JP4354089B2 - 釣竿 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに用いる釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の釣竿は、元竿と、元竿の穂先側に振出形式または並継形式で連結された複数の中竿と、中竿の穂先側に連結された穂先竿とを有している。この元竿は、竿元側端部に設けられたグリップと、グリップの穂先側に設けられリールを取り付け可能なリールシートとを有している。この従来の釣竿では、リールシートにリールを取り付け、グリップを把持しつつリール操作を行いキャスティングやリトリーブ等を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
キャスティング後のリトリーブ時や釣糸の巻き上げ時において、穂先側の竿のぶれを抑えるために、元竿の竿元側端面を身体の一部(例えば、胸部や腹部)に当ててリール操作を行うことがある。このようにリール操作を行うことによって、リトリーブ時のリールを巻き上げる速度や釣竿を構える角度等を安定させて、釣りを行うのである。
【0004】
しかし、元竿の竿元側端面はさほど大きな断面積を有さず、これを身体の一部に当てても十分な釣竿の安定性を確保できず、また長時間にわたって身体の一部に元竿の竿元側端面を押し当てていると押し当てた身体が痛くなる場合がある。そこで、拡径した(断面積の大きい)押当部材を元竿の竿元側端部に配置することが考えられる。
【0005】
しかし、このような拡径した押当部材を元竿に装着すると、釣竿の元竿を竿立穴に挿入して釣竿を立てたまま保持することができない。即ち、船釣り等においては船縁の竿立穴に釣竿の元竿を挿入して釣竿を立てて置くのであるが、拡径した押当部材が元竿に装着されていると、元竿をこの竿立穴に差し込めなくなるのである。
【0006】
本発明の課題は、竿元側端部を身体に押し当てて安定して釣り操作を行うことができ、かつ竿立穴に挿入して釣竿を立てかけておくことが可能な釣竿を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明1にかかる釣竿は、魚釣りに用いる釣竿であって、筒状の竿体と、竿体の竿元側内部に軸方向に出入自在に配置され、竿元側方向へ引き出された引出状態と、穂先側方向へ挿入された挿入状態とを採り得る芯材と、竿体の竿元側端部に配置され竿体の径より拡径した押当部材とを備え、押当部材は竿元側ほど拡径する略円錐型弾性部材であり、前記芯材は、引出状態にあるときに、船縁の竿立穴に挿入して釣竿を立てておくことが可能なものであり、押当部材は、芯材が前記挿入位置にあるとき、拡径した竿元側部を身体の一部に押し当てて安定した状態で、釣竿の操作が可能なものであることを特徴とする。
【0008】
この釣竿では、釣り操作を行う場合には、芯材を竿体内に挿入した挿入状態とし、竿体の竿元側端部の押当部材を身体の一部に押し当てて安定させた状態でリトリーブ等の操作をおこなう。また、釣りを終えた運搬時や収納時にも、芯材は挿入状態にしておく。一方、船釣り等において船縁の竿立穴に竿体を挿入して釣竿を立てて置くような場合には、芯材を引き出して引出状態とし、この引き出した芯材を竿立穴に挿入する。
【0009】
この場合には、押当部材が略円錐型の弾性部材であり、長時間にわたって押当部材を身体の一部に押し当てていても、押し当てた身体の一部が痛くなることなく、釣竿を安定した状態で支えることができる。
【0010】
発明2のかかる釣竿は、発明1の釣竿であって、竿体は竿元側内周面に雌ねじ部を有し、芯材は穂先側外周面と竿元側外周面とにそれぞれ雄ねじ部を有し、雄ねじ部を雌ねじ部に螺合させることで芯材は挿入状態と引出状態とを採り得る。
発明3にかかる釣竿は、発明1の釣竿であって、竿体は竿元側内周面に嵌合雌部を有し、芯材は穂先側外周面と竿元側外周面とにそれぞれ他の部分より大径化した嵌合雄部を有し、嵌合雄部を嵌合雌部に嵌合させることで芯材は挿入状態と引出状態とを採り得る。
【0011】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した釣竿は、図1に示すように、複数の竿体からなり穂先側の竿体を順次竿元側の竿体内に挿入して収納可能な複数の竿体からなる竿体ユニット2と、竿体ユニット2が順次挿入され収納可能なように竿体ユニット2の竿元側に連結された元竿1とを有している。
【0012】
元竿1及び竿体ユニット2は、それぞれ炭素繊維やガラス繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグをマンドレルに巻回して焼成して得られた先細り筒状部材である。元竿1はおよそ軸方向の中央付近周面上に設けられリール3を脱着自在に装着可能なリールシート4を有している。また、元竿1の竿元側端部には押当部材10が設けられ、さらに芯材11が竿元側端部より内部に出入自在に連結されている。竿体ユニット2には釣糸Lを挿通可能な釣糸ガイド6が所定の間隔を隔てて複数設けられ、穂先側先端にはトップガイド7が設けられている。
【0013】
図2に示すように、押当部材10は、元竿1の竿元側端面に配置され軸方向に貫通したパイプ状の連結部12と、連結部12の竿元側に連結された本体部13と、本体部13の周方向中心に位置して軸方向に貫通する雌ねじ部14とを有している。
連結部12は元竿1の竿元側端面にはめ込まれ接着剤等によって固定された合成樹脂または金属部材である。竿元側外周面に径外方向に縁出する係止フランジを有し、この係止フランジに本体部13が連結されている。本体部13は、天然ゴム,スチレンゴムやブタジエンゴム等の合成ゴム,EVA樹脂またはコルク等の木材からなる略円錐型部材であって、竿元側ほど拡径して断面積が大きくなっている。本体部13は周方向中心に軸方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔は連結部12・元竿1の内部に連通している。そして、この貫通孔に雌ねじ部14が設けられている。この雌ねじ部14は本体部13と異なる合成樹脂または金属から構成される。
【0014】
芯材11は元竿1乃至竿体ユニット2と同様に炭素繊維やガラス繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグをマンドレルに巻回して焼成して得られた筒状部材である。その径は元竿1乃至押当部材10の連結部12の内径にほぼ合致しており、竿元側の端部が拡径したフランジとなっている。また、芯材11の両端にはそれぞれねじ山が形成されており、第1雄ねじ部11aと第2雄ねじ部11bとになっている。
【0015】
このように構成された釣竿では、釣り操作を行う場合には、芯材11を元竿1内に挿入し第2雄ねじ部11bを雌ねじ部14に螺合させて、挿入状態において芯材11と元竿1に固定する。そして、押当部材10の本体部13を身体の一部に押し当てて安定させた状態でリトリーブ等の操作をおこなう。一方、船釣り等において船縁の竿立穴に元竿1を挿入して釣竿を立てて置くような場合には、芯材11を引き出し、第1雄ねじ部11aを雌ねじ部14に螺合させて引出状態において芯材11を元竿1に固定する。そして、この引き出した芯材11を竿立穴に挿入して釣竿を立てておくことができる。
【0016】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第2実施形態を採用した釣竿も、第1実施形態と同様に、竿体ユニット2と、竿体ユニット2が順次挿入され収納可能なように竿体ユニット2の竿元側に連結された元竿1とを有している。そして、元竿1の竿元側端部には押し当て部材20が配置され、また、元竿1には竿元側から内部に出入自在に芯材21が連結されている。
【0017】
図3に示すように、押当部材20は、元竿1の竿元側端部内周面に配置された弾性部材(嵌合雌部)24と、元竿1の竿元側端部外周面に配置された本体部23とを有している。本体部23は、天然ゴム,スチレンゴムやブタジエンゴム等の合成ゴム,EVA樹脂またはコルク等の木材からなる略円錐型部材であって、竿元側ほど拡径して断面積が大きくなっている。元竿1の竿元側端部外周面から端面にかけて接着剤等によって固定される。一方、弾性部材(嵌合雌部)24は弾性ゴム等からなるパイプ状部材であり元竿1の竿元側端部内周面に配置され接着され固定されている。
【0018】
芯材21は、第1実施形態と同様に炭素繊維やガラス繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグをマンドレルに巻回して焼成して得られた筒状部材である。その径は元竿1の竿元側部分の内径にほぼ合致しており、竿元側の端部が拡径したフランジとなっている。また、芯材21の両端はそれぞれやや大径化され、第1嵌合雄部21aと第2嵌合雄部21bとになっている。
【0019】
このように構成された釣竿では、釣り操作を行う場合には、芯材21を元竿1内に挿入し第2嵌合雄部21bを弾性部材(嵌合雌部)24に嵌合させて、挿入状態において芯材21と元竿1に固定する。そして、押当部材20の本体部23を身体の一部に押し当てて安定させた状態でリトリーブ等の操作をおこなう。一方、船釣り等において船縁の竿立穴に元竿1を挿入して釣竿を立てて置くような場合には、芯材21を引き出し、第1嵌合雄部21aを弾性部材(嵌合雌部)24に嵌合させて引出状態において芯材21を元竿1に固定する。そして、この引き出した芯材21を竿立穴に挿入して釣竿を立てておくことができる。
【0020】
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第3実施形態を採用した釣竿も、第1実施形態と同様に、竿体ユニット2と、竿体ユニット2が順次挿入され収納可能なように竿体ユニット2の竿元側に連結された元竿1とを有している。そして、元竿1の竿元側端部には押し当て部材30が配置され、また、元竿1には竿元側から内部に出入自在に芯材31が連結されている。
【0021】
図4〜6に示すように、押当部材30は、元竿1の竿元側端部外周乃至竿元側端面に元竿1に対して回動自在に配置され軸方向に貫通した略パイプ状の連結部32と、連結部32の外周に配置された本体部33とを有している。
連結部32は元竿1の竿元側外周の切欠乃至突起に係止され元竿1に回転自在となっている合成樹脂または金属部材である。連結部32は元竿1の竿元側端面より竿元側に突出しており、この竿元側に突出した部分には径内方向へ突出する係止突起32aが周方向において180度変位して一対設けられている(図5参照)。
【0022】
本体部33は、天然ゴム,スチレンゴムやブタジエンゴム等の合成ゴム,EVA樹脂またはコルク等の木材からなる略円錐型部材であって、竿元側ほど拡径して断面積が大きくなっている。また、竿元側端面は径方向中央付近がもっとも竿元側に突出して膨らんでいる。この本体部33は周方向中心に軸方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔は連結部32・元竿1の内部に連通している。
【0023】
芯材31は元竿1乃至竿体ユニット2と同様に炭素繊維やガラス繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグをマンドレルに巻回して焼成して得られた中実の棒状部材である。その径は元竿1乃至押当部材30の連結部32の内径にほぼ合致しており、竿元側の端部が拡径したフランジとなっている。また、芯材31には周方向に180度変位した位置に軸方向に延びる一対のレール溝31bが形成されている。また、芯材31にはレール溝31bに連続して周方向に広がる一対の係止溝31aが複数箇所に設けられている(図5参照)。係止溝31aは芯材31の穂先側付近及び竿元側端部付近の任意の位置に設けられる。この係止溝31aの軸方向長さは連結部32の係止突起32aの軸方向長さにほぼ一致している。
【0024】
このように構成された釣竿では、釣り操作を行う場合には、芯材31を元竿1内に挿入する。連結部32の係止突起32aが芯材31のレール溝31b内を軸方向に滑動することで、芯材31は連結部32に対して周方向に相対回転せずに軸方向に移動して元竿1内に挿入されてゆく。そして、芯材31が元竿1内に完全に挿入された位置において、係止突起32aがもっとも竿元側に位置する係止溝31aに合致する。ここで、押当部材30を元竿1乃至芯材31に対して周方向に回転させることで係止突起32aが係止溝31aに噛込んで係止され、芯材31の軸方向移動が固定される。こうして、挿入状態において芯材31を元竿1に固定する。そして、押当部材30の本体部33を身体の一部に押し当てて安定させた状態でリトリーブ等の操作をおこなう。
【0025】
一方、船釣り等において船縁の竿立穴に元竿1を挿入して釣竿を立てて置くような場合には、押当部材30を周方向に回転させて係止突起32aの係止溝31aへの係止を解除し、係止突起32aをレール溝31b内で軸方向に滑動させつつ芯材31を元竿1内から引き出す。そして、芯材31の穂先側にある任意の係止溝31aに係止突起32aを合致させて、押当部材30を周方向に回転させて係止突起32aを係止溝31aに噛込ませて係止する。こうして、引出状態において芯材31を元竿1に固定する。そして、この引き出した芯材31を竿立穴に挿入して釣竿を立てておく。
【0026】
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第4実施形態を採用した釣竿も、第1実施形態と同様に、竿体ユニット2と、竿体ユニット2が順次挿入され収納可能なように竿体ユニット2の竿元側に連結された元竿1とを有している。そして、元竿1の竿元側端部には押し当て部材40が配置され、また、元竿1には竿元側から内部に出入自在に芯材41が連結されている。
【0027】
図7に示すように、押当部材40は、元竿1の竿元側端部外周乃至竿元側端面に固定され軸方向に貫通した略パイプ状の連結部42と、連結部42の外周に配置された本体部43とを有している。連結部42は元竿1の竿元側端面より竿元側に突出しており、この竿元側に突出した部分の内周面には径外方向へ凹入する凹部42aが周方向において180度変位して一対設けられている。また、本体部43は、天然ゴム,スチレンゴムやブタジエンゴム等の合成ゴム,EVA樹脂またはコルク等の木材からなる略円錐型部材であって、竿元側ほど拡径して断面積が大きくなっている。また、竿元側端面は径方向中央付近がもっとも竿元側に突出して膨らんでいる。この本体部43は周方向中心に軸方向に貫通する貫通孔を有し、この貫通孔は連結部42・元竿1の内部に連通している。
【0028】
芯材41は元竿1乃至竿体ユニット2と同様に炭素繊維やガラス繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグをマンドレルに巻回して焼成して得られた中実の棒状部材である。その径は元竿1乃至押当部材40の連結部42の内径にほぼ合致しており、竿元側の端部が拡径したフランジとなっている。この芯材41には竿元側端部に一カ所,穂先側に軸方向に間隔を隔てて3カ所にそれぞれ径方向に貫通する貫通孔が形成されている。そして、この貫通孔内には、貫通孔両端口から外部に一部が突出するように配置される一対の球状部材44と、この一対の球状部材44を連結しつつ貫通孔外方向に付勢するコイルバネ45とが配置されている。
【0029】
このように構成された釣竿では、釣り操作を行う場合には、芯材41を元竿1内に挿入する。この場合には、球状部材44は連結部42乃至元竿1の内周面に当接して貫通孔内に押し込まれ、芯材41は元竿1内へと挿入されてゆく。そして、芯材41が元竿1内に完全に挿入された位置において、もっとも竿元側に位置する球状部材44が連結部42の凹部42aに合致する。ここで、球状部材44がコイルバネ45の付勢力によって凹部42aに係止され、芯材41の軸方向移動が固定される。こうして、挿入状態において芯材41を元竿1に固定する。そして、押当部材40の本体部43を身体の一部に押し当てて安定させた状態でリトリーブ等の操作をおこなう。
【0030】
一方、船釣り等において船縁の竿立穴に元竿1を挿入して釣竿を立てて置くような場合には、芯材41を強く元竿1から引き出すことでもっとも竿元側に位置する球状部材44の凹部42aへの係止を解除する。そして、芯材41を元竿1内から引き出す。その後、芯材41の穂先側にある任意の球状部材44を凹部42aに合致させて係止する。こうして、引出状態において芯材41を元竿1に固定する。そして、この引き出した芯材41を竿立穴に挿入して釣竿を立てておく。
【0031】
[他の実施形態]
(a)芯材の固定方法はその他の手法を採用できる。例えば、元竿の竿元側内部に断面楕円型のパイプ部材を配置し、この中に断面楕円型の芯材を連結しておく。そして、任意の箇所で芯材を周方向に回転させて芯材をパイプ部材に固定することも考えられる。
(b)芯材の挿入状態においては芯材を元竿にあえて固定しなくてもよい。釣人が元竿端部を腹部等に当接できれば足りる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、長時間にわたって押当部材を身体に当てることができ、リトリーブ等の操作を安定して行うことができる。また、必要に応じて芯材を引き出すことで船釣りの際に釣竿を竿立穴に立てかけておくこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した釣竿の全体図。
【図2】図1の竿元側の拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を採用した釣竿の竿元側の拡大断面図。
【図4】本発明の第3実施形態を採用した釣竿の竿元側の拡大断面図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】図4のVI−VI断面図。
【図7】本発明の第4実施形態を採用した釣竿の竿元側の拡大断面図。
【符号の説明】
1 元竿
10,20,30,40 押当部材
11,21,31,41 芯材
12、32,42 連結部
13,23、33,43 本体部
14 雌ねじ部
24 嵌合雌部
Claims (3)
- 魚釣りに用いる釣竿であって、
筒状の竿体と、
前記竿体の竿元側内部に軸方向に出入自在に配置され、竿元側方向へ引き出された引出状態と、穂先側方向へ挿入された挿入状態とを採り得る芯材と、
前記竿体の竿元側端部に配置され前記竿体の径より拡径した押当部材とを備え、
前記押当部材は、竿元側ほど拡径する略円錐型弾性部材であり、
前記芯材は、前記引出状態にあるときに、船縁の竿立穴に挿入して前記釣竿を立てておくことが可能なものであり、
前記押当部材は、前記芯材が前記挿入位置にあるとき、拡径した竿元側部を身体の一部に押し当てて安定した状態で、前記釣竿の操作が可能なものである
ことを特徴とする釣竿。 - 前記竿体は竿元側内周面に雌ねじ部を有し、前記芯材は穂先側外周面と竿元側外周面とにそれぞれ雄ねじ部を有し、前記雄ねじ部を前記雌ねじ部に螺合させることで前記芯材は挿入状態と引出状態とを採り得る、請求項1に記載の釣竿。
- 前記竿体は竿元側内周面に嵌合雌部を有し、前記芯材は穂先側外周面と竿元側外周面とにそれぞれ他の部分より大径化した嵌合雄部を有し、前記嵌合雄部を嵌合雌部に嵌合させることで前記芯材は挿入状態と引出状態とを採り得る、請求項1に記載の釣竿。
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