JP4340681B2 - 内燃機関用潤滑装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンシリンダ内において往復運動する少なくとも1個のピストンを有する内燃機関用潤滑装置において、油の作動圧力による作用を受ける圧力検出手段を介して制御される調節可能なフィード圧を有する油ポンプからなる潤滑装置に関する。
内燃機関の潤滑装置は、エンジンブロックとシリンダヘッドとを介して圧力下において油を循環させて、該内燃機関のカム軸、クランク軸、ピストンおよびその他の軸受等のさまざまな可動部分を潤滑し、かつ冷却する。エンジンの要求事項との関係で潤滑油ポンプの給油を変動させて動力損を減少させる機能を有した異なる態様の潤滑装置が提案されてきた。一般的には、ポンプの吐出し側において減圧弁が用いられており、この弁が、エンジンの消費部に対する圧力と流量とが十分であるときにポンプの吸込み側に余剰の油を戻すことを可能にする。
これらの周知の潤滑装置の1つの欠点は、温度変動の結果として潤滑油の粘度が変化することを考慮しないところにある。さらにまた、装置の圧力は、たとえば油冷却器およびオイルフィルタが不純物によって部分的に目詰まりすることによる圧力降下の変化によって影響される。これに関連して、前記の圧力調節の結果として、一部の消費部が潤滑または冷却のための十分な油圧を受けないことになりかねない。
したがって、本発明の1つの目的は、消費部の要求事項を考慮して装置の圧力を、圧力降下の変動によって影響されることなしに、調節する潤滑装置を創出することにある。
この目的のために、エンジンシリンダ内において往復運動する少なくとも1個のピストンを有する内燃機関用の潤滑装置において、油の作動圧力による作用を受ける圧力検出手段を介して制御される調節可能なフィード圧を有する油ポンプからなる、本発明にしたがった潤滑装置は、前記圧力検出手段が、潤滑装置により潤滑される内燃機関の軸受の1個に油圧的に接続される圧力出口を介して作用を受けることを特徴とする。潤滑装置をこうした設計にすることにより、装置の圧力の測定は、消費部において、圧力降下の変動により影響されることなしに行なわれる。
本発明の1つの例証的な実施例において、前記圧力出口は、クランク軸受キャップに配置されうる。
本発明のまた他の例証的な実施例において、前記圧力出口は、軸の回転方向に対して、前記軸受への潤滑装置の送給ダクトの開口部から少なくとも約160°だけ前記方向に変位した点において前記軸受に接続されうる。
本発明のさらに他の例証的な実施例において、油ポンプは、クランク軸受キャップに隣接して取り付けられうる。
本発明の有利な変形態様によれば、圧力検出手段は、所定のレベルを超える圧力が示されると、油ポンプの吐出し側を該ポンプの吸込み側に接続する通路を開くように構成される。これに変わる方法として、通路は、エンジンの油受けへと開かれてもよい。
添付図面に示される例証的な実施例を参照して、以下に本発明をより詳細に説明する。
図1に、潤滑油を油受け13から吸込み管路12を介して引き込む油ポンプ11からなる、内燃機関10に用いられることを目的とする潤滑装置が示されている。このポンプの吐出し側は、圧力管路14と油冷却器15とフィルタハウジング16とを介してエンジン10に直列に接続される。前記圧力管路に接続される安全弁17は、装置の圧力を監視し、かつ制限して、装置の圧力がある一定のレベルを超えて上昇することがないようにする機能を有する。
減圧弁18は、ポンプ11と並列に吸込み管路12および圧力管路14に接続されており、この弁は、ばね手段19の作用に抗して変位しうるパイロットピストン20を有する。このピストンは、潤滑装置内において圧力出口21を介して装置の圧力による作用を受けて、圧力出口21における圧力がある一定のレベルを超えると、前記パイロットピストンが圧力管路14と吸込み管路12との間における通路を開くようになる。これに関連して、余剰の圧力/流量は、ポンプの吸込み側に戻されうる。正常動作温度時において、圧力/流量が前記レベルを超えて、前記減圧弁が開くようになると、流量がポンプ内において調節されるため、油冷却器とフィルタとを横切る圧力降下が減少して、潤滑油が過冷却される危険性が低下する。より高い平均温度の油は、一般に、内燃機関における摩擦損失を減少させる。
図2に、減圧弁18と装置の圧力を記録するための適切な測定点との間における接続部が示されている。この場合は、この点は、その他の同様のクランク軸受キャップとともに、クランク軸23の支持体を形成するクランク軸受キャップ22に配置される。この点は、クランク軸受の油みぞ24を減圧弁のパイロットピストン20に接続する圧力出口21の開口部によって構成される。
図2にしたがった例証的な実施例において、圧力出口21の開口部は、軸23の回転方向(矢印25)において、前記軸受に対する潤滑装置の送給ダクト14の開口部から180°を若干上回る角度だけ変位する。クランク軸が回転すると、回転速度に比例する差圧が、ポンピング動作によって生じしめられる。したがって、油ポンプ11は、エンジンの速度が増加すると、より高い圧力/流量を供給しうる。
油ポンプ11は、適切にクランク軸受キャップ22上に直接取り付けられ、これにより、圧力出口21は、クランク軸受キャップを貫通して延在しうる。このようにすると、本発明にしたがった潤滑装置を費用効果の高い方法で達成することができる。
本発明は、前記の例証的な実施例に制限されると見なされるべきではなく、以下の特許請求の範囲内において、数多くのさらに他の変形態様および改変が考えられうる。たとえば、前記圧力出口21は、エンジン内においてクランク軸受以外の位置に配置されうる。油ポンプは、クランク軸受キャップ上に配置されなくてもよい。
本発明にしたがった潤滑装置の線図である。 本発明にしたがった潤滑ダクトを有するクランク軸受の断面図である。

Claims (5)

  1. エンジンシリンダ内において往復運動する少なくとも1個のピストンを有する内燃機関用潤滑装置であって、潤滑装置により潤滑される内燃機関の軸受(24)の1個に油圧的に接続される圧力出口(21)を介して油の作動圧力による作用を受ける圧力検出手段(18)を介して制御される調節可能なフィード圧を有する油ポンプ(11)からなる潤滑装置において、前記圧力出口(21)は、エンジンのクランク軸受キャップ(22)の1個に配置され、前記圧力出口(21)の開口部は、軸(23)の回転方向(25)において、前記軸受に対する潤滑装置の送給ダクト(14)の開口部から離反して変位して、前記軸の回転速度が前記軸受の油圧に影響しうるようになっていることを特徴とする潤滑装置。
  2. 前記圧力出口(21)は、前記軸の回転方向に対して、前記軸受に対する潤滑装置の前記送給ダクト(14)の前記開口部から少なくとも約160°だけ前記方向に変位する点において、前記軸受に接続されることを特徴とする請求項1に記載の潤滑装置。
  3. 前記油ポンプ(11)は、前記クランク軸受キャップ(22)に隣接して取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の潤滑装置。
  4. 前記圧力検出手段(18)は、所定のレベルを超える圧力が記録されると、前記油ポンプの吐出し側(14)を該ポンプの吸込み側(12)に接続する通路を開くように構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の潤滑装置。
  5. 前記圧力検出手段(18)は、所定のレベルを超える圧力が記録されると、前記油ポンプの吐出し側(14)を油受け(13)に接続する通路を開くように構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の潤滑装置。
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