JP4338452B2 - 扉錠とそのサムターン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不正な解錠を防止できる扉錠とその扉錠用のサムターン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、この種の扉錠においては、錠の不正解錠行為の1つとして、扉錠を取り付けた扉と枠との隙間(いわゆるチリ)や、扉に穴をあけてその穴に針金や紐等の不正解錠用の道具を挿入し、この不正解錠用の道具で室内側に取り付けてあるサムターン装置のサムターン軸を解錠方向に回動して、施錠状態の錠杆を後退して解錠するという、不正解錠行為が知られている。
【0003】
しかしながら、現在のところ、上記のような不正解錠行為に対して、本願出願人が知るところでは、適切に対応した技術は存在しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題を解決しようとするものであり、簡単な構成により上記針金や紐等の不正解錠用の道具によっても、サムターン装置のサムターン軸が解錠方向に回動できないようにして、不正解錠できない扉錠とそのサムターン装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の扉錠は、外筒と該外筒のサムターン軸嵌挿孔に嵌挿されたサムターン軸とを備えたサムターン装置と、前記サムターン装置の操作により作動される錠杆とを少なくとも備えた扉錠において、
前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、常時サムターン軸をサムターン軸嵌挿孔の中心位置に保持するための中心位置保持装置が設けてあり、前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、サムターン軸が傾動しない状態時にはサムターン軸は解錠方向に回動可能であり、サムターン軸が傾動した状態時には、サムターン軸の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置を設けたことを特徴とする。(請求項1参照)。
【0006】
ここで、サムターン軸が傾動しない状態時とは、針金や紐等の不正解錠用の道具によらない正常な解錠操作(例えば人間の手でサムターンを回動操作)によってサムターン軸が回動される場合、サムターン軸には偶力、即ち左右均等な一対の力が作用するのでサムターン軸は傾動することがない状態であって、正常な操作状態の場合を意味する。一方、サムターン軸が傾動した状態時とは、針金や紐等の不正解錠用の道具によって回動操作しようとした時は、サムターン軸には一方向の力しか作用しないのでサムターン軸は傾動する状態であって、不正な操作状態の場合を意味する。
【0007】
また、回動阻止装置とは、後述する実施形態で明らかになるが、サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方に設けた歯車状の歯や、ゴム製Oリングなどをいう。要するに、外筒とサムターン軸の接触面に該サムターン軸が回動できない歯車またはその他の係止機構や摩擦係数の大きな素材などを採用すればよい。
この場合において、サムターン軸が傾動しない状態時には前記回動阻止装置が作動しないように、外筒のサムターン軸嵌挿孔に対するサムターン軸の中心位置を保持するための中心位置保持装置を、前記回動阻止装置とは異なる個所のサムターン軸と外筒の一方又は両方に設けることができる。この中心位置保持装置は、例えば図6に示す如くバネで付勢したボールや、図11に示す如くバネで付勢したピン等が挙げられる。
【0008】
サムターン装置のサムターン軸は、略棒状体のもの1本で構成(図1、図8参照)してもよいが、第1部材と第2部材の2部材で分割して構成して、両部材をジョイント部で連結してなるもの(請求項参照、図15、図17参照)でもよく、適宜設計変更できる。
【0009】
本発明の扉錠用のサムターン装置は、外筒と、この外筒に嵌挿したサムターン軸とを少なくと備えた扉錠用のサムターン装置において、前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、常時サムターン軸をサムターン軸嵌挿孔の中心位置に保持するための中心位置保持装置が設けてあり、前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、サムターン軸が傾動しない状態時にはサムターン軸は解錠方向に回動可能であり、サムターン軸が傾動した状態時には、サムターン軸の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置を設けたことを特徴とする(請求項3参照)。
また、このサムターン軸も、前述したように1本でもよいし、2部材で分割して構成してもよく(請求項参照)、適宜設計変更できる。
【0010】
【発明の実施の形態1】
本発明の実施の形態の第1例を図1〜図10に基づいて以下に説明する。
1は扉イに取り付けた扉錠であって、この扉錠1は、錠杆3と該錠杆3を出没するためのハブ4やクリックモーション用バネ5等の出没操作機構とを内装した錠ケース2と、室内側に設けたサムターン装置10と、室外側にサムターン装置10と同軸的に設けたシリンダー50などからなっている。
【0011】
なお、図5で、6はハブ取付部材、7はフロント裏板、8はフロント板、9aは錠ケース取付ねじ、9bはフロント板取付ねじである。錠ケース2の側壁2a、2aには案内孔2b、2bが穿設されており、この案内孔2b、2b間に錠杆3の後部に固定したピン3aが摺動可能に嵌挿されている。図5で、3bは錠杆3の後部に形成した被係合部であり、この被係合部3bにハブ4の係合部4aを係合して、錠杆3が前進又は後退作動される。
【0012】
サムターン装置10は、サムターン軸挿入孔12を有する外筒11と、サムターン軸嵌挿孔12に回動自在に嵌挿され、前部に摘み15を有するサムターン軸14と、外筒11の前部外周および扉イに設けた取付孔ロを被覆したカラー16とからなっている。
【0013】
前記外筒11は、サムターン軸嵌挿孔12を有する筒状の外筒主体11Aと、この外筒主体11Aの前部を被蓋し、前記サムターン軸嵌挿孔12の一部を形成するリング体11 Bとで構成してある。外筒主体11Aとリング体11Bとはねじ13で固定し、その露出 部の外周はカラー16で被覆してある。
【0014】
サムターン軸14は、その後部14aをハブ4のハブ孔4bに回動方向に対して遊びが無い状態で係合している。従って、摘み15を人間の手で把持して解錠方向に回動すると、前記サムターン軸14の後部14aがハブ4を介して錠杆3を後退させ解錠状態とする。逆に、摘み15を把持して施錠方向に回動すると、前記サムターン軸14の後部14aがハブ4を介して錠杆3を前進させ施錠状態とする。
【0015】
前記サムターン装置10における外筒11(本実施形態ではリング体11B)のサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aとサムターン軸14の外周面14bの一方又は両方には、サムターン軸14が傾動しない正常な操作時において前記サムターン軸14は摘み15を把持して解錠方向に回動可能であり、針金や紐あるいはその他の工具等の不正解錠用の道具(図示せず)によりサムターン軸14が傾動した状態時(以下単に不正操作時ともいう。)において、サムターン軸14の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置20を設けている(図1、図7、図8、図10参照)。
【0016】
すなわち、サムターン軸14の外周にはその周方向に係止部である歯車状の歯27が複数形成してあると共に、外筒11のリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aには、前記歯27が歯合する係合凹部22が複数個形成してある。
【0017】
また、前記リング体11Bの係合凹部22が形成してある内周面12a以外の部分は、図1及び図6に示すように平滑面12nとしてあり、サムターン軸14を外筒11内に図1に示すように、嵌挿した状態において、リング体11Bの内周面12aとサムターン軸14の外周面14bの間には、サムターン軸が傾動しない正常な操作状態時に全周に遊びxが設けてあり、リング体11Bと対向するサムターン軸14の外周面14bには、前部に図6に示すように、周方向に複数の凹部24・・・24を形成し、各凹部24にはバネ25に弾支されたボール26が嵌挿されている。そして、各ボール26は付勢力の同じバネ25を用いることで、サムターン軸14つまり各ボール26をリング体11Bの内周面12aの中心位置に保持させ、各ボール26をリング体11Bの内周面12aに回動可能に摺接させている。つまり、サムターン軸14の外周面14bに形成した凹部24や該凹部24に嵌挿したバネ25やボール26は、中心位置保持装置23を構成する。従って、サムターン軸が傾動しない正常な操作状態時つまり常時には、前記サムターン軸14は摘み15を把持して解錠方向に支障なく回動できるため、錠杆が後退されて解錠できる。
【0018】
不正操作時、つまり不法に侵入しようとする者が針金や紐等の不正解錠用の道具を利用して室内側のサムターン装置のサムターン軸14の摘み15に引っ掛けて、サムターン軸14を解錠方向に回動しようとする場合や、ドライバーで押して回動しようとする場合、例えば摘み15に矢印P方向やQ方向の力が作用した場合には、手による操作とは異なって、摘み15には一方向の力しか作用しないので、サムターン軸14の動きは、図8ないし図10に示す状態となる。すなわち、中心位置保持装置23は図9に示すように、サムターン軸14の外周面14bの上面はリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aの上面に押圧されるとともに、最上位のボール26はバネ25の付勢力に抗して前記内周面12a上面に強く圧着され、左右のボール26、26はバネ25の付勢力により図9で左又は右方向へ突出して平滑面12nに接触する。また、図10に示される如く、サムターン軸14の上面側の歯27・・・27はリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aに形成した係合凹部22・・・22に係合され、サムターン軸14の回動は阻止される。このようにして、回動阻止装置20(21、22、27)により、不正解錠用の道具による不正解錠を防止することができる。 なお、上記外力Pは下方向から作用した場合を説明したが、上方向、または左や右方向から外力が作用した場合でも上記の場合と同様である。
【0019】
次に、図1及び図7に示すように、前述した歯車状の歯21・・・21及び係合凹部22・・・22と、前記係合凹部22・・・22に係合できるようにサムターン軸14に歯車状に形成した歯27・・・27とからなる回動阻止装置20について、以下に説明する。
【0020】
この回動阻止装置20は、サムターン軸14を外筒11内に図1に示すように、嵌挿した状態において、サムターン軸が傾動しない正常な操作状態時には、外筒11に形成した 歯車状の歯21・・・21と、サムターン軸14の外周に形成した歯車状の歯27・・・27とは、前記中心位置保持装置23(24、25、26)の作用により、図1及び図7に示すように、噛合せず歯先同士は離間しているので、サムターン軸14は摘み15を把持して解錠方向に支障なく回動できるため、錠杆が後退されて解錠できる。
【0021】
不正解錠用の道具による不正操作時には、前述したように、サムターン軸14は図8に示すように傾動し、中心位置保持装置23は図8及び図9に示すようにサムターン軸14の外周の上面がリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aの上面に押圧されるとともに、最上位のボール26はバネ25の付勢力に抗して前記内周面12aに圧着され、回動阻止装置20は図8及び図10に示すようにサムターン軸14の上面側の歯27・・・27がリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aに形成した係合凹部22・・・22に係合されてサムターン軸14の回動が阻止される。
【0022】
なお、図1で14cはリング体11Bの前面に当接して位置決めを図るためにサムターン軸14に形成したフランジ、17はサムターン軸14のキー溝に埋設したリテーナーである。
【0023】
シリンダー50は、扉イに貫通した取付孔ロに前記サムターン装置10と同軸的に取り付けてあり、公知の如く、キー孔52を有する内筒51と、内筒51を回転可能に嵌装した外筒53と、外筒53を被覆するカラー54とを備えている。また、内筒51と外筒53とには、複数の下ピン孔55又は上ピン孔56が両者が連通するように形成され、下ピン孔55に下ピン57が上ピン孔56に上ピン58がそれぞれ挿入され、キーをキー孔52に差し込んでいない状態、又はキーが適合していない状態のときには、ピンバネ59の付勢力によって上下両ピンの境界線は、内筒51と外筒53とのシャーラインと不一致であるため、内筒51を動かすことができない。キー孔52に適合するキーKを挿入した場合には、上下両ピンの境界線とシャーラインとが一致するため内筒51を回動することができ、錠杆を出没して施解錠できるようになっている。
なお、図1、図8で、12mはサムターン軸14の後部を嵌挿する後部挿通孔、60は ハブ4を操作するためのシリンダー50の操作杆、61、62はカラーバネである。
【0024】
【発明の実施の形態2】
図11と図12は、本発明の実施の形態の第2例を示すものであり、この場合の扉錠の錠ケースやサムターン装置10(回動阻止装置20を除く)やシリンダーの構成は、実施の形態1の場合と同様に形成してあるので、図1〜図5や図8に相当する図は省略している。よって、詳しくは上記実施の形態1の説明や図面を参照するとよい。
なお、図11は実施形態1の図6に、図12は図7に対応するものである。
【0025】
実施形態の第2例の場合、図11に示す中心位置保持装置23は、サムターン装置10における外筒11のリング体11Bに、サムターン軸嵌挿孔12から外周方向に向けて複数のピン孔30を放射状に穿設し、各ピン孔30には、一端をサムターン軸14の外周面14bに摺接するピン31と、該ピン31を前記サムターン軸14の外周面14b方向へ付勢するバネ32と、該バネ32を支持する支持部材33とを順次に嵌装している。各ピン孔30に嵌装したピン31及びバネ32はそれぞれ同一のものを使用しているので、各ピン31がサムターン軸14の外周面14bに摺接する力も同一である。そのため、サムターン軸が傾動しない正常な操作状態時には、サムターン軸14はサムターン軸嵌挿孔12の中心位置に全周に遊びxをもって保持され解錠方向に回動可能である。ピン孔30、ピン31、バネ32及び支持部材33は中心位置保持装置23を構成する。
【0026】
図12に示す回動阻止装置20は、図7の変形例である。すなわち、外筒11のリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aに形成した歯車状の歯21・・・21と、これら歯同士間の係合凹部22・・・22と、サムターン軸14の外周面14bに形成した歯車状の歯27・・・27とは、いずれも図7の場合より小さくかつ多く形成したものである。
この場合の作用図7の場合と同様である。
【0027】
サムターン軸が傾動しない正常な操作状態時には、回動阻止装置20(21、22、27)は図12に示す状態であり、中心位置保持装置23(30、31、32、33)は図11に示す状態であるため、摘み15を把持して解錠方向に支障なく回動して解錠できる。
【0028】
しかし、不正解錠用の道具による不正操作時には、外力Pによりサムターン軸14の前部は図8に示すように上動し傾動状態となるため、回動阻止装置20は、図12の状態から図10に示すように、サムターン軸14の上面側の歯27・・・27はリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aに形成した係合凹部22・・・22に係合され、図10に示す前記第1実施形態の場合と同様に、サムターン軸14の回動は阻止される。
このとき、中心位置保持装置23は、図9に示す前記第1実施形態の場合と同様にバネ32の付勢力に抗して上部2本のピン31、31をピン孔30、30内に没入し、サムターン軸14の上部は図9に示すようにリング体11Bの内周面12aに圧着される。
【0029】
【発明の実施の形態3】
図13は、本発明の実施形態の第3例を示す。この実施形態の場合も、前記図11及び図12の場合と同様に、扉錠の錠ケースやサムターン装置10(回動阻止装置20を除く)やシリンダーの構成は、実施の形態1の場合と同様に形成してあるので、図1〜図5や図8に相当する図は省略している。詳しくは、実施の形態1の説明や図面を参照するとよい。
【0030】
この図13に示す回動阻止装置20は、外筒11のリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12a、又はサムターン軸14の外周面14bの一方または両方に、摩擦抵抗の大きい材質、例えばゴム材や、摩擦抵抗の大きい化学物質を含有する材質などからなるOリング等の回動阻止体34を設けたものである。
【0031】
図13では、回動阻止体34をリング体11Bの内周面12aとサムターン軸14の外周面14bの両方に設けているが、一方側だけに設けることもできる。
また、回動阻止体34は、Oリングに限らず、摩擦抵抗の大きい化学物質等の塗布剤を前記内周面12a又は外周面14bに塗着したものでもよいし、或いはリング体11B自体又はサムターン軸14自体を摩擦抵抗の大きい材質で構成したものでもよい。
【0032】
この回動阻止体34を有する図13の回動阻止装置20のものによれば、サムターン軸14は、外筒11(リング体11B)のサムターン軸嵌挿孔12に遊びをもって嵌挿されているので、サムターン軸が傾動しない正常な操作状態時には、サムターン軸14は解錠方向に回動できる。
【0033】
しかし、不正解錠用の道具による不正操作時(つまりサムターン軸が傾動した操作状態時)には、サムターン軸14の前部は図8に示すように上動し傾動されるため、サムターン軸14の回動阻止体34の上部が外筒11(リング体11B)のサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aに強く圧着される結果、その回動阻止体34の摩擦抵抗によりサムターン軸14を解錠方向に回動することができない。また、サムターン軸14を左右又は下方向に傾動したとしても、上記と同じ理由でサムターン軸14を解錠方向に回動することができない。
【0034】
【発明の実施の形態4】
図14は、本発明の実施形態の第4例を示す。この実施形態のものは、前記実施形態1における回動阻止装置20の形状を変更したものであって、扉錠の錠ケースや、回動阻止装置20を除くサムターン装置10や、シリンダー50の構成は、実施の形態1の場合と同様に形成しているので、図1〜図5や図8に相当する図は省略している。詳しくは実施の形態1の説明や図を参照するとよい。
【0035】
この図14に示す回動阻止装置20は、図7に示す回動阻止装置20と比較すれば判るように、サムターン軸14をサムターン装置10の外筒11のサムターン軸嵌挿孔12に 嵌挿した状態において、該サムターン軸14の外周面14bの周方向には外筒11のリング体11B対応位置に、図7に示す如きのこ歯状の多数の歯ではなく、3〜5個程度(図14では4個)の突起28を形成してある。一方、前記リング体11Bに形成したサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aの周方向には、サムターン軸14の突起28を係合できる係合凹部22が上記突起28と対向して形成してある。この場合の作用は、実施形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。なお、前記複数の係合凹部22は、リング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の壁面に、係合凹部22を複数形成したリング(図示せず)を嵌装する構成でもよい。
【0036】
【発明の実施の形態5】
図15〜図18は、本発明の実施形態の第5例を示す。この実施形態の扉錠は、サムターン軸14が第1部材140と第2部材141の2部材で分割して構成してあるとともに、両部材140,141はジョイント部142で連結してある点に特徴を有する。その他の錠ケースやシリンダー等の構成は、実施の形態1の場合と同様に形成しているので、詳しくは実施の形態1の説明や図面を参照するとよい。
なお、この実施形態の場合も、サムターン装置10の外筒11とサムターン軸14の一方又は両方には、サムターン軸 14が傾動しない状態時にはサムターン軸14は解錠方向に回動可能であり、サムターン軸14が傾動した状態時には、サムターン軸14の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置20を設けてある。
【0037】
この場合のサムターン軸14は、一端側に摘み15を有する第1部材140と、この第1部材140の他端側をジョイント部142で連結する第2部材141との2部材で構成してある。
【0038】
前記第1部材140は、図1で示したサムターン軸14の前半部を縦方向に切断したものと同様としたものであって、その一端側に摘み15を、中程にフランジ14Cを形成し、このフランジ14Cから他端側に向けて、バネ25及びボール26を収容する凹部24と、前記回動阻止装置20である歯27と、抜け止め用のリテーナー17とを設けてある。そして、第1部材140の他端側の端部には図16に示すようにほぞ140aを突設してある。
【0039】
一方、第2部材141は、全体の長さを短くするとともに、円柱(角柱でもよい)状の前半部を大径とし後半部を小径とし、その小径部(後半部)をサムターン軸嵌挿孔12の後部挿通孔12mに嵌挿するようにしている。また、第2部材141の一端側には図16に示すようにすり割り状のほぞ孔141aが形成されている。
このほぞ孔141aとほぞ140aとはジョイント部142を構成する。
【0040】
従って、第1部材140と第2部材141とを連結する場合には、第2部材141のほぞ孔141aに第1部材140のほぞ140aを嵌合するとよい。
【0041】
この両部材140、141をサムターン装置10に組み付ける場合の一例を図15に沿って以下に簡単に説明すると、先ず、第1部材140に形成した凹部24にバネ25及びボール26を収容してから、リング体11Bをかぶせ、第1部材140とリング体11Bとを結合する。そして、第1部材140のほぞ140aを第2部材141のほぞ孔141aに嵌合して両部材を結合する。次に、前記結合された両部材140,141のうち第2部材141の他端部を外筒主体11Aの後部挿通孔12mに嵌挿し、前記外筒主体11Aとリング体11Bとをねじ13で固定する。そして、最後にカラー16をバネ61を介して外筒11に装着する。
【0042】
この実施形態では、サムターン軸14の第2部材141の長手方向の長さを第1実施例 のものに比べて短かくすることができ、第1、第2の部材140、141の全体長さを短くしてあるため、それに伴って、外筒主体11Aやカラー16などの長手方向の長さも短くなり、外筒11及びカラー16が扉イの表面から突出する突出長さLが短くなる。そのため、サムターン装置10の小形化が図られるとともに、扉を開放したときに、サムターン装置10が枠に当たるのが解消できるし、このサムターン装置10にサムターン回し防止用のカバーを取り付ける際にも、該カバーの突出を短くできる利点がある。
【0043】
この実施形態のサムターン軸14、回動阻止装置20、中心位置保持装置23などの 作用は、原理的には前述した実施形態1の場合と略同様であるので、実施形態1の説明を参照するとよい。
【0044】
図15及び図16は、サムターン軸が傾動しない正常な操作状態を示しており、この 場合、サムターン軸14(140、141)は、中心位置保持装置23により、外筒11のサムターン軸嵌挿孔12の中心線上で回動可能である。このとき、第1部材140のほぞ140aは第2部材141のほぞ孔141aに対して、図16に示す如く偏心することなく中心線上に収容された状態である。従って、このサムターン軸14が傾動しない正常な操作状態時には、前記サムターン軸14は摘み15を把持して解錠方向へ支障なく回動できるため、錠杆が後退されて解錠できる。
【0045】
上記図15及び図16の状態において、不法侵入者等が不正解錠用の道具により不正 操作した場合には、サムターン軸14は図17に示すように外力Pにより上方へ摺動し、中心位置保持装置23は図17(図9参照)に示すようにサムターン軸14の外周の上面がリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aの上面に押圧されるとともに、最上位のボール26 はバネ25の付勢力に抗して前記内周面12aに圧着される一 方、回動阻止装置20は図17(図10参照)に示すように、サムターン軸14の上面側の歯27・・・27がリング体11Bのサムターン軸嵌挿孔12の内周面12aに形成した係合凹部22・・・22に係合されて、サムターン軸14の回動が阻止され、錠杆3の後退が阻止されて不正解錠が防止される。
【0046】
本発明に係る扉錠用のサムターン装置について、第1実施形態の図1〜図10に基づいて説明すると、外筒11と、この外筒11に嵌挿したサムターン軸14とを少なくと備えた扉錠用のサムターン装置10において、前記サムターン装置10の外筒11とサムターン軸14の一方又は両方には、サムターン軸が傾動しない状態時にはサムターン軸14は解錠方向に回動可能であり、不正解錠用の道具によりサムターン軸14が傾動した時には、サムターン軸14の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置20を設けたことを特徴とする扉錠用のサムターン装置としても採用できる。
また、この扉錠のサムターン装置10は、外筒11とサムターン軸14の一方又は両方には、常時サムターン軸14をサムターン軸嵌挿孔12の中心位置に保持するための中心位置保持装置23が設けてある
【0047】
この扉錠用のサムターン装置は、図15〜図18に示した扉錠のうちサムターン装置1 0のみを実施したものでもよい。つまり、この場合のサムターン軸14は、第1部材14 0と第2部材141で分割して構成するとともに、両部材140,141はジョイント部 142で連結する。
【0048】
このサムターン装置のみの発明の場合において、回動阻止装置20としては、図1や図6〜図7、図15及び図17で示したものに限らず、図11〜図13に示したもの、その他の構造のものを採用することができる。
また、このサムターン装置のみの発明の作用例は、前述した実施の形態の説明や図面を参照するとよい。
【0049】
【変形例等】
実施の形態1〜5においては、扉錠としてサムターン装置10とシリンダー50とを備えたものについて説明したが、本発明は、シリンダー50は設けずにサムターン装置10のみ備えた扉錠にも適用することができる。
【0050】
回動阻止装置20と中心位置保持装置23の組み合わせは、図6、図7、図11〜13のいずれかを適宜組み合わせることができる。
回動阻止装置20としては、図示の構造のものに限定されるものではなく、その他種々設計変更できる。例えば、図7で言えば、サムターン軸14の外周面にのこ歯状の多数の 歯27…27を形成しているが、外周面上に3〜5個程度の突起状の歯でもよい。中心位置保持装置23は、本発明では必須のものではなく、これがなくても、サムターン軸14が傾動しない状態時には解錠方向に回動できるものであればよい。
【0051】
また、図13で示した回動阻止体34は、外筒11とサムターン軸14のいずれか一方に設けたものも本発明に含むことは勿論である。
【0052】
サムターン軸14は、各実施形態では断面が円形状のものを用いているが、断面が多角形状や楕円形状のものを採用することもできる。また、サムターン軸14は、実施形態1〜4で示すように1本のもの、実施形態5で示すように2本に分割されたものに限定され るものではなく、実施形態1〜4のものを2本に分割するとか、又は各実施形態のものを3本以上に分離されたもの等でも実施できる。
【0053】
実施形態5(図15〜図18)では、サムターン軸14を構成する第1部材140と第2部材141のうち、第2部材141を長手方向に短く形成したが、第1部材140の方を短くしてもよいし、両部材140,141の両方を短くすることもできる。
【0054】
また、実施形態5におけるジョイント部142は、図示のものに限定されるものではなく、第1部材140と第2部材141の軸端をスプラインとセレーション構造にするとか、かみ合いクラッチ構造にするとか、その他適宜の構造とすることもできる。
【0055】
【発明の効果】
本発明の請求項1の扉錠によれば、外筒と該外筒のサムターン軸嵌挿孔に嵌挿されたサムターン軸とを備えたサムターン装置と、サムターン装置の操作により作動される錠杆とを少なくとも備えた扉錠において、前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には 、サムターン軸 が傾動しない状態時にはサムターン軸は解錠方向に回動可能であり、サムターン軸が傾動した状態時には、サムターン軸の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置を設けているから、針金や紐等の不正解錠用の道具によっても、サムターン装置のサムターン軸を解錠方向に回動することができないため、簡単な構成で、不正解錠されない防犯効果に強い扉錠が提供できる。
【0056】
請求項1の扉錠によれば、外筒とサムターン軸の一方又は両方には、常時サムターン軸をサムターン軸嵌挿孔の中心位置に保持するための中心位置保持装置を設けているから、不正解錠用の道具によらない正常の解錠操作時には、サムターン軸は傾動しないので回動阻止装置は作用せず、何ら支障なく解錠することができる。
【0057】
請求項扉錠によれば、サムターン軸は、第1部材と第2部材の2部材で分割して構成するとともに 、両部材はジョイント部で連結してあるから、第1実施形態の如く傾動によらず、第1部材の摺動によって回動阻止装置を作動させることができるので、第1部材と第2部材の一方又は両方の長さを短くすることにより、外筒及びカラーの扉表面からの突出長さを短くできる。そのため、サムターン装置の小形化が図られるとともに、扉を開放したときに、サムターン装置が枠に当たるのが解消できるし、このサムターン装置にサムターン回し防止用のカバーを取り付ける際にも、該カバーの突出を短くできる利点がある。
【0058】
請求項3の扉錠用のサムターン装置によれば、サムターン装置の外筒とサムターン軸の 一方又は両方には、サムターン軸が傾動しない状態時にはサムターン軸は解錠方向に回動 可能であり、サムターン軸が傾動した状態時には、サムターン軸の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置を設けているから、針金や紐等の不正解錠用の道具によっても、サムターン装置のサムターン軸を解錠方向に回動することができないため、簡単な構成で、不正解錠されない防犯効果に強い扉錠用のサムターン装置が提供できる。
【0059】
請求項3の扉錠用のサムターン装置によれば、サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、常時サムターン軸をサムターン軸嵌挿孔の中心位置に保持するための中心位置保持装置が設けてあるから、不正解錠用の道具によらない正常の解錠操作時には、サムターン軸は傾動しないので回動阻止装置は作用せず、何ら支障なく解錠することができる。
【0060】
請求項4の扉錠用のサムターン装置によれば、サムターン軸は、第1部材と第2部材の2部材で分割して構成するとともに、両部材はジョイント部で連結してあるから、上記請求項2の場合と同様の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1におけるサムターン軸が傾動しない状態時の図2の縦断面図である。
【図2】 本発明の実施形態1における側面図である。
【図3】 本発明の実施形態1における室内側から見た背面図である。
【図4】 本発明の実施形態1における平面図である。
【図5】 本発明の実施形態1における錠ケースの縦断面図である。
【図6】 本発明の実施形態1におけるサムターン軸が傾動しない状態時の図1のA−A線断面図である。
【図7】 本発明の実施形態1におけるサムターン軸が傾動しない状態時の図1のB−B線断面図である。
【図8】 本発明の実施形態1におけるサムターン軸が傾動した状態時の縦断面図である。
【図9】 本発明の実施形態1におけるサムターン軸が傾動した状態時の図8のC−C線断面図である。
【図10】 本発明の実施形態1におけるサムターン軸が傾動した状態時の図8のD−D線断面図である。
【図11】 本発明の実施形態2における回動阻止装置の図1のA−A線に相当する断面図である。
【図12】 本発明の実施形態2における回動阻止装置の図1のB−B線に相当する断面図である。
【図13】 本発明の実施形態3における回動阻止装置の断面図である。
【図14】 本発明の実施形態4における回動阻止装置の断面図である。
【図15】 本発明の実施形態5におけるサムターン軸が傾動しない状態時の縦断面図である。
【図16】 図15におけるジョイント部の縦断面図である。
【図17】 本発明の実施形態5におけるサムターン軸が傾動した状態時の縦断面図である。
【図18】 図17におけるジョイント部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 扉錠
2 錠ケース
3 錠杆
4 ハブ
10 サムターン装置
11 外筒
11B リング体
12 サムターン軸嵌挿孔
12a 内周面
14 サムターン軸
14b 外周面
15 摘み
20 回動阻止装置
21 歯
22 係合凹部
23 中心位置保持装置
24 凹部
25 バネ
26 ボール
27 歯
28 突起
30 ピン孔
31 ピン
32 バネ
33 支持部材
34 回動阻止体
50 シリンダー
51 内筒
52 キー孔
53 外筒
140 第1部材
140a ほぞ
141 第2部材
141a ほぞ孔
142 ジョイント部
K キー
L 外筒及びカラーの突出長さ

Claims (4)

  1. 外筒と該外筒のサムターン軸嵌挿孔に嵌挿されたサムターン軸とを備えたサムターン装置と、前記サムターン装置の操作により作動される錠杆とを少なくとも備えた扉錠において、
    前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、常時サムターン軸をサムターン軸嵌挿孔の中心位置に保持するための中心位置保持装置が設けてあり、
    前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、サムターン軸が傾動しない状態時にはサムターン軸は解錠方向に回動可能であり、サムターン軸が傾動した状態時には、サムターン軸の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置を設けたことを特徴とする扉錠。
  2. 前記サムターン軸は、第1部材と第2部材の2部材で分割して構成するとともに 、両部材はジョイント部で連結してある請求項1に記載の扉錠。
  3. 外筒と、この外筒に嵌挿したサムターン軸とを少なくとも備えた扉錠用のサムターン装置において、
    前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、常時サムターン軸をサムターン軸嵌挿孔の中心位置に保持するための中心位置保持装置が設けてあり、
    前記サムターン装置の外筒とサムターン軸の一方又は両方には、サムターン軸が傾動しない状態時にはサムターン軸は解錠方向に回動可能であり、サムターン軸が傾動した状態時には、サムターン軸の解錠方向への回動を阻止する回動阻止装置を設けたことを特徴とする扉錠用のサムターン装置。
  4. 前記サムターン軸は、第1部材と第2部材の2部材で分割して構成するとともに、両部材はジョイント部で連結してある請求項に記載の扉錠用のサムターン装置。
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