JP4356425B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に便器の一部を洗浄する機能を有する衛生洗浄装置に関するものである。
従来、この種の衛生洗浄装置としては、ノズルヘッドを退避位置でクリーニングするものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図5に示すように、ケーシング1の内部にはノズル装置のベース2が固定され、このベ
ース2にノズル本体3がその軸線方向に移動可能に組み込まれていた。ベース2は、パイプ状のノズル本体3の下面を受ける凹曲面状のスライド面2aを傾斜させて備え、スライド面2aの先端には、ノズル本体3のノズルヘッド4を洗うためのクリーニングチャンバ2bを有していた。
クリーニングチャンバ2bは、ベース2に一体成形したカバー5によって形成され、ノズルヘッド4を取り囲んで包囲するように構成され、駆動モータ6を駆動してノズル本体3が退避位置に収納されたときにはそのノズルヘッド4の全体がこのカバー5の中に収まっていた。
そして、ノズルヘッド4の上面に設けられたおしり用及びビデ用の両方の噴出孔(図示せず)から同時に洗浄水がクリーニングチャンバ2bのカバー5に向けて放出され、そのはね返り水によってノズルヘッド4をクリーニングし、下方へ洗い流すように構成されていた。
以上の構成により、汚物等で汚れやすいノズルヘッド4を最大流量できれいに洗い流すことが可能となっていた。
特開平10−317466号公報
しかしながら、前記従来の構成では、掃除の極めてしずらいノズル下の便器リム面にノズルクリーニングした汚水がかかり、便器のリム内周面が汚水で汚れるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ノズル装置の噴出孔周りを洗浄するとともに、その下方に位置する便器のリム内周面も洗浄することができる衛生洗浄装置の提供を目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衛生洗浄装置は、ノズル装置が位置する部分のリム内周面を洗浄する便器洗浄手段を設けたものである。
これにより、ノズルをクリーニングした汚水が飛散しやすいノズル下の便器リム内周面を洗浄できるものである。
本発明の衛生洗浄装置は、便器洗浄手段により、ノズルを洗浄した後の汚水が飛散しやすいノズル下の便器リム内周面を確実に清掃洗浄できるものである。
第1の発明は、便器と、前記便器に載置し人体の局部に洗浄水を噴出するノズル装置と、前記ノズル装置の噴出孔周りを洗浄するノズル洗浄手段と、前記便器の便鉢上部の内面に構成されるリム内周面とを備え、前記ノズル装置が位置する部分の前記リム内周面を洗浄する便器洗浄手段を有し、前記便器洗浄手段は、リム内周面の位置に合わせて洗浄位置を調節する位置調節手段を有する衛生洗浄装置としたことにより、便器洗浄手段により、ノズルをクリーニングした汚水が飛散しやすいノズル下の便器リム内周面を洗浄することができる。
しかも、リム内周面の位置に合わせて洗浄位置を調節する位置調節手段を有することに
より、便鉢径が異なる大きさの便器に対応してノズル下の便器リム内周面を洗浄することができる。
の発明は、特に、第1の発明における水道配管に連結した給水部の二次側、かつ、ノズル装置の一次側に分岐部を設け、前記分岐部より分岐してなるサブ水路の二次側に便器洗浄手段を設けてなることにより、ノズル下の便器のリム内周面を人体局部洗浄の水流量より多い流量で確実に洗浄することができるものである。
の発明は、特に、第の発明におけるサブ水路にリリーフ弁を設けたことにより、ノズル流量より多い流量で確実に洗浄するとともにノズル装置への供給水圧を安定させることができる。
の発明は、特に、第の発明における分岐部とノズル装置の間にポンプを設けたことにより、人体局部洗浄に最適な水流量を確実にノズルに供給できるとともに、給水部から給水できる最大流量でノズル下の便器のリム内周面を洗浄することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図3は、本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置を示すものである。
図1に示すように、便器11に載置した本体12に回転自在に便フタ13と便座14が取付けられており、本体12の内部にはノズル装置15が組み込まれており、その先端部には人体に洗浄水を噴出する噴出穴(図示せず)がその上面に構成されている。
また、ノズル退避時にノズル装置15の先端部が位置する周囲には、ノズル装置15の噴出穴周りを洗浄するためのノズル洗浄チャンバー16(ノズル洗浄手段)が設けられ、ノズル駆動手段17を駆動させノズル装置15を本体12の中に退避させたとき、ノズル洗浄チャンバー16が噴出穴を含むノズル装置15の先端部を包み込むように構成されている。
ノズル装置15の後端部には、洗浄流量及び流路を切り替える切替弁18が設けられており、ノズル装置15が退避位置にある状態で切替弁18を駆動し、ノズル洗浄チャンバー16に設けられたクリーニングノズル(図示せず)から水を噴出することにより、ノズル先端部を洗浄するように作用する。そして、ノズル洗浄後の洗浄汚水は、その一部が便器11の便鉢上部にあるリム内周面19をぬらした後、便鉢内に落下する。
また、便器リム面部には、ノズル装置15が位置する部分のリム内周面19を洗浄するための便器洗浄ヘッド20(便器洗浄手段)が設けられており、ノズル洗浄で汚れたリム内周面19及び便器洗浄ヘッド20自身を洗浄するように構成されている。これにより、ノズルを洗浄した汚水が飛散しやすいノズル下のリム内周面19を洗浄することができる。
図2に示すように、便器洗浄ヘッド20は、インポート21をホース接続することにより給水され、散水口22からリム内周面19及びノズル装置15側に散水する構成になっている。
また、便器洗浄ヘッド20は、本体12の下面に構成されたスライド溝23(位置調節手段)に挿入して位置決めされ、図中の破線で示したように便鉢径が大きい便器に取付け
られた場合はスライド溝に深く挿入取付けることにより、リム内周面19と便器洗浄ヘッド20との相対位置が同じになるよう取付け位置が調節できる構成となっている。
この構成において、便鉢径が異なる大きさの便器11に対応してノズル下のリム内周面19を洗浄することができる。
図3に示すように、水道配管24に設けた分岐水栓25に連結した連結管26を本体12に内蔵した止水弁27に連通させ給水部を構成している。止水弁27とノズル装置15の間に加熱装置28を設けており、給水部からの給水を適温に加熱した後、切替弁18を介してノズル装置15のおしり用ノズルもしくはビデ用ノズル、あるいはノズル洗浄チャンバー16のクリーニングノズルへ選択的に通水する構成となっている。
また、給水部の二次側にはノズル装置15へのメイン水路から水路を分岐する分岐部29を設けており、分岐部29にはメイン水路とは異なるサブ水路30が連結されている。さらに、サブ水路30にはほぼ一定の開弁圧力をもつリリーフ弁31が設けられており、サブ水路30の終端に便器洗浄ヘッド20が接続されている。
以上のように構成された衛生洗浄装置において、分岐部29から分岐されたサブ水路30を設け、その水を使って便器洗浄ヘッド20によりリム内周面19を洗浄するため、ノズル装置15への水路切替と水量調節を行っている切替弁18で水量を制限されることなく、ノズル下の便器のリム内周面19を人体局部洗浄の水流量より多い流量で確実に洗浄することができるものである。
また、サブ水路30にほぼ一定の開弁圧力をもつリリーフ弁31を設けたことにより、サブ水路30側への供給水量は若干制限されるもののノズル流量より多い流量で確実に便器洗浄できるとともに、ノズル装置15側への供給水圧をリリーフ弁31の開弁圧力に保つことができ、サブ水路30を設けたことにより生じるノズル側圧力の不安定という課題を解消することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における衛生洗浄装置を示すものである。
本実施の形態では、分岐部29とノズル装置15の間にポンプ32を設け、ポンプ32の能力制御を行うことによりノズル流量を制御するように構成している。
これにより、人体局部洗浄に最適な水流量を確実にノズルに供給できるとともに、分岐部29と便器洗浄ヘッド20を直接連結できるため、給水部から給水できる最大流量でノズル下の便器のリム内周面19を洗浄することができるという効果がある。
以上のように、本発明にかかる衛生洗浄装置は、ノズルをクリーニングした汚水が飛散しやすいノズル下の便器リム内周面を洗浄できるものであるから、人体局部洗浄装置として有用である。
本発明の実施の形態1における衛生洗浄装置の一部破断側面図 同衛生洗浄装置のノズル装置の一部破断側面図 同衛生洗浄装置の水回路図 本発明の実施の形態2における衛生洗浄装置の水回路図 従来の衛生洗浄装置におけるノズル装置の要部破断側面図
11 便器
15 ノズル装置
16 ノズル洗浄チャンバー(ノズル洗浄手段)
19 リム内周面
20 便器洗浄ヘッド(便器洗浄手段)
23 スライド溝(位置調節手段)
24 水道配管
25 分岐水栓
26 連結管
27 止水弁
28 加熱装置
29 分岐部
30 サブ水路
31 リリーフ弁
32 ポンプ

Claims (4)

  1. 便器と、前記便器に載置し人体の局部に洗浄水を噴出するノズル装置と、前記ノズル装置の噴出孔周りを洗浄するノズル洗浄手段と、前記便器の便鉢上部の内面に構成されるリム内周面とを備え、前記ノズル装置が位置する部分の前記リム内周面を洗浄する便器洗浄手段を有し、前記便器洗浄手段は、リム内周面の位置に合わせて洗浄位置を調節する位置調節手段を有する衛生洗浄装置。
  2. 水道配管に連結した給水部の二次側、かつ、ノズル装置の一次側に分岐部を設け、前記分岐部より分岐してなるサブ水路の二次側に便器洗浄手段を設けてなる請求項1に記載の衛生洗浄装置。
  3. サブ水路にリリーフ弁を設けた請求項に記載の衛生洗浄装置。
  4. 分岐部とノズル装置の間にポンプを設けた請求項に記載の衛生洗浄装置。
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