JP4347494B2 - 新規ポリエステルおよびその製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリマー鎖においてアルキレンテレフタレート構成単位およびアルキレン−2,6−ナフート構成単位が互いに隣接するよう交互に配置する新規な交互共重合ポリエステルおよびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
PET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレン−2,6−ナフタレート)に代表されるポリエステルは、その機械的、物理的、化学的特性が優れているため衣料用・産業用繊維、フィルムをはじめとして各種成型体などに広く利用されている。
【0003】
しかしながら、機械特性、耐熱性の点でPETに優れるPENの成型品は耐衝撃性が低く、デラミ性を有するという問題がある。
【0004】
これを改良する手法として、従来からPENにPETのようなポリエステルを共重合する方法が知られている。しかし、この方法で得られる共重合体はテレフタレート単位とナフタレート単位がランダムに配置された一次構造からなるために、PEN本来の結晶性、融点を著しく低下させ、その結果、成形体の耐熱性、機械特性などが不十分なものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の主たる目的は、従来の共重合ポリエステル連鎖を規則的な一次構造とすることで、上述した各種欠点を克服し、結晶性、耐熱性、機械的性質に優れた新規な交互共重合ポリエステルを提供することにある。本発明の他の目的は、このような新規な交互共重合ポリエステルを製造する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記の課題を解決するものとして、ポリマー繰り返し単位の少なくとも90モル%が、下記式(1)
【0007】
【化3】
【0008】
で表される単位、好適には、
【0009】
【化4】
【0010】
で表される単位からなり、かつ、フェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン混合溶媒(重量比6/4)を用いて35℃で測定した極限粘度が0.1以上であることを特徴とする新規な交互共重合ポリエステルが提供される。
【0011】
そして、本発明によれば、上記の新規な交互共重合ポリエステルを製造する方法として、テレフタル酸クロライドと2,6−ビス(2'−ヒドロキシエチル)ナフタレートで代表されるヒドロキシアルキル基の炭素数が2〜4の2,6−ビス(2'−ヒドロキアルキル)ナフタレートとを反応させるか、および/または、2,6−ナフタレンジカルボニルクロライドとビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートで代表されるヒドロキシアルキル基の炭素数が2〜4のビス(2−ヒドロキシアルキル)テレフタレートとを反応させて交互共重合ポリエステルを製造する方法が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明における新規ポリエステルは、ポリマー繰り返し単位の少なくとも90モル%、好ましくは少なくとも95モル%、より好ましくは少なくとも98モル%が、下記式(1)
【0013】
【化5】
で表される単位、好適には、
【0014】
【化6】
【0015】
で表される単位からなる線状の交互共重合ポリエステルである。
【0016】
該ポリエステルはその性質を損なわない範囲、すなわち10モル%未満、好ましくは5モル%未満、より好ましくは2モル%未満の割合で、2個以上のエチレンテレフタレート単位またはエチレン2,6−ナフタレート単位同士が隣接していても差し支えない。
【0017】
本発明に係るポリエステルの分子量は、フェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン混合溶媒(重量比6/4)を用いて35℃で測定した極限粘度[η]の値にして0.1以上であり、好ましくは[η]=0.2〜1.0である。なお、極限粘度[η]が0.1より小さいものはポリマーとしての物性が十分でなく、成型などの通常の用途への使用に適さない。
【0018】
本発明における上記式(1)で表されるポリエステルのTg(ガラス転移温度)は90℃以上であり、より好ましくは100〜120℃である。Tm(融点)は200℃から270℃の間である。Tmが200℃以下のものは、ポリエステルの結晶性が低いおそれがあるので好ましくない。
【0019】
本発明における上記式(1)で表される交互共重合ポリエステルは、X線広角写真および1H−NMR測定により同定することが可能である。X線広角写真による上記式(1)で表される共重合ポリエステルの結晶パターンからは、その構成成分のホモポリマーであるPET、PENとは全く異なっており、新規な結晶形態を示すポリエステル素材であることを明らかにできる。また、1H−NMR測定により上記式(1)で表されるポリエステルを確認することが可能である。
【0020】
上記の交互共重合ポリエステルは、テレフタル酸クロライドと炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基をもつ2,6−ビス(2'−ヒドロキシアルキル)ナフタレートとの反応、および/または、2,6−ナフタレンジカルボニルクロライドとヒドロキシアルキル基の炭素数が2〜4のヒドロキシアルキル基をもつビス(2−ヒドロキシアルキル)テレフタレートとの反応により製造することができる。
【0021】
本発明の好適な実施態様では、下記式(3)のテレフタル酸ジクロライドと下記式(4)の2,6−ビス(2'-ヒドロキシエチル)ナフタレートとを反応させる方法、
【0022】
【化7】
【0023】
もしくは、下記式(5)の2,6−ナフタレンジカルボニルジクロライドと下記式(6)のビス(2-ヒドロキシエチル)テレフタレートとを反応させる方法、
【0024】
【化8】
【0025】
あるいはこれらを組み合わせた方法により製造される。
【0026】
本発明方法において、ジ酸クロライドとジオールとの組み合わせとしては、上記式(3)のジ酸クロライドと上記式(4)のジオール、もしくは、上記式(5)のジ酸クロライドと上記式(6)のジオールの組み合わせが用いられるが、これらの成分の組み合わせを複数同時に用いてもよい。
【0027】
これらのモノマーの仕込み量はジ酸クロライドとジオールとを実質的に等モルとすることが好ましいが、このとき上記のジ酸クロライド成分およびジオール成分が、ジ酸クロライド、ジオールの全成分中の90モル%以上、好ましくは95モル%以上、より好ましくは98モル〜100%以上となるよう用いられる。ここで、上記成分が90モル%未満であるとポリエステルの結晶性を著しく低下させるおそれがあるので好ましくない。
【0028】
また、該ポリエステルの製造において、10モル%未満、好ましくは5モル%未満、さらに好ましくは2モル%未満の割合で、ポリマー鎖中に上記式(1)の繰り返し単位に加えてエチレンテレフタレート繰り返し単位やエチレン−2,6−ナフタレート繰り返し単位を導入することができ、その目的でビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートおよび/またはビス(2'−ヒドロキシエチル)2,6−ナフタレートを過剰に使用してもよい。
【0029】
上記の反応は、極性有機溶媒中にて溶液重合することにより実施される。溶液重合反応に用いる有機溶剤としては、N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホランなどの高沸点極性有機溶剤が用いられる。
【0030】
工業的に溶液重合を実施する場合は、それぞれのモノマー成分をあらかじめ同じ溶媒に溶解しておき、その溶液同士を適当な方法で混合する方法を採用するのが好ましい。反応温度は、溶媒の凝固点〜沸点の範囲で適宜選択されるが、通常、室温〜120℃が好ましい。反応の当初は比較的低い温度とし反応が進行するに伴って順次温度を高める方法を採用することもできる。反応時間は0.5〜5時間程度が適当である。通常の場合、反応生成物(ポリマー)は溶液中に固体として析出するのでこれを濾別し水洗することで、目的とするポリマーを得ることができる。
【0031】
上述した溶液重合で0.1以上の極限粘度[η]を有するポリエステルを製造した後、これをさらに固相重合することによって、分子量の高められたポリエステルとすることも可能である。
【0032】
本発明における繰り返し単位が上記式(1)で表される交互共重合ポリエステルは、X線広角写真および1H−NMR測定により同定することが可能である。X線広角写真による上記式(1)で表される交互共重合ポリエステルの結晶パターンからは、その構成成分のホモポリマーであるPET、PENの結晶パターンとは全く異なっており、新規な結晶形態を示すポリエステル素材であることを明らかである。また、1H−NMR測定により上記式(1)で表されるポリエステルを確認することが可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明の新規ポリエステルはPETとPENの利点を併せ持ち、結晶性でかつTm200℃以上、Tg90℃以上の優れた耐熱性を有する素材であり、溶融成型により、機械的性質の良好な繊維・フィルム・成型品などとすることができ、特にボトル用として好適である。そして、これらの成型品においてはPENの成型品に見られるようなデラミなどの問題は発生しない。
【0034】
また、このポリエステルは、安定剤、着色剤、紫外線吸収剤、離型剤などの
各種添加剤、ガラス繊維などの強化材、さらには無機粒子、有機粒子などの充填材などを添加し樹脂組成物として使用することもできる。
【0035】
【実施例】
以下、実施例および比較例をあげて本発明を説明するが、実施例は説明のためのものであって、本発明はこれに限定されるものではない。なお、例中のl「部」は、とくに断らない限り「重量部」を意味するものとする。
【0036】
なお、例中にあげる各種の評価項目は次のようにして求めた。
(1)極限粘度[η]の測定
極限粘度[η]はフェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン混合溶液(重量比6/4)中、35℃にて測定した。
(2)融点、結晶化温度、ガラス転移温度などの測定
ガラス転移温度(Tg)、結晶化温度(Tc)、融点(Tm)および融解エンタルピー(ΔHm)の測定は,セイコーDSC220示差走査熱量計を用い、窒素ガス気流下、10℃/minの速度で昇温して測定を行った。
(3)1H−NMR測定
1H−NMRによる測定は、日本電子JNR−EX270を用い、重水素化クロロホルム/重水素化トリフルオロ酢酸=3/1(v/v)混合溶媒中23℃にて測定を行った。
(4)X線回折測定
DX(RAD−B)を用いてCu K−α1/50kV/200mAのX線をサンプルに照射し、そのX線広角写真を測定した。
【0037】
[実施例1]
室温、窒素気流下にてビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレート5.01部を乾燥ピリジン3.4mlと乾燥N−メチル−2−ピロリドン50mlとの混合物に溶解し、これに2,6−ナフタレンジカルボニルクロライド4.99部を乾燥N−メチル−2−ピロリドン60mlに溶解した溶液を滴下し、室温で0.5時間攪拌した。40℃で0.5時間、80℃で1.5時間、100℃で1.5時間加熱攪拌したのちに反応溶液を室温まで冷却し、これを水3Lに注いで析出した白色固体を濾別した。これを水500ml、アセトン300mlで洗浄したのちに120℃で真空乾燥して交互共重合ポリエステル8.0部(収率94%)を得た。このポリマーは[η]=0.21、Tg=104℃、Tc=150℃、Tm=221℃であった。
【0038】
[実施例2]
室温、窒素気流下にて2,6−ビス(2'−ヒドロキシエチル)ナフタレート35.98部を乾燥ピリジン20.0mlと乾燥N−メチル−2−ピロリドン80mlとの混合物に溶解し、これにテレフタル酸クロライド24.02部を乾燥N−メチル−2−ピロリドン260mlに溶解した溶液を滴下し、室温で1.0時間攪拌した。60℃で1.5時間加熱攪拌したのちに反応溶液を室温まで冷却し、これを水5Lに注いで析出した白色固体を濾別した。水1L、アセトン500mlで洗浄後、120℃で真空乾燥して交互共重合ポリエステル49.3部(収率96%)を得た。このポリマーは[η]=0.24、Tg=104℃、Tc=156℃、Tm=225℃であった。
【0039】
[実施例3]
実施例1および実施例2で得られた各ポリマーを重水素化クロロホルム/重水素化トリフルオロ酢酸=3/1(v/v)混合溶媒中23℃にて1H−NMR測定を行ったところ、表1の通り帰属された。
【0040】
【表1】
【0041】
[実施例4]
実施例1で得られたポリエステルおよびポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン2,6−ナフタレート(PEN)のチップを170℃真空下にて1時間アニールし、それぞれのX線広角写真を測定した。その結果を表2に示す。表2から明らかなように、実施例1で得られたポリエステルはその構成成分であるPET、PENとは全く異なる結晶パターンを示した。
【0042】
【表2】
Claims (5)
- テレフタル酸クロライドとヒドロキシアルキル基の炭素数が2〜4の2,6−ビス(2'−ヒドロキシアルキル)ナフタレートとの反応、および/または、2,6−ナフタレンジカルボニルクロライドとヒドロキシアルキル基の炭素数が2〜4のビス(2−ヒドロキシアルキル)テレフタレートとの反応により、請求項1記載の交互共重合ポリエステルを得ることを特徴とするポリエステルの製造法。
- テレフタル酸クロライドと2,6−ビス(2'−ヒドロキシエチル)ナフタレートとの反応、および/または、2,6−ナフタレンジカルボニルクロライドとビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートとの反応により、請求項2記載の交互共重合ポリエステルを得ることを特徴とするポリエステルの製造法。
- 上記反応を極性有機溶媒中で行う請求項3または請求項4に記載のポリエステルの製造法。
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