JP4337552B2 - 加熱ユニット - Google Patents
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Description
近年、このような構成の加熱ユニットは、液晶基板やプラズマディスプレイなどのガラス基板の加熱処理にも用いられている。
このような加熱ユニットを備えてなる加熱装置の或る種のものとしては、図14に示すように、上方(図14において上方)に開口を有する箱状体よりなるチャンバー81と、当該チャンバー81の開口を塞ぐよう、着脱自在に設けられた板状体よりなるチャンバー天板82と、チャンバー81およびチャンバー天板82によって形成される加熱処理空間S内に配置された、被加熱処理物Nを支持するための支持台84とを備えており、加熱ユニット85が加熱処理空間S内におけるチャンバー天板82の下方(図14において下方)に加熱ユニット固定用ネジ85Aによって固定された状態で設けられているものが用いられている。
図14において、83は、チャンバー天板82に固定されており、加熱ユニット固定用ネジ85Aに対応するネジ孔を有するスペーサーである。
このような加熱ユニット85においては、コ字状白熱ランプ86の各々に対する給電機構を発光管部86Aの延長線上に設ける必要がないことから、設計の自由度が大きくなるため、直管型の白熱ランプを備えてなる加熱ユニットのように当該白熱ランプを反射構造体の表面に沿って平行に配列する形態に限定されず、複数のコ字状白熱ランプ86を種々の状態に配列することができる。
また、加熱ユニットに、例えば反射構造体を冷却するための冷却用冷水配管などの部材が設けられている場合には、コ字状白熱ランプの交換作業が特に大掛かりなものとなる。
反射構造体の貫通孔に封止管部が挿入されている状態の白熱ランプを給電端子を介して給電板に固定するためのランプ固定用部材が、当該貫通孔を臨むよう位置されており、
反射構造体における貫通孔が長孔状であり、貫通孔に封止管部が挿入された状態の白熱ランプが、反射構造体の一面に沿ってスライド可能な構造を有するものであることを特徴とする。
従って、本発明の加熱ユニットによれば、大きな被加熱処理面に対しても高い均一性で加熱処理を施すことができると共に、優れたメンテナンス性を得ることができる。
図1は、本発明の加熱ユニットの構成の一例を、当該加熱ユニットが加熱装置に設けられた状態によって示す説明図であり、図2は、図1の加熱ユニットの要部を拡大して示す説明用断面図であり、図3は、図1の加熱ユニットを図2における矢印方向から見た状態を示す説明図であり、図4は、図1の加熱ユニットに備えられている白熱ランプの構成を給電端子と共に示す説明用斜視図である。
この加熱装置10は、被加熱処理物であるガラス基板Mを加熱処理するためのものであって、上方(図1において上方)に開口を有し、また側面(図1における左面および右面)に窓部11Aが形成された箱状体よりなるチャンバー11と、当該チャンバー11の開口を塞ぐよう、着脱自在に設けられた板状体よりなるチャンバー天板12と、チャンバー11およびチャンバー天板12によって形成される加熱処理空間S内に配置された、ガラス基板Mを支持するための支持台14とを備えており、加熱処理空間S内におけるチャンバー天板12の下方(図1において下方)には、加熱ユニット固定用ネジ29によってチャンバー天板12に固定された状態の加熱ユニット20が設けられている。
この例において、ガラス基板Mは、縦2.2m、横1.9mの大きさの被加熱処理面を有するものであり、また、加熱ユニット20は、チャンバー天板12との離間距離が60mmとなる位置に設けられている。
そして、コ字状白熱ランプ30を固定している状態のランプ固定用ネジ27の各々は、その頭部27Aが、当該コ字状白熱ランプ30の封止管部32が挿入されている貫通長孔22の各々を臨むよう位置されている。
この例においては、貫通長孔22は、長軸がコ字状白熱ランプ30の発光管部31に垂直な方向に伸び、短軸が封止管部32の外径に適合した大きさを有するものであって、当該貫通長孔22の一端22A側部分にはコ字状白熱ランプ30の封止管部32が挿入され、また、他端22B側部分の直上にはランプ固定用ネジ27の頭部27Aが位置されている。
このコ字状白熱ランプ30は、封止管部32の各々が発光管部31に垂直な平面に関して対称な構造を有しており、給電端子25の基端部25Bは、封止管部32に平行な方向に伸び、これに連続する先端部25Aは、封止管部32に垂直な方向であって発光管部31に垂直な方向に伸びている。
この反射構造体21は、その一面21Aが鏡面処理が施されてなるものであってもよいが、この例において示すように、一面21Aに、例えば厚み1mmの光輝性を有するアルミニウム製のタイル状体よりなる反射プレート16が取り付けられいていることが好ましい。
ここに、反射プレート16は、図2に示すように、反射構造体21に形成されている貫通長孔22におけるコ字状白熱ランプ30の封止管部32が挿入されていない部分を覆うよう設けられることが好ましい。これにより、コ字状白熱ランプ30から反射構造体21に向かう方向に放射された光がガラス基板Mに向かう方向に高い割合で反射されることとなり、コ字状白熱ランプ30からの放射光をガラス基板Mの加熱処理に高い効率で利用することができる。
このような形状のコ字状白熱ランプ30を用いる場合には、反射構造体21における貫通長孔22は、例えば、長軸の長さが20mmとされ、短軸の長さが12mmとされる。 また、給電端子25としては、ニッケルよりなるものであって、その厚さが0.2mmのものを用いることができ、給電板24としては、例えば銅よりなる基材にニッケルメッキが施されてなるものであって、その厚さが5mmのものを用いることができる。
また、コ字状白熱ランプ30の交換作業に係る取り付け工程は、取り外し作業の手順と逆の手順により、新しいコ字状白熱ランプを給電端子25を介して給電板24に取り付け、この新しいコ字状白熱ランプ30が取り付けられた加熱ユニットが固定されている状態のチャンバー天板12をチャンバー11に取り付けることによって行われる。
この図の例においては、1個のコ字状白熱ランプ30に係る給電端子41の各々には、互いに平行に伸びる切欠溝42が形成され、また、反射構造体46には、保持部材44における給電端子挿入方向(図8における左右方向)に伸びる長孔状の貫通孔(以下、「貫通長孔」ともいう。)47が形成されており、この貫通長孔47の他端47A側部分の直上に給電ネジ43の頭部43Aが配置されている。また、保持部材44を構成する上板44A、屈曲部44Cおよび下板44Bは、厚さ0.3mmのステンレス製の板状体により一体的に形成されるものである。
従って、この加熱ユニットにおいては、トライバーなどの工具を用いることなく、コ字状白熱ランプ30の交換作業を極めて容易に行うことができる。
このような加熱ユニットにおいては、トライバーなどの工具を用いることなく、コ字状白熱ランプの交換作業を極めて容易に行うことができる。
具体的には、例えば下記(1)〜(3)の構成を有するものが挙げられる。
11 チャンバー
11A 窓部
12 チャンバー天板
14 支持台
16 反射プレート
20 加熱ユニット
21 反射構造体
21A 一面
21B 反対面
22 貫通孔
22A 一端
22B 他端
23 スペーサー
24 給電板
24A 絶縁性支柱
24B 電流導入用配線
25 給電端子
25A 先端部
25B 基端部
25C 貫通孔
26 セラミックベース
27 ランプ固定用ネジ
27A 頭部
28 冷却用冷水配管
29 加熱ユニット固定用ネジ
30 白熱ランプ
31 発光管部
32 封止管部
34 バルブ
34A 水平部
34B 垂直部
36 フィラメント
37 内部リード棒
41 給電端子
41A 先端部
42 切欠溝
42A 谷部
43 ネジ
43A 頭部
43B ネジ本体
44 保持部材
44A 上板
44B 下板
44C 屈曲部
46 反射構造体
47 貫通孔
47A 他端
47B 一端
51 給電端子
51A 先端部
52 貫通孔
54 挟持部材
54A 上板
54B 下板
54C 屈曲部
55 突起
61 給電端子
61A 先端部
64 挟持部材
64A 上板
64B 下板
64C 屈曲部
71 給電端子
71A 先端部
74 挟持部材
74A 平板状部分
74B 屈曲部分
81 チャンバー
82 チャンバー天板
83 スペーサー
84 支持台
85 加熱ユニット
85A 加熱ユニット固定用ネジ
86 白熱ランプ
86A 発光管部
86B 封止管部
87 反射構造体
87A 貫通孔
87B 一面
87C 反対面
88 給電板
88A 給電線
89 ランプホルダー
Claims (4)
- 発光管部の両端の各々に連続し、当該発光管部に垂直な方向に伸びる封止管部を有し、その両端の各々に給電端子が設けられている略コ字状の白熱ランプと、当該白熱ランプの封止管部が挿入される貫通孔が形成された反射構造体と、当該反射構造体における白熱ランプの発光管部が配置される一面側の反対面側に配置され、白熱ランプに給電端子を介して給電をするための給電板とを備えており、
反射構造体の貫通孔に封止管部が挿入されている状態の白熱ランプを給電端子を介して給電板に固定するためのランプ固定用部材が、当該貫通孔を臨むよう位置されており、
反射構造体における貫通孔が長孔状であり、貫通孔に封止管部が挿入された状態の白熱ランプが、反射構造体の一面に沿ってスライド可能な構造を有するものであることを特徴とする加熱ユニット。 - 白熱ランプの両端に設けられた給電端子の各々が切欠溝を有すると共に、ランプ固定用部材が給電端子の切欠溝に対応する突起を有しており、当該白熱ランプを給電端子における切欠溝の伸びる方向にスライドさせ、切欠溝にランプ固定用部材の突起を係合させることにより、給電端子とランプ固定用部材とを接触させる構造を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
- ランプ固定用部材が給電端子を挟み込む機能を有するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱ユニット。
- ランプ固定用部材がネジよりなり、反射構造体の貫通孔に挿入され、当該貫通孔を介してネジの頭部に到達するドライバーによってネジを回すことのできる構造を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
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