JP4337720B2 - 電子制御ユニット - Google Patents
電子制御ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP4337720B2 JP4337720B2 JP2004353031A JP2004353031A JP4337720B2 JP 4337720 B2 JP4337720 B2 JP 4337720B2 JP 2004353031 A JP2004353031 A JP 2004353031A JP 2004353031 A JP2004353031 A JP 2004353031A JP 4337720 B2 JP4337720 B2 JP 4337720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- reset
- ecu
- received
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
また、ゲートウェイ関連処理による処理負荷は、通信状態に依存するため、何等かの理由で中継を必要とする通信が集中すると、過渡的に非常に重くなることがある。
そこで本発明は、ゲートウェイ機能に加えてアプリケーション機能を有するデータ中継装置を用いた多重通信システムに特有な問題、即ち、データ中継装置の自己リセット発生時における電子制御ユニットの誤作動、及び中継データ増大時のデータ中継装置におけるアプリケーション機能の低下を解決することを目的とする。
そして、本発明の電子制御ユニットでは、多重通信システムを介して繰り返し受信されるべき反復データが、予め設定された許容期間以上の間受信できなかった場合、途絶ダイアグ記録手段が、その旨を通信途絶ダイアグ情報として記録する。また、途絶ダイアグ禁止手段は、データ中継装置からリセット事前通知を受信した場合、その後、データ中継装置のリセットが解除されるまでの間、前記反復データのうちデータ中継装置を介して受信されるべきものについては、途絶ダイアグ記録手段による通信途絶ダイアグ情報の記録を禁止する。
つまり、本発明の電子制御ユニットによれば、データ中継装置のリセットが原因で途絶した反復データについての通信途絶ダイアグ情報の記録が禁止されるため、不要なダイアグ情報が記録されてしまうことを防止することができる。
この場合、通信ネットワークに接続された電子制御ユニットに対してリセット事前通知の送達を、確実かつ速やかに行うことができ、自己リセットによるデータ中継装置の使用不能期間を必要最小限に抑えることができる。
図1は、本発明が適用された実施形態の車載多重通信システムの構成を表すブロック図である。
このうち、一方の通信制御回路33は制御系ネットワーク1、他方の通信制御回路34はボディ系ネットワーク2に接続され、また、I/O回路35は専用線4に接続されている。そして、これら通信制御回路33,34、I/O回路35は、リセット回路36、タイマ37と共に、いずれもCPU31によって制御されるように構成されている。
まず、図2は、統合ECU3のCPU31が実行するゲートウェイ関連処理の一つである受信処理の内容を示すフローチャートである。
つまり、CPU31が高負荷状態にない時には、全ての中継データを中継し、CPU31が高負荷状態にある時には、高負荷時優先データについては全て中継し、高負荷時非優先データについては1回毎に中継と破棄を繰り返すことで、中継周期が2倍となるようにしている。また、GW処理時間測定タイマには、本処理の処理時間が累積されるようにしている。
そして、この異常検出処理として、具体的には、例えば、CPU32が各種入力データに基づいて燃料噴射時期,燃料噴射量,スロットル開度等の制御を実施している場合、CPU31は、その制御量を算出する際に用いるものと同じ入力データをCPU32から取得して、CPU32と同様に、制御量を算出し、その算出結果(CPU31での算出結果)を、CPU32での算出結果と比較することで異常を検出する処理等がある。
つまり、AP処理時間測定タイマ、及びGW処理時間測定タイマからは、監視時間間隔Trの間に実行されたアプリケーション関連処理、及ゲートウェイ関連処理の処理時間の累積値Ta,Tgが得られ、その累積値Ta,Tgと監視時間間隔Trとに基づいてCPU31の負荷状態を判定するようにされている。
次に、図4は、統合ECU3のCPU31が実行する異常監視処理の内容を示すフローチャートである。なお、本処理は、予め設定された時間間隔毎に繰り返し実行される。
図5に示すように、本処理が起動すると、まず、I/O回路45(即ち専用線4)を介してリセット事前通知を受信したか否かを判断し(S500)、リセット事前通知を受信していれば、GWリセット中フラグRFを1に設定して(S510)、S500に戻る。
上記実施形態では、統合ECU3がリセット中であることを示すGWリセット中フラグRFを、中継データの受信によって0クリアするようにされているが、統合ECU3が専用線4又はネットワーク1,2を介して各ECUijにリセット解除通知を送信するように構成し、このリセット解除通知の受信によって、GWリセット中フラグRFを0クリアするように構成してもよい。
Claims (2)
- 車両内に形成された複数の通信ネットワークを相互接続するゲートウェイ機能に加え、前記通信ネットワークを介してデータを送受信することにより予め設定された特定処理を実現するアプリケーション機能を有し、且つ、リセット指令に従って自装置全体をリセットするリセット回路と、前記アプリケーション機能の異常を検出する異常検出手段と、該異常検出手段にて異常が検出されると、前記通信ネットワークに接続された他装置に対してリセット事前通知を送信後、前記リセット回路に対して前記リセット指令を出力するリセット制御手段とを備えたデータ中継装置を用いて構成された多重通信システムに接続される電子制御ユニットであって、
前記多重通信システムを介して繰り返し受信されるべき反復データが、予め設定された許容期間以上の間受信できなかった場合、その旨を通信途絶ダイアグ情報として記録する途絶ダイアグ記録手段と、
前記データ中継装置から前記リセット事前通知を受信した場合、その後、該データ中継装置のリセットが解除されるまでの間、前記反復データのうち前記データ中継装置を介して受信されるべきものについては、前記途絶ダイアグ記録手段による前記通信途絶ダイアグ情報の記録を禁止する途絶ダイアグ禁止手段と、
を備えることを特徴とする電子制御ユニット。 - 前記データ中継装置からの前記リセット事前通知を、前記通信ネットワークとは異なる専用線を用いて受信することを特徴とする請求項1に記載の電子制御ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004353031A JP4337720B2 (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 電子制御ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004353031A JP4337720B2 (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 電子制御ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006165884A JP2006165884A (ja) | 2006-06-22 |
JP4337720B2 true JP4337720B2 (ja) | 2009-09-30 |
Family
ID=36667415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004353031A Expired - Fee Related JP4337720B2 (ja) | 2004-12-06 | 2004-12-06 | 電子制御ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4337720B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160575A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Denso Corp | 中継装置およびプログラム |
US7952289B2 (en) * | 2007-12-21 | 2011-05-31 | Nordson Corporation | UV lamp system and associated method with improved magnetron control |
JP5359449B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-12-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 中継システム及び制御装置 |
JP2011028559A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Denso Corp | 中継プログラムおよび電子制御装置 |
JP5522072B2 (ja) | 2010-03-04 | 2014-06-18 | 株式会社デンソー | 車両用通信装置および車両用通信システム |
JP5540939B2 (ja) * | 2010-06-25 | 2014-07-02 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 中継装置及び中継方法 |
JP5780186B2 (ja) * | 2012-03-22 | 2015-09-16 | 株式会社デンソー | 車両用通信装置 |
JP5813547B2 (ja) * | 2012-03-23 | 2015-11-17 | 株式会社デンソー | 車両挙動制御システム |
KR101378277B1 (ko) | 2012-12-28 | 2014-03-24 | 주식회사 현대케피코 | 자동차용 ecu 외부제어장치 |
JP2015130121A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | ヤマハ株式会社 | 中継装置 |
JP6839512B2 (ja) * | 2016-09-27 | 2021-03-10 | 株式会社Fuji | 多重通信システム及び作業機 |
JP6967664B2 (ja) * | 2018-04-23 | 2021-11-17 | 日立Astemo株式会社 | ゲートウェイ装置 |
JP7189349B2 (ja) * | 2019-07-19 | 2022-12-13 | 日立Astemo株式会社 | ゲートウェイ装置、データフレーム送信方法およびプログラム |
-
2004
- 2004-12-06 JP JP2004353031A patent/JP4337720B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006165884A (ja) | 2006-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4337720B2 (ja) | 電子制御ユニット | |
JP7074004B2 (ja) | 中継装置システム及び中継装置 | |
JP5050653B2 (ja) | 電子制御装置 | |
JP2017079406A (ja) | 車載記録システム及び車載制御装置 | |
JP2005047488A (ja) | 車両用制御装置 | |
JP2006287739A (ja) | ゲートウェイ装置 | |
JP7189349B2 (ja) | ゲートウェイ装置、データフレーム送信方法およびプログラム | |
JP2013106200A (ja) | 車両用通信中継装置、スリープ制御方法 | |
JP5071340B2 (ja) | ゲートウェイ装置、車両用ネットワーク、片側断線検出方法 | |
CN111176251B (zh) | 网络系统 | |
CN112703129A (zh) | 中继装置系统 | |
JP2004348274A (ja) | 通信故障の診断装置 | |
JP2019129495A (ja) | 電子制御ユニット及び接続認証方法 | |
JP6674312B2 (ja) | ゲートウェイ装置 | |
JP2008131362A (ja) | 中継接続ユニット及び車載用通信システム | |
JP2008283386A (ja) | データ中継装置、車載通信システム | |
US11652745B2 (en) | On-board network system and program | |
JP6969528B2 (ja) | 中継装置システム | |
JP7011983B2 (ja) | 演算システム、演算装置 | |
JP2013129291A (ja) | 車両用通信制御装置、車両用通信ネットワークの制御方法、車両用通信ネットワークの制御プログラム | |
JP4698632B2 (ja) | ゲートウェイ装置、及びその制御方法 | |
WO2022163386A1 (ja) | 車載装置、及び中継方法 | |
JP4959484B2 (ja) | 中継接続ユニット | |
WO2022163349A1 (ja) | 車載装置、及び情報処理方法 | |
JP4462040B2 (ja) | ノード状態判定装置及びこの装置を備えるノード並びにノード状態判定方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090609 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090622 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4337720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |