JP4337409B2 - 位相差板および円偏光板 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置等に用いられる位相差板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置のコントラストや視野角といった表示品位に対する要求レベルは近年ますます高くなっている。そのため装置を構成する重要部材である位相差板も従来にない高い性能を持つものが求められている。
【0003】
とりわけ、反射型カラー液晶表示装置に必要な1/4波長板(λ/4板)には可視光領域の広い波長に亘ってλ/4のリターデーション、すなわちπ/2の位相差を持つという厳しい要求が課せられている。しかし、一般の透明媒体では光の波長が長くなるに従って屈折率や複屈折率は低下するのが通常であること、屈折率や複屈折率の波長依存性は一般に直線比例関係にはならないこと、などの理由から、理想的なλ/4板は未だ得られていないのが現状である。
【0004】
この困難な課題を解決する手段として、例えば2枚のフィルムを重ねて用いる方法が提案されている(特許文献1、2)。この方法によれば、リターデーションが正の波長依存性を持つ、すなわち光の波長が長くなるに従ってリターデーションの値が増加するような位相差板を比較的簡便に作製することができる。しかし、既存のポリオレフィン、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエーテルスルホン等のポリマーを用いこれら文献に記載の方法によって作製した位相差板では、可視光領域の全域に亘って位相差π/2を実現することは困難である。
【0005】
また別な位相差板の例として、リターデーションの波長分散比α(α=波長450nmの光に対するリターデーションR(450nm)/波長550nmの光に対するリターデーションR(550nm))が1.00〜1.05で、リターデーションが大きい複屈折性フイルムと、前記αが1.05〜1.20で、リターデーションが小さい複屈折率フイルムとが、それらの光軸が交差した状態で積層されてなる位相差板が知られている(特許文献3)。この文献によれば、そのような位相差板は、可視光領域の全体に亘りλ/4板やλ/2板としてほぼ機能しうる。しかし、この文献に記載された位相差板では、長波長・短波長領域における位相差がπ/2から大きく低下しているため、可視光領域の全体に亘り十分な性能を持つとは言い難い。具体的には、上記の位相差板を偏光板と組み合わせて使った際の透過光は円偏光ではなく楕円偏光となるため、上記位相差板を用いて作製した液晶表示装置は赤や青の色漏れを起こし、良好なコントラストを得ることができないという問題がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平3−13916号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平3−13917号公報
【0008】
【特許文献3】
特開平5−27118号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、可視光領域において幅広い波長領域に亘りλ/4のリターデーションを持つ位相差板および上記の位相差板と偏光板とを積層して成る円偏光板を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題の解決のため鋭意研究を重ねた結果、特定のα値を持つ位相差板を3枚積層することにより、リターデーションの波長分散特性に優れた位相差板が得られることを見出した。すなわち、
(1)リターデーションの波長分散比α(α=波長450nmの光に対するリターデーション(R(450nm))/波長550nmの光に対するリターデーション(R(550nm)))が1.0以上1.05未満かつR(550nm)が400nm以上500nm以下である位相差板A、およびαが1.05以上1.15未満かつR(550nm)が190nm以上240nm以下である位相差板B、およびαが1.0以上1.05未満かつR(550nm)が100nm以上130nm未満である位相差板Cの3枚をこの順に積層してなり、位相差板Aの進相軸と位相差板Bの進相軸とのなす角は80度以上90度以下であり、位相差板Aの進相軸と位相差板Cの進相軸とのなす角は45度以上55度以下であることを特徴とする位相差板であり、
(2)位相差板AのR(550nm)と位相差板BのR(550nm)との差が230nm以上265nm以下であり、位相差板BのR(550nm)と位相差板CのR(550nm)との差が95nm以上125nm以下であることを特徴とする上記(1)記載の位相差板であり、
(3)位相差板Aおよび位相差板Cを構成する素材がポリオレフィン、ポリビニルアルコール、酢酸セルロース、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレートおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物からなる群から選ばれたものであることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の位相差板であり、
(4)位相差板Bを構成する素材がポリカーボネート、ポリホスホネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリスチレン、ポリアリレートおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物からなる群から選ばれたものであることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の位相差板であり、
(5)上記(1)〜(4)のいずれかに記載の位相差板と偏光板とを積層してなり、位相差板Aの進相軸と偏光板の光学軸とのなす角は70度以上80度以下である円偏光板である。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の位相差板に白色直線偏光が70ないし80度の偏光角をもって入射すると、リターデーションの波長分散比αが1.0以上1.05未満かつR(550nm)が400nm以上500nm以下である位相差板Aを透過した入射偏光は、波長により様々な楕円偏光状態に変換される。これら様々な偏光がαが1.05以上1.15未満かつR(550nm)が190nm以上240nm以下かつその進相軸と位相差板Aの進相軸のなす角が80度以上90度以下である位相差板Bを透過すると、波長によらずある程度揃った偏光状態に変換される。さらにαが1.0以上1.05未満かつR(550nm)が100nm以上130nm未満かつその進相軸と位相差板Aの進相軸のなす角が45度以上55度以下である位相差板Cを透過することで、透過光の偏光状態は波長によらずほぼ円偏光に変換される。
【0012】
本発明の位相差板においては、以上のように3枚の位相差板が連携して白色直線偏光を白色円偏光に変換するため、個々の位相差板が持つべきα値やR(550nm)値あるいは光学軸どうしのなす角は、他の位相差板との関係で最適値が決定されるという特質がある。本発明者らは、位相差板相互の関係が、位相差板AのR(550nm)と位相差板BのR(550nm)との差が230nm以上265nm以下であり、位相差板BのR(550nm)と位相差板CのR(550nm)との差が95nm以上125nm以下であるとき本発明の構成による位相差板は良好な波長分散特性を持つことを見出している。なお、位相差板AのR(550nm)と位相差板BのR(550nm)との差は235nm以上260nm以下であるのがより好ましく、位相差板BのR(550nm)と位相差板CのR(550nm)との差は100nm以上115nm以下であるのがより好ましい。
【0013】
また、位相差板AのR(550nm)と位相差板BのR(550nm)との差が上記の好ましい範囲内において大きな値を持つときは、位相差板BのR(550nm)と位相差板CのR(550nm)との差は上記の好ましい範囲内において大きな値を持つのが好ましい。逆に、位相差板AのR(550nm)と位相差板BのR(550nm)との差が上記の好ましい範囲内において小さな値を持つときは、位相差板BのR(550nm)と位相差板CのR(550nm)との差は上記の好ましい範囲内において小さな値を持つのが好ましい。これらは、3枚の位相差板の連携が好ましく機能するための条件である。これに加えて、位相差板Aの進相軸と位相差板Bの進相軸とのなす角が83度以上87度以下であり、位相差板Aの進相軸と位相差板Cの進相軸とのなす角が48度以上52度以下であれば、本発明の位相差板の特性は最も良好に発揮される。
【0014】
位相差版A、BおよびCを作製するには、素材となるポリマーの溶液をガラス板上にキャスト、乾燥してキャストフィルムを作製し、これを適当な温度において一軸延伸するといった方法を用いることができるが、作製方法はこれに限定されるものではない。リターデーションの値は、フィルムの厚みもしくは延伸倍率によって調整することができる。リターデーションは複屈折率と光路長の積であるから、フィルム厚を増せばリターデーション値はそれに比例して増大する。また、延伸倍率を増せばフィルムを構成するポリマーの配向度が上昇するため複屈折率が増大し、その結果リターデーション値は大きくなる。
【0015】
リターデーションの波長分散αの値は、延伸倍率に依存しない素材固有のパラメータであることが経験的に知られている。そのため、本発明の位相差板の性能を良好に発揮させるためには、位相差版A、BおよびCを構成する素材を適切に選択することが肝要である。
【0016】
位相差板AおよびCを構成する素材は、リターデーション波長分散の小さな素材であることが好ましく、ポリオレフィン、ポリビニルアルコール、酢酸セルロース、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレートおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物からなる群から選ぶことができる。本発明においては、アモルファスポリオレフィン、ポリビニルアルコールおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物が好ましく用いられる。
【0017】
位相差板Bを構成する素材は、リターデーション波長分散の大きな素材であることが好ましく、ポリカーボネート、ポリホスホネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリスチレン、ポリアリレートおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物からなる群から選ぶことができる。本発明においては、ポリカーボネート、ポリホスホネート、ポリアリレートおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物が好ましく用いられる。
【0018】
本発明の円偏光板を形成するには、本発明の位相差板と適当な偏光板とを積層すればよく、偏光板の構成は特に限定されない。一般には、ポリビニルアルコールのような親水性ポリマーからなるフィルムをヨウ素のような二色性染料で処理し延伸したものなどが用いられるが、これに限定されるものではない。位相差板Aの進相軸と偏光板の光学軸とのなす角は、70度以上80度以下であることが好ましい。直線偏光の入射角は出力偏光状態にきわめて大きな影響があるため、良好な白色円偏光を得るためには、上記角度は73度以上78度以下であるのがより好ましく求められる。
【0019】
本発明の位相差板あるいは円偏光板を構成する個々の位相差板あるいは偏光板を貼り合わせるために用いる粘着剤については、特にその種類を限定するものではないが、複屈折の小さいアクリル系粘着剤を好ましく用いることができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明について実施例を用いてさらに詳細に説明する。ただし、本発明は係る実施例に限定されるものではない。
【0021】
[リタデーション、波長分散比、楕円率の測定]
大塚電子(株)製のRETS−1100を用いて測定した。
【0022】
実施例1
[ポリビニルアルコール樹脂のフィルム化]
市販のポリビニルアルコールフィルム(三協化成(株)製、厚さ200μm)を5重量%ホウ酸水溶液(30℃)で幅方向自由一軸延伸し(延伸倍率:1.55倍)、R(550)=450nmの配向フィルム(フィルム1A)を得た。また、厚さ100μmの同種フィルムを同様の方法で1.2倍延伸し、R(550)=110nmの配向フィルム(フィルム1C)を得た。いずれのフィルムも進相軸は延伸方向に垂直であり、波長分散比αは1.015であった。
【0023】
[ホスホネート・カーボネート共重合樹脂(PPH)の合成]
窒素雰囲気下、常温で塩化メチレン(40ml)中に1,1ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン(40mmol)、およびトリエチルアミン(88mmol)を混合、攪拌した。この溶液にフェニルホスホン酸ジクロライド(30mmol)の1,2ジクロロエタン(90ml)溶液を60分間かけて滴下し、滴下終了後60分間攪拌した。その後、濃度0.571mol/lであるトリホスゲンの1,2ジクロロエタン(5.83ml)溶液を30分かけて滴下し、滴下終了後60分間攪拌した。反応溶液をヘキサン2000mlに投入して再沈し、ポリマーを濾取した後、(1)エタノール2000ml、(2)水/エタノール=1/1混合溶液2000ml、(3)水2000mlの順で生成したポリマーを洗浄、乾燥して目的の樹脂粉末を収率91%で得た。
【0024】
[ホスホネート・カーボネート共重合樹脂のフィルム化]
樹脂粉末を塩化メチレンに溶解させ、ポリマー固形分濃度15重量%のドープ溶液を作製した。このドープ溶液をガラス板上に製膜、乾燥させることによって厚さ50μmのキャストフィルムを得た。得られたキャストフィルムを温度150℃で幅方向自由1軸延伸し(延伸倍率:1.7倍)、R(550)=215nmの配向フィルム(フィルム1B)を得た。フィルム1Bの進相軸は延伸方向に垂直であり、α=1.095であった。
【0025】
[位相差板の作製]
フィルム1Aの上に、フィルム1Bをその進相軸がフィルム1Aの進相軸に対して85度の角度をなすように重ね、さらにその上にフィルム1Cをその進相軸がフィルム1Aの進相軸に対して50度の角度をなすように重ね合わせ、位相差板を作製した。
【0026】
[楕円率の測定]
大塚電子(株)製のRETS−1100を用い、偏光子角度をフィルム1Aの進相軸に対して75度に設定して波長400nmから700nmまでの楕円率を測定したところ、図1に示すように、可視光領域の全域に亘り楕円率はほぼπ/4となった。
【0027】
実施例2
[ポリビニルアルコール樹脂のフィルム化]
実施例1と同様の方法で、厚さ200μmのフィルムを1.6倍に延伸してR(550)=500nmの配向フィルム(フィルム2A)を、厚さ100μmのフィルムを1.25倍に延伸してR(550)=125nmの配向フィルム(フィルム2C)を得た。いずれのフィルムも進相軸は延伸方向に垂直であり、α=1.015であった。
【0028】
[ポリカーボネート樹脂のフィルム化]
市販のポリカーボネート樹脂“タフロンA2200”(出光石油化学(株)製)から成る厚さ100μmのフィルムを、延伸温度180℃で幅方向自由一軸延伸(延伸倍率:1.2倍)し、R(550)=240nmの配向フィルム(フィルム2B)を得た。フィルム2Bの進相軸は延伸方向に垂直であり、α=1.074であった。
【0029】
[位相差板の作製]
フィルム2Aの上に、フィルム2Bをその進相軸がフィルム2Aの進相軸に対して85度の角度をなすように重ね、さらにその上にフィルム2Cをその進相軸がフィルム2Aの進相軸に対して50度の角度をなすように重ね合わせて位相差板を作製した。
【0030】
[楕円率の測定]
実施例1と同様の方法で楕円率を測定したところ、図1に示すように、可視光領域の全域に亘り楕円率はほぼπ/4となった。
【0031】
比較例
[ポリビニルアルコール樹脂のフィルム化]
実施例1と同様の方法で、厚さ200μmのフィルムを1.9倍に延伸してR(550)=700nmのポリビニルアルコール配向フィルム(フィルム3A)を得た。進相軸は延伸方向に垂直であり、α=1.014であった。
【0032】
[ポリカーボネート樹脂のフィルム化]
実施例2と同様の方法で、厚さ100μmのフィルムを1.5倍に延伸してR(550)=560nmの配向フィルム(フィルム3B)を得た。進相軸は延伸方向に垂直であり、波長分散比αは1.072であった。
【0033】
[位相差板の作製]
フィルム3Aの上に、フィルム3Bをその進相軸がフィルム3Aの進相軸に垂直になるように重ね合わせて位相差板を作製した。
【0034】
[楕円率の測定]
偏光子角度をフィルム3Aの進相軸に対して45度に設定した以外は実施例1と同様の方法で楕円率を測定したところ、図1に示すように、可視光領域の両端で楕円率がπ/4よりも低下しており、特に短波長側での落ち込みが大きく、位相差板として不十分な性能しか持たないことが確認された。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、可視光領域において幅広い波長領域に亘りλ/4のリターデーションを持つ位相差板および円偏光板が得られる。また,かかる位相差板あるいは円偏光板を用いてコントラストの良好な液晶表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例及び比較例で得た位相差板と偏光板とを組み合わせた円偏光板の円偏光特性を示すグラフ。
Claims (5)
- リターデーションの波長分散比α(α=波長450nmの光に対するリターデーション(R(450nm))/波長550nmの光に対するリターデーション(R(550nm)))が1.0以上1.05未満かつR(550nm)が400nm以上500nm以下である位相差板A、およびαが1.05以上1.15未満かつR(550nm)が190nm以上240nm以下である位相差板B、およびαが1.0以上1.05未満かつR(550nm)が100nm以上130nm未満である位相差板Cの3枚をこの順に積層してなり、位相差板Aの進相軸と位相差板Bの進相軸とのなす角は80度以上90度以下であり、位相差板Aの進相軸と位相差板Cの進相軸とのなす角は45度以上55度以下であることを特徴とする位相差板。
- 位相差板AのR(550nm)と位相差板BのR(550nm)との差が230nm以上265nm以下であり、位相差板BのR(550nm)と位相差板CのR(550nm)との差が95nm以上125nm以下であることを特徴とする請求項1記載の位相差板。
- 位相差板Aおよび位相差板Cを構成する素材がポリオレフィン、ポリビニルアルコール、酢酸セルロース、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレートおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物からなる群から選ばれたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の位相差板。
- 位相差板Bを構成する素材がポリカーボネート、ポリホスホネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリスチレン、ポリアリレートおよびこれらの共重合体並びにこれらの混合物からなる群から選ばれたものであることを特徴とする請求項1または2に記載の位相差板。
- 請求項1から4のいずれかに記載の位相差板と偏光板とを積層してなり、位相差板Aの進相軸と偏光板の光学軸とのなす角は70度以上80度以下である円偏光板。
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