JP4349999B2 - 茶枝葉の移送方法並びにその移送装置並びにこれを具えた茶刈機 - Google Patents
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Description
そして、このような摘採機にあっては、例えば図9に示すように、刈刃22′の前方側に茶葉移送のための分岐ノズル47′付きの送風管を配し、この分岐ノズル47′からの送風によって茶葉Aを移送するのが一般的であった。また、刈刃22′から収容部4′まで茶葉Aを移送する移送路は、刈刃22′のほぼ後方に延びる水平移送部Xと、その後に収容部4′の上部に臨むように接続された上昇移送部Yとを具えるのが一般的であった(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、このような移送形態(送風形態)では、水平移送部Xを要する分、移送装置5′ひいては摘採機の前後長が長くなり、摘採機の取り回し性を低下させてしまうという問題があった。
このため水平移送部Xを極力短縮、もしくは排除することが考えられるが、分岐ノズル47′からの送風は、茶葉Aを上昇移送するのに充分な送風力を有するものであり、刈刃22′の前方から、このような強力な送風を行っている状態では、急激に移送方向を水平から上向きに切り換えると、茶葉Aに傷みが生じ易く、刈刃前方からの送風形態を採りながら、水平移送部Xを排除することは不可能であった。
このため、二段刈摘採機等においても、極力、刈刃同士の前後間隔を狭めることが強く望まれていたが、刈刃前方からの従来の送風形態では、上昇移送部Yの前段に水平移送部Xを要するため、刈刃同士の前後間隔を狭めるには一定の限界が生じていた。
このようなことから、本出願人は、半ば技術常識となっていた、刈刃前方からの送風形態を根本から見直し、送風形態(移送形態)そのものから移送装置ひいては摘採機の短縮化を試みたものである。
バリカン式の刈刃(22)によって刈り取った茶葉や枝幹等の茶枝葉(A) を、移送ダクト(6) 内に流す圧力風の作用のみによって、前記刈刃(22)から所定の位置まで移送する方法であって、
前記移送ダクト(6) は、ダクト内において茶枝葉(A) の移送が開始される移送開始部(31)の下部が、前記刈刃(22)とほぼ同じ高さに設定されるものであり、
刈り取り後の茶枝葉(A) を前記刈刃(22)から所定の位置まで移送するにあたっては、前記刈刃(22)の後方側から移送ダクト(6) に背面風(W) を送り込むことによって、茶枝葉(A) の移送を行うようにしたことを特徴として成るものである。
前記移送ダクト(6) は、移送開始部(31)が、平面から視て前記刈刃(22)を取り囲むように形成されるものであり、
また前記背面風(W) を前記刈刃(22)の後方から作用させるにあたっては、移送開始部(31)から上昇流として移送ダクト(6) 内に送り込むようにしたことを特徴として成るものである。
前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向後方側に、移送ダクト(6) に沿う背面ダクト(7) が併設されるとともに、この背面ダクト(7) の上部には、このダクト内に圧力風を取り込む導入部(8) が形成されるものであり、
前記背面風(W) を前記刈刃(22)の後方から作用させるにあたっては、導入部(8) から下向きの圧力風を背面ダクト(7) 内に取り込んだ後、移送ダクト(6) の移送開始部(31)から上昇流として移送ダクト(6) 内に送り込むようにしたことを特徴として成るものである。
前記背面ダクト(7) の内部には、導入部(8) から背面ダクト(7) 内に取り込んだ圧力風を、前記刈刃(22)の幅方向に向かって拡がるようにガイドする拡開案内体(40)が取り付けられることを特徴として成るものである。
前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向前方側に移送ダクト(6) に沿う正面ダクト(9) が併設されるものであり、
茶枝葉(A) の移送にあたっては、この正面ダクト(9) を通して前記刈刃(22)の斜め上方から前記刈刃(22)の上面に指向する正面風(W1)を、背面風(W) とともに補助的に発生させて、茶枝葉(A) の移送を行うようにしたことを特徴として成るものである。
前記導入部(8) には、ここに導入した圧力風を、背面ダクト(7) と正面ダクト(9) とに振り分けるガイド板(43)が設けられ、背面風(W) とともに正面風(W1)を移送ダクト(6) の移送開始部(31)に作用させるようにしたことを特徴として成るものである。
茶葉や枝幹等の茶枝葉(A) を刈り取るバリカン式の刈刃(22)に対して、内部に空気流を流す移送ダクト(6) を具え、この移送ダクト(6) 内に流す圧力風の作用のみによって、刈り取り後の茶枝葉(A) を前記刈刃(22)から所定の位置まで移送する装置であって、
前記移送ダクト(6) は、ダクト内において茶枝葉(A) の移送が開始される移送開始部(31)の下部が、前記刈刃(22)とほぼ同じ高さに設定されて成り、
また、この装置には、前記刈刃(22)の後方から移送ダクト(6) 内に背面風(W) を送り込む吹出口(38)が設けられるものであり、この吹出口(38)から移送ダクト(6) 内に背面風(W) を送り込むことによって、刈り取り後の茶枝葉(A) を前記刈刃(22)から所定の位置まで移送するものであることを特徴として成るものである。
前記移送ダクト(6) の移送開始部(31)は、平面から視て前記刈刃(22)を取り囲むように形成されて成り、
また前記移送ダクト(6) 内に送り込まれる背面風(W) は、上昇流として移送開始部(31)から移送ダクト(6) 内に送り込まれて成ることを特徴として成るものである。
前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向後方側に、移送ダクト(6) に沿う背面ダクト(7) が併設されるとともに、この背面ダクト(7) の上部には、このダクト内に圧力風を取り込む導入部(8) が形成されるものであり、
前記背面風(W) は、導入部(8) から背面ダクト(7) 内に取り込まれた下向きの圧力風が、上昇流として移送開始部(31)から移送ダクト(6) 内に送り込まれて成ることを特徴として成るものである。
前記背面ダクト(7) は、導入部(8) から取り込んだ圧力風を、前記刈刃(22)の幅方向に向かって拡げるようにガイドする拡開案内体(40)が、内部に設けられることを特徴として成るものである。
前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向前方側に移送ダクト(6) に沿う正面ダクト(9) が併設されるとともに、この正面ダクト(9) には、前記刈刃(22)の斜め上方から前記刈刃(22)の上面に指向する分岐ノズル(47)が形成されるものであり、
前記背面風(W) は、この分岐ノズル(47)から発生する正面風(W1)とともに、移送ダクト(6) 内に送り込まれて成ることを特徴として成るものである。
前記導入部(8) には、ここに導入した圧力風を、背面ダクト(7) と正面ダクト(9) とに振り分けるガイド板(43)が設けられることを特徴として成るものである。
茶畝(T) を跨いで走行する走行機体(2) と、
この走行機体(2) に取り付けられ摘採作業または剪枝作業を実質的に行う茶刈機体と、
この茶刈機体の後方に設けられ摘採した茶葉を収容可能とする収容部(4) と、
刈り取った茶葉や枝幹等の茶枝葉(A) を茶刈機体から収容部(4) まで移送する移送装置(5) とを具え、
目的に応じて摘採または剪枝作業が行えるようにした茶刈機であって、
前記移送装置(5) は、請求項7、8、9、10、11または12記載の装置が適用されて成ることを特徴として成るものである。
前記茶刈機体は、刈り取り高さを適宜変更し得る複数基のバリカン式の刈刃(22)を具えるとともに、移送装置(5) も各刈刃(22)に応じて複数基設けられ、一回の走行によって多段階の刈り取りが一挙に行えるようにしたことを特徴として成るものである。
前記収容部(4) は、各刈刃(22)毎に収穫した茶葉を別個に収容できるようにしたことを特徴として成るものである。
なお本発明の移送手法そのものは、茶芽を刈り取る摘採作業のみならず、樹形を整え樹勢の回復を図るために枝幹を剪除する剪枝作業にも利用でき、このようなことに因み、本発明の名称中や請求項等に記載した「茶枝葉」とは、摘採した茶葉Aと剪除した枝幹とを総称するものである(茶枝葉にも茶葉と同一の符号Aを付す)。また、「茶刈」もしくは「茶刈機」とは、摘採(摘採機)と剪枝(剪枝機)とを総称するものである。なお剪枝作業の具体的形態については後述する。
なお本実施例では摘採した茶葉Aを茶袋Bに収容する形態を採るため、上記連結フレーム11Bには、茶葉Aでいっぱいになった茶袋Bを仮置きする回動アーム19(図2参照)が設けられ、茶袋Bを載置する際には、この回動アーム19を摘採機の側方に張り出すようにウイング状に拡げ、ここに載せるものである。
更にまた収容部4としては、このような茶袋Bに収容する形態ではなく、コンテナ式のものを採用し、この中に茶葉Aを収容する形態を採ることも可能である。
以上述べたように、本実施例では、茶葉Aを上昇移送するにあたり刈刃後方側への移送を伴わないため、移送装置5ひいては摘採機の前後長を短縮化できるものであるが、これに加え、摘採機を側面から視た場合、上記導入部8を、移送ダクト6とほぼ重なるように設けたことも、ダクトユニット5A(移送装置5)としての厚み(摘採機の前後方向に相当する寸法)を薄くすることができ、摘採機の前後長短縮化に寄与するものである。
なお、本実施例では、別体構成の移送ダクト6と背面ダクト7とを張設してダクトユニット5Aを形成するものであるが、上述した構成上、これらは一体的に形成することも可能であり、その場合には、移送ダクト6の後方壁面は、背面ダクト7の前方壁面と共通化させることが可能である。
因みに背面ダクト7は、ほぼ一定の薄い厚さに形成され、これも摘採機の前後長短縮化に寄与するものである。
なお導入部8は、ガイド板43と、これを両側から挟み込む移送ダクト6の両外側面とによって、導入部8の下方と左右が閉塞された状態となり、フレキシブルダクト18Aから供給される圧力風を、ほぼそのまま導入口39から背面ダクト7内に案内するものである。
背面風Wを生じさせるには、まず走行機体2上の原動機16を駆動し、送風機17によって圧力風を生起する。生起された圧力風は、その後、送風ダクト18(フレキシブルダクト18A)を通して導入部8に導かれ、ここでガイド板43に案内されて、導入口39から背面ダクト7内に取り込まれる。背面ダクト7内に導入された圧力風は、次いで、背面ダクト7内に設けられた拡開案内体40によって、刈刃22の幅方向にほぼ均一に拡がるようにガイドされ、刈刃後方の吹出口38から背面風Wとして移送ダクト6(移送開始部31)内に送り込まれる。この背面風Wは、刈刃22の後方から、ほぼ真上に向かう上昇流であり、少なくとも茶葉Aを移送ダクト6の吐出口33(移送終端部32)まで搬送する移送能力を有する。
このような背面風Wによって、茶葉Aは、一例として図4に示すように、刈り取り直後、まず刈刃22の後方側に引き寄せられる。これは、刈刃22の後方から背面風Wを吹き出すことにより、刈刃22の後方付近、具体的には、背面風Wの吹出口38近傍に負圧が形成され、茶葉Aが刈刃部分から吹出口38側に引き寄せられるものと考えられる(以下、これを背面風Wの負圧吸引作用と称する)。そして、吹出口38側に引き付けられた茶葉Aは、その後、上昇流を形成する背面風Wに乗って、移送ダクト6内を上昇し、吐出口33から収容部4に設けられた茶袋B内に収容される。
〔他の実施例〕
また、このようなことから正面ダクト9にも導入部8から圧力風を取り込む導入口46が、移送ダクト6側の壁面に開口されるものである。
このように、本実施例では、背面ダクト7と正面ダクト9とを移送ダクト6に沿うように形成し、しかもその厚み寸法を、ほぼ一定の薄い厚さに形成するため、これが移送装置5ひいては摘採機の前後長短縮化に寄与する。もちろん、この短縮化については、上述したように、刈刃後方への水平移送が省略できることや、移送ダクト6の途中に分岐部35を形成し、ここに導入部8を設け、側面から視て、導入部8を移送ダクト6に重ねるように設けたことも短縮化の大きな要因である。
なお、上述した正面風W1は、あくまでも背面風Wをサポートする場合に設けられるものである。
更に、この場合、送風機17から移送ダクト6に圧力風を導いてくる導入部8も省略することができるため、側面から視て、この導入部8を移送ダクト6に重ねるように設ける必要もなく、移送ダクト6を単管状(途中で分岐しない単一の管状)に形成することができる。
なお図8に示す実施例では、原動機16によって駆動される送風機17も刈刃22に合わせて二基設けたが、搭載する送風機17は一基とし、このものから各々のダクトユニット5AU、5ADに圧力風を等分して送ることも可能である。
このため、このような二段刈摘採機1Aにあっては、上段刈刃22Uと下段刈刃22Dとの前後間隔をできるだけ狭めることが、能率的な摘採を行う上で非常に有効であり、この点において移送装置5の前後長を送風形態から短縮できる本発明は、二段刈摘採機1Aに好適なものと言える。逆に言えば、従来の二段刈摘採機では、水平移送を伴う分、上段刈刃22Uと下段刈刃22Dとの前後間隔が長くなることは否めず、綺麗に摘採を行うには、ある程度の限界が生じていた。
1A 二段刈摘採機
2 走行機体
3 摘採機体
4 収容部
5 移送装置
5A ダクトユニット
5AU 上刃用ダクトユニット
5AD 下刃用ダクトユニット
6 移送ダクト
7 背面ダクト
8 導入部
9 正面ダクト
11 フレーム
11A 脚部フレーム
11B 連結フレーム
11C 昇降ブラケット
12 走行体
13 操縦者用シート
14 操縦桿
15 コントロールボックス
16 原動機
17 送風機
18 送風ダクト
18A フレキシブルダクト
19 回動アーム
22 刈刃
22A 刈刃体
22B 刈刃支持フレーム
22C 駆動部
22U 上段刈刃
22D 下段刈刃
23 側板部
26 フレーム部
31 移送開始部
32 移送終端部
33 吐出口
34 フック
35 分岐部
38 吹出口
39 導入口
40 拡開案内体
43 ガイド板
43A 背面ガイド板
43B 正面ガイド板
46 導入口
47 分岐ノズル
50 風向体
51 ハンドル
A 茶葉(茶枝葉)
B 茶袋
T 茶畝
X 水平移送部
Y 上昇移送部
W 背面風
W1 正面風
Claims (15)
- バリカン式の刈刃(22)によって刈り取った茶葉や枝幹等の茶枝葉(A) を、移送ダクト(6) 内に流す圧力風の作用のみによって、前記刈刃(22)から所定の位置まで移送する方法であって、
前記移送ダクト(6) は、ダクト内において茶枝葉(A) の移送が開始される移送開始部(31)の下部が、前記刈刃(22)とほぼ同じ高さに設定されるものであり、
刈り取り後の茶枝葉(A) を前記刈刃(22)から所定の位置まで移送するにあたっては、前記刈刃(22)の後方側から移送ダクト(6) に背面風(W) を送り込むことによって、茶枝葉(A) の移送を行うようにしたことを特徴とする茶枝葉の移送方法。
- 前記移送ダクト(6) は、移送開始部(31)が、平面から視て前記刈刃(22)を取り囲むように形成されるものであり、
また前記背面風(W) を前記刈刃(22)の後方から作用させるにあたっては、移送開始部(31)から上昇流として移送ダクト(6) 内に送り込むようにしたことを特徴とする請求項1記載の茶枝葉の移送方法。
- 前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向後方側に、移送ダクト(6) に沿う背面ダクト(7) が併設されるとともに、この背面ダクト(7) の上部には、このダクト内に圧力風を取り込む導入部(8) が形成されるものであり、
前記背面風(W) を前記刈刃(22)の後方から作用させるにあたっては、導入部(8) から下向きの圧力風を背面ダクト(7) 内に取り込んだ後、移送ダクト(6) の移送開始部(31)から上昇流として移送ダクト(6) 内に送り込むようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の茶枝葉の移送方法。
- 前記背面ダクト(7) の内部には、導入部(8) から背面ダクト(7) 内に取り込んだ圧力風を、前記刈刃(22)の幅方向に向かって拡がるようにガイドする拡開案内体(40)が取り付けられることを特徴とする請求項3記載の茶枝葉の移送方法。
- 前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向前方側に移送ダクト(6) に沿う正面ダクト(9) が併設されるものであり、
茶枝葉(A) の移送にあたっては、この正面ダクト(9) を通して前記刈刃(22)の斜め上方から前記刈刃(22)の上面に指向する正面風(W1)を、背面風(W) とともに補助的に発生させて、茶枝葉(A) の移送を行うようにしたことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の茶枝葉の移送方法。
- 前記導入部(8) には、ここに導入した圧力風を、背面ダクト(7) と正面ダクト(9) とに振り分けるガイド板(43)が設けられ、背面風(W) とともに正面風(W1)を移送ダクト(6) の移送開始部(31)に作用させるようにしたことを特徴とする請求項5記載の茶枝葉の移送方法。
- 茶葉や枝幹等の茶枝葉(A) を刈り取るバリカン式の刈刃(22)に対して、内部に空気流を流す移送ダクト(6) を具え、この移送ダクト(6) 内に流す圧力風の作用のみによって、刈り取り後の茶枝葉(A) を前記刈刃(22)から所定の位置まで移送する装置であって、
前記移送ダクト(6) は、ダクト内において茶枝葉(A) の移送が開始される移送開始部(31)の下部が、前記刈刃(22)とほぼ同じ高さに設定されて成り、
また、この装置には、前記刈刃(22)の後方から移送ダクト(6) 内に背面風(W) を送り込む吹出口(38)が設けられるものであり、この吹出口(38)から移送ダクト(6) 内に背面風(W) を送り込むことによって、刈り取り後の茶枝葉(A) を前記刈刃(22)から所定の位置まで移送するものであることを特徴とする茶枝葉の移送装置。
- 前記移送ダクト(6) の移送開始部(31)は、平面から視て前記刈刃(22)を取り囲むように形成されて成り、
また前記移送ダクト(6) 内に送り込まれる背面風(W) は、上昇流として移送開始部(31)から移送ダクト(6) 内に送り込まれて成ることを特徴とする請求項7記載の茶枝葉の移送装置。
- 前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向後方側に、移送ダクト(6) に沿う背面ダクト(7) が併設されるとともに、この背面ダクト(7) の上部には、このダクト内に圧力風を取り込む導入部(8) が形成されるものであり、
前記背面風(W) は、導入部(8) から背面ダクト(7) 内に取り込まれた下向きの圧力風が、上昇流として移送開始部(31)から移送ダクト(6) 内に送り込まれて成ることを特徴とする請求項7または8記載の茶枝葉の移送装置。
- 前記背面ダクト(7) は、導入部(8) から取り込んだ圧力風を、前記刈刃(22)の幅方向に向かって拡げるようにガイドする拡開案内体(40)が、内部に設けられることを特徴とする請求項9記載の茶枝葉の移送装置。
- 前記移送ダクト(6) は、刈り取り方向前方側に移送ダクト(6) に沿う正面ダクト(9) が併設されるとともに、この正面ダクト(9) には、前記刈刃(22)の斜め上方から前記刈刃(22)の上面に指向する分岐ノズル(47)が形成されるものであり、
前記背面風(W) は、この分岐ノズル(47)から発生する正面風(W1)とともに、移送ダクト(6) 内に送り込まれて成ることを特徴とする請求項7、8、9または10記載の茶枝葉の移送装置。
- 前記導入部(8) には、ここに導入した圧力風を、背面ダクト(7) と正面ダクト(9) とに振り分けるガイド板(43)が設けられることを特徴とする請求項11記載の茶枝葉の移送装置。
- 茶畝(T) を跨いで走行する走行機体(2) と、
この走行機体(2) に取り付けられ摘採作業または剪枝作業を実質的に行う茶刈機体と、
この茶刈機体の後方に設けられ摘採した茶葉を収容可能とする収容部(4) と、
刈り取った茶葉や枝幹等の茶枝葉(A) を茶刈機体から収容部(4) まで移送する移送装置(5) とを具え、
目的に応じて摘採または剪枝作業が行えるようにした茶刈機であって、
前記移送装置(5) は、請求項7、8、9、10、11または12記載の装置が適用されて成ることを特徴とする茶刈機。
- 前記茶刈機体は、刈り取り高さを適宜変更し得る複数基のバリカン式の刈刃(22)を具えるとともに、移送装置(5) も各刈刃(22)に応じて複数基設けられ、一回の走行によって多段階の刈り取りが一挙に行えるようにしたことを特徴とする請求項13記載の茶刈機。
- 前記収容部(4) は、各刈刃(22)毎に収穫した茶葉を別個に収容できるようにしたことを特徴とする請求項14記載の茶刈機。
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