更に、操作部側装着部52Bは、先端を先細に形成して筐体側装着部51Bに挿入し易い形状としている。
【0044】
一方、筐体側装着部51Bは、筐体10の外装部に内壁から取り付けナット82により受けゴム保持部材83が取り付けられ、この受けゴム保持部材83の筒状部83aに内設して受けゴム84が設けられている。この受けゴム84は、操作部側装着部52Bの溝部81に係合する突部85が内壁の径方向に沿って所定長さ設けられている。
【0045】
このことにより、操作部側装着部52Bは、筐体側装着部51Bに挿入し易く且つ、筐体側装着部51Bに取り付けられた状態で、受けゴム保持部材83で保持されて所定角度回動可能であり、即ち、内視鏡装置1Bは、装置本体4の筐体10に対して操作部24が所定角度回動可能となる。
従って、本第2の実施の形態の内視鏡装置1Bは、上記第1の実施の形態と同様な効果を得ることに加え、簡易に構成可能である。
【0046】
尚、本実施の形態の内視鏡装置1Bは、操作部側装着部52Bの溝部81を所定長さ形成し、筐体側装着部51Bの突部85を所定長さ形成して装置本体4の筐体10に対して操作部24が所定角度回動可能に構成しているが、本発明はこれに限定されず、操作部側装着部52Bの溝部を周回溝とし、筐体側装着部51Bを周回突部として回動自在に周回可能に構成しても構わない。
また、本実施の形態の内視鏡装置1Bは、上記第1の実施の形態で上述したように筐体側装着部51と操作部側装着部52との形状を逆に構成しても構わない。
【0047】
(第3の実施の形態)
図11及び図12は、本発明の第3の実施の形態に係り、図11は第3の実施の形態の内視鏡装置を示す概略構成図、図12は図11の装着部を示す説明図である。
本第3の実施の形態は、磁石を用いて装着部50Cを構成する。それ以外の構成は、上記第2の実施の形態と同様なので説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付して説明する。
【0048】
即ち、図11に示すように第3の実施の形態の内視鏡装置1Cは、装着部50として上記第2の実施の形態と同様に操作部側装着部52Cを凸形状に形成し、この凸形状の操作部側装着部52Cを取り付ける筐体側装着部51Cを凹形状に形成すると共に、これら操作部側装着部52C及び筐体側装着部51Cを磁石を用いて構成されている。
【0049】
更に、具体的に説明すると、図12に示すように操作部側装着部52Cは、凸形状として略円柱状の磁石91を取り付けねじ92で操作部24の外装部にねじ止め固定されて形成されている。
【0050】
一方、筐体側装着部51Cは、筐体10の外装部に内壁から取り付けナット93により保持部材94が取り付けられ、この保持部材94の筒状部94aの底面に略円形状の磁石95を取り付けねじ96でねじ止め固定されて形成されている。
更に、筐体側装着部51Cは、筒状部の開口94bをザグリ形状に形成して、操作部側装着部52Cを挿入し易い形状としている。
【0051】
このことにより、操作部側装着部52Cは、筐体側装着部51Cに挿入し易く且つ、筐体側装着部51Cに取り付けられた状態で、保持部材94で保持されて回動可能であり、即ち、内視鏡装置1Cは、装置本体4の筐体10に対して操作部24が回動可能となる。
従って、本第3の実施の形態の内視鏡装置1Cは、上記第2の実施の形態と同様な効果を得ることが可能である。
【0052】
ところで、装置本体4は、この筐体10に設けられている金具10aにベルト11の金具11aが着脱自在に接続されて図1及び図7で示したように身に付けられるようになっている。
ここで、図13は、肩ベルトと腰ベルトとの2つのベルトを用いた際の様子を示す説明図、図14は図13の装置本体を示す斜視図である。
【0053】
図13及び図14に示すようにベルト11を肩ベルト11Aと腰ベルト11Bとの2つ用い、肩ベルト11Aは背中に対して斜めに掛けるようにし、腰ベルト11Bは腰に回して掛けるようにしている。尚、これら肩ベルト11A及び腰ベルト11Bは、長さ調整部11cが設けられている。
これにより、ベルト11が1つのみに比べ、安定して装置本体4を身に着けることが可能となっている。
【0054】
また、装置本体4は、この筐体10側部の4隅に保護ゴム17a,17bが設けられており、上部側の保護ゴム17aはモニタ3の保護及びダクト16のカバーを兼ねている。
ここで、図15は、装置本体の上部側を示す説明図であり、図15(a)は装置本体の上部側を示す拡大図、図15(b)は図15(a)の断面図である。
【0055】
図15(a)に示すように上部側の保護ゴム17aは、ダクト16を覆って設けられている。このため、内視鏡装置は、野外等で用いる際に、画像処理部やその他の回路基板を備えている装置本体4に対して、図15(b)に示すようにダクト16への雨等の水滴の浸入を防止可能になっている。
【0056】
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0057】
[付記]
(付記項1) 先端側に湾曲自在な湾曲部を有する細長な挿入部と、
少なくとも前記挿入部の湾曲操作が可能な操作部と、
少なくとも電源部を有する装置本体と、
を具備し、
前記操作部を前記装置本体の筐体部に着脱自在に取り付け可能としたことを特徴とする内視鏡装置。
【0058】
(付記項2) 前記操作部を前記装置本体の筐体部に着脱自在に取り付け可能な装着部を有し、この装着部は前記操作部を装着した状態で、前記筐体に対して前記操作部を回動可能としたことを特徴とする付記項1に記載の内視鏡装置。
【0059】
(付記項3) 前記装着部は、フック状装着部とこのフック状装着部を挿入するフック受け装着部とから構成されることを特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。
【0060】
(付記項4) 前記装着部は、凸状装着部とこの凸状装着部を挿入する凹状装着部とから構成されることを特徴とする付記項2に記載の内視鏡装置。
【0061】
(付記項5) 前記フック受け装着部は、内部にコイル状ばねを有し、このコイル状ばねの付勢力に抗して回動可能に構成されることを特徴とする付記項3に記載の内視鏡装置。
【0062】
(付記項6) 前記フック受け装着部は、前記フック状装着部を受ける受け部本体と、この受け部本体に接続固定されてこの受け部本体と一体的に回動自在な回動部材と、この回動部材の回動に対して付勢力を与えるコイル状ばねと、これらコイル状ばね及び回動部材を収納すると共に、前記筐体の外周面に固定されて前記回動部材の回転方向の位置決めを行う筒状固定部材とで構成されることを特徴とする付記項3に記載の内視鏡装置。
【0063】
(付記項7) 前記フック受け装着部は、前記フック状装着部を挿入するための貫通孔が形成され、この貫通孔は挿入側を広くし、奥に行くに従い狭く、且つ前記フック状装着部と概略同一の大きさに形成されることを特徴とする付記項3に記載の内視鏡装置。
【0064】
(付記項8) 前記凸状装着部と凹状装着部とは、磁石を用いて構成されることを特徴とする付記項4に記載の内視鏡装置。
【0065】
(付記項9) 前記受け部本体は、前記フック状装着部を挿入するための貫通孔が形成され、この貫通孔は挿入側を広くし、奥に行くに従い狭く、且つ前記フック状装着部と概略同一の大きさに形成されることを特徴とする付記項6に記載の内視鏡装置。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、装置本体の筐体部に操作部を装着し易く、且つこの筐体の姿勢に応じて最適な操作部の位置、方向を取ることが可能な携帯型内視鏡装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の内視鏡装置を示す全体構成図
【図2】図1の内視鏡装置の外観斜視図
【図3】図2の内視鏡の内部構成を示す要部断面図
【図4】図2の筐体側装着部の構成を示す分解図
【図5】図4の筐体側装着部の組立状態を示す断面図
【図6】図5の方向矢視図
【図7】装置本体を身に付けて内視鏡装置を使用している様子を示す説明図
【図8】内視鏡を取り付けたまま装置本体を横倒しに載置した際の様子を示す説明図
【図9】第2の実施の形態の内視鏡装置を示す概略構成図
【図10】図9の装着部を示す説明図
【図11】第3の実施の形態の内視鏡装置を示す概略構成図
【図12】図11の装着部を示す説明図
【図13】肩ベルトと腰ベルトとの2つのベルトを用いた際の様子を示す説明図
【図14】図13の装置本体を示す斜視図
【図15】装置本体の上部側を示す説明図
【符号の説明】
1…内視鏡装置
2…内視鏡
3…モニタ
4…装置本体
10…筐体
20…挿入部
21…先端部
22…湾曲部
23…可撓管部
24…操作部
25…把持部
31…湾曲レバー
50…装着部
51…筐体側装着部
52…操作部側装着部
53…貫通孔
61…受け部本体
62…回動部材
63…コイル状ばね
64…筒状固定部材

Claims (12)

  1. 先端側に湾曲自在な湾曲部を有する細長な挿入部の基端側に操作部を備える内視鏡と、少なくとも電源部を筐体内に内蔵する装置本体と、を具備する携帯型内視鏡装置において、
    前記装置本体の筐体および前記内視鏡の操作部は、それぞれ、当該操作部と当該筐とを着脱自在に取り付けること、及び前記操作部と前記筐体とを取り付けた状態において当該操作部の当該筐体に対する装着角度を変更することを可能にする、筐体側装着部および操作部側装着部を備えることを特徴とする携帯型内視鏡装置。
  2. 前記装置本体は、内視鏡画像を表示するモニタを備え、
    前記モニタの画面に対して側面に対応する前記装置本体の側部である少なくとも一方の面に筐体側装着部を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯型内視鏡装置。
  3. 前記装置本体は、当該装置本体の筐体にヒンジ部を介して取り付けられる、内視鏡画像を表示するモニタを備え、
    前記筐体は、当該筐体に取り付けられたモニタの画面側面に対応する前記筐体の側部である少なくとも一方の面に筐体側装着部を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯型内視鏡装置。
  4. 前記装置本体の筐体の四隅には、当該筐体全体を保護する保護部材を兼ねたフット部が設けられ、
    前記フット部は、前記筐体の直立載置状態、又は横倒し載置状態を保護することを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯型内視鏡装置。
  5. 前記装置本体の筐体の四隅に載置状態において当該筐体を支持する保護部材を設け、前記内視鏡の操作部本体の底面及び把持部の底面にゴム製の脚部を設ける構成において、
    前記操作部側装着部と前記筐体側装着部とを取り付けた状態において、前記内視鏡の前記脚部と、前記装置本体の前記保護部材とが一面に設置した、載置状態を得られることを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯型内視鏡装置。
  6. 前記装着部は、前記内視鏡の操作部側に設けられたフック状の操作部側装着部と、前記装置本体の筐体の側部に対して回動自在に設けられ、前記操作部側装着部が着脱自在に取り付けられる筐体側装着部とを備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の携帯型内視鏡装置。
  7. 前記筐体側装着部は、
    前記フック状の操作部側装着部が挿入される貫通孔を備える受け部本体と、
    この受け部本体に一体的に接続固定され、前記筐体に対して当該受け部本体と一体で回動する回動部材と、
    この回動部材の外周側面に配置され、当該回動部材の外周面側から形成された切欠部に端部が固定され、前記回動部材の回転方向に付勢力を付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段、および前記回動部材を収納するための溝部、及び当該溝部の外側に前記付勢手段の端部が挿入固定される切欠部を備え、当該回動部材を前記筐体に対して回動自在に保持するために前記筐体の所定位置に一体的に固定される筒状固定部材と、
    を具備することを特徴とする請求項6に記載の携帯型内視鏡装置。
  8. 前記装着部は、前記内視鏡の操作部側に設けられる円柱状、又は凹形状の操作部側装着部と、前記装置本体の筐体に設けられ前記円柱状の操作部側装着部が係入自在な凹形状、又は前記凹形状の操作部側装着部に係入自在な円柱状の筐体側装着部とを備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の携帯型内視鏡装置。
  9. 前記円柱状の凸部は、側部外周面に径方向に沿って所定長さの溝部を備え、
    前記凹形状部は筒状部に管状の受けゴムを内設して構成され、当該受けゴムは、その内壁に径方向に沿って所定長さに設けられ、前記溝部が係合する突部を備えることを特徴とする請求項8に記載の携帯型内視鏡装置。
  10. 前記円柱状の凸部は、側部外周面に径方向に沿って所定長さの突部を備え、
    前記凹形状部は筒状部に管状の受けゴムを内設して構成され、当該受けゴムは、その内壁に径方向に沿って所定長さに設けられ、前記突部が係合する溝部を備えることを特徴とする請求項8に記載の携帯型内視鏡装置。
  11. 前記装着部は、磁石を用いて構成されることを特徴とする請求項8に記載の携帯型内視鏡装置。
  12. 前記装置本体の筐体に、肩ベルト、及び腰ベルトを着脱自在に接続することが可能な金具を設けたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の携帯型内視鏡装置。
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