JP4331426B2 - 枚葉紙状の材料を転回するための貯え装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば輪転印刷機の転回装置で使用されるような、枚葉紙状の材料を転回するための貯え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第41 40 762号明細書に開示された技術は、枚葉紙案内装置に関する。該枚葉紙案内装置は表面印刷運転方式及び両面印刷運転方式で選択的に使用することができ、その場合、該枚葉紙案内装置によって枚葉紙は両面印刷時に枚葉紙後縁転回の原理に基づいて転回され、しかも空圧式に動作する装置及び機械的な装置が、転回胴に前置された圧胴の下に設けられている。枚葉紙の重ね詰まりを形成させることなしに転回期に枚葉紙を裏移りなく案内・誘導する枚葉紙案内装置を形成するために、圧胴には傾斜角βをとって、複数の個別的な空気噴出オリフィスを有する空圧負荷可能な案内ドクターが対応配設されている。圧胴くわえ爪が開いた後に印刷済み枚葉紙は、ブロー空気によって圧胴の受圧面から剥離され、案内プレートの下へ案内され、かつ噴出するブロー空気によって高く保持されながら、転回胴が枚葉紙を移送するまで案内変換胴の方に向かって搬送される。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許第44 24 967号明細書に開示された技術は、枚葉紙を転換する方法と装置に関する。表面印刷から両面印刷へ切換え可能な輪転印刷機において提案された枚葉紙転回法は後縁転回の原理に基づくものであり、その場合両面印刷では、1つの印刷胴で案内される印刷枚葉紙は、該印刷胴に後置された転回胴の旋回可能な枚葉紙受渡し機構によって、転回胴と印刷胴の接点で枚葉紙後縁をくわえられて移送される。前記接点において、印刷枚葉紙の始端は印刷胴の枚葉紙くわえ爪から解放され、かつ前記接点の直ぐ後方で、転回胴の下位で前記印刷作動の表面から偏位する軌道に沿って案内される。
【0004】
輪転印刷機の印刷胴面に枚葉紙状の材料を貯える場合、枚葉紙状の材料をその全長にわたって受容できるようにするための自由空間が圧胴の下位に必要である。こうして枚葉紙状の材料は、機械部分、移し換え胴、案内プレート又はその他の枚葉紙状の材料と接触することなしに、転回胴によって捕捉されて転回することができる。しかしながら貯えのための所要スペースは、表面印刷モードで枚葉紙状の材料を圧胴の後方に続く移し換え胴に引渡す場合に、枚葉紙状の材料を完璧に印刷せねばならないという要件に矛盾している。枚葉紙状の材料は、表面印刷モードで引渡す場合には印刷ニップを既に離脱している。従って単胴式転回装置を備えた印刷ユニットでは、インキ転移胴と、後置の渡し胴に対するくわえ爪中心線との間にも、後置の渡し胴と前置の渡し胴に対する渡し中心線との間にも共に(其処に設けられた組込み部品の衝突空間を考慮すれば)最大限に加工可能な判型の全長が、その都度自由に供用できる枚葉紙搬送区間として設けられねばならない。そればかりでなく保守接近を可能にするため並びに印刷ニップ前の内設部品のために必要な所要スペースにも考慮が払われねばならない。
【0005】
前挙の技術的問題点の別の解決手段は、完全印刷と貯えのための構成空間が、印刷ニップ前方の内設部品を犠牲にして獲得されるように印刷胴を旋回可能に配置する点にある。この手段では、印刷ニップの手前における枚葉紙案内品質が害なわれるので、それに基づいて生じる印刷品質も当然不良になる。その上に内設部品への接近可能性に対して顕著な作用を及ぼす恐れがある。これによって、クリーニング作業、調整作業並びに保守サービス作業が困難になる。
【0006】
更に別の対策は、両面印刷のために許容の被印刷素材を圧胴の周面に粘着し、かつ重力作用及び曲げ剛さによって圧胴から離間運動しないような紙に、両面印刷のための許容被印刷素材を制限することである。この手段によって、明けておくべき衝突空間は制限され、かつ許容の判型長を拡大することが可能になる。転回装置を備えた輪転印刷機のために許容される被印刷素材を若干数に制限することは、加工可能な被印刷素材に多大の影響を及ぼすことになり、1つの妥協的解決策でしかない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の解決手段の概要及び列挙した技術的問題点を出発点とする本発明の課題は、枚葉紙の判型長を完璧に印刷することができる一方、印刷胴の展開を維持した状態で両面印刷で枚葉紙状の材料を衝突なしに完全に貯えることができるような、枚葉紙状の材料の転回可能性を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本発明の構成手段では、圧胴と前置の渡し胴との間の胴外周面の楔状部内に、楔状部域を含めて枚葉紙状の材料に伸直姿勢に代えて前記圧胴の曲率に相当する湾曲姿勢をとらせる無接触式に作用する調整装置が設けられており、該調整装置が枚葉紙状の材料の後部域に、該枚葉紙状の材料の後縁の手前で作用するように配置されており、かつ圧胴の外周面における枚葉紙状の材料の目標姿勢に対して垂直方向の力を発生するようになっている。
【0009】
【発明の効果】
枚葉紙状の材料並びに例えば厚紙(カートン)のような曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料を無接触式に保持するために調整装置を本発明のように構成かつ配置することによって、枚葉紙状の材料は裏移りなしに圧胴上に湾曲されるので、特に枚葉紙状の材料が伸直姿勢をとる場合にも該枚葉紙状の材料の端部と、枚葉紙状の材料を案内する胴の下位に設けられた内設部材並びに、枚葉紙状の材料を案内する外周面との衝突が発生することは無くなる。本発明の提案する調整装置によって、厚紙のような曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料が湾曲姿勢から伸直する傾向を除くことが可能になる。本発明の提案する調整装置を用いれば、圧胴の外周面からの、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料の伸開線状に経過する剥離運動は阻止される。無接触式に作用する調整装置から噴出する流体、例えばブロー空気は、薄紙であれ、曲げ剛さの比較的強い厚紙であれ、枚葉紙状の材料の領域に、つまり該枚葉紙状の材料の後縁の直ぐ手前に、方位づけられている。調整装置の噴出オリフィスから噴出する流体は、枚葉紙状の材料の目標姿勢に対して垂直に方位づけられた、つまり圧胴の表面に対して垂直に向いた、少なくとも1つの流動成分を有している。
【0010】
本発明の基本思想の有利な実施形態では、無接触式に作用する調整装置によって、圧胴の外周面に垂直に作用する力成分が枚葉紙状の材料の後部域に対して発生される。これによって枚葉紙状の材料の後端部は、伸直姿勢をとらず、付加的な長さ取得域を発生しつつ、楔状部域に位置する圧胴外周面に接触することができる。
【0011】
調整装置は、圧胴の外周面に対して垂直方位の流動成分を少なくとも含む自由噴流の形の流体、例えばブロー空気、を噴出する複数のオリフィスを有しているのが有利である。前記オリフィスは、無接触式に作用する調整装置に沿って並列的にか相前後して、或いはその他任意の順序系列で形成することができる。決定的な点は、複数のオリフィスが、圧胴の外周面に対して垂直に作用する調整力を発生するに足る充分な体積の流体を噴出できることである。
【0012】
調整装置は第1の実施態様では、前置の渡し胴の外周面と圧胴の外周面とによって形成された楔状部域内に挿入されたブロー管として構成することができる。該ブロー管は、前置の渡し胴の外周面と枚葉紙状の材料の伸直姿勢をとる枚葉紙後縁との間に距離を隔てて位置決めすることができる。
【0013】
別の実施態様によれば調整装置は、前置の渡し胴に対応配設された枚葉紙案内装置に組込まれる。これによって所要の構造スペースは小さく保たれ、かつ、前置の渡し胴と圧胴との間の渡し中心線の領域にまでほぼ達する流体流動が発生される。これによって、渡し胴によって印刷ニップ内へ丁度搬送される後続枚葉紙と衝突して裏移しを生ぜしめるリスク無しに、枚葉紙端部がほぼ渡し中心線まで達するように、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料の判型長を転回のために拡張することが可能になる。
【0014】
枚葉紙状の材料の後部域に無接触式に作用する調整装置は、枚葉紙状の材料の枚葉紙後縁を渡し中心線の下位領域にまで圧胴の外周面に付加的に接圧させ、つまり付加的な湾曲長さを取得して前記圧胴の外周面に接触させるような調整力を発生する媒体を噴出させる複数の噴出オリフィスを有している。無接触式に作用する調整装置には、圧胴の外周面と前置の渡し胴の外周面との間の渡し中心線から、前記圧胴の下位で別の印刷ユニットの圧胴にまで延在する案内装置が配設されているのが有利である。無接触式に作用する調整装置に配設された案内装置は、前記調整装置によって枚葉紙状の材料に施された前湾曲形状に適合された曲率形状に構成することができる。案内装置は、相互に隔てられた、殊に丸棒として成形された個別的な棒状エレメントから成ることができるが、また案内装置を一貫して湾曲された案内プレートとして構成することも同じく考えられる。
【0015】
曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料に対して無接触式に作用する調整装置の効能を、1つの輪転印刷機で加工可能な全ての判型のために活用できるようにするために、無接触式に作用する調整装置は、1つの調整行程内で、回転加工すべき各枚葉紙状の材料に適合される。
【0016】
枚葉紙状の材料を圧胴の外周面に接触させる点で湾曲長さの特に優れた適合は、無接触式に作用する調整装置の上端部に、圧胴に沿った枚葉紙状の材料の印刷済み面側と、前記圧胴に前置された渡し胴に沿った後続枚葉紙との間に分離空気の形で吹き込まれる自由噴流用の複数の噴出オリフィスが設けられる場合に得られる。これによって後続枚葉紙の未印刷表面が、片面に印刷済みの枚葉紙状の材料の、既に印刷済みの外向きの面に粘着する不都合が防止される。
【0017】
圧胴の外周面に対面した方の、無接触式に作用する調整装置の側に、枚葉紙状の材料を案内する圧胴と、該圧胴に前置された渡し胴との間の楔状部域内にまで湾曲長さ取得域を生ぜしめるための保持力を発生する自由噴流を案内する複数の噴出オリフィスを設けることが可能である。
【0018】
曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料の、衝突のない転回を可能にする本発明の提案した装置は、列形に構成された枚葉紙加工用の輪転印刷機、特に枚葉紙転回装置を装備した多色刷輪転印刷機の印刷ユニットにおいて使用されるのが殊に有利である。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0020】
図1には、圧胴に前置された渡し胴と前記圧胴に後置された渡し胴を備えた輪転印刷機の印刷胴の構成図が示されている。
【0021】
枚葉紙状の材料9(薄紙であれ、より曲げ剛さのある厚紙であれ)を外周面2に沿って案内するところの圧胴1には、1本のインキ転移胴4並びに2本の渡し胴11,12が対応配設されている。両渡し胴11,12の回転軸線は、圧胴1の回転軸線3のやや下位に位置している。回転軸線3と圧胴1に前置された渡し胴12の回転軸線との間、並びに回転軸線3と圧胴1に後置された渡し胴11の回転軸線との間にはそれぞれ、符号11.1,12.1で示した渡し中心線が特別に図示されている。該渡し中心線11.1,12.1は、圧胴1に前置された渡し胴12の外周面14から圧胴1の外周面2へ枚葉紙状の材料9を移行させる部位、もしくは圧胴1の外周面2から該圧胴に後置された渡し胴11の外周面13へ枚葉紙9を移行させる部位を表している。図1の図示によれば、圧胴1の下位で渡し胴11,12間に、略示したにすぎないが枚葉紙状の材料9を受取る貯え装置6が位置している。枚葉紙状の材料9は、図1に示した状態では、印刷済み面側10.1を外側に向けて位置決めされているのに対して、枚葉紙状の材料9の未印刷面側10.2は、圧胴1の外周面2に対面している。枚葉紙状の材料9の以前の後縁(つまり転回によって枚葉紙9が新たに占める前縁)が、圧胴1に後置された渡し胴11のくわえ爪装置(図示せず)によって引取られる際の距離が符号7で示されている。
【0022】
図2には、枚葉紙転回装置を備えた輪転印刷機の1つの印刷ユニットの印刷ユニットの、図1にほぼ類似した構成図が図示されている。
【0023】
図1の図示とは異なって、貯え装置6によって囲まれた枚葉紙状の材料9は、枚葉紙状の材料9の前後縁に対してほぼ等しい距離15で圧胴1の下位に位置決めされている。インキ転移胴4は、圧胴1の前置の渡し胴12並びに後置の渡し胴11が構成された胴径17の1/2に等しい直径をもって構成されている。この展開状況によって、図1及び図2に図示したように外周面2の円周の下位で、つまり印刷胴1の外周面2に沿って、貯え装置6によって支持された枚葉紙状の材料9を受取ることが可能である。符号18は、渡し胴11の回転軸線と渡し胴12の回転軸線との距離を示し、すなわち輪転印刷機又は多色刷輪転印刷機の1つの印刷ユニットの長さを表わしている。枚葉紙状の材料9を案内する後置の渡し胴11の外周面13内へ枚葉紙状の材料9が侵入する距離15は、枚葉紙状の材料の以前の後縁つまり転回によって枚葉紙状の材料9が新たに占める前縁が、圧胴1に拘置された渡し胴11のくわえ爪装置によってくわえられて移送される領域に等しい。
【0024】
図3の図示に基づいて、枚葉紙状の材料の湾曲姿勢並びに、協働回転して枚葉紙状の材料を案内する2本の印刷胴の渡し中心線の下の受渡し域における伸直姿勢が判る。
【0025】
図3では図示を省いた回転軸線3を中心として回転する圧胴1は、逆時計回りの回転方向28で運動する。圧胴1の外周面2及び、該圧胴1に前置された渡し胴12の、枚葉紙を保持するくわえ爪系の軌道は、渡し中心線12.1の領域で渡し部位を形成しており、この渡し部位で枚葉紙状の材料9は、前置の渡し胴12の外周面14から圧胴1の外周面2へ移行する。
【0026】
図3で互いに協働する印刷胴の外周面2,14の下側で、貯え装置6並びに案内装置32,34が設けられており、この貯え装置と案内装置は調整装置として働く共通の作用域31を含んでいる。つまり共通の作用域31内には、枚葉紙状の材料9に対して無接触式に作用する調整装置31が設けられている。案内装置は例えば一貫した案内プレートとして、或いは並列的に相互間隔をおいて配置された多数の丸棒によって形成することができ、該丸棒の曲率は、圧胴1の外周面2に沿った枚葉紙状の材料9の湾曲姿勢19に適合されている。調整装置31は、符号8,15で示した安全距離を約30mm擦過するように配置されている。
【0027】
図3には破線で、曲げ剛さの強い枚葉紙状の材料9の伸直姿勢23が図示されており、該枚葉紙状の材料の未印刷面側10.2は圧胴1の外周面2の方に面している。枚葉紙状の材料9の印刷済み面側10.1は、貯え装置6もしくは案内装置の方に面している。例えば厚紙のような曲げ剛さの比較的強い素材に内在する曲げ剛さによって、このような枚葉紙状の材料には、重力に起因した垂直方向下向きの加速度の傾向以外に湾曲姿勢19から伸直する傾向がある。これによって、くわえ爪を離れた旧前縁22、つまり新後縁は版胴の外周面2から伸開線(インボリュート線)状に離間運動する。この剥離動作時に生じる開口域は符号20で表わされている。ところで既に前湾曲の施された曲げ剛さのある枚葉紙状の材料9の減速進入中に、図3に示した本発明の無接触式に作用する調整装置31が枚葉紙状の材料9の後部域に作用すると、該枚葉紙状の材料は、その未印刷面側10.2が圧胴1の外周面2に当接するように湾曲される。当接した曲げ剛さのある枚葉紙状の材料9の湾曲姿勢は符号19で図示され、或いは上部域では符号24で図示されている。調整装置31の配置によって姿勢取得域26が生じ、或いは最適化の場合には、更に付加的な貯え域27が圧胴1の外周面2に発生し、該貯え域において、上部域を三角形に形成された調整装置31から自由噴流30が噴出する。該自由噴流30は、圧胴1の外周面2に対して垂直方向の力を発生するので、枚葉紙状の材料9は姿勢取得域26内で、かつ理想的には付加的な貯え域27内で、圧胴1の外周面2に当接する。枚葉紙状の材料9の減速期中に該枚葉紙状の材料の後部域に対して、自由噴流30によって発生される調整力が早期に作用すればするほど、圧胴1の外周面2に対する未印刷面側10.2の当接がそれだけ好ましくなり、つまり圧胴1の下部域の外周面2に沿って曲げ剛さのある枚葉紙状の材料9を貯えるために、それだけより多くの貯えポテンシャル27を活用することが可能になる。
【0028】
図4〜図4.2から明らかなように判型調整可能な調整装置並びにその細部が図示されている。枚葉紙状の材料9に加工を施す輪転印刷機は種々異なった枚葉紙判型を加工することができるので、枚葉紙状の材料9の後部域に無接触式に作用する調整装置31を、加工すべき各判型長に適合させるように配慮が払われねばならない。これは次のようにして行われる。すなわち:枚葉紙状の材料9を外周面2に沿って案内する圧胴1の下位の案内装置31が、判型に関連した調整距離33内を運動できるようにするのである。判型に関連した調整距離33は、枚葉紙状の材料9の後部域に対して無接触式に作用する調整装置31が、最小限に加工可能な判型も最大限に加工可能な判型も共にカバーするように選ばれる。調整装置31から延びる貯え装置もしくは案内装置6(丸棒ユニットとして、或いは一貫した案内プレート面として形成可能)によって、減速して転回させるべき枚葉紙状の材料9に前湾曲が施され、要するに枚葉紙状の材料の前縁22が案内装置もしくは貯え装置6に物理的に接触させられるにすぎない。圧胴1が逆時計回りの回転方向28に回転する間に、枚葉紙状の材料9は湾曲姿勢19に移行されるか、或いは伸直姿勢23をとろうとする傾向に抗して湾曲姿勢のままに保持されるので、枚葉紙状の材料9の前縁22は、圧胴1の外周面2の当接部位25に載る。これは、圧胴1の外周面2に向き合う調整装置31の側から噴出する多数の自由噴流によって発生させられる。図4に示した実施形態では前記自由噴流の流動成分は、圧胴1の外周面2に対して垂直に延びるように方位づけられている。これに基づいて、自由噴流の調整体積もしくは噴出速度に関連して、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料9、例えば厚紙も、圧胴1の外周面2の曲率に等しい湾曲姿勢19,24へ移行させられる。
【0029】
図4.1には、本発明によって構成された無接触式に作用する調整装置31の拡大構成図が図示されている。実質的に三角形に形成された調整装置31は、圧胴1に前置された渡し胴12に対応配設された案内装置32,34の一部分として構成されているのが有利である。渡し中心線12.1の領域において、圧胴1に前置された渡し胴12と前記圧胴1は、枚葉紙状の材料9が前置渡し胴12の外周面14から圧胴1の外周面2へ移る受け渡し点を形成している。貯え装置もとくは案内装置6と圧胴1の外周面2との間のギャップが狭窄することによって、枚葉紙状の材料9は前湾曲作用を受け、この前湾曲作用は究極的には、無接触式に作用する調整装置31の側面から噴出する自由噴流30,35の作用によって強化される。これによって姿勢取得域26,36において枚葉紙状の材料9の後部域を、圧胴1の外周面2に当接させることが達成されるので、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料9の枚葉紙後縁22の当接部位25は、前置の渡し胴12と圧胴1との間でほぼ渡し中心線12.1にまで達することができる。これによって印刷済みの枚葉紙後縁22と、図4では略示したにすぎない後続枚葉紙37もしくは該後続枚葉紙の未印刷表面との接触を効果的に回避することが可能である。
【0030】
図4.2に基づいて、互いに協働し合う胴間の胴外周面楔状部内へ侵入する、無接触式に作用する調整装置31の領域が図示されている。
【0031】
枚葉紙状の材料9に対して無接触式に作用する調整装置の上端部42は、極度にシャープな曲率半径に形成されている。この上端部には、図4.2に図示したように自由噴流35を噴出させる噴出オリフィス44が設けられており、前記自由噴流35は、後続枚葉紙37の上面側と、圧胴1の外周面2に沿って受取られた枚葉紙状の材料9の印刷済み下面側10.2との間の分離空気41として働く。該分離空気によって、後続枚葉紙37と、曲げ剛さのある枚葉紙状の材料の印刷済み下面側10.2との間に空気クッションが発生され、該空気クッションは、互いに相対運動する両面状用紙間の接触を防止する。貯え装置もしくは案内装置6へ移行する無接触式に作用する調整装置31(図4.1及び図4の図示を比較参照のこと)の斜向面側に複数の噴出オリフィス43が設けられており、該噴出オリフィスは例えばノズル44として構成することができる。噴出オリフィスから適当なブロー空気体積流が自由噴流の形で噴出し、該自由噴流は、圧胴1の外周面2に対して垂直に方位づけられた少なくとも1つの流動成分を有している。これによって曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料9の後部域では、該枚葉紙状の材料の未印刷面側10.1が圧胴1の外周面2に当接させられるので、互いに協働し合う印刷胴の外周面14,2間に生じる楔状空間域は、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料9の転回中に該枚葉紙状の材料を収容するための貯え場として活用することができる。調整装置の上端部42から枚葉紙状の材料9へ向かって噴出する自由噴流35が分離空気41として働くのに対して、噴出オリフィス43,44から噴出する自由噴流30を形成する空気体積流は、保持空気として、もしくは保持力を発生する自由噴流として特性づけることができる。この自由噴流の主たる任務は殊に、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料9が運動方向反転中、つまり貯え装置6内で枚葉紙状の材料9が休止する位相の間も、後続枚葉紙37及びその他の組込みエレメント並びに調整装置31との接触を自動的に阻止する点にある。
【0032】
図5には、無接触式に作用する調整装置として機能する単独のブロー管が図示されている。この場合も、互いに協働し合って枚葉紙状の材料を案内する2本の印刷胴1,12の胴外周面楔状部内に、1本のブロー管46の形の無接触式に作用する保持装置が挿入されている。このブロー管46から複数の自由噴流30,35の噴流束が噴出し、該噴流束は、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料9を、該枚葉紙状の材料9の伸直姿勢23をとる傾向に抗して、圧胴1の外周面2の曲率に相当する湾曲姿勢19,24に変移させる。単独のブロー管46は、可能な限り、圧胴1と、該圧胴に前置された渡し胴12との間の渡し中心線12.1の下のニップ楔状域内へ配置されているのが有利である。前置の渡し胴12がその回転軸線を中心として時計回りの回転方向29で回転するのに対して、圧胴1は矢印28で示した逆時計回りの回転方向で回転する。外周面2,14間のニップ楔状域内で付加的に得られる貯え場は、符号26,27で表わされ、すなわち前記貯え場の領域において調整力を発生することによって、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料9の後部域に湾曲姿勢19,24を印加することが可能である。符号20によって自由空間の開口域20が示されており、枚葉紙状の材料はこの開口域から進出する際に、枚葉紙状の材料に内在する曲げ剛さに基づいて伸直姿勢23をとることになる。枚葉紙の前縁22は、くわえ爪軌道47から距離8,15(約30mm)を隔てて位置しているが、但し本図面ではくわえ爪軌道は、圧胴1に前置された渡し胴12の時計回り方向29の回転時にくわえ爪系が描く軌道だけを略示したにすぎない。
【0033】
図6に図示したブロー管は、枚葉紙状の材料のための案内装置内に組込まれている。
【0034】
概略的に図示したにすぎないこの構成手段から判るように、調整装置31の側面に多数の噴出オリフィス43,44,45を設ける代わりに、図5に図示したように1本のブロー管46を、互いに協働し合う印刷胴1,12間に形成された胴外周面楔状部内に組込むことが可能である。前記ブロー管46の円周面に設けた複数のオリフィスから自由噴流30,35が噴出し、該自由噴流は、比較的曲げ剛さの強い枚葉紙状の材料9、例えば厚紙を圧胴1の外周面2に密着することを可能にする。有利な実施態様では、ドーム状に隆起する調整装置31は、前置の渡し胴12に対応配設された案内装置32の一部分であってもよく、該案内装置自体は、圧胴1の下位に受容された貯え装置もしくは案内装置6へ移行していてもよい。
【0035】
最後に図7に示した調整装置31は、圧胴1の外周面2に対面した方の側で、噴出する複数の自由噴流30によって調整力を発生する。無接触式に作用する調整装置31は三角形状に成形されており、かつ、前置の渡し胴12に対応配設された案内装置34の一部分及び圧胴1の下位に位置する貯え装置もしくは案内装置6の一部分である。また図7の図示に基づいて、枚葉紙状の材料9が曲げ剛さによって伸直姿勢23をとる傾向があることが判る。複数の自由噴流30によって前記傾向に対抗作用が及ぼされる。比較的曲げ剛さの強い枚葉紙状の材料9の後部域をくわえた後に、この枚葉紙状の材料の未印刷面側が前記自由噴流30によって圧胴1の外周面2に接圧される。これによって印刷ユニットの圧胴1が逆時計回り方向28に更に回転するに伴って開口域20は消滅する。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧胴に前置された渡し胴と前記圧胴に後置された渡し胴を備えた輪転印刷機の印刷胴の概略構成図である。
【図2】外周面と枚葉紙状の材料の最大限に加工可能な判型の各端部との間に容易に変化する安全距離を有する、図示に示した輪転印刷機の印刷胴の概略構成図である。
【図3】案内装置から流出する流体によって伸直姿勢から湾曲当接姿勢へ移行する枚葉紙状の材料の湾曲状態を示す概略図である。
【図4】ブロー空気噴出オリフィスを備えた判型調整可能な案内装置の実施形態の概略図である。
【図4.1】ブロー空気噴出オリフィスを備えた判型調整可能な案内装置の別の実施形態の概略図である。
【図4.2】ブロー空気噴出オリフィスを備えた判型調整可能な案内装置の更に別の実施形態の概略図である。
【図5】個別的なブロー管として構成されておりかつ胴外周面楔状部内に配置された調整装置の概略構成図である。
【図6】枚葉紙状の材料のための案内装置に組込まれたブロー管の概略構成図である。
【図7】胴外周面楔状部の方に向いた付加的な案内エレメントの概略図である。
【符号の説明】
1 圧胴、 2 外周面、 3 回転軸線、 4 インキ転移胴、 5 外周面、 6 貯え装置、 7 安全距離、 8 間隔、 9 枚葉紙状の材料、 10.1,10.2 印刷済み面側又は未印刷面側、 11 後置の渡し胴、 11.1 渡し中心線、 12 前置の渡し胴、 12.1 渡し中心線、 13,14 外周面、 15 距離、 16 渡し胴の胴径、 17 前置渡し胴の胴径、 18 回転軸距離、 19湾曲姿勢、 20 開口域、 21 枚葉紙の新たな後縁、 22 枚葉紙の後縁、 23 伸直姿勢、 24 後部域の湾曲姿勢、 25 枚葉紙状の材料の前縁の当接部位、 26 長さ取得域、 27 付加的な貯え域又は貯えポテンシャル域、 28 圧胴の回転方向、 29 前置の渡し胴の回転方向、 30 自由噴流、 31 調整装置と案内装置の共通に働く作用域、 32 案内装置、 33 判型に関連した調整距離、 34 案内エレメント、 35 自由噴流、 36 付加的な長さ取得域、37 後続枚葉紙、 39 空気流、 40 保持空気、 41 分離空気、 42 調整装置の上端部、 43 噴出オリフィス、 44 ノズル、 45 オリフィス、 46 ブロー管、 47 くわえ爪軌道、 48 組込まれた案内系、 49 外周面楔状部域
Claims (11)
- 枚葉紙状の材料(9)を案内する圧胴(1)と、該圧胴に前置された渡し胴(12)と、前記圧胴に後置された渡し胴(11)と、前記圧胴(1)の外周面(2)に沿って受取られた前記枚葉紙状の材料(9)に印刷を施すインキ転移胴(4)とを有する形式の、枚葉紙状の材料(9)を転回する装置において、
圧胴(1)の下位で、圧胴(1)と前置の渡し胴(12)との間の胴外周面(2,14)の楔状部(49)内に、楔状部域(26,27)を含めて枚葉紙状の材料(9)に伸直姿勢(23)に代えて前記圧胴(1)の曲率に相当する湾曲姿勢(19,24)をとらせる無接触式に作用する調整装置(31,46)が設けられており、該調整装置(31,46)が枚葉紙状の材料(9)の後部域に、該枚葉紙状の材料の後縁(22)の手前で作用するように配置されており、かつ圧胴(1)の外周面(2)における枚葉紙状の材料(9)の目標姿勢(19,24)に対して垂直方向の力を発生するものであり、調整装置(31)が、前置の渡し胴(12)及び圧胴(1)に対応配設された枚葉紙案内装置(6,32,34)に組込まれており、調整装置(31)の上端部(42)には、外周面楔状部域(49)において枚葉紙状の材料(9)と後続枚葉紙(37)との間に分離空気(41)を吹き込む自由噴流(35)用の複数の噴出オリフィス(43)が設けられていることを特徴とする、枚葉紙状の材料を転回する装置。 - 調整装置(31,46)が、圧胴(1)の外周面(2)に対して少なくとも垂直方向の流動成分を含む自由噴流(30,35)の形で流体を噴出させるオリフィス(43,44,45)を有している、請求項1記載の装置。
- 調整装置(31,46)が、前置の渡し胴(12)の外周面と圧胴(1)の外周面とによって形成された楔状部域(49)内に挿入されたブロー管(46)として構成されている、請求項1記載の装置。
- ブロー管(46)が、前置の渡し胴(12)の外周面(14)と枚葉紙状の材料(9)の伸直姿勢(23)をとる枚葉紙後縁(22)との間に距離(8,15)を隔てて位置決めされている、請求項3記載の装置。
- 調整装置(31)が、枚葉紙状の材料(9)の枚葉紙後縁(22)を渡し中心線(12.1)の下位領域(26,27)にまで圧胴(1)の外周面(2)に付加的接圧させるように調整力を発生する媒体を噴出させる複数の噴出オリフィス(43,44,45)を有している、請求項1記載の装置。
- 圧胴(1)の外周面と前置の渡し胴(12)の外周面との間の渡し中心線(12.1)から、前記圧胴(1)の下位で別の印刷ユニットの圧胴にまで延在する案内装置(32)に調整装置(31)が配設されている、請求項1記載の装置。
- 案内装置(6)が、調整装置(31)によって枚葉紙状の材料(9)に施された前湾曲形状に適合された形状に構成されている、請求項6記載の装置。
- 貯え/案内装置(6)が、相互に隔てられた棒状に成形された個別的なエレメントから成っている、請求項6記載の装置。
- 案内装置(6)が一貫した案内プレートとして構成されている、請求項6記載の装置。
- 調整装置(31,46)が、判型調整経路内で曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料(9)に対して無接触式に作用するために、前記枚葉紙状の材料(9)の加工すべき各判型に適合可能である、請求項1記載の装置。
- 湾曲姿勢取得域(26,27)を生ぜしめるために保持力を発生する複数の自由噴流を、曲げ剛さの比較的強い枚葉紙状の材料(9)の後部域に方位づけられた複数の噴出オリフィス(43,44,45)が、圧胴(1)の外周面(2)に対面した方の調整エレメント(31)の側面に設けられている、請求項1記載の装置。
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