JP4347230B2 - マルチフェーズdc−dcコンバータ - Google Patents

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Description

この発明は、マルチフェーズDC−DCコンバータに関するものである。
携帯型電子機器装置等に使用されるCPU等の半導体装置は、処理速度の高速化及び高機能化とともに、動作電圧の低電圧化及び大電流化が進んでいる。これにともない、DC−DCコンバータの出力も低電圧化及び大電流化が要求されるとともに、CPUの急激な負荷変動に対する追随性の向上が必要となっている。急激な負荷変動に対する追随性の向上を図るための手段として、複数のDC−DCコンバータを並列に動作させるマルチフェーズDC−DCコンバータが実用化されている。そして、並列に動作するDC−DCコンバータの出力電流の平準化を図ることが必要となっている。
図5は、電流モード型DC−DCコンバータを示し、制御部1aとコンバータ部とから構成される。コンバータ部は、NチャネルMOSトランジスタで構成される出力トランジスタT1と、NチャネルMOSトランジスタで構成される同期整流用トランジスタT2と、チョークコイルL1と、電流検出用抵抗Rs1と、平滑用コンデンサC1を備える。
制御部1aの出力信号DH1,DL1は相補信号であり、出力信号DH1が出力トランジスタT1のゲートに入力され、出力信号DL1が同期整流用トランジスタT2のゲートに入力される。
出力トランジスタT1のドレインに入力電圧Viが供給される。そして、出力信号DH1がHレベルとなると出力トランジスタT1がオンされて、チョークコイルL1及び電流検出用抵抗Rs1を介して出力電圧Voが出力される。また、出力信号DL1がHレベルとなると、同期整流用トランジスタT2がオンされて、チョークコイルL1に蓄えられたエネルギーが出力電圧Voとして出力される。出力電圧Voは平滑用コンデンサC1により平滑される。
制御部1aには、入力電圧Viが電源Vccとして供給される。制御部1aの電圧増幅器2には、電流検出用抵抗Rs1の両端子電圧が入力される。そして、電圧増幅器2は電流検出用抵抗Rs1に流れる出力電流に基づいて電流検出用抵抗Rs1の両端子間に発生する電圧を増幅して比較器3に出力する。
制御部1aの誤差増幅器4は、出力電圧Voを抵抗R1,R2で分割した電圧と、基準電圧e1との差電圧を増幅して比較器3に出力する。基準電圧e1は、出力電圧Voが規格値に達したとき、抵抗R1,R2による分圧電圧と一致するように設定される。
比較器3は、電圧増幅器2の出力電圧と、誤差増幅器4の出力電圧を比較し、電圧増幅器2の出力電圧が誤差増幅器4の出力電圧より高くなるとHレベルの出力信号をフリップフロップ回路FF1のリセット端子Rに出力する。また、電圧増幅器2の出力電圧が誤差増幅器4の出力電圧より低いときにはLレベルの出力信号をリセット端子Rに出力する。
フリップフロップ回路FF1のセット端子Sには、発振器5から一定周波数のパルス信号が入力される。フリップフロップ回路FF1はセット端子SにHレベルの信号が入力されると、Hレベルの出力信号QとLレベルの出力信号Qバーを出力し、リセット端子RにHレベルの信号が入力されると、Lレベルの出力信号QとHレベルの出力信号Qバーを出力する。そして、制御部1aはフリップフロップ回路FF1の出力信号Qを出力信号DH1として出力し、出力信号Qバーを出力信号DL1として出力する。
このように構成された制御部1aは、発振器5の出力信号の立ち上がりに基づいて、一定周期で出力トランジスタT1をオンさせる。出力トランジスタT1がオンされると、チョークコイルL1及び電流検出用抵抗Rsに流れる電流が増大し電圧増幅器2の出力電圧が上昇する。そして、電圧増幅器2の出力電圧が誤差増幅器4の出力電圧より高くなると、フリップフロップ回路FF1のリセット端子RにHレベルの信号が出力されるため、出力トランジスタT1がオフされ、同期整流用トランジスタT2がオンされて、チョークコイルL1に蓄えられたエネルギーが出力される。
上記のような出力トランジスタのオン・オフ動作時に、出力電圧Voが低くなると、誤差増幅器4の出力電圧が高くなり、比較器3の出力信号がHレベルとなるまでの時間が長くなるため、出力トランジスタT1のオン時間が長くなる。
また、出力電圧Voが高くなると、誤差増幅器4の出力電圧が低くなり、比較器3の出力信号がHレベルとなるまでの時間が短くなるため、出力トランジスタT1のオン時間が短くなる。
このような動作により、出力トランジスタT1は発振器5の出力信号周波数に基づいて一定周期でオンされ、出力トランジスタT1がオフされるタイミングは、出力電流の増大に基づいて決定される。そして、出力電圧Voの高低に基づいてそのタイミングが変化して、出力電圧Voが一定に維持される。
図6は、電圧モード型DC−DCコンバータを示す。コンバータ部は、電流検出用抵抗Rs1を省略した点を除いて、電流モード型DC−DCコンバータと同様である。
制御部1bの誤差増幅器4は、出力電圧Voを抵抗R1,R2で分割した電圧と、基準電圧e1との差電圧を増幅してPWM比較器6の非反転入力端子に出力する。基準電圧e1は、出力電圧Voが規格値に達したとき、抵抗R1,R2による分圧電圧と一致するように設定される。
PWM比較器6の反転入力端子には、三角波発振器7から一定周波数の三角波信号が入力される。PWM比較器6は非反転入力端子の入力電圧が、反転入力端子の電圧より高いとき、Hレベルの出力信号QとLレベルの出力信号Qバーを出力し、非反転入力端子の入力電圧が、反転入力端子の電圧より低いとき、Lレベルの出力信号QとHレベルの出力信号Qバーを出力する。
そして、PWM比較器6の出力信号Qが制御部1bの出力信号DH1として出力トランジスタT1のゲートに入力され、出力信号Qバーが制御部1bの出力信号DL1として同期整流用トランジスタT2のゲートに入力される。
このような電圧モード型DC−DCコンバータでは、出力トランジスタT1は三角波発振器7の出力信号に基づく一定周期でオンされる。そして、出力電圧Voが高くなると、誤差増幅器4の出力電圧が低下して出力トランジスタT1のオン時間が短くなり、出力電圧Voが低くなると、誤差増幅器4の出力電圧が上昇して出力トランジスタT1のオン時間が長くなる。このような動作により、出力電圧Voが基準電圧e1に基づく一定電圧に維持される。
図7は、オン時間固定型DC−DCコンバータを示す。コンバータ部の構成は、図6に示す電圧モード型DC−DCコンバータと同様である。
制御部1cの比較器8は、出力電圧Voを抵抗R1,R2で分割した電圧と、基準電圧e1とを比較する。基準電圧e1は、出力電圧Voが規格値に達したとき、抵抗R1,R2による分圧電圧と一致するように設定される。
従って、抵抗R1,R2による分割電圧が基準電圧e1より高くなると、比較器8はLレベルの出力信号を出力し、抵抗R1,R2による分割電圧が基準電圧e1より低くなると、比較器8はHレベルの出力信号を出力する。
比較器8の出力信号は、ワンショットフリップフロップ回路FFに入力される。ワンショットフリップフロップ回路FFは、入力信号に基づいて相補信号Q,Qバーを出力し、比較器8のHレベルの出力信号に基づいて出力信号Qを一定時間Hレベルとする。
そして、ワンショットフリップフロップ回路FFの出力信号Qが制御部1cの出力信号DH1として出力トランジスタT1のゲートに入力され、出力信号Qバーが制御部1cの出力信号DL1として同期整流用トランジスタT2のゲートに入力される。
このようなオン時間固定型DC−DCコンバータでは、出力トランジスタT1のオン動作に基づいて、出力電圧Voが上昇し、出力トランジスタT1がオフされると、チョークコイルL1に蓄えられているエネルギーが放出される。チョークコイルL1に蓄えられたエネルギーが減少して出力電圧Voが低下し、抵抗R1,R2による分割電圧が基準電圧e1より低くなると、ワンショットフリップフロップ回路FFの出力信号Qが一定時間Hレベルとなり、出力トランジスタT1がオンされる。
このような動作により、出力信号Voが基準電圧e1に基づく一定電圧に維持される。そして、出力電圧Voの変動に関わらず出力トランジスタT1のオン時間は一定であるが、出力電圧Voが低くなると、出力トランジスタT1のオフ時間が短くなるため、結果的に出力トランジスタT1のスイッチング周波数は出力電圧Voに基づいて変動する。
図8は、図5に示す電流モード型DC−DCコンバータを2つ並列に動作させる2相のマルチフェーズDC−DCコンバータを示す。コンバータ部9a,9bは図5に示すコンバータ部と同様である。なお、平滑用コンデンサC1はコンバータ部9a,9bに対し一つのコンデンサで共用される。
制御部1dは、各コンバータ部9a,9bの電流検出用抵抗Rs1,Rs2の両端子間電圧を増幅する電圧増幅器2a,2bと、各電圧増幅器2a,2bの出力電圧と誤差増幅器4の出力電圧とを比較する比較器3a,3bを備える。また、各比較器3a,3bの出力信号に基づいて、各コンバータ部9a,9bを制御するための出力信号DH1,DL1,DH2,DL2を生成する二つのフリップフロップ回路FF1,FF2を備える。
各フリップフロップ回路FF1,FF2のセット端子Sにパルス信号を出力する発振器5aは、図5に示す発振器5に比して2倍の周波数のパルス信号を生成し、そのパルス信号をフリップフロップ回路FF1,FF2に交互に出力する構成である。
このような構成により、各コンバータ部9a,9bは制御部1dにより図5に示す電流モード型DC−DCコンバータと同一周波数で同様に動作するが、フリップフロップ回路FF1,FF2の動作は位相が180度ずれているため、負荷に対し実質的に2倍の周波数で動作していることになる。
図9は、図7に示すオン時間固定型DC−DCコンバータを2つ並列に動作させる2相のマルチフェーズDC−DCコンバータを示す。コンバータ部10a,10bは図7に示すコンバータ部と同様である。なお、平滑用コンデンサC1はコンバータ部10a,10bに対し一つのコンデンサで共用される。
制御部1eは、出力電圧Voを分圧する抵抗R1,R2と、その分圧電圧と基準電圧e1を比較する比較器8と、比較器8の出力信号を2つのワンショットフリップフロップ回路FFa,FFbに交互に出力する順序制御回路11とを備える。ワンショットフリップフロップ回路FFa,FFbは、各コンバータ部10a,10bを制御するための出力信号DH1,DL1,DH2,DL2を生成する。
このような構成により、各コンバータ部10a,10bは制御部1eにより図7に示すオン時間固定型DC−DCコンバータと同様に動作する。しかし、順序制御回路11により各コンバータ部10a,10bの出力トランジスタT1が交互にオンされるため、図7に示す構成に比して、各出力トランジスタT1のオフ時間が長くなり、実質的に各出力トランジスタT1のスイッチング周波数を低下させることが可能となる。
また、負荷の変動にともなって出力電圧Voが急激に低下すると、比較器8の応答速度に基づいて、各コンバータ部10a,10bの出力トランジスタT1が連続してオンされる状態となる。従って、負荷急変時の応答速度が優れている。
上記のようなDC−DCコンバータに類似する構成が特許文献1に開示されている。
特開2002−78321号公報
DC−DCコンバータにおいて、負荷急変による出力電圧の低下に対する応答速度を向上させるためには、出力トランジスタのスイッチング周期を短くすればよい。図5に示す電流モード型DC−DCコンバータでは、出力トランジスタT1のスイッチング周期は発振器5により決定され、発振器5の出力信号周波数を高くすることにより、出力トランジスタのスイッチング周期を短くすることは可能である。
一般に、入力電圧Viと出力電圧Voとの比は、出力トランジスタのスイッチング周期に対するトランジスタT1のオン時間の割合に等しくなり、出力電圧Voの規格値を低く設定するほど出力トランジスタT1のオン時間は短くなる。従って、出力トランジスタのスイッチング周波数は、実質的に発振器5の出力信号周波数より高くなっている。
このような状況において、出力トランジスタのスイッチング周期をさらに短くすると、出力トランジスタのゲート容量等に起因して、出力トランジスタの動作効率が低下する。従って、出力トランジスタのスイッチング周波数をさらに高くして、負荷応答性を改善することは困難である。
図6に示す電圧モード型DC−DCコンバータでも、出力トランジスタT1のスイッチング周期は三角波発振器7により設定されるので、図5に示す電流モード型DC−DCコンバータと同様に、出力トランジスタのスイッチング周波数を高くして負荷応答性を確保することは困難である。
図7に示すオン時間固定型DC−DCコンバータでは、出力電圧Voの変動に基づいて、出力トランジスタT1のオフ時間が変動するため、実質的に出力トランジスタT1のスイッチング周波数が変化する。また、出力電圧Voの変動は、図5及び図6に示す電圧増幅器2や誤差増幅器4より動作速度の速い比較器8で検出するため、図5に示す電流モード型DC−DCコンバータ及び図6に示す電圧モード型DC−DCコンバータに比して負荷応答性に優れている。
図8に示すマルチフェーズDC−DCコンバータは、各コンバータ部9a,9bの出力トランジスタのスイッチング周波数を高くすることなく、負荷に対し実質的に2倍の周波数で動作していることになる。従って、図5に示す電流モード型DC−DCコンバータに対し、出力電圧Voの急変に対する応答性を向上させることができる。
しかし、各コンバータ部9a,9bの出力トランジスタがオンされるタイミングは、発振器5から出力されるパルス信号により決定されるため、出力電圧Voの急変から出力トランジスタがオンされるまでにタイムラグが生じる。従って、出力電圧Voの急変に十分対応することはできない。
図9に示すマルチフェーズDC−DCコンバータは、各コンバータ部10a,10bの出力トランジスタのスイッチング周波数を高くすることなく、負荷に対し実質的に2倍の周波数で動作していることになる。従って、図7に示すオン時間固定型DC−DCコンバータに対し、出力電圧Voの急変に対する応答性をさらに向上させることができる。
また、出力電圧Voの変動は、図8に示す電圧増幅器2や誤差増幅器4より動作速度の速い比較器8で検出するため、図8に示すマルチフェーズDC−DCコンバータに比して負荷応答性に優れている。
ところが、ワンショットフリップフロップ回路FFa,FFbの特性誤差により、各コンバータ部10a,10bの出力トランジスタのオン時間に差が生じたり、あるいはチョークコイルL1,L2のインダクタンスの差により、各チョークコイルL1,L2に流れる電流に差が生じる。
この電流差が大きくなると、効率の低下を生じるほか、一方のコンバータ部において発熱量が増大し、故障の原因となるという問題点がある。
この発明の目的は、出力電圧の急変に対する応答性を向上させながら、複数のコンバータ部の出力電流を平均化し得るマルチフェーズDC−DCコンバータを提供することにある。
上記目的は、複数のコンバータ部を制御部で並列に駆動するマルチフェーズDC−DCコンバータであって、前記制御部は、前記コンバータ部の出力電圧と基準電圧とを比較する比較器と、前記比較器の出力信号に基づいて、前記コンバータ部を順次選択して、各コンバータ部の出力トランジスタをオンさせる第一の制御回路と、前記第一の制御回路でオンのタイミングを制御されたコンバータ部の出力電流一致するように、他のコンバータ部の出力トランジスタのオフタイミングを制御する第二の制御回路とを備えたマルチフェーズDC−DCコンバータにより達成される。
また、上記目的は、前記比較器の出力信号に基づいて、前記第一のコンバータ部の出力トランジスタを所定時間オンさせ、その出力電流のピーク値を電流値記憶回路に基準電流値として保持するオン時間固定モード動作と、前記比較器の出力信号に基づいて、前記第二のコンバータ部の出力トランジスタをオンさせ、その電流値が前記基準電流値に達したとき、第二のコンバータ部の出力トランジスタをオフさせる電流モード動作とを行う第二の制御回路を備えることにより達成される。
本発明によれば、出力電圧の急変に対する応答性を向上させながら、複数のコンバータ部の出力電流を平均化し得るマルチフェーズDC−DCコンバータを提供することができる。
(第一の実施の形態)
図1は、この発明を具体化したマルチフェーズDC−DCコンバータの第一の実施の形態を示す。この実施の形態は、8相のマルチフェーズDC−DCコンバータを示すものであり、8つのコンバータ部12a〜12hと、各コンバータ部12a〜12hを制御する制御部13を備える。そして、電流モード型とオン時間固定型の双方の機能を併せ持つものである。
各コンバータ部12a〜12hは、図5に示す電流モード型DC−DCコンバータのコンバータ部と同様な構成であり、それぞれ出力トランジスタT1a〜T1hと、同期整流用トランジスタT2a〜T2hと、チョークコイルLa〜Lhと、電流検出用抵抗Rsa〜Rshとを備える。平滑用コンデンサCは、各コンバータ部12a〜12hで共用される。
前記制御部13の構成を説明すると、電圧増幅器14a〜14hは前記電流検出用抵抗Rsa〜Rshの両端子間電圧をそれぞれ増幅して、第一の選択回路15に出力する。第一の選択回路15は、後記カウンタ16のカウント信号に基づいて電圧増幅器14a〜14hのいずれか一つの出力電圧を選択して、電流値記憶回路17及び電流比較器18に出力する。
電流値記憶回路17は、第一の選択回路15から出力されるピーク電圧を保持可能とした容量等の電圧保持回路で構成され、デコード回路19から出力されるモード設定信号に基づいてオン時間固定モードが選択されたとき、第一の選択回路15から出力される電圧を保持する。
前記電流比較器18は、第一の選択回路15から出力される電圧と電流値記憶回路17の出力電圧とを比較することにより、電流検出用抵抗に流れる電流を比較するものである。そして、第一の選択回路15から出力される電圧が電流値記憶回路17の出力電圧より高くなると、Hレベルの信号を第二の選択回路20に出力し、第一の選択回路15から出力される電圧が電流値記憶回路17の出力電圧より低いとき、Lレベルの信号を第二の選択回路20に出力する。
前記第二の選択回路20には、前記電流比較器18の出力信号と、ワンショットフリップフロップ回路21の出力信号が入力される。また、第二の選択回路20には前記デコード回路19からモード設定信号が入力される。そして、第二の選択回路20はモード設定信号により電流モードが設定されると、電流比較器18の出力信号を選択して第三の選択回路22、カウンタ16及びデコード回路19に出力し、オン時間固定モードが選択されると、ワンショットフリップフロップ回路21の出力信号を第三の選択回路22、カウンタ16及びデコード回路19に出力する。
カウンタ16は、図3に示すように、8進カウンタで構成され、前記第二の選択回路の出力信号の立下りに基づいてカウントアップ動作を行い、各コンバータ部12a〜12hに対応する8通りの選択信号を前記第一及び第三の選択回路15,22と、第四の選択回路23に出力する。
デコード回路19は、3進カウンタで構成され、前記第二の選択回路の出力信号の立下りに基づいてカウントアップ動作を行う。そして、カウント値が0のとき、オン時間固定モードを設定するモード設定信号を出力し、カウント値が1,2のとき、電流モードを設定するモード設定信号を出力する。従って、デコード回路19はそのカウントアップ動作に基づいて、3回に1回の割合でオン時間固定モードを設定するモード設定信号を出力する。
第三の選択回路22は、前記カウンタ16から出力される選択信号に基づいて、第二の選択回路20の出力信号をフリップフロップ回路FFa〜FFhのいずれかのリセット端子Rに出力する。
電圧比較器24には、出力電圧Voを抵抗R1,R2で分圧した分圧電圧と、基準電圧e1が入力される。そして、電圧比較器24は分圧電圧が基準電圧e1より低いとき、Hレベルの信号を出力し、分圧電圧が基準電圧e1より高いとき、Lレベルの信号を出力する。
前記電圧比較器24の出力信号は、前記ワンショットフリップフロップ回路21及び第四の選択回路23に出力される。ワンショットフリップフロップ回路21は、電圧比較器24の出力信号がHレベルに立ち上がると、一定時間に限りHレベルとなる出力信号を前記第二の選択回路20に出力する。
第四の選択回路23は、カウンタ16から出力される選択信号に基づいて、電圧比較器24の出力信号をフリップフロップ回路FFa〜FFhのいずれかのセット端子Sに出力する。
前記フリップフロップ回路FFa〜FFhは、前記コンバータ部12a〜12hを駆動するものであり、各フリップフロップ回路FFa〜FFhの相補出力信号Q,Qバーが制御部13の出力信号DHa,DLa〜DHh,DLhとして各コンバータ部12a〜12hに出力される。
そして、出力信号DHa〜DHhのいずれかがHレベルとなると、対応する出力トランジスタT1a〜T1hがオンされ、出力信号DLa〜DLhのいずれかがHレベルとなると、対応する同期整流用トランジスタT2a〜T2hがオンされる。
次に、上記のように構成されたマルチフェーズDC−DCコンバータの動作を説明する。
カウンタ16は、カウント値が0となる初期状態では、コンバータ部12aを選択する選択信号を第一の選択回路15、第三の選択回路22及び第四の選択回路23に出力する。また、デコード回路19は、カウント値が0となる初期状態ではオン時間固定モードを設定する設定信号を電流値記憶回路17、電流比較器18及び第二の選択回路20に出力する。
この状態で入力電圧Viが供給されると、各コンバータ部12a〜12hの電流検出用抵抗Rsa〜Rshの両端子間電圧が電圧増幅器14a〜14hで増幅されて、第一の選択回路15に出力される。第一の選択回路15は、カウンタ16から出力される選択信号に基づいて、電圧増幅器14aの出力電圧を電流値記憶回路17及び電流比較器18に出力する。
電流値記憶回路17では、オン時間固定モードの設定信号に基づいて、第一の選択回路15の出力電圧のピーク値、すなわちコンバータ部12aの電流検出用抵抗Rsaに流れるピーク電流値に対応する電圧を基準電流値として保持する。
電圧比較器24には、出力電圧Voを抵抗R1,R2で分圧した分圧電圧が入力される。初期状態において出力電圧Voが規格値に達していないと、電圧比較器24はHレベルの出力信号をワンショットフリップフロップ回路21及び第四の選択回路23に出力する。
第四の選択回路23は、カウンタ16から出力される選択信号に基づいて、電圧比較器24の出力信号をコンバータ部12aを駆動するフリップフロップ回路FFaのセット端子に出力する。すると、フリップフロップ回路FFaの動作により、コンバータ部12aでは出力トランジスタT1aがオンされる。
一方、ワンショットフリップフロップ回路21の出力信号は、電圧比較器24からHレベルの出力信号が入力されてから一定時間後にLレベルに立ち下がる。そして、第二の選択回路20ではデコード回路19によりオン時間固定モードが選択されているので、ワンショットフリップフロップ回路21の出力信号を第三の選択回路22に出力する。
第三の選択回路22は、カウンタ16の選択信号に基づいて第二の選択回路20の出力信号を反転させてフリップフロップ回路FFaのリセット端子Rに出力する。すると、コンバータ部12aでは、出力トランジスタT1aがオフされるとともに、同期整流用トランジスタT2aがオンされる。従って、コンバータ部12aはオン時間固定モードで動作する。
第二の選択回路20からLレベルの出力信号が出力されると、カウンタ16及びデコード回路19でカウントアップ動作が行われる。すると、カウンタ16はコンバータ部12bに対応するフリップフロップ回路FFbを選択するための選択信号を第三及び第四の選択回路22,23に出力し、コンバータ部12bに対応する電圧増幅器14bを選択するための選択信号を第一の選択回路15に出力する。
デコード回路19は、カウントアップ動作により電流モードを設定するためのモード設定信号を電流値記憶回路17、電流比較器18及び第二の選択回路20に出力する。
コンバータ部12aの出力トランジスタT1aのオン動作により、出力電圧Voが上昇し、電圧比較器24に入力される分圧電圧が基準電圧e1より高くなると、電圧比較器24の出力信号はLレベルとなる。そして、出力トランジスタT1aがオフされて出力電圧Voが低下し、分圧電圧が基準電圧e1より低くなると、電圧比較器24の出力信号が再度Hレベルとなる。
すると、電圧比較器24の出力信号は、第四の選択回路23からフリップフロップ回路FFbのセット端子に入力され、コンバータ部12bの出力トランジスタT1bがオンされ、出力電圧Voが上昇する。そして、電流検出用抵抗Rsbの両端子間電圧が電圧増幅器14bで増幅され、電圧増幅器14bの出力電圧が第一の選択回路15を介して電流値記憶回路17及び電流比較器18に出力される。
電流値記憶回路17では、電流モード設定信号により入力電圧の保持動作を行わず、コンバータ部12aの出力電流に基づく電圧値を保持している。電流比較器18は、電流モード設定信号により第一の選択回路15の出力電圧と電流値記憶回路17の出力電圧とを比較する。そして、第一の選択回路15の出力電圧すなわち電圧増幅器14bの出力電圧が電流値記憶回路17の出力電圧より高くなると、電流比較器18はLレベルの出力信号を第二の選択回路20に出力する。
第二の選択回路20は、電流モード設定信号により電流比較器18の出力信号を選択してカウンタ16、第三の選択回路22及びデコード回路19に出力する。第三の選択回路22は、カウンタ16からの選択信号に基づいて、第二の選択回路20の出力信号をフリップフロップ回路FFbのリセット端子Rに出力する。
この結果、コンバータ部12bの出力トランジスタT1bがオフされ、同期整流用トランジスタT2bがオンされる。従って、コンバータ部12bは電流モード型で動作し、出力トランジスタT1bがオンされるタイミングは、出力電圧Voの分圧電圧が基準電圧e1より低くなるタイミングである。また、出力トランジスタT1bがオフされるタイミングは、電流検出用抵抗Rsbに流れる電流値が、コンバータ部12aの電流検出用抵抗Rsaに流れた電流値とほぼ等しくなるタイミングである。
第二の選択回路20からLレベルの出力信号が出力されると、カウンタ16及びデコード回路19でカウントアップ動作が行われる。すると、カウンタ16はコンバータ部12cに対応するフリップフロップ回路FFcを選択するための選択信号を第三及び第四の選択回路22,23に出力し、コンバータ部12cに対応する電圧増幅器14cを選択するための選択信号を第一の選択回路15に出力する。
デコード回路19は、カウントアップ動作により引き続いて電流モードを設定するためのモード設定信号を電流値記憶回路17、電流比較器18及び第二の選択回路20に出力する。
そして、コンバータ部12bの出力トランジスタT1bがオフされて出力電圧Voが低下し、電圧比較器24の出力信号がHレベルとなると、コンバータ部12cに対し上記のような動作が繰り返される。
コンバータ部12cの動作により、出力電圧Voが上昇して、第二の選択回路20からLレベルの出力信号が出力されると、カウンタ16及びデコード回路19でカウントアップ動作が行われる。すると、カウンタ16はコンバータ部12dに対応するフリップフロップ回路FFdを選択するための選択信号を第三及び第四の選択回路22,23に出力し、コンバータ部12dに対応する電圧増幅器14dを選択するための選択信号を第一の選択回路15に出力する。
デコード回路19は、3回目のカウントアップ動作によりオン時間固定モードを設定するためのモード設定信号を電流値記憶回路17、電流比較器18及び第二の選択回路20に出力する。
すると、コンバータ部12dの出力トランジスタT1dのオン動作に基づいて、電流検出用抵抗Rsdに流れる電流値に基づく電圧が電流値記憶回路17に保持される。また、出力トランジスタT1dがオフされるタイミングは、ワンショットフリップフロップ回路21の出力信号の立下りに基づくタイミングとなる。従って、コンバータ部12dの動作はコンバータ部12aと同様である。
次いで、コンバータ部12e,12fが動作するときは、デコード回路19のカウントアップ動作により再度電流モードで動作し、コンバータ部12gが動作するときはオン時間固定モードとなる。そして、このような動作が繰り返される。
上記のようなマルチフェーズDC−DCコンバータでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)出力電圧Voの低下に基づいて、各コンバータ部12a〜12hを順次動作させて出力電圧Voを上昇させることができる。従って、各コンバータ部12a〜12hの出力トランジスタT1a〜T1hのスイッチング周波数を高くすることなく、出力電圧Voの変動に対する応答性を向上させることができる。
(2)出力電圧Voの低下を電圧比較器24で検出して、各コンバータ部12a〜12hの出力トランジスタT1a〜T1hをオンさせる非同期制御を行うことができるので、出力電圧Voの急変に対する応答性を向上させることができる。
(3)コンバータ部12a〜12hを順次動作させるとき、3回に1回の割合でオン時間固定モードで動作させて電流検出用抵抗に流れる電流値を電流値記憶回路17に記憶し、残りの2回は電流モードで動作させて、電流検出用抵抗に流れる電流値が電流値記憶回路17に記憶された電流値に達したとき、出力トランジスタをオフさせる。従って、各コンバータ部12a〜12hの出力トランジスタ及びチョークコイルに流れる電流を同一電流とすることができる。
(4)8つのコンバータ部12a〜12hを順次動作させるとき、3回に1回の割合でオン時間固定モードで動作させるので、電流値記憶回路17に保持される電圧値を定期的にリフレッシュして、保持する電圧値の低下を防止することができる。また、8つのコンバータ12a〜12hに対し、3回に1回の割合でオン時間固定モードで動作させるので、電流値を記憶するコンバータ部は順次変更される。従って、基準となる電流値を順次入れ替えて、各コンバータ部12a〜12h間の特性誤差を平均化した電流値で動作させることができる。
(第二の実施の形態)
図2は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、各コンバータ部12a〜12hの電流検出用抵抗Rsa〜Rshの両端子間電圧を選択して増幅する構成及び各コンバータ部12a〜12hを選択して動作させる構成のみが前記第一の実施の形態と相違する。第一の実施の形態と同一構成部分は同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
各コンバータ部12a〜12hの電流検出用抵抗Rsa〜Rshの両端子間電圧は、カウンタ16から選択信号が入力される第五の選択回路25で選択されて電圧増幅器26に入力される。
また、第二の選択回路20の出力信号はフリップフロップ回路FFのリセット端子Rに入力され、電圧比較器24の出力信号がフリップフロップ回路FFのセット端子Sに入力される。そして、フリップフロップ回路FFの出力信号Q,Qバーがカウンタ16から選択信号が入力される第六の選択回路27で選択されて、各コンバータ部12a〜12hのいずれかに出力される。
このような構成により、各コンバータ部12a〜12hの数に関わらず、電圧増幅器26を1つとすることができる。また、各コンバータ部12a〜12hの数に関わらず、フリップフロップ回路FFを1つとすることができる。
従って、この実施の形態のマルチフェーズDC−DCコンバータは、前記第一の実施の形態と同様な作用効果を得ることができるとともに、第一の実施の形態に比して、電圧増幅器の数及びフリップフロップ回路の数を削減することができる。
上記実施の形態は、次に示すように変更してもよい。
・図4に示すように、カウンタ16及びデコード回路19を共通の8進カウンターで構成し、8進カウンターの下位2ビットの出力信号をデコード回路19のモード設定信号として使用する構成としてもよい。このような構成では、下位2ビットが00であるとき、オン時間固定モードとすれば、コンバータ部12a,12eだけがオン時間固定モードで動作する。従って、オン時間固定モードで動作するコンバータ部が固定される。
・ワンショットフリップフロップ回路21の出力信号がHレベルとなる時間を可変制御することにより、出力電圧Voの変動に関わらず、出力トランジスタのスイッチング周波数を一定とすることもできる。すなわち、入力電圧Viに対する出力電圧Voの割合と、出力トランジスタのスイッチング周期に対する出力トランジスタのオン時間との割合が一致するように、ワンショットフリップフロップ回路21のHレベルの出力時間を制御するようにしてもよい。この出力時間制御回路は、オペアンプとコンパレータを使用した時定数回路で実現可能である。
・オン時間固定モードでの過電流防止のため、電流比較器18に電流値記憶回路17の出力電圧に代えて、一定電圧を供給してもよい。また、電流モード動作時での検出抵抗短絡等による出力トランジスタの長時間のオン動作を回避するために、例えばワンショットフリップフロップ回路に通常の2倍の時定数を設定する。これらの信号を有効とするよう、オン時間固定モードと電流モードの切換を行う第二の選択回路20をOR回路による並行処理とすることにより、異常動作を回避することができる。
・例えば前述のように8つのコンバータ部を備えたDC−DCコンバータにおいて、4つずつのコンバータ部からそれぞれ出力電圧を出力し、4つずつのコンバータ部をオン時間固定モードと電流モードとで別々のタイミングで動作させる。そして、共通の電流値記憶回路の信号に基づいて4つずつのコンバータ部を動作させることにより、出力トランジスタのオンデューティを大きくしながら各コンバータ部の出力トランジスタに流れる電流を均等化することができる。
(付記1)複数のコンバータ部を制御部で並列に駆動するマルチフェーズDC−DCコンバータであって、
前記制御部は、
前記コンバータ部の出力電圧と基準電圧とを比較する比較器と、
前記比較器の出力信号に基づいて、前記コンバータ部を順次選択して、各コンバータ部の出力トランジスタをオンさせる第一の制御回路と、
前記各コンバータ部の出力電流が一致するように、各コンバータ部の出力トランジスタのオフタイミングを制御する第二の制御部と
を備えたことを特徴とするマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記2)前記第一の制御回路は、
前記各コンバータ部の出力トランジスタのオフ動作に基づいて、カウントアップ動作を行うカウンタと、
前記カウンタの出力信号に基づいて、前記コンバータ部を順次選択する選択回路と
を備えたことを特徴とする付記1記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記3)前記第二の制御回路は、
選択された第一のコンバータ部の出力電流のピーク値を記憶する第一の動作と、
続いて選択される第二のコンバータ部の出力電流が、前記第一のコンバータ部の出力電流に達したとき、第二のコンバータ部の出力トランジスタをオフさせる第二の動作と
を行うことを特徴とする付記1記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記4)前記第二の制御回路は、
前記比較器の出力信号に基づいて、前記第一のコンバータ部の出力トランジスタを所定時間オンさせ、その出力電流のピーク値を電流値記憶回路に基準電流値として保持するオン時間固定モード動作と、
前記比較器の出力信号に基づいて、前記第二のコンバータ部の出力トランジスタをオンさせ、その電流値が前記基準電流値に達したとき、第二のコンバータ部の出力トランジスタをオフさせる電流モード動作と
を行うことを特徴とする付記1記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記5)前記第二の制御回路は、
オン時間固定モードと、電流モードとを設定するデコード回路を備え、
前記デコード回路は、前記各コンバータ部の出力トランジスタのオフ動作に基づくカウントアップ動作で、オン時間固定モードと電流モードとを順次設定することを特徴とする付記4記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記6)前記デコード回路は、
前記第一のコンバータ部に対するオン時間固定モードの設定に続いて、複数の前記第二のコンバータ部に対し、前記電流モード動作を設定することを特徴とする付記5記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記7)前記デコード回路は、前記第一のコンバータ部として動作させるコンバータ部を順次入れ替えることを特徴とする付記6記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記8)前記第一のコンバータ部の出力トランジスタのオン時間は、前記比較器の出力信号に基づいて動作するワンショットフリップフロップ回路で設定することを特徴とする付記3乃至7のいずれか1項に記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記9)前記選択回路は、
前記比較器の出力信号に基づいて前記出力トランジスタを駆動するフリップフロップ回路と、前記コンバータ部との間に介在させたことを特徴とする付記2記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記10)前記選択回路は、
前記各コンバータ部の電流検出用抵抗で検出した電圧値のいずれか一つを選択して電圧増幅器に出力することを特徴とする付記2記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
(付記11)付記1乃至10のいずれかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータを搭載したことを特徴とする半導体装置。
(付記12)付記1乃至10のいずれかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータを搭載したことを特徴とするプリント基板。
(付記13)付記1乃至10のいずれかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータを搭載したことを特徴とする電源装置。
(付記14)付記1乃至10のいずれかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータを搭載したことを特徴とする電子機器装置。
第一の実施の形態を示す回路図である。 第二の実施の形態を示す回路図である。 カウンタ回路及びデコード回路を示すブロック図である。 カウンタ回路及びデコード回路を示すブロック図である。 従来の電流モード型DC−DCコンバータを示す回路図である。 従来の電圧モード型DC−DCコンバータを示す回路図である。 従来のオン時間固定型DC−DCコンバータを示す回路図である。 従来の電流モード型マルチフェーズDC−DCコンバータを示す回路図である。 従来のオン時間固定型マルチフェーズDC−DCコンバータを示す回路図である。
符号の説明
12a〜12h コンバータ部
13 制御部
15 第一の制御回路(第一の選択回路)
16 第一の制御回路(カウンタ)
17 第二の制御回路(電流値記憶回路)
18 第二の制御回路(電流比較器)
19 第二の制御回路(デコード回路)
20 第二の制御回路(第二の選択回路)
21 第二の制御回路(ワンショットフリップフロップ回路)
22 第二の制御回路(第三の選択回路)
23 第一の制御回路(第四の選択回路)
24 比較器(電圧比較器)

Claims (10)

  1. 複数のコンバータ部を制御部で並列に駆動するマルチフェーズDC−DCコンバータであって、
    前記制御部は、
    前記コンバータ部の出力電圧と基準電圧とを比較する比較器と、
    前記比較器の出力信号に基づいて、前記コンバータ部を順次選択して、各コンバータ部の出力トランジスタをオンさせる第一の制御回路と、
    前記第一の制御回路でオンのタイミングを制御されたコンバータ部の出力電流一致するように、他のコンバータ部の出力トランジスタのオフタイミングを制御する第二の制御回路と
    を備えたことを特徴とするマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  2. 前記第一の制御回路は、
    前記各コンバータ部の出力トランジスタのオフ動作に基づいて、カウントアップ動作を行うカウンタと、
    前記カウンタの出力信号に基づいて、前記コンバータ部を順次選択する選択回路と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  3. 前記第二の制御回路は、
    選択された第一のコンバータ部の出力電流のピーク値を記憶する第一の動作と、
    続いて選択される第二のコンバータ部の出力電流が、前記第一のコンバータ部の出力電流に達したとき、第二のコンバータ部の出力トランジスタをオフさせる第二の動作と
    を行うことを特徴とする請求項1記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  4. 前記第二の制御回路は、
    前記比較器の出力信号に基づいて、第一のコンバータ部の出力トランジスタを所定時間オンさせ、その出力電流のピーク値を電流値記憶回路に基準電流値として保持するオン時間固定モード動作と、
    前記比較器の出力信号に基づいて、第二のコンバータ部の出力トランジスタをオンさせ、その電流値が前記基準電流値に達したとき、第二のコンバータ部の出力トランジスタをオフさせる電流モード動作と
    を行うことを特徴とする請求項1記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  5. 前記第二の制御回路は、
    オン時間固定モードと、電流モードとを設定するデコード回路を備え、
    前記デコード回路は、前記各コンバータ部の出力トランジスタのオフ動作に基づくカウントアップ動作で、オン時間固定モードと電流モードとを順次設定することを特徴とする請求項4記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  6. 前記デコード回路は、
    前記第一のコンバータ部に対するオン時間固定モードの設定に続いて、複数の前記第二のコンバータ部に対し、前記電流モード動作を設定することを特徴とする請求項5記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  7. 前記デコード回路は、前記第一のコンバータ部として動作させるコンバータ部を順次入れ替えることを特徴とする請求項6記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  8. 前記第一のコンバータ部の出力トランジスタのオン時間は、前記比較器の出力信号に基づいて動作するワンショットフリップフロップ回路で設定することを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  9. 前記選択回路は、
    前記比較器の出力信号に基づいて前記出力トランジスタを駆動するフリップフロップ回路と、前記コンバータ部との間に介在させたことを特徴とする請求項2記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  10. 前記選択回路は、
    前記各コンバータ部の電流検出用抵抗で検出した電圧値のいずれか一つを選択して電圧増幅器に出力することを特徴とする請求項2記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
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