JP4354231B2 - エレベータ出入口雨水浸入防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外にエレベータかごが設置されるエレベータに用いるうえで好適なエレベータ出入口雨水浸入防止装置に関する。
展望用エレベータでは、屋外にエレベータかごが設置されるため、雨水がエレベータかごに直接降りかかってしまう。そこで、従来のエレベータでは、乗場側出入口上部とかご側出入口上部に、それぞれ雨どいを設けることとしている。
また、従来の展望用エレベータとしては、屋外に設置されたエレベータかごのかごガラスあるいはかごガラス上部外装板材に沿って上方から滴下する雨水を受け、ガラス面外へ雨水を流出させる樋状部材をエレベータかご室の下部に設けたエレベータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−179367号公報
エレベータかごは階床間を移動するため、乗場側に設けられる雨どいとかご側に設けられる雨どいとの間には、隙間が必ず存在する。このため、その隙間から雨水が滴下し、乗降中の乗客に雨水が降りかかってしまうという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、乗降時に乗客への雨水の降りかかりを防止することのできるエレベータ出入口雨水浸入防止装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエレベータ出入口雨水浸入防止装置は、屋外に配置されるエレベータかごに設けられたかご扉と、前記かご扉と連係して動作するように乗場側に設けられた乗場扉と、前記かご扉の上方に配置され、前記かご扉を開閉させ、装置内への雨水の浸入を防止するかご側防雨カバーを備えるかごドア装置と、前記乗場扉の上方に配置され、前記かごドア装置と連係して前記乗場扉を開閉させ、装置内への雨水の浸入を防止する乗場側防雨カバーを備える乗場ドア装置と、前記乗場側防雨カバーの下端に設けられた雨どいと、前記かご側防雨カバーの下部おいて前記雨どいよりも高い位置を中心として回動可能に設けられ、前記かご扉の開放時には前記雨どいの上方に向かって傾斜するようにして前記雨どいとの間を橋渡しして前記かご扉と前記乗場扉との隙間を塞ぐ遮蔽板とを備え、前記遮蔽板により、前記エレベータかごに降りかかった雨水を前記雨どいに導水するものである。
本発明のエレベータ出入口雨水浸入防止装置は以上説明したように、屋外に配置されるエレベータかごに設けられたかご扉と、前記かご扉と連係して動作するように乗場側に設けられた乗場扉と、前記かご扉の上方に配置され、前記かご扉を開閉させ、装置内への雨水の浸入を防止するかご側防雨カバーを備えるかごドア装置と、前記乗場扉の上方に配置され、前記かごドア装置と連係して前記乗場扉を開閉させ、装置内への雨水の浸入を防止する乗場側防雨カバーを備える乗場ドア装置と、前記乗場側防雨カバーの下端に設けられた雨どいと、前記かご側防雨カバーの下部おいて前記雨どいよりも高い位置を中心として回動可能に設けられ、前記かご扉の開放時には前記雨どいの上方に向かって傾斜するようにして前記雨どいとの間を橋渡しして前記かご扉と前記乗場扉との隙間を塞ぐ遮蔽板とを備え、前記遮蔽板により、前記エレベータかごに降りかかった雨水を前記雨どいに導水するようにしたので、遮蔽板によってかご扉と乗場扉との隙間を塞ぐことができる。このため、乗降中の乗客に雨水が降りかかってしまう事態を回避することができる。更に、乗場外壁上部およびエレベータかご上部に降りかかった雨水を雨どいに導水し、排出することができる。
以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。尚、各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のエレベータ出入口雨水浸入防止装置の概略構成を説明するためのエレベータ乗場上部の縦断面図である。
図1において、本実施形態1のエレベータかご1は、屋外に配置されている。エレベータかご1のかご側出入口2には、かご扉3が配置されている。かご扉3の上方には、かご扉3を開閉させるかごドア装置4が配置されている。かごドア装置4は、かご扉3を開閉駆動する駆動装置(図示せず)を有し、エレベータかご1の上面に取り付けられている。一方、乗場側出入口5には、乗場扉6が配置されている。乗場扉6の上方には、かごドア装置4と連係して乗場扉6を開閉させる乗場ドア装置7が配置されている。乗場ドア装置7は、乗場壁8に取り付けられている。
乗場ドア装置7には、装置内への雨水の浸入を防止する乗場側防雨カバー9が取り付けられている。乗場側防雨カバー9の下端には、雨どい10が設けられている。かごドア装置4には、乗場ドア装置7と同様に、装置内への雨水の浸入を防止するかご側防雨カバー11が取り付けられている。かご側防雨カバー11の下部には、ヒンジ12を介して遮蔽板13が設けられている。本実施形態1のエレベータ出入口雨水浸入防止装置は、後述する駆動機構15をかごドア装置4に備えている。このため、遮蔽板13は、駆動機構15により駆動されて、ヒンジ12の回動軸14を中心として回動することができる。遮蔽板13は、その回動動作がかご扉3の開閉と同期して行われるように構成されている。かご扉3の開放時には、遮蔽板13は雨どい10との間(かご側出入口2上部と乗場側出入口5上部との間)を橋渡しするように設けられている。更に、かご扉3の開放時には、遮蔽板13は、雨どい10より高い位置に設けられた回動軸14を中心として回動し、雨どい10の上方に向かって傾斜した状態となるように設けられている。
上記の構成によれば、かご側防雨カバー11を流れ落ちる雨水を遮蔽板13によって、雨どい10に導水することができる。従って、本実施形態1のエレベータの出入口装置によれば、乗場側防雨カバー9を滴り落ちる雨水とかご側防雨カバー11を滴り落ちる雨水とを、確実に一ヶ所の雨どい10に集めることができる。
次に、図2および図3を用いて、本実施の形態1の遮蔽板13を駆動する駆動機構15について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1の遮蔽板13の駆動機構15を示す横断面図である。図3は、本発明の実施の形態1の遮蔽板13の駆動機構15を示す縦断面図である。尚、図3(A)は、遮蔽板13の動作前の状態(かご扉3閉状態)を示し、図3(B)は、遮蔽板13がかご扉3の開放と同期して動作した後の状態を示す。
図において、各かご扉3のハンガープレート16には、それぞれローラー17が取り付けられている。遮蔽板13には、各かご扉3のローラー17に対応した1対のカム18が、遮蔽板13における回動軸14より下端側となる位置に取り付けられている。また、遮蔽板13における回動軸14より上端側となる位置とかご側防雨カバー11との間には、戻しバネ19が設けられている。戻しバネ19は、ローラー17がカム18を乗場側に押し退ける動作に抗し、遮蔽板13の回動を抑制するように作用する。
かご扉3が閉じている場合には、遮蔽板13は、戻しバネ19により付勢され、図3(A)に示す位置に保持されている。かご扉3の開放動作が開始されると、ローラー17がカム18と接触し、乗場側にカム18を押し退ける。上記の構成を有する駆動機構15によれば、図3(B)に示すように、遮蔽板13を回動させることができる。
以上説明した通り、本実施形態のエレベータ出入口雨水浸入防止装置によれば、遮蔽板13によって、エレベータかご1と乗場との隙間を塞ぐことができる。このため、乗降中の乗客に雨水が降りかかってしまう事態を回避することができる。
また、本実施形態のエレベータ出入口雨水浸入防止装置によれば、遮蔽板13を設けたことで、乗場外壁上部およびエレベータかご1に降りかかった雨水を確実に乗場側に設けられた雨どい10に導水し、排出することができる。
実施の形態2.
次に、図4および図5を用いて、本発明の実施の形態2について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2の遮蔽板20の駆動機構21を示す横断面図である。図5は、本発明の実施の形態2の遮蔽板20の駆動機構21を示す斜視図である。尚、本実施形態のエレベータ出入口雨水浸入防止装置は、遮蔽板の駆動機構の構成を除き、実施の形態1のエレベータ出入口雨水浸入防止装置と同様の構成を有している。
本実施形態2の遮蔽板20には、固定具22を介して遮蔽板20の回動軸23が固定されている。回動軸23は、軸受24により回動可能に保持されている。軸受24は、例えば、かご側防雨カバー11に取り付けられる(取り付け部の図示は省略する)。遮蔽板20の回動軸23には、駆動用減速機25を介してモータ26が接続されている。このような構成を有する駆動機構21によれば、かご扉3の開閉と同期してモータ26を駆動することで、遮蔽板20を回動させることができる。
ところで、通常、かご扉および乗場扉を開閉するための駆動装置は、かご側のかごドア装置内に備えられており、その駆動装置がすべての階床のかご扉と乗場扉の駆動を行っている。そこで、上述した実施の形態1および2では、遮蔽板とその駆動機構をかごドア装置に設けることとしている。このように、遮蔽板とその駆動機構を、かご側であって、より具体的にはかごドア装置に集約して配置することで、部品点数および設置スペースを増大させることなく、好適に本発明のエレベータ出入口雨水浸入防止装置を実現することができる。もっとも、本発明は、遮蔽板がエレベータかごのかごドア装置に設けられ、乗場側に雨どいが設けられた形態に限定されるものではない。すなわち、乗場側に遮蔽板を設け、かご側に雨どいを設けることとしてもよい。
本発明の実施の形態1のエレベータ出入口雨水浸入防止装置の概略構成を説明するためのエレベータ乗場上部の縦断面図である。 本発明の実施の形態1の遮蔽板の駆動機構を示す横断面図である。 本発明の実施の形態1の遮蔽板の駆動機構を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2の遮蔽板の駆動機構を示す横断面図である。 本発明の実施の形態2の遮蔽板の駆動機構を示す斜視図である。
符号の説明
1 エレベータかご、 2 かご側出入口、 3 かご扉、 4 かごドア装置、 5 乗場側出入口、 6 乗場扉、 7 乗場ドア装置、 9 乗場側防雨カバー、 10 雨どい、 11 かご側防雨カバー、 13、20 遮蔽板、 14、23 回動軸、 15、21 駆動機構、 17 ローラー、 18 カム、 19 戻しバネ、 26 モータ。

Claims (3)

  1. 屋外に配置されるエレベータかごに設けられたかご扉と、
    前記かご扉と連係して動作するように乗場側に設けられた乗場扉と、
    前記かご扉の上方に配置され、前記かご扉を開閉させ、装置内への雨水の浸入を防止するかご側防雨カバーを備えるかごドア装置と、
    前記乗場扉の上方に配置され、前記かごドア装置と連係して前記乗場扉を開閉させ、装置内への雨水の浸入を防止する乗場側防雨カバーを備える乗場ドア装置と、
    前記乗場側防雨カバーの下端に設けられた雨どいと、
    前記かご側防雨カバーの下部おいて前記雨どいよりも高い位置を中心として回動可能に設けられ、前記かご扉の開放時には前記雨どいの上方に向かって傾斜するようにして前記雨どいとの間を橋渡しして前記かご扉と前記乗場扉との隙間を塞ぐ遮蔽板とを備え、
    前記遮蔽板により、前記エレベータかごに降りかかった雨水を前記雨どいに導水することを特徴とするエレベータ出入口雨水浸入防止装置。
  2. 前記遮蔽板は、
    前記遮蔽板に取り付けられたカムと、
    前記かご扉の開放時に前記カムを押し退けることで前記遮蔽板を回動させるように前記かご扉に設けられたローラーと、
    前記ローラーが前記カムを押し退ける動作に抗して前記遮蔽板の回動を抑制するように作用するバネと、
    を備える駆動機構を有することを特徴とする請求項に記載のエレベータ出入口雨水浸入防止装置。
  3. 前記遮蔽板は、
    前記遮蔽板の回動中心となるように前記遮蔽板に取り付けられた回動軸と、
    前記回動軸を駆動するモータと、
    を備える駆動機構を有することを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ出入口雨水浸入防止装置。
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