JP4330002B2 - 全面マスク用眼鏡 - Google Patents

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本発明は全面形面体を有する呼吸用保護具(全面マスクと称する)を眼鏡使用者が用いる際の同マスク用眼鏡に関する。
全面マスクは粉じんや各種有毒ガス等が存在しうる環境下での作業で広く使用されている。全面マスク使用者のなかには眼鏡装着者も多い。この種マスクは高い気密性を要求されるが、作業者が通常用いている眼鏡を装着したままで全面マスクを装着すると、眼鏡のつるの部分が全面マスクの接顔部を横断することになり、その部分で気密漏れが生ずることを防ぎ得なかった。
このような観点から、全面マスク専用眼鏡が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。特許文献1〜3に開示されている全面マスク専用眼鏡はいずれも眼鏡本体の構造と全面マスク内に設けた眼鏡固定用の取り付け部材の構造とを特定し、それらの組合せで気密性の確保等の効果を得るように配慮されている。たとえば特許文献3では、全面マスク内部のアイピース付近に眼鏡取り付け用の突起が付いており、その突起を利用して取り付け用ピンをもつ専用眼鏡を取り付ける構造になっている。そのため取り付け部を有さない全面アイピースの全面マスクには取り付けることはできない。また眼鏡フレームとマスクに取り付けるためのピンをゴム製の支持帯で繋いでいるので,使用者が全面マスクを装着していない状態では眼鏡がマスク内で動いてしまう。そのため、眼鏡フレームがアイピースに当り、アイピースが傷付いてしまうおそれがある。
実開昭57−200238号公報 実開平05−11954号公報 特開2000−267049号公報
本発明者等は上記従来技術の問題点を解決すべく鋭意検討した結果、簡単な操作で取り付け可能であると共に固定性に優れ、眼鏡がアイピースを傷付けるおそれがなく、しかも全面マスク側に眼鏡固定用の取り付け部材を必要としない全面マスク専用眼鏡の開発に成功した。
本発明は一対のレンズフレーム及びレンズフレームどうしを繋ぐブリッジをもつ眼鏡において、両レンズフレームの両側端部に直接又は支持部材を介してアイピースの側面に直接押接して眼鏡を固定するための押え部材が取り付けられていると共に、好ましくはブリッジが外方向だけに選択的に折り曲げ可能に構成されていることを特徴とする全面マスク用眼鏡である。
本発明の眼鏡は、全面マスクのアイピースの側面に直接眼鏡を固定できるようにした全面マスク用眼鏡である。本発明の眼鏡の全面マスク内への挿入・固定作業を容易にするために、ブリッジを外方向だけに選択的に折り曲げ可能に構成することが好ましい。この場合、ブリッジ部で外方向に折り曲げた状態、即ち、装着者の顔面に対し遠い側のレンズ面どうしを接近させて全体幅を小さくした状態で、全面マスク内に挿入してから、ブリッジ部を押して非折り曲げ状態に戻すことにより、両押え部材をそれぞれ対応するアイピース側面又はその近傍の硬質部分に押接することによって固定させる。
上記から理解されるように、本発明の眼鏡は非折り曲げ状態において両押え部材間の距離が全面マスクの対応する位置のアイピースの内側(その近傍のアイピース接合部等の硬質部分も包含する)の距離よりも若干長くなるように設定する必要がある。
眼鏡をブリッジ部で外方向に選択的に折り曲げる構成としてはブリッジ中央部の外側に蝶番を取り付けることが望ましい。また蝶番とバネを併用して折り曲げ操作時以外は非折れ曲げ状態を維持できるようにしておくことも望ましい。ブリッジはフレームとの一体成形でつくられていてもよい。
フレームの両側端部に直接又は支持部材を介して取り付ける押え部材はアイピース(又はその近傍の硬質部分)の両側面に押えつけることによって眼鏡を固定させる機能を有するものであればよく、通常ゴムや樹脂等の可撓性有機材料が用いられる。押え部材の形状及び大きさは特に制限されず、小片状のものからアイピースの両側面に比較的大きい面積をもって固定させるように棒状やT字状等の形状にすることもできる。後者の場合は、固定機能を有効に発現できるように、支持部材や後記する位置調節部材等の非変形性部材と一体化して取り付けることが望ましい。
両押え部材間の距離はそれらが接するアイピースの両側面間の距離よりわずかに長いように設定する必要がある。距離の差は押え部材の材質や大きさ等によって異なり、前記した固定方法に従って固定可能にして十分な固定機能を発揮しうる範囲で適宜設定しうる。通常は距離の差は1〜10mm程度である。この距離の調節はフレーム両端に必要に応じて押え部材を取り付けるための支持部材を用いる。この支持部材はトモ等とも称される部材であり、フレームと一体成形でつくることもできる。
両押え部材の支点位置はブリッジの折り曲げ部より内側(顔面側)にくるように設置することが望ましく、このような構造にすることにより、装着中に折れ曲がるおそれがなくなる。そのため支持部材はフレームの延長上ないしそれより内側に向けてフレームに固定することが望ましい。
本発明の眼鏡は押え部材にサイドピン等の位置調節部材を取り付けることが好ましい。この位置調節部材はその一方の端をマスクの接面部近傍の内面に当てた時に眼鏡が装着者の適正な装着位置にくるように予め長さを調節して用いられる。またサイドピンとT字形等の形状の押え部材を一体化して用いることもできる。
本発明の全面マスク用眼鏡は、簡単な操作で取り付け可能であると共に、固定性に優れ、眼鏡が空中状態で固定されるためアイピースに接触することがなくアイピースを傷付けるおそれがなく、また空中状態で固定されるため顔面への負担が少なく、しかも全面マスク側に眼鏡固定用の取り付け部材を設ける必要もないという効果を有する。
以下、図面に基づいて本発明の全面マスク用眼鏡を説明する。
図1は本発明の眼鏡の一例を示す正面図であり、図2はその側面図である。
フレーム1どうしを繋ぐブリッジの中央に眼鏡を外方向だけに選択的に折り曲げるための蝶番2が取り付けられている。フレーム1の両側端部には眼鏡をアイピースに固定させるためのゴム片等の押え部材3が取り付けられている。この押え部材3には眼鏡の位置調節用のサイドピン等の位置調節部材4が取り付けられている。サイドピンの一端には使用中等に全面マスクを傷つけないようにクッション5を取り付けることが望ましい。
図3〜図7は本発明の眼鏡の使用について説明する平面図である。
ブリッジ中央部の蝶番を非折り曲げ状態(図3)から外方向に折り曲げた状態(図4)にすることにより、フレームの全体幅(押え部材間の距離)L1がL2に縮小する。それにより通常のフレーム幅(図3)のままでは挿入させにくい全面マスク内に簡単に挿入させることが可能となる。
図5〜図7は本発明の眼鏡の全面マスクへの取り付け状態を説明する平面図であり、6はポリカーボネート等からつくられたアイピース、7は全面マスクの接顔部を含む軟質ゴム部を示す。全面マスク内に挿入した眼鏡の位置調節部材(サイドピン)4の一端を軟質ゴム部にセットし(図5)、次にブリッジを押してフレームの全体幅をL1にもどすことによって押え部材3がアイピースの内側面に押し付けて眼鏡が全面マスク内に固定される(図6)。
位置調節部材4の長さを予め調節することによって、眼鏡の前後の位置を調節することができる(図7)。またアイピース6への押え部材3の押し付け力をかなり変化させても十分な固定状態を維持することが可能であることから、眼鏡の上下の位置の調節も問題なく行うことができる。
図8〜図10は位置調節部材と押え部材の変形例を示す。これらの図では押え部材をゴム等の弾性材料で、視野への影響を軽減するために断面がT字形の長尺片状につくり、位置調節機能をもたせると共にアイピース側面との接触部の面積の拡大を図っている。この場合の押え部材は支持部材に通常の眼鏡のつまと同様に、折りたたみ可能に取りつけることが望ましい。またこのような長尺の押え部材を用いる場合には必ずしもブリッジに折り曲げ部を設ける必要はない(図11)。全面マスク内への挿入し易さはブリッジに折り曲げ部を設けた場合より劣るが、弾性のある長尺の押え部材が支持部材に対し折りたたみ可能に取りつけられていることから、挿入から固定に至る全体操作は支障なく行いうる。特に固定時のアイピース側面との接触面積の増加は一層の固定性の向上をもたらす。
図11はブリッジに折り曲げ部をもたない眼鏡の斜視図である。ブリッジ部を除く主要部の構造は図8〜図10の眼鏡と同じだが、ここではフレームどうしを上部で繋ぐフロント接続部材8も設けてある。フロント接続部材8は補強機能と共に装着者の額当て機能を有している。このフロント接続部材は図1〜図10に示すブリッジに折り曲げ部をもつ眼鏡にも設けることができる。この場合はフロント接続部材の両端を金属製等の非変形性部材でつくってフレーム上部に固定した上、両者をゴム等の弾性部材でつなぐことによってブリッジ中央での折り曲げに追従させることができる。
長尺の押え部材を支持部材に対し折りたたみ可能に取りつける場合には、垂直方向に向けた支持部材の端部に押え部材を取りつけることが望ましい。この場合支持部材の取りつけ部(支点)の両側に長尺の押え部材が位置するように押え部材を取りつけることが望ましい。即ち図示するように押え部材の端部近傍で取りつける場合、その位置が端部すぎるとアイピース側面への固定機能が低下するので、支持部材の取りつけ部(支点)から5mm程度以上離れた位置に押え部材の端部がくるように幾分内側で取りつけることが望ましい。
図12は全面マスクの正面図であり、軟質ゴム部のアイピース近傍に目盛9を付した状態を示している。この目盛と眼鏡の押え部材の上部とを合せることにより、より簡単且つ正確に眼鏡を全面マスク内に位置決めすることができる。
本発明の全面マスク用眼鏡の一例を示す正面図。 図1の眼鏡の側面図。 図1の眼鏡の使用状態を説明する平面図。 図1の眼鏡の使用状態を説明する平面図。 図1の眼鏡の使用状態を説明する平面図。 図1の眼鏡の使用状態を説明する平面図。 図1の眼鏡の使用状態を説明する平面図。 本発明の全面マスク用眼鏡の別の一例を示す平面図。 図8の眼鏡の正面図。 図8の眼鏡の側面図。 本発明の全面マスク用眼鏡の別の一例を示す斜視図。 全面マスクの一例を示す正面図。
符号の説明
1 フレーム
2 蝶番
3 押え部材
4 位置調節部材
5 クッション
6 アイピース
7 軟質ゴム部分
8 フロント接続部材
9 目盛

Claims (6)

  1. 一対のレンズフレーム及びレンズフレームどうしを繋ぐブリッジをもつ眼鏡において、両レンズフレームの両側端部に直接又は支持部材を介してアイピースの側面に直接押接して眼鏡を固定するための押え部材が取り付けられていることを特徴とする全面マスク用眼鏡。
  2. ブリッジが外方向だけに選択的に折り曲げ可能に構成されている請求項1記載の全面マスク用眼鏡。
  3. ブリッジ中央部に蝶番が外方向だけに選択的に折り曲げ可能に取り付けられている請求項2記載の全面マスク用眼鏡。
  4. ブリッジの折り曲げ部が非折り曲げ状態において両押え部材を結ぶ直線より外側に位置している請求項2又は3記載の全面マスク用眼鏡。
  5. 両押え部材に位置調節部材が取り付けられている請求項1〜4のいずれか1項記載の全面マスク用眼鏡。
  6. 押え部材が可撓性有機材料からなる請求項1〜5のいずれか1項記載の全面マスク用眼鏡。
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