JP4343746B2 - シール材成形装置 - Google Patents

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本発明は、シール材の成形装置に関する。さらに詳しくは、2以上の部品の合わせ面に気密性や液密性をもたせるためのシール材を形成する装置に関する。
シール材の成形は、あらゆる産業分野のあらゆる装置、物品において必要とされるが、その一例としてハードディスクカバーがある。ハードディスクカバーHCは、図5に示すように、浅皿状の容器Csと、その開口面を覆う蓋板Cvと、両者をシールする紐状のシール材Sとからなる。容器Csの周縁部には、環状に接着剤aが塗布されており、この接着剤の上にシール材Sを置いた状態で、蓋板Cvを容器Csの上面にビス止めすると、ハードディスクカバーHCが完成する。もちろん、内部には、ハードディスクが収容される。本発明は、このようなハードディスクカバーHCを含め、2以上の部品の合わせ面にシール材を形成するための成形装置に関する。
従来のシール材成形装置として、トランスファ成形機タイプが使用されている(非特許文献1)。この従来例を図6に基づき説明すると、成形機フレーム100の上面に固定盤101を設け、その上方に可動盤102を配置している。固定盤101の下方には油圧シリンダ103が配置され、この油圧シリンダ103のロッドと前記可動盤102とは連結ロッド104で連結されている。そして、固定盤101と可動盤102との間には、上金型M1と下金型M2からなる成形金型Mが固定的に配置される。
下金型M2には、ハードディスクカバーHCの容器Csが置かれ、上金型M1中にはシール材Sを注入するノズル、ゲート等が組込まれており、加温した樹脂が下金型M2上の容器Csに形成されている接着剤の上に注入できるようになっている。
したがって、上下金型間にハードディスクカバーHCの容器を置き、油圧シリンダ103で上下金型Mを型締めして、シール材とすべき樹脂を注入し、その後、油圧シリンダ103で上下金型Mを開き、シール材成形済みの容器を取り出せば、1個の成形が完了する。
ところが、上記従来例では、1回のプレス工程毎にシール材成形済みの容器を取出す手作業が必要であるので、生産性が向上しない。また、油圧シリンダ103を用いていると油汚染の可能性があるが、汚染を極度に忌避するハードディスクカバーの成形には適しないという問題がある。
新版機械工学便覧C1−産業機械・装置88頁 昭和63年11月25日発行 社団法人日本機械学会
本発明は上記事情に鑑み、生産性を向上できるシール材成形装置を提供することを目的とする。また、汚染が生じにくいシール材成形装置を提供することを目的とする。
第1発明のシール材成形装置は、クラウンとベッドとを有するプレスフレームと、前記クラウンの下面側に取付けられる上金型と、前記ベッドの上面に設置される型締め手段と、該型締め手段の上面に設けられ、下金型が設置される可動盤と、前記プレスフレームの左右両側に、それぞれ設けられた左テーブルおよび右テーブルと、前記可動盤と前記左・右テーブルの間で、前記下金型を往復移動させる横移動手段とからなり、前記型締め手段が、ウエッジ式昇降機構であることを特徴とする
第2発明のシール材成形装置は、第1発明において、前記横移動手段が、前記可動盤と前記左・右テーブルとの間に設置されたレールと、前記下金型を前記レール上で転動させる車輪と、該車輪を駆動する駆動源とからなることを特徴とする。
第1発明によれば、下金型を2個用い、一方の下金型で成形している間に、他方の下金型を左右いずれか一方のテーブルに横移動させて、成形済みのプレートを取出したり、成形予定のプレートを下金型にセットする準備作業が行える。また、一方の下金型での成形が終了すると、直ちに左右いずれか他方のテーブルに横移動させ、その間に他方の下金型を可動盤上に横移動させることができる。したがって、準備作業と成形工程がほぼ同時的に進行するので、ロスタイムが生じず、生産性が向上する。さらに、型締め手段がウエッジ式昇降機構であるので油汚染が生じず、汚染のない製品を成形することができ、かつ汚染防止処置も不要となる。
発明によれば、駆動源で下金型の車輪を回転させると、下金型がレール上で円滑に動くので、下金型の迅速な横移動が可能であり、生産性を向上させることができる。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るシール材成形装置の正面図、図2は同シール材成形装置の平面図、図3は同シール材成形装置の側面図、図4は同シール材成形装置の動作説明図である。
図1〜図3において、1はプレスフレームであり、クラウン2とベッド3を4本のコラム4で連結した構造となっている。
前記クラウン2の下面には、1個の上金型M1が固定的に取付けられるようになっている。この上金型M1は従来技術のものと同様の構成で、合成樹脂材料を注入成形するためのノズルやゲートを備えている。
前記ベッド3の上面には、型締め手段であるウエッジ機構を設置し、その上面には可動盤5が取付けられている。この可動盤5の上面には下金型M2が設置される。この下金型M2の構造は、従来技術と同様で、シール材の成形が必要な物品、例えばハードディスクカバーHCの容器Csが嵌まる凹所などが形成されている。
前記プレスフレーム1の左右両側には、左テーブル10と右テーブル20が設置されている。各テーブル10,20はそれぞれの架台11,21の上部にテーブル12,22を固定した構造である。また、その高さは、可動盤5が下降した状態の高さと同じである。
つぎに、横移動手段を、図1および図2に基づき説明する。
前記可動盤5の上面には左右方向に延びるレール53が設置されている。左テーブル10のテーブル12の上面にも左右方向に延びるレール13が設置され、右テーブル20のテーブル22の上面にも左右方向に延びるレール23が設置されている。
下金型M2は2台あり、符号M2a,M2bで示す。
各下金型M2a,M2bには車輪31が取付けられて、各レール53,13,23上を転動するようになっている。また、各下金型M2a,M2bには駆動源であるモータ32が取付けられて、前記車輪31を回転駆動できるようになっている。
よって、2個の下金型M2a,M2bは、それぞれ可動盤5と右テーブル20の間、そして、可動盤5と左テーブル10の間を、往復動させることができる。
つぎに、型締め手段であるウエッジ式昇降機構40を、図3に基づき説明する。
プレスフレーム1のベッド3の上側に固定フレーム41が固定され、前記可動盤5の下面に昇降フレーム42が固定されている。そして、昇降フレーム42は、適宜のガイドで上下方向の昇降が案内されている。
前記固定フレーム41の上面には下スライドガイド43が取付けられ、前記昇降フレーム42の下面には上スライドガイド44が取付けられている。そして、上スライドガイド44は下スライドガイド44に対し傾斜している。
上下のスライドガイド43,44の間にはクサビ45が配置され、サーボモータ46で回転駆動されるネジジャッキ機構(図示せず)により進退されるようになっている。したがって、サーボモータ46を正逆回転させると、クサビ45が進退し、昇降フレーム42が昇降する。この昇降フレーム42の上昇によって可動盤5が上昇すると、上下金型M1,M2が型締めされ、昇降フレーム42が下降して可動盤5が下降すると、上金型M1から離れて下金型M2が下降することになる。
つぎに、図4に基づき、本実施形態のシール材成形装置の成形動作を説明する。
(A)図は2個の下金型のうち、一方の下金型M2aを用いて成形している状態を示している。この成形中、他方の下金型M2bは左テーブル10上に引き出されている。この状態で、下金型M2bから成形済みの製品を取出し、成形予定のプレートを下金型M2b内に入れる準備作業を行える。
つぎに、作業中だった下金型M2aでの成形を終えると、(B)図に示すように、右テーブル20に下金型M2aを引き出し、同時に他方の下金型M2bを可動盤5上に移動させる。そして、この下金型M2bで成形を開始し、成形中に右テーブル20上の下金型M2aから成形済みの製品を取出し、次に成形予定のプレートを入れておく。
その後は、上記の動作を繰返すと、ロスタイムなしに次々と成形を行なえるので、生産性が向上する。
そして上記の成形作業中において、下金型M2a,M2bはウエッジ式昇降機構40で昇降するので、油により汚染されることがない。このことは、とりわけ汚染を嫌うハードディスクカバーの成形に適していることを意味する。
また、2台の下金型M2a,M2bは、レール53,13,23上を車輪31で横行するので、移動が短時間で、円滑に行なえる。この面からも生産性が向上する。
本発明は、シール材の成形が必要な部品であれば、ハードディスクカバーに限らず、あらゆる産業分野のあらゆる装置、物品に適用することができる。
本発明の一実施形態に係るシール材成形装置の正面図である。 同シール材成形装置の平面図である。 同シール材成形装置の側面図である。 同シール材成形装置の動作説明図である。 ハードディスクカバーHCの分解斜視図である。 従来のシール材成形装置の正面図である。
1 プレスフレーム
2 クラウン
3 ベッド
10 左テーブル
20 右テーブル
13 レール
23 レール
53 レール
40 ウエッジ式昇降機構
M1 上金型
M2a 下金型
M2b 下金型

Claims (2)

  1. クラウンとベッドとを有するプレスフレームと、
    前記クラウンの下面側に取付けられる上金型と、
    前記ベッドの上面に設置される型締め手段と、
    該型締め手段の上面に設けられ、下金型が設置される可動盤と、
    前記プレスフレームの左右両側に、それぞれ設けられた左テーブルおよび右テーブルと、
    前記可動盤と前記左・右テーブルの間で、前記下金型を往復移動させる横移動手段とからなり、
    前記型締め手段が、ウエッジ式昇降機構である
    ことを特徴とするシール材成形装置
  2. 前記横移動手段が、前記可動盤と前記左・右テーブルとの間に設置されたレールと、前記下金型を前記レール上で転動させる車輪と、該車輪を駆動する駆動源とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のシール材成形装置。
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