JP4338549B2 - 内燃機関の制御装置及びその制御方法 - Google Patents

内燃機関の制御装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4338549B2
JP4338549B2 JP2004057795A JP2004057795A JP4338549B2 JP 4338549 B2 JP4338549 B2 JP 4338549B2 JP 2004057795 A JP2004057795 A JP 2004057795A JP 2004057795 A JP2004057795 A JP 2004057795A JP 4338549 B2 JP4338549 B2 JP 4338549B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion engine
internal combustion
relay
power
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004057795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005248752A (ja
Inventor
正裕 豊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004057795A priority Critical patent/JP4338549B2/ja
Publication of JP2005248752A publication Critical patent/JP2005248752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4338549B2 publication Critical patent/JP4338549B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、内燃機関の電源供給装置に係り、特に、バッテリ等の電源から内燃機関の各機器に、最適に電力を供給する内燃機関の電源供給装置に関する。
一般的に、内燃機関の制御装置と該制御装置で制御される各アクチュエータとの間を接続する配線としては、アクチュエータを起動するための電源用配線とアクチュエータを制御するための制御用配線とがある。この電源用配線は、各アクチュエータに一括して電源からの電力供給が可能なように、1つのリレーを介して制御装置の一端子に接続されている。また、制御用配線は、各アクチュエータを制御可能なように、個別に制御装置の端子に接続されている。
そして、前記制御装置が、制御用配線を介して、制御信号をアクチュエータに出力しないときには、電源からの電力は、スタンバイ状態でこれらアクチュエータに供給されている。制御装置は、このようなスタンバイ状態の電力の供給による消費を回避するために、アクチュエータの制御信号が出力された場合にのみ、これらアクチュエータに電力供給をするべく、電力を供給するタイミング等を演算してアクチュエータへの電力供給の制御を行っている。
また、この種の内燃機関内の電子制御装置においては、該制御装置全体のスタンバイ電流を小さくするために、各電子制御装置の動作停止(スリープ)の状態を判定すると共に、各電子制御装置からの要求に従って再起動(ウェイクアップ)の信号を発生させることで、スリープ及びウェイクアップ制御を行なう多重通信装置も一般的に知られている(特許文献1参照)。
特開平10−285189号公報
このように、内燃機関の制御装置は、その各部のアクチュエータに電力を供給するタイミングを最適に制御するものであるとしても、前記アクチュエータには、一括して電力が供給されるものであるので、作動を必要としないアクチュエータにまで、待機用として電力が供給されてしまう。そして、このような待機用の電力の使用により、バッテリは、電力が無駄に消費される。特に、内燃機関が停止している状態においては、オルタネータ(発電器)が動作していないので、バッテリからの電力のみが、各アクチュエータに供給され、このことが、バッテリ寿命の低下に繋がる。
また、前記特許文献1に記載のように、電子制御装置(ノード)をスリープ及びウェイクアップにすることが、容易に実現されたとしても、この多重通信装置は、ノード全体で、スリープ、ウェイクアップの制御をしているので、全体としての消費電力量は低減することができるが、多重通信装置は、その起動タイミングのみを制御しているだけであるので、バッテリから消費される消費電流値を低減することはできない。そして、内燃機関が停止している時には、オルタネータ(発電器)が動作していないので、バッテリからの電力が各ノードに供給されることになり、この電力の電流値が大きい場合には、バッテリ寿命を低下させる要因となる。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、内燃機関の運転停止中において、電子制御装置等がスリープ状態又はウェイクアップ状態であっても、そこで使用されるバッテリの消費電流を最小限とすることで、バッテリ寿命を長寿命化することが可能な内燃機関の電源供給装置を提供することにある。
前記目的を達成すべく、本発明に係る内燃機関の電源供給装置は、基本的には、制御装置と、電源から前記制御装置や各機器の各々への電力の供給をリレー制御する起動手段と、を備えた内燃機関の電源供給装置であって、前記起動手段は、第一起動手段と第二起動手段とを備え、前記制御装置は、イグニッションスイッチのON操作に基づいて前記第一起動手段を起動し前記内燃機関の運転停止に基づいて前記第一起動手段の停止を制御すると共に、前記内燃機関の運転停止中であっても前記第二起動手段の起動もしくは停止を制御することを特徴としている。
本発明の如き内燃機関の電源供給装置において、内燃機関の運転・停止に合わせて、内燃機関の機器に電力供給することが可能であり、特に内燃機関の停止時には、必要最低限のアクチュエータにのみ電力供給がされ、バッテリ等の電源の消費電力を抑え、電流も抑えることができる。このようにバッテリの消費電力及び消費電流が低減することで、電源容量を小さくでき、バッテリ等の電源そのものの大きさも小さくできる。さらに、電源の小型化により、電源近傍の機器のレイアウトが単純化し、取付け作業などの作業効率が向上する。
本発明に係る内燃機関の電源供給装置は、前記制御装置が、前記起動手段とは別に、イグニッションスイッチと他の手段とを介して前記電源から電力を供給していることを特徴としている。
本発明の如き内燃機関の電源供給装置は、前記他の手段を介して前記電源から電力が供給されているので、制御装置は、前記イグニッションスイッチ及び前記起動手段の動作とは関係なく、制御指令等の演算をすることができる。
本発明に係る内燃機関の電源供給装置は、前記内燃機関の運転停止と該停止時間を判定して、前記第二起動手段の起動もしくは停止を制御することを特徴とし、さらに本発明に係る内燃機関の電源供給装置は、前記制御装置が、前記第二起動手段の起動タイミングと起動時間とを演算して、該第二起動手段の起動もしくは停止を制御することを特徴としている。
本発明の如き内燃機関の電源供給装置は、制御装置が、内燃機関の運転停止の判定を行い、該判定に基づいて、第二起動手段の起動タイミング及び起動時間を演算し、この演算結果に合わせて第二起動手段を制御するので、さらに、バッテリ等の電源の電力消費が低減され、電源の長寿命化が図れる。
さらに、本発明に係る内燃機関の電源供給装置は、前記第二起動手段は、ウェイクアップ時に電力の供給が要求される機器及び前記制御装置への電力の供給をリレー制御することを特徴とするとしている。
本発明の如き内燃機関の電源供給装置は、内燃機関の特定の機器は、第一起動手段に接続され、また内燃機関の別の機器は、第二起動手段に適宜接続され、制御装置が、この二つの起動手段を内燃機関の運転状態に合わせて使い分けてリレー制御するので、必要最小限の機器に電力供給ができ、待機電力の消費を低減することができ、第二の起動手段は、ウェイクアップ時に、電力の供給が要求される機器等に接続されているので、効率的な電力配分が可能となり、電源等のバッテリを長寿命化できる。
本発明の内燃機関の電源供給装置においては、イグニッションスイッチOFF操作により、燃機関停止中であっても電力が供給され、所望の内燃機関の制御を実現できると共に、燃機関停止中のバッテリ等の電源の消費量を最小限に留めることで、電源を長寿命化することができる。
以下に添付の図面を参照して、本発明に係る内燃機関の電源供給装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、内燃機関の電源供給装置を備えた内燃機関システムの全体構成の概略を示したものである。図1において、内燃機関システムは、主に、内燃機関本体1と、バッテリ20と、起動手段30と、イグニッションスイッチ31と、コントロールユニット(制御装置)50と、を備えている。
内燃機関本体1は、筒内噴射エンジンであり、吸気側から順に、エアクリーナ3と絞弁ボディ4とコレクタ6と吸気管7とを備えており、該吸気管7は、吸気弁8を介して気筒9に接続されている。この気筒9は、その内部に燃焼室16を設けており、その燃焼室16には、点火プラグ28と燃料噴射弁15とが配設されている。さらに、気筒9は、排気弁10を介して排気管11を接続している。
ここで、気筒9に吸入される吸入空気は、エアクリーナ3の入力部2から取込まれ、空気量計21を通過してその量を測定されると共に、測定された吸入空気は、絞弁ボディ4をさらに通過して、コレクタ6に導入される。コレクタ6に導入された吸入空気は、内燃機関本体1の各気筒9に接続された吸気管7に分配され、吸気弁8を介して前記気筒9内の燃焼室16に吸入される。
また、絞弁ボディ4は、その内部に絞弁5を備えており、該絞弁5は、モータ25を連結している。コントロールユニット50は、該モータ25を駆動させることにより絞弁5を操作して、コレクタ6に流入される吸入空気量を制御できるようになっている。
一方、ガソリン等の燃料は、燃料タンク12から燃料ポンプ13により吸引、加圧されて、加圧された燃料は、可変燃圧レギュレータ14で所定の範囲内の燃圧になるようその圧力を調整される。そして、燃圧を調整された燃料は、燃料噴射弁15を介して燃焼室16へ噴射される。また、前記燃圧は、燃圧センサ(図示していない)により測定される。
そして、燃焼室16内に噴射された燃料と、吸気管7から吸入された吸入空気とは、燃焼室16内で混合されて混合気となる。該混合気は、点火プラグ28により点火されて爆発燃焼して、燃焼室16から排気される。点火プラグ28による点火としては、コントロールユニット50からの出力信号に基づいて、点火コイル27を通電することで、点火プラグ28に高電圧をかけ、混合気を点火する。そして、燃焼室16で燃焼した排気ガスは、排気弁10を介して排気管11に導かれて、さらに触媒(図示しない)を介して内燃機関本体1の外に排出される。
コントロールユニット50は、内燃機関本体1の運転等の状態を認識して、内燃機関本体1を制御するためのものであり、アクチュエータ、センサ等を接続している。たとえば、空気量計21は、吸入空気量を示す信号を検出し、スロットルセンサ24は、絞り弁ボディ4に取付けられて、前記絞弁5の開度を検出し、前記各検出信号は、コントロールユニット50に入力される。
さらに、クランク角検出センサ26は、クランク軸(図示していない)の近傍に設置されて、クランク軸の回転位置を少なくとも1°から10°程度の精度で検出しており、この検出信号もコントロールユニット50に入力されている。
この他にも、A/Fセンサ29は、排気管11に設けられており、排気ガスの成分から実運転空燃比を検出し、コントロールユニット50には、この検出信号が入力されている。また、コントロールユニット50は、アクセルペダル22の踏み込み量を検出するポテンショメータ23なども接続している。
このように、コントロールユニット50は、各センサを接続しており、これらのセンサからの検出信号に基づいて演算し、演算結果を制御信号としてアクチュエータに出力することで、内燃機関本体1を制御している。
また、コントロールユニット50は、クランク角検出センサ26の検出信号に基づいて、点火プラグ28、燃料ポンプ13等を制御すると共に、内燃機関本体1の燃料の噴射タイミング、噴射流量(燃料噴射弁のパルス幅制御)、点火のタイミング等を制御している。
また、バッテリ20の電力は、イグニッションスイッチ31の操作により、コントロールユニット50に供給される。コントロールユニット50は、起動手段30を制御して、前記各アクチュエータ及びセンサに電力を供給する。
図2は、本発明の第一実施形態に係る内燃機関の電源供給装置の内部構成図である。本実施形態に係る内燃機関の電源供給装置は、図1に示したアクチュエータやセンサ等に電力を供給する起動手段30を備えており、該起動手段30は、コントロールユニット(制御装置)50によって、前記アクチュエータやセンサ等の起動及び停止のリレー制御が行われる。
コントロールユニット50は、メインCPU51、サブCPU52、電源回路50a、50c、50e、及び駆動回路50b、50dを備えている。また、起動手段30は、電源リレー(第一起動手段)32と電源リレー(第二起動手段)33とを備えている。
メインCPU51は、先に示したように内燃機関本体1を制御すると共に、内燃機関本体1の運転時(内燃機関の運転時)に、起動手段30(電源リレー32)の起動・停止を制御する装置である。メインCPU51は、アクチュエータ及びセンサに制御信号が送信可能なように構成されると共に、イグニッションスイッチ31を介してバッテリ20から電力を受けて電源リレー32を起動制御可能なように構成されている。
サブCPU52は、主に、内燃機関本体1の停止中(内燃機関の停止中)に、特定のアクチュエータ及びセンサに電力を供給すべく、起動手段30(後述する電源リレー33)を起動制御(リレー制御)する装置である。そして、サブCPU52は、常時バッテリ20からの電力を受けて、電源リレー33を起動制御可能なように構成されている。
電源回路50a、50c、50eは、バッテリ20からの電力で、基準電位(たとえばVCC(5V))を生成する回路であり、バッテリ20と、メインCPU51又はサブCPU52と、の間に接続されている。駆動回路50b、50dは、駆動信号を出力する回路であり、該起動手段30を起動可能にするように、起動手段30に接続されている。
電源リレー32は、内燃機関の運転要求時及びその運転中に、コントロールユニット50及び各種アクチュエータに、電力を供給すべく起動するリレーであり、コントロールユニット50の駆動回路50bから出力された起動信号を受けて、アクチュエータ及びメインCPU51に電力を供給できるように、アクチュエータ及びメインCPU51よりも上流側でバッテリ20に接続されている。
電源リレー33は、内燃機関の停止中に、コントロールユニット50及び特定のアクチュエータ等に、電力を供給するべく起動するリレーであり、コントロールユニット50の駆動回路50dから出力された起動信号を受けて、停止中(のWakeUp制御処理中)に電力供給を必要とする(予め選択された)特定のアクチュエータ等に電力供給ができるように、特定のアクチュエータ及びメインCPU51よりも上流側でバッテリ20に接続されている。
ここで、本発明に係る内燃機関の電源供給装置の動作について説明する。まず、運転者のキー操作で、イグニッションスイッチ31をONしたときに、バッテリ20の電力は、イグニッションスイッチ31を介して電源回路50aに送電される。通電された電源回路50aは、バッテリ20から基準電位VCC(5V)の電力等を生成して、該生成した電力で、メインCPU51を稼動する。また、イグニッションスイッチ31により、メインCPU51に電力が供給された後に、メインCPU51は、継続してバッテリ20から電力が供給されるように、駆動回路50bを駆動させて電源リレー32を起動し、該電源リレー32を介して、バッテリ20の電力をメインCPU51に供給し、電源リレー32は、その状態で自己保持する。
また、一方、メインCPU51により起動する電源リレー32は、電源リレー32の下流側に接続された燃料噴射弁15、点火コイル27等の内燃機関を駆動するために必要なアクチュエータに、電力を供給する。前記アクチュエータ等は、前記駆動電力が供給される状態で、コントロールユニット50からの制御信号により駆動制御される。また、操作者のイグニッションスイッチ31のOFF操作等の内燃機関の停止命令に基づいて、メインCPU51は、電源リレー32の起動を停止させるものである。
一方、サブCPU52は、バッテリ20から常時電力が供給されている状態であるので、イグニッションスイッチ31の操作とは関連なく、動作可能であり、電源リレー33を起動させる。この起動により、電源リレー33は、一方において、バッテリ20の電力をメインCPU51に供給する。また、他方において、サブCPU52により起動した電源リレー33は、電源リレー33の下流側に接続された、WakeUp制御処理用の特定のアクチュエータ等に、電力を供給する。そして、電力供給された特定のアクチュエータ等は、コントロールユニット50からの制御信号により駆動制御される。
たとえば、サブCPU52は、クランク角検出センサ26からの検出信号等に基づいて、内燃機関の停止を判定する。そして、判定後サブCPU52は、駆動回路50dに出力する駆動信号の出力タイミング及びその出力期間(WakeUpの処理時間)を演算する。演算完了後、サブCPU52は、演算した所定のタイミングで駆動回路50dを駆動させ電源リレー33を起動させる。
また、サブCPU52が、所定のタイミングで電源リレー33への駆動信号を停止すると、電源リレー32も、駆動回路50bの駆動停止により、起動を停止する。これらの電力供給は、イグニッションスイッチ31の操作に関わりなく遮断される。
この他にも、メインCPU51は、前記イグニッションスイッチ31及び電源リレー32を介さずに、常時バッテリから電力を供給する電源供給ライン(他の手段)を有している。この電源供給ラインは、メインCPU51でアクチュエータの制御信号を演算するための電源供給ラインであり、上述したアクチュエータ等を起動させるためのものとは異なる。このような電源供給ラインを設けることにより、メインCPU51は、所望の演算を行い、該演算結果に基づいて、制御信号を出力することが可能となる。ここで、内燃機関の各アクチュエータ等に電力が供給されたときに、メインCPU51は、各アクチュエータを制御可能となるが、この制御内容は、図1に基づいて前述したとおりであり、ここでの詳細の説明は省略する。
図3は、図2の電源供給装置の電源リレー33のリレー制御のための制御フローチャートである。ステップ301では、サブCPU52は、クランク角検出センサ26の検出信号等に基づいて、内燃機関の停止判定を行う。すなわち、クランク角検出センサ26で、内燃機関の停止判定する場合は、所定時間内に検出信号がサブCPU52に入力されない等の基準を設けて、判定を行えばよい。次に、ステップ302では、ステップ301で内燃機関が停止と判定された時からの経過時間(内燃機関の停止中の時間)を計測し、ステップ303に進む。ステップ303では、サブCPU52は、計測している内燃機関停止時間が所定値WAKEUPTIME以上か否かを判定する。
ステップ303で内燃機関の停止がWAKEUPTIME以上継続したと判定した場合には、ステップ304に進み、電源リレー33を起動(ON駆動)させる。これにより、図2で説明したようにコントロールユニット50(メインCPU51)及び内燃機関の停止中に制御すべきアクチュエータ等に電力が供給される。そして、メインCPU51は、制御信号を演算し、該制御信号に基づいて特定のアクチュエータを制御することが可能となる。次にステップ305では、アクチュエータが、内燃機関停止中のWakeUp中に所望の制御処理の実行を完了したか否かを判定する。
本判定で、所望の制御が終了したと判断した場合には、ステップ306に進み、電源リレー33の起動を停止(OFF)する。これにより、不必要な消費電流を、アクチュエータに供給し続けることが無くなり、バッテリの消費電流を最小限に抑えることができる。
図4は、図2の電源供給装置の起動処理を説明したフローチャートである。図2に示したように、操作者がイグニッションスイッチ31をON操作した場合、又は、イグニッションスイッチ31がOFFの状態でかつサブCPU52の判定により電源リレー33がONされた場合に、メインCPU51は起動される。そこで、ステップ401では、メインCPU51が、どちらの場合に起動されたかを判定するために、メインCPU51の起動時にイグニッションスイッチ31がON状態であるか否かを判定する。
ここで、イグニッションスイッチ31のON、OFFに基づいて起動の状態で分ける理由としては、メインCPU51が、通常(内燃機関の運転時)の制御処理又は(内燃機関停止の)WakeUp制御処理のどちらを行うかを区別しなければならないからである。
すなわち、WakeUp中に、特定のアクチュエータに電力供給を行った場合には、特定のアクチュエータ以外の通常制御処理用の一部のアクチュエータは、電力供給がされないので、これらのアクチュエータは、作動しない。しかし、このような作動しないアクチュエータを、メインCPU51が認識しておかなければ、メインCPU51は、適切な制御が行えない。たとえば、故障診断を例に挙げると、WakeUp時に作動しないアクチュエータは、本来故障診断をする必要がないが、このことをメインCPU51が認識していなければ、メインCPU51は、通常運転時と同様にこれらアクチュエータを故障と診断する。この結果、故障と診断されたアクチュエータは、正常であるにもかかわらず、電力が供給されていない又は全く作動しない等の理由から、異常であると誤診断(正常を異常と判定)されてしまう。
よって、ステップ401で、メインCPU51の起動時にイグニッションスイッチ31がONと判定された場合には、ステップ404に進み、これまで、内燃機関が運転時にされていた通常のイニシャライズ処理を行ない、さらに、ステップ405に進む。そして、ステップ405では、内燃機関の通常運転の制御処理ルーチンへ進み、制御処理を行う。ここで、通常制御のイニシャライズ処理及び内燃機関の通常の運転制御の内容については、本発明には直接関係しないので、詳細の説明を省略する。
一方、ステップ401で、メインCPU51の起動時にイグニッションスイッチ31がOFFと判定された場合には、内燃機関の停止中であっても電源リレー33が起動され、その結果として、メインCPU51に電力が供給されたことになるので、ステップ402に進み、内燃機関の停止におけるWakeUp制御処理用のイニシャライズ処理を行ない、ステップ403に進む。そして、ステップ403では、WakeUp制御処理用の処理ルーチンへ進み、制御処理を行う。
図5は、バッテリの消費電流を示した図であり、波形Aは、本実施形態の内燃機関の電源供給装置を用いた場合の消費電流波形であり、波形Bは、従来の電源供給装置を用いた場合の消費電流波形である。図5に示すように、内燃機関の運転中(イ)においては、電力が供給されるアクチュエータは両方とも同じであるので、波形A及び波形Bの消費電流の差は生じない。
しかし、内燃機関の停止中(ロ)においては、従来の電力の供給は、電力供給を必要としないセンサ等や、メインCPU51にも電力を供給しているので、波形Bに示す如き電流の消費が行われるのに対して、本実施形態の電源供給装置を用いて電力の供給は、電力の供給が必要とされるセンサにのみ電力が供給されるので、波形Aの示す如き電流の消費となり、波形Aの消費電流は、波形Bの消費電流よりも小さくなる。
そして、内燃機関の停止中にメインCPU51が作動して、WakeUp処理をする場合(ハ)においても、先と同様に波形Aの消費電流は、波形Bの消費電流よりも小さくなる。ここで、図5に示すWakeUp中(ハ)と内燃機関停止中(ロ)と消費の電流の違いは、WakeUp中に行われる制御により消費される電流の差である。
以上、図5で説明したように、本実施形態の内燃機関の電源供給装置は、内燃機関停止中にコントロールユニット50により各アクチュエータ等を駆動制御する場合には、制御不要なアクチュエータ及びそれに付随したセンサ等に電力を供給しないような構成としたので、バッテリ20から供給される消費電流を小さくすることができる。
図6は、内燃機関の停止中に、電力を供給するバッテリの寿命とその消費電流の関係を示した図である。図6に示すように、内燃機関停止時の消費電流の値が小さければ、バッテリの寿命は延び、消費電流の値が大きければ、バッテリ寿命は短くなる。また、一定の消費電流条件下においては、バッテリ容量が大きいほど、その寿命が長いことがわかる。このように内燃機関停止中では、オルタネータ(発電器)が作動せず、バッテリのみから電力の供給がされるため、バッテリの消費電流がバッテリ寿命に大きく影響することがわかる。
よって、内燃機関の停止中に消費電流が大きい場合には、容量が小さいバッテリを用いるとバッテリ寿命が短いために、バッテリ容量を大きくする必要がある。ただし、バッテリ容量を大きくすると、生産上のコストUpを招くと共に、バッテリ搭載レイアウトが悪化してしまう。
本実施形態では、図5で示した様に内燃機関の停止中の消費電流を最小限に抑えているので、バッテリ容量を小さくすることができる。その結果、本実施形態の内燃機関の電源供給装置は、バッテリコストを低減し、バッテリそのものの大きさを小型化することができ、さらには、バッテリを含めた機器レイアウトをシンプル化することができる。
図7は、本発明の内燃機関の電源供給装置の第二実施形態を示した内部構成図である。
図7において、図2に示す第一実施形態と同一の構成は、同一符号を付し、詳細の説明は省略する。第二実施形態は、第一実施形態と比べて、メインCPU51AとサブCPU52Aの働きが異なっている。
図2の第一実施形態では、サブCPU52Aが、電源リレー33をONするかの判定をして、内燃機関停止時の電力供給の制御を行っていたが、本実施形態では、メインCPU51Aが、その判定をするための機能を備えている。
すなわち、メインCPU51Aは、起動判定手段51aと通信処理手段51bとをさらに備えている。起動判定手段51aは、電源リレー33(第二起動手段)をONすべきかどうか判定処理を行い、通信処理手段51bは、その判定結果をサブCPU52Aに通信する。
そして、起動判定手段51aは、電源リレー33を起動すべきと判定した時には、通信処理手段51bを介して、サブCPU52Aに要求信号を出力する。
一方、サブCPU52Aは、通信処理手段52aと電源出力手段52bを備えている。通信処理手段52aは、メインCPU51Aからの通信を受信制御して、その結果から、駆動出力手段52bは、駆動回路50dに駆動信号を出力する。
このようにメインCPU51Aで判定処理を行うメリットとしては、メインCPU51Aは、内燃機関本体1にあるアクチュエータを制御するために、内燃機関本体1に設置されたセンサ等の情報が入力されるので、内燃機関運転中に、判定処理をして容易に電力の供給をすることができる。特に、本実施形態における電源供給装置は、内燃機関にサブCPU52Aで判定処理した場合に比べ、演算処理の複雑さを解消することができる。
図8は、図7に示す内燃機関の電源供給装置のメインCPU51Aの制御フローチャートである。ステップ801では、メインCPU51Aは、電源リレー33を起動(ON駆動)させるための運転条件を判定する。たとえば、メインCPU51Aは、バッテリ電圧や車速等の等の入力値を処理する。
そしてステップ802に進み、前記ステップ801で入力処理した運転条件に基づいて、電源リレー33をONするか否かを判定する。この判定は、メインCPU51Aで予め判定条件が設定されている。そしてステップ802で、該判定条件が成立した場合に、ステップ803に進み、メインCPU51Aは、サブCPU52Aに電源リレー33を起動するように、通信で要求信号を出力する(リクエストする)。
図9は、内燃機関の電源供給装置において、メインCPU51Aに連動したのサブCPU52Aの制御フローチャートである。ステップ901では、図8のステップ803でメインCPU51AからサブCPU52Aに電源リレー33をONするようなリクエストがあったかどうか(要求信号を受信したか)の判定をする。もし、リクエストがあれば、そのままステップ804に進み、駆動回路50dに信号を出力し、電源リレー33をON駆動させる。また、リクエストがない時は、ステップ902に進む。
ステップ902では、通信受信結果を加えた所定の条件処理に基づいて、サブCPU52Aは、電源リレー33をON駆動すべきかどうかを再度判定する。ここで、図7で説明したように、メインCPU51Aのリクエストのみで、電源リレーをONしても良いが、電源リレー33の駆動回路50dもしくは、メインCPU51AとサブCPU52Aの通信機能に欠陥が生じていた場合には、サブCPU52Aが、電源リレー33をONしなければならないような状態であっても、サブCPU52Aは、メインCPU51Aからリクエストとなる要求信号を受信しない等の不測の事態が発生し、所望の電力供給制御が行えない。このような場合を想定して、メインCPU51Aの指令受信結果が電源リレー33をONしない場合であっても、新たにステップ902を設けて、電源リレーON条件が成立したか再度判定を行う。そして、ステップ902で、電源リレー33をONすべきと判定されたときには、ステップ903に進み、サブCPU52Aは、電源リレー33をON駆動する。
このようにして、内燃機関が運転中であっても、メインCPU51Aが判定処理を行い、サブCPU52Aが電源リレー33をONするので、電源リレー33の下流に設置された部品に電力を供給することが可能となる。
以上、本発明の二つの実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
たとえば、前記実施形態では、内燃機関の停止判定を、内燃機関を制御するコントロールユニット(メインCPU又はサブCPU等)が行って、電源リレーを制御したが、これらに限定されるものではなく、別のユニットからの、たとえば通信による指令授受した情報で、電源リレーのONもしくはOFF制御をしてもよい。
また、メインCPU起動時のイニシャライズ処理を、イグニッションスイッチのON、OFFで区別し、制御処理の上流で一括処理することで制御処理の簡素化を図った例を示したが、各内燃機関の制御条件を用いて、メインCPUとサブCPUの起動時を直接検知して、メインCPUのイニシャライズ処理に反映させてもよい。
さらに、先の説明のフローチャートでは、電源リレー(第二起動手段)をON駆動させることを前提に説明したが、逆に、該電源リレーがOFF駆動させることも、ON駆動の制御から当業者なら、容易に想到できるであろう。
本発明の内燃機関の第一実施形態の電源供給装置を備えた内燃機関システムの全体の構成図。 図1の内燃機関の電源供給装置の内部構成図。 図2の内燃機関の電源供給装置の電源リレーの制御フローチャート。 図2の内燃機関の電源供給装置の起動処理を説明するためのフローチャート。 内燃機関の停止中のバッテリ消費電流を示した図。 内燃機関に電力供給するバッテリ寿命と消費電流の関係を示した図。 本発明の第二実施形態の内燃機関の電源供給装置の内部構成図。 図7の内燃機関の電源供給装置の制御装置(メインCPU)の制御フローチャート。 図7の内燃機関の電源供給装置の制御装置(サブCPU)の制御フローチャート。
符号の説明
1…内燃機関、20…バッテリ、32…電源リレー(第一起動手段)、33…電源リレー(第二起動手段)、50…コントロールユニット(制御装置)、51…メインCPU、52…サブCPU

Claims (6)

  1. 電源と第一機器との間に介在され、第一起動信号の入力により前記電源と前記第一機器との間の電気的接続を行い、前記第一起動信号の入力の停止により前記電源と前記第一機器との間の前記電気的接続を遮断する第一リレーと、
    電源と第二機器との間に介在され、第二起動信号の入力により前記電源と前記第二機器との間の電気的接続を行い、前記第二起動信号の入力の停止により前記電源と前記第二機器との間の前記電気的接続を遮断する第二リレーと、を備えた内燃機関の制御装置であって、
    該制御装置は、イグニッションスイッチのON操作に応じて、前記電源の電力を前記第一機器に供給すべく前記第一リレーに前記第一起動信号を出力し、前記内燃機関の運転停止に応じて、前記第一機器への前記電力の供給を停止すべく前記第一リレーへの前記第一起動信号の出力を停止する第一リレー制御手段と、
    前記内燃機関の運転停止から所定時間経過後に、前記電源の電力を前記第二機器に供給すべく前記第二リレーに前記第二起動信号を出力し、その後、前記第二機器への前記電力の供給を停止すべく前記第二リレーへの前記第二起動信号の出力を停止する第二リレー制御手段と、有することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記第二機器は、前記内燃機関の運転停止中に故障診断を行う機器であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記第一リレー及び前記第二リレーを介さずに、前記電源から電力が供給されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記第二リレー制御手段は、前記内燃機関の運転停止と該停止時間を判定し、判定の結果に基づいて前記第二リレーを制御することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記第二リレー制御手段は、前記第二リレーの起動タイミングと起動時間とを演算し、該起動タイミングと起動時間に基づいて前記第二リレーを制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
  6. 電源と第一機器との間に介在され、第一起動信号の入力により前記電源と前記第一機器との間の電気的接続を行い、前記第一起動信号の入力の停止により前記電源と前記第一機器との間の前記電気的接続を遮断する第一リレーと、
    電源と第二機器との間に介在され、第二起動信号の入力により前記電源と前記第二機器との間の電気的接続を行い、前記第二起動信号の入力の停止により前記電源と前記第二機器との間の前記電気的接続を遮断する第二リレーと、を備えた内燃機関の制御方法であって、
    該制御方法は、イグニッションスイッチのON操作に応じて、前記電源の電力を前記第一機器に供給すべく前記第一リレーに前記第一起動信号を出力し、前記内燃機関の運転停止に応じて、前記第一機器への前記電力の供給を停止すべく前記第一リレーへの前記第一起動信号の出力を停止し、
    前記内燃機関の運転停止から所定時間経過後に、前記電源の電力を前記第二機器に供給すべく前記第二リレーに前記第二起動信号を出力し、その後、前記第二機器への前記電力の供給を停止すべく前記第二リレーへの前記第二起動信号の出力を停止することを特徴とする内燃機関の制御方法。
JP2004057795A 2004-03-02 2004-03-02 内燃機関の制御装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4338549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004057795A JP4338549B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 内燃機関の制御装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004057795A JP4338549B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 内燃機関の制御装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005248752A JP2005248752A (ja) 2005-09-15
JP4338549B2 true JP4338549B2 (ja) 2009-10-07

Family

ID=35029483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004057795A Expired - Fee Related JP4338549B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 内燃機関の制御装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4338549B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005248752A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6476295B2 (ja) エンジン制御装置
US10731575B2 (en) Fuel pump control system
JP4503256B2 (ja) エンジン駆動自動車の始動または停止方法および装置
JP2010265878A (ja) 内燃機関の制御装置
US5806307A (en) Exhaust gas-purifying system for internal combustion engines
JP4984163B2 (ja) 燃料噴射制御装置
US5791140A (en) Exhaust gas-purifying system for internal combustion engines
JP6045967B2 (ja) 車両の制御システム
CN101563535A (zh) 内燃发动机的控制系统
JP4338549B2 (ja) 内燃機関の制御装置及びその制御方法
JP4333472B2 (ja) 車載エンジン始動制御装置
JP2008190394A (ja) 圧力センサ、及び圧力制御装置
JP4743147B2 (ja) 電動式流体ポンプの制御装置
JP4107611B2 (ja) 内燃機関制御装置
EP3376018B1 (en) System and method for positioning a crankshaft of an engine of a vehicle
JPH1113519A (ja) 燃料噴射弁の駆動制御装置の診断装置及び該診断装置の診断装置
JP4270108B2 (ja) エンジンの制御装置
CN100545461C (zh) 电动机驱动的液压泵的控制设备
JP2006307662A (ja) 制御装置
WO2013021278A1 (en) Internal combustion engine control apparatus and internal combustion engine control method
US5754032A (en) Alternator control system
KR20030037640A (ko) 엘피지 차량의 연료 공급 제어방법
JP2018020715A (ja) 車両用電子制御装置
JP2023078620A (ja) 電子制御装置及び通信診断方法
JP2005055967A (ja) Cpu診断システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4338549

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees