JP4332727B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置に関する。
矩形板状のケースと、ケースに該ケースの前方に臨むように設けられたレンズ鏡筒と、ケースの後面に該ケースの後方に臨むように設けられレンズ鏡筒で撮像した像を表示する表示面とを備えた撮像装置が提供されており、近年、この種の撮像装置のより一層の小型化が図られている。
一方、フィルム式カメラやデジタルスチルカメラなどの撮像装置のケースには、ストラップ取付用のストラップ取付部が設けられている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−133274号公報
ところで、上述の撮像装置を小型化していくと、ケースを把持しにくくなり、また、表示面を除くケース部分の面積が削減されるため、ケースを指で把持した際に表示面に指がかかって表示パネルが隠されてしまったり表示面に指紋が付くなどの不具合が発生することが想定される。
本発明は前記ストラップ取付部に着目してなされたものであり、ストラップ取付部を有効に利用することでケースの小型化を図りつつケースを把持しやすい撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の撮像装置は、前後方向の厚さと左右方向の幅とを有して矩形板状に形成されたケースと、前記ケースに該ケースの前方に臨むように設けられたレンズ鏡筒と、前記ケースの後面に該ケースの後方に臨むように設けられ前記レンズ鏡筒で撮像した像を表示する表示面とを備えた撮像装置であって、前記ケースの縁部にストラップ取付用のストラップ取付部が設けられ、前記ストラップ取付部が設けられた前記ケースの縁部は前記ケースの右側部であり、前記ストラップ取付部は、前記ケースの外側に突出する壁部と、前記壁部に設けられたストラップ挿通用の孔とで構成され、前記壁部は、前記ケースの前面に中指または薬指または中指および薬指の双方を当て付けかつ前記壁部に親指を当て付けた状態で前記ケースを片手で保持できるように設けられ、前記壁部は前記側部の上下方向の中間部に、親指の腹部で親指の長手方向における少なくとも半分程度の部分が当て付けられる長さで上下方向に延在形成され、前記壁部のうち後方に位置する箇所は、前記ケースの後面よりも後方に位置し、前記表示面は、前記ケースの後面の開口の内側に臨む表示パネルの表面で構成され、前記表示パネルは前記表示面に触れることでスイッチとしての機能を果たすタッチパネルとして構成され、前記表示面のうち前記ストラップ取付部寄りの領域である右側の領域が前記タッチパネルのスイッチを形成しない非スイッチ領域として設定され、前記非スイッチ領域は前記表示面の左右方向の少なくとも1/4を占める割合で設けられ、前記非スイッチ領域の設定は、少なくとも前記撮像装置が撮影可能な状態であるときに有効とされることを特徴とする。
そのため、本発明によれば、撮像装置を把持する際、親指を除く4つの指をケースの前面に当て付け、かつ、親指をストラップ取付部に当て付けてケースを片手で保持できるので、ケースの後面部分が親指を当て付けるためには狭い幅しか確保できない場合であっても、ストラップ取付部に親指を当て付けてケースをしっかりと保持することができ、親指で表示面が隠されてしまったり表示面に指紋が付くなどの不具合が発生することを防止でき、ケースの小型化を図りつつケースを把持しやすくする上で有利となる。
ケースの小型化を図りつつケースを把持しやすい撮像装置を提供するという目的を、ストラップ取付部に親指を当て付けた状態でケースを片手で保持できる輪郭で形成することによって実現した。
次に本発明の実施例1について図面を参照して説明する。
図1(A)は実施例1の撮像装置の正面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)のC矢視図、図2(A)は実施例1の撮像装置の後面図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)のC矢視図、図3は撮像装置のカバーが閉じた状態を示す正面図、図4は撮像装置の斜め前方から見た状態での内部構成を示す斜視図、図5は撮像装置の斜め後方から見た状態での内部構成を示す斜視図、図6はレンズ鏡筒の縦断面図、図7はレンズ鏡筒の右側部分の断面斜視図、図8はレンズ鏡筒の左側部分の断面斜視図、図9は撮像装置の制御系を示すブロック図、図10はストラップ取付部部分の拡大図、図11はストラップ取付部に親指を当て付けた状態を示す説明図である。
図1、図2に示すように、撮像装置100はデジタルスチルカメラであって、外装を構成する矩形板状のケース102を有し、ケース102は、前後方向の厚さと左右方向の幅と上下方向の高さを有している。なお、本明細書においてケース102の左右はケース102を後方から見た状態でいうものとする。
図4、図5に示すように、ケース102の左側部には、図中二点鎖線で示すようにレンズ鏡筒10が組み込まれている。
図6〜図9に示すように、レンズ鏡筒10は、鏡筒12と、対物レンズ14と、撮像素子30と、光学系104とを含んで構成されている。
本実施例では、光学系104は、反射部材16と、ズーム用可動レンズ群18と、フォーカス用可動レンズ群20と、第1固定レンズ群22と、第2固定レンズ群24と、第3固定レンズ群26を備えている。
鏡筒12は、全体として幅および長さ並びに厚さを有し断面が矩形であり、鏡筒12はその長さ方向を上下方向に向けてケース102に組み込まれている。
対物レンズ14と撮像素子30と光学系104とは鏡筒12の幅方向の中央部で鏡筒12の長さ方向に沿って並べられて配置されている。
対物レンズ14は鏡筒12の前面の上部に取着されている。対物レンズ14は、図1(A)に示すように、レンズ鏡筒10がケース10に組み込まれた状態で、ケース102の前面102Aに設けられたレンズ開口103を介してケース102前方に臨んで配置される。
反射部材16は、対物レンズ14の後方に配置され対物レンズ14で捉えた像を下部に向けて(撮像素子30側に)反射させるもので本実施例ではプリズムが用いられている。
第1固定レンズ群22、ズーム用可動レンズ群18、第2固定レンズ群24、フォーカス用可動レンズ群20、第3固定レンズ群26は、これらの順番で反射部材16の下方の部品収容空間12Aにそれらの光軸を一致させた状態で配置されている。
第1固定レンズ群22、第2固定レンズ群24、第3固定レンズ群26は移動不能に鏡筒12に固定されている。
ズーム用可動レンズ群18は、ズーム用レンズ枠18Aに保持され、ズーム用レンズ枠18Aに連結された従来公知のズーム用駆動機構(不図示)により光軸方向に移動されるように構成されている。
フォーカス用可動レンズ群20は、フォーカス用レンズ枠20Aに保持され、フォーカス用レンズ枠20Aに連結された従来公知のフォーカス用駆動機構(不図示)により光軸方向に移動されるように構成されている。
撮像素子30は、その撮像面を第3固定レンズ群26に臨ませた状態で撮像素子取付板32を介して鏡筒12の下端に取着されている。
このような光学系104によれば、対物レンズ14によって捉えられた被写体像は、反射部材16でその光路が90度屈曲された後、第1固定レンズ群22、ズーム用可動レンズ群18、第2固定レンズ群24、フォーカス用可動レンズ群20、第3固定レンズ群26をこれらの順番で導かれ撮像素子30の撮像面に結像される。
図1に示すように、ケース102の前面102A左寄りの箇所には、撮影補助光を出射するフラッシュ108、セルフタイマーランプ110などが設けられている。
ケース102の前面にはカバー112が上下にスライド可能に設けられ、このカバー112は、1(A)に示すようにレンズ開口103、フラッシュ108、セルフタイマーランプ110を前方に露出させる下限位置と、図3に示すように、これらレンズ開口103、フラッシュ108、セルフタイマーランプ110を覆う上限位置とにスライドされる。
ケース102の上面の右寄り箇所には、シャッターボタン114が設けられている。
図2、図4に示すように、ケース102内部には、ケース102の左右方向(幅方向)でレンズ鏡筒10の反対側(右側)に長方形板状の表示パネル118(液晶表示器)が長辺を前記左右方向と平行させ、短辺を前記上下方向と平行させた状態で組み込まれている。言い換えると、表示パネル118はレンズ鏡筒10の右に並べられてケース102内部の右側部寄りの箇所に配置されている。
表示パネル118は、レンズ鏡筒10で撮像した静止画および動画などの画像や文字や記号などが表示される長方形状の表示面118Aをケース102の後面102Bに開設された矩形状の開口102Cを介してケース102の後方に臨ませて配設されている。表示パネル118の表示面118Aは単一の平面で構成され、表示面118Aはケース102の後面102Bとほぼ同一面をなすように後面102Bと平行に延在している。
ここで、ケース102内部の左側にレンズ鏡筒10が配置され、右側に表示パネル118が配置されているため、ケース102の後面102Bのうち開口102Cの右側に位置する後面102B部分は、この後面部分102Bに当て付けた親指が表示パネル118の表示面118Aにかかる程度の狭い幅で形成されている。
さらに後面102Bには、撮影光学系104のズーミング動作を行なわせるためのズームスイッチ120、撮像装置100を静止画撮影モード、動画撮影モード、再生・編集モードなどに切り替える操作、その他の操作を行なうため複数の操作ボタン122が設けられている。ズームスイッチ120は後面102Bの右側部の上部に配設され、複数の操作ボタン122は後面102Bの下部に左右に並べられて配設されている。
図1、図2、図4に示すように、ケース102の右側部には、静止画あるいは動画などの画像などを記録するための長方形板状のメモリカード124を装脱可能に収容するメモリ収容室(不図示)と、撮像装置100の電源を構成する長方形板状のバッテリー126を装脱可能に収容するバッテリー収容室(不図示)とがケース102の上下方向(高さ方向)に並べて設けられている。前記メモリ収容室、バッテリー収容室はケース102の右側面102Dにヒンジを介して連結された開閉蓋128によって開閉される。
また、図4に示すように、メモリカード124およびバッテリー126がメモリ収容室およびバッテリー収容室に収容された状態で、表示パネル118とメモリカード124および表示パネル118とバッテリー126はそれぞれそれらの厚さ方向がケース102の前後方向(厚さ方向)と合致し前記厚さ方向に重ねられた状態でケース102内に位置している。
図9に示すように、撮像素子30はCCDやCMOSセンサなどで構成されている。
撮像素子30で撮像された像は撮像信号として画像処理部130に出力され、画像処理部130ではこの撮像信号に基づいて静止画あるいは動画の画像データが生成され、メモリカード(記憶媒体)132に記録される。また、前記画像データは表示処理部134により表示パネル118の表示面118Aに表示される。
さらに、撮像装置100は、シャッターボタン114、ズームスイッチ120、操作スイッチ122の操作に応じて、画像処理部130、表示処理部134を制御するCPUなどを含む制御部136を備えている。
図1、図2に示すように、ケース102の左右方向の一方の側部の縁部、本実施例では右側部102Dにストラップ取付用のストラップ取付部40が設けられている。
ストラップ取付部40は、ケース102の外側(右側方)に突出する壁部4001と、壁部4001に形成されたストラップ挿通用の孔4006とで構成されている。
そして、壁部4001は、ケース102の前面102Aに右手の中指または薬指または中指および薬指の双方を当て付けかつ壁部4001に右手の親指を当て付けた状態でケース102を右手で保持できる輪郭で形成されている。言い換えると、ストラップ取付部40は、ケース102の前面102Aに右手の中指または薬指または中指および薬指の双方を当て付けかつこのストラップ取付部40に右手の親指を当て付けた状態でケース102を片手で保持できる輪郭で形成されている。
より詳細に説明すると、壁部4001はケース102と一体的に設けられ、壁部4001は右側部102Dの上下方向の中間部で上下方向にわたって延在形成されている。
本実施例では、図11に示すように、壁部4001は、親指Fの腹部(親指の先端から第1関節までの腹部)で親指の長手方向における少なくとも半分程度の部分が当て付けられる長さで上下方向に延在形成されている。
また、図10(A)、(B)に示すように、壁部4001は、ケース102の後面102B寄りに設けられ、壁部4001のうち後方に位置する箇所は、ケース102の後面102Bよりも後方に位置している。
壁部4001は、ケース102の後方から見たときに親指の腹の部分を当て付けられる輪郭の上下に縦長の楕円形状で形成され、壁部4001が撮像装置100の後方に臨む箇所は後面4002として形成され、後面4002はその中央部に前方に窪む凹面4004を含んで構成され、凹面4004の中央にストラップ挿通用の孔4006が貫設されている。
次に撮像装置100の作用効果について説明する。
撮像装置100を手で把持する際には、右手でケース102の右側部を把持する。
具体的には、右手の親指を除く4つの指(あるいは中指、薬指の2本の指、あるいは、中指、薬指、小指の3本の指)をケース102の前面102Aの右側部に当て付け、かつ、右手の親指を壁部4001の後面4002に当て付けてケース102を保持し、シャッターチャンスに応じて右手の人差し指でシャッター114を押圧する。
したがって、開口102Cの右側に位置する後面102B部分が、親指を当て付けるためには狭い幅しか確保できない場合であっても、壁部4001の後面4002に右手の親指を当て付けてケース102を右手のみでしっかりと保持することができる。
また、図11に示すように、壁部4001に親指を当て付けた状態で、壁部4001からはみ出る親指Fの部分は、親指全体に比べて小さい寸法であり、そのため、親指Fが表示パネル118の表示面118Aにかかることが防止される。したがって、親指で表示面118Aが隠されてしまったり表示面118Aに指紋が付くなどの不具合が発生することを防止でき、ケース102の小型化を図りつつケース102を把持しやすくする上で有利となる。
また、本実施例では、壁部4001の後方箇所、すなわち後面4002がケース102の後面102Bよりも後方に位置しているため、壁部4001の後面4002に当て付けた親指と表示パネル118の表示面118Aとの間を前後方向においても離間させることができ、壁部4001に親指を当て付けた状態で、壁部4001からはみ出る左右方向の親指部分が表示面118Aに接触することを防止でき、したがって、親指が表示面118Aに接触することを防止する上でさらに有利となる。
また、本実施例では、壁部4001の後面4002は前方に窪む凹面4004を含んで構成されているため、後面4002に親指を当て付けたときに親指の腹(ふくらみ)との接触面積を凹面4004により大きく確保することができケース102を確実に把持する上であるいは親指とストラップ取付部40とのフィット感を高める上でより有利となる。
なお、壁部4001は、ケース102の前面102Aに右手の中指または薬指または中指および薬指の双方を当て付けかつ壁部4001に右手の親指を当て付けた状態でケース102を保持できる輪郭で形成されていればよく、平面で構成されていてもよいが、実施例のように壁部4001の後面4002に凹面4004を設けたり、あるいは、壁部4001をリング状(輪状)に形成すると、親指の腹(ふくらみ)との接触面積を大きく確保する上で、また、親指とのフィット感を高める上で有利となる。
また、壁部4001のストラップ挿通用の孔4006はストラップが挿通されストラップ取付部40に連結されればよいので、孔4006と接続する切欠が壁部4001の外縁に開放されていてもよい。
また、表示パネル118がその表示面118Aに触れることでスイッチとしての機能を果たすタッチパネルとして構成されている場合には撮像装置100を把持した際に前記タッチパネルに親指が触れて誤操作してしまう不都合が懸念される。
しかしながら本発明では、撮像装置100を把持する際に、壁部4001に親指を当て付けた状態で、壁部4001からはみ出る親指部分の寸法は小さく親指部分が表示面118Aに接触することを防止できるので、前記タッチパネルに親指が触れて誤操作することを防止する上で有利となる。
なお、このように表示パネル118がタッチパネルとして構成されている場合には、図2(A)に二点鎖線で示すように、表示パネル118の表示面118Aの左右方向のうち少なくともストラップ取付部40寄りの領域をタッチパネルのスイッチを形成しない非スイッチ領域ΔWとして設定しておくことが表示面118Aに対する親指の接触を防止する上で好ましく、具体的には、非スイッチ領域ΔWは表示面118Aの左右方向の少なくとも1/4の割合で設定することが誤操作を確実に防止する上で好ましい。このような非スイッチ領域ΔWの設定は、少なくとも撮像装置100が撮影可能な状態であるときに有効とされていればよい。
次に本発明の実施例2について説明する。
実施例2が実施例1と異なるのは、ストラップ取付部の壁部がケースに対して出没可能に構成されている点である。
図12はストラップ取付部の動作説明図、図13はストラップ取付部の構成を示す斜視図である。なお、実施例2において実施例1と同様の部分には同一の符号を付して説明する。
ストラップ取付部50は、実施例1とは異なりケース102とは別部材であるストラップ取付部材52で構成されている。
ストラップ取付部50は、湾曲しつつ上下に延在する部分とこの部分の両端から互いに平行して延在する直線部分とからなる壁部5001を有している。
また、壁部5001の上下の直線部分の端部にそれぞれ第1腕部54が屈曲形成され、これら第1腕部54の先端にそれぞれ第2腕部56が屈曲形成されている。
また、両第1腕部54の対向する箇所には係合部58が設けられ、係合部58は、壁部5001寄りに位置する第1係合部5802と、壁部5001から離れた位置に位置する第2係合部5804と、これら第1、第2係合部5802,5804の間を接続する滑らかな曲面部5806とで構成されている。
上述の構成からなるストラップ取付部材52はケース102に次のように組み込まれている。
図12に示すように、ケース102の内部の右側部に第1、第2腕部54,56が位置するように、第1、第2腕部54,56がケース102の後面102Bの2つの開口102Eを介してケース102の内部に組み込まれる。そして、ストラップ取付部材52は、ケース102内に配設された付勢部材5808が係合部58に弾接することでケース102の右側方に突出する方向に付勢されている。
また、ケース102の内部の右側部には、上下方向に延在する断面矩形状のロック部材6002が設けられ、このロック部材6002は付勢部材6006によりケース102の後面102Bに突出する方向に常時付勢され、ロック部材6002に設けられたロック解除ボタン62がケース102の孔102Fから後方に突出している。このロック解除ボタン62はケース102の後面102Bの右側部で壁部5001の上下方向における中央に位置するように配置され、本実施例では壁部5001に当て付けた親指により簡単に操作できる後面102Bの右縁部寄り箇所に設けられている。
そして、ロック解除ボタン62がケース102から突出した位置で、ロック部材6002の上下両端がそれぞれ第1係合部5802に当接し、この状態でストラップ取付部50は没入位置にロックされるように構成されている。
また、ロック解除ボタン62を押すと、付勢部材5808によりストラップ取付部材52がケース102の右側方に移動しロック部材6002の上下両端がそれぞれ第2係合部5804に当接し、この状態でストラップ取付部50は突出位置に位置するように構成されている。
さらにこの突出位置からストラップ取付部50をケース102に押し込むと、第1腕部54が開口102Eの縁に当たり、この状態でロック部材6002が付勢部材6006により突出され、ロック解除ボタン62がケース102から突出し、ロック部材6002の上下両端が第1係合部5802に係合し、前記の没入位置となるように構成されている。
なお、実施例2では、壁部5001とケース102の後面102B右側部との間にストラップ挿通用の孔5002が形成されることになり、この孔は前記突出位置でその左右方向の幅が広がり、また、前記没入位置でその左右方向の幅が狭まるが、この没入位置においてもその左右方向の幅が、ストラップを挿通するに足る寸法が確保されるように形成されている。
本実施例では、ロック部材6002、付勢部材6006、係合部58、付勢部材5808によって特許請求の範囲のロック機構が構成されている。
実施例2では、図12(B)に示すように、ストラップ取付部50が突出位置に位置した状態で、壁部5001は、ケース102の前面102Aに右手の中指または薬指または中指および薬指の双方を当て付けかつ壁部5001に右手の親指を当て付けた状態でケース102を片手で保持できる輪郭で形成されている。
本実施例では、この状態で壁部5001からはみ出しケース102の後面102Bの右側部にかかる親指部分の面積が可及的に小さくなるように形成されている。
また、本実施例では、壁部5001は、親指の腹部で親指の長手方向における少なくとも半分程度の部分が当て付けられる長さで上下方向に延在形成されている。
また、図12(A)、(B)に示すように、壁部5001は、ケース102の後面102B寄りに設けられ、壁部5001のうち後方に位置する箇所は、ケース102の後面102Bよりも後方に位置する後面5004として形成されている。
実施例2によれば、撮影時には壁部5001を前記突出位置に位置させることによって実施例1と同様の作用効果を奏することができることは無論のこと、携帯時や収納時には壁部5001を前記没入位置に位置させることによって撮像装置100の左右方向の占有スペースを縮小できるので撮像装置100の携帯性や収納性を向上させる上で有利となる。
また、ロック機構60のロックを解除する解除ボタン62が、壁部5001に当て付けた親指で操作できるケース102の後面102B箇所に設けられているので、ロック解除時の操作、すなわち撮影時の操作が容易となり操作性を向上させる上で有利となる。
なお、各実施例においては、レンズ鏡筒10の光学系104がその光路を90度屈曲されるものとして説明したが、レンズ鏡筒10は光路を屈曲させないものであってもよいし、また、レンズ鏡筒がケース102の前面102Aに対して出没する沈胴式レンズで構成されていてもよいことは無論である。
また、各実施例では、右利きのユーザーを対象とした撮像装置について説明したが、本発明は左利きのユーザーを対象とした撮像装置にも無論適用される。この場合には、ケース102の左側部にストラップ取付用のストラップ取付部が設けられ、ストラップ取付部は、ケースの前面に左手の中指または薬指または中指および薬指の双方を当て付けかつ該ストラップ取付部に左手の親指を当て付けた状態でケースを左手で保持できる輪郭で形成され、それら部材の詳細は各実施例と同様である。
また、各実施例では、撮像装置としてデジタルスチルカメラを例示したが、本発明はビデオカメラやテレビカメラなど撮像装置に無論適用可能である。
実施例1の撮像装置の外観図である。 実施例1の撮像装置の外観図である。 実施例1の撮像装置の正面図である。 撮像装置の斜め前方から見た状態での内部構成を示す斜視図である。 撮像装置の斜め後方から見た状態での内部構成を示す斜視図である。 レンズ鏡筒の縦断面図である。 レンズ鏡筒の右側部分の断面斜視図である。 レンズ鏡筒の左側部分の断面斜視図である。 撮像装置の制御系を示すブロック図である。 ストラップ取付部部分の拡大図である。 ストラップ取付部に親指を当て付けた状態を示す説明図である。 実施例2におけるストラップ取付部の動作説明図である。 ストラップ取付部の構成を示す斜視図である。
100……撮像装置、10……レンズ鏡筒、12……鏡筒、14……対物レンズ、102……ケース、104……光学系、118……表示パネル、40、50……ストラップ取付部、4001、5001……壁部、4006、5004……ストラップ挿通用の孔。

Claims (5)

  1. 前後方向の厚さと左右方向の幅とを有して矩形板状に形成されたケースと、
    前記ケースに該ケースの前方に臨むように設けられたレンズ鏡筒と、
    前記ケースの後面に該ケースの後方に臨むように設けられ前記レンズ鏡筒で撮像した像を表示する表示面とを備えた撮像装置であって、
    前記ケースの縁部にストラップ取付用のストラップ取付部が設けられ、
    前記ストラップ取付部が設けられた前記ケースの縁部は前記ケースの右側部であり、
    前記ストラップ取付部は、前記ケースの外側に突出する壁部と、前記壁部に設けられたストラップ挿通用の孔とで構成され、
    前記壁部は、前記ケースの前面に中指または薬指または中指および薬指の双方を当て付けかつ前記壁部に親指を当て付けた状態で前記ケースを片手で保持できるように設けられ、
    前記壁部は前記側部の上下方向の中間部に、親指の腹部で親指の長手方向における少なくとも半分程度の部分が当て付けられる長さで上下方向に延在形成され、
    前記壁部のうち後方に位置する箇所は、前記ケースの後面よりも後方に位置し、
    前記表示面は、前記ケースの後面の開口の内側に臨む表示パネルの表面で構成され、
    前記表示パネルは前記表示面に触れることでスイッチとしての機能を果たすタッチパネルとして構成され、
    前記表示面のうち前記ストラップ取付部寄りの領域である右側の領域が前記タッチパネルのスイッチを形成しない非スイッチ領域として設定され、
    前記非スイッチ領域は前記表示面の左右方向の少なくとも1/4を占める割合で設けられ、
    前記非スイッチ領域の設定は、少なくとも前記撮像装置が撮影可能な状態であるときに有効とされる、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記壁部は、前記ケースに没入した没入位置と前記ケースから突出した突出位置との間で出没可能に設けられ、前記壁部を前記没入位置にロックするロック機構が設けられ、前記ロック機構のロックを解除する解除ボタンが、前記壁部に当て付けた親指で操作できる前記ケースの後面箇所に設けられていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記壁部が前記撮像装置の後方に臨む箇所は後面として形成され、前記後面は前方に窪む凹面を含んで構成され、前記ストラップ挿通用の孔は前記凹面の中央に貫設されていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記壁部は前記ケースと一体的に設けられていることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記レンズ鏡筒は、前記ケース内部の左側部寄りの箇所に配置され、前記表示パネルは前記レンズ鏡筒の右に並べられて前記ケース内部の右側部寄りの箇所に配置されていることを特徴とする請求項記載の撮像装置。
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