JP4342271B2 - 空気調和装置および空調方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置および空調方法に関する。
従来、空気調和装置としては、中間期、冬期の省エネルギー手法としての外気冷房、フリーク−リング装置などが採用されている。
ここで、外気冷房とは、中間期、冬期などの外気の冷熱を利用して冷房を行うことにより、冷凍機負荷を軽減する省エネルギー手法をいい、年間を通じて冷房負荷のあるオフィスビルや店舗などで、単一ダクト方式が採用されている場合に効果的である(例えば、非特許文献1参照)。
また、フリークーリング装置とは、年間を通して冷房を必要とする装置において、外気温度が低下する冬期に冷凍機を使用せず、冷却塔を利用して必要な冷水を製造する装置のことをいい、冷水製造に係るエネルギーを低減し、ランニングコストの削減を可能としている(例えば、非特許文献2参照)。
図9は、外気冷房を採用した従来の空気調和装置の一例を示す(例えば、特許文献1,2、非特許文献1参照)。
室内1には、空調機4から空気を送る給気ダクト2と、室内空気を還気する還気ダクト3が配設されている。還気ダクト3は、還気ファン3aとモータダンパ3bとを備え、合流点3cにおいて、空調機4に連絡する外気取入ダクト5と合流している。また、還気ダクト3は、還気ファン3aとモータダンパ3bとの間に位置する分岐部3dにおいて、モータダンパ6aを備えた排気ダクト6と合流している。
空調機4には、冷水コイル7と加湿器8と給気ファン9とが配置されている。冷水コイル7には、冷凍機10に連絡する往水路11と還水路12とが連絡している。往水路11は制御弁11aを備え、還水路12は冷水ポンプ12aを備えている。冷凍機10には、冷却塔13に連絡する往水路14と還水路15とが連絡している。還水路15は冷却水ポンプ15aを備えている。
この空気調和装置では、還気ダクト3に備えたモータダンパ3bにより排気量と還気量の比率を変える構成が取られている。
夏期においては、例えば、外気を20%取り込み、モータダンパ3bによって80%を還気し、20%を排気する運転が行われている。この際、冷凍機10は、7℃の冷水を往水路11に送り出し、冷水コイル7では導入された空気との熱交換により12℃(Δt=5℃)の冷水を還水路12を介して還水するという循環路が形成される。
そして、外気温が低い中間期は、モータダンパ3bを閉じて、空調機4の全風量を外気導入する運転が取られている。
図10は、冷却塔利用のフリークーリングを採用した従来の空気調和装置の一例を示す(例えば、特許文献3、非特許文献2参照)。
この空気調和装置では、図9に示す空気調和装置において、空調機4内に冷却塔13に連絡する冷水コイル16を追加した点で相違する。
冷水コイル16と冷却塔13とは、冷水コイル16側の往水路18および還水路19と、冷却塔13側の往水路20および還水路21とが、熱交換器17を介して連絡している。両者の還水路19,21には、それぞれ冷却水ポンプ19a,21aを備えている。
この空気調和装置では、冷凍機10休止時の冷却塔13を利用して、中間期および冬期の冷房を行なうことができる。
図11は、冷媒自然循環利用のフリークーリングを採用した従来の空気調和装置の一例を示す(例えば、特許文献4参照)。
この空気調和装置では、図9に示す空気調和装置において、専用の凝縮器機23を設置するとともにこの専用の凝縮器機23に連絡する冷媒コイル22を空調機4内に追加した点で相違する。
専用の凝縮器機23と冷媒コイル22とには、圧縮機24aを備えた往路24と復路膨張弁25aを備えた還路25とが連絡している。
この空気調和装置では、専用の凝縮器機23を利用して、中間期および冬期の冷房を行なうことができる。
特開2001−82763号公報 特開2000−121130号公報 特開2001−50562号公報 特公平7−62539号公報 空気調和・衛生工学第77巻第6号99頁(社団法人空気調和・衛生工学発行) 空気調和・衛生工学第73巻第6号57頁(社団法人空気調和・衛生工学発行)
しかし、図9に示す空気調和装置では、冬期には外気冷房は行わない。その理由は、外気量が増大すると室内相対湿度の確保のため、加湿量の増大に伴う負荷が大きくなり、省エネルギー効果が小さくなってしまうためである。
また、図10に示す空気調和装置では、冷凍機運転が優先となるため、空調機4側からフリークーリングの要求があっても冷凍機10が運転している場合は、フリークーリングができずに省エネルギー効果が小さくなる。また、専用の熱交換器17,ポンプ19a,21a、往水路18、還水路19、往水路20、還水路21および設置スペースが必要となる。
また、図11に示す空気調和装置では、空調機4側からフリークーリングの要求があれば運転可能であるが、凝縮器、熱交換器、配管および設置スペースが必要である。また、中間期は直接外気を直接利用できないため、省エネルギー効果は多く望めない。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、冬期において冷凍機負荷を軽減するとともに加湿負荷を増大しないで外気冷房運転を可能とした空気調和装置および空調方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、冷水コイル、加湿器および給気ファンを備えた空調機と、前記空調機に連絡する外気取入ダクトと、前記空調機と室内側とを連絡する給気ダクトと、モータダンパを備え、前記室内側と前記外気取入ダクトとを連絡する還気ダクトと、前記還気ダクトに連絡する排気ダクトと、モータダンパを備え、前記排気ダクトと前記外気取入ダクトとを連絡するバイパスダクトと、前記冷水コイルに循環水路を介して連絡する冷凍機とを有し、前記排気ダクトに、前記バイパスダクトより下流側に排気ファンを備え、前記外気取入ダクトに、前記バイパスダクトが接続する箇所の外気の上流側にモータダンパを備え、前記冷水コイルと前記冷凍機とを結ぶ前記水路に、前記冷水コイルの還水路側に第2の冷水コイルを備えるとともに、前記外気取入ダクトに備えた前記モータダンパと前記外気取入ダクトのバイパスダクト接続箇所との間において、前記第2の冷水コイルを前記外気取入ダクトに装着して成ることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、冷水コイルと、加湿器と、給気ファンと、前記冷水コイル側の空気導入側に設けた空気取入口とを有する空調機と、室内側と前記空調機の給気ファンの給気側とを連絡する給気ダクトと、前記室内側に連絡する還気ダクトと、大気側に連絡する排気ダクトと、大気側に連絡する外気取入ダクトと、前記空気取入口と連絡する空気取入室と、前記還気ダクトと連絡するとともに第1のモータダンパを介して前記空気取入室と連絡する還気取入室と、排気ファンを有するとともに前記排気ファンを介して前記排気ダクトと連絡し、かつ第2のモータダンパを介して前記還気取入室と連絡する排気取入室と、第2の冷水コイルを有するとともに前記外気取入ダクトと連絡し、かつ第3のモータダンパを介して前記空気取入室と連絡し、第4のモータダンパを介して前記排気取入室と連絡する外気取入室と、前記冷水コイルと第2の冷水コイルとに循環水路を介して連絡する冷凍機とを備えたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の空気調和装置を用いた空調方法において、夏期には、前記バイパスダクトの前記モータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトから室内条件より必要な量だけ導入した外気を、前記第2の冷水コイルにて予冷し、前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空調機に供給し、前記還気を除く室内排気を前記排気ファンにより排気する冷水温度差が大きく取れる省エネルギー運転を行い、中間期には、前記還気ダクトおよび前記バイパスダクトの前記各モータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、前記排気ファンにより室内還気はそのまま排気として排出する外気冷房運転を行い、冬期には、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、導入した前記外気により前記第2の冷水コイルにおいて還水路の水を冷却した後、室内条件から必要な量である一部の外気を前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空調機に供給し、残りの外気を前記バイパスダクトを用いて前記排気ファンにより室内排気と合せて排気する外気冷房運転を行うことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2記載の空気調和装置を用いた空調方法において、夏期には、前記第1のモータダンパ、前記第2のモータダンパおよび前記第3のモータダンパを開き、前記第4のモータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトから導入した外気を、前記第2の冷水コイルにて予冷し、前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空気取入室を介して前記空調機に供給し、前記還気を除く室内排気を前記排気ファンにより排気する冷水温度差が大きく取れる省エネルギー運転を行い、中間期には、前記第2のモータダンパおよび前記第3のモータダンパを開き、前記第1のモータダンパおよび前記第4のモータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、前記排気ファンにより室内還気はそのまま排気として排出する外気冷房運転を行い、冬期には、前記第1のモータダンパ、前記第2のモータダンパ、前記第3のモータダンパおよび前記第4のモータダンパを開き、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、導入した前記外気により前記第2の冷水コイルにおいて還水路の水を冷却した後、室内条件から必要な量である一部の外気を前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空気取入室を介して前記空調機に供給し、残りの外気を前記排気取入室を介して前記排気ファンにより室内排気と合せて排気する外気冷房運転を行うことを特徴とする。
本発明によれば、夏期には、第2の冷水コイルで外気を予冷することにより、通常の方式に比べて温度差を大きくとれるため、冷水量を小さくでき、冷水ポンプの動力低減ができる省エネルギー運転が可能となる。
また、中間期には、通常の外気冷房と同じ外気冷房運転を行うことができる。
さらに、冬期には、従来行われていなかった外気冷房運転を行うことができる。すなわち、外気を100%導入し、例えば、20%を空調機に供給し、残りの80%をバイパスダクトを用いて排気ファンにより室内排気と合せて排気し、同時に、空調機のコイル出口冷水を第2の冷水コイルにて導入した外気で冷却して冷凍機に返すことにより、冷凍機負荷を軽減することができ、かつ空調機への導入外気量が20%であるため、加湿負荷が増大しないという特有の効果を奏することができる。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る空気調和装置を示す(請求項1,3に対応)。
室内30には、空調機40から空気を送る給気ダクト31と、室内空気を還気する還気ダクト32が配設されている。空調機40には、外気取入ダクト33が配設されている。
還気ダクト32は、風量制御を行うモータダンパ32aを備え、合流点32bにおいて、空調機40に連絡する外気取入ダクト33と合流している。また、還気ダクト32は、風量制御を行うモータダンパ32aより上流側に位置する分岐部32cにおいて、排気ダクト34と合流している。
合流部32bより上流側の外気取入ダクト33と分岐部32cより下流側の排気ダクト34との間の合流部35a,35bには、バイパスダクト35が配設されている。
外気取入ダクト33は、風量制御を行うモータダンパ33aを備えている。
排気ダクト34は、排気量に応じて可変速制御を行う排気ファン34aおよびモータダンパ34bを備えている。
空調機40には、冷水コイル41と加湿器42と給気ファン43とが配置されている。冷水コイル41には、冷凍機44に連絡する往水路45と還水路46とが連絡している。往水路45は制御弁45aを備え、還水路46は第2の冷水コイル46aおよび冷水ポンプ46bを備えている。
第2の冷水コイル46aは、合流部35aとモータダンパ33aとの間の外気取入ダクト33に装着されている。
冷凍機44には、冷却塔47に連絡する往水路48と還水路49とが連絡している。還水路49は冷却水ポンプ49aを備えている。
次に、斯くして構成された本実施形態の作用を説明する。
図2は、冬期における外気冷房運転を示す。
この運転時には、冷凍機44では、冷却塔47の還水路49を介して送られて来る冷水を利用して、7℃の冷水を製水し、その7℃の冷水を往水路45を介して空調機40の冷水コイル41へ供給し、その後、第2の冷水コイル46aにおいて外気と熱交換を行った後に、再び冷凍機44に戻る循環路を形成する。
次に、外気取入ダクト33を介して外気を100%導入する。この導入した外気を還水路46側の水により第2の冷水コイル46aと熱交換して加温する。これによって、空調機40の冷水コイル41から14℃で出てきた水が12℃に冷却される。
次に、バイパスダクト35のモータダンパ35cの風量制御によって、例えば、80%の外気がバイパスダクト35側へ流れ、残りの20%の外気が還気ダクト32を介して戻される還気とともに空調機40に供給される。還気ダクト32では、モータダンパ32aの風量制御によって80%の空気が還気として空調機40へ戻され、残りの20%の空気が排気される。
次に、空調機40で処理された給気は、給気ダクト31を介して室内30へ送り出される。
次に、室内30の還気は、還気ダクト32を介して搬送され、モータダンパ32aの風量制御によって80%の空気が還気として再び空調機40へ送られ、20%が排気として排気ファン34aによって排気される。
以上のように、本実施形態においては、第2の冷水コイル46aは、冬期には、還冷水冷却用として機能する。
そして、第2の冷水コイル46aは、空調機40の冷水コイル41の出口冷水を外気で冷却して冷凍機44に返すので、冷凍機負荷を軽減することができる。
しかも、空調機40への導入外気量は20%であるため、加湿器42の負荷が増大せず、従来では避けられていた冬期の外気冷房運転が可能となる。
図3は、夏期における省エネルギー運転を示す。
この運転時には、冷凍機44では、冷却塔47の還水路49を介して送られて来る冷却水を利用して、7℃へ冷水を冷凍し、その7℃の冷水を往水路45を介して空調機40の冷水コイル41へ供給し、その後、第2の冷水コイル46aにおいて外気と熱交換を行った後に、再び冷凍機44に戻る循環路を形成する。
次に、通常の空調機の運転と同様に、導入外気量は例えば、20%とする。この導入した外気は、第2の冷水コイル46aにおいて還水路46側の水によって予冷される。これによって、空調機40の冷水コイル41から14℃で出てきた水が16℃に加温される。
次に、予冷された20%の外気は、還気ダクト32を介して戻される80%の還気とともに空調機40に供給される。
次に、空調機40で処理された給気は、給気ダクト31を介して室内30へ送り出される。
次に、室内30の排気は、還気ダクト32を介して搬送され、モータダンパ32aの風量制御によって80%の空気が還気として再び空調機40へ送られ、20%が排気として排気ファン34aによって排気される。
以上のように、本実施形態においては、第2の冷水コイル46aは、夏期には、外気予冷用として機能する。
従って、空調機40において、導入される外気が予冷されているため、従来の方式に比べて温度差を大きく取れることとなり、冷水量を小さくでき、冷水ポンプ46bの動力を低減できる。
図4は、中間期の運転を示す。
この運転時には、冷凍機44では、冷却塔47の還水路49を介して送られて来る冷却水を利用して、7℃へ冷水を冷凍し、その7℃の冷水を往水路45を介して空調機40の冷水コイル41へ供給し、その後、第2の冷水コイル46aにおいて外気と熱交換を行った後に、再び冷凍機44に戻る循環路を形成する。
次に、還気ダクト32のモータダンパ32aと、バイパスダクト35のモータダンパ35cを閉じ、室内30側の還気を100%排気する。
次に、通常の空調機の運転と同様に、導入外気量は100%とする。この導入した外気は、還水路46側の水を第2の冷水コイル46aと熱交換して予冷または加温される。これによって、空調機40の冷水コイル41から14℃で出てきた水が13℃〜15℃にされる。つまり、外気温度が室温より高い場合には15℃となり、外気温度が室温より低い場合には13℃となる。
以上により、本実施形態によれば、第2の冷水コイル46aによる熱交換により、通常の空調機よりも外気の冷熱を有効に利用して冷房を行うことが可能となり、冷凍機44の負荷を軽減することができる。
図5は、本発明の第二実施形態に係る空気調和装置を示す(請求項2,4に対応)。
本実施形態に係る空気調和装置は、第一実施形態における空調機40と第2の冷水コイル46aとバイパスダクト35と排気ファン34aとを一体化して筐体50内に配置した点で、第一実施形態に係る空気調和装置とは相違する。
空調機40は、第一実施形態と同様に、冷水コイル41と、加湿器42と、給気ファン43とを有し、筐体50内に設置されている。そして、室内側に連絡する給気ダクト31と給気ファン43の給気側とを連絡する連絡口51を筐体50に設け、かつ、冷水コイル41側の空気導入側に空気取入口52を筐体50内に設けている。
筐体50には、空調機40の空気取入口52側に、空気取入室53と、還気取入室54と、排気取入室55と、外気取入室56とを設けている。
空気取入室53と、空気取入口52とは連絡している。
還気取入室54は、室内側と連絡する還気ダクト32との連絡口54aを有するとともに第1のモータダンパ54bを介して空気取入室53と連絡している。
排気取入室55は、排気ファン55aを有するとともに排気ファン55aと排気ダクト34との連絡口55bを有し、かつ第2のモータダンパ55cを介して還気取入室54と連絡している。
外気取入室56は、第2の冷水コイル56aを有するとともに外気取入ダクト33との連絡口56bを有し、かつ第3のモータダンパ56cを介して空気取入室53と連絡し、第4のモータダンパ56dを介して排気取入室55と連絡している。
次に、斯くして構成された本実施形態に係る空気調和装置の作用を説明する。
図6は、冬期における外気冷房運転を示す。
この運転時には、冷凍機44では、冷却塔47の還水路49を介して送られて来る冷却水を利用して、7℃へ冷水を冷凍し、その7℃の冷水を往水路45を介して空調機40の冷水コイル41へ供給し、その後、第2の冷水コイル46aにおいて外気と熱交換を行った後に、再び冷凍機44に戻る循環路を形成する。
次に、第1のモータダンパ54b、第2のモータダンパ55c、第3のモータダンパ56cおよび第4のモータダンパ56dを開き、外気取入ダクト33を介して外気を100%導入し、導入した外気を第2の冷水コイル56aにおいて還水路の水により加温する。
次に、第3のモータダンパ56cと第4のモータダンパ56dとで風量制御を行い、導入した外気の例えば80%を排気取入室55へ導き、残りの20%の外気を空気取入室53へ導く。そして、第1のモータダンパ54bと第2のモータダンパ55cとで風量制御を行い、還気の80%を還気取入室54から空気取入室53へ導き、残りの20%を排気取入室55へ導く。
次に、空気取入室53では、20%の外気と80%の還気とを空気取入口52を介して空調機40へ送り出す。
次に、排気取入室55では、残りの80%の外気と20%の室内排気とを合わせて排気ファン55aにより排気する。
次に、空調機40で処理された給気は、給気ダクト31を介して室内30へ送り出される。
次に、室内30の還気は、還気ダクト32を介して搬送される。
以上のように、本実施形態においても、第2の冷水コイル56aは、冬期には、還冷水冷却用として機能する。
そして、第2の冷水コイル56aは、空調機40の冷水コイル41の出口冷水を外気で冷却して冷凍機44に返すので、冷凍機負荷を軽減することができる。
しかも、空調機40への導入外気量は20%であるため、加湿器42の負荷が増大せず、従来では避けられていた冬期の外気冷房運転が可能となる。
図7は、夏期における省エネルギー運転を示す。
この運転時には、冷凍機44では、冷却塔47の還水路49を介して送られて来る冷却水を利用して、7℃へ冷水を冷凍し、その7℃の冷水を往水路45を介して空調機40の冷水コイル41へ供給し、その後、第2の冷水コイル46aにおいて外気と熱交換を行った後に、再び冷凍機44に戻る循環路を形成する。
次に、外気取入ダクト33のモータダンパ33aにより外気導入量を例えば20%に制御して導入し、第1のモータダンパ54b、第2のモータダンパ55cおよび第3のモータダンパ56cを開き、第4のモータダンパ56dを閉じ、外気取入ダクト33から導入した外気を、第2の冷水コイル56aにて予冷する。
次に、第3のモータダンパ56cを介して導入した外気の20%を空気取入室53へ導く。そして、第1のモータダンパ54bと第2のモータダンパ55cとで風量制御を行い、還気の80%を還気取入室54から空気取入室53へ導き、残りの20%を排気取入室55へ導く。
次に、空気取入室53では、20%の外気と80%の還気とを空気取入口52を介して空調機40へ送り出す。
次に、排気取入室55では、20%の室内排気を排気ファン55aにより排気する省エネルギー運転を行う。
次に、空調機40で処理された給気は、給気ダクト31を介して室内30へ送り出される。
次に、室内30の還気は、還気ダクト32を介して搬送される。
以上のように、本実施形態においても、第2の冷水コイル56aは、夏期には、外気予冷用として機能する。
従って、空調機40において、導入される外気が予冷されているため、従来の方式に比べて温度差を大きく取れることとなり、冷水量を小さくでき、冷水ポンプ46bの動力を低減できる。
図8は、中間期の運転を示す。
この運転時には、冷凍機44では、冷却塔47の還水路49を介して送られて来る冷却水を利用して、7℃へ冷水を冷凍し、その7℃の冷水を往水路45を介して空調機40の冷水コイル41へ供給し、その後、第2の冷水コイル46aにおいて外気と熱交換を行った後に、再び冷凍機44に戻る循環路を形成する。
次に、第2のモータダンパ55cおよび第3のモータダンパ56cを開き、第1のモータダンパ54bおよび第4のモータダンパ56dを閉じ、通常の外気冷房空調機の運転と同様に、外気取入ダクト33を介して外気を100%導入する。
次に、導入した外気は、還水路46側の水を第2の冷水コイル56aにて予冷または加温される。これによって、空調機40の冷水コイル41から14℃で出てきた水が13℃〜15℃にされる。つまり、外気温度が室温より高い場合には15℃となり、外気温度が室温より低い場合には13℃となる。
次に、外気導入ダクト33のモータダンパ33aの風量制御により、および第3のモータダンパ56cを介して導入した外気の100%を空気取入室53へ導く。そして、還気ダクト32を通じて還気された空気は、第2のモータダンパ55cを介してその100%を排気取入室55へ導かれる。
次に、空気取入室53では、100%の外気を空気取入口52を介して空調機40へ送り出す。
次に、空調機40で処理された給気は、給気ダクト31を介して室内30へ送り出される。
次に、室内30の還気は、還気ダクト32を介して還気取入室54から排気取入室55内へ導かれ、排気ファン55aにより室内排気を行う外気冷房運転を行うことができる。
以上により、本実施形態においても、第2の冷水コイル56aによる熱交換により、通常の空調機よりも外気の冷熱を有効に利用して冷房を行うことが可能となり、冷凍機44の負荷を軽減することができる。
なお、第一実施形態および第二実施形態において、冷凍機44を冷却塔47に往水路48と還水路49とを連絡した場合について説明したが、冷凍機44は空冷としても良い。
本発明の第一実施形態に係る空気調和装置を示す説明図である。 冬期における外気冷房運転を示す説明図である。 夏期における外気冷房運転を示す説明図である。 中間期における外気冷房運転を示説明図である。 本発明の第二実施形態に係る空気調和装置を示す説明図である。 冬期における外気冷房運転を示す説明図である。 夏期における外気冷房運転を示す説明図である。 中間期における外気冷房運転を示説明図である。 外気冷房を採用した従来の空気調和装置の一例を示す説明図である。 冷却塔利用のフリークーリングを採用した従来の空気調和装置の一例を示す説明図である。 冷媒自然循環利用のフリークーリングを採用した従来の空気調和装置の一例を示す説明図である。
符号の説明
30 室内
31 給気ダクト
32 還気ダクト
32a,33a,34b,35c モータダンパ
32b 合流点
32c 分岐部
33 外気取入ダクト
34 排気ダクト
34a,55a 排気ファン
35 バイパスダクト
35a,35b 合流部
40 空調機
41 冷水コイル
42 加湿器
43 給気ファン
44 冷凍機
45,48 往水路
45a 制御弁
46,49 還水路
46a,56a 第2の冷水コイル
46b,49a 冷水ポンプ
47 冷却塔
50 筐体
51,54a,55b,56b 連絡口
52 空気取入口
53 空気取入室
54 還気取入室
54b 第1のモータダンパ
55 排気取入室
55c 第2のモータダンパ
56 外気取入室
56c 第3のモータダンパ
56d 第4のモータダンパ

Claims (4)

  1. 冷水コイル、加湿器および給気ファンを備えた空調機と、
    前記空調機に連絡する外気取入ダクトと、
    前記空調機と室内側とを連絡する給気ダクトと、
    モータダンパを備え、前記室内側と前記外気取入ダクトとを連絡する還気ダクトと、
    前記還気ダクトに連絡する排気ダクトと、
    モータダンパを備え、前記排気ダクトと前記外気取入ダクトとを連絡するバイパスダクトと、
    前記冷水コイルに循環水路を介して連絡する冷凍機と
    を有し、
    前記排気ダクトに、前記バイパスダクトより下流側に排気ファンを備え、
    前記外気取入ダクトに、前記バイパスダクトが接続する箇所の外気の上流側にモータダンパを備え、
    前記冷水コイルと前記冷凍機とを結ぶ前記水路に、前記冷水コイルの還水路側に第2の冷水コイルを備えるとともに、前記外気取入ダクトに備えた前記モータダンパと前記外気取入ダクトのバイパスダクト接続箇所との間において、前記第2の冷水コイルを前記外気取入ダクトに装着して成る
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 冷水コイルと、加湿器と、給気ファンと、前記冷水コイル側の空気導入側に設けた空気取入口とを有する空調機と、
    室内側と前記空調機の給気ファンの給気側とを連絡する給気ダクトと、
    前記室内側に連絡する還気ダクトと、
    大気側に連絡する排気ダクトと、
    大気側に連絡する外気取入ダクトと、
    前記空気取入口と連絡する空気取入室と、
    前記還気ダクトと連絡するとともに第1のモータダンパを介して前記空気取入室と連絡する還気取入室と、
    排気ファンを有するとともに前記排気ファンを介して前記排気ダクトと連絡し、かつ第2のモータダンパを介して前記還気取入室と連絡する排気取入室と、
    第2の冷水コイルを有するとともに前記外気取入ダクトと連絡し、かつ第3のモータダンパを介して前記空気取入室と連絡し、第4のモータダンパを介して前記排気取入室と連絡する外気取入室と、
    前記冷水コイルと第2の冷水コイルとに循環水路を介して連絡する冷凍機と
    を備えたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 請求項1記載の空気調和装置を用いた空調方法において、
    夏期には、前記バイパスダクトの前記モータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトから室内条件より必要な量だけ導入した外気を、前記第2の冷水コイルにて予冷し、前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空調機に供給し、前記還気を除く室内排気を前記排気ファンにより排気する冷水温度差が大きく取れる省エネルギー運転を行い、
    中間期には、前記還気ダクトおよび前記バイパスダクトの前記各モータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、前記排気ファンにより室内還気はそのまま排気として排出する外気冷房運転を行い、
    冬期には、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、導入した前記外気により前記第2の冷水コイルにおいて還水路の水を冷却した後、室内条件から必要な量である一部の外気を前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空調機に供給し、残りの外気を前記バイパスダクトを用いて前記排気ファンにより室内排気と合せて排気する外気冷房運転を行う
    ことを特徴とする空調方法。
  4. 請求項2記載の空気調和装置を用いた空調方法において、
    夏期には、前記第1のモータダンパ、前記第2のモータダンパおよび前記第3のモータダンパを開き、前記第4のモータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトから導入した外気を、前記第2の冷水コイルにて予冷し、前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空気取入室を介して前記空調機に供給し、前記還気を除く室内排気を前記排気ファンにより排気する冷水温度差が大きく取れる省エネルギー運転を行い、
    中間期には、前記第2のモータダンパおよび前記第3のモータダンパを開き、前記第1のモータダンパおよび前記第4のモータダンパを閉じ、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、前記排気ファンにより室内還気はそのまま排気として排出する外気冷房運転を行い、
    冬期には、前記第1のモータダンパ、前記第2のモータダンパ、前記第3のモータダンパおよび前記第4のモータダンパを開き、前記外気取入ダクトを介して外気を100%導入し、導入した前記外気により前記第2の冷水コイルにおいて還水路の水を冷却した後、室内条件から必要な量である一部の外気を前記還気ダクトを介して戻される還気とともに前記空気取入室を介して前記空調機に供給し、残りの外気を前記排気取入室を介して前記排気ファンにより室内排気と合せて排気する外気冷房運転を行う
    ことを特徴とする空調方法。
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