JP4336615B2 - 過給機の吸気サイレンサ - Google Patents

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Description

本発明は、吸気を加圧して供給するためにエンジンに具備される過給機の空気吸込口に取り付けられ、吸気音の消音を行う吸気サイレンサの技術に関する。
従来から、エンジンにおいては、軽量性やコンパクト性を保ちつつ高出力化を図るため、吸気を圧縮して燃焼室に送り込む過給機を具備するものがある。そして、この過給機による過給時に発生する吸気音を低減させるための吸気サイレンサを備える技術が一般的となっている。こうした過給機の吸気サイレンサに関しては、特許文献1に示すような構造のものがある。この特許文献1に示されている吸気サイレンサは、過給機とエンジンの吸気マニホールドとの間に設けられるものである。具体的には、中央部に多数の孔が開けられた円筒状のインナーパイプ(内筒)と、このインナーパイプの外周に装着され、中央部に大径部が形成されたアウターケース(外筒)とを有し、これらインナーパイプとアウターケースとをそれぞれの両端部にて結合固定することでインナーパイプとアウターケースとの間にインナーパイプの吸気通路と前記多数の孔を介して連通する消音室を形成したものである。このような構造においては、インナーパイプ内の吸気通路を通過する吸気が前記多数の孔から前記消音室に入り込むことによる吸気の体積の膨張などにより消音効果を得ることができる。そして、この特許文献1に示されている技術は、インナーパイプとアウターケースとの結合部に関するものであり、この結合部を工夫することにより、製造工数を減少させるとともに吸気サイレンサからエンジン内への異物の吸入を防止している。このように、吸気サイレンサからエンジン内への異物の吸入を防止することは、過給機による過給を行う上で安全性の面から重要なことである。
また、過給機の空気吸込口に直接取り付けられる吸気サイレンサには、図5に示すような構造のものがある(例えば、特許文献2参照。)。図5は従来の吸気サイレンサの断面図である。すなわち、吸気サイレンサ110は、パンチングメタル(多孔板)で構成され空気吸込部を形成する外筒111と、この外筒111の両端部の開口部をそれぞれ覆う蓋板112及び下板113aとを、蓋板112の外側から下板113にかけて貫通する複数のボルト114及びナット115によって組み付けることで略円筒状のケースを構成し、このケース内に複数の吸音エレメント118を収納している。そして、前記ケースにおいて下板113aの外側に固定される取付板113bをバンド120により締め付けることで、吸気サイレンサ110を過給機の空気吸込口103bに固定している。このような構造の吸気サイレンサ110において、略円筒状となるケースの側面となる外筒111から、この外筒111の外側に設けられるプレクリーナ111aを介して逆放射方向に空気を吸い込み、過給機に供給する空気内の異物を除去するとともに吸気音を低減させている。
特開平11−236860号公報 特開平11−294276号公報
ところで、図5に示すような構造の吸気サイレンサ110において、その消音効果を高めるため、前記特許文献1に示されているような吸気サイレンサのように、外筒111の内部に内筒を設ける構成が考えられる。この場合、図6に示すような構成となる。図6は従来の吸気サイレンサにおける内筒の固定方法の一例を示す断面図である。なお、図5と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略する。すなわち、内筒117を外筒111よりも短く過給機の空気吸込口103bと略同一の径を有する筒状体にパンチングメタルにより構成する。また、内筒117の外周面には、外筒111から吸い込まれる空気による吸気音を吸音するためのグラスウールやフェルト等の吸音材117aを貼設する。そして、この内筒117の一端を下板113aに固定することとなる。この場合、内筒117の固定方法としては、L字状の板状部材である取付金具125を介してスポット溶接などの溶接により複数箇所で固定する方法が考えられる。この際、下板113a側に固定する取付金具125の固定片125aは、下板113に対して溶接を行うことができるが、内筒117側に固定する取付金具125の固定片125bは、前述したように内筒117の外周に貼設される吸音材117aのため溶接を行うことが難しく、図示のようにリベットやボルト等の固定具126を用いた固定方法となる。
しかし、このような固定方法により外筒111内に内筒117を設けた場合、前記特許文献1に示されている技術の観点から、次のような不具合が生じる可能性がある。すなわち、過給機を含めエンジンが作動状態にあるとき、これらは高い周波数で振動し、この高周波数の振動により吸気サイレンサも振動する。このため、前述したような内筒117の固定方法においては、取付金具125と内筒117とを固定するリベット等の固定具126が、長期間にわたる使用などにより破損したり外れたりすることが考えられる。また、固定具126と下板113との間には、特許文献1に示されているようなスポット溶接により発生するスパッタが残存する可能性もある。こうした場合、外れた固定具126や残存スパッタ等の異物を過給機が吸い込むこととなる。このことは過給機の構成部品の破損、ひいてはエンジンの運転不能という事態を引き起こす原因となる可能性がある。
そこで、本発明は、過給機の空気吸込口に取り付けられる吸気サイレンサにおいて、従来のものと比較して高い消音効果を有するとともに高い安全性を有し、しかも、簡単な構成であり製造工数を削減することができる過給機の吸気サイレンサを提供することを目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、過給機(1)の空気吸込口(3b)に取り付けられ、略円筒状に構成される外周面から逆放射方向に空気を吸い込む過給機の吸気サイレンサ(10)であって、多孔板で構成され空気吸込部を形成する円筒状の外筒(11)と、前記外筒(11)の一側の開口部を覆う円盤状の蓋板(12)と、前記外筒の他側の開口部を覆うとともに該外筒の内部を過給機の空気吸込口と連通させる取付板(13)と、前記外筒(11)内に設けられ、多孔板で構成され吸音材を有する円筒状の内筒(17)と、前記外筒(11)内に収納され、該外筒(11)の軸心部から放射状に板状部材を配するとともに前記内筒(17)が挿嵌される切込部(18a)を有する、複数の吸音エレメント(18・・・)と、前記取付板(13)と前記内筒(17)との間に、前記内筒(17)よりも大きい外径及び該内筒よりも小さい内径を有する円環部材(19)を介装し、前記内筒(17)を前記吸音エレメント(18)の一側から切込部(18a)に挿嵌するとともに、該内筒(17)の他側を前記円環部材(19)によって押え込み、前記吸音エレメント(18・・・)と円環部材(19)により内筒(17)を挟み込んだ状態で、ボルト(14)を、蓋板(12)と円環部材(19)と取付板(13)に挿入貫通させ、ナット(15)螺装することによって、該外筒(11)内に、前記吸音エレメント(18・・・)と内筒(17)を固定する構成としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、外筒11内に吸音エレメント18・18・・・を設けることにより、外筒11の外周面から逆放射方向に吸い込まれる空気が吸音エレメント18・18・・・の内側の面に当たることによって吸気音が低減される。
このため、吸音エレメント18の数が多いほど外筒11内に吸い込まれる空気が接触する面積が増加して消音効果が高まる。
よって、吸音エレメント18の曲げ角の角度や設ける数は、吸音エレメント18の数の増減によって変化する消音効果や、過給機1へ供給される空気量などが考慮され設定される。
また、従来と比較して高い消音効果が得られ、簡単な構成であり製造工数の削減が図れるとともに、吸気サイレンサ内において破損する固定具や残存スパッタ等の異物の発生がなくなることから安全性の高い吸気サイレンサを構成することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施形態に係る過給機及び吸気サイレンサを示す側面図、図2は吸気サイレンサの断面図、図3は図2におけるA−A断面図、図4は内筒の取付構造を示す斜視図である。
まず、本発明に係る吸気サイレンサ10が取り付けられる過給機1の概略構成について図1を用いて説明する。過給機1は、タービン2とコンプレッサ3とを備えており、これらは同一の回転軸によって連結されている。つまり、タービン2のタービンホイル2aとコンプレッサ3のコンプレッサホイル3aとが、タービン2とコンプレッサ3との間に設けられる軸受部4において支持される回転軸(図示せず)によって直結されており、これらが同じ回転数で駆動される。
タービン2は、排気入口7から導入されるエンジンからの排気ガスによりタービンホイル2aが回転駆動され、前記回動軸を駆動する。タービンホイル2aを回転駆動した余剰排気ガスは排気出口8から排出され、図示せぬ排気ベントにて排出される。コンプレッサ3は、吸気サイレンサ10を介して空気吸込口3bから外部の空気を導入するのに加えて、前記タービン2の回転駆動によるコンプレッサホイル3aの回転によって導入する空気を圧縮する。そして、この加圧された空気は、コンプレッサ3内と連通している吸気管9を介してエンジンの燃焼室内へと吸気として送り込まれる。このような構成の過給機1がエンジンに具備され、吸気を圧縮して燃焼室に送り込むことでエンジンの高出力化が図られている。そして、この過給機1の空気吸込口3bに取り付けられる吸気サイレンサ10は、過給機1内に吸い込まれる空気中の異物を除去するとともに吸気音の消音を行うためのものである。以下、本発明に係る吸気サイレンサ10について図2から図4を用いて説明する。
吸気サイレンサ10は、パンチングメタル(多孔板)で構成され空気吸込部を形成する円筒状の外筒11と、この外筒11の両端部の開口部のうち一側(外側)の開口部を覆う円盤状の蓋板12と、外筒11の他側(過給機1側)の開口部を覆うとともにこの外筒11の内部を過給機1の空気吸込口3bと連通させる取付板13とにより、略円筒状のケースを構成している。
外筒11は、パンチングメタルで構成されている外周面を吸気サイレンサ10の空気吸込部としており、この外筒11の外周面の略全面にはプレクリーナ11aが貼設されている。これにより、外筒11の外周面から空気が吸い込まれる際、プレクリーナ11aを介することによって空気中の異物が予め除去される。蓋板12は、その周縁部に外筒11の外周に沿うように断面視コ字状となる延設部12aが形成されており、この延設部12aが外筒11の外周面側に当接した状態となるように蓋板12がプレクリーナ11aを含む外筒11に嵌められる。取付板13は、その周縁部に外筒11の外周に沿うように断面視コ字状となる延設部13aが形成されており、この延設部13aが外筒11の外周面側に当接した状態となるように取付板13がプレクリーナ11aを含む外筒11に嵌められる。また、取付板13の中央部には、外筒11の内部と過給機1の空気吸込口3bとを連通させるための開口部が設けられるとともに、吸気サイレンサ10を過給機1に取り付けるための複数の取付片13b・13b・・・が、前記延設部13aと反対側に向けて空気吸込口3bの外周面に沿うように延設されている。
そして、これら外筒11、蓋板12及び取付板13は、蓋板12の外側から蓋板12及び取付板13を貫通する固定具としての複数のボルト14と、ナット15とによって複数箇所(本実施形態では3箇所)固定され組み付けられている。この際、ボルト14は、蓋板12及び取付板13それぞれに形成されるボルト孔を貫通するとともに、蓋板12と取付板13との間にスペーサ16を介装している。
また、外筒11内には、パンチングメタルで構成される円筒状の内筒17が設けられている。なお、内筒17を外筒11内に設ける際の固定方法については後述する。内筒17は、その径を過給機1側の空気吸込口3bの径と略同一とし、軸心方向の長さを外筒11の長さの略半分としている。そして、内筒17は、外筒11内において過給機1側に外筒11と略同心配置される。また、内筒17はグラスウールやフェルト等を素材とする吸音材17aを有している。吸音材17aは内筒17の外周面の略全面に貼設されており、この吸音材17aによって外筒11の外周面から吸い込まれる空気による吸気音が吸収される。つまり、このように吸音材17aが貼設された内筒17を設けることにより、吸気サイレンサ10の消音効果の向上が図れる。
また、外筒11内には、複数(本実施形態では8個)の吸音エレメント18・18・・・が、外筒11の軸心部から放射状に板状部材を配するように収納されている。吸音エレメント18は、板状部材がV字状に折曲げ形成されたものであり、複数の吸音エレメント18・18・・・が、それぞれの折曲部を外筒11の軸心部に向けて配置され外筒11内において隙間なく収納される。そのため、吸音エレメント18のV字のそれぞれの片は外筒11の半径と略同一の長さに形成される。なお、吸音エレメント18について、その曲げ角(中心角)の角度や外筒11内に設ける数は図示の場合に限定されるものではない。つまり、これら吸音エレメント18・18・・・は、略等間隔(角度)で軸心部から放射状に配置されれば良く、外筒11内において前述したように配置された状態で隙間なく収納されればよい。
また、吸音エレメント18は、内筒17が挿嵌される切込部18aを有している。この切込部18aは、吸音エレメント18のV字のそれぞれの片に軸心方向と平行に形成され、内筒17の軸心方向の長さと略同一の深さを有しており、吸音エレメント18の折曲部から内筒17の半径と略同じ長さの位置、即ち吸音エレメント18が外筒11内に収納された状態で内筒17が挿嵌される位置に設けられる。つまり、切込部18aは、複数の吸音エレメント18・18・・・が外筒11内に収納された状態で内筒17に対応した形状となり、内筒17が挿嵌可能となるように形成される。
このように、外筒11内に吸音エレメント18・18・・・を設けることにより、外筒11の外周面から逆放射方向に吸い込まれる空気が吸音エレメント18・18・・・の内側の面に当たることによって吸気音が低減される。このため、吸音エレメント18の数が多いほど外筒11内に吸い込まれる空気が接触する面積が増加して消音効果が高まると考えられる。よって、吸音エレメント18の曲げ角の角度や設ける数は、吸音エレメント18の数の増減によって変化する消音効果や、過給機1へ供給される空気量などが考慮され設定される。また、外筒11内に設ける吸音エレメントは、外筒11の軸心部から放射状となる板状部材を配する構成であればよく、本実施形態のように複数のV字状の板部材から構成するものの他、中心軸を有し、この中心軸の周囲に複数の板状部材を放射状に設けた一体構造としてもよい。
そして、吸気サイレンサ10において、前記内筒17と前記取付板13との間には、円環部材19が介装される。この円環部材19は、図4に示すように円環状の板部材であり、内筒17よりも大きい外径及び内筒17よりも小さい内径を有している。つまり、円環部材19は、内筒17と同心配置された状態で内筒17を押えることができる形状となっている。
このような構成において、内筒17は次のようにして外筒11内にて固定される。すなわち、前述したように外筒11内に収納される吸音エレメント18・18・・・の切込部18a・18a・・・に内筒17をその一側から挿嵌し、この状態で内筒17の他側(過給機1側の端面)を前記円環部材19によって押え込んで固定する。つまり、吸音エレメント18・18・・・と円環部材19とによって内筒17を挟み込んだ状態となる。そして、この内筒17が挟み込まれた状態で、ボルト14を蓋板12の外側からこの蓋板12、円環部材19及び取付板13を貫通し、ナット15によって固定され、吸気サイレンサ10が組み付けられる。この際、円環部材19は、この円環部材19に形成されるボルト孔19aにボルト14を挿通させることによって内筒17と取付板13との間に介装される。このようにして、外筒11内にて内筒17が固定される。
このような構成の吸気サイレンサ10が、取付板13の取付片13b・13b・・・を過給機1の空気吸込口3bに沿わせた状態でベルト20により締め付けられて取り付けられる。この際、締結具20aによってベルト20の締付け及び取外しを行う。こうして過給機1に取り付けられる吸気サイレンサ10は、空気吸込部である外筒11の外周面において逆放射方向にプレクリーナ11aを介して異物を除去するとともに空気を吸い込む。このとき、吸い込まれる空気は、吸音エレメント18・18・・・のそれぞれの内側の面に当たることによって消音されるとともに、内筒17の外周面に貼設される吸音材17aによって消音されて過給機1内へと吸い込まれる。
以上のような構成とすることにより、次のような効果を得ることができる。すなわち、外筒11内に吸音エレメント18・18・・・及び内筒17を設けることにより、従来と比較して高い消音効果が得られる。そして、この内筒17は、吸音エレメント18・18・・・及び円環部材19とによって挟み込まれることのみによって固定され、しかも吸音エレメント18・18・・・を外筒11内に設ける際に溶接などを行う必要もない。つまり、これら吸音エレメント18・18・・・及び内筒17は、リベット等の固定具を用いたり溶接を行ったりすることなく外筒11内に設けることができる。これにより、簡単な構成であり製造工数の削減が図れるとともに、吸気サイレンサ10内において破損する固定具や残存スパッタ等の異物の発生がなくなることから安全性の高い吸気サイレンサを構成することができる。
本発明の実施形態に係る過給機及び吸気サイレンサを示す側面図。 吸気サイレンサの断面図。 図2におけるA−A断面図。 内筒の取付構造を示す斜視図。 従来の吸気サイレンサの断面図。 従来の吸気サイレンサにおける内筒の固定方法の一例を示す断面図。
1 過給機
3b 空気吸込口
10 吸気サイレンサ
11 外筒
12 蓋板
13 取付板
17 内筒
17a 吸音材
18 吸音エレメント
18a 切込部
19 円環部材

Claims (1)

  1. 過給機(1)の空気吸込口(3b)に取り付けられ、略円筒状に構成される外周面から逆放射方向に空気を吸い込む過給機の吸気サイレンサ(10)であって、多孔板で構成され空気吸込部を形成する円筒状の外筒(11)と、前記外筒(11)の一側の開口部を覆う円盤状の蓋板(12)と、前記外筒の他側の開口部を覆うとともに該外筒の内部を過給機の空気吸込口と連通させる取付板(13)と、前記外筒(11)内に設けられ、多孔板で構成され吸音材を有する円筒状の内筒(17)と、前記外筒(11)内に収納され、該外筒(11)の軸心部から放射状に板状部材を配するとともに前記内筒(17)が挿嵌される切込部(18a)を有する、複数の吸音エレメント(18・・・)と、前記取付板(13)と前記内筒(17)との間に、前記内筒(17)よりも大きい外径及び該内筒よりも小さい内径を有する円環部材(19)を介装し、前記内筒(17)を前記吸音エレメント(18)の一側から切込部(18a)に挿嵌するとともに、該内筒(17)の他側を前記円環部材(19)によって押え込み、前記吸音エレメント(18・・・)と円環部材(19)により内筒(17)を挟み込んだ状態で、ボルト(14)を、蓋板(12)と円環部材(19)と取付板(13)に挿入貫通させ、ナット(15)螺装することによって、該外筒(11)内に、前記吸音エレメント(18・・・)と内筒(17)を固定することを特徴とする過給機の吸気サイレンサ。
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