JP4355539B2 - 防振台のアイソレータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば空気調和装置の圧縮機等(振動源)をベースフレーム上に複数、配置したコイルばね式のアイソレータによって弾性的に支持して、振動が基礎へ伝わるのを抑制するようにした防振台に関し、特に、そのアイソレータの構造の技術分野に属する。
従来より、例えば空気調和装置において圧縮機を有する室外ユニット(振動源)を基礎上に設置する場合に、その設置面に配設される矩形枠体からなるベースフレームと、このベースフレームと略同じ矩形枠体からなり、室外ユニットを上面に載置して固定する架台とを備え、両者間に複数のアイソレータを介在させて連結した構成の防振台が用いられている。前記のアイソレータは、例えば特許文献1〜3等に示されるように、室外ユニットの荷重を支持するコイルばねを備えていて、このコイルばねの弾性変形により室外ユニットの振動や騒音を吸収し、或いはその伝達を抑えるようになっている。
また、前記従来のアイソレータは、いずれも、上下に分割される円筒状ケースの内部にコイルバネを縦向きに収容するとともに、そのケースの上下両端部に各々架台及びベースフレームに当接するゴム等の弾性体からなるパッドを配設して、圧縮機の運転に伴う振動によってアイソレータの位置がずれたり、その姿勢が崩れたりすることを防止するとともに、高周波域の振動を吸収することもできるようにしている。
特開平8―54041号公報 特開平8―54042号公報 実開昭58―50248号公報
ところで、一般的に空気調和装置の室外ユニット等は、その構造上、重心の位置が横方向に大きく偏っているので、前記の如く複数のコイルばね式のアイソレータによって支持するようにした場合、そのままでは重い方に傾いてしまい、水平にはならない。そこで、実際に室外ユニット等を設置するときには、まず、基礎に配設したフレーム上に大体の間隔でアイソレータを配置して、その上に室外ユニット等を仮置きした後に、その傾斜状態に応じて比較的低くなっている側に幾つかのアイソレータを移動させて、室外ユニット等が略水平になるようにアイソレータの位置を調整するようにしている。
ところが、前記各特許文献に開示されるもののようにアイソレータの上下両端部にそれぞれゴムパッドを配置していると、該アイソレータをフレーム等に沿って滑らせることができないから、その位置を調整するためには通常、架台を一旦、アイソレータの自由高さ以上にジャッキアップしてからアイソレータを移動させ、その後に架台を降ろして室外ユニット等の傾斜状態を確かめる、という作業を繰り返して行う必要がある。このため、室外ユニット等の設置作業は大がかりな上に非常に手間が掛かり、作業性が甚だ低いという問題があった。
この点につき、特に前記特許文献3のものでは、架台をジャッキアップすることなく、アイソレータを移動させることができるように、該アイソレータのケース(伸縮筒体)を構成する上下両方のケース部材にそれぞれ係合部を設けて、これをプライヤのような圧縮治具により挟んで上下に圧縮することによって、その上下両端のパッドをそれぞれ架台やフレームから引き離すようにしている。
しかしながら、そのような工夫をしていても、アイソレータを移動させるときに作業者は一方の手でプライヤ等を強く握ってアイソレータを圧縮しながら、それをもう一方の手で持ち上げて移動させなくてはならず、そのときの姿勢が窮屈なものになり易いし、移動の途中でアイソレータの上下いずれかのパッドがフレーム等に接触することも多いから、作業性を十分に向上できるものとは言い難い。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コイルばねをケース内に収容してなるアイソレータにおいて、特に基礎側のフレームと接触するケースの底部の構造に工夫を凝らして、使用時の姿勢安定性は従来までと同等のものとしながら、設置作業時に位置を調整するときにはフレーム上を容易に滑らせて移動できるようにして、その作業性を大幅に向上することにある。
前記の目的を達成するために、本発明では、アイソレータのケースの底部からパッドを取り除いて、その代わりにフレームを幅方向に跨いで保持する保持部材と滑り止めの機能を有する弾性部材とを所定箇所に配設するとともに、底部の下面における少なくともフレーム長手方向の両端側にフレーム上面と摺動可能な当接部を設けることにより、該アイソレータを少し傾けるだけでフレーム上を滑らせて移動できるようにした。
具体的に請求項1の発明では、基礎側に配設したフレーム上に互いに間隔をあけて複数、配置され、それぞれが該フレームの上方に離間した振動源の荷重を弾性的に支持して、該振動源から基礎への振動の伝達を抑制するようにした防振台のアイソレータを前提とする。このものにおいて、前記フレームの上部に載置され、上方に向かって開口する基礎側ケース部材と、この基礎側ケース部材の上方に離間して前記振動源側に配置され、下方に向かって開口する振動源側ケース部材と、それら両ケース部材の間に収容されたコイルばねとを備え、前記基礎側ケース部材の底部に、前記フレームの上部をその幅方向に跨いで保持するように保持部材を配設するとともに、底部の下面におけるフレーム長手方向の略中央部には、前記振動源の荷重を受けない状態で所定量だけ下方に膨出するように弾性部材を配設し、一方、底部の下面におけるフレーム長手方向の両端側はそれぞれ、前記弾性部材が前記振動源の荷重を受けて上下に圧縮されたときにフレーム上面と摺動可能に当接する当接部としたことを特徴とする。
前記の如き構成のアイソレータを備えた防振台において、従来までと同様に仮置きした振動源の傾斜状態に応じてアイソレータの位置を調整するときに、作業者は、アイソレータの振動源側ケース部材を掴んで下方に押し下げながら、それを移動させる側に傾ければよい。こうすると、該アイソレータの底部(基礎側ケース部材の底部)は、フレーム長手方向の一方の端側に形成された当接部を除いてフレーム上面から浮き上がり、その底部に配設された弾性部材がフレームの上面から離れることになるので、作業者は、アイソレータをフレームに沿って滑らせて、移動させることができる。
しかも、アイソレータの底部に配設された保持部材がフレームの上部を幅方向に跨いで保持するようになっているので、前記のようにアイソレータをフレーム長手方向のいずれかに傾けたときでも、このアイソレータの底部とフレームの上部との保持部材による係合状態が維持され、アイソレータがフレームから脱落することがない。
つまり、基礎側のフレームと振動源との間に配置したアイソレータの上側を片手で掴んで押し下げながら、フレーム長手方向の移動させたい側に傾けるという自然な動作によって、該アイソレータをフレームに沿って滑らせて、容易に移動させることができる。
そして、そのようにしてアイソレータの位置を適切に調整して、振動源をフレーム上に設置した状態では、前記の如く該アイソレータの底部に配設された保持部材がフレームの上部を幅方向に跨いで保持するとともに、この底部の下面から膨出するように配設された弾性部材が振動源の荷重によってフレーム上面に押し付けられて弾性変形し、これにより滑り止めの機能を効果的に発揮するようになる。よって、振動によりアイソレータの底部の位置がずれたり、その姿勢が崩れたりすることがない。
尚、前記弾性部材の下方への膨出量は、振動源の荷重を受けたときに適度に弾性変形して、アイソレータの底部の略全体がフレーム上面に当接するとともに、一方で、上述のようにアイソレータを傾けて移動させるときには、あまり大きく傾けなくても弾性部材がフレームの上面から離れる程度の大きさに設定するのが好ましい。
また、アイソレータを傾けて移動させるときの該アイソレータの底部の滑り易さを考慮すれば、基礎側ケース部材の底部の当接部は摩擦の小さなものが好ましく、ケース部材そのものの成形の容易性等も考慮すれば、例えば樹脂や金属とするのがよい。
請求項2の発明では、前記のアイソレータにおいて、コイルばねのループ内に内側から接触するように弾性体からなるサージング防止部材を配設する場合に、基礎側ケース部材の底部に配設する弾性部材は、前記サージング防止部材の下端部から下方に突出するように一体に形成した下方突出部として、この下方突出部を前記ケース部材底部の貫通穴に挿通させる構成とする。
この構成では、コイルばねのループ内に内側から弾性体(サージング防止部材)を接触させるによって、サージングを防止できるとともに、その弾性体の下端部に一体に設けた下方突出部をアイソレータの滑り止めのための弾性部材として利用することができる。
請求項3の発明では、前記のサージング防止部材として略円筒状の弾性体を用い、その中心軸線が略水平となるようにコイルばねのループ内に配置する。そして、その中心軸線を挟んで略水平方向に対向する弾性体(サージング防止部材)の両側部がそれぞれの外周面の少なくとも一部をコイルばねのループ内周面に接触させた状態で該ループにより内方に押圧されて、これにより該弾性体が楕円状ないし長円状に変形しているものとする。
この構成では、略円筒状の弾性体(サージング防止部材)の外周面をその弾性反発力によってコイルばねのループ内周面に接触させた状態に維持して、良好なサージング防止性能を安定的に確保することができる。
また、略円筒状の弾性体を楕円状ないし長円状に変形させてコイルばねのループ内に嵌入した構造であるから、サージング防止部材の構造が極めて簡単なものにになり、その製造コストを下げることができ、サージング防止部材のコイルばねへの組付作業も容易に行える。
請求項4の発明では、前記アイソレータの保持部材を、金属製の帯状部材を長手方向に折り曲げて形成し、この保持部材には、ケース部材底部の貫通穴に下方から挿通された略コ字状の挿通部と、この挿通部の両端からそれぞれフレーム幅方向の外方に延びていて、ケース部材底部の下面とフレーム上面との間に挟持される被挟持部と、この各被挟持部の先端から下方に折れ曲がって各々フレーム上面の幅方向両端部に係止される係止端部とを備えるものとする。そして、前記保持部材の挿通部の上側を前記アイソレータの基礎側ケース部材の内部でその底部から上方に突出させて、略円筒状のサージング防止部材の下端部を跨いだ状態で係合させる構成とする。
この構成では、まず、金属板を折り曲げた小型で剛性の高い保持部材によりフレーム上部の保持性能を高めることができ、しかも、その曲げ幅を変えることによって、幅の違うフレームにも容易に対応可能となる。
また、前記保持部材の挿通部がサージング防止部材の下端部を跨いで、これをケースの底部に固定しているので、この固定がなされていない場合のようにサージング防止部材がばねのループ内で回行することがなくなり、その姿勢安定性が向上するとともに、サージング防止部材の振動減衰作用が向上する。
請求項5の発明では、前記アイソレータの基礎側ケース部材の底部の下面に、貫通穴の周縁部からフレーム幅方向の両端部までそれぞれ保持部材の被挟持部を収容するように溝部を形成し、この溝部の深さを前記被挟持部の厚みと略同じに設定した。このことで、アイソレータの底部においてケース部材の底部下面と保持部材の被挟持部の下面とが略面一(略同一面上に位置する状態)になり、これにより設置状態におけるアイソレータの姿勢安定性がさらに向上する。
請求項6の発明では、前記アイソレータの振動源側ケース部材の内側に、サージング防止部材の上部に掛着する爪部を設けた。このことで、アイソレータのケース内に収容されたサージング防止部材の上部が前記爪部によって振動源側(上側)のケース部材に連結され、一方、該サージング防止部材の下端部は保持部材によって基礎側(下側)のケース部材に係合固定されているので、該サージング防止部材を利用して、上下のケース部材を一体的に連結した状態に組み合わせることができる。
請求項7の発明では、基礎側及び振動源側ケース部材をいずれも筒状とし、そのうちの振動源側ケース部材の下部の内径を基礎側ケース部材の上部の外径よりも大きくするとともに、該振動源側ケース部材の下部の外径をその上部に比べて大きくし、かつそれらの中間に環状の段部を形成してなるものとする。
このことで、上下に対向し定置する2つの筒状ケース部材のうち、上側の振動源側ケース部材の下部の内径が下側の基礎側ケース部材の上部の外径よりも大きいので、振動源の荷重によってコイルばねが縮むときには、振動源側ケース部材の下部が基礎側ケース部材の上部を外周側から囲むようにして、両者が内外に重なるようになる。また、その振動源側ケース部材の上部の外径が下部に比べて小さくされ、それらの中間に環状の段部が形成されているので、アイソレータを移動させるときに、その上側に位置する振動源側ケース部材の環状段部に指を掛けるようにすれば、該ケース部材を片手で掴みながら極めて容易に押し下げることができる。
以上、説明したように、請求項1の発明に係る防振台のアイソレータによると、コイルばねを収容する上下に伸縮可能なケースの底部からゴム等のパッドを取り除いて、その代わりにフレームを幅方向に跨いで保持する保持部材と、滑り止めの機能を有する弾性部材とをそれぞれ配設するとともに、底部の下面における少なくともフレーム長手方向の両端側にはフレーム上面と摺動可能な当接部を設けたので、振動源の荷重を受ける設置状態では従来までと同等の姿勢安定性を確保できる一方、設置時等にアイソレータをフレームに沿って移動させるときには、それを片手で掴んで押し下げながら、移動させたい側に少し傾けるだけで、該アイソレータの底部をフレームに沿って滑らせて容易に移動させることができ、これにより作業性を大幅に向上できる。
請求項2の発明によると、サージング防止部材の下端部に一体に設けた下方突出部をアイソレータの滑り止めのための弾性部材として利用することができ、これにより部品点数の削減が図られる。
請求項3の発明によると、略円筒状の弾性体を楕円状ないし長円状に変形させてコイルばねのループ内に嵌入する、という簡単な構造によって、サージング防止部材の外周面とコイルばねのループ内周面との接触状態を維持して、良好なサージング防止性能を安定的に確保することができ、しかも、製造コスト低減や組付作業の容易化が図られる。
請求項4の発明によると、高剛性の保持部材によってフレームの保持性能を高めることができ、しかも、幅の違うフレームにも容易に対応可能となる。また、その保持部材の挿通部によってサージング防止部材の下端部を固定することで、該サージング防止部材の姿勢安定性及び振動減衰作用を向上できる。
請求項5の発明によると、アイソレータの底部の下面と保持部材の被挟持部の下面とを略面一にして、設置状態におけるアイソレータの姿勢安定性をさらに向上することができる。
請求項6の発明によると、サージング防止部材を利用して上下のケース部材を一体的に連結した状態に組み合わせることができるので、ケース部材の連結のために別途、連結部材を設ける必要がなく、このことによっても部品点数の削減が図られる。
請求項7の発明によると、振動源側ケース部材の上部の外径を下部に比べて小さくし、その中間に環状の段部を形成したことで、アイソレータのケースが非常に掴みやすくなり、これにより作業性を一層、向上できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図5及び図6は本発明の実施形態に係る防振台Aを示し、この防振台Aは、例えば空気調和装置において圧縮機を内蔵した室外ユニット(図示せず)を振動源として基礎側の設置面上に設置する場合に用いられる。防振台Aは、概略4本の長尺状金属製フレーム10,10,…を矩形の枠体に組み合わせてなり、図外の基礎ボルト等により設置面上に固定されるベース1と、このベース1と略同じ形状の矩形枠体からなり、ベース1上に所定の間隔をあけてかつ上方から見て重なるように配置される架台2と、この架台2をベース1の上方に離間させて弾性的に支持する複数(図示例では6つ)のアイソレータ5,5,…と、架台2の上方への所定以上の移動を規制する複数(図示例では4つ)のストッパ機構3,3,…とを備えてなり、前記架台2上に室外ユニットが載置されて取付固定されるようになっている。尚、前記ストッパ機構3,3,…は、ベース1(架台2)における各隅角部内に配置されている。
また、前記アイソレータ5,5,…は、ベース1及び架台2の周方向、即ち該ベース1のフレーム10,10,…の長手方向に互いに所定の間隔をあけて配置されている。図1及び図2に拡大して詳示するように、前記各アイソレータ5は、前記ベース1のフレーム10,10,…上に載置され(便宜上、フレーム10の上面とアイソレータ5の下面とを上下に離して示す)、上方に向かって開口する略カップ状の下部ばねケース6(基礎側ケース部材)と、この下部ばねケース6の上方に離間して同心状に配置され、下側に向かって開口するとともに、その下端開口部を含む下側部分の内径が前記下部ばねケース6の上端開口部よりも大きな略カップ状の上部ばねケース7(振動源側ケース部材)と、それら2つのばねケース6,7の間に同心状に配置されて収容され、室外ユニット(振動源)の荷重を受けるコイルばね8と、このコイルばね8のループ8a,8a,…内に内側から接触するように嵌入されたサージング防止部材としてのリングゴム9とを備えている。
前記アイソレータ5の上部ばねケース7は、この実施形態では、上側と下側とで直径の異なる段付きの円筒状に形成された樹脂の成型品であって、下側略半分の外径が上側略半分に比べて大きく、それらの中間には下方に向かって徐々に拡がるテーパ面からなる環状段部7aが形成されている。また、上部ばねケース7の天井部には、上下方向の軸線Zを囲む略中心部に円形断面の貫通穴7bが形成されるとともに、この貫通穴7bの周縁部から下方に向かってケース内を延びる環状の延出部7cが一体に形成されている。そして、上部ばねケース7の天井部には概略円板状ゴムパッド11が上方から重ね合わされていて、その略中心部から下方に突出する凸部11aが前記貫通穴7b及び延出部7cに内嵌合状態で固定されており、この上部ゴムパッド11の上面に架台2の下面を当接させて、室外ユニットの荷重を各アイソレータ5で受けるようになっている。
また、前記上部ばねケース7の天井部には、軸線Zを挟んで直径方向に対向する部位から下方に向かって互いに略平行に延びる一対の係合片7d,7dが形成されている。この係合片7d、7dの基端側は延出部7cに連続しており、一方、各係合片7dの先端部(下端部)には互いに向かい合うようにして楔形状の爪部7e,7eが形成されている。そして、両係合片7d,7dの爪部7e,7eの間に、該爪部7e,7e同士の対向する方向を幅方向としてリングゴム9の上部が挟み込まれることで、該リングゴム9の上端部が爪部7e,7eに掛着されて、上部ばねケース7に連結されるようになっている。
前記アイソレータ5の下部ばねケース6も、この実施形態では樹脂の成型品であって、前記上部ばねケース7の半分くらいの高さを有する有底円筒状のものである。この下部ばねケース7の底部には、図3及び図4にも示すように、その直径上を一方の外周端から他方の外周端まで延びるように固定用ホルダー12(保持部材)が配設されており、これがベース1のフレーム10,10,…の上部をその幅方向(図2の左右方向)に跨いで保持するようになっている。すなわち、前記下部ばねケース6の底部の略中心部には円形断面の貫通穴6aが形成され、底部の上面においては該貫通穴6aの周縁部から上方に向かって延びるように環状の延出部6bが一体に形成されている一方、下面においては該貫通穴6aの周縁部から底部の外周端(フレーム10上に載置された状態ではフレーム幅方向の両端)まで、それぞれ、前記固定用ホルダー12を収容するための溝部6c,6cが形成されている(溝部6c,6cは図2及び図3に示す)。
一方、前記固定用ホルダー12は、図4(b)に単独で示すように、所定幅の帯状の板部材をその長手方向の所定位置において幅方向の折り曲げ線に沿って折り曲げたものであり、長手方向の略中央部に形成された略コ字状(横向き)の部位12aが下部ばねケース6の底部の貫通穴6aに下方から挿通されていて、この挿通部12aの両端からフレーム10の幅方向に略水平に延びる部位12b,12bが、それぞれ下部ばねケース6下面の溝部6c,6cに収容されて、この溝部6c,6cの底部とフレーム10の上面との間に挟持されており、さらに、この各被挟持部12bの先端が下方に折り曲げられて、各々フレーム10上面の幅方向両端部に係止されている(係止端部12c)。このように、フレーム10の上部を跨いで保持するホルダー12を金属製の帯状板部材により形成したことで、その曲げ幅を変えるだけで、幅の違うフレームにも容易に対応することができる。
そして、図4(a)により明らかなように、前記固定用ホルダー12の挿通部12aが下部ばねケース6の底部の貫通孔6aに下方から挿通されて環状延出部6bの内面に沿って延びていて、該環状延出部6bの上部よりも上方に突出する挿通部12aの上側の部分がリングゴム9の下端部と係合している。また、前記固定用ホルダー12の被挟持部12b,12bは、その厚みが下部ばねケース6底部の溝部6c,6cの深さと略同じであり、このため、該溝部6c,6cに収容されたホルダー12の被挟持部12bの下面は下部ばねケース6の底部の下面と略面一(略同一面上に位置する状態)になっている。このことで、フレーム10上に設置したときにアイソレータ5の底部全体がフレーム10の上面に当接するようになり、その姿勢が安定する。
前記図1及び図2に示すように、前記アイソレータ5のコイルばね8の上端部は、上部ばねケース7の天井部下面において環状延出部7cの周りに、また、コイルばね8の下端部は、下部ばねケース6の底部上面において環状延出部6bの周りに、それぞれ当接しており、そのコイルばね8の内側に略円筒状のリングゴム9がその中心軸線を略水平方向に向けて下方から嵌入されている。このリングゴム9は、この実施形態では減衰性を有するゴム弾性体により形成されていて、図4(b)に単独で示すように、略円筒状の本体部の下端外周側から全幅で突出する下方突出部9aが形成されているとともに、この下方突出部9aに対応する内周側の部位には幅方向に延びる浅い溝部9bが形成されている。
そして、コイルばね8に振動源の荷重が加わらない状態では、前記リングゴム9は、その中心軸線を挟んで略水平方向に対向する両側部9c,9cが、外周面の幅方向の隅角部をばね8のループ8a,8a,…の内周面に接触させた状態で、そのばね8のループ8a,8a,…により直径方向内方に押圧されて長円状(楕円状でもよい)になっている。尚、図示しないが、コイルばね8の負荷が増大するのに連れて、前記各側部9c外周面の幅方向の中間部もばね8のループ8a,8a,…の内周面に接触するようになり、さらにコイルばね8の最大荷重付加状態では、各側部9cの外周面が幅方向略全体においてばね8のループ8a,8a,…の内周面に接触するようになる。
また、前記図4において明らかなように、リングゴム9の下端部には、それを幅方向に跨いだ状態で固定用ホルダー12の挿通部12aが係合している。すなわち、該ホルダー12の挿通部12aの挿通部12aの上部はリングゴム9の溝部9bに沿って略水平に延びていて、その両端から下方に垂下する部分がリングゴム9の下方突出部9aを挟み込んでおり、換言すれば、リングゴム9の下方突出部9aは、ホルダー12の略コ字状の挿通部12aによって上方及び側方から抱え込まれた状態で下部ばねケース6の底部に固定されるとともに、このケース6底部の貫通穴6aに上方から挿通されていて、図1〜3において明らかなように、アイソレータ5に荷重が加わらない状態ではリングゴム9の下方突出部9aの下端側がケース6底部の下面から所定量だけ下方に膨出している。
そのようにリングゴム9の下方突出部9aが下部ばねケース6の底部下面から膨出し、また、該下方突出部9aが固定用ホルダー12の挿通部12aによって上方から押さえられていることから、アイソレータ5が室外ユニット等、振動源の荷重を受ける状態では、この荷重が固定用ホルダー12を介してリングゴム9の下方突出部9aに作用し、これをフレーム10の上面に押し付けることになる。この結果、弾性体である下方突出部9aはケース6の底部下面から膨出した分だけ、上下に圧縮されて、アイソレータ5の底部下面とフレーム10の上面との間で滑り止めの機能を効果的に発揮するようになる。
つまり、アイソレータ5の下部ばねケース6の底部においては、ベース1のフレーム10を幅方向に跨いで保持するように固定用ホルダー12が配設され、このホルダーの略中央部、即ちケース6底部下面の略中央部には滑り止めの機能を有するゴムの下方突出部9aが配設されており、一方、下部ばねケース6底部の下面におけるフレーム長手方向の両端側(図1の左右両端側)はそれぞれ該ケース6の底部がむき出しになっていて、金属製のフレーム10上面に対して樹脂製のケース6底部が摺動可能に当接するようになっている。これが、フレーム10の上面と摺動可能に当接する下部ばねケース6の底部の当接部6d,6dである。
尚、前記下方突出部9aのケース6下面から下方への膨出量は、前記の如く振動源の荷重を受けたときに適度に圧縮されて弾性変形し、これによりアイソレータ5の底部略全体がフレーム10の上面に当接するようになる一方で、以下に述べるようにアイソレータ5を傾けて移動させるときには、それをあまり大きく傾けなくても下方突出部9aがフレーム10の上面から離れるように、設定するのがよい。
したがって、以上の如く構成されたこの実施形態のアイソレータ5は、防振台Aのベースフレーム10上に載置される下部ばねケース6と、架台2側に配設される上部ばねケース7と、それらに収容されるコイルばね8及びリングゴム9と、上部ゴムパッド11と、固定用ホルダー12とからなり、コイルばね8のサージングを防止するためのリングゴム9を利用して2つのばねケース6,7を一体的に連結可能にするとともに、このリングゴム9の下端部に形成した下方突出部9aをケース6の底部下面に若干、覗かせて、滑り止めの機能を持たせたことで、即ち、リングゴム9にサージング防止機能、ケース連結機能及び滑り止め機能を集中させたことによって、アイソレータ5の部品点数を少なくできる利点がある。
また、前記構成のアイソレータ5を備えた防振台Aによって、例えば空気調和装置の室外ユニットを設置するときには、まず、従来までと同様にベース1と架台2との間に複数のアイソレータ5,5,…を互いに大体の間隔をあけて配置し、その架台2の上に室外ユニットを仮置きする。そして、室外ユニットの傾斜状態に応じて比較的低くなっている側に幾つかのアイソレータ5,5,…を移動させて、室外ユニットが略水平になるようにする。
その際、アイソレータ5を移動させる作業者は、図7に示すように、ベース1及び架台2の間に組み込まれたアイソレータ5の上部ばねケース7において比較的径の細い上側の部分を掴み、環状の段部7aに指を掛けて押し下げながら、それをベースフレーム10の長手方向一側に傾ければよい(同図に黒い矢印で示す)。このような極めて自然な動作によって該アイソレータ5の底部(下部ばねケース6の底部)は、フレーム長手方向の一方の端部6d(当接部)を支点としてフレーム10上面から浮き上がり、これにより底部下面の略中央部に配設されたリングゴム9の下方突出部9a(同図には示さない)がフレーム10の上面から離れることになる。そして、このときにフレーム10の上面に当接しているアイソレータ5の底部外周端(当接部6d)が該フレーム上面と摺動可能であることから、作業者は、図に白抜きの矢印で示すように、アイソレータ5をフレーム10に沿って滑らせて、容易に移動させることができる。
しかも、そのようにアイソレータ5を傾けたときでも、該アイソレータ5の底部に配設されたホルダー12がフレーム10の上部を幅方向に跨いでいて、その係止端部12cがフレーム10の幅方向の端部に係止されているから、アイソレータ5の底部がフレーム10の上部に係合する状態が維持されて、アイソレータ5がフレーム10から脱落することがない。つまり、固定用ホルダー12をガイド部材として、アイソレータ5をフレーム10の長手方向に移動させることができる。
次に、そのようにして複数のアイソレータ5,5,…の位置を適切に調整して、室外ユニットを防振台Aに略水平に設置した状態では、それら各アイソレータ5のコイルばね8が伸縮することによって、室外ユニットの振動の基礎側への伝達が抑制されるとともに、そのコイルばね8のループ8a,8a,…内に配置されたリングゴム9の弾性反発力による接触抵抗によって、コイルばね8のサージングを効果的に防止することができる。
しかも、そのように略円筒状のリングゴム9をコイルばね8のループ8a,8a,…内に嵌入して、長円状(楕円状)に変形させただけの極めて簡単な構造であるから、製造コストを下げることができ、リングゴム9のコイルばね8への組付作業も容易に行えるし、さらに、リングゴム9のへたりが生じ難く、サージング防止性能を長期間に亘り安定して確保することができる。
また、前記リングゴム9の下端部が固定用ホルダ12によって下部ばねケース6の底部に固定されているので、この固定がなされない場合のようにリングゴム9がばね8のループ8a,8a,…内で回行することがなく、その姿勢安定性が向上するとともに、リングゴム9によるコイルばね8のサージングの防止効果が安定して得られる。
さらにまた、この実施形態のアイソレータ5では、従来一般的な下部ゴムパッドを廃止して、その代わりに、小型で高剛性の金属製ホルダー12を下部ばねケース6の底部に配設するとともに、その底部の下面略中央部からリングゴム9の下方突出部9aを所定量、膨出させて、滑り止めの機能を持たせているので、アイソレータ5が室外ユニットの荷重を受ける状態では、その運転に伴い発生する振動によってアイソレータ5の底部の位置がずれたり、その姿勢が崩れたりすることがなく、良好な姿勢安定性が得られる。
(他の実施形態)
前記実施形態では、サージング防止部材としてリングゴム9を用いているが、これは必ずしもリング状のものでなくてもよいし、また、材料もゴムに代えて樹脂等、何らかの弾性体で構成すればよい。
また、前記実施形態では、サージング防止部材であるリングゴム9の下方突出部9aを固定用ホルダー12の挿通部12aに係合させた上で、下部ばねケース6の底部から下方に覗かせて滑り止めの機能を持たせるようにしているが、これに限るものではない。例えば図8に一例を示すように、前記実施形態とは挿通部12a′の形状が異なるホルダー12′を用意するとともに、その挿通部12a′の内側にゴム片等の弾性部材13を装着し、これを下部ばねケース6の底部の貫通穴6aに下側から嵌入して、取り付けるようにしてもよい。こうすれば、弾性部材13によって前記実施形態と同様に、アイソレータ5の姿勢安定性を確保しながら、その位置を容易に調整することができる。また、この場合にはサージング防止部材は設けないこともできる。
また、前記実施形態では、防振台Aのベース1と架台2との間にアイソレータ5,5,…を配設するようにしているが、本発明のアイソレータ5は、室外ユニット等の振動源とベース1との間に直接に介在させるようにした防振台に対しても適用することができる。
さらに、前記実施形態では、振動源が空気調和装置の室外ユニットである場合について説明したが、その他の振動源を支持する防振台にも適用できるのは勿論である。
本発明の実施形態に係るアイソレータの組立状態を示す縦断面図である。 図1とは異なる断面におけるアイソレータの縦断面図である。 アイソレータの底部の構成を示す斜視図である。 (a)は、ケースの底部にリングゴム及びホルダーを配設した状態を示し、(b)は、リングゴム及びホルダーの係合状態を示す斜視図である。 防振台の正面図である。 防振台の平面図である。 アイソレータをフレーム上で滑らせて移動させる作業の説明図である。 滑り止めのための専用の弾性部材を装着する他の実施形態のホルダーを示す斜視図である。
A 防振台
1 ベース
2 架台
5 アイソレータ
6 下部ばねケース(基礎側ケース部材)
6a 貫通穴
6c 溝部
6d 当接部
7 上部ばねケース(振動源側ケース部材)
7a 環状段部
7d 係合片
7e 爪部
8 コイルばね
8a ループ
9 リングゴム(サージング防止部材)
9a 下方突出部(弾性部材)
9c 両側部
10 フレーム
11 上部ゴムパッド
12,12′ 固定用ホルダー(保持部材)
12a,12a′ 挿通部
12b 被挟持部
12c 係止端部
13 弾性部材

Claims (7)

  1. 基礎側に配設したフレーム上に互いに間隔をあけて複数、配置され、それぞれが該フレームの上方に離間した振動源の荷重を弾性的に支持して、該振動源から基礎への振動の伝達を抑制するようにした防振台のアイソレータであって、
    前記フレームの上部に載置され、上方に向かって開口する基礎側ケース部材と、
    前記基礎側ケース部材の上方に離間して前記振動源側に配置され、下方に向かって開口する振動源側ケース部材と、
    前記両ケース部材の間に収容されたコイルばねとを備え、
    前記基礎側ケース部材の底部には、前記フレームの上部をその幅方向に跨いで保持するように保持部材が配設されるとともに、底部の下面におけるフレーム長手方向の略中央部には、前記振動源の荷重を受けない状態で所定量だけ下方に膨出するように弾性部材が配設され、一方、底部の下面におけるフレーム長手方向の両端側はそれぞれ、前記弾性部材が前記振動源の荷重を受けて上下に圧縮されたときにフレーム上面と摺動可能に当接する当接部とされていることを特徴とする防振台のアイソレータ。
  2. コイルばねのループ内に内側から接触するように弾性体からなるサージング防止部材が配設され、
    基礎側ケース部材の底部に配設された弾性部材は、前記サージング防止部材の下端部から下方に突出するように一体形成された下方突出部であって、この下方突出部が前記ケース部材底部の貫通穴に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載のアイソレータ。
  3. サージング防止部材は、略円筒状の弾性体をその中心軸線が略水平となるようにコイルばねのループ内に配置したものであり、その中心軸線を挟んで略水平方向に対向する該弾性体の両側部がそれぞれの外周面の少なくとも一部をコイルばねのループ内周面に接触させた状態で該ループにより内方に押圧されて、楕円状ないし長円状に変形していることを特徴とする請求項2に記載のアイソレータ。
  4. 保持部材は、金属製の帯状部材を長手方向に折り曲げてなり、ケース部材底部の貫通穴に下方から挿通された略コ字状の挿通部と、この挿通部の両端からそれぞれフレーム幅方向の外方に延びていて、ケース部材底部の下面とフレーム上面との間に挟持される被挟持部と、この各被挟持部の先端から下方に折れ曲がって各々フレーム上面の幅方向両端部に係止される係止端部とを備え、
    前記保持部材の挿通部の上側が前記基礎側ケース部材の内部でその底部から上方に突出し、略円筒状のサージング防止部材の下端部を跨いだ状態で係合していることを特徴とする請求項3に記載のアイソレータ。
  5. 基礎側ケース部材の底部の下面には、貫通穴の周縁部からフレーム幅方向の両端部までそれぞれ保持部材の被挟持部を収容するように溝部が形成されており、この溝部の深さが前記被挟持部の厚みと略同じであることを特徴とする請求項4に記載のアイソレータ。
  6. 振動源側ケース部材の内側にはサージング防止部材の上部に掛着する爪部が設けられていることを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載のアイソレータ。
  7. 基礎側及び振動源側ケース部材はいずれも筒状とされ、振動源側ケース部材の下部の内径が基礎側ケース部材の上部の外径よりも大きくされているとともに、該振動源側ケース部材の下部の外径が上部に比べて大きくかつそれらの中間に環状の段部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のアイソレータ。
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