JP4357354B2 - 電動式ロータリアクチュエータ - Google Patents

電動式ロータリアクチュエータ Download PDF

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本発明は回転テーブルを電動モータにより正逆両方向に回転させる電動式ロータリアクチュエータに関する。
被加工物や工具などが配置される回転テーブルを所定の角度毎に割り出し回転させたり、正逆両方向に回転させるためにロータリアクチュエータが使用されている。回転駆動源として電動モータを用いる場合には、モータ主軸の回転を減速して回転テーブルに伝達するために歯車列を電動モータと回転テーブルとの間に組み込む必要がある。回転数を減速するための歯車列としては、ウォームとウォームホイールとを歯車対としたウォームタイプと、それぞれ平歯車からなる小歯車と大歯車とを歯車対とした平歯車タイプがあり、回転テーブルに固定される回転軸を含めて歯車列はハウジング内に組み込まれることになる。
歯車列を平歯車タイプとするとウォームタイプよりも歯面間の滑り量が小さく動力の伝達損失を少なくすることができるという利点があることから、電子部品の生産装置には多用されており、小型の電子部品の生産装置においてはロータリアクチュエータの小型化が望まれているが、平歯車タイプのロータリアクチュエータにおいては歯面間のバックラッシュのために高精度に割り出し回転を行うことができないのみならず、その小型化には限度があった。そこで、電動式ロータリアクチュエータの割り出し回転の精度を向上するとともに、高さ寸法と長さ寸法を小さくしてこれを小型化するために、発明者等によって種々の検討が行われた。
従来の平歯車タイプのロータリアクチュエータにおいては、回転テーブルを回転駆動する回転軸に回転テーブルの回転角度を検出するエンコーダを取り付けるようにしているため、モータ主軸と回転軸との間の軸間距離が長くなり、ロータリアクチュエータの長さ寸法を短くすることが困難であった。また、停止状態の回転テーブルに外部から回転力が加わったときに回転テーブルに制動力を加えるためブレーキ機構をロータリアクチュエータに組み込む場合には、従来ではブレーキ機構を電動モータ主軸に直列に連結するようにしているので、ロータリアクチュエータの高さ寸法を短くすることが困難であった。
本発明の目的は小型の電動式ロータリアクチュエータを提供することにある。
本発明の目的は、割り出し角度を高精度に設定することができる電動式ロータリアクチュエータを提供することにある。
本発明の電動式ロータリアクチュエータは、支持板とこれにほぼ平行な天板と前記支持板および前記天板の間に設けられる外周壁とを有し、内部に収容室を形成するハウジングと、前記天板の外側に配置される回転テーブルが設けられ、前記ハウジングに回転自在に装着される回転軸と、当該回転軸に固定された従動歯車に噛み合う正転駆動歯車が固定され、前記回転軸に平行なモータ主軸を有する電動モータと、前記回転軸を介して前記モータ主軸に対し前記収容室内の反対側に前記回転軸に平行に配置され、前記従動歯車に噛み合う逆転駆動歯車が固定された逆転用駆動軸と、前記モータ主軸に固定された第1のタイミングプーリと前記逆転用駆動軸に固定された第2のタイミングプーリとに掛け渡される逆転用タイミングベルトとを有し、前記回転テーブルを一方向に駆動するときには前記正転駆動歯車を介して前記従動歯車を駆動し、前記回転テーブルを他方向に駆動するときには前記タイミングベルトおよび前記逆転駆動歯車を介して前記回転テーブルを駆動することを特徴とする。
本発明の電動式ロータリアクチュエータは、前記収容室に配置されるブレーキ機構に前記逆転用駆動軸を取り付けることを特徴とする。また、本発明の電動式ロータリアクチュエータは、前記回転軸に前記支持板側と前記天板側との間に貫通する貫通孔を形成することを特徴とする。さらに、本発明の電動式ロータリアクチュエータは、前記従動歯車、前記正転駆動歯車および前記逆転駆動歯車が平歯車であることを特徴とする。
本発明の電動式ロータリアクチュエータは、前記収容室内に組み込まれるエンコーダのエンコーダ軸と前記回転軸とをタイミングベルトにより連結し、前記回転テーブルの回転角度を前記エンコーダにより検出することを特徴とする。
本発明によれば、回転テーブルが設けられた回転軸に対してそれぞれ平行であって回転軸の両側にモータ主軸と逆転用駆動軸とを配置するようにし、モータ主軸の正転方向の回転を正転駆動歯車と従動歯車とを介して回転テーブルに伝達し、モータの逆転方向の回転をタイミングベルトと逆転駆動歯車とを介して回転テーブルに伝達するようにしたので、歯車相互間のバックラッシュの影響を受けることなく、回転テーブルを高精度に割り出し回転させることができる。
回転軸に対して両側に配置されたモータ主軸と逆転用駆動軸とにそれぞれ取り付けられたタイミングプーリにタイミングベルトを掛け渡すようにしたので、タイミングベルトは回転軸を囲むようにして配置されることになり、回転テーブルをハウジングの中央部に配置することができるとともに電動式ロータリアクチュエータの幅寸法を小さくすることができる。
逆転用駆動軸にブレーキ機構を設けることによって、ブレーキ機構を搭載しても電動式ロータアクチュエータを小型化することができる。回転軸に貫通孔を形成して回転軸を中空軸とすることにより、貫通孔に配線ケーブルや配管などを組み込むことができ、ロータリアクチュエータの周囲に配線ケーブルや配管などを配置することが不要となり、配線ケーブルなどを含めて電動式ロータリアクチュエータを小型化することができる。
従動歯車と正転駆動歯車と逆転駆動歯車とを平歯車とすることにより、動力の伝達効率を高めることができる。
エンコーダ軸が回転軸に平行となるようにエンコーダを収容室内に組み込み、タイミングベルトにより回転軸の回転をエンコーダ軸に伝達するようにしたので、モータ主軸と回転軸との間の軸間距離を短くすることができ、電動式ロータリアクチュエータを小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である電動式ロータリアクチュエータの外観を示す斜視図であり、図2は図1の縦断面図であり、図3は図2におけるIII−III線に沿う断面図であり、図4は図2におけるIV−IV線に沿う断面図であり、図5は図2におけるV−V線に沿う断面図である。
電動アクチュエータは、図1に示すように支持板11とこれにほぼ平行な天板12とこれらの間に設けられるほぼ角筒形状の外周壁13とからなるハウジング10を有し、ハウジング10内には図2に示すように収容室14が形成される。支持板11と天板12との間には複数本の支柱15が図4に示すように取り付けられており、天板12に取り付けられるねじ部材16によって天板12は支柱15に固定され、支持板11も同様にねじ部材(図示省略)によって支柱15に固定されるようになっている。ただし、天板12と外周壁13とを一体化した部材と支持板11とによりハウジング10を形成するようにしても良く、支持板11と外周壁13とを一体化した部材と天板12とによりハウジング10を形成するようにしても良い。ハウジング10は支持板11の四隅に形成された取付孔11aに図示しないねじ部材を取り付けることにより支持台などに取り付けられることになる。
図2および図3に示すように、ハウジング10内にはその中央部分に回転軸17が装着されており、回転軸17は支持板11に取り付けられる軸受18aと天板12に取り付けられる軸受18bとによりハウジング10に回転自在に支持されている。回転軸17には天板12の外側に配置される回転テーブル19が固定されており、回転テーブル19は天板12に形成された凹部20内に一部が入り込んでいる。
収容室14内には、図2および図3に示すように、その一端部側に電動モータ21が配置され、電動モータ21はそのモータ主軸22が回転軸17と平行となるように天板12に固定されている。回転軸17には平歯車からなる従動歯車23が固定され、この従動歯車23にはモータ主軸22に設けられた平歯車からなる正転駆動歯車24が噛み合っている。従動歯車23のピッチ径は正転駆動歯車24のピッチ径の約10倍程度に設定されており、電動モータ21の回転は正転駆動歯車24と従動歯車23とからなる歯車列によって約10分の1に減速されて回転軸17に伝達される。
収容室14内にはその他端部側にブレーキ機構25が配置されており、このブレーキ機構25には回転軸17に対して平行となって逆転用駆動軸26が取り付けられ、逆転用駆動軸26には従動歯車23に噛み合う逆転駆動歯車27が設けられており、逆転駆動歯車27のピッチ径は正転駆動歯車24のピッチ径と同一となっている。図2および図4に示すように、モータ主軸22には第1のタイミングプーリ28がねじ部材31により固定され、逆転用駆動軸26には第2のタイミングプーリ29がねじ部材32により固定され、両方のタイミングプーリ28,29には逆転用のタイミングベルト30が掛け渡されている。
回転軸17はハウジング10内の収容室14の中央部に配置され、電動モータ21は図2および図3に示されるように収容室14の一端部側に配置され、ブレーキ機構25は収容室14の他端部側に配置されている。したがって、回転テーブル19をハウジング10の表面中央部に配置することができるとともに、タイミングベルト30は回転軸17を囲むようにタイミングプーリ28,29に掛け渡されており、ハウジング10の幅寸法および長さ寸法を短くすることができ、ロータリアクチュエータの小型化が達成される。
従動歯車23、正転駆動歯車24および逆転駆動歯車27は、図3に示すように、いずれも正転側の歯面23a,24a,27aと、逆転側の歯面23b,24b,27bとを有しており、噛み合って対をなす歯車の歯幅は歯溝の幅よりも小さい寸法に設定されており、対をなす歯車の歯面間にはバックラッシュつまり隙間Sが形成されている。一方、タイミングプーリ28,29とタイミングベルト30は、図4に示すように、いずれも正転側の歯面28a,29a,30aと、逆転側の歯面28b,29b,30bとを有しており、噛み合って対をなすプーリとベルトの歯の歯幅は歯溝の幅よりも小さい寸法に設定されており、対をなすタイミングプーリとタイミングベルトの歯面間にはバックラッシュつまり隙間Sが形成されている。このようにバックラッシュSが歯面間に設けられているので、正転時には正転側の歯面のみが接触して逆転側の歯面は接触することなく、歯車およびタイミングプーリなどの噛み合い要素は円滑に回転することになる。逆転時には同様にして歯車およびタイミングプーリなどの噛み合い要素は円滑に回転することになる。
図3に矢印Fで示す方向をモータ主軸22および回転軸17の正転方向とし、この方向と逆方向の矢印Rで示す方向を逆転方向とすると、モータ主軸22が正転方向Fに回転するときには、図3に示すように、正転駆動歯車24の正転側の歯面24aが従動歯車23の正転側の歯面23aに接触し、モータ主軸22が逆転方向Rに回転するときには、逆転駆動歯車27の逆転側の歯面27bが従動歯車23の逆転側の歯面23bに接触する。
第1のタイミングプーリ28は、図4に示すように、モータ主軸22が逆転方向Rに回転するときには、逆転側の歯面28bがタイミングベルト30の逆転側の歯面30bに接触するとともに、タイミングベルト30の逆転側の歯面30bは第2のタイミングプーリ29の逆転側の歯面29bに接触し、さらに上述したように逆転駆動歯車27の逆転側の歯面27bが従動歯車23の逆転側の歯面23bに接触する。
このような接触状態に設定するには、例えば、正転駆動歯車24の正転側の歯面24aを従動歯車23の正転側の歯面23aに接触させた状態のもとで、逆転駆動歯車27の逆転側の歯面27bと従動歯車23の逆転側の歯面23bとを接触させるとともに、それぞれのタイミングプーリ28,29の逆転側の歯面28b,29bをタイミングベルト30の逆転側の歯面30bに接触させるようにタイミングプーリ28,29の回転方向の位置を調整して、ねじ部材31,32によりタイミングプーリ28,29をそれぞれ軸に固定する。その際には予め一方のねじ部材31または32を固定しておき、回転方向の位置調整終了後に他方のねじ部材31または32を締結するようにしても良い。
このように調整すると、モータ主軸22の正転時には正転駆動歯車24は正転側の歯面24aが従動歯車23の正転側の歯面23aに接触してモータ回転が回転テーブル19に伝達され、このときには逆転側の歯面24bと逆転側の歯面23bは接触することなく、タイミングプーリ28,29の逆転側の歯面28b,29bはタイミングベルト30の逆転側の歯面30bには接触しない。一方、モータ主軸22を逆転させて回転テーブル19を逆転させるときには、モータ主軸22の回転がタイミングプーリ28,29とタイミングベルト30を介して逆転用駆動軸26に伝達され、逆転用駆動軸26から逆転駆動歯車27を介して従動歯車23に回転が伝達されることになり、このときには、逆転側の歯面27bは従動歯車23の逆転側の歯面23bに接触することになり、正転側の歯面は相互に接触しない。したがって、回転テーブル19を正転から逆転に反転させるとき、および逆転から正転に反転させるときには、歯車やタイミングプーリの歯面相互間におけるバックラッシュの影響を受けることなく、高い精度で回転テーブル19を正転方向と逆転方向に割り出し回転させることができる。
回転テーブル19の回転を停止させた状態でロックする場合には、ブレーキ機構25を作動させることになる。このブレーキ機構25は支持板11に固定されるケース33を有し、このケース33の中には逆転用駆動軸26と一体に回転する回転ディスクと、この回転ディスクに対向する制動板とそれを作動させるソレノイドとが収納されている。ただし、ブレーキ機構25を設けない場合には、逆転用駆動軸26は支持板11と天板12との間で回転自在に支持される。ブレーキ機構を作動させて回転テーブル19をロックする場合には、回転テーブル19に正逆いずれの方向に外力が加わっても、バックラッシュの影響を受けることなく、確実に所定の位置で回転テーブル19を停止させることができる。
図5に示すように、支持板11に固定されるブラケット34にはエンコーダ35が取り付けられている。エンコーダ軸36に固定されたタイミングプーリ37と、回転軸17に固定されたタイミングプーリ38との間にはタイミングベルト39が掛け渡されており、エンコーダ35は回転軸17の回転角度を直接タイミングベルト39を介して検出することができるので、回転軸17の回転角度および回転方向をエンコーダからの信号によって検出することができる。2つのタイミングプーリ37,38は同じ外径となっており、エンコーダ35は回転テーブル19と1対1の関係で回転して同一回転数となるので、回転テーブル19の回転角度をエンコーダ35で直接読み取ることができ、さらにエンコーダ35に原点信号を出力するようにしておけば、原点位置をエンコーダ35で直接読み取ることができる。
図2に示すように、回転軸17には支持板側から天板側に貫通する貫通孔41が形成されており、回転軸17は中空軸となっている。この貫通孔41内に信号ケーブルや正圧ないし負圧の配管を配置することによって、回転テーブル19に設けられる治具などに対して信号や流体を案内するためのケーブルないし配管がハウジング10の外側に這い回されることを防止でき、電動式ロータリアクチュエータを使用した装置の小型化を達成することができる。なお、符号42は電動モータ21およびブレーキ機構25に対する電力の供給とエンコーダ35からの検出信号を送信するためのケーブルを示す。
図6および図7はそれぞれ比較例としての電動式ロータリアクチュエータを示す断面図であり、図6に示すように、エンコーダ35を回転軸17に取り付けるようにすると、回転軸17とモータ主軸22との間の軸間距離が図2に示す場合に比して大きくなり、ロータリアクチュエータの図6における左右方向の寸法つまり長さ寸法が大きくなる。図6に示す場合には、図2に示したブレーキ機構25は設けられていないが、図6に示すロータリアクチュエータにブレーキ機構25を組み込むと、さらに長さ寸法が大きくなってしまい、小型化を達成することはできなくなる。特に、回転軸17に貫通孔41を形成すると、回転軸17の径が大きくなってしまうので、軸間距離がさらに大きくなってしまう。
一方、図7に示すように、ブレーキ機構25を電動モータ21に直列に連結するようにすると、図7と図2との比較から明らかなように、ロータリアクチュエータの高さ寸法が大きくなり、これの小型化を達成することはできなくなる。したがって、従来のように、エンコーダ35を回転軸17に同軸状に組み込み、ブレーキ機構25をモータ主軸22に同軸状に配置すると、ロータリアクチュエータの長さ寸法と高さ寸法がどうしても大きくなって、これの小型化が達成されなかったが、本発明にあっては、従動歯車23に噛み合う逆転駆動歯車27が設けられた逆転用駆動軸26と回転軸17とモータ主軸とを相互に平行に配置してこれらで3軸構造とし、歯車のバックラッシュの影響をなくすようにしても、ロータリアクチュエータの小型化を達成することができる。特に、回転軸17と逆転用駆動軸26との間のスペースを利用してここにエンコーダ35を配置するようにしたので、回転軸17の貫通孔41を形成しても、モータ主軸22と回転軸17の軸間距離を大きくすることなく、小型化が達成される。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、図3および図4において矢印Fで示す方向にモータ主軸22などを回転させるときには正転駆動歯車24により従動歯車23を直接回転させ、矢印Rで示す方向にモータ主軸などを回転させるときにはタイミングベルト30を介して従動歯車23を回転させるようにしているが、従動歯車23を直接回転させるときと、タイミングベルト30を介して回転させるときとで回転方向が逆であれば、いずれの方向を正転方向としても良い。
本発明の一実施の形態である電動式ロータリアクチュエータの外観を示す斜視図である。 図1の縦断面図である。 図2におけるIII−III線に沿う断面図である。 図2におけるIV−IV線に沿う断面図である。 図2におけるV−V線に沿う断面図である。 比較例である電動式ロータリアクチュエータを示す断面図である。 他の比較例である電動式ロータリアクチュエータを示す断面図である。
符号の説明
10 ハウジング
11 支持板
12 天板
13 外周壁
14 収容室
15 支柱
16 ねじ部材
17 回転軸
18a,18b 軸受
19 回転テーブル
20 凹部
21 電動モータ
22 モータ主軸
23 従動歯車
24 正転駆動歯車
25 ブレーキ機構
26 逆転用駆動軸
27 逆転駆動歯車
28 第1のタイミングプーリ
29 第2のタイミングプーリ
30 タイミングベルト
31 ねじ部材
32 ねじ部材
33 ケース
34 ブラケット
35 エンコーダ
36 エンコーダ軸
37,38 タイミングプーリ
39 タイミングベルト
41 貫通孔

Claims (5)

  1. 支持板とこれにほぼ平行な天板と前記支持板および前記天板の間に設けられる外周壁とを有し、内部に収容室を形成するハウジングと、
    前記天板の外側に配置される回転テーブルが設けられ、前記ハウジングに回転自在に装着される回転軸と、
    当該回転軸に固定された従動歯車に噛み合う正転駆動歯車が固定され、前記回転軸に平行なモータ主軸を有する電動モータと、
    前記回転軸を介して前記モータ主軸に対し前記収容室内の反対側に前記回転軸に平行に配置され、前記従動歯車に噛み合う逆転駆動歯車が固定された逆転用駆動軸と、
    前記モータ主軸に固定された第1のタイミングプーリと前記逆転用駆動軸に固定された第2のタイミングプーリとに掛け渡される逆転用タイミングベルトとを有し、
    前記回転テーブルを一方向に駆動するときには前記正転駆動歯車を介して前記従動歯車を駆動し、前記回転テーブルを他方向に駆動するときには前記タイミングベルトおよび前記逆転駆動歯車を介して前記回転テーブルを駆動することを特徴とする電動式ロータリアクチュエータ。
  2. 請求項1記載の電動式ロータリアクチュエータにおいて、前記収容室に配置されるブレーキ機構に前記逆転用駆動軸を取り付けることを特徴とする電動式ロータリアクチュエータ。
  3. 請求項1記載の電動式ロータリアクチュエータにおいて、前記回転軸に前記支持板側と前記天板側との間に貫通する貫通孔を形成することを特徴とする電動式ロータリアクチュエータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動式ロータリアクチュエータにおいて、前記従動歯車、前記正転駆動歯車および前記逆転駆動歯車は平歯車であることを特徴とする電動式ロータリアクチュエータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動式ロータリアクチュエータにおいて、前記収容室内に組み込まれるエンコーダのエンコーダ軸と前記回転軸とをタイミングベルトにより連結し、前記回転テーブルの回転角度を前記エンコーダにより検出することを特徴とする電動式ロータリアクチュエータ。

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