JP4330772B2 - 複合形ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変電所等の電気所に設置される複合形ガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
変電所等の電気所においては、電力用機器として遮断部、断路器等の複数の電力用開閉機器を組合せた複合形ガス絶縁開閉装置が使用されている。
【0003】
図17は一般的な複合形ガス絶縁開閉装置の単線結線図であり、図18は図17に対応した複合形ガス絶縁開閉装置の構造図である。
【0004】
図18に示す複合形ガス絶縁開閉装置は、複数本のブッシング1,1´、遮断部2、断路器3と接地開閉器4および変流器5、6から構成されている。
【0005】
遮断部2は、固定側電極部2aとこの固定側電極部2aに対して可動側電極部2bとが同一軸線上に接離可能に設けられた筒形の接地容器2cをその中心軸線が設置面に平行になるように支持部材7を介して設置され、この接地容器2cの一方の開口端部には可動側電極部2bを操作する遮断部操作部8が取付けられ、また接地容器2cの周面上部に設けられた筒状の接続部に可動側電極部2bと接続される中心導体1aを有するブッシング1が垂直に取付けられている。
【0006】
また、断路器3は、固定側電極部3aとこの固定側電極部3aに対して可動側電極部3bとが同一軸線上に接離可能に設けられた筒形の接地容器3cをその中心軸線が設置面に垂直になるように支持部材7を介して設置され、この接地容器3cの周面に接地開閉器4と可動側電極部3bを操作する断路器操作部9が取付けられ、また断路器3の接地容器3cの周面に設けられた筒状の接続部は遮断部2の接地容器2cの他方の開口端部にこれより径の小さな接続筒体10を介して接続され、さらに接地容器3の上方開口端部に固定側電極部3aと接続される中心導体1a´を有するブッシング1´が垂直に取付けられている。
【0007】
さらに、変流器5は遮断部2の接地容器2c側の筒状の接続部とブッシング1との取付フランジ部間の外周面に中心導体1aを囲むように設けられ、また変流器6は遮断部2の接地容器2c側の接続筒体10の外周面に固定側電極部2aの通電導体を囲むように設けられている。
【0008】
なお、遮断部2の接地容器2c及び断路器3の接地容器3c内にはSF6ガス等の絶縁ガスが封入されている。この場合、接地容器2c及び接地容器3cの接続部に設けられた導体の支持を兼ねた絶縁スペーサによりガス区分されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉装置においては、遮断部2とブッシング1がそれぞれ独立しており、さらに遮断部2と断路器3とが別々の接地容器2c,3cに収納され、且つ接地容器2cがその中心軸線が設置面に平行になるように設置され、接地容器3cがその中心軸線が設置面に対して垂直に設置されているため、複合形ガス絶縁開閉装置全体の寸法が大きく、しかも重量も重くなるため、その設置に広大な面積が必要になると共に、製品価格も高くなるという欠点があった。
【0010】
加えて、遮断部での事故と他の部分での事故の判別のために二つの変流器を備える必要性も有った。
【0011】
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、全体を小形且つ軽量化することができると共に、製品価格を安価にできる複合形ガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、次のような手段により複合形ガス絶縁開閉装置を構成するものである。
【0013】
請求項1に対応する発明は、その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、この接地容器及び前記筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、前記接地容器内に設けられ、前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記断路器固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された断路器と、前記接地容器の筒状分岐部側開口端に取付けられた碍管内に設けられ、前記断路器と電気的に直列接続されるとともに、前記筒状分岐部側開口端に取付けられた碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、前記遮断部と断路器との間の前記遮断器可動電極側接続導体を中心として前記筒状分岐部の外周部に設けられた変流器と、前記接地容器に取付けられ、前記断路器の断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、この主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される接地開閉器と、前記断路器固定電極と前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記接地容器に支持固定する絶縁物とを備える。
【0014】
請求項2に対応する発明は、請求項1に対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、遮断部と断路器との間に接地開閉器を備える。
【0015】
請求項3に対応する発明は、請求項1に対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、断路器とブッシングとの間に変成器を備える。
【0016】
請求項4に対応する発明は、請求項3に対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、断路器とブッシングとの間の変成器を光変換形分圧とする。
【0017】
請求項5に対応する発明は、その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、この接地容器及び前記筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、前記接地容器側開口端に取付けられた碍管内に設けられ、この碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、
前記筒状分岐部内に設けられ、前記遮断部と電気的に直列接続されるとともに、前記筒状分岐部側開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された断路器と、前記遮断部と該遮断部の可動電極が接続される前記接地容器内に配設された導体を略直線状に配置して前記接地容器の接地部分に支持する支持絶縁物と、前記遮断部と前記断路器とを直列接続する前記遮断器可動電極側導体部分を中心として前記接地容器の外周部に設けられた変流器と、前記筒状分岐部に取付けられ、前記断路器の断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、この主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される接地開閉器と、前記断路器固定電極と前記筒状分岐部開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記筒状分岐部に支持固定する絶縁物とを備える。
【0018】
請求項6に対応する発明は、請求項5に対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、断路器と遮断部との間にそれぞれのガス空間を区分する絶縁スペーサを設ける。
【0019】
請求項7に対応する発明は、その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面の異なる位置を分岐させて斜め上方に傾斜する2つの筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、この接地容器及び前記各筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、前記接地容器内に設けられ、前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記断路器固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された第1の断路器と、前記接地容器の一方の筒状分岐部内に設けられ、前記第1の断路器と電気的に並列に接続されるとともに前記一方の筒状分岐部開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記断路器固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された第2の断路器と、前記接地容器の他方の筒状分岐部開口端に取付けられた碍管内に設けられ、前記第1の断路器及び第2の断路器と電気的に直列接続されるとともに、前記他方の筒状分岐部側開口端に取付けられた碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、前記遮断部と前記第1及び第2の断路器との間の前記遮断器可動電極側接続導体を中心として前記他方の筒状分岐部の外周部に設けられた変流器と、前記接地容器及び前記一方の筒状分岐部にそれぞれ取付けられ、前記第1及び第2の断路器の各断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、これら主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される第1及び第2の接地開閉器と、前記第1の断路器固定電極と前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記接地容器に支持固定する絶縁物および前記第2の断路器固定電極と前記一方の筒状分岐部開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記筒状分岐部に支持固定する絶縁物とを備える。
【0020】
請求項8に対応する発明は、請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、ブッシング導体及び接地開閉器の主極側電極を支持する絶縁物は、略円柱状の絶縁物で構成される。
【0021】
請求項9に対応する発明は、請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、遮断部を接地容器の半径方向から絶縁物で支持固定し、さらに遮断部と断路器との間を遮断部側に凸形状の絶縁スペーサにてガス空間を区分すると共に、断路器の電極の1つを支持固定する。
【0022】
請求項10に対応する発明は、請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、変流器は光変換形変流器を使用する。
【0023】
請求項11に対応する発明は、その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、この接地容器及び前記筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、前記接地容器側開口端に取付けられた碍管内に設けられ、この碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、前記接地容器内に設けられ、前記遮断部と電気的に直列接続されるとともに、前記遮断器可動電極と電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に前記接地容器の接地部分に絶縁支持物を介して支持された導体と電気的に接続される前記固定電極と、で構成された断路器と、これら遮断部および断路器とを前記碍管乃至前記接地容器内に亘り略直線状に配置するとともに、前記筒状分岐部開口端にブッシングとして設けられた碍管内に配設された導体と前記断路器との間を電気的に接続する接続導体と、前記遮断部と断路器との間の接続導体を中心として前記接地容器の外周部に設けられた変流器と、前記接地容器に取付けられ、前記断路器の断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、この主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される接地開閉器とを備える。
【0024】
請求項12に対応する発明は、請求項12に対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、遮断部と断路器のガス空間が絶縁スペーサで区切られ、且つ断路器の電極の1つは絶縁スペーサに支持固定される。
【0025】
請求項13に対応する発明は、請求項1乃至請求項13のいずれかに対応する発明の複合形ガス絶縁開閉装置において、遮断部を収納している碍管およびブッシング碍管の少なくとも1方をFRPとゴム等で構成された非磁器碍管を使用する。
【0026】
上記構成の複合形ガス絶縁開閉装置においては、遮断部がブッシングを兼ねた碍管の中に収納されているため、接地容器を小さくすることができると共に、遮断部の地絡事故がなくなり、遮断部地絡事故を判別する変流器が不要となっている。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0028】
図1は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第1の実施の形態を示す構成図であり、図2は同実施の形態の複合形ガス絶縁開閉装置に対応する単線結線図である。
【0029】
図1において、31は筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部31aが設けられた断路器30の接地容器で、この接地容器31はその中心軸線が設置面に対して垂直になるように支持部材37に取付けられている。
【0030】
接地容器31内には固定電極部33とこの固定電極部33に対して接離可能に可動電極部32が同一軸線上に設けられ、固定電極部33は接地容器31の上部開口端に設けられた絶縁スペーサ60の電極61に取付け支持され、また可動電極部32は支持部材37に取付けられた中空導体32aに移動可能に支持されている。
【0031】
また、接地容器31の上部開口端に設けられた絶縁スペーサ60上には磁器碍管12内に中心導体11を設けたブッシング1が垂直に取付けられ、その中心導体11は絶縁スペーサ60を介して固定電極部33に電気的に接続されている。
【0032】
固定電極部33の周面一部に接地開閉器4の主極側電極41が取付けられ、この主極側電極41に対応する接地容器31の外周面には接地開閉器操作機構43が取付けられている。この接地開閉器操作機構43は可動電極42を主極側電極41に対して接離可能に移動操作するものである。
【0033】
また、可動電極部32に対応する接地容器31の外周面には操作機構34が取付けられ、この操作機構34は操作ロッド35を介して可動電極部32の可動電極を固定電極部33の固定電極に対して接離可能に移動操作するものである。
【0034】
一方、断路器30の接地容器31の筒状分岐部31aの開口端にはブッシングを兼ねた遮断部碍管23が取付けられ、この遮断部碍管23内には遮断部20の固定電極部21とこの固定電極部21に対して接離可能な可動電極部22とが同一軸線上に設けられる。そして、固定電極部21は遮断部碍管23の先端部に取付けられ、可動電極部22は中空導体22aを介して断路器30の可動電極部32側の中空導体32aに連通させて接続されている。
【0035】
また、支持部材37に取付けられた可動電極部32側の中空同導体32aの下端部に遮断部操作機構28が取付けられ、この遮断部操作機構28により操作される操作ロッド25、この操作ロッド25に変換レバー24を介して連結され、且つ遮断部20側の可動電極部22の可動電極を固定電極部21の固定電極に対して接離させるリンク26が断路器30の可動電極部32側の中空同導体32a内を通して遮断部20の可動電極部22側の中空導体22a内に挿入されている。
【0036】
さらに、断路器30の接地容器31の筒状分岐部31aの開口端付近の外周面に遮断部20の可動電極部22側の中空導体22aを囲むように変流器70が設けられている。
【0037】
なお、断路器30の接地容器31及び筒状分岐部31aに取付けられた遮断部碍管23内には、SF6ガス等の絶縁ガスが封入されている。
【0038】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、断路器30の接地容器31に筒状分岐部31aを設け、この筒状分岐部31aにブッシングを兼ねた遮断部碍管23を取付け、この遮断部碍管23内に遮断部20の固定電極部21及び可動電極部22を収納するようにしたので、ブッシングは断路器30の接地容器31側に1本設けるだけでよく、しかも遮断部が碍管内にあることから遮断部の地絡事故を検出するための変流器が不要となる。従って、全体を小形且つ軽量化することができると共に、製品価格を安価にできる。
【0039】
図3は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第2の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0040】
第2の実施例においては、図3に示すように断路器30の固定電極部33を支持固定するための絶縁スペーサに代えてブッシング1の中心導体11と繋がる導体部分に略円柱状の絶縁物62の一端部を取付け、この絶縁物62の他端部を接地容器31に取付け固定するようにしたものである。
【0041】
このような構成の複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、第1の実施の形態よりもより簡素な構成とすることができる。
【0042】
図4は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第3の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0043】
第3の実施の形態においては、図4に示すように断路器30の接地容器31の筒状分岐部31a内に設けられた遮断部20の可動電極部22側の中空導体22aの外周面の一部に第2の接地開閉器81の主極電極82を取付け、この主極側電極82に対応する接地容器31の筒状分岐部31aの外周面には可動電極83を主極側電極82に対して接離可能に移動操作する接地開閉器操作機構84を取付けるものである。
【0044】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、遮断部20と断路器30との間に第2の接地開閉器81を設けるようにしているので、点検時に当該部分の電位を接地電位にすることが容易にでき、作業の安全性を向上させることができる。
【0045】
図5は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第4の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0046】
第4の実施の形態においては、図5に示すように断路器30の接地容器31の筒状分岐部31aの開口端付近の外周面に設けられる変流器として、光変換形変流器71を遮断部20の可動電極部22側の中空導体22aを囲むように設けるものである。
【0047】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、第1の実施の形態の変流器に代えて軽量な光変換形変流器71を設けることにより、より軽量、且つ簡素化を図ることができる。
【0048】
図6は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第5の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0049】
第5の実施の形態においては、図6に示すようにブッシング1に繋がる断路器30の固定電極部33に対応させて系統電圧を測定する変成器72を設けるものである。
【0050】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉器とすれば、変流器70に加えて変成器72が組込まれるので、電流計測に加えて電圧計測が可能となり、多機能を持たせることができる。
【0051】
図7は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第6の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0052】
第6の実施の形態においては、図7に示すように系断路器30の接地容器31の上部外周面に系統電圧測定デバイスとして光変換形分圧器73を固定電極部33とブッシング1の中心導体11と繋がる導体部を囲むように設けるものである。
【0053】
このような構成の複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、軽量且つ簡素化を図ることができる。
【0054】
図8は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第7の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0055】
第7の実施の形態においては、図8に示すように断路器30の接地容器31に取付けられるブッシング1及び筒状分岐部31aに取付けられる遮断部碍管に代えてFRPとゴム等で構成された非磁器碍管15,16を設けるものである。
【0056】
このような構成の複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、装置全体の大幅な軽量化を図ることができる。
【0057】
図9は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第8の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0058】
第8の実施の形態においては、図9に示すように断路器30の接地容器31に設けられた短形の筒状分岐部31aに筒体31bを連結し、さらにこの筒体31bの開口端にブッシングを兼ねた遮断部碍管23が取付けられ、この遮断部碍管23内には遮断部20の固定電極部21とこの固定電極部21に対して接離可能な可動電極部22とが同一軸線上に設けられる。この筒状分岐部31a内に設けられた可動電極部32を支持する中空導体32aを筒状分岐部31aの中心線上に位置するように屈曲させると共に、筒状分岐部31aの開口端に連結される筒体31bとの間に介挿された絶縁スペーサ65に支持させる。また、この絶縁スペーサに支持された中空導体32aは遮断部20の可動電極部22に繋がる中空導体22aに接続される。さらに、中空導体22aの下端部に対応する筒体31bの外周に遮断部操作機構28が取付けられ、この遮断部操作機構28により操作される操作ロッド25、この操作ロッド25に変換レバー24を介して連結され、且つ遮断部20側の可動電極部22の可動電極を固定電極部21の固定電極に対して接離させるリンク26が遮断部20の可動電極部22側の中空導体22a内に挿入されている。この場合、操作ロッド25は絶縁物27内を挿通させて変換レバー24に連結されている。
【0059】
なお、本実施の形態では、図2と同様にブッシング1の中心導体11と繋がる断路器30の固定電極部33の導体部分に略円柱状の絶縁物62の一端部を取付け、この絶縁物62の他端部を接地容器31に取付け固定している。
【0060】
このような構成の複合形ガス絶縁開閉装置によれば、断路器と遮断部のガスを絶縁スペーサ65により区分されているので、点検時の作業性を向上させることができる。
【0061】
図10は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第9の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付して説明する。
【0062】
図10において、31は筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部31aが設けられた遮断部20の接地容器で、この接地容器31はその中心軸線が設置面に対して垂直になるように支持部材37に取付けられている。
【0063】
この接地容器31の開口端にはブッシングを兼ねた遮断部碍管23が取付けられ、この遮断部碍管23内には遮断部20の固定電極部21とこの固定電極部21に対して接離可能な可動電極部22とが同一軸線上に設けられる。そして、固定電極部21は遮断部碍管23の先端部に取付けられ、可動電極部22は中空導体22aを介して支持絶縁物36により支持部材37に垂直に取付けられている。
【0064】
また、支持部材37に取付けられた可動電極部22側の中空同導体22aの下端部に遮断部操作機構28が取付けられ、この遮断部操作機構28により操作される操作ロッド25が遮断部20の中空導体22a内を挿通して可動電極部22を固定電極部21に対して接離可能に接続されている。
【0065】
さらに、遮断部20の接地容器31の開口端付近の外周面に可動電極部22側の中空導体22aを囲むように変流器70が設けられている。
【0066】
一方、接地容器31の筒状分岐部31a内には断路器30の固定電極部33とこの固定電極部33に対して接離可能に可動電極部32が同一軸線上に設けられ、固定電極部33は筒状分岐部31aの上部開口端に設けられた絶縁スペーサ60の電極61に取付け支持され、また可動電極部32は支持部材37に取付けられた遮断部20側の中空導体22aに連通させて接続された中空導体32aに移動可能に支持されている。
【0067】
また、接地容器31の筒状分岐部31aの上部開口端に設けられた絶縁スペーサ60上には磁器碍管12内に中心導体11を設けたブッシング1が取付けられ、その中心導体11は絶縁スペーサ60を介して固定電極部33に電気的に接続されている。
【0068】
固定電極部33の周面一部に接地開閉器4の主極側電極41が取付けられ、この主極側電極41に対応する筒状分岐部31aの外周面には接地開閉器操作機構43が取付けられている。この接地開閉器操作機構43は可動電極42を主極側電極41に対して接離可能に移動操作するものである。
【0069】
また、可動電極部32に対応する筒状分岐部31aの外周面には操作機構34が取付けられ、この操作機構34は操作ロッド35を介して可動電極部32の可動電極を固定電極部33の固定電極に対して接離可能に移動操作するものである。
【0070】
なお、遮断部20の接地容器31とこの接地容器31に取付けられた遮断部碍管23及び筒状分岐部31a内には、SF6ガス等の絶縁ガスが封入されている。
【0071】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られることに加えて、遮断部20の可動電極部22側の中空導体22aを支持部材37に絶縁支持物36を介してほぼ直線状に取付けることができるので、遮断部20の可動電極部を駆動操作する操作機構部を簡素化することができる。
【0072】
図11は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第10の実施の形態を示す構成図で、図10と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
【0073】
第10の実施の形態においては、図11に示すように遮断部20の接地容器31に設けられた短形の筒状分岐部31aに筒体31bを連結し、さらにこの筒体31bの開口端にブッシング1が取付けられる。
【0074】
また、筒体31b内には断路器30の固定電極部31とこの固定電極部31に対して接離可能な可動電極部32とが同一軸線上に設けられ、固定電極部31はブッシング1の中心導体11と繋がる導体部分と筒状分岐部31aとの間に設けられた略円柱状の絶縁物62に支持固定され、可動電極部32は筒状分岐部31aの開口端と筒体31bとの連結間に介挿された絶縁スペーサ63に支持させる。また、この絶縁スペーサ63に支持された中空導体32aは遮断部20の可動電極部22に繋がる中空導体22aに接続される。
【0075】
このような構成の複合形ガス絶縁開閉装置によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られることに加えて、断路器と遮断部のガスを絶縁スペーサ63により区分されているので、点検時の作業性を向上させることができる。
【0076】
図12は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第11の実施の形態を示す構成図で、図10と同一部分には同一符合を付して説明する。
【0077】
図12において、31は筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部31aが設けられた断路器30の接地容器で、この接地容器31はその中心軸線が設置面に対して垂直になるように支持部材37に取付けられている。
【0078】
この接地容器31の上部開口端には筒体31cを介してブッシングを兼ねた遮断部碍管23が取付けられ、また筒状分岐部31aの開口端には磁器碍管12内に中心導体11を設けたブッシング1が取付けられている。
【0079】
接地容器31内には遮断部30の固定電極部33とこの固定電極部33に対して接離可能に可動電極部32が同一軸線上に設けられ、可動電極部32は中空導体32aを介して支持絶縁物36により支持部材37に垂直に取付けられている。
【0080】
この可動電極部32の中空導体32aには筒状分岐部31a内の中心軸線上に配設された導体32bの一端部が接続され、その他端部はブッシング1の中心導体11に接続されている。
【0081】
また、可動電極部32の中空導体32aの周面一部に接地開閉器4の主極側電極41が取付けられ、この主極側電極41に対応する接地容器31の外周面には接地開閉器操作機構43が取付けられている。この接地開閉器操作機構43は可動電極42を主極側電極41に対して接離可能に移動操作するものである。
【0082】
さらに、可動電極部32に対応する接地容器31の外周面には操作機構34が取付けられ、この操作機構34は操作ロッド35を介して可動電極部32を固定電極部33に対して接離可能に移動操作するものである。
【0083】
一方、断路器30の固定電極部33は、ブッシングを兼ねた遮断部碍管23内に同一軸線上に設けられた遮断部20の固定電極部21とこの固定電極部21に対して接離可能な可動電極部22の中空導体22aに機械的及び電気的に接続されている。この遮断部20の固定電極部21は遮断部碍管23の先端部に取付けられ、可動電極部22は絶縁物27を介して筒体31cの内周面に支持されている。
【0084】
また、この絶縁物27に対応する筒体31cの外周面に遮断部操作機構28が取付けられ、この遮断部操作機構28により操作される操作ロッド25は絶縁物27内を貫通させて可動電極部22の中空導体22a内に設けられた変換レバー24を介してリンク26に結合され、可動電極部22を固定電極部21に対して接離操作可能にしている。
【0085】
なお、接地容器31の上部開口端付近に断路器30の固定電極部33と遮断部20の可動電極部22側の中空導体22aとの接続部を囲むように変流器70が設けられている。
【0086】
このような構成の複合形ガス絶縁開閉装置によれば、絶縁物27により遮断部20の可動電極部22と断路器30の固定電極部33とを支持することにより、遮断部20と断路器30とを略直線状に配置することが可能となり、全体を大幅に簡素化できる。
【0087】
図13は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第12の実施の形態を示す構成図で、図12と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
【0088】
第12の実施の形態では、図13に示すように接地容器31の上部開口端と筒体31cの結合部間に導体の支持を兼ねた絶縁スペーサ64を設けるようにしたものである。
【0089】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、断路器30と遮断部20のガスを絶縁スペーサ64で区分することができるので、点検時の作業性を向上させることができる。
【0090】
図14は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第13の実施の形態を示す構成図で、図12と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
【0091】
第13の実施の形態では、図14に示すように断路器30の固定電極部33の周面一部に接地開閉器8の主極側電極81が取付けられ、この主極側電極81に対応する接地容器31の外周面には接地開閉器操作機構82が取付けられている。この接地開閉器操作機構82は可動電極83を主極側電極81に対して接離可能に移動操作するものである。
【0092】
このように構成された複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、遮断部20と断路器30との間に第2の接地開閉器8を設けているので、点検時に当該部の電位を接地電位にすることが容易にでき、安全性を向上させることができる。
【0093】
図15は本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第14の実施の形態を示す構成図で、図1と同一部分には同一符合を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
【0094】
第14の実施の形態においては、図15に示すように接地容器31に二股に分かれる筒状分岐部31a、31bを設け、接地容器31及び筒状分岐部31aに対しては第1の実施の形態と同様の構成にして断路器30及び遮断部20を配置し、筒状分岐部31bに対しては筒状分岐部31a側と同一構成の断路器30Aを配置するようにしたものである。
【0095】
図16は図15の実施の形態を示す単線結線図である。
【0096】
このような構成の複合形ガス絶縁開閉装置とすれば、2つの断路器30,30Aを接続構成できるので、変電所内で使用される複母線方式の複合形ガス絶縁開閉装置として効果的に適用することができる。
【0097】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ブッシングを兼ねた遮断部碍管内に遮断部を配置するようにしたので、全体を小形且つ軽量化することができると共に、製品価格を安価にできる複合形ガス絶縁開閉装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第1の実施の形態を示す断面図。
【図2】同実施の形態の単線結線図
【図3】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第2の実施の形態を示す断面図。
【図4】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第3の実施の形態を示す断面図。
【図5】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第4の実施の形態を示す断面図。
【図6】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第5の実施の形態を示す断面図。
【図7】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第6の実施の形態を示す断面図。
【図8】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第7の実施の形態を示す断面図。
【図9】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第8の実施の形態を示す断面図。
【図10】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第9の実施の形態を示す断面図。
【図11】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第10の実施の形態を示す断面図。
【図12】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第11の実施の形態を示す断面図。
【図13】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第12の実施の形態を示す断面図。
【図14】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第13の実施の形態を示す断面図。
【図15】本発明による複合形ガス絶縁開閉装置の第14の実施の形態を示す断面図。
【図16】同実施の形態の複合形ガス絶縁開閉装置を示す単結線図。
【図17】従来の複合形ガス絶縁開閉装置を示す単線結線図。
【図18】従来の複合形ガス絶縁開閉装置の構成例を示す断面図。
【符号の説明】
1…ブッシング
2…遮断部
2a…遮断部
3…断路器
4…接地開閉器
5…変流器
6…変流器
2b…遮断部接地容器
3a…断路器接地容器
11…ブッシング導体
12…磁器碍管
15…非磁器碍管
16…非磁器碍管
20…遮断部
21…遮断部固定側電極部
22…遮断部可動側電極部
23…遮断部碍管
24…変換レバー
25…操作ロッド
26…リンク
27…絶縁物
28…遮断部操作機構
30,30A…断路器
31…断路器接地容器
32…断路器可動側電極
33…断路器固定側電極
34…断路器操作機構
35…操作ロッド
41…接地開閉器主極側電極
42…接地開閉器可動電極
36…支持絶縁物
43…接地開閉器操作機構
60…絶縁物
61…電極
62…円柱状絶縁物
63…絶縁スペーサ
64…絶縁スペーサ
65…絶縁スペーサ
70…変流器
71…光変換形変流器
72…変成器
73…光変換形分圧器
81…接地開閉器

Claims (13)

  1. その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、
    この接地容器及び前記筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、
    前記接地容器内に設けられ、前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記断路器固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された断路器と、
    前記接地容器の筒状分岐部側開口端に取付けられた碍管内に設けられ、前記断路器と電気的に直列接続されるとともに、前記筒状分岐部側開口端に取付けられた碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、
    前記遮断部と断路器との間の前記遮断器可動電極側接続導体を中心として前記筒状分岐部の外周部に設けられた変流器と、
    前記接地容器に取付けられ、前記断路器の断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、この主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される接地開閉器と、
    前記断路器固定電極と前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記接地容器に支持固定する絶縁物と、
    を備えたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  2. 請求項1記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    遮断部と断路器との間の接続導体を主極側電極として接離する接地開閉器を筒状分岐部に設けたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  3. 請求項1記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    断路器とブッシングとの間に変成器を備えたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  4. 請求項3記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    断路器とブッシングとの間の変成器を光変換形分圧器としたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  5. その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、
    この接地容器及び前記筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、
    前記接地容器側開口端に取付けられた碍管内に設けられ、この碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、
    前記筒状分岐部内に設けられ、前記遮断部と電気的に直列接続されるとともに、前記筒状分岐部側開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された断路器と、
    前記遮断部と該遮断部の可動電極が接続される前記接地容器内に配設された導体を略直線状に配置して前記接地容器の接地部分に支持する支持絶縁物と、
    前記遮断部と前記断路器とを直列接続する前記遮断器可動電極側導体部分を中心として前記接地容器の外周部に設けられた変流器と、
    前記筒状分岐部に取付けられ、前記断路器の断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、この主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される接地開閉器と、
    前記断路器固定電極と前記筒状分岐部開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記筒状分岐部に支持固定する絶縁物と、
    を備えたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  6. 請求項5記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    断路器と遮断部との間にそれぞれのガス空間を区分する絶縁スペーサを設けたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  7. その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面の異なる位置を分岐させて斜め上方に傾斜する2つの筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、
    この接地容器及び前記各筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、
    前記接地容器内に設けられ、前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記断路器固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された第1の断路器と、
    前記接地容器の一方の筒状分岐部内に設けられ、前記第1の断路器と電気的に並列に接続されるとともに前記一方の筒状分岐部開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体に電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続されるともに前記断路器固定電極と同一軸線上にある断路器可動電極と、で構成された第2の断路器と、
    前記接地容器の他方の筒状分岐部開口端に取付けられた碍管内に設けられ、前記第1の断路器及び第2の断路器と電気的に直列接続されるとともに、前記他方の筒状分岐部側開口端に取付けられた碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、
    前記遮断部と前記第1及び第2の断路器との間の前記遮断器可動電極側接続導体を中心として前記他方の筒状分岐部の外周部に設けられた変流器と、
    前記接地容器及び前記一方の筒状分岐部にそれぞれ取付けられ、前記第1及び第2の断路器の各断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、これら主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される第1及び第2の接地開閉器と、
    前記第1の断路器固定電極と前記接地容器開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記接地容器に支持固定する絶縁物および前記第2の断路器固定電極と前記一方の筒状分岐部開口端に取付けられたブッシング碍管内に配設された導体とを前記筒状分岐部に支持固定する絶縁物と
    を備えたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  8. 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、ブッシング導体及び接地開閉器の主極側電極を支持する絶縁物は、略円柱状の絶縁物で構成されていることを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  9. 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    遮断部を接地容器の半径方向から絶縁物で支持固定し、さらに遮断部と断路器との間を遮断部側に凸形状の絶縁スペーサにてガス空間を区分すると共に、断路器の電極の1つを支持固定するようにしたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  10. 請求項1、請求項5、請求項7のいずれかに記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    変流器は光変換形変流器を使用したことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  11. その中心軸が設置面に対して垂直になるように立設されるとともに筒体の周面一部を分岐させて斜め上方に傾斜する筒状分岐部が設けられ、内部に絶縁性ガスが封入される接地容器と、
    この接地容器及び前記筒状分岐部の開口端にそれぞれ取付けられた碍管と、
    前記接地容器側開口端に取付けられた碍管内に設けられ、この碍管先端部に配設された遮断器固定電極と、前記接地容器内に配設された導体に電気的に接続され前記遮断器固定電極と同一軸線上にある遮断器可動電極と、で構成された遮断部と、
    前記接地容器内に設けられ、前記遮断部と電気的に直列接続されるとともに、前記遮断器可動電極と電気的に接続された断路器固定電極と、前記接地容器内に前記接地容器の接地部分に絶縁支持物を介して支持された導体と電気的に接続される前記固定電極と、で構成された断路器と、
    これら遮断部および断路器とを前記碍管乃至前記接地容器内に亘り略直線状に配置するとともに、
    前記筒状分岐部開口端にブッシングとして設けられた碍管内に配設された導体と前記断路器との間を電気的に接続する接続導体と、
    前記遮断部と断路器との間の接続導体を中心として前記接地容器の外周部に設けられた変流器と、
    前記接地容器に取付けられ、前記断路器の断路器固定電極の周面に設けられた主極側電極と、この主極側電極と接離可能な開閉器可動電極とから構成される接地開閉器と、
    を備えたことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  12. 請求項11記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    遮断部と断路器のガス空間が絶縁スペーサで区切られ、且つ断路器の電極の1つは絶縁スペーサに支持固定されていることを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれかの項に記載の複合形ガス絶縁開閉装置において、
    遮断部を収納している碍管およびブッシング碍管の少なくとも一方をFRPとゴム等で構成された非磁器碍管を使用したことを特徴とする複合形ガス絶縁開閉装置。
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