JP4344208B2 - 少なくとも1つのシリンダを有する内燃機関に対する燃料噴射装置を作動する方法 - Google Patents

少なくとも1つのシリンダを有する内燃機関に対する燃料噴射装置を作動する方法 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも1つのシリンダを有する内燃機関に対する燃料噴射装置を作動する方法に関する。
今日のコモンレール噴射装置では、燃料の噴射は圧電バルブアクチュエータまたは磁気バルブアクチュエータを用いて行われ、ここでは各シリンダに少なくとも1つのアクチュエータが割り当てられており、このアクチュエータを充電または放電することによってシリンダに燃料が噴射される。このような噴射装置は、US2002/0046731A1に記載されている。
この明細書の図1には、圧電式に駆動制御される燃料噴射装置の機械的な構成部材が記載されている。この燃料噴射装置には噴射ニードルが含まれており、この噴射ニードルによって、燃料圧力線路からシリンダに燃料を噴射することができる。圧電素子(アクチュエータ)は、ピストンに結合されており、ここでこの圧電素子は伸張した状態で、ハイドロリック液体を含むハイドロリックアダプタにピストンを突き出すようにする。これにより中空孔部と協働する制御バルブが液圧で圧されてハイドロリックアダプタから出て、第1の閉じられた位置から変位して移動する。この制御バルブは、圧電素子が完全に伸張している場合、第2の閉じられた位置にある。ここでは噴射ニードルは、燃料線路における液圧によって閉じられた位置に維持される。したがって燃料混合気はシリンダに入らない。この逆に圧電素子が励起されて制御バルブが中空孔部に対していわゆる中間位置にある場合には、燃料圧力線路において圧力低下が発生する。この圧力低下により、燃料圧力線路において、噴射ニードルの上側の端部と下側の端部との間に圧力差が生じ、このため噴射ニードルは持ち上がり、シリンダへの燃料の噴射が可能になるのである。
上記の明細書の図2には、上記の圧電素子が概略的に示されており、しかも燃料噴射装置を制御する電気回路装置と共に示されている。第1の回路領域「A」は、圧電素子を充電および放電するために使用される。第2の回路領域「B」には、制御装置「D」と駆動制御IC「E」を有する噴射制御部「F」が含まれている。駆動制御IC「E」には、残りの全回路装置からの電圧および電流の種々異なる測定値が供給される。ここで圧電素子は2つのグループに分けられ、グループ選択スイッチより、これらのグループの間で切り換えが行われる。ここでは駆動制御IC「E」によって受信される制御信号を電圧に変換するドライバが実装されており、ここでこれらの電圧は、必要に応じてスイッチの閉成および開成のために選択可能である。充電過程中、グループ選択スイッチは、ダイオードによってブリッジされる。したがってグループ選択スイッチの機能は縮小され、これは放電過程に対してだけ圧電素子のグループを選択するため使用されるのである。電流に依存して充電スイッチないしは放電スイッチの閉成および開成することにより可能になるのは、充電電流および放電電流を所定の中間値に調整すること、および/またはこれらが所定の最大値および/または最小値を上回るないしは下回らないようにすることである。この測定に対しては付加的に、+5Vの直流電圧を供給する電圧源と、2つの抵抗の形態の分圧器とが必要である。したがって測定を実行する駆動制御ICは、負の電圧から保護される。しかしながらこの回路装置のさらなる詳細はここでは重要でないため、これについては上記の刊行物を参照されたい。
上記の噴射装置では、例えば、時間成分(Zeitkomponent)によって予備噴射を適用することも可能である(図4b)。ここではクランク軸の上死点(OT)を基準にして内燃機関のクランク軸角度をあらかじめ設定し、また絶対的なクランク軸角度を基準にして時間成分をあらかじめ設定する。ここでこの絶対的なクランク軸角度は、適用される相対角およびOT角度から得られる。時間成分による適用によって保証しようとするのは、2つの噴射量間の時間間隔を目下のエンジン回転数に依存しないで維持することである。
上に述べた要求を満足するため、この燃料噴射装置は第1の計算ユニットと、第2の計算ユニットとを有することが多く、ここで第1計算ユニットによって、適用の諸条件を処理して制御過程を実施し、また第2計算ユニットによって、電気的な出力段を時間制御して駆動制御する。ここで上記の出力段より、最終的に上述のアクチュエータが駆動制御される。
上に示した噴射の時間的な駆動制御は、例えば、クランク軸回転数検出器によって供給される大抵は方形の回転数検出器信号に依存して行われる。回転数検出器信号の時間的な経過は、エンジン電気系統の給電電圧が低すぎること、例えばクランク軸の機械的な振動および/またはクランク軸における共振現象などの外部の影響に起因して変動する。したがって回転数検出器信号の周期性におけるこのような不規則性、いわゆる「ジッタ」は、ゼロとは異なる値dn/dtによって特徴付けられ、ここでnはエンジン回転数、tは時間である。ここで注意すべきであるのは、回転数信号のダイナミックは、クランク軸の機械的なダイナミックよりも大きくなることさえあり、したがって回転数検出器信号のジッタは、上記の回転数変動に対して完全に優勢になり得ることである。
これらの回転数変動は、回転数に依存しない上記の時間成分を適用してアクチュエータを駆動制御する際に、2つの噴射フェーズないしは噴射タイプの時間的な重なり合いないしは時間的な混ざり合い(Ineinanderlaufen)を発生する原因になってしまう。これによって、まず駆動制御の予定より早い中断または切れ目のない噴射(Dauerspritzung)さえも発生してしまい、これによって内燃機関のシリンダか過度に燃料に満たされ、これがさらに制御されない燃焼に結び付き、最終的にはエンジンの損傷に結び付き得るのである。
ここで基本的に公知であるのは、回転数検出器信号の上記の変動を、適切な制御プログラムによって調整して、所定の枠内で噴射を時間的に制御することである。
しかしながら上記のやり方によって確実に阻止できないのは、回転数検出器信号が上記のように変動する際に、時間的に後続する噴射が、先行する各噴射が終了する前にすでに開始されてしまうことである。たとえ基本的に回転数検出を介して回転数ダイナミックが利用可能であるとしても、公知の燃料噴射装置では、上記の2つの計算ユニットによって直接、回転数検出器信号のエッジが評価される。しかしながら噴射のプログラミングについて回転数検出の応答が現れるまでに第2計算ユニットがすでに混ざり合う(いわゆる「不良(korrupt)」の)噴射をプログラミングしていることもある。すなわち、この場合にも保証しなければならないのは、このことから噴射遮断(Blockeinspritzung)または連続噴射が発生しないことである。
US2002/0046731A1
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の方法を発展させて、上に示した連続する噴射フェーズの時間的な重なり合い、すなわち相異なる噴射タイプの混ざり合いを、すべての回転数領域において、回数数ダイナミックが大きい場合にも、すなわち回転数検出器信号が大きく増大または大きく減少してもできる限り確実に回避することである。
上記課題は、請求項1の特徴部分に記載された特徴的構成によって解決される。有利な発展形態は従属請求項に記載されている。
本発明の方法では、殊に、噴射ないしは噴射フェースのプログラム時点を、先行する各噴射に依存するようにする。したがって重なり合いの危険性に関して、プログラムによる噴射を実際に実行する精確な時点は意味がなくなるのである。
有利な実施形態においてこの方法は、メイン噴射と、時間的に連続する少なくとも2つの予備噴射とを有する燃料噴射に適用され、ここでこれらの噴射のプログラミングは、スタティックおよびダイナミックな割り込みによって行われる。ここで本発明では、噴射のプログラミングを、先行する各噴射のダイナミックな割り込み(いわゆる「拡張した」ダイナミックな割り込み)から行う。
本発明の1実施形態では、上記の拡張したダイナミックな割り込みを、先行する各噴射の開始エッジに依存して行う。
本発明の1実施形態では、噴射の直前に行われる別の噴射のダイナミックな割り込みにおいて、この別の噴射の持続時間と、後続の噴射の開始が時間的に重なり合うか否かをチェックし、このような重なり合いが迫っている場合には、上記の別の噴射の持続時間を相応に短縮する。
本発明の1実施形態では、後続の噴射フェーズまたは後続の噴射の開始時点を、クランク軸角度に関連する角度成分および時間成分によって行い、ここでは上記の後続の噴射フェーズまたは後続の噴射の開始時点を決定する際に、上記の時間成分を、目下のエンジン回転数に依存して角度成分に含めて計算する。
本発明の1実施形態では、後続の噴射フェーズと先行する噴射フェーズが混ざり合いそうな場合、上記の後続の噴射の開始時点を遅い方向にシフトする。
本発明の1実施形態では、優先度の低い噴射または後続の噴射を実行しない。
本発明の1実施形態では、後続の噴射フェーズの開始の計算を、先行する各噴射フェーズにできるだけ時間的に接近して行う。
本発明の1実施形態では、上記の計算を中程度および高い回転数の際にだけ行う。
本発明の利点は、回転数ダイナミックが大きく、また隣り合う噴射フェーズが時間的に接近していても、例えば、時間的にメイン噴射のすぐ前に予備噴射が行われる際、ならびに回転数信号ないしは回転数検出器信号のジッタが発生する際に、噴射が混ざり合ってしまう限界が引き上げられることである。これによって、回転数ジッタの際あり、また回転数ダイナミックが極めて大きい際にも、燃料噴射装置の許容される動作が可能である。さらに噴射の自動的な遮断が阻止され、ひいては燃料噴射装置の利用可能性が全体として増大されるのである。
本発明を以下、添付の図面を参照し、有利な実施例に基づき詳しく説明する。これらの実施例から本発明のさらなる特徴および利点が明らかになる。
図1には、冒頭に述べた燃料噴射装置を駆動制御する、従来技術から公知の電気的な構成部材が簡略化されて示されている。第1計算ユニット300は、それ自体公知のように制御アルゴリズム(アプリケーションソフトウェア)302を有する。付加的には前もって、例えば経験的に計算された噴射関数(インジェクション関数)304が設けられている。第1計算ユニット300は、バス306を介して出力段(パワー段)310の駆動制御素子308に接続されている。バス306を介して別の制御信号が駆動制御素子308に伝送されるが、これらはここでの関連では意味を有しない。
同様にそれ自体公知である、第1計算ユニット300と協働する第2計算ユニット312は、冒頭に述べた圧電アクチュエータをリアルタイムで高精度に時間的に駆動制御するため、しかも以下でさらに詳しく説明する駆動制御アルゴリズムに依存して駆動制御するために使用される。第2計算ユニット312はこのために(図示しない)回転数検出部および噴射ないしは噴射フェーズの上記の時間的な制御を行う(同様に図示していない)駆動制御部を有している。第2計算ユニット312はさらに、以下にさらに詳しく説明するエンジン回転数nの補外を実行するプログラム手段314を有する。
第2計算ユニット312は、さらに1つまたは複数のデータ線路316〜322を介して駆動制御素子308に接続されており、これらのデータ線路を介して制御信号、例えば、図示のハンドシェーク信号316〜322を伝送する。これらのデータ線路316〜322のさらなる説明は、ここの関連では不要である。
図2のaには、従来技術にしたがって上記の燃料噴射装置を駆動制御する制御プログラムのブロック図が示されている。この制御プログラムは、上記のこの実施例においてアプリケーションプログラム400の形態で、それ自体公知のアプリケーションツール402によって作成される。このアプリケーションプログラムは、物理的なパラメタとして、(図示しない)内燃機関の上死点(OT)を基準にした相対的なクランク軸角度(KW−角度)Phiと、噴射に対する時間オフセットt_offと、制御持続時間t_durとに基づいている。パラメタPhiおよびt_offは、いわゆるスタティックな割り込みにおいて、またパラメタt_durは、いわゆるダイナミックな割り込みにおいてプログラムされる(図3)。これらの物理的なパラメタは、ハードウェアに近いソフトウェア404により、第2計算ユニットに適した形式、Phi*,t_off*,t_dur*に変換され、その後、第2計算ユニット406に伝送される。上記のパラメタは、あらかじめ表に格納されているか、または後でリモート伝送によりシステムに入力することができる。
図2のbには、従来技術において上記の燃料噴射装置を制御する際に基礎になる時間的関係が概略的に図示されている。パラメタを計算する際の基準量として公知のように上記のクランク軸の上死点(OT)を使用する。まず相対的な開始角PhiをOTから逆方向に計算する(Phi_abs)。つぎにPhi_absから出発して最初にオフセット値t_offを逆方向に計算し、ここで噴射ないしは噴射フェーズのそれぞれの駆動制御開始が得られる。つぎにこの駆動制御開始から出発してパラメタt_durを使用してそれぞれの駆動制御終了を計算する。
ここで強調すべきであるのは、本発明の制御プログラムでは、時間成分t_offおよびt_durが目下のエンジン回転数nに基づいて、対応するKW角度Phi′に換算され、第1計算ユニットに渡されて駆動制御が行われることである。このことはつぎのような利点を有する。すなわち、最終的に予備噴射の混ざり合いの原因となり得る回転数nの上記の変動が、アクチュエータに対する駆動制御信号の開始エッジの、以下に説明するプログラミングにおいて自動的に考慮されるという利点を有するのである。
燃料噴射装置の駆動制御の時間的な経過は、従来技術において、すでに上に述べたスタティックおよびダイナミックな割り込みによってなされる。このことは図3において時間線図に示した、メイン噴射「HE」500および2つの予備噴射「VE1」502および「VE2」504からなる燃料噴射サイクルによって説明される。ここで注意すべきであるのは、ここで選択した記法に相応して、「VE2」は「VE1」よりも時間的に前にあることである。すなわち数字の順番とは逆である。この時間線図では、燃料噴射に対する相応の駆動制御信号は、時間に依存するKW角度Phi(t)についてプロットされている(図4および図5)。
クランク軸の上死点「OT」506から出発して、まず、メイン噴射の開始エッジ512ならびに時間的に先行する2つの予備噴射の開始エッジ514,516を駆動制御するため、スタティックな割り込み、すなわち時間的に固定して設定される割り込み「IRQ_stat_HE」508および「IRQ_stat_VE」510をそれぞれ計算する。ここでOT506からの「IRQ_stat_VE」510の相対的な間隔は、この実施例において約+140°であり、「IRQ_stat_HE」508のそれは約+80°である。スタティックな割り込み「IRQ_stat_VE」510から出発して、2つの予備噴射「VE1」および「VE2」の駆動制御に対する開始エッジ514,516をプログラムし、またスタティックな割り込み「IRQ_stat_HE」508からメイン噴射「HE」の開始エッジ512をプログラムする。したがってスタティックな割り込み508,510は、それぞれOT506に対して固定の角度関係を有しており、これらの割り込みにより、各駆動制御信号の開始エッジが上に説明したようにプログラムされるのである。
上記の開始エッジから出発して駆動制御信号ないしは噴射フェーズ「VE2」504,「VE1」502および「HE」500毎にダイナミックな割り込みを計算する。この実施例では、ダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_VE2」,「IRQ_dyn_VE1」および「IRQ_dyn_HE」は、いわゆるイベント同期割り込み524を逆方向に計算することにより、噴射開始前の固定的な時間間隔でそれぞれ520,518および522になる。ダイナミックな割り込み518〜522により、角度Phiに関連する駆動制御信号の長さないし駆動制御信号の立ち下がり信号エッジの開始がプログラムされる。
図3からさらに従来技術における別の問題を取り出すことができ、これを以下に説明する。予備噴射のスタティックな割り込み「IRQ_stat_VE」510は、OT506よりも時間的にかなり前に位置している。予備噴射「VE2」504および「VE1」502が時間的につぎように適用され、すなわちこれらがOT506の近くになる場合、スタティックな割り込み「IRQ_stat_VE」510と、駆動制御の開始514との間の時間的な間隔は大きくなり、通常の回転数ダイナミックにおいて誤差が比較大きくなってしまうことがある。ここでこの誤差は、上記のようにスタティックな割り込みにおいて時間成分をKW角度分に換算する際に生ずるものである。しかしながら時間成分を、相応する角度成分に換算することは、本発明の手法の場合、問題にはならず、また以下にさらに示す理由から極めて有利でさえある。
注意すべきであるのは、第2計算ユニットで実行される上記の計算は、この実施例において、クランク軸によって供給される回転数検出器信号の、例えば図4に示した立ち下がりエッジに基づくことである。
図4に示した線図は、一定の方形のエンジンないしはクランク軸回転数nの際の、従来技術による燃料噴射装置の時間的な駆動制御を示しており、ここでこの燃料噴射装置は、ここでも2つの予備噴射600,602およびメイン噴射604を有する。クランク軸回転数はこの実施例において、n=1667回転/分である。ここでこの線図の下側に示された時間軸(目盛りμm)についてプロットされているのは、この線図の上側に示された厳密に周期的な方形のクランク軸回転数検出器信号(KW−DGS)であり、また矢印の形で示された上記の駆動制御信号「VE2」、「VE1」および「HE」の開始および終了エッジである。駆動制御信号の計算の際に基礎となる、KW−DGSの立ち下がりエッジは、0°で始まってKW角度6°の倍数に、すなわち12°,18°等に位置する。駆動制御信号「VE2」の立ち下がりエッジと、駆動制御信号「VE1」の開始エッジとの間の時間的な間隔は、有利には約(3.45 - 2.1)ms = 1.35 msであり、これは燃料噴射装置ないしは内燃機関に対して冒頭に述べた不利な結果を有する時間的に重なる駆動制御を確実に回避するのに十分である。
図4とは異なり図5は、一時的にn = 1667からn = 2222回転/分にエンジン回転数が増大する際に、すなわちいわゆる「ジッタ」の際に、従来技術による駆動制御において発生する状況を示している。この不規則性により、KW−DGSの立ち下がりエッジに基づいて計算された駆動制御信号、「VE2」および「VE1」はここでは約200μs間、塗りつぶされた時間の領域において重なり合うことになる。この重なり合いにより、通例、予備噴射「VE1」の開始と共に、緊急な放電(Notentladung)が行われ、これによって噴射が行われなかったり、遮断されることがあり、このために使用が制限されてしまう。したがって重なり合った駆動制御の原因は最終的に、スタティックな割り込みの計算がKW−角度に基づいて行われ、これに対して駆動制御信号の立ち上がりエッジならびにダイナミックな割り込みのプログラミングが時間ベースで行われ、したがって駆動制御信号持続時間のプログラミングも時間ベースで行われることにある。
図5で選択された数の大きさは例示的なものでしかなく、もっぱら機能的な関係をよりよく説明するために使用されていることを理解されたい。同様に、誇張して表された不連続な回転数経過も単に説明を容易にするためだけに使用されている。
図5に示した技術的に極めて問題である駆動制御状況の発生は、本発明により、図6に説明するスタティックおよびダイナミックな割り込みの計算によって確実に回避される。まずOT800から出発して、従来技術と同様に、スタティックな割り込み「IRQ_stat_VE」802および「IRQ_stat_HE」804をKW角度の単位で決定する。角度値は、この実施例において図3のそれに相応する。メイン噴射「HE」808の開始エッジ806ならびにメイン噴射808の終了エッジ810のプログラミングは、ここでもスタティックな割り込み「IRQ_stat_HE」804に基づいて行われる。さらにメイン噴射808のダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_HE」812の決定は、図3に相応して行われる。
従来技術(図3)とは異なり、スタティックな割り込み「IRQ_stat_VE」802を用いて、最初に行われる予備噴射「VE2」816の開始エッジだけはプログラムされるが、後続の予備噴射「VE1」820の開始エッジ818はプログラムされない。したがって、「VE2」816の駆動制御の開始を越え、すでに述べたイベント同期割り込み822を用い、噴射開始前に固定の時間間隔で、先行する予備噴射「VE2」816のダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_VE2」824だけが決定される。このいわば「拡張された」ダイナミックな割り込みは、従来技術とは異なり、2つの機能を満たす。まずこの割り込みは、予備噴射「VE2」816の終了826をプログラムする出発点として使用される。付加的にはダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_VE2」824を用いて、後に行われる予備噴射「VE1」820の駆動制御開始828がプログラムされるのである。このプログラミングは、例えば、目下のエンジン回転数nに基づいて行われ、ここで図2のaおよび2のbに示したオフセット値t_offはゼロに設定される。これによって「VE1」の開始エッジはKW角度に基づいて得られるため、すなわち、図2のaおよび2のbに示した時間成分は相応するKW角度値に換算されるため、場合によっては発生するKW−DGSのジッタにより、駆動制御信号の上記の重なり合いが生じないことが保証されるのである。それはこのジッタが自動的に考慮されるからである。
さらに上記の手法によって自動的に、プログラミングと駆動制御開始の実行との間の時間間隔が格段に短縮される。付加的には予備噴射「VE1」820の開始の時間成分は、目下のエンジン回転数を考慮して、「VE1」820のKW角度に加算される(図7)。これによって駆動制御の混ざり合いの危険性がさらに低減される。それはプログラミング後のエンジン回転数の上昇は、KW角度を、スタティックな回転数におけるその時間的位置に対して「進角側」に移動させ、またこの場合に時間成分により、開始時点が角度表示よりも大きく「進角側」になるからである。このことは例示的に図8に示されている。
これらの関係をより分かりやすくするため、以下の機械的なアナロジーを使用することも可能である。KW−DGSの信号エッジの列が、ゴムバンドによって表されているとする。回転数が上昇すると、このバンドの伸びが縮む。ここでは主噴射「HE」のKW角度は、バンドの右端にあり、これに対して予備噴射「VE2」のダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_VE2」の時点は左端にある。時間から角度への変換によって得られるKW角度は、このバンドの中央にある。伸びをゆるめることによってバンド中央は、右端ほどその位置を変えない。しかしながら右端には、時間的に適用される噴射が、棒におけるのと同様にくっついている。ここから明らかであるのは、角度成分(Winkelkomponent)と時間成分との組み合わせに基づく変化は、時間軸における予備噴射「VE1」の位置に、純粋に角度ベースの手法よりも大きく影響することである。
上記の手法により、先行する予備噴射「VE2」の駆動制御をすでに第2計算ユニットであらかじめ計算することも可能であり、ここで後続の予備噴射「VE1」の駆動制御は、場合によってはさらに時間的にダイナミックにずらす、すなわち、KW−DGSの目下の時間的な経過に依存してずらすことができ、これにより、考えられ得るほとんどの回転数状況において上記の重なり合いを確実に回避することができる。
図7には上記の燃料噴射装置を駆動制御する本発明の制御プログラムが、図2のaに相応する概略さで示されている。図2のaとは異なり、アプリケーションプログラムから供給される物理量Phi,t_offおよびt_durは、ハードウェアに近いソフトウェアを用い、エンジン回転数nおよびオフセットt_offを考慮して、第2計算ユニットの形式でPhi*に、すなわち純粋な角度量に換算される。ここでつぎの式が基礎になる。すなわち、
Phi* = Phi+delta_Phi
であり、ここで
delta_Phi = n × t_off / 166667 (1)
である。
最後に図8では、図5に相応する図で、エンジン回転数nが一時的に上昇する場合に2つの予備噴射を有する燃料噴射装置の本発明による駆動制御を示している。この線図の上側の部分から分かるようにここでも、下の部分に示した時間目盛りで200〜5400μs間の時間窓においてエンジン回転数nが1667から2222回転/分に上昇している。この一時的な回転数上昇によって、同様に上側の部分に示したKW−DGSが変化し、ここで上記の時間窓において、KW−DGS方形波信号の周期は回転数上昇に起因して短くなっている。
2つの予備噴射「VE2」および「VE1」に対する時間的な設定値は、図5のそれに相応するため、これについては図5に相応する説明を参照されたい。
計算ユニット100,312により、先行する予備噴射「VE2」のダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_VE2」において、「VE1」に対する開始エッジのプログラミングが行われ、詳しくは上記の式(1)により、値delta_Phiを用いて、また殊にエンジン回転数nに基づいて行われる。ここで第2計算ユニットにより、本発明の時間量と角度量との換算が行われる。さらに第2計算ユニットにより、この変化がnに線形に補外され、またKW−DGSの立ち下がりエッジにおいて生じるnに対するこの補外値が考慮される。「IRQ_dyn_VE2」に対してプログラムされる値は、ここでは「t1」である。t2aにおいて生じる補外値n = 1900回転/分は、したがってKWS−DGSの上記の立ち下がりエッジに位置することになる。これにより、開始エッジの時点ないしはKW−DGS角度値に対して、
Delta_Phi = 1900回転/分×2100μs/ 166667
が得られ、これは約24°KWのDelta_Phiに相応する。したがって全体として、開始エッジに対してPhi_VE1 = 36°KWが得られる。これによって保証されるのは、2つの予備噴射「VE2」と「VE1」とが重なり合わないことである。
注意すべきであるのは、燃料噴射装置を作動する上記の方法が、中央から高い回転数領域において殊に有利に使用できることである。その理由は、ここでは噴射は時間的に互いに狭い間隔で位置しており、同時に時間成分をKW角度に変換する際の起動によって生じる誤差がより一層小さいからである。
関連する燃料噴射装置を駆動制御する電気的な構成部材のブロック図である 従来技術により燃料噴射装置を駆動制御する制御プログラムの典型的なアーキテクチャを示す図(a)および駆動制御の際の基礎的な時間的な関係を示す時間線図(b)である 従来技術により駆動制御する際のスタティックおよびダイナミックな割り込みの時間的な経過を示す線図である 2つの予備噴射を有する燃料噴射装置の従来技術による駆動制御をエンジン回転数が一定である場合に示す時間線図である 燃料噴射装置の従来技術よる駆動制御を一時的にエンジン回転数が増大する場合に示す、図4と類似の時間線図である 本発明の駆動制御におけるスタティックおよびダイナミックな割り込みの時間経過を示す線図である 本発明により燃料噴射装置を駆動制御する制御プログラムのアーキテクチャを示す、図2のaと類似の図である 2つの予備噴射を有する燃料噴射装置の本発明による駆動制御を一時的にエンジン回転数が増大する場合に示す、図5に相応する図である。
符号の説明
300 第1計算ユニット
302 アプリケーションソフトウェア
304 噴射関数(インジェクション関数)
306 バス
308 駆動制御素子
310 出力段
312 第2計算ユニット
314 プログラム手段
316−322 データ線路
400 アプリケーションプログラム
402 アプリケーションツール
406 第2計算ユニット
500 メイン噴射
502 予備噴射(VE1)
504 予備噴射(VE2)
506 上死点OT
508 予備噴射のスタティックな割り込み(IRQ_stat_VE)
510 メイン噴射のスタティックな割り込み(IRQ_stat_HE)
512 メイン噴射開始エッジ
514,516 予備噴射開始エッジ
518 予備噴射(VE1)のダイナミックな割り込み(IRQ_dyn_VE1)
520 予備噴射(VE1)のダイナミックな割り込み(IRQ_dyn_VE2)
522 メイン噴射のダイナミックな割り込み(IRQ_dyn_HE)
524 イベント同期割り込み
600,602 予備噴射
604 メイン噴射
800 上死点
802 予備噴射のスタティックな割り込み(IRQ_stat_VE)
804 メイン噴射のスタティックな割り込み(IRQ_stat_HE)
806 メイン噴射の開始エッジ
808 メイン噴射
810 メイン噴射の終了エッジ
812 メイン噴射のダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_HE」
814 予備噴射(VE2)の開始エッジ
816 予備噴射(VE2)
818 予備噴射(VE1)の開始エッジ
820 予備噴射(VE1)
824 予備噴射(VE2)ダイナミックな割り込み「IRQ_dyn_VE2」
826 予備噴射「VE2」の終了

Claims (7)

  1. 少なくとも1つのシリンダを有する内燃機関に対する燃料噴射装置を作動する方法であって、
    ここで該燃料噴射装置は、少なくとも1つのアクチュエータを有しており、
    各シリンダに少なくとも1つのアクチュエータが割り当てられており、これによってアクチュエータの充放電により前記シリンダに燃料が噴射され、
    燃料の噴射を、プログラムされた時間的に続く少なくとも2つの噴射フェーズ(808,816,820)によって行う形式の、燃料噴射装置を作動する方法において、
    前記の噴射フェーズのプログラミングをスタティックな割り込み(802,804)およびダイナミックな割り込み(812,830,824)によって行い、
    前記のダイナミックな割り込み(812,824)を噴射フェーズ(816,820,808)の開始の前に固定の間隔で行い、
    前記の噴射フェーズ(816,820,808)の終わりを、それぞれのダイナミックな割り込み(812,830,824)から出発してプログラムし、
    先行する噴射(816)の開始エッジ(814)を前記のスタティックな割り込み(802)から出発してプログラムし、
    後続の噴射フェーズ(820)の開始エッジ(818)を前記のダイナミックな割り込み(824)から出発してプログラムすることを特徴とする、
    燃料噴射装置を作動する方法。
  2. 噴射(808)の直前に行われる別の噴射(820)のダイナミックな割り込み(830)にて、該別の噴射(820)の持続時間と、後続の噴射(808)の開始(832)が時間的に重なり合うか否かをチェックし、
    このような重なり合いが迫っている場合には、前記の別の噴射(820)の持続時間を相応に短縮する、
    請求項に記載の方法。
  3. エンジン回転数およびクランク軸角度を考慮する、燃料噴射装置を作動する方法であって、
    前記の後続の噴射フェーズまたは後続の噴射の開始時点を、クランク軸角度に関連する角度成分および時間成分によって得る形式の、燃料噴射装置を作動する方法において、
    前記の後続の噴射フェーズ(820)または後続の噴射の開始時点を決定する際に、前記の時間成分を、目下のエンジン回転数に依存して計算して角度成分にする
    請求項1または2項に記載の方法。
  4. 後続の噴射フェーズと先行する噴射フェーズが混ざり合いそうな場合、前記の後続の噴射の開始時点を遅い方向にシフトする、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  5. 優先度の低い噴射または後続の噴射を実行しない、
    請求項に記載の方法。
  6. 後続の噴射フェーズ(820)の開始(828)の計算を、先行する各噴射フェーズ(816)にできるだけ時間的に接近して行う、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記計算を中程度および高い回転数の際にだけ行う、
    請求項に記載の方法。
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