JP4334812B2 - 耐食耐摩耗部材及びその製造方法 - Google Patents

耐食耐摩耗部材及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐食、耐摩耗性が要求される機械部材で、特に、▲1▼寿命の向上、▲2▼低コスト化が要求される機械部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
耐食耐摩耗合金(おもにセラミックス、サーメット)は多数の開発事例があり、優れた性能を示し、多方面にて使用されている。機械部品に応用される場合は、そのほとんどが鋼材と接合した複合化部品として扱われる。その理由としては、▲1▼耐食耐摩耗合金が高価である、▲2▼耐食耐摩耗合金は靭性(衝撃性)が低い、▲3▼耐食耐摩耗合金は形状付加が難しい、などが挙げられる。
【0003】
その結果、耐食耐摩耗合金の開発と共に鋼材との複合化技術も多数開発され、鋼材と耐食耐摩耗合金の複合部材として、さまざまな分野で実用されている。また、耐食耐摩耗合金はその性能から部材の表面改質に用いられ、部材表面に薄くコーティングする技術も多数開発されている。その中でも、耐食および耐摩耗合金成分をスラリー状にして、鋼材表面に塗布、加熱することでコーティング層を形成させる技術が知られている。この方法によると、型や加圧装置を必要とせず手軽に層が形成できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下記に示すようなさまざまな問題が生じていた。
【0005】
1)コーティング層が薄い。例えば特開2001−123277に開示されている方法では、元素の拡散によりコーティング層を形成しているが、この方法では、コーティング層が薄く、層がなくなると一気に損耗が進行するという問題点がある。
【0006】
2)コーティング層に気孔が残留する。すなわち、スラリーを塗布した状態では気孔が多数存在し、加熱処理後にも残留することがある。これは、粒子密度が低い場合、液相が少ない場合に起こりやすく、亀裂、剥離の原因となるという問題点がある。
【0007】
3)複雑な工程を必要とする。すなわち、上記2)で示した合金においても、ろう材などの低融点材料を用いることで緻密なコーティング層の形成が可能となるが、合金粉の混合などの調製工程が増加し、コスト高となるという問題点がある。
【0008】
4)コーティング層が剥離しやすい。特開2001−232443に開示された方法においては、刷毛塗りや吹き付け塗布後、自然乾燥や低温加熱乾燥で被膜を形成するようになっている。このような方法は、被膜と基材とが冶金的に接合されてないため、剥離しやすい。このため、その都度コーティングする必要があり、作業性が著しく低下する。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決することをその課題とし、耐久性にすぐれ、製造コストを低減することができる耐食耐摩耗部材の製造方法、並びに上記製造方法を用いて製造されたアルミダイカスト用部品又はプラスチック成形機用部品を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
発明の第1の特徴は、鋼材表面へ耐食耐摩耗合金を塗布してコーティングする方法において、アトマイズ法により製造され、粒度分布(粒度幅)が1/3χ〜χμmで、30≦χ≦150μmとなる球状粒子の合金と、結合剤とを混合して得られるスラリーを、鋼製基材表面に塗布した後、乾燥、脱脂、焼結し、前記合金は、組成が、重量%で、B:0.6〜3.2%、Si:0.5〜8%、Mo:5〜37%、残部Ni及び不可避的不純物からなることである。
【0011】
本発明の第2の特徴は、前記球状粒子は、15〜45μmであることである。
【0015】
本発明の第の特徴は、上記耐食耐摩耗部材の製造方法によって製造されたアルミダイカスト用部品又はプラスチック成形機用部品である。
【0016】
このように、本発明は、アトマイズ法により製造された下記組成合金の球状粒子と結合剤(樹脂など)とを混合して得られるスラリーを、鋼製基材表面に塗布したのち、乾燥、脱脂、焼結することで得られる複合部材の製造方法を提供する。ここで、上記組成合金(以下、開発合金と記す。)の粒子組成は、
a)Ni−B−Si−Mo系合金(本出願人による出願で特許になったもの:特願平6−277941)の場合
重量%で、B:0.6〜3.2%、Si:0.5〜8%、Mo:5〜37%、残部Ni及び不可避的不純物からなり、Ni基の結合相にNi硼化物およびMo硼化物が分散している。
【0017】
b)Ni−B−Si−Mo系合金(本出願人による出願:特願2001−367043)の場合
重量%でB:1.1〜2.5%、Mo:11〜20%、Si:4.0〜6.5%、残部Niおよび不可避的不純物からなり、Ni基の結合相にNi−Mo複硼化物が分散しているNi基耐摩耗合金であって、B含有量に対するMoの含有量の比が重量比で6.5〜13である。
【0018】
c)Ni−B−Si−Mo−Cr系合金(本出願人による出願:特願2001−355052)の場合
重量%でB:1.1〜2.5%、Si:4.0〜6.5%、Mo:8.0〜17%、Cr:2〜12%、残部Ni及び不可避的不純物からなり、Ni基の結合相にNi−Mo複硼化物が分散しているNi基耐食耐摩耗合金であって、Cr含有量およびMo含有量の和が合金全体に対して13〜20重量%であり、かつ、B含有量に対するMoの含有量の比が重量比で5,5〜9.0である。
【0019】
ところで、上記開発合金(合金粉)は、耐食性および耐摩耗性に優れることが知られている。また、上記開発合金は、溶融アルミニウムに対する腐食性(耐溶損性)や、酸に対する腐食性(耐食性)に優れた耐食耐摩耗合金である。また、本開発合金組成では、アトマイズ法により球状粒子を製造することが可能となる。ここで、球状粒子の製法にアトマイズ法を選定した理由は、▲1▼真球度(真円度)精度が高く、安定している、▲2▼粒度分布が広く、分級することによって使用用途により粒径を選択できる、▲3▼緻密な合金粉が得られる、▲4▼微細な結晶組織の合金粉がえられる、等が挙げられる。このように本開発合金によって、微細で球状の粉末が得られる。この粉末を用いて、結合剤(樹脂など)と混合しスラリーを調製し塗布すると、合金密度の高い層が得られる。これに対して、球状粉以外の粉末と結合剤(樹脂など)と混合してスラリーを調製し塗布すると、合金密度の低い層となり、その後の焼結によって緻密な層が得られず、気孔が残留する。その結果、強度の低いコーティング層となってしまう。また、アトマイズ法以外の製法でも球状粒子を得ることは可能だが、気孔等を含み緻密な粉末が得られず、また工程増加によるコスト高を招いてしまう。
【0020】
また、球状粉以外の粉末でも緻密な層が得られる場合がある。それは、耐食耐摩耗性に優れたセラミックス粒子(硬質粒子)が非常に少ない、又は含まれていない場合であり、得られるコーティング層の性能(特に耐摩耗性)は低い。
【0021】
一方、スラリーに用いる合金粉の粒径や結合剤の種類により流動性が変化し、うまく塗布できなくなる場合がある。実験の結果では、結合剤の種類、混合比がどの場合でも、合金粉の粒径が大きいとスラリーの取扱いが悪くなる。合金強度やスラリーの取扱い性を考慮すると、粒径150μm以下の合金粉を用いるのが好ましい。また、粒径45μm以下の球状合金粉(以下、微粉と称す)を用いることで、合金粉中の粗大な硼化物の結晶がなくなり合金強度や靭性がさらに向上する。しかし、スラリーに用いる合金粉のうち微粉の割合が多量になると、合金密度の低い領域が発生し、コ−ティング層の割れや気孔残留の原因となり好ましくない。したがって、本開発合金粉を用いてスラリーを調製し、塗布によりコーティング層を得る場合、粒度分布(粒度幅)に制限を設ける必要がある(実施例で後述する)。
【0022】
実験の結果より、粒度範囲は1/3χ〜χμmで、30≦χ≦150μmの範囲であり、特に15〜45μmが好ましい。
【0023】
ここで、粒度範囲は1/3χ〜χμmで、30≦χ≦150μmが好ましい理由について説明する。
【0024】
一般に、球状粒子の充填密度を高めるには、大小の粒子径が7:1の寸法比とするのが好ましい。これは、大きな粒子同士の隙間に小さな粒子が入り込んだ状態が最も充填密度が高くなるからである。また、この時に大小の粒子重量比は7:3(相対充填密度86%)が好ましい。
【0025】
本発明によれば、大小の粒子径が7:1としなくても、緻密に焼結可能な充填密度を得ることができ、大小の粒子径3:1で十分である。理由は、本合金組成に含まれる金属結合相の配合比が多いアトマイズ法により得られた精度の高い球状粒子を用いているからである。また、硬質粒子を多数含んだ耐食耐摩耗合金をアトマイズ法にて製造できるのは、本発明合金ならではの技術である。粒度比をさらに大きくすると、充填密度は高まるが、充填密度の偏析に起因する割れや、変形が生じ好ましくない。
【0026】
このような本発明の方法では、球状粒子と結合剤(樹脂など)とを混合して得られるスラリーは、加圧装置を必要とせず、容易に鋼材表面へ塗ることが可能である。また、合金粉末に形状付加するための型も不要である。この結果、コーティングに要する設備は不要となり、低コストで複合部材を提供することが可能となる。
【0027】
また、本発明により得られるコーティング層厚さは約0.1mm〜2mmほどで母材(例えば鋼材)との密着力も高く、HIPなどによるコーティング層なみの接合力を有する。
【0028】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
以下のような比較例1、比較例2、実施例1、実施例2の4つの製造方法について実験を行った。
比較例1…Ni−B−Si−Mo合金コーティング、アトマイズ粉15〜150μm。
比較例2…Ni−B−Si−Mo合金コーティング、アトマイズ粉100〜150μm。
実施例1…Ni−B−Si−Mo合金コーティング、粒径50〜150μm
実施例2…Ni−B−Si−Mo合金コーティング、粒径15〜45μm
ここで、Ni−B−Si−Mo合金粉の組成は、Ni:3.1%、B:4.6%、Si:20%、Moで、比較例1、2、実施例1、2共に同じ組成である。すべてアトマイズ法にて製造したのち、分級した。
【0029】
【表1】
Figure 0004334812
1)大越式摩耗試験 相手材:SKD11(HRC58) 摩擦距離:600m最終荷重:18.9kgf 摩擦速度:1.9m/secn=3
2)溶損試験 ADC12 680℃ 2Hr
240rpm(0.7m/sec) n=4
3)破壊靭性値 CN法にて測定 n−2
【0030】
この結果、比較例2は強度が十分でなく、比較例1はコーティング時に不良が生じやすい結果となった。これは、比較例1は合金粉に対する微粉の割合が大きく合金密度の低い領域が生じやすいためである。したがって、本実施例1,2の製造法により得られる複合部材の性能および製法が優れていることがわかる。
【0031】
本発明は、ダイカスト用中子ピン、ダイカスト機用金型、プランジャチップおよびプランジャスリーブなどに応用できる。そのほか、射出成形機用部材、押出成形機用部材などの耐食耐摩耗性と強度が要求される部材への応用も可能である。
【0032】
被コーティング部材にスラリーを塗る方法は、図1に示すようにスラリーS中に被コーティング部材Tを浸漬させる方法の他、図2に示すように被コーティング部材TにスラリーSをかけても良い。加圧装置なしでスラリーをコーティングすることができれば、本発明の効果は得られる。
【0033】
【発明の効果】
本発明にあっては、アトマイズ法により製造され、粒度分布(粒度幅)が1/3χ〜χμmで、30≦χ≦150μmとなる球状粒子の合金と、結合剤とを混合して得られるスラリーを、鋼製基材表面に塗布した後、乾燥、脱脂、焼結するようにしているから、低コストで、耐久性、耐食耐摩耗性に優れたコーティングを有する耐食耐摩耗部材を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における浸漬によるコーティング手順を示す図。
【図2】本発明における液掛けによるコーティング手順を示す図。
【符号の説明】
S スラリー
T 被コーティング部材

Claims (3)

  1. 鋼材表面へ耐食耐摩耗合金を塗布してコーティングする方法において、
    アトマイズ法により製造され、粒度分布(粒度幅)が1/3χ〜χμmで、30≦χ≦150μmとなる球状粒子の合金と、結合剤とを混合して得られるスラリーを、鋼製基材表面に塗布した後、乾燥、脱脂、焼結し、
    前記合金は、組成が、重量%で、B:0.6〜3.2%、Si:0.5〜8%、Mo:5〜37%、残部Ni及び不可避的不純物からなることを特徴とする耐食耐摩耗部材の製造方法。
  2. 前記球状粒子は、15〜45μmであることを特徴とする請求項1に記載の耐食耐摩耗部材の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の耐食耐摩耗部材の製造方法によって製造されたことを特徴とするアルミダイカスト用部品又はプラスチック成形機用部品。
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