JP4343840B2 - チューインガム成分の放出が改善されたチューインガム - Google Patents

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Description

本発明は、チューインガム成分の放出が改善されたチューインガムに関する。
チューインガム成分の放出を改善する目的で、チューインガムの改善に多大の研究および努力が注がれてきた。
チューインガム成分は、完成チューインガム製品に所望の特性を付与する、たとえば、バルク甘味料、高甘味度甘味料、香味料、軟化剤、乳化剤、着色料、結合剤、酸味料、充填剤、抗酸化剤、および薬剤活性物質や生体活性物質などの他の成分を含み得る。
比較的重要なチューインガム成分は、たとえば、比較的少量での適用ではあるが、やや高価であり製造コストの大部分を占める香味料である。
通常、顕著な初期放出を所望する場合は様々な手法をとる。そうした手法の1つは、たとえば、チューインガム成分とチューインガムのベース粒子の混合物を最終平板に圧縮することであろう。圧縮平板は、従来の混合が回避されるために非常に見事な初期放出を特徴とする。
圧縮に反して、従来のチューインガムの混合を避ける1つの理由は、チューインガム成分が通常混合中に加えられる圧力および高温に非常に脆弱なためである。
しかし、一般に、圧縮チューインガムの重大な欠点は、たとえば、従来の混合チューインガムと比べて初期食感に軟化性が欠けることである。これは、圧縮チューインガムのやや脆い構造のためである。
H.P.Fiedler、Lexikon der Hilfstoffe fur Pharmacie、Kosmetik und Angrenzende Gebiete、63〜64頁(1981) WO00/25598号 Martindale、Extra Pharmacopoeia、第28版、547〜578頁 J.Dent.Res.第28巻、第2号、160〜171頁、1949年 食品医薬品局、CFR、第21章、第172,615節、「Masticatory Substances,Synthetic」 食品医薬品局、CFR、第21章、第172,615節、「Masticatory Substances of Natural Vegetable Origin」 米国特許第5,429,827号
許容される初期食感と組み合わせた、チューインガム成分の初期放出が改善されたチューインガムを得ることが本発明の目的である。
本発明は、2種以上の環状エステルの開環重合によって得られた少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーを含み、前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量が150000g/mol未満であるチューインガムであって、前記チューインガムがさらにチューインガム成分を含む、チューインガムに関する。
本発明によれば、許容可能な食感の生分解性ポリエステルコポリマーがチューインガムポリマーとして適用された場合、チューインガム成分の放出が改善されている。
さらに、成分の放出は、適用した一種または複数の生分解性ポリマーの分子量を変化させることによって調節できることが実証されている。さらに、ある所定の成分放出プロフィールを有するポリマーを加えることによって、実際に最終の完成したチューインガム放出プロフィールを改変できることが確立されている。
より具体的には、本発明によれば、チューインガム成分に関して初期放出が改善されている。
本発明の用語によれば、活性成分には、とりわけ香味料成分、たとえば、医療用活性成分が含まれる。
本発明によれば、分解可能ポリマーを適用した場合、特に水溶性香味料の香味の放出が著しく改善または改変できることが判明している。
本発明によれば、低分子量生分解性ポリマー、この意味においては分子量150000g/mol未満の、好ましくはMn125000g/mol未満のポリマーが初期放出の増大を促進することが判明している。
さらに、本発明によれば、分子量の減少に伴って初期放出の改善が増大することが判明している。
本発明によれば、初期放出の増大は、初期軟化性の改善と組み合わせて得られる。
本発明によれば、非常に驚くべきことに、水溶性および非水溶性チューインガム成分が初期放出の改善を特徴付けることが判明している。
本発明の一実施形態では、分子量150000g/mol未満の少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーが、得られたチューインガムの初期放出を改善する。
本発明の一実施形態では、前記少なくとも1種の生分解性ポリマーの分子量が、125000g/mol未満である。
本発明の一実施形態では、前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量が、10000g/mol未満である。
本発明の一実施形態では、前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量が、Mn6000g/mol未満である。
本発明の一実施形態では、前記チューインガムが、少なくとも異なる2種の生分解性ポリエステルコポリマーを含む。
本発明によれば、得られた放出プロフィールは、実際、様々な放出プロフィールの異なる生分解性ポリマーの組合せによって得られることが分かっている。
本発明の一実施形態では、前記チューインガム成分が香味料を含む。
本発明の一実施形態では、前記香味料が、酸および味質プロフィールに作用し得る他の物質を含む、天然植物成分、精油、エッセンス、抽出物、粉の形をした天然および合成香味料を含む。
本発明の一実施形態では、前記チューインガムが0.01〜約30重量%の量の香味料を含み、前記百分比がチューインガムの総重量に対するものである。
本発明の一実施形態では、前記チューインガムが0.2〜約4重量%の量の香味料を含み、前記百分比がチューインガムの総重量に対するものである。
本発明の一実施形態では、前記香味料が水溶性成分を含む。
本発明の一実施形態では、前記水溶性香味料が酸を含む。
本発明の一実施形態では、前記香味料が非水溶性成分を含む。
本発明の一実施形態では、前記チューインガム成分が甘味料を含む。
本発明の一実施形態では、前記甘味料がバルク甘味料を含む
本発明の一実施形態では、チューインガムが、バルク甘味料を、チューインガムの約5〜約95重量%の量で、より典型的にはチューインガムの約20〜約80重量%の量で含む。
本発明の一実施形態では、甘味料が高甘味度甘味料を含む。
本発明の一実施形態では、高甘味度甘味料が、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファム塩、アリテーム、サッカリンおよびその塩、サイクラミン酸およびその塩、グリチルリチン、ジヒドロカルコン、タウマチン、モネリン、ステリオシド(sterioside)を単独または組合せで含む。
本発明の一実施形態では、チューインガムが、高甘味度甘味料を、チューインガムの約0〜約1重量%の量で、より典型的にはチューインガムの約0.05〜約0.5重量%の量で含む。
本発明の一実施形態では、チューインガムが、少なくとも1種の軟化剤を含む。
本発明の一実施形態では、少なくとも1種の軟化剤が、脂肪、水添脂肪、水添および部分水添植物油、ココアバター、モノステアリン酸グリセリン、グリセリン三酢酸、レシチン、モノ−、ジ−、およびトリグリセリド、アセチル化モノグリセリド、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸などの脂肪酸、それらの混合物を含む。
本発明の一実施形態では、チューインガムが、軟化剤を、チューインガムの約0〜約18重量%の量で、より典型的にはチューインガムの約0〜約12重量%の量で含む。
本発明の一実施形態では、チューインガム成分が活性成分を含む。
本発明の一実施形態では、前記活性成分が、アセトアミノフェン、アセチルサリチルシル(Acetylsalicylsyre)、ブプレノルフィン、ブロムヘキシン、セルコキシブ(Celcoxib)、コデイン、ジフェンヒドラミン、ジクロフェナク、エトリコキシブ、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ルミラコキシブ(Lumiracoxib)、モルヒネ、ナプロキセン、オキシコドン、パレコキシブ、ピロキシカム、プソイドエフェドリン、ロフェコキシブ、テノキシカム、トラマドール、ヴァルデコキシブ、炭酸カルシウム、マガルドラート(Magaldrate)、ジスルフィラム、ブプロピオン、ニコチン、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、クロトリマゾール、エリスロマイシン、テトラサイクリン、グラニセトロン、オンダンセトロン、プロメタジン(Prometazin)、トロピセトロン、ブロムフェニラミン、セテリジン(Ceterizin)、レコ−セテリジン(leco−Ceterizin)、クロルシクリジン(Chlorcyclizine)、クロルフェニラミン、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、ドキシルアミン(Doxylamine)、フェノフェナジン(Fenofenadin)、グアイフェネシン、ロラチジン(Loratidin)、デス−ロラチジン(des−Loratidin)、フェニルトロキサミン(phenyltoloxamine)、プロメタジン、ピリダミン(Pyridamine)、テルフェナジン(Terfenadin)、トロキセルチン(Troxerutin)、メチルドパ、メチルフェニデート、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジウム、クロルヘキシジン、エカベト−ナトリウム、ハロペリドール、アロプリノール、コルチニン(Colchinine)、テオフィリン、プロパノロール(Propanolol)、プレドニゾロン、プレドニゾン、フッ化物、尿素、ミコナゾール、アクトット(Actot)、グリベンクラミド、グリピジド(Glipizide)、メトホルミン、ミグリトール、レパグリニド、ロシグリタゾン、アポモルフィン、シアリス、シルデナフィル、バルデナフィル、ジフェノキシレート、シメチコン、シメチジン、ファモチジン、ラニチジン、ラチニジン(Ratinidine)、セトリジン(cetrizin)、ロラタジン、アスピリン、ベンゾカイン、デキストロメトルファン、エフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シサプリド、ドンペリドン、メトクロプラミド、アシクロビル、ジオクチルスルホスクシナート(Dioctylsulfosucc.)、フェノールフタレイン、アルモトリプタン、エレトリプタン、エルゴタミン、ミゲア(Migea)、ナラトリプタン、リザトリプタン、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、アルミニウム塩、カルシウム塩、第一鉄塩、銀塩、亜鉛塩、アンフォテリシンB、クロルヘキシジン、ミコナゾール、トリアムシノロンアセトニド(Triamcinolonacetonid)、メラトニン、フェノバルビトール(Phenobarbitol)、カフェイン、ベンゾジアゼピネル(Benzodiazepiner)、ヒドロキシジン、メプロバメート、フェノチアジン、ブクリジン(Buclizine)、ブロメタジン(Brometazine)、シンナリジン、シクリジン(Cyclizine)、ジフェンヒドラミン、ジメンヒドリナート、ブフロメジル(Buflomedil)、アンフェタミン、カフェイン、エフェドリン、オルリスタット、フェニルエフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シブトラミン、ケトコナゾール、ニトログリセリン、ニスタチン、プロゲステロン、テストステロン、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ピロカルピン(Pilocarpin)、アミノ酢酸アルミニウム、シメチジン、エソメプラゾール、ファモチジン、ランソプラゾール、酸化マグネシウム、ニザチド(Nizatide)および/またはラチニジン(Ratinidine)、あるいはそれらの誘導体および混合物の群から選択される。
本発明の一実施形態では、チューインガムが実質的に非生分解性ポリマーを含まない。
本発明の一実施形態では、少なくとも2種の以上の環状エステルがグリコリド、ラクチド、ラクトン、環状カルボナート、またはそれらの混合物の群から選択される。
本発明の一実施形態では、ラクトンモノマーが、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−ブチロラクトン、およびβ−プロピオラクトンの群から選択される。ラクトンモノマーは、さらに、環上にある任意の非カルボニル炭素原子において1個または複数のアルキル置換基またはアリール置換基によって置換されているε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−ブチロラクトン、またはβ−プロピオラクトン、ならびにそれらの混合物も含み、2個の置換基が同じ炭素原子上に含まれている化合物を含む。
本発明の一実施形態では、カルボナートモノマーが、トリメチレンカルボナート、5−アルキル−1,3−ジオキサン−2−オン、5,5−ジアルキル−1,3−ジオキサン−2−オン、または5−アルキル−5−アルキルオキシカルボニル−1,3−ジオキサン−2−オン、エチレンカルボナート、3−エチル−3−ヒドロキシメチル、プロピレンカルボナート、トリメチロールプロパンモノカルボナート、4,6ジメチル−1,3−プロピレンカルボナート、2,2−ジメチルトリメチレンカルボナート、および1,3−ジオキセパン−2−オンならびにそれらの混合物の群から選択される。
本発明の一実施形態では、環状エステルモノマーの重合の結果として生じた環状エステルポリマーおよびそのコポリマーには、それだけには限らないが、ポリ(L−ラクチド)、ポリ(D−ラクチド)、ポリ(D,L−ラクチド)、ポリ(メソラクチド(mesolactide))、ポリ(グリコリド)、ポリ(トリメチレンカルボナート)、ポリ(イプシロン−カプロラクトン)、ポリ(L−ラクチド−コ−D,L−ラクチド)、ポリ(L−ラクチド−コ−メソ−ラクチド)、ポリ(L−ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(L−ラクチド−コ−トリメチレンカルボナート)、ポリ(L−ラクチド−コ−イプシロン−カプロラクトン)、ポリ(D,L−ラクチド−コ−メソ−ラクチド)、ポリ(D,Lラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(D,L−ラクチド−コ−トリメチレンカルボナート)、ポリ(D,L−ラクチド−コ−イプシロン−カプロラクトン)、ポリ(メソ−ラクチド−コ−グリコリド)、ポリ(メソ−ラクチド−コ−トリメチレンカルボナート)、ポリ(メソ−ラクチド−コ−イプシロン−カプロラクトン)、ポリ(グリコリド−コトリメチレンカルボナート)、ポリ(グリコリド−コ−イプシロン−カプロラクトン)が含まれる。
本発明の一実施形態では、チューインガムが充填剤を含む。
チューインガムベース配合物には、必要に応じて、1種または複数の充填剤/食感改善剤、例として、炭酸マグネシウムおよび炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、磨砕石灰石、ケイ酸マグネシウムやケイ酸アルミニウムなどのケイ酸化合物、カオリンおよびクレイ、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、タルク、酸化チタニウム、リン酸一、リン酸二、およびリン酸三カルシウム、木などのセルロースポリマー、ならびにそれらの組合せを含めてよい。
本発明の一実施形態では、チューインガムが、充填剤を、チューインガムの約0〜約50重量%の量で、より典型的にはチューインガムの約10〜約40重量%の量で含む。
本発明の一実施形態では、チューインガムが、少なくとも1種の着色料を含む。
本発明の実施形態によれば、チューインガムには、食品医薬品化粧品(FD&C)型着色料やレーキなどの着色料および漂白剤、フルーツおよび植物抽出物、二酸化チタン、ならびにそれらの組合せを含めてよい。さらに、有用なチューインガムのベース成分には、抗酸化剤、たとえば、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、没食子酸プロピル、およびトコフェロール、ならびに保存料が含まれる。
本発明の一実施形態では、チューインガムが従来のチューインガムポリマーまたは樹脂を含む。
本発明の一実施形態では、少なくとも1種の生分解性ポリマーがチューインガムポリマーの少なくとも5%を構成する。
本発明の一実施形態では、チューインガムに含まれる全生分解性ポリマーが、チューインガムポリマーの少なくとも25%、好ましくは少なくとも50%を構成する。
本発明の一実施形態では、チューインガムに含まれる生分解性ポリマーが、チューインガムポリマーの少なくとも80%、好ましくは少なくとも90%を構成する。
本発明の一実施形態では、チューインガムが、チューインガムの可塑剤を形成する前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマー、および少なくとも1種の従来の非生分解性エラストマーを含む。
本発明によれば、本発明による生分解性ポリマーが、従来の天然または合成樹脂の代用物を形成してよい。
本発明の一実施形態では、チューインガムが、チューインガムのエラストマーを形成する少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマー、および少なくとも1種の従来の非生分解性天然または合成樹脂を含む。
本発明によれば、本発明による生分解性ポリマーが、従来の低分子量または高分子量エラストマーの代用物を形成することができる。
本発明の脈絡では、チューインガム成分は、完成チューインガム製品に所望の特性を付与する、たとえば、バルク甘味料、高甘味度甘味料、香味料、軟化剤、乳化剤、着色料、結合剤、酸味料、充填剤、抗酸化剤、および薬剤活性物質や生体活性物質などの他の成分を含み得る。
適当なバルク甘味料は、糖質および非糖質甘味料成分を含む。バルク甘味料は、典型的にはチューインガムの約5〜約95重量%、より典型的には、ガムの30〜60重量%など、約20〜約80重量%を構成する。
有用な糖質甘味料は、チューインガム技術でよく知られている、ショ糖、ブドウ糖、麦芽糖、デキストリン、トレハロース、D−タガトース、乾燥転化糖、果糖、左旋糖、ガラクトース、固形コーンシロップなどが含まれるがそれだけには限らない成分を単独または組合せで含む糖類である。
ソルビトールは、非糖質甘味料として使用することができる。他の有用な非糖質甘味料は、それだけには限らないが、マンニトール、キシリトール、水添澱粉加水分解物、マルチトール、イソマルトール、エリスリトール、ラクチトールなどの他の糖アルコールを単独または組合せで含む。
高甘味度人工甘味料を単独でまたは上記甘味料と組み合わせて使用することもできる。好ましい高甘味度甘味料は、それだけには限らないが、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファム塩、アリテーム、サッカリンおよびその塩、サイクラミン酸およびその塩、グリチルリチン、ジヒドロカルコン、タウマチン、モネリン、ステリオシド(sterioside)などを単独でまたは組合せで含む。甘味感および香味感を長持ちさせるためには、人工甘味料の少なくとも一部をカプセル化、またはそうでないにせよ、放出の制御が望ましいこともあり得る。湿式造粒法、ワックス造粒、スプレー乾燥、スプレー冷却、流動床コーティング、コアセルベーション、酵母細胞中でのカプセル化、および繊維押出しなどの技術を使用して所望の放出特性を実現することができる。甘味料は、樹脂化合物などの別のチューインガム成分を使用しカプセル化することもできる。
人工甘味料の使用濃度は、大きく変化し、甘味料の作用強度、放出速度、製品に所望される甘味度、使用した香味料のレベルおよびタイプ、ならびにコスト問題などの要因に依存する。したがって、人工甘味料の活性レベルは約0.02〜約8重量%で変化してよい。カプセル化に使用する担体を含める場合、カプセル化した甘味料の使用濃度は比例して高くなる。糖質および/または非糖質甘味料の組合せは、本発明に従って加工したチューインガム配合物に使用することができる。加えて、水溶性糖やアルジトール溶液によってなど、軟化剤も追加の甘味をもたらし得る。
低カロリーガムを所望する場合は、低カロリーバルキング剤を使用することができる。低カロリーバルキング剤の例には、ポリデキストロース、ラフチロース(Raftilose)、ラフチリン(Raftilin)、フラクトオリゴ糖(NutraFlora(登録商標))、パラチノースオリゴ糖、グアールガム加水分解物(たとえばSun Fiber(登録商標))、不消化デキストリン(たとえばFibersol(登録商標))が含まれる。しかし、他の低カロリ−バルキング剤を使用することもできる。
本発明によるチューインガムに含めてよい別のチューインガム成分は、界面活性剤および/または溶解剤を含み、特に薬剤活性成分または生体活性成分が存在する場合に含まれる。本発明によるチューインガム組成物で溶解剤として使用される界面活性剤型の例としては、H.P.Fiedler、Lexikon der Hilfstoffe fur Pharmacie、Kosmetik und Angrenzende Gebiete、63〜64頁(1981)、および個々の国で認可された食用乳化剤リストに資料がある。陰イオン性、陽イオン性、両性、または非イオン性溶解剤を使用することができる。適当な溶解剤には、レシチン、ポリオキシエチレンステアラート、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸塩;食用脂肪酸モノおよびジグリセリドの、モノおよびジアセチル酒石酸エステル;食用脂肪酸モノおよびジグリセリドのクエン酸エステル、脂肪酸サッカロースエステル、脂肪酸ポリグリセリンエステル、エステル交換したひまし油酸のポリグリセリンエステル(E476)、ラチル酸ステアロイルナトリウム(sodium stearoyllatylate)、ラウリル硫酸ナトリウム、脂肪酸のソルビタンエステル、ポリオキシエチル化水添ひまし油(たとえば、商標名CREMOPHORで販売されている製品)、酸化エチレンと酸化プロピレンのブロックコポリマー(たとえば、商標名PLURONICやPOLOXAMERで販売されている製品)、ポリオキシエチレンの脂肪族アルコールエーテル、ポリオキシエチレンのソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸のソルビタンエステル、ポリオキシエチレンのステラリン酸エステルが含まれる。
特に適当な溶解剤は、たとえば、ポリオキシエチレン(8)ステアラートやポリオキシエチレン(40)ステアラートなどのポリオキシエチレンステアラート、商標名TWEENでたとえばTWEEN20(モノラウラート)、TWEEN80(モノオレアート)、TWEEN40(モノパルミタート)、TWEEN60(モノステアラート)、TWEEN65(トリステアラート)で販売されているポリオキシエチレンのソルビタン脂肪酸エステル;食用脂肪酸モノおよびジグリセリドの、モノおよびジアセチル酒石酸エステル;食用脂肪酸モノおよびジグリセリドのクエン酸エステル、ラチル酸ステアロイルナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチル化水添ひまし油、酸化エチレンと酸化プロピレンのブロックコポリマー、ポリオキシエチレンの脂肪族アルコールエーテルがある。溶解剤は、単一化合物またはいくつかの化合物の組合せでよい。活性成分の存在下では、チューインガムは、さらに、当技術分野で知られている担体を含むことが好ましい。
本発明によるチューインガムには、酸および味質プロフィールに作用し得る他の物質を含む、たとえば、天然植物成分、精油、エッセンス、抽出物、粉の形をした、天然および合成香味料を含む芳香剤および香味料を含めてもよい。液体および粉末香味料の例には、ココナツ、コーヒー、チョコレート、バニラ、グレープフルーツ、オレンジ、ライム、メントール、カンゾウ、カラメル芳香、蜂蜜芳香、ピーナッツ、クルミ、カシュー、ヘイゼルナッツ、アーモンド、パイナップル、ストロベリー、ラズベリ、トロピカルフルーツ、サクランボ、シナモン、ペパーミント、冬緑樹、スペアミント、ユーカリ、ミント、リンゴ、セイヨウナシ、モモ、ストロベリー、アンズ、ラズベリ、サクランボ、パイナップル、プラムエッセンスなどのフルーツエッセンスが含まれる。精油には、ペパーミント、スペアミント、メントール、ユーカリ、クローブ油、ベイ油、アニス、タイム、セダーリーフ油、ナツメグ、および上記果物油が含まれる。
チューインガム香味料は、凍結乾燥の、好ましくは粉、切片、または破片、あるいはそれらの組合せの形をとる天然香味料でよい。粒子の最大径として算出した粒径は、3mm未満でよく、2mm未満、1mm未満がより好ましい。天然香味料は粒径が4μm〜1mmなど、約3μm〜2mmである場合に形をなしていてよい。好ましい天然香味料には、フルーツたとえば、ストロベリー、ブラックベリ、ラズベリの実が含まれる。
ミックスフルーツ香味料などの様々な合成香味料も本発明のチューインガムの中心に使用することができる。上記したように、芳香剤は、従来より使用されている量よりも少量で使用することができる。使用した芳香剤および/または香味料の所望する強度に依存して、最終製品の0.01〜約30重量%の量の芳香剤および/または香味料を使用することができる。芳香剤/香味料の含有量は、全組成物の0.2〜3重量%の範囲であることが好ましい。
一実施形態では、本発明によるチューインガムが、薬剤、美容、または生体活性物質を含む。その包括的なリストは、たとえば、参照により本明細書に組み込むWO00/25598号に示されており、そのような作用物質の例には、薬物、栄養補助食品、防腐剤、pH調製剤、禁煙剤、過酸化水素や咀嚼中に尿素を放出できる化合物など、口および歯のケア、または治療用物質が含まれる。防腐剤形をとる有用な作用物質の例には、グアニジンおよびビグアニジンの、塩および誘導体(たとえば、クロルヘキシジンジアセタート)、水への溶解度が限られている以下の物質型:第4級アンモニウム化合物(たとえばセラミン(ceramine)、クロロキシレノール、クリスタルバイオレット、クロラミン)、アルデヒド(たとえばパラホルムアルデヒド)、デクアリン(dequaline)誘導体、ポリノキシリン(polynoxyline)、フェノール(たとえば、チモール、p−クロロフェノール、クレゾール)、ヘキサクロロフェン(hexachlorophene)、サリチルアニリド化合物、トリクロサン、ハロゲン類(ヨウ素、ヨードフォア、クロロアミン、ジクロロシアヌル酸塩)、アルコール(3,4ジクロロベンジルアルコール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェニルエタノール)が含まれ、さらにMartindale、Extra Pharmacopoeia、第28版、547〜578頁も参照されたい。アルミニウム塩{たとえば、硫酸アルミニウムカリウムAlK(SO,12HO}など、水への溶解度が限られている金属の塩、錯体、および化合物;ホウ素、バリウム、ストロンチウム、鉄、カルシウム、亜鉛(酢酸亜鉛、塩化亜鉛、グルコン酸亜鉛)、銅(塩化銅、硫酸銅)、鉛、銀、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リチウム、モリブデン、バナジウムなどの塩、錯体、および化合物が含まれるはずであり、他の口腔および歯のケア用組成物、たとえば、フッ素を含有する塩、錯体、および化合物(フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、アミノフッ化物、フッ化第一スズなど)、リン酸塩、炭酸塩、セレンが含まれる。さらに、作用物質は、J.Dent.Res.第28巻、第2号、160〜171頁、1949年に見出すこともできる。
口腔pH調整剤の形をとる作用物質の例には以下が含まれる:アジピニン酸、コハク酸、フマル酸などの酸またはその塩;クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、酢酸、乳酸、リン酸、グルタル酸の塩;炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、硫酸塩などの許容される塩基;ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、カルシウムの酸化物、特にマグネシウム酸化物およびカルシウム酸化物。
活性成分には、それらだけには限らないが、以下に記載の化合物またはその誘導体を含めてよい:アセトアミノフェン、アセチルサリチルシル(Acetylsalicylsyre)、ブプレノルフィン、ブロムヘキシン、セルコキシブ(Celcoxib)、コデイン、ジフェンヒドラミン、ジクロフェナク、エトリコキシブ、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ルミラコキシブ(Lumiracoxib)、モルヒネ、ナプロキセン、オキシコドン、パレコキシブ、ピロキシカム、プソイドエフェドリン、ロフェコキシブ、テノキシカム、トラマドール、ヴァルデコキシブ、炭酸カルシウム、マガルドラート(Magaldrate)、ジスルフィラム、ブプロピオン、ニコチン、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、クロトリマゾール、エリスロマイシン、テトラサイクリン、グラニセトロン、オンダンセトロン、プロメタジン(Prometazin)、トロピセトロン、ブロムフェニラミン、セテリジン(Ceterizin)、レコ−セテリジン(leco−Ceterizin)、クロルシクリジン(Chlorcyclizine)、クロルフェニラミン、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、ドキシルアミン(Doxylamine)、フェノフェナジン(Fenofenadin)、グアイフェネシン、ロラチジン(Loratidin)、デス−ロラチジン(des−Loratidin)、フェニルトロキサミン(phenyltoloxamine)、プロメタジン、ピリダミン(Pyridamine)、テルフェナジン(Terfenadin)、トロキセルチン(Troxerutin)、メチルドパ、メチルフェニデート、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジウム、クロルヘキシジン、エカベト−ナトリウム、ハロペリドール、アロプリノール、コルチニン(Colchinine)、テオフィリン、プロパノロール(Propanolol)、プレドニゾロン、プレドニゾン、フッ化物、尿素、ミコナゾール、アクトット(Actot)、グリベンクラミド、グリピジド(Glipizide)、メトホルミン、ミグリトール、レパグリニド、ロシグリタゾン、アポモルフィン、シアリス、シルデナフィル、バルデナフィル、ジフェノキシレート、シメチコン、シメチジン、ファモチジン、ラニチジン、ラチニジン(Ratinidine)、セトリジン(cetrizin)、ロラタジン、アスピリン、ベンゾカイン、デキストロメトルファン、エフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シサプリド、ドンペリドン、メトクロプラミド、アシクロビル、ジオクチルスルホスクシナート(Dioctylsulfosucc.)、フェノールフタレイン、アルモトリプタン、エレトリプタン、エルゴタミン、ミゲア(Migea)、ナラトリプタン、リザトリプタン、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、アルミニウム塩、カルシウム塩、第一鉄塩、銀塩、亜鉛塩、アンフォテリシンB、クロルヘキシジン、ミコナゾール、トリアムシノロンアセトニド(Triamcinolonacetonid)、メラトニン、フェノバルビトール(Phenobarbitol)、カフェイン、ベンゾジアゼピネル(Benzodiazepiner)、ヒドロキシジン、メプロバメート、フェノチアジン、ブクリジン(Buclizine)、ブロメタジン(Brometazine)、シンナリジン、シクリジン(Cyclizine)、ジフェンヒドラミン、ジメンヒドリナート、ブフロメジル(Buflomedil)、アンフェタミン、カフェイン、エフェドリン、オルリスタット、フェニルエフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シブトラミン、ケトコナゾール、ニトログリセリン、ニスタチン、プロゲステロン、テストステロン、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ピロカルピン(Pilocarpin)、アミノ酢酸アルミニウム、シメチジン、エソメプラゾール、ファモチジン、ランソプラゾール、酸化マグネシウム、ニザチド(Nizatide)、および/またはラチニジン(Ratinidine)。
本発明によるチューインガムのガムの中心は、従来の任意のコーティング法を使用しチューインガムの中心がコートされるようにするどんな形態、形、または寸法をしていてもよい。したがって、ガムの中心は、たとえば、ペレット、クッション形ペレット、スティック、平板、塊、パステル、ピル、ボール、球から選択した形でよい。
さらに、チューインガムは、たとえば、フィルムコーティング、ソフトまたはハードコーティングに向けて有利にコートすることができる。
そのような分解不能ポリマーの比率は、チューインガムの1〜99重量%の範囲であり、5〜90重量%の範囲を含み、10〜50重量%の範囲などでよい。
本発明の一実施形態では、前記チューインガムが、
チューインガムの約0.5〜約70重量%の量の少なくとも1種の生分解性エラストマー、
チューインガムの約0.5〜約70重量%の量の少なくとも1種の生分解性可塑剤、および
チューインガムの約2〜約80重量%の量の、軟化剤、甘味料、香味料、活性成分、および充填剤の群から選択される少なくとも1種のチューインガム成分を含む。
本発明によれば、使用可能なチューインガムのベース成分には、所望の咀嚼特性を得るための一助となり、ガムベース組成物のエラストマーの可塑剤として働く1種または複数の樹脂化合物を含めてよい。本発明の脈絡では、使用可能なエラストマー可塑剤にはGPC平均分子量が2,000〜約90,000の範囲の、3,000〜80,000の範囲などのポリ酢酸ビニル(PVAc)などの合成樹脂と、しばしばエステルガムと称する天然ロジンエステルなどの天然樹脂が含まれ、この天然樹脂には例として部分水添ロジングリセリンエステル、重合ロジングリセリンエステル、部分二量化ロジングリセリンエステル、トール油ロジングリセリンエステル、部分水添ロジンペンタエリスリトールエステル、ロジンメチルエステル、部分水添ロジンメチルエステル、ロジンペンタエリスリトールエステルが含まれる。他の使用可能な樹脂化合物には、アルファ−ピネン、ベータ−ピネン、および/またはd−リモネンに由来するテルペン樹脂や天然テルペン樹脂などの合成樹脂、ならびにどんな適当な前述の組合せも含まれる。エラストマー可塑剤も特定の適用および使用するエラストマーの型に応じて変化することが好ましい。
非生分解性エラストマーを適用する場合は、本発明による少なくとも1種の生分解性咀嚼ポリマーと組み合わせて、以下に記載の合成または天然エラストマーを選択してよい。
本脈絡では、使用可能な合成エラストマーには、それだけには限らないが、以下などの食品医薬品局、CFR、第21章、第172,615節、「Masticatory Substances,Synthetic」)に収載されている合成エラストマーが含まれる:ガス圧クロマトグラフィ(GPC)の平均分子量が約10,000〜約1,000,000の範囲の、50,000〜80,000の範囲を含むポリイソブチレン、イソブチレン−イソプレンコポリマー(ブチルエラストマー);たとえばスチレンブタジエン割合が約1:3〜約3:1であるスチレン−ブタジエンコポリマー;ポリイソプレン、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル;たとえばラウリン酸ビニル含有量がコポリマーの約5〜約50重量%、10〜45重量%などである酢酸ビニル−ラウリン酸ビニルコポリマー、およびこれらの組合せ。
たとえば、ガムベース中に高分子量と低分子量のエラストマーの合成エラストマーを混合することは当業界ではありふれている。目下、合成エラストマーの好ましい組合せには、それだけには限らないが、ポリイソブチレンとスチレン−ブタジエン、ポリイソブチレンとポリイソプレン、ポリイソブチレンとイソブチレン−イソプレンコポリマー(ブチルゴム);ポリイソブチレン、スチレン−ブタジエンコポリマー、およびイソブチレンイソプレンコポリマーの組合せ;上記の個々の合成ポリマーのすべてを、それぞれ、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−ラウリン酸ビニルコポリマーと混合したもの、ならびにそれらの混合物が含まれる。
使用可能な分解不能天然エラストマーには、食品医薬品局、CFR、第21章、第172,615節、「Masticatory Substances of Natural Vegetable Origin」に収蔵されているエラストマーが含まれ、燻煙ラテックス、液体ラテックス、グアユールなどの天然ゴム化合物、ジェルトン、レチカスピ(lechi caspi)、マッサランドュババラタ(massaranduba balata)、ソルバ(sorva)、ペリロ(perillo)、ロシンディンハ(rosindinha)、マッサランドュバ(massaranduba)チョコレート、チクル、ニスペロ、グッタハンカン(gutta hang kang)を含む他の天然ガム、ならびにそれらの組合せが含まれる。合成エラストマーおよび天然エラストマーの濃度は、ベースを使用したチューインガムが接着性であるか、従来のバブルガムであるか、または以下に論じる通常のガムであるかに応じて変化することが好ましい。目下、好ましい天然エラストマーには、ジェルトン、チクル、マッサランドュババラタ、およびソルバが含まれる。
チューインガムベース配合物には、必要に応じて、1種または複数の充填剤/食感改善剤、例として炭酸マグネシウムや炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、磨砕石灰石、ケイ酸マグネシウムやケイ酸アルミニウムなどのケイ酸化合物、カオリンやクレイ、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、タルク、酸化チタニウム;リン酸一、リン酸二、リン酸三カルシウム;木などのセルロースポリマー、およびそれらの組合せを含めてよい。
充填剤/食感改善剤には、フルーツ野菜繊維、穀類、イネ、セルロースなどの天然有機繊維、およびそれらの組合せを含めてよい。
本発明によれば、ガムベース配合物には、1種または複数の軟化剤、たとえば、参照により本明細書に組み込むWO00/25598号に開示されているものを含むショ糖ポリエステル、脂肪、水添脂肪、水添および部分水添植物油、ココアバター、モノステアリン酸グリセリン、グリセリン三酢酸、レシチン、モノ−、ジ−、およびトリグリセリド、アセチル化モノグリセリド、脂肪酸(たとえばステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、およびリノール酸)、ならびにそれらの組合せを含めてよい。本明細書の使用では、用語「軟化剤」は、ガムベースまたはチューインガム配合物を軟化させる成分を意味し、ワックス、脂肪、油、乳化剤、界面活性剤、および溶解剤を包含する。
ガムベースをさらに柔軟にし、ガムベースに心地よい平滑な表面を付与し、その接着特性を低減する水結合特性をガムベースに与えるために、通常、典型的には1種または複数の乳化剤をガムベースの0〜18重量%の量で、好ましくは0〜12%重量で組成物に加える。食用脂肪酸のモノおよびジグリセリド、食用脂肪酸のモノおよびジグリセリドの乳酸エステルおよび酢酸エステル、アセチル化モノおよびジグリセリド、食用脂肪酸糖エステル;ステアリン酸Na、K、Mg、Ca;レシチン、水酸化レシチンなどが、チューインガムベースに加えることができる従来より使用されている乳化剤の例である。以下に定義する生物活性成分または薬剤活性成分が存在する場合には、活性成分を分散させ放出するために配合物にはある種の特異的乳化剤および/または溶解剤を含めてよい。
チューインガムベースを調製する際には、粘稠性を調整しチューインガムベースを軟化させるためのワックスおよび脂肪が従来より使用されている。本発明に関連して、従来より使用されている適当などんなワックス型および脂肪型、たとえば、米糠ワックス、ポリエチレンワックス、石油ワックス(精製パラフィンおよび微結晶性ワックス)、パラフィン、蜜蝋、カルナウバワックス、キャンデリアワックス、ココアバター、脱脂ココア粉など、ならびにたとえば完全もしくは部分水添植物油、または完全もしくは部分水添動物脂肪など、どんな適当な油または脂肪も使用することができる。
一実施形態では、ガムベースがワックスを含まない。
さらに、本発明によればガムベース配合物は、食品医薬品化粧品型染料やレーキなどの着色料、漂白剤、フルーツおよび植物抽出物、二酸化チタン、ならびにそれらの組合せを含んでよい。さらに、有用なチューインガムベース成分には、抗酸化剤、たとえば、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、没食子酸プロピル、トコフェロール、および保存料が含まれる。
以下に定義するチューインガム添加物と混合するチューインガムベース配合物の組成は、調製すべき特定の製品、ならびに所望する最終製品の咀嚼特性および他の感覚特性に依存して実質的に変化してよい。しかし、上記ガムベース成分の典型的な範囲(重量%)は、エラストマー化合物5〜50重量%、エラストマー可塑剤5〜55重量%、充填剤/食感改善剤0〜50重量%、軟化剤5〜35重量%、および抗酸化剤や着色料などの諸成分0〜1重量%である。
本発明によるチューインガムに適用される生分解性ポリエステルコポリマーの重合に適用可能な別の適当な環状エステルモノマーを以下に列挙する。
本発明の一実施形態では、ラクトンモノマーが、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−ブチロラクトン、およびβ−プロピオラクトンの群から選択される。ラクトンモノマーは、さらに、環上にある任意の非カルボニル炭素原子において1個または複数のアルキル置換基またはアリール置換基によって置換されている、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−ブチロラクトン、またはβ−プロピオラクトンも含み、2個の置換基が同じ炭素原子上に含まれている化合物を含む。
上記ラクトンの例は、それだけには限らないが、−カプロラクトン、t−ブチルカプロラクトン、ゼータ−エナントラクトン(enantholactone)、デルタ−バレロラクトン、モノアルキル−デルタ−バレロラクトン、たとえば、モノメチル−、モノエチル−、モノヘキシル−デルタ−バレロラクトンなど;ノンアルキル(nonalkyl)、ジアルキル、およびトリアルキル−イプシロン−カプロラクトン、たとえば、モノメチル−、モノエチル−、モノヘキシル−、ジメチル−、ジ−n−プロピル−、ジ−nヘキシル−、トリメチル−、トリエチル−、トリ−n−イプシロン−カプロラクトン、5−ノニルオキセパン(nonyloxepan)−2−オン、4,4,6−または4,6,6−トリメチル−オキセパン(oxepan)−2−オン、5−ヒドロキシメチルオキセパン−2−オンなど;ベータ−ラクトン、たとえば、ベータ−プロピオラクトン、ベータ−ブチロラクトン、ガンマ−ラクトン、たとえば、ガンマ−ブチロラクトン、またはピバロラクトン(pivalolactone)、ジラクトン、たとえば、ラクチド、ジラクチド、グリコリド、たとえば、テトラメチルグリコリドなど、ケトジオキサノン、たとえば、1,4−ジオキサン−2オン、1,5−ジオキセパン−2−オンなどである。ラクトンは、光学的純粋異性体または2種以上の光学的に異なる異性体からなってよく、あるいは異性体混合物からなってよい。
カルボナートモノマーは、トリメチレンカルボナート、5−アルキル−1,3−ジオキサン−2−オン、5,5−ジアルキル−1,3−ジオキサン−2−オン、または5−アルキル−5−アルキルオキシカルボニル−1,3−ジオキサン−2−オンの群から選択されることが好ましい。
適当な環状カルボナートの例は、エチレンカルボナート、3−エチル−3−ヒドロキシメチルトリメチレンカルボナート、プロピレンカルボナート、トリメチレンカルボナート、トリメチロールプロパンモノカルボナート、4,6ジメチル−l、3−プロピレンカルボナート、2,2−ジメチルトリメチレンカルボナート、1,3−ジオキセパン−2−オン、およびそれらの混合物である。
本発明によるいくつかの異なるカルボナー(carboner)モノマーを適用することができる。カルボナートモノマーは、トリメチレンカルボナート(TMC)が好ましい。
本発明の一実施形態では、分解可能なチューインガムポリマーとして食用ポリエステルを適用することができる。
食用ポリエステルは、少なくとも1種のアルコールと1種の酸をエステル化することによって得られる。
食用ポリエステルは、トリヒドロキシルアルコールおよびジヒドロキシルアルコールの群から選択した少なくとも1種のアルコールと、ジカルボン酸およびトリカルボン酸からなる群から選択される少なくとも1種の酸とを縮合重合反応することによって生成する。
食用または食品等級物質を使用することができる。出発酸および出発アルコールが食品等級物質であるので得られたポリマーは食用である。
アルコール:グリセロール、プロピレングリコール、1,3ブチレンジオール
酸: クエン酸、フマル酸、アジピン酸、リンゴ酸、コハク酸、スベリン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、グルカル酸、グルタミン酸、グルタル酸、アゼライン酸、酒石酸
食用ポリエステルをエラストマー類およびエラストマー可塑剤に置き換えガムベースの1〜80%を形成してよい。
次に、本発明を以下の非限定的な実施例および図でさらに詳細に説明する。
本発明の脈絡では、用語、環境的にまたは生物学的に分解可能ポリマー化合物は、チューインガムが廃棄後、物理的、化学的、および/または生物学的分解を受け、それによって捨てられたチューインガム廃棄物が、廃棄された場所から容易に除去できるようになり、または結果としてもはやチューインガム残片として認知することができない塊または粒子に崩壊し得るチューインガムベース成分をさす。そのような分解可能ポリマーの分解または崩壊は、温度、光、湿気などの物理的要因によって、pHの変化により生じた加水分解などの化学的要因によって、またはポリマーを分解することができる酵素の作用によって実現しまたは誘発することができる。他の有用な実施形態では、ガムベースのポリマー成分はすべて、環境的に分解可能でありまたは生分解性ポリマーである。
最終分解生成物は、二酸化炭素、メタン、および水であることが好ましい。
本発明による生分解性の好ましい定義によれば、生分解性は、自然環境に曝露されたとき、または生物体内に置かれたとき、ある種の有機分子がその特性によって、しばしば加水分解などの純粋に化学的な方法と組み合わせて、酵素的方法または微生物的方法により反応して、単純な化合物を形成し最終的に二酸化炭素、窒素酸化物、および水を形成する特性である。
したがって、本発明のガムベースに一致して適用することができる追加の環境的または生物学的に分解可能なチューインガムベースポリマーの適当な例には、分解可能なポリエステル、ポリカーボナート、ポリエステルアミド、ポリペプチド、ポリリジンなどのアミノ酸ホモポリマー、および、たとえばゼイン加水分解物を含む蛋白質加水分解物など、これらの誘導体を含む蛋白質が含まれる。この型の特に有用な化合物には、ラクチド、グリコリド、トリメチレンカルボナート、δ−バレロラクトン、β−プロピオラクトン、ε−カプロラクトンなどの1種または複数の環状エステルの重合によって得られたポリエステルポリマーが含まれる。そのような分解可能ポリマーは、ブロックポリマーを含めホモポリマーまたはコポリマーでよい。
別段の指示がない限り、本明細書では、用語「分子量」は数平均分子量(Mn)を意味する。
[実施例1]
樹脂調製
ガラス攪拌シャフト、テフロン攪拌ブレード、および底部排出口を備えた円筒ガラス製ジャケット型10Lパイロットリアクタを使用し樹脂試料を生成した。リアクタ内容物の加熱は、外側ジャケットによりシリコーン油を循環させ130℃に自動温度調節することによって実施した。D,L−ラクチド(4.877kg、33.84mol)をリアクタに装入し6時間140℃で加熱溶融させた。D,L−ラクチドの完全溶融後、温度を130℃に下げ、オクト酸第一スズ(1.79g、4.42×10−3mol)、1,2−プロピレングリコール(79.87g、1.050mol)、およびε−カプロラクトン(290.76g、2.547mol)をリアクタに装入した。混合物を均質にした後、130℃で24時間攪拌を継続した。この最終時点で、底部排出口を開け、溶融ポリマーをそのままテフロン引き塗料缶に流し入れた。
生成物の性質決定によってM=5,700g/mol、M=7,100g/mol(オンラインMALLS検出器によるゲル濾過クロマトグラフィ)およびTg=30.7℃(DSC、加熱率10℃/mm)が示された。
[実施例2a]
LMWEエラストマーの調製
以下の通りLMWE試料をドライN下グローブボックス中で合成した。上部式スターラー機を備えた500mL樹脂ケトルに1,2−プロパンジオール(MeCl中22.0%(w/v)溶液を1.82ml)0.40g、およびSn(Oct)(MeCl中4.27%(w/v)溶液を2.2ml)0.094gをドライNガスパージ下で装入した。MeClを15分間Nパージ下で蒸発するにまかせた。次いで、ε−カプロラクトン(170g、1.49mol)、TMC(76g、0.74mol)、およびδ−バレロラクトン(74g、0.74mol)を加えた。樹脂ケトルを130℃の恒温オイルバスに沈め14時間攪拌した。続いて、ケトルをオイルバスから取り出し室温まで冷ました。
生成物の性質決定によってM=57,960g/mol、M=85,910g/mol(オンラインMALLS検出器によるゲル濾過クロマトグラフィ)、およびT=−59.8℃(DSC、加熱率10℃/mm)が示された。
[実施例2b]
LMWEエラストマーの調製
以下の通りLMWE試料をドライN下グローブボックス中で合成した。上部式スターラー機を備えた500mL樹脂ケトルに1,2−プロパンジオール(塩化メチレン中22.0%(w/v)溶液を3.3ml)0.73g、およびSn(Oct)(塩化メチレン中4.27%(w/v)溶液を3.56ml)0.152gをドライNガスパージ下で装入した。15分間Nパージ下で塩化メチレンを蒸発するにまかせた。次いで、ε−カプロラクトン(300g、2.63mol)およびδ−バレロラクトン(215gm、2.15mol)を加えた。樹脂ケトルを130℃の恒温オイルバスに沈め14時間攪拌した。続いて、ケトルをオイルバスから取り出し室温で放冷した。
生成物の性質決定によってM=59,870g/molおよびM=74,220g/mol(オンラインMALLS検出器によるゲル濾過クロマトグラフィ)が示された。
HMWEの調製
以下の通りHMWE試料をドライN下グローブボックス中で合成した。上部式スターラー機を備えた500mL樹脂ケトルにSn(Oct)(塩化メチレン中1.54%(w/v)溶液を2.4ml)0.037gをドライNガスパージ下で装入した。15分間Nパージ下で塩化メチレンを蒸発するにまかせた。次いで、ペンタエリスリトール(0.068g、4.99×l0−4mol)、ε−カプロラクトン(68.0g、0.596mol)、TMC(7.0g、0.069mol)、およびδ−バレロラクトン(33.0g、0.33mol)を加えた。次いで、樹脂ケトルを130℃の恒温オイルバスに沈め、塊りが固化しもはや攪拌できなくなるまで約2〜2.5時間攪拌した。次いで、反応塊を130℃でさらに11.5〜12時間維持し、全反応時間を14時間とした。続いて、ケトルをオイルバスから取り出し室温まで冷ました。
生成物の性質決定によってM=113,900g/molおよびM=369,950g/mol(オンラインMALLS検出器によるゲル濾過クロマトグラフィ)が示された。
[実施例4]
ガムベースの調製
以下のベース配合のガムベースすべてを調製する。
成分 重量%
エラストマーHMWE(ポリマー1) 20
エラストマーLMWE(ポリマー2) 40
樹脂(ポリマー3) 40
ガムベースを以下のように調製する。
たとえば、水平置Z形アームのような混合手段を設けた混合ケトルにHMWEエラストマーを加える。ケトルは、温度約60〜80℃で15分間予め熱しておく。ゴムを小片に砕きケトル上で力学的作用により軟化させる。
混合物が均質になるまで樹脂を静かにエラストマーに加える。次いで、残りの樹脂をケトルに加え10〜20分間混合する。LMWEエラストマーを加え混合物全体が均質になるまで20〜40分間混合する。
次いで、混合物を鍋に注ぎ60〜80℃の注入温度から室温まで冷まし、またはチューインガム成分すべてを連続混合下で適切な順序で加えることによってガムベース混合物をチューインガムに直接使用する。
[実施例5]
チューインガムの調製
すべてのチューインガム配合物を以下のベース配合によって調製する
成分 重量% 重量%
(ミント配合物) (ストロベリー配合物)
ガムベース 40 40
ソルビトール 48.6 48.6
リカシン(Lycasin) 3 3
ペパーミント油 1.5 −
メントール結晶 0.5 −
ストロベリー − 2
アスパルテーム 0.2 0.2
アセスルファム 0.2 0.2
キシリトール 6 6
チューインガム生成物を以下のように調製する。
たとえば、水平置Z形アームのような混合手段を設けた混合ケトルにガムベースを加える。ケトルは、予め温度約60〜80℃で15分間熱しておく。または混合工程は、ガムベース調製物から直接、すなわち一段階操作で続ける。混合工程を60〜80℃の温度でプリフォームする。
ソルビトールの3分の1量をガムベースと共に加え1〜2分間混合する。次いで、ソルビトールの別の3分の1量およびリカシンをケトルに加え2分間混合する。ソルビトールの残余の3分の1量、ペパーミント、およびメントールを加え2分間混合する。次いで、アスパルテームおよびアセスルファムをケトルに加え3分間混合する。キシリトールを加え3分間混合する。次いで、得られたガム混合物を注入し、たとえば、温度40〜48℃の鍋に移す。次いで、ガムをロールし浅く切ってコア、スティック、ボール、四角、任意の他の所望の形にし、場合によっては続いてコーティングおよび仕上げ工程にかけた後パッケージングする。
[実施例6〜10]
Figure 0004343840
ISO8598基準に従い作成した鑑定ブースにて、ランダムの3数字コードを付した無味の40mlプラスチックコップを用いて、感覚パネリスト達に室温でそれらを供することによって5種のチューインガム試料を試験した。それぞれ、咀嚼0〜1分後(初期相1)、1〜2分後(中間1)、2〜3分後(中間2)、4〜5(終期相1)後に試験試料を評価した。各試料試験の間には、パネリスト達を3分間休憩させた。あらゆる試験を繰り返す。
以下の食感パラメータ:柔軟性、靭性、および弾性を評価した。これらのパラメータのそれぞれに関して、パネリストには0〜15の任意の尺度に従ってそれらを評価することを求めた。FIZZコンピュータプログラム(French Bio System)を使用し得られたデータを処理し、結果を図10〜12に示すように感覚プロフィールグラフに変換した。全相において試験チューインガム間の大きな差は以下の通りである。
図1〜4は、以下:ペパーミント、甘味、香味強度、および清涼感の味質パラメータの放出評価を示す。
図1
実施例6〜10では差を観察できない。実施例6の従来のチューインガムおよび部分的生分解性チューインガムは、チューインガムの機能として非常に均一な清涼感を有している。
図2
当初は、実施例8および9は、実施例6、7、および10と比較して香味強度が高い。実施例8および9は、低分子量ポリマーであり、すなわち粘性が低く化合物の香味成分の移動性が高いために香味の放出が早くなる。高分子量ポリマー、すなわち他のすべての実施例よりも粘性が高い実施例10は放出が最も遅い。ガムの咀嚼から2分後、低分子ポリマーの香味料が系から放出され、高分子量ポリマーが優勢になるので形勢は変化している。依然として系に放出するための香味料を高分子量ポリマーが保持していたからである。実施例6と比較して実施例7は、(1分までの咀嚼を除く)全咀嚼時間で放出性が高く、全3種の生分解性ポリマーの混合共同作用性効果を示唆している。
図3
図2によって記載した香味放出プロフィールに続くペパーミントの放出。
図4:
甘味放出プロフィールを全体的な香味強度の放出およびペパーミントで比較する。しかし、実施例10のピーク値は他の実施例よりも遅く、それはこの試料の非常に高い粘性のためで初期相でガムベースに唾液を組み込むことが困難になる。しかし、従来のガムベースポリマーと比較して生分解性ポリマーがより親水性な性質なために、ポリマーが軟化したとき、唾液は非常に早く組み込まれ甘味が高度に放出される。
低粘度ポリマーである実施例8および9は、初期軟化性およびポリマーの親水性の性質の結果として甘味の瞬間高放出を示しており、したがって甘味料がすべて系から放出されるので咀嚼2分後は甘味の放出が非常に少ない。
生分解性ガムベース中への唾液の取込みは、疎水性の従来のガムベースポリマーと比較して早いので、生分解系への甘味の放出はより早くより強烈である。
[実施例11〜14]
Figure 0004343840
ISO8598基準に従い作成した鑑定ブースにて、ランダムの3数字コードを付した無味の40mlプラスチックコップを用いて感覚パネリスト達に室温でそれらを供することによって4種のチューインガム試料を試験した。それぞれ、咀嚼後0〜0.5分後(初期相1)、0.5〜1分後(初期相2)、1〜1.5分後(中間1)、1.5〜2分後(中間2)、2〜2.5分後(中間3)、2.5〜3分後(中間4)、3〜3.5分後(中間5)、3.5〜4分後(中間6)、4〜4.5分後(終期相1)、4.5〜5分後(終期相2)に試験試料を評価した。各試料試験の間には、パネリスト達を3分間休憩させた。あらゆる試験を繰り返す。
図5〜8は、以下の味質パラメータ:ペパーミント、甘味、香味強度、および清涼感の放出評価を示している。
図5
実施例13では、最初の2分間の咀嚼中高い清涼感の放出が示され、従来のガムベース系のPVAを生分解性ポリマーに置換することによって清涼感が改善されたこと示している。他の試料は従来のガムベース系に匹敵する。
図6
香味強度は、従来のガムベース系中の生分解性ポリマーによって主として初期咀嚼相で改善される。最初の2分間の咀嚼中、実施例13では香味強度が高い。初期2分後、香味は消失し強度は実施例11を下回る。実施例12は、香味強度で実施例11に続く。実施例14(12と13の組合せ)では、咀嚼の最終時間で、PVAを生分解性樹脂に置き換えることによって生じた香味強度の消失をLMWEを使用して調整できることが分かる。
図7は、ペパーミントの放出を示す。
初期咀嚼相中、生分解性ポリマーを含む実施例ではペパーミントの放出は最高である。実施例12は、中間および最終咀嚼相中でペパーミントの最高放出を担うLMWE生分解性ポリマーを含む。
図8
実施例6〜10に記載されている通り、図4は、生分解性ポリマーを含み従来のガムベースポリマーよりも親水性である系中に甘味が極めて即座に放出されることを示す。しかし、従来のガムベース系の放出に匹敵するために、分子量、すなわちポリマーの粘度を上げることによって、甘味放出を延長することができる。
要するに、成分の放出は、適用した一種または複数の生分解性ポリマーの分子量を変化させることによって調節できることが実証されている。さらに、ある所定の成分放出プロフィールを有するポリマーを加えることによって、実際に最終の完成したチューインガムの放出プロフィールを改変できることが確立されている。
[実施例15〜18]
Figure 0004343840
ISO8598基準に従い作成した鑑定ブースにて、ランダムの3数字コードを付した無味の40mlプラスチックコップを用いて、感覚パネリスト達に室温でそれらを供することによって3つのチューインガム試料を試験した。290秒中、10秒づつ試験試料を評価した。各試料試験の間には、パネリストを3分間休憩させた。あらゆる試験を繰り返す。
図9は、経時ストロベリー放出を示す。実施例15と比較して実施例16および実施例17では、ストロベリーの量を半減させているが、試料咀嚼時in−vivo経験に影響を与えないことを見てとることができる。実施例17では、粘度を調整するために実施例15に追加の0.5%トリアセチンを添加している。香味料の減少によってガムの粘度が上昇し香味の放出が減少するからである。図9から少なくとも1種の生分解性ポリマーを含む生分解性チューインガムで香味料や活性成分などのチューインガム成分の量を減少できることが結論づけられ、その際、前記生分解性ポリマーの分子量は、少なくとも105000g/mol(Mn)である。
得られた香味の放出が、味蕾が香味で飽和しているのでヒトがどんな差も検出することができない、または検出する可能性が少ないレベルであることをこれは示しているかもしれない。
咀嚼の際の非水溶性成分の放出および放出速度の説明に溶解パラメータを適用することができる。
溶解度は、Δδ=(δ1−δ2)[式中、δ=(E/V)。E=凝集エネルギー、V=モル容量]として示すことができる。
Δδが2未満の場合、溶解度は溶媒(ここでは香味)と、参照により本明細書に組み込む米国特許第5,429,827号のポリマーの間であると推定することができる。溶解パラメータが類似する物質は混合した場合に熱力学的に平衡に達し、反対に、溶解パラメータの異なる物質は分離した場合に平衡に達する。
表1には、従来のチューインガムおよび生分解性チューインガムで使用されるポリマー物質の溶解パラメータを収載する。収載した溶解パラメータは、HildebrandおよびScootによるもの、すなわち、凝集エネルギー密度に基づき、この密度は非極性分子に当てはまり、その場合水素結合の程度はわずかである。
Figure 0004343840
表1から、香味料と従来のガムベース用ポリマー(ブチル、PIBおよびPVA)間のΔδに対して、香味料と生分解性ポリマー間のΔδが高いことが見て取れ、100%生分解性系中の香味料が早く多量に放出される傾向にあることが示されている。
生分解性ポリマーと、図6および7に記載した従来のガムベースポリマーを混合することによって、異なるポリマーから得た所望の特性を有する、すなわち持続的な香味の放出と組み合わせた瞬間放出を得た系を配合することができる。
[実施例18〜20]
Figure 0004343840
ISO8598基準に従い作成した鑑定ブースにて、ランダムの3数字コードを付した無味の40mlプラスチックコップを用いて、感覚パネリスト達に室温でそれらを供することによって3種のチューインガム試料を試験した。試験試料を10秒毎に230秒間評価した。各試料試験の間には、パネリスト達を3分間休憩させた。あらゆる試験を繰り返す。
図10は、経時酸放出を示す。従来のガムベース系である実施例20は、早い初期相において酸を早く放出し、酸を含む生分解性ガムベース系である実施例18および実施例19と比較して強度が低い。極初期相で生分解性チューインガムの貯蔵弾性率(G’)が高い(図13を参照のこと)結果として、実施例18および19の酸の放出は遅く、実施例19での酸の減少が酸放出を比較できるほど低減させることは明らかに認識される。これらの試料の高い貯蔵弾性率(G’)によってチューインガム中に唾液を組み込むことは物理的に困難になる。酸の全放出(曲線下領域)を見ると、実施例18は生分解性チューインガムがより親水性質であるために実施例20よりも酸を多く放出することが分かる。より多くの唾液がチューインガム中に噛み込まれ酸の全放出が高められるからである。
[実施例21〜22]
Figure 0004343840
[実施例23〜63]
Figure 0004343840

Figure 0004343840

Figure 0004343840
表2では、甘味、ペパーミント、清涼感、およびジューシー性に従っていくつかの配合物を評価する。実施例23および44は、それぞれ、従来のガムベースポリマーおよび生分解性ガムベースポリマーに基づく配合物である。実施例44は、この2種のうちで最も甘くジューシーであることが評価される。この2種(実施例23および実施例44)に異なる型の軟化剤を加えることによってチューインガムのジューシー性および甘味が増大し、すなわち系は軟化剤の添加に同じ方式で反応するが、生分解系はよりジューシーで甘いと評価される。より疎水性である従来のガムベース系と比較して、水溶性成分である甘味料はより親水性な生分解性ガムベース系中により早く放出される。唾液が親水系中により早く移送され甘味料を溶解するからである。
[実施例64〜65]
Figure 0004343840
実施例64および65では、従来の医療用ガムベース配合物および生分解性医療用ガムベース配合物を1段階で混合した。チューインガムにはニコチン2mgを配合した。ニコチンの放出をin vivo測定した。
Figure 0004343840
図11および12は、in vivoで測定したニコチンの放出、食感、および味質を示す。本発明によって製造されたチューインガムのニコチンの放出は、互いに似通っており、この生分解性医療用配合物を医療適用に適したものにしていると思われる。
「実施例66」
咀嚼プロフィール
図13および14は、実施例11〜14に対応するチューインガムの流体力学的咀嚼プロフィールを示している。ガムの中心を咀嚼機(CF Jansson)で咀嚼した。咀嚼周波数を1Hzに設定し、pH緩衝液を唾液として使用し、温度を37℃に設定した。咀嚼時間は、15秒、30秒、60秒、および120秒に設定した。咀嚼後、流量計、TA Instruments社製AR1000型で周波数スキャンおいて咀嚼物を測定した。これらの測定の結果は図13および14に見てとることができ、その場合咀嚼時間に対する貯蔵弾性率(G’)およびtan(δ)を記して咀嚼中の食感の変化を示す。
図13および14で、生分解性ポリマーを含むチューインガムはすべて(実施例12〜14)、実施例11の従来のチューインガムの食感に匹敵する食感を有していることは明瞭であると思われる。しかし、初期咀嚼に関しては、甘味料と従来のより疎水性ガムベースからなる相間引力と比べて、甘味料とより親水性な生分解性ガムベースからなる相間引力は強いために生分解性チューインガムは硬い。しかし、非常に短い咀嚼時間内(15秒未満)に、唾液がガム中に組み込まれるので生分解性チューインガムの食感は柔らかくなる。
実際に、G′およびtan(δ)によって説明された食感が経時的に(咀嚼15秒後)により均一になるので、生分解性ポリマーを含むチューインガムの食感は改善された食感になる。
本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの味質成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの活性成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの活性成分の放出を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの食感を示すグラフである。 本発明によるチューインガムの食感を示すグラフである。

Claims (31)

  1. 2種以上の環状エステルの開環重合によって得られた少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーを含み、
    前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量(Mn)が150000g/mol未満であるチューインガムであって、前記チューインガムがさらにチューインガム成分を含み、かつ、非生分解性ポリマーを含まない、チューインガム。
  2. 分子量(Mn)150000g/mol未満の前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーが、得られたチューインガムの初期放出を改善する、請求項1に記載のチューインガム。
  3. 前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量(Mn)が、125000g/mol未満である、請求項1または2に記載のチューインガム。
  4. 前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量(Mn)が、10000g/mol未満である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のチューインガム。
  5. 前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量(Mn)が、6000g/mol未満である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のチューインガム。
  6. 前記チューインガムが、少なくとも異なる2種の生分解性ポリエステルコポリマーを含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のチューインガム。
  7. 前記チューインガム成分が、香味料を含む、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のチューインガム。
  8. 前記香味料が、酸および味質プロフィールに作用し得る他の物質を含む、天然植物成分、精油、エッセンス、抽出物、粉の形をした天然および合成香味料を含む、請求項に記載のチューインガム。
  9. 前記チューインガムが、0.01〜30重量%の量の香味料を含み、前記百分比が前記チューインガムの総重量に対するものである、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のチューインガム。
  10. 前記チューインガムが、0.2〜4重量%の量の香味料を含み、前記百分比が前記チューインガムの総重量に対するものである、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のチューインガム。
  11. 前記香味料が、水溶性成分を含む、請求項9または10に記載のチューインガム。
  12. 前記水溶性成分が、酸を含む、請求項11に記載のチューインガム。
  13. 前記香味料が、非水溶性成分を含む、請求項9または10に記載のチューインガム。
  14. 前記チューインガム成分が、甘味料を含む、請求項1乃至13のいずれか1項に記載のチューインガム。
  15. 前記甘味料が、バルク甘味料を含む、請求項14に記載のチューインガム。
  16. 前記チューインガムが、バルク甘味料を、前記チューインガムの5〜95重量%の量で、より典型的には前記チューインガムの2〜80重量%の量で含む、請求項1乃至15のいずれか1項に記載のチューインガム。
  17. 前記甘味料が、高甘味度甘味料を含む、請求項14に記載のチューインガム。
  18. 前記高甘味度甘味料が、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファム塩、アリテーム、サッカリンおよびその塩、サイクラミン酸およびその塩、グリチルリチン、ジヒドロカルコン、タウマチン、モネリン、ステリオシド(sterioside)を単独でまたは組合せで含む、請求項17に記載のチューインガム。
  19. 前記チューインガムが、高甘味度甘味料を、前記チューインガムの1重量%以下の量で、より典型的には前記チューインガムの0.05〜0.5重量%の量で含む、請求項1乃至18のいずれか1項に記載のチューインガム。
  20. 前記チューインガムが、少なくとも1種の軟化剤を含む、請求項1乃至19のいずれか1項に記載のチューインガム。
  21. 前記少なくとも1種の軟化剤が、脂肪、水添脂肪、水添および部分水添植物油、ココアバター、モノステアリン酸グリセリン、グリセリン三酢酸、レシチン、モノ−、ジ−およびトリグリセリド、アセチル化モノグリセリド、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸などの脂肪酸、それらの混合物を含む、請求項20に記載のチューインガム。
  22. 前記チューインガム成分が、活性成分を含む、請求項1乃至21のいずれか1項に記載のチューインガム。
  23. 前記活性成分が、アセトアミノフェン、アセチルサリチルシル(Acetylsalicylsyre)、ブプレノルフィン、ブロムヘキシン、セルコキシブ(Celcoxib)、コデイン、ジフェンヒドラミン、ジクロフェナク、エトリコキシブ、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ルミラコキシブ(Lumiracoxib)、モルヒネ、ナプロキセン、オキシコドン、パレコキシブ、ピロキシカム、プソイドエフェドリン、ロフェコキシブ、テノキシカム、トラマドール、ヴァルデコキシブ、炭酸カルシウム、マガルドラート(Magaldrate)、ジスルフィラム、ブプロピオン、ニコチン、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、クロトリマゾール、エリスロマイシン、テトラサイクリン、グラニセトロン、オンダンセトロン、プロメタジン(Prometazin)、トロピセトロン、ブロムフェニラミン、セテリジン(Ceterizin)、レコ−セテリジン(leco−Ceterizin)、クロルシクリジン(Chlorcyclizine)、クロルフェニラミン、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、ドキシルアミン(Doxylamine)、フェノフェナジン(Fenofenadin)、グアイフェネシン、ロラチジン(Loratidin)、デス−ロラチジン(des−Loratidin)、フェニルトロキサミン(phenyltoloxamine)、プロメタジン、ピリダミン(Pyridamine)、テルフェナジン(Terfenadin)、トロキセルチン(Troxerutin)、メチルドパ、メチルフェニデート、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジウム、クロルヘキシジン、エカベト−ナトリウム、ハロペリドール、アロプリノール、コルチニン(Colchinine)、テオフィリン、プロパノロール(Propanolol)、プレドニゾロン、プレドニゾン、フッ化物、尿素、ミコナゾール、アクトット(Actot)、グリベンクラミド、グリピジド(Glipizide)、メトホルミン、ミグリトール、レパグリニド、ロシグリタゾン、アポモルフィン、シアリス、シルデナフィル、バルデナフィル、ジフェノキシレート、シメチコン、シメチジン、ファモチジン、ラニチジン、ラチニジン(Ratinidine)、セトリジン(cetrizin)、ロラタジン、アスピリン、ベンゾカイン、デキストロメトルファン、エフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シサプリド、ドンペリドン、メトクロプラミド、アシクロビル、ジオクチルスルホスクシナート(Dioctylsulfosucc.)、フェノールフタレイン、アルモトリプタン、エレトリプタン、エルゴタミン、ミゲア(Migea)、ナラトリプタン、リザトリプタン、スマトリプタン、ゾルミトリプタン、アルミニウム塩、カルシウム塩、第一鉄塩、銀塩、亜鉛塩、アンフォテリシンB、クロルヘキシジン、ミコナゾール、トリアムシノロンアセトニド(Triamcinolonacetonid)、メラトニン、フェノバルビトール(Phenobarbitol)、カフェイン、ベンゾジアゼピネル(Benzodiazepiner)、ヒドロキシジン、メプロバメート、フェノチアジン、ブクリジン(Buclizine)、ブロメタジン(Brometazine)、シンナリジン、シクリジン(Cyclizine)、ジフェンヒドラミン、ジメンヒドリナート、ブフロメジル(Buflomedil)、アンフェタミン、カフェイン、エフェドリン、オルリスタット、フェニルエフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、シブトラミン、ケトコナゾール、ニトログリセリン、ニスタチン、プロゲステロン、テストステロン、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ピロカルピン(Pilocarpin)、アミノ酢酸アルミニウム、シメチジン、エソメプラゾール、ファモチジン、ランソプラゾール、酸化マグネシウム、ニザチド(Nizatide)および/またはラチニジン(Ratinidine)あるいはそれらの誘導体および混合物の群より選択される、請求項22に記載のチューインガム。
  24. 記2種以上の環状エステルが、グリコリド、ラクチド、ラクトン、環状カルボナート、またはそれらの混合物の群から選択される、請求項1乃至23のいずれか1項に記載のチューインガム。
  25. 前記ラクトンが、ε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−ブチロラクトン、およびβ−プロピオラクトンの群から選択され、該群は、さらに、環上にある任意の非カルボニル炭素原子において1個または複数のアルキル置換基またはアリール置換基によって置換されているε−カプロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−ブチロラクトン、またはβ−プロピオラクトンも含み、2個の置換基が同じ炭素原子上に含まれている化合物を含む、請求項24に記載のチューインガム
  26. 前記環状カルボナートが、トリメチレンカルボナート、5−アルキル−1,3−ジオキサン−2−オン、5,5−ジアルキル−1,3−ジオキサン−2−オン、または5−アルキル−5−アルキルオキシカルボニル−1,3−ジオキサン−2−オン、エチレンカルボナート、3−エチル−3−ヒドロキシメチル、プロピレンカルボナート、トリメチロールプロパンモノカルボナート、4,6ジメチル−1,3−プロピレンカルボナート、2,2−ジメチルトリメチレンカルボナート、および1,3−ジオキセパン−2−オンならびにそれらの混合物の群から選択される、請求項24に記載のチューインガム。
  27. 前記チューインガムが、充填剤を含む、請求項1乃至26のいずれか1項に記載のチューインガム。
  28. 前記チューインガムが、充填剤を、前記チューインガムの1〜40重量%の量で含む、請求項1乃至27のいずれか1項に記載のチューインガム。
  29. 前記チューインガムが、少なくとも1種の着色料を含む、請求項1乃至28のいずれか1項に記載のチューインガム。
  30. 前記チューインガムが、前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーからなる、少なくとも1種の生分解性エラストマーおよび少なくとも1種の生分解性可塑剤を含み、
    該少なくとも1種の生分解性エラストマーは、前記チューインガムの0.5〜70重量%の量で含まれ
    該少なくとも1種の生分解性可塑剤は、前記チューインガムの0.5〜70重量%の量で含まれ
    前記チューインガムが、さらに、前記チューインガムの約2〜約80重量%の量の、軟化剤、甘味料、香味料、活性成分、および充填剤の群から選択される少なくとも1種のチューインガム成分を含む、請求項1乃至29のいずれか1項に記載のチューインガム。
  31. 2種以上の環状エステルの開環重合によって得られた少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーを含み、
    前記少なくとも1種の生分解性ポリエステルコポリマーの分子量(Mn)が150000g/mol未満であり、かつ、非生分解性ポリマーを含まない、ガムベース。
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