JP4350751B2 - マルチメディア蓄積装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、映像データや音声データなどのメディア情報が纏められているマルチメディア情報を蓄積するマルチメディア蓄積装置に関するものである。
従来のマルチメディア蓄積装置は、複数のマルチメディア情報の中から同一事象のマルチメディア情報を容易に検索することができるようにするため、複数のマルチメディア情報を蓄積する際、同一事象のマルチメディア情報に共通の識別子を付与するようにしている(例えば、特許文献1を参照)。
なお、音声データを多重化してインターネット伝送するに際して、その音声データの符号化方式を示す識別子を付与する技術が、例えば、特許文献2に開示されている。
しかし、当該技術は、複数のメディア情報が纏められているマルチメディア情報に識別子を付与するものではないため、同一の蓄積ファイル内に複数種類のメディア情報を混在して蓄積することはできない。
特開平9−81444号公報(段落番号[0018]、図7) 特開平11−261648号公報(段落番号[0013]、図12)
従来のマルチメディア蓄積装置は以上のように構成されているので、複数のマルチメディア情報の中から同一事象のマルチメディア情報を容易に検索することができる。しかし、同一事象のマルチメディア情報には共通の識別子が付加されるため、複数のマルチメディア情報を同一の蓄積ファイルに混在して蓄積することができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、複数のマルチメディア情報を同一の蓄積ファイルに混在して蓄積することができるマルチメディア蓄積装置を得ることを目的とする。
この発明に係るマルチメディア蓄積装置は、情報受信手段により受信されたマルチメディア情報を識別する識別子を決定する識別子決定手段を設け、その情報受信手段により受信されたマルチメディア情報と識別子決定手段により決定された識別子を蓄積する蓄積手段とを備え、前記蓄積手段は前記情報受信手段により受信されたマルチメディア情報を蓄積する際、そのマルチメディア情報を一定時間毎に分割してグループ分けし、グループ単位で蓄積するようにしたものである。
このことによって、蓄積ファイルを再生する際のランダムアクセス性の向上を見込むことができる効果がある。
また、この発明に係るマルチメディア蓄積装置は、情報受信手段により受信されたマルチメディア情報を識別する識別子を決定する識別子決定手段を設け、その情報受信手段により受信されたマルチメディア情報と識別子決定手段により決定された識別子を蓄積する蓄積手段とを備え、前記蓄積手段は、すべてのマルチメディア情報に共通な情報、あるいは、各マルチメディア情報の符号化情報に共通な情報を抽出して、その共通情報を蓄積するとともに、各マルチメディア情報の固有情報を蓄積するようにしたものである。
このことによって、マルチメディア情報毎に共通情報を蓄積することが不要になり、その結果、蓄積ファイルの容量を削減することができる効果がある。
この発明の実施の形態1によるマルチメディア蓄積装置が適用されるマルチメディアシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるマルチメディア蓄積装置を示す構成図である。 蓄積ファイルやインデックスファイルの生成概念を示す説明図である。 マルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報α,β,γを示す説明図である。 蓄積ファイルの内部構成を示す説明図である。 インデックスファイルの内部構成を示す説明図である。 マルチメディア情報αの符号化情報Aと符号化情報aを分割して、グループ化する際の概念を示す説明図である。 マルチメディア情報αのTimestampを参照して、マルチメディア情報βを分割してグループ化する際の概念を示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるマルチメディア蓄積装置が適用されるマルチメディアシステムを示す構成図である。 蓄積ファイルやインデックスファイルの生成概念を示す説明図である。 マルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報α,α’,β,γを示す説明図である。 蓄積ファイルの内部構成を示す説明図である。 インデックスファイルの内部構成を示す説明図である。 時刻Tまではマルチメディア蓄積装置5がマルチメディア情報α,β,γを受信して蓄積し、時刻T以降はマルチメディア蓄積装置5がマルチメディア情報α’,β,γを受信して蓄積していることを示す説明図である。 蓄積ファイルの内部構成を示す説明図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるマルチメディア蓄積装置が適用されるマルチメディアシステムを示す構成図であり、図において、マルチメディア情報発生源であるマルチメディア符号化装置1,2,3は映像や音声などのメディア情報を圧縮符号化してマルチメディア情報α,β,γを生成し、そのマルチメディア情報α,β,γに対するRTP(Real Time Protocol)パケット化などのパケット化処理を実施したのち、UDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いて、そのマルチメディア情報α,β,γを送信する。
通信網4は例えばインターネットや公衆電話網などのネットワークが該当する。
マルチメディア蓄積装置5はマルチメディア符号化装置1,2,3から通信網4を介して送信されたマルチメディア情報α,β,γを受信し、そのマルチメディア情報α,β,γを蓄積する。
図2はこの発明の実施の形態1によるマルチメディア蓄積装置5を示す構成図である。図において、マルチメディア情報受信部11はマルチメディア符号化装置1,2,3から通信網4を介して送信されたマルチメディア情報α,β,γを受信する処理を実施する。なお、マルチメディア情報受信部11は情報受信手段を構成している。
識別子決定部12はマルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報α,β,γを識別する識別子を決定するとともに、マルチメディア情報α,β,γの符号化情報A,a,B,b,C,cを識別する識別子を決定する処理を実施する。なお、識別子決定部12は識別子決定手段を構成している。
共通情報抽出部13はマルチメディア情報α,β,γに共通な情報を抽出して、その共通情報を共通ヘッダ(1)のパラメータとして出力し、また、マルチメディア情報α,β,γの符号化情報A,a,B,b,C,cに共通な情報を抽出して、その共通情報を共通ヘッダ(2)のパラメータとして出力する。また、マルチメディア情報α,β,γの固有情報(共通情報が除去されたマルチメディア情報)を出力する。
グループ化部14は共通情報抽出部13から出力されたマルチメディア情報α,β,γの固有情報を一定時間毎に分割してグループ分けを実施する。
書込処理部15は共通情報抽出部13から出力された共通ヘッダ(1)(2)のパラメータを蓄積ファイルに記録するとともに、グループ化部14によりグループ分けされたグループ単位のマルチメディア情報を蓄積ファイルに記録し、各グループ等の先頭記録位置を示すインデックス情報をインデックスファイルに記録する処理を実施する。
蓄積媒体16は蓄積ファイルやインデックスファイルを記憶するハードディスクやRAMなどのメモリである。
なお、共通情報抽出部13、グループ化部14、書込処理部15及び蓄積媒体16から蓄積手段が構成されている。
図3は蓄積ファイルやインデックスファイルの生成概念を示す説明図であり、図3の例では、蓄積ファイルは2つの共通ヘッダと6つのグループから構成されている。
図4はマルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報α,β,γを示す説明図であり、図4の例では、マルチメディア情報αは符号化情報Aや符号化情報aなどから構成され、マルチメディア情報βは符号化情報Bや符号化情報bなどから構成され、マルチメディア情報γは符号化情報Cや符号化情報cなどから構成されていることを示している。
図5は蓄積ファイルの内部構成を示す説明図であり、図5の例では、マルチメディア情報α,β,γが一定時間毎に分割されて、6つのグループに分けられていることを示している。図5において、(I)はマルチメディア情報識別子αの符号化情報識別子A、(I’)はマルチメディア情報識別子αの符号化情報識別子a、(II)はマルチメディア情報識別子βの符号化情報識別子B、(II’)はマルチメディア情報識別子βの符号化情報識別子b、(III)はマルチメディア情報識別子γの符号化情報識別子C、(III’)はマルチメディア情報識別子γの符号化情報識別子cをそれぞれ示している。
図6はインデックスファイルの内部構成を示す説明図であり、図6の例では、グループ総数と、共通ヘッダ(1)(2)の先頭記録位置と、グループ(1)〜(6)の先頭記録位置とを示すインデックス情報を格納していることを示している。
次に動作について説明する。
まず、マルチメディア符号化装置1,2,3は、図示していない制御装置、あるいは、オペレータからの指示の下、映像や音声などのメディア情報を圧縮符号化してマルチメディア情報α,β,γを生成し、マルチメディア情報α,β,γに対するRTPパケット化などのパケット化処理を実施する。
そして、マルチメディア符号化装置1,2,3は、例えば、UDP/IPなどの通信プロトコルを用いて、パケット化したマルチメディア情報α,β,γを通信網4経由でマルチメディア蓄積装置5に送信する。
この実施の形態1では、説明の便宜上、マルチメディア符号化装置1,2,3がマルチメディア情報α,β,γをマルチメディア蓄積装置5に送信するものについて説明するが、マルチメディア情報α,β,γの発生源はマルチメディア符号化装置1,2,3に限るものではなく、また、通信網4経由でマルチメディア情報α,β,γを送信する必要もない。
マルチメディア蓄積装置5は、マルチメディア符号化装置1,2,3がマルチメディア情報α,β,γを送信すると、そのマルチメディア情報α,β,γを受信し、そのマルチメディア情報α,β,γの蓄積処理を実施する。
具体的には下記の通りである。
マルチメディア蓄積装置5のマルチメディア情報受信部11は、マルチメディア符号化装置1,2,3から送信されたマルチメディア情報α,β,γを受信する。
マルチメディア蓄積装置5の共通情報抽出部13は、マルチメディア情報受信部11がマルチメディア情報α,β,γを受信すると、図3に示すように、マルチメディア情報α,β,γを相互に比較して、マルチメディア情報α,β,γに共通な情報を抽出し、その共通情報を共通ヘッダ(1)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
また、共通情報抽出部13は、マルチメディア情報α,β,γ毎に、当該マルチメディア情報の符号化情報に共通な情報(例えば、符号化速度などのプロファイル情報)を抽出して、その共通情報を共通ヘッダ(2)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
即ち、マルチメディア情報αの符号化情報Aと符号化情報aを比較して、符号化情報Aと符号化情報aに共通な情報を抽出し、マルチメディア情報βの符号化情報Bと符号化情報bを比較して、符号化情報Bと符号化情報bに共通な情報を抽出する。また、マルチメディア情報γの符号化情報Cと符号化情報cを比較して、符号化情報Cと符号化情報cに共通な情報を抽出する。
共通情報抽出部13は、蓄積ファイルに蓄積する情報量の削減を図るため、共通情報の抽出処理を実施しているが、すべてのマルチメディア情報α,β,γに共通な情報のみを抽出するようにしてもよいし、各マルチメディア情報の符号化情報に共通な情報のみを抽出するようにしてもよい。
共通情報抽出部13は、上記のようにして、共通情報を共通ヘッダ(1)(2)のパラメータとして書込処理部15に出力するが、マルチメディア情報α,β,γの固有情報(共通情報が除去されたマルチメディア情報)についてはグループ化部14に出力する。
マルチメディア蓄積装置5のグループ化部14は、共通情報抽出部13からマルチメディア情報α,β,γの固有情報を受けると、マルチメディア情報α,β,γの固有情報を一定時間(例えば、1秒)毎に分割してグループ分けを実施する。
即ち、グループ化部14は、RTPパケットのヘッダ内にある時刻情報であるTimestamp(マルチメディア情報α,β,γの生成時刻を表している)を参照して、マルチメディア情報α,β,γの分割タイミング(グループ化の単位時間(例えば、1秒))を決定し、その単位時間に含まれるTimestampを持つ符号化情報を同一のグループに分類するようにする。
図7はマルチメディア情報αの符号化情報Aと符号化情報aを分割して、グループ化する際の概念を示している。
なお、グループ(1)に分類されるマルチメディア情報α,β,γの符号化情報は、マルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報α,β,γのうち、最初の単位時間に受信されたマルチメディア情報α,β,γの符号化情報である。
グループ(2)に分類されるマルチメディア情報α,β,γの符号化情報は、2番目の単位時間に受信されたマルチメディア情報α,β,γの符号化情報である。
以下、グループ(N)に分類されるマルチメディア情報α,β,γの符号化情報は、N番目の単位時間に受信されたマルチメディア情報α,β,γの符号化情報である。図3の例では、N=3,4,5,6である。
ここでは、RTPパケットのヘッダ内にある時刻情報であるTimestampを参照して、マルチメディア情報α,β,γの分割タイミング(グループ化の単位時間(例えば、1秒))を決定するものについて示したが、例えば、マルチメディア情報αの生成時刻を基準とする場合、マルチメディア情報αの分割タイミングの決定に限らず、マルチメディア情報β,γの分割タイミングを決定する場合でも、マルチメディア情報αを含むRTPパケットのヘッダ内のTimestampを参照して、マルチメディア情報α,β,γの分割タイミングを決定するようにしてもよい。
図8はマルチメディア情報αのTimestampを参照して、マルチメディア情報βを分割してグループ化する際の概念を示している。
この実施の形態1では、RTPパケットのヘッダ内のTimestampを参照して、マルチメディア情報α,β,γの分割タイミングを決定しているが、これに限るものではなく、例えば、マルチメディア蓄積装置5の内部クロックのクロック情報や、通信網4から抽出したクロック情報を参照して、マルチメディア情報α,β,γの分割タイミングを決定するようにしてもよい。
一方、マルチメディア蓄積装置5の識別子決定部12は、マルチメディア情報受信部11がマルチメディア情報α,β,γを受信すると、マルチメディア情報α,β,γを識別する識別子を決定し、その識別子(マルチメディア情報識別子α〜γ)を共通ヘッダ(1)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
また、識別子決定部12は、グループ化部14によりグループ分けされたマルチメディア情報α,β,γの符号化情報A,a,B,b,C,cを識別する識別子を決定し、その識別子(符号化情報識別子A〜C,a〜c)を共通ヘッダ(2)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
ただし、識別子決定部12は、マルチメディア情報α,β,γや符号化情報A,a,B,b,C,cを識別する識別子を決定する際(特に符号化情報A,a,B,b,C,cを識別する識別子を決定する際)、新たに識別子を作り出すのではなく、グループ化された符号化情報が独自の値を持つパラメータ(例えば、RTPパケットヘッダ内のPayload Typeなど)などを利用すると効率がよい。符号化情報が独自の値を持つパラメータが無い場合は、新たに作り出す必要がある。
書込処理部15は、図3及び図5に示すように、識別子決定部12及び共通情報抽出部13から出力された共通ヘッダ(1)(2)のパラメータを蓄積ファイルに記録するとともに、グループ化部14によりグループ分けされたグループ単位のマルチメディア情報(マルチメディア情報識別子α〜γと符号化情報識別子A〜C,a〜cが付加されている符号化情報)を蓄積ファイルに記録する。
また、書込処理部15は、図3及び図6に示すように、グループ総数と、共通ヘッダ(1)(2)の先頭記録位置と、グループ(1)〜(6)の先頭記録位置とを示すインデックス情報をインデックスファイルに記録する。
ここで、先頭記録位置は、蓄積ファイルの先頭からのオフセット値を示している。図6の例では、グループ総数をインデックスファイルの先頭に記録しているが、先頭に記録することは必須でなく、インデックスファイルの末尾に記録するようにしてもよいし、インデックスファイルの内に存在しなくてもよい。
なお、書込処理部15は、蓄積ファイルとインデックスファイルの生成処理を平行して実施し、完成した蓄積ファイルとインデックスファイルを蓄積媒体16に格納する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、マルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報を識別する識別子を決定する識別子決定部12を設け、マルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報と識別子決定部12により決定された識別子を蓄積するように構成したので、複数のマルチメディア情報を同一の蓄積ファイルに混在して蓄積することができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、マルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報を識別する識別子を決定する他、そのマルチメディア情報の符号化情報を識別する識別子を決定するように構成したので、異種の符号化方式を有する複数のマルチメディア情報を同一の蓄積ファイルに混在して蓄積することができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、マルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報を蓄積する際、そのマルチメディア情報を一定時間毎に分割してグループ分けし、グループ単位で蓄積するように構成したので、蓄積ファイルを再生する際のランダムアクセス性の向上を見込むことができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、マルチメディア蓄積装置5の内部クロックのクロック情報を参照して、マルチメディア情報の分割タイミングを決定するように構成したので、複数のマルチメディア情報が互いに非同期のクロックで生成される場合でも、複数のマルチメディア情報を同一の蓄積ファイルに記録することができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、マルチメディア情報が伝送される通信網のクロック情報を参照して、そのマルチメディア情報の分割タイミングを決定するように構成したので、複数のマルチメディア情報が互いに非同期のクロックで生成される場合でも、複数のマルチメディア情報を同一の蓄積ファイルに記録することができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、RTPパケットのヘッダ内にある時刻情報であるTime stampを参照して、マルチメディア情報α,β,γの分割タイミングを決定するように構成したので、複数のマルチメディア情報が互いに同期したクロックで生成される場合、通信網における時刻管理の簡易化を図ることができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、マルチメディア情報受信部11が複数のマルチメディア符号化装置1,2,3からマルチメディア情報を受信する場合、任意のマルチメディア符号化装置から送信されたマルチメディア情報のTimestampを参照して、すべてのマルチメディア情報の分割タイミングを決定するように構成したので、複数のマルチメディア情報が互いに同期したクロックで生成される場合、通信網における時刻管理の簡易化を図ることができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、グループ単位のマルチメディア情報等を蓄積ファイルに記録するとともに、各グループ等の先頭記録位置を示すインデックス情報をインデックスファイルに記録するように構成したので、蓄積ファイルからマルチメディア情報を読み出して再生する際のランダムアクセス性を高めることができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、すべてのマルチメディア情報に共通な情報、あるいは、各マルチメディア情報の符号化情報に共通な情報を抽出して、その共通情報を蓄積するとともに、各マルチメディア情報の固有情報を蓄積するように構成したので、マルチメディア情報毎に共通情報を蓄積することが不要になり、その結果、蓄積ファイルの容量を削減することができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、マルチメディア符号化装置1,2,3からマルチメディア情報α,β,γを含んでいるRTPパケットをマルチメディア蓄積装置5に送信するものについて示したが、マルチメディア符号化装置1,2,3が送信するマルチメディア情報α,β,γ自体がRTPパケットであってもよい。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2によるマルチメディア蓄積装置が適用されるマルチメディアシステムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
マルチメディア情報発生源であるマルチメディア符号化装置6は映像や音声などのメディア情報を圧縮符号化してマルチメディア情報α’を生成し、そのマルチメディア情報α’に対するRTPパケット化などのパケット化処理を実施したのち、UDP/IPなどの通信プロトコルを用いて、そのマルチメディア情報α’を送信する。
切替装置7はマルチメディア符号化装置1から送信されたマルチメディア情報α又はマルチメディア符号化装置6から送信されたマルチメディア情報α’のいずれか一方を通信網4経由でマルチメディア蓄積装置5に送信する。
図10は蓄積ファイルやインデックスファイルの生成概念を示す説明図であり、図10の例では、切替通知情報が蓄積ファイルに記録され、共通ヘッダ(2’)が蓄積ファイルに記録されている点で図3と異なる。
図11はマルチメディア情報受信部11により受信されたマルチメディア情報α,α’,β,γを示す説明図であり、図11の例では、途中からマルチメディア情報αの代わりにマルチメディア情報α’が受信される点で図4と異なる。なお、マルチメディア情報α’は符号化情報A’や符号化情報a’などから構成されている。
図12は蓄積ファイルの内部構成を示す説明図であり、図12の例では、マルチメディア情報α,α’,β,γが一定時間毎に分割されて、6つのグループに分けられていることを示している。図12において、(I’’)はマルチメディア情報識別子α’の符号化情報識別子A’、(I’’’)はマルチメディア情報識別子α’の符号化情報識別子a’をそれぞれ示している。
図13はインデックスファイルの内部構成を示す説明図であり、図13の例では、グループ総数と、共通ヘッダ(1)(2)(2’)の先頭記録位置と、グループ(1)〜(6)の先頭記録位置と、切替通知情報の先頭記録位置とを示すインデックス情報を格納していることを示している。
次に動作について説明する。
上記実施の形態1では、マルチメディア符号化装置1,2,3から送信されたマルチメディア情報α,β,γを受信して、そのマルチメディア情報α,β,γを蓄積するものについて示したが、この実施の形態2では、マルチメディア蓄積装置5がマルチメディア符号化装置1から送信されたマルチメディア情報αを蓄積している途中で、切替装置7がマルチメディア情報αの代わりに、マルチメディア符号化装置6から送信されたマルチメディア情報α’をマルチメディア蓄積装置5に送信することにより、蓄積対象をマルチメディア情報αからマルチメディア情報α’に切り替えるものについて説明する。
図14は時刻Tまではマルチメディア蓄積装置5がマルチメディア情報α,β,γを受信して蓄積し、時刻T以降はマルチメディア蓄積装置5がマルチメディア情報α’,β,γを受信して蓄積していることを示す説明図である。
マルチメディア蓄積装置5のマルチメディア情報受信部11は、時刻Tまでは、マルチメディア符号化装置1,2,3から送信されたマルチメディア情報α,β,γを受信する。
ただし、時刻Tは、説明の便宜上、グループ(3)の生成中の時刻、あるいは、グループ(3)の生成終了後の時刻(ただし、グループ(4)に収納するマルチメディア情報αを受信する前の時刻)であるものとする。
マルチメディア蓄積装置5の共通情報抽出部13は、マルチメディア情報受信部11がマルチメディア情報α,β,γを受信すると、上記実施の形態1と同様に、マルチメディア情報α,β,γを相互に比較して、マルチメディア情報α,β,γに共通な情報を抽出し、その共通情報を共通ヘッダ(1)のパラメータとして書込処理部15に出力する(図10を参照)。
また、共通情報抽出部13は、上記実施の形態1と同様に、マルチメディア情報α,β,γ毎に、マルチメディア情報の符号化情報に共通な情報(例えば、符号化速度などのプロファイル情報)を抽出して、その共通情報を共通ヘッダ(2)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
即ち、マルチメディア情報αの符号化情報Aと符号化情報aを比較して、符号化情報Aと符号化情報aに共通な情報を抽出し、マルチメディア情報βの符号化情報Bと符号化情報bを比較して、符号化情報Bと符号化情報bに共通な情報を抽出する。また、マルチメディア情報γの符号化情報Cと符号化情報cを比較して、符号化情報Cと符号化情報cに共通な情報を抽出する。
共通情報抽出部13は、上記のようにして、共通情報を共通ヘッダ(1)(2)のパラメータとして書込処理部15に出力するが、マルチメディア情報α,β,γの固有情報(共通情報が除去されたマルチメディア情報)についてはグループ化部14に出力する。
マルチメディア蓄積装置5のグループ化部14は、共通情報抽出部13からマルチメディア情報α,β,γの固有情報を受けると、上記実施の形態1と同様に、マルチメディア情報α,β,γの固有情報を一定時間(例えば、1秒)毎に分割してグループ分けを実施する。
ただし、この実施の形態2では、グループ(4)に収納するマルチメディア情報αを受信する前に、マルチメディア情報α’に切り替えられるので、マルチメディア情報α,β,γの固有情報がグループ(1)〜(3)に分類される。
一方、マルチメディア蓄積装置5の識別子決定部12は、マルチメディア情報受信部11がマルチメディア情報α,β,γを受信すると、上記実施の形態1と同様に、マルチメディア情報α,β,γを識別する識別子を決定し、その識別子(マルチメディア情報識別子α〜γ)を共通ヘッダ(1)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
また、識別子決定部12は、グループ化部14によりグループ分けされたマルチメディア情報α,β,γの符号化情報A,a,B,b,C,cを識別する識別子を決定し、その識別子(符号化情報識別子A〜C,a〜c)を共通ヘッダ(2)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
書込処理部15は、図10及び図12に示すように、識別子決定部12及び共通情報抽出部13から出力された共通ヘッダ(1)(2)のパラメータを蓄積ファイルに記録するとともに、グループ化部14によりグループ分けされたグループ単位のマルチメディア情報(マルチメディア情報識別子α〜γと符号化情報識別子A〜C,a〜cが付加されている符号化情報)を蓄積ファイルに記録する。
また、書込処理部15は、図10及び図13に示すように、グループ総数と、共通ヘッダ(1)(2)の先頭記録位置と、グループ(1)〜(3)の先頭記録位置とを示すインデックス情報をインデックスファイルに記録する。
マルチメディア蓄積装置5のマルチメディア情報受信部11は、時刻T以降になると、マルチメディア符号化装置6,2,3から送信されたマルチメディア情報α’,β,γを受信する。
マルチメディア蓄積装置5の共通情報抽出部13は、マルチメディア情報受信部11がマルチメディア情報α’,β,γを受信すると、切替装置7から送信されるマルチメディア情報αがマルチメディア情報α’に切り替えられたことを検知し、その旨を示す切替通知情報を書込処理部15に出力する。
また、共通情報抽出部13は、マルチメディア情報α’,β,γを相互に比較して、マルチメディア情報α’,β,γに共通な情報を抽出し、その共通情報を共通ヘッダ(2’)のパラメータとして書込処理部15に出力する(図10を参照)。
また、共通情報抽出部13は、マルチメディア情報α’の符号化情報A’,a’に共通な情報(例えば、符号化速度などのプロファイル情報)を抽出して、その共通情報を共通ヘッダ(2’)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
共通ヘッダ(2’)のパラメータは、マルチメディア情報αからマルチメディア情報α’に切り替えられたことに伴って新たに抽出される共通情報であるが、マルチメディア情報αからマルチメディア情報α’に切り替えられても、共通情報に変化がなければ、共通ヘッダ(2’)のパラメータを書込処理部15に出力する必要はない。
共通情報抽出部13は、上記のようにして、共通情報を共通ヘッダ(2’)のパラメータとして書込処理部15に出力するが、マルチメディア情報α’,β,γの固有情報(共通情報が除去されたマルチメディア情報)についてはグループ化部14に出力する。
マルチメディア蓄積装置5のグループ化部14は、共通情報抽出部13からマルチメディア情報α’,β,γの固有情報を受けると、マルチメディア情報α’,β,γの固有情報を一定時間(例えば、1秒)毎に分割してグループ分けを実施する。
ただし、この実施の形態2では、グループ(4)に収納するマルチメディア情報αを受信する前に、マルチメディア情報α’に切り替えられているので、マルチメディア情報α’,β,γの固有情報がグループ(4)〜(6)に分類される。
一方、マルチメディア蓄積装置5の識別子決定部12は、マルチメディア情報受信部11がマルチメディア情報α’,β,γを受信すると、マルチメディア情報α’,β,γを識別する識別子を決定し、その識別子(マルチメディア情報識別子α’〜γ)を共通ヘッダ(2’)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
また、識別子決定部12は、グループ化部14によりグループ分けされたマルチメディア情報α’,β,γの符号化情報A’,a’,B,b,C,cを識別する識別子を決定し、その識別子(符号化情報識別子A’〜C,a’〜c)を共通ヘッダ(2’)のパラメータとして書込処理部15に出力する。
書込処理部15は、図10及び図12に示すように、共通情報抽出部13から出力された切替通知情報を蓄積ファイルに記録したのち、識別子決定部12及び共通情報抽出部13から出力された共通ヘッダ(2’)のパラメータを蓄積ファイルに記録するとともに、グループ化部14によりグループ分けされたグループ単位のマルチメディア情報(マルチメディア情報識別子α’〜γと符号化情報識別子A’〜C,a’〜cが付加されている符号化情報)を蓄積ファイルに記録する。
また、書込処理部15は、図10及び図13に示すように、切替通知情報の先頭記録位置と、共通ヘッダ(2’)の先頭記録位置と、グループ(4)〜(6)の先頭記録位置とを示すインデックス情報をインデックスファイルに記録する。
図13の例では、切替通知情報の先頭記録位置と、共通ヘッダ(2’)の先頭記録位置とを示すインデックス情報を、グループ(3)とグループ(4)の間に記録しているが、必ずしもグループ(3)とグループ(4)の間に記録する必要はなく、他の位置に記録するようにしてもよい。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、蓄積ファイルに記録するマルチメディア情報αをマルチメディア情報α’に切り替える場合、切替通知情報を蓄積ファイルに記録するように構成したので、再生時にマルチメディア情報が切り替えられていることを認識することができる結果、復号処理に対する影響を抑えることができる効果を奏する。
また、この実施の形態2によれば、切替前後のマルチメディア情報のプロファイル情報が異なる場合、切替前のマルチメディア情報αのプロファイル情報のほかに、切替後のマルチメディア情報α’のプロファイル情報を蓄積ファイルに記録するように構成したので、切替前後でマルチメディア情報の属性が異なる場合でも、再生時に復号処理を継続することができる効果を奏する。
また、この実施の形態2によれば、蓄積ファイルに記録する切替通知情報が、その蓄積ファイルに記録されているマルチメディア情報の切替位置を示しているので、蓄積ファイルを再生する際のランダムアクセス性を高めることができる効果を奏する。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、蓄積ファイルと別個にインデックスファイルを作成するものについて示したが、図15に示すように、各グループ等の先頭記録位置を示すインデックス情報を当該蓄積ファイルに記録するようにしてもよい。
即ち、グループ総数、共通ヘッダ(1)の先頭記録位置、共通ヘッダ(2)の先頭記録位置、共通ヘッダ(2’)の先頭記録位置、グループ(1)〜グループ(6)の先頭記録位置、切替通知情報の先頭記録位置などを示すインデックス情報を、独立のインデックスファイルとして生成するのではなく、蓄積ファイルの生成と平行して、一次メモリ上で管理する。
そして、蓄積媒体16に対する蓄積ファイルの書込処理が終了した後に、インデックス情報を蓄積ファイルの末尾に記録するようにする。なお、インデックス情報の書式については、インデックスファイルの書式を問わないのと同様に、特に規定するものではない。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、グループ単位のマルチメディア情報等を蓄積ファイルに記録するとともに、各グループ等の先頭記録位置を示すインデックス情報を蓄積ファイルに記録するように構成したので、インデックスファイルを独自に管理する必要がなくなり、ファイル管理の簡略化を図ることができる効果を奏する。
また、この実施の形態3によれば、マルチメディア情報受信部11によるマルチメディア情報の受信開始時に取得可能な当該マルチメディア情報の関連情報(例えば、プロファイル情報)を共通ヘッダ(1)(2)として蓄積ファイルの先頭に記録するとともに、マルチメディア情報受信部11によるマルチメディア情報の受信中あるいは受信終了時に取得可能な当該マルチメディア情報の関連情報(例えば、インデックス情報)を蓄積ファイルの末尾に記録するように構成したので、例えば、ハードディスクなどの蓄積媒体16に関連情報を記録する際に、常に順方向に書き込みが行われる結果、書込速度を高めることができる効果を奏する。
以上のように、この発明に係るマルチメディア蓄積装置は、例えば、マルチメディア符号化装置から送信されたマルチメディア情報を受信し、そのマルチメディア情報を再生する前に一旦蓄積する必要があるマルチメディア復号化装置などに用いるのに適している。

Claims (13)

  1. 複数のメディア情報が纏められているマルチメディア情報を受信する情報受信手段と、上記情報受信手段により受信されたマルチメディア情報を識別する識別子を決定する識別子決定手段と、上記情報受信手段により受信されたマルチメディア情報と上記識別子決定手段により決定された識別子を蓄積する蓄積手段とを備え
    前記蓄積手段は、前記情報受信手段により受信されたマルチメディア情報を蓄積する際、そのマルチメディア情報を一定時間毎に分割してグループ分けし、グループ単位で蓄積することを特徴とするマルチメディア蓄積装置。
  2. 蓄積手段は、内部クロックのクロック情報を参照して、マルチメディア情報の分割タイミングを決定することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  3. 蓄積手段は、マルチメディア情報が伝送される通信網のクロック情報を参照して、そのマルチメディア情報の分割タイミングを決定することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  4. 蓄積手段は、情報受信手段により受信されたマルチメディア情報がパケット化されている場合、そのパケットに付与されている当該マルチメディア情報の生成時刻情報を参照して、そのマルチメディア情報の分割タイミングを決定することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  5. 蓄積手段は、情報受信手段が複数のマルチメディア情報発生源からマルチメディア情報を受信する場合、任意のマルチメディア情報発生源から送信されたマルチメディア情報の生成時刻情報を参照して、すべてのマルチメディア情報の分割タイミングを決定することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  6. 蓄積手段は、グループ単位のマルチメディア情報を蓄積ファイルに記録するとともに、各グループの記録位置を示すインデックス情報をインデックスファイルに記録することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  7. 複数のメディア情報が纏められているマルチメディア情報を受信する情報受信手段と、上記情報受信手段により受信されたマルチメディア情報を識別する識別子を決定する識別子決定手段と、上記情報受信手段により受信されたマルチメディア情報と上記識別子決定手段により決定された識別子を蓄積する蓄積手段とを備え
    前記蓄積手段は、すべてのマルチメディア情報に共通な情報、あるいは、各マルチメディア情報の符号化情報に共通な情報を抽出して、その共通情報を蓄積するとともに、各マルチメディア情報の固有情報を蓄積することを特徴とするマルチメディア蓄積装置。
  8. 蓄積手段は、蓄積ファイルに記録するマルチメディア情報を他のマルチメディア情報発生源のマルチメディア情報に切り替える場合、切替通知情報を当該蓄積ファイルに記録することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  9. 蓄積手段は、切替前後のマルチメディア情報のプロファイル情報が異なる場合、切替前のマルチメディア情報のプロファイル情報のほかに、切替後のマルチメディア情報のプロファイル情報を蓄積ファイルに記録することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  10. 蓄積手段が蓄積ファイルに記録する切替通知情報は、その蓄積ファイルに記録されているマルチメディア情報の切替位置を示していることを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  11. 蓄積手段は、グループ単位のマルチメディア情報を蓄積ファイルに記録するとともに、各グループの記録位置を示すインデックス情報を当該蓄積ファイルに記録することを特徴とする請求の範囲第項記載のマルチメディア蓄積装置。
  12. 蓄積手段は、情報受信手段によるマルチメディア情報の受信開始時に取得可能な当該マルチメディア情報の関連情報を蓄積ファイルの先頭に記録するとともに、上記情報受信手段によるマルチメディア情報の受信中あるいは受信終了時に取得可能な当該マルチメディア情報の関連情報を蓄積ファイルの末尾に記録することを特徴とする請求の範囲第11項記載のマルチメディア蓄積装置。
  13. 蓄積手段は、インデックス情報を蓄積ファイルの末尾に記録することを特徴とする請求の範囲第11項記載のマルチメディア蓄積装置。
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