JP4351485B2 - 遊技球払出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機での入賞時や貸球時などに、払出指令に応答して目標数の遊技球を払出するための遊技球払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機は、入賞時や貸球時などに所定量の遊技球を払出すための遊技球払出装置を備えている。このような遊技球払出装置は、例えば特許文献1に記載されているように、遊技球を遊技球の貯留部から上皿へ流下して払出す払出通路の途中にスプロケットを設け、このスプロケットをモータによって回転駆動させて遊技球を一球ずつ送り出し、送り出された遊技球を計数センサで計数して、その計数値が目標数に達するまでスプロケットを回転駆動させるものである。特許文献1では、スプロケットの外周の部分は、円周方向に沿って等間隔に並ぶ8個の球受部となっており、上流側から払出通路を流下する遊技球は、一つの球受部に一球ずつ保持されるようにして、スプロケットの回転動作とともに順次下流側に送り出される。従って、遊技球払出装置からは、スプロケットの動作量(回転量)に比例した個数の遊技球が払出されることになる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−321523号公報(図3参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
最近では遊技に対するニーズの多様化に伴い、一発の入賞球に対して払出される賞球の個数が多量化したり、入賞の種類毎に払出される賞球の数を変えたりしている。
【0005】
上述したような従来の遊技球払出装置では、多量の賞球を払出す場合に、スプロケットを高速で回転させて払出が行われることになるが、モータで回転駆動されるスプロケットの動作速度には限界があるため、多量の賞球の払出しに時間を要して、遊技者の不満が高まることが懸念される。
【0006】
また、一度に多数の貸球数を求める場合にも、同様である。
【0007】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、賞球あるいは貸球として払出される遊技球の数が多量であっても、また払出される遊技球の数が変化しても、迅速且つ正確に払出すことができる遊技球払出装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明における遊技機払出装置は、遊技機に備えられ、払出指令に応答して目標数の遊技球を賞球または貸球として払出する遊技球払出装置において、遊技球の貯留部に連通し、遊技球自体の自重落下によって遊技球を払出させることのできる払出通路と、この払出通路に設けられた払出作動手段と、前記払出通路からの遊技球の払出の可否を制御する払出制御手段と、前記払出通路から払出される遊技球の数を計数する計数手段とが備えられ、前記払出作動手段は、前記払出通路に出没可能に設けられた払出弁と、この払出弁より上流側に設けられて前記払出通路の遊技球を払出方向に移動させることができる可動体とを備え、前記払出通路には、上下に延びる部分とその下流側に設けられた遊技球の払出口とが具備され、前記上下に延びる部分に配置された前記払出弁はこの上下に延びる部分を閉塞する方向に付勢されて、前記可動体は前記払出弁の上流側に位置する遊技球に対して払出方向への押し出し動作が可能に配置され、前記払出制御手段は、遊技球を自重落下で払出する場合には、前記払出弁及び可動体を遊技球の自重落下を妨げない位置に退避させ、自重落下で払出した遊技球の数が前記目標数に到達する前に遊技球の払出を一時停止するように前記払出作動手段を制御し、前記払出制御手段は、前記一時停止の時点における前記計数手段での計数値に基づき、さらに前記目標数に対する不足数分を補填して遊技球が追加で払出されるように前記払出作動手段を制御するものであって、前記払出制御手段は、前記可動体を押し出し動作させる毎に前記払出弁が付勢力に抗して前記払出通路における開口部から退避するように変位して遊技球を1個ずつ払出させることで、遊技球を個別に払出制御することを特徴とするものである。
【0009】
【0010】
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技球払出装置において、前記払出制御手段では、前記目標数のうちの大多数の遊技球を自重落下で払出させることを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技球払出装置において、前記払出通路、払出作動手段及び計数手段を含む払出機構が、複数並列に配列されることを特徴とするものである。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の遊技球払出装置において、前記払出制御手段は、前記目標数が少数の場合、遊技球の自重落下による払出しを行うことなく、その目標数だけ1個ずつ払出されるように前記払出作動手段を制御することを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の遊技球払出装置を備えたパチンコ機の正面図、図2は図1のパチンコ機の背面図、図3は第1の実施形態の遊技球払出装置の部分的断面斜視図、図4(a)は払出弁が払出制御手段により閉位置にされた状態を示す説明図、図4(b)は払出弁が払出制御手段により開位置にされた状態を示す説明図、図5は遊技球が個別に払出制御される状態を示す説明図、図6は遊技球払出装置の動作を示すフローチャートである。
【0015】
本発明の実施形態は、遊技機としてのパチンコ機1に搭載される賞球用の遊技球払出装置10に適用したものである。
【0016】
図1に示すように、パチンコ機1の枠体の前面中央には、前面側をガラス板2で覆われて遊技盤3が保持されている。この遊技盤3には、略環状に設けられたガイドレール3aや、図示は省略するが、公知の入賞装置、図柄表示装置、障害釘、障害風車等が設置されている。また、遊技盤3の下方には上受皿4が設けられており、上受皿4の内側には、パチンコ機1の本体内部に通じる上皿出口4aが開口している。この上受皿4は賞球として払出された遊技球の貯留皿であり、発射用の遊技球を貯留しておく発射供給皿でもある。
【0017】
上受皿4の下方においては下受皿5が設けられ、この下受皿5の内側には、パチンコ機1の本体内部に通じる下皿出口5aが開口している。また、下受皿5の右側には、遊技球を発射する際に操作する発射ハンドル12が取り付けられている。
【0018】
図2に示すように、パチンコ機1の背面には、パチンコ機1の上辺に沿って遊技球の貯留部6が設けられている。パチンコ機1を遊技店内に設置した際には、遊技店内の補給樋(図示せず)から遊技球が貯留部6に供給される。貯留部6には、遊技球を整列させながら流下させて遊技球払出装置10に供給するレール部7が接続されている。
【0019】
遊技球払出装置10は、レール部7から供給される遊技球を賞球として払出し、払出された遊技球は、払出球誘導路8に流入する。払出球誘導路8は、パチンコ機1の縦辺に沿って下降する下降部8a、下降部8aの下流側に連接された斜行部8b、斜行部8bの進行方向側に連接されている上皿誘導部8c、斜行部8bから斜行部8bとは逆傾斜する方向に分岐してからUターンするように屈曲している下皿誘導部8dとから構成され、上皿誘導部8cは上皿出口4aに連通され、下皿誘導部8dは下皿出口5aに連通されている。この払出球誘導路8により、遊技球払出装置10から払出された遊技球は、下降部8aを落下し、斜行部8bにて方向を変えられ、通常は上皿誘導部8cから上受皿4に流入する。上受皿4が満杯となって上皿誘導部8cまでが遊技球で満たされた場合には、後続の遊技球は斜行部8bから下皿誘導部8dへ流入し、下受皿5に誘導される。
【0020】
また、パチンコ機1の背面の下方には、遊技者による発射ハンドル12の操作に基づいて、遊技球を遊技盤3へ発射する遊技球発射装置11が設けられている。この遊技球発射装置11には、発射レール上の遊技球をモータで駆動したハンマにより殴打する等の公知の発射装置が用いられる。また、この遊技球発射装置11の上方には、遊技盤3に設置されている可変入賞装置や図柄表示装置、あるいは遊技球払出装置10、遊技球発射装置11等の各種の電気部品の制御を司る遊技機制御装置9が取り付けられている。遊技機制御装置9は、周知のCPU、ROM、RAM、入出力回路等を備えるマイクロコンピュータである。
【0021】
なお、この実施形態では、貯留部6の遊技球を賞球としてのみ払出する形態について説明する。そのため、貸球用のプリペイドカードが挿入されるCRユニット等の図示は省略している。
【0022】
次に、遊技球払出装置10について詳細に説明する。遊技球払出装置10には、図2及び図3に示すように、貯留部6に連通し、遊技球20を払出させることのできる筒状の払出通路21と、この払出通路21に設けられた払出作動手段と、前記した遊技機制御装置9に含まれて払出通路21からの遊技球20の払出の可否を制御する払出制御手段9aと、前記払出通路21から払出される遊技球20の数を計数する計数手段22とが備えられている。
【0023】
第1の実施形態の払出作動手段としては、払出通路21に出没可能に設けられた払出弁23と、この払出弁23の上流側に設けられ払出通路21の遊技球20を払出方向に移動させることができる可動体24とが備えられている(図3参照)。
【0024】
パチンコ機1の背面側には遊技球払出装置10の取付基板としてベース板26が固定され、このベース板26の左寄りに形成された払出通路21には、略鉛直方向に沿う縦通路としての第1通路21aと、その上端に連結する下り傾斜した斜行部21b′を有する縦通路としての第2通路21bと、第1通路21aの下端に設けられた払出口21cとが備えられている。そのため、第1通路21aと斜行部21b′の連結部分は、略L字状に屈曲している。第2通路21bの他端(上端)は、前記したレール部7の下端に連結しており、第1通路21a及び斜行部21b′を含む第2通路21bは、1列に並んだ遊技球20が速やかに通過できる程度の大きさに形成されている。払出作動手段が遊技球20の払出を妨げない位置に制御されている場合には、第1通路21aでは、遊技球20自体はその自重により落下することができるように構成されている。
【0025】
なお、第1通路21aは、請求項3に記載した「上下に延びる部分」に相当する。この第1通路21aは、必ずしも鉛直方向に沿って上下に延びる形状でなくてもよく、遊技球20の自重落下が可能であれば、傾斜して上下に延びる形状でもよい。
【0026】
また図3では、可動体24から払出弁23までの第1通路21aの長さを、縦に5個の遊技球20が充填可能な長さとして図示しているが、第1通路21aの長さはこれに限定するものではなく、例えば、遊技球1個分の短い長さでもよい。
【0027】
払出弁23は、先端部が払出通路21側に湾曲して突出する爪部23aとなり、基端部が払出通路21の反対側に延びる平板部23cとなった側面視L字状の部材である。そして、この払出弁23の中途部が、前記ベース板26において払出通路21の下部寄りの側方に固定された軸部23bに回動自在に取り付けられている。この払出弁23が軸部23bを中心に回動することで、前記爪部23aが、払出口21cの近傍の払出通路21の側壁21dに設けられた開口部21eから、払出通路21内に出没できるよう構成されている。この爪部23aが遊技球20の下面と当接することで、遊技球20の落下を阻止する。なお、爪部23aが遊技球20の落下を阻止する位置にあるときを払出弁23の閉位置、爪部23aが遊技球20の落下を妨げない位置にあるときを払出弁23の開位置と称することとする。
【0028】
また、この払出弁23の平板部23cと、ベース板26の下部において払出口21cの側方に延びる縁部26aとには、各々小さい取付穴が穿設され、これら取付穴に平板部23cと縁部26aとの間の距離を縮める付勢手段としてのコイルバネ25が係止されている。これにより、前記払出弁23は、爪部23aが払出通路21の内側に突出する閉位置側に常に付勢されている。
【0029】
また、平板部23cの下面には、軸線が奥行き方向に延びる向きに配置された偏心回転体27の外周面が当接する。この偏心回転体27は、ベース板26の背面側に固定された払出弁用モータ28の駆動軸28aに偏心して取り付けられた円板状の部材である(図3、図4(a)及び図4(b)参照)。
【0030】
平板部23cの平坦な下面には、平板部23cが略水平位置にあるときに、偏心回転体27が、その外周面のうち払出弁用モータ28の駆動軸28aからの距離が最も遠い部位である突側外周部27aを下方に向けて当接する。
【0031】
この構成によれば、図4(a)に示すように、偏心回転体27の外周面のうち、前記駆動軸28aからの距離が最も遠い部位である突側外周部27aが下方位置にあるときは、偏心回転体27と当接する平板部23cが略水平位置に保たれ、払出弁23の爪部23aが、払出通路21の開口部21eから払出通路21内に突出した閉位置の姿勢に維持されて、遊技球20の落下を阻止している。
【0032】
この状態では、後述するように可動体24により爪部23aを下方へ無理押しする押圧力が作用すれば、図5に示すように、コイルバネ25の付勢力に抗して、払出弁23が回動し(図5で反時計方向)、爪部23aが開口部21eから退避する。そして、前記した押圧力が作用している間のみ払出弁23が開位置となり、遊技球20の払出が可能となる。この場合には、爪部23aへの押圧力が解除されれば、コイルバネ25によって、直ちに爪部23aは閉位置に戻される。
【0033】
一方、図4(b)に示すように、払出弁用モータ28の回転駆動により、偏心回転体27の突側外周部27aが上方位置に来ると、平板部23cが図中において右上がりに傾斜するように持ち上げられて、払出弁23が回動する。この回動に伴い、払出弁23の爪部23aが、開口部21eにおいて払出通路21への突出がなくなる開位置に変位し、その結果、第1通路21aに位置する遊技球20は、落下に対する阻止が無くなり自重落下が可能となる。
【0034】
このように、払出弁23の爪部23aを開位置に変位させるに際しては、爪部23aを直接押圧して回動させ、爪部23aに対する押圧力の発生毎に一時的に開位置に変位させる場合と、偏心回転体27の回転角度に基づいて平板部23cを持ち上げ、この回転角度に偏心回転体27を維持する任意の時間だけ開位置に変位させる場合との二通りが可能である。
【0035】
なお、図4(a)及び図4(b)では、平板部23cと縁部26aとの間に取り付けられるコイルバネ25及び計数手段22の図示を省略している。
【0036】
前記可動体24は、第1通路21aの上端と第2通路21bの斜行部21b′の下端とが略L字状に連結している部分の外側上方に配置され、この可動体24の外周面が、前記連結部分の第1通路21aの上部となる側壁に設けられた開口部21gにおいて、前記連結部分の内側に出没可能に設けられている。
【0037】
可動体24は、軸線が間口方向に延びる向きに配置された円板状のカム体であり、ベース板26の上部に固定された可動体用モータ29の駆動軸29aに偏心して取り付けらた円板状の部材である。可動体24の外周面のうち、駆動軸29aからの距離が最も遠い突側外周部24aが、前記した開口部21から払出通路21の内側に突出しない場合には、可動体24は遊技球20に全く関与しない。以降、この位置を可動体24の開位置と称する。このとき、図3に示すように、払出弁23の爪部23aが払出通路21内に突出する閉位置にあると、第1通路21a及び斜行部21b′を含む第2通路21bには、遊技球20が連珠のように充填され、払出に対する待機状態が維持される。
【0038】
一方、図5に示すように、可動体用モータ29の駆動によって、可動体24の突側外周部24aが鉛直下方に回動すると、可動体24は第1通路21aの最上部に位置する遊技球20に当接してこれを下方に押圧するとともに、第2通路21bからの遊技球20の流入を阻止するシャッターとしても機能する。以降、この位置を可動体24の閉位置と称する。
【0039】
計数手段22は、払出弁23から払出された遊技球20の数を計数するために、払出弁23と払出口21cとの間に設けられている。この計数手段22は、払出通路21の側壁21fに取り付けられて、払出通路21を奥行き方向に横切るように光を発射する発光素子と、その光を受光する受光素子とから構成されている。そして、側壁21f寄りの遊技球20の円弧が、断続的に発光素子の光を遮断することにより、計数が行われる。
【0040】
なお、計数手段としては、前記の発光素子を用いた光センサの構成に限定するものではなく、この他に、例えば磁界を利用したセンサや、電界を利用したセンサ等を適宜採用してよい。磁界を利用したセンサの高周波発振型では、高周波発振回路中の発振コイルのインピーダンスを払出される遊技球20により変化させて検出し、払出数を計数するように構成することができ、同じく差動コイル型では、払出される遊技球20に生じるうず電流による磁界を検出コイルと比較コイルの差で検出し、払出数を計数するように構成することができる。また電界を利用したセンサの静電容量型では、払出される遊技球20に基づく静電容量変化に応じて発振が開始したり停止したりする発振回路で、払出数を計数するように構成することができる。
【0041】
このように構成された遊技球払出装置10の動作について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0042】
遊技球払出装置10は、払出に対する待機中には、払出制御手段9aによって、払出作動手段における可動体24が開位置、払出弁23が閉位置にあるように制御されており(S01)、払出通路21内には遊技球20が充填されている(図3参照)。
【0043】
そして、遊技者により遊技球が発射され、遊技盤3の各種入賞口に遊技球が入賞したことが検出されると、入賞口の種類に応じた賞球数N(例えば100個)を目標数とする払出指令が出される(S02)。入賞の種類によって賞球数Nが異なるため、払出指令の度に、指令された賞球数Nが予め定められた所定数Mと比較される(S03)。所定数Mは、比較的大きな数(例えば50個)に設定されており、目標となる賞球数が多量であるか否かが判断される。N>Mの場合(S03でYes)、換言すれば多量の賞球を払出す場合には、払出制御手段9aによって、可動体24と払出弁23の双方が開位置にあるように制御され、遊技球20の自重落下が開始される(S04)。この状態は、従来のようにスプロケット等の回転を利用して払出される形態に比べると、払出通路21にある遊技球20の払出速度を制限するものが何もない自重落下であるので、きわめて高速に払出することができる。
【0044】
払出弁23の爪部23aの位置から落下した遊技球20は計数手段22によって計数されており、計数手段22が予め設定された(N−x)個を計数したとき(S05でYes)に、払出制御手段9aによって、可動体24が開位置、払出弁23が閉位置となるよう制御され、遊技球20の払出が一時停止される(S06)。払出を一時停止するための(N−x)個の設定は、例えばx=10に設定されており、Nが100個の場合には、(N−x)が90個となるため、目標数N個のうちの大多数が自重落下で払出されるようにしている。このように多数の遊技球を払い出す場合には、目標数に対する自重落下による払出の割合を大きくすることで、払出に要する時間を大幅に短縮できるようにしている。
【0045】
次に、一時停止した時点における計数手段22の計数値が確認され、目標数Nに対する不足分の個数が算出される(S07)。払出は、必ず自重落下を停止した時点での目標数に対する不足数分が確認され、その不足数分を補填して追加されるため、一時停止の時点で払出した遊技球の数(N−x)個は、目標数Nを超えていなければ、いつも一定でなくてもよく、(N−x)個の払出を厳密な精度で行う必要はない。すなわち、一時停止の時点での計数値が(N−y)個、但し、(N−y)<N、y=(x±α)であればよい。
【0046】
そして、不足数分y個が確認されると、払出弁23を閉位置としたままで、速やかに可動体24を閉位置に回転させる。可動体24が、第1通路21aの最上部の遊技球20を押圧すると、遊技球20は充填されているため、第1通路21a内の遊技球全体に対して下方への押圧力が働く。これにより、第1通路21aの最下部に位置する遊技球20は、コイルバネ25の付勢力に抗して、爪部23aを無理押しする押圧力を発揮する。前記したように爪部23aに無理押しする押圧力が作用すると、爪部23aは開口部21eから外側に逃げるように変位する。その結果、最下部にあった遊技球20が払出口21cから落下し、その後、直ちに払出弁23の爪部23aが、コイルバネ25の付勢力によって元の閉位置に復帰する。このように、可動体24の突側外周部24aを1回鉛直下方に回動させる(閉位置にする)と、第1通路21a内に充填された遊技球20のうち最下部の遊技球20を1個だけ払出することができるため、この動作が合計y回繰り返される(S08)。そして、目標数Nに対する不足数分y個だけ、遊技球20が追加で払い出しされ、計数手段22により合計N個の払出が計数されると(S09)、賞球の払出が終了する。なお、払出を一時停止している時間は、きわめて短時間であり、遊技球20の払出は、見かけ上、途切れることなく連続して行われる。
【0047】
一方、前記したS03の動作で、指令された賞球数Nと予め定められた所定数Mとを比較して、N≦Mの場合(S03でNo)、換言すると賞球数が多量でない場合には、可動体24が開位置、払出弁23が閉位置にある状態から、払出制御手段9aによって、可動体23をN回分回転させて、払出弁24をN回無理押しして(S10)、N個分全てを個別に制御して払出す。そして、計数手段22によりN個の払出が計数されると(S11)、賞球の払出が終了する。
【0048】
このように、本発明では、賞球数が多量の場合には、目標数のうちの大多数を遊技球自体の自重落下で払出を行うため、多量の賞球であっても払出に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0049】
また、一時停止した時点での計測手段22の計数値の確認は、賞球の払出の度に必ず行われ、計数値に応じた不足数分が補填されるため、自重落下による高速の払出を(N−x)個の時点で厳密に停止させる必要が無く、払出作動手段の作動の精度を緩和させることもできる。
【0050】
また、払出指令毎に、多量の払出か少量の払出かを判別し、1台の装置であっても、払出に自重落下を用いるか否かを使い分けできるように構成しているため、賞球数が入賞の種類毎に変化しても、賞球数に応じた適切な払出を行うことができる。
【0051】
次に本発明の第2の実施形態について、図面に基づいて説明する。図7は第2の実施形態の遊技球払出装置の部分的断面図、図8は払出弁が払出制御手段により開位置にされた状態を示す説明図である。この第2の実施形態は、第1の実施形態における払出作動手段の払出弁の構成を変形した例であるため、第1の実施形態と同じ構成には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0052】
第2の実施形態における払出弁31には、円形の縦断面を有し払出通路21の開口部21eから払出通路21の内側に出没可能な突部31aと、払出通路21側が開口した横断面コ字形状で上下方向に長く、前記突部31aを下部に取り付けた内側枠体31bと、払出通路21側が開口した横断面コ字形状で上下方向に長く、前記内側枠体31bの上部外側を覆うように重ねられた外側枠体31cとが備えられている。
【0053】
第1通路21aの上方において斜め上に突設された軸支持部32には軸部31dが固定されており、この軸部31dが、内側枠体31bと外側枠体31cとが重なった上部を貫通し、これらを回動可能に軸支している。
【0054】
そして、内側枠体31bの内部には、板バネ31fが配置され、この板バネ31fの一端側が第1通路21aの側壁21dの外側に固定され、他端側が前記側壁21dと略平行な内側枠体31bの側面の内側を押圧している。また、外側枠体31cの内部には、板バネ31eが配置され、この板バネ31eの他端側が内側枠体31bの前記側面に略平行な外側枠体31cの側面の内側に固定され、一端側が内側枠体31bの前記側面の外側を押圧している。また、外側枠体31cの前記側面の外側には、偏心回転体35の外周面が当接している。この偏心回転体35は、ベース板26の背面側に固定されている払出弁用モータ33の駆動軸33aに、偏心して取り付けられた円板状の部材である。
【0055】
この構成では、賞球の払出に対する待機時には、図7に示すように、偏心回転体35が払出通路21側に近付く回転角度にあって、外側枠体31cの背面を第1通路21a側に押圧し、これにより板バネ31eが内側枠体31bを第1通路21a側に押圧し、その結果突部31aが開口部21eから払出通路21の内側に付勢されて突出し、第1通路21aに位置する最下部の遊技球20に当接してその落下を阻止する。突部31aが排出通路21の内側に突出した状態が払出弁31の閉位置となる。
【0056】
そして、賞球の払出指令を受け、払出弁用モータ33が駆動されると、図8に示すように、偏心回転体35が外側枠体31cの背面から乖離する方向に回転する。これにより、外側枠体31cが板バネ31eの復元力で払出通路21から離れる方向に回動するとともに、内側枠体31bが板バネ31fの復元力で払出通路21から離れる方向に回動する。その結果、突部31aが、払出通路21から外側に変位して、遊技球20の落下が可能となる。突部31aが排出通路21の内側に突出しない状態が払出弁31の開位置となる。遊技球20を連続して払出す場合には、払出弁31が開位置となる偏心回転体35の回転位相で、払出弁用モータ33は停止している。
【0057】
一方、遊技球20を個別に制御して払出する場合には、第1の実施形態と同様に、可動体24は、その突側外周部24aが鉛直下方に回動するよう可動体用モータ29で駆動され、第1通路21aの最上部に位置する遊技球20に当接してこれを下方に押圧する。これにより、第1通路21aの最下部に位置する遊技球20が突部31aを無理押しすると、板バネ31e、31fの付勢力に抗して、突部31aが開口部21eから外側に逃げるように変位する。その結果、最下部にあった遊技球20が払出口21cから落下し、その後、直ちに払出弁31の突部31aが、板バネ31e、31fの付勢力によって元の閉位置に復帰する。但し、このように可動体24を閉位置にして、突部31aを無理押しする場合には、偏心回転体35の回転角度を閉位置(図7参照)と開位置(図8参照)の中途の位置とし、突部31aを払出通路21の内側に突出させる閉位置としながら、突部31aに対する突出方向への付勢力を弱く設定しておいてもよい。
【0058】
なお、本発明は、第1及び第2の実施形態のように、払出作動手段として遊技球を払出方向に移動させる可動体を設ける場合には、上述した偏心回転する可動体24に替えて、ソレノイドやプランジャー等の周知の可動機構を利用して構成することができる。
【0059】
また、第1及び第2の実施形態では、賞球の目標数が少ない場合には、自重落下で遊技球を払い出すことなく、全ての賞球を個別制御で払い出してもよい。
【0060】
また、可動体と払出弁を個別の駆動源(モータ)で駆動せずに、同一の駆動源で駆動するよう構成してもよい。
【0061】
また、第1及び第2の実施形態では、一条の払出通路21を例示して説明したが、払出通路21、払出作動手段及び計数手段22を含む払出機構を複数並列に配置し、更なる多量の払出に備えたり、更なる払出時間の短縮を図ったり、あるいは払出する遊技球の賞球用及び貸球用とを並列に配置したりする構成としてもよい。
【0062】
さらに、本発明は、パチンコ機だけでなく、遊技球を貸球または賞球等として払出するその他の遊技機に適用することができる。
【0063】
【発明の作用・効果】
以上に説明したように、請求項1に記載の発明における遊技機払出装置は、遊技機に備えられ、払出指令に応答して目標数の遊技球を賞球または貸球として払出する遊技球払出装置において、遊技球の貯留部に連通し、遊技球自体の自重落下によって遊技球を払出させることのできる払出通路と、この払出通路に設けられた払出作動手段と、前記払出通路からの遊技球の払出の可否を制御する払出制御手段と、前記払出通路から払出される遊技球の数を計数する計数手段とが備えられ、前記払出作動手段は、前記払出通路に出没可能に設けられた払出弁と、この払出弁より上流側に設けられて前記払出通路の遊技球を払出方向に移動させることができる可動体とを備え、前記払出通路には、上下に延びる部分とその下流側に設けられた遊技球の払出口とが具備され、前記上下に延びる部分に配置された前記払出弁はこの上下に延びる部分を閉塞する方向に付勢されて、前記可動体は前記払出弁の上流側に位置する遊技球に対して払出方向への押し出し動作が可能に配置され、前記払出制御手段は、遊技球を自重落下で払出する場合には、前記払出弁及び可動体を遊技球の自重落下を妨げない位置に退避させ、自重落下で払出した遊技球の数が前記目標数に到達する前に遊技球の払出を一時停止するように前記払出作動手段を制御し、前記払出制御手段は、前記一時停止の時点における前記計数手段での計数値に基づき、さらに前記目標数に対する不足数分を補填して遊技球が追加で払出されるように前記払出作動手段を制御するものであって、前記払出制御手段は、前記可動体を押し出し動作させる毎に前記払出弁が付勢力に抗して前記払出通路における開口部から退避するように変位して遊技球を1個ずつ払出させることで、遊技球を個別に払出制御することを特徴とするものである。
【0064】
これによれば、遊技球が自重落下のときには、遊技球が高速で払出されるため、遊技球を賞球あるいは貸球として多量に払出する場合でも、遊技球の払出に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0065】
また、払出制御手段が、目標数の払出に対して、自重落下による払出を停止した後に、不足数分を確認してから、遊技球の払出を補填するよう制御しているので、自重落下で高速に払出される遊技球の数は厳密でなくてもよく、払出を一時停止するための機構を簡略化することも可能となる。
【0066】
また、請求項1に記載の発明は、前記払出作動手段は、前記払出通路に出没可能に設けられた払出弁と、この払出弁の上流側に設けられ前記払出通路の遊技球を払出方向に移動させることができる可動体とを備え、前記払出制御手段は、遊技球を自重落下で払出する場合には、前記払出弁及び可動体を遊技球の自重落下を妨げない位置に退避させ、遊技球を追加で払出する場合には、前記払出弁と可動体とを協働させて遊技球を個別に払出制御することを特徴とするものである。
【0067】
これによれば、払出制御手段は、払出作動手段である可動体と払出弁の制御において、遊技球を自重落下で高速に払出する場合と、遊技球を個別に払出制御する場合とを、状況に応じて使い分けることが可能である。
【0068】
また、請求項1に記載の発明は、前記払出通路には、上下に延びる部分とその下流側に設けられた遊技球の払出口とが具備され、前記上下に延びる部分に配置された前記払出弁はこの上下に延びる部分を閉塞する方向に付勢されて、前記可動体は前記払出弁の上流側に位置する遊技球に対して払出方向への押し出し動作が可能に配置され、前記払出制御手段は、前記可動体を押し出し動作させる毎に前記払出弁が付勢力に抗して前記払出通路における開口部から退避するように変位して遊技球を1個ずつ払出させることで、遊技球を個別に払出制御することを特徴とするものである。
【0069】
これによれば、可動体が遊技球を払出方向に押し出す動作に起因して、払出弁が遊技球を払出するが、この払出弁の動作は付勢力に抗する無理押しであるため、払出弁は遊技球を1個分払出すると、直ちに遊技球の落下を阻止する位置に戻り、遊技球を個別に払出制御する際の正確さが向上される。
【0070】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技球払出装置において、前記払出制御手段では、前記目標数のうちの大多数の遊技球を自重落下で払出させることを特徴とするものである。これによれば、目標数のうち、自重落下という高速で払出される数の割合が大きいため、払出される遊技球が多量であっても、払出に要する時間を大幅に短縮できる。
【0071】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遊技球払出装置において、前記払出通路、払出作動手段及び計数手段を含む払出機構が、複数並列に配列されることを特徴とするものである。これによれば、賞球用あるいは貸球用のいずれかの払出機構を並列に配置して、払出に要する時間をさらに短縮したり、賞球用の払出機構と貸球用の払出機構とを並列で配置して高機能化したりできる。
【0072】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の遊技球払出装置において、前記払出制御手段は、前記目標数が少数の場合、遊技球の自重落下による払出しを行うことなく、その目標数だけ1個ずつ払出されるように前記払出作動手段を制御することを特徴とするものである。これによれば、1台の遊技機で、多量の払出と少量の払出とを選択して払出制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技球払出装置を備えたパチンコ機の正面図である。
【図2】図1のパチンコ機の背面図である。
【図3】第1の実施形態の遊技球払出装置の部分的断面斜視図である。
【図4】(a)は払出弁が払出制御手段により閉位置にされた状態を示す説明図、(b)は払出弁が払出制御手段により開位置にされた状態を示す説明図である。
【図5】遊技球が個別に払出制御される状態を示す説明図である。
【図6】遊技球払出装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態の遊技球払出装置の部分的断面図である。
【図8】払出弁が払出制御手段により開位置にされた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1パチンコ機
2ガラス板
3遊技盤
3aガイドレール
4上受皿
4a上皿出口
5下受皿
5a下皿出口
6貯留部
7レール部
8払出球誘導路
8a下降部
8b斜行部
8c上皿誘導部
8d下皿誘導部
9遊技機制御装置
9a払出制御手段
10遊技球払出装置
11遊技球発射装置
12発射ハンドル
20遊技球
21払出通路
21a第1通路
21b第2通路
21c払出口
21d、21f側壁
21e、21g開口部
22計数手段
23払出弁
23a爪部
23b軸部
23c平板部
23d凹部
24可動体
24a突側外周部
25コイルバネ
26ベース板
26a縁部
27偏心回転体
27a突側外周部
28払出弁用モータ
28a駆動軸
29可動体用モータ
29a駆動軸
31払出弁
31a突部
31b軸部
31c内側枠体
31d外側枠体
31e、31f板バネ
32軸支持部
33払出弁用モータ
33a駆動軸
35偏心回転体

Claims (4)

  1. 遊技機に備えられ、払出指令に応答して目標数の遊技球を賞球または貸球として払出する遊技球払出装置において、
    遊技球の貯留部に連通し、遊技球自体の自重落下によって遊技球を払出させることのできる払出通路と、
    この払出通路に設けられた払出作動手段と、
    前記払出通路からの遊技球の払出の可否を制御する払出制御手段と、
    前記払出通路から払出される遊技球の数を計数する計数手段とが備えられ、
    前記払出作動手段は、前記払出通路に出没可能に設けられた払出弁と、この払出弁より上流側に設けられて前記払出通路の遊技球を払出方向に移動させることができる可動体とを備え、
    前記払出通路には、上下に延びる部分とその下流側に設けられた遊技球の払出口とが具備され、前記上下に延びる部分に配置された前記払出弁はこの上下に延びる部分を閉塞する方向に付勢されて、前記可動体は前記払出弁の上流側に位置する遊技球に対して払出方向への押し出し動作が可能に配置され、
    前記払出制御手段は、遊技球を自重落下で払出する場合には、前記払出弁及び可動体を遊技球の自重落下を妨げない位置に退避させ、自重落下で払出した遊技球の数が前記目標数に到達する前に遊技球の払出を一時停止するように前記払出作動手段を制御し、
    前記払出制御手段は、前記一時停止の時点における前記計数手段での計数値に基づき、さらに前記目標数に対する不足数分を補填して遊技球が追加で払出されるように前記払出作動手段を制御するものであって、
    前記払出制御手段は、前記可動体を押し出し動作させる毎に前記払出弁が付勢力に抗して前記払出通路における開口部から退避するように変位して遊技球を1個ずつ払出させることで、遊技球を個別に払出制御することを特徴とする遊技球払出装置。
  2. 前記払出制御手段では、前記目標数のうちの予め定められた所定数の遊技球を自重落下で払出させることを特徴とする請求項1に記載の遊技球払出装置。
  3. 前記払出通路、払出作動手段及び計数手段を含む払出機構が、複数並列に配列されることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技球払出装置。
  4. 前記払出制御手段は、前記目標数が前記所定数より少ない場合、遊技球の自重落下による払出しを行うことなく、その目標数だけ1個ずつ払出されるように前記払出作動手段を制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遊技球払出装置。
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