JP4329827B2 - アナログフロントエンド回路及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、アナログフロントエンド回路及び電子機器に関する。
画像読み取り装置などの電子機器に用いられているCCD、CMOSセンサなどのイメージセンサでは、イメージセンサの受光部で得られた画像信号(蓄積電荷)は、イメージセンサに供給されるシフト信号に基づいて、イメージセンサの受光部から転送部に転送される。そして、駆動クロックに基づいて、転送部から順次シフト転送されて外部に出力される。
このようなシフト信号(シフトクロック)や駆動クロックなどのイメージセンサ用の制御信号を生成する回路の従来技術として、特許文献1がある。この特許文献1では、シフト信号の立ち上がりや立ち下がりの信号変化タイミングを、タイミング設定レジスタに設定することでシフト信号を生成している。
しかしながら、この従来例の手法によると、タイミング設定レジスタの個数分しか、制御信号の変化イベントを発生させることができない。従って、制御信号の変化タイミングが異なる様々な種類のイメージセンサに対応するためには、タイミング設定レジスタの個数を増やす必要があるため、回路が大規模化する。またイメージセンサの製品毎に回路修正が必要になって、開発期間が長期化したり、開発コストが増加するなどの問題がある。
特開2004−297146号公報
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効率的な制御信号の生成を可能にするアナログフロントエンド回路、及びこれを含む電子機器を提供することにある。
本発明は、イメージセンサからアナログの入力画像信号を受け、前記入力画像信号に対して所与の処理を行ってアナログの画像信号を出力するアナログ処理回路と、前記アナログ処理回路からの前記画像信号のA/D変換を行うA/D変換器と、前記イメージセンサ用の複数の制御信号を生成するタイミングジェネレータとを含み、前記タイミングジェネレータは、イベント情報メモリと、前記イベント情報メモリから読み出された情報に基づいて前記制御信号を生成して出力する制御信号出力回路とを含み、前記イベント情報メモリは、その各アドレスに、画素番号と、前記画素番号においてその信号レベルの変化イベントが発生する制御信号を指定するための変化イベント発生情報とを記憶し、前記制御信号出力回路は、前記イベント情報メモリから読み出された前記画素番号と前記変化イベント発生情報に基づいて、前記制御信号を生成して出力するアナログフロントエンド回路に関係する。
本発明では、イベント情報メモリの各アドレスには、画素番号と変化イベント発生情報とが関連づけて記憶される。そして変化イベント発生情報により、その画素番号においてその信号レベルの変化イベントが発生する制御信号が指定され、この変化イベント発生情報と画素番号により、イメージセンサ用の制御信号が生成される。このようなイベント情報メモリを用いて制御信号を生成すれば、制御信号の信号レベルの変化イベントの発生回数が多い場合にも、効率的に制御信号を生成できる。
また本発明では、前記イベント情報メモリでは、その各アドレスに記憶されるデータの第1〜第Lビットに対して前記画素番号が割り当てられ、第L+1〜第Mビットに対して前記変化イベント発生情報が割り当てられてもよい。
このようにすれば、画素番号と変化イベント発生情報とを容易に関連づけることができる。
また本発明では、前記イベント情報メモリでは、前記第L+1〜第Mビットの各ビットに対して、前記複数の制御信号の各制御信号が割り当てられてもよい。
このようにすれば、各アドレスのデータの第L+1〜第Mビットを用いて、複数の制御信号の変化イベント発生情報を設定できる。
また本発明では、前記制御信号出力回路は、前記第L+1〜第Mビットの第N(L+1≦N≦M)のビットが第1の論理レベルであった場合に、前記第Nのビットに割り当てられる制御信号の信号レベルをトグルするようにしてもよい。
このように変化イベント発生情報を用いて信号レベルをトグルして、制御信号を生成すれば、イベント情報メモリを用いた制御信号のタイミング設定を簡素化できる。
また本発明では、前記制御信号出力回路は、前記イベント情報メモリの先頭アドレスから最終アドレスに向かって前記画素番号、前記変化イベント発生情報を順次読み出し、読み出された前記画素番号及び前記変化イベント発生情報の少なくとも一方が、変化イベントの発生が終了したことを示す終了指示情報に設定されていた場合には、前記最終アドレスに到達する前に、前記イベント情報メモリの読み出しポインタを前記先頭アドレスに戻してもよい。
このようにすれば、変化イベントが発生しないのに、画素番号、変化イベント発生情報の無駄な読み出しが行われてしまう事態を防止でき、処理を効率化できる。
また本発明では、前記制御信号出力回路は、前記イベント情報メモリの先頭アドレスから最終アドレスに向かって前記画素番号、前記変化イベント発生情報を順次読み出し、前記最終アドレスに到達した場合に、前記イベント情報メモリの読み出しポインタを前記先頭アドレスに戻してもよい。
また本発明では、前記イベント情報メモリは、前記変化イベント発生情報として、前記制御信号の信号レベルのトグルを指示するトグル指示情報を記憶し、前記制御信号出力回路は、前記読み出しポインタが前記先頭アドレスに戻り、次のラインの画素の処理が開始する場合には、前記制御信号の信号レベルを第1の信号レベルにクリアしてもよい。
このようにすれば、トグルエラーが発生した場合にも、制御信号の信号変化が直ぐに正常状態に復帰するようになる。
また本発明では、前記イベント情報メモリは、前記イメージセンサの転送ゲートをオンにするためのシフト信号の変化イベント発生情報を記憶し、前記制御信号出力回路は、前記イベント情報メモリから読み出された前記シフト信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記シフト信号を生成して出力してもよい。
このようにシフト信号を生成すれば、様々なイメージセンサに容易に対応できるアナログフロントエンド回路を実現できる。
また本発明は、前記制御信号出力回路は、前記イメージセンサを駆動するための駆動クロックを生成して出力し、前記イベント情報メモリは、前記駆動クロックの出力状態を制御するクロック制御信号の変化イベント発生情報を記憶し、前記制御信号出力回路は、前記イベント情報メモリから読み出された前記クロック制御信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記クロック制御信号を生成し、前記駆動クロックの出力状態を、生成された前記クロック制御信号に基づいて制御してもよい。
このようなクロック制御信号を生成して、駆動クロックの出力状態を制御すれば、イメージセンサ毎に異なる様々な出力パターンの駆動クロックを、効率的に生成できる。
また本発明では、前記制御信号出力回路は、前記クロック制御信号が第1の状態である場合には、通常状態のクロックパターンの前記駆動クロックを出力し、前記クロック制御信号が第2の状態である場合には、スキップ状態のクロックパターンの前記駆動クロックを出力してもよい。
このようなスキップ状態のクロックパターンの駆動クロックを出力すれば、無効画素などにおいて転送の早送りが可能になり、イメージセンサの駆動を効率化できる。
また本発明では、前記制御信号出力回路は、前記クロック制御信号が第1の状態である場合には、通常状態のクロックパターンの前記駆動クロックを出力し、前記クロック制御信号が第3の状態である場合には、固定値レベルに設定された前記駆動クロックを出力してもよい。
このように駆動クロックを固定値レベルに設定できれば、イメージセンサの駆動の際の任意の期間において、駆動クロックを任意の固定値レベルに設定できるようになり、イメージセンサの適正な駆動を実現できる。
また本発明では、前記イベント情報メモリは、前記イメージセンサの黒基準画素の位置を指定する黒基準画素指定信号の変化イベント発生情報を記憶し、前記制御信号出力回路は、前記イベント情報メモリから読み出された前記黒基準画素指定信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記黒基準画素指定信号を生成して出力してもよい。
このようにすれば、黒基準画素位置の指定が可能になり、イメージセンサの効率的な駆動が可能になる。
また本発明では、前記イベント情報メモリは、前記イメージセンサの白画素の位置を指定する白画素指定信号の変化イベント発生情報を記憶し、前記制御信号出力回路は、前記イベント情報メモリから読み出された前記白画素指定信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記白画素指定信号を生成して出力してもよい。
このようにすれば、白画素位置の指定が可能になり、イメージセンサの効率的な駆動が可能になる。
また本発明では、前記制御信号出力回路は、画素カウント値のカウント処理を行う画素カウンタと、前記イベント情報メモリから読み出された前記画素番号と前記画素カウンタからの前記画素カウント値とを比較する比較回路と、前記画素番号が前記画素カウント値と一致した場合に、一致した前記画素番号のアドレスに記憶される前記変化イベント発生情報に基づいて、前記制御信号を生成する信号生成回路を含んでもよい。
このようにすれば、イベント情報メモリの各アドレスの画素番号に対応づけられた変化イベント情報を、簡素な処理でイベント情報メモリから読み出して、制御信号を生成できるようになる。
また本発明は、上記のいずれかに記載のアナログフロントエンド回路と、前記イメージセンサとを含む電子機器に関係する。
また本発明は、上記のいずれかに記載のアナログフロントエンド回路と前記イメージセンサとが実装されるヘッド側基板と、前記アナログフロントエンド回路から出力されるデジタルの画像データを処理する画像処理部が実装されるメイン基板とを含む電子機器に関係する。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.イメージセンサ
図1(A)にイメージセンサ10の構成例を示す。このイメージセンサ10(例えばCCDラインセンサ)は、受光部202、転送ゲート204、転送部206(シフトレジスタ)を含む。また、受光部202は、光電変換を行う複数の受光素子(フォトダイオード、画素)を含む。
受光部202の各受光素子(画素)は受光量に応じた電荷を生成して蓄積する。そして電荷蓄積に必要な所定の時間が経過した後にシフト信号SHがアクティブになり、転送ゲート204がオンになる。これにより、蓄積電荷が、転送ゲート204を介して転送部206のシフトレジスタ(各受光素子に対応して設けられたシフトレジスタ)に転送される。そして、各シフトレジスタに転送された蓄積電荷(画像信号)は2相の駆動クロックであるφ1、φ2に基づいて、隣接するシフトレジスタ間を転送されて行く。これによりイメージセンサ10のCCQ端子から、各受光素子の蓄積電荷に対応する画像信号がシリアルに出力される。
なお、イメージセンサ10の構成は図1(A)に限定されず、種々の変形実施が可能である。例えば図1(B)のように、奇数番目の画素用の転送ゲート204−1、転送部206−1と偶数番目の画素用の転送ゲート204−2、転送部206−2を設けることが望ましい。また、図1(A)、図1(B)の構成において、R(赤)、G(緑)、B(青)画像の読み取り用の受光部、転送ゲート、転送部を設けることが望ましい。なお図1(C)には転送部206のシフトレジスタの構成例を示す。
2.アナログフロントエンド回路の構成
図2に本実施形態の比較例のタイミング設定手法を示す。この手法では、例えば図2に示すタイミング情報T1〜T11が、タイミング設定レジスタに設定される。例えばT1は、1ライン分の処理開始を示すトリガ信号TGCK(シフト信号のトリガ信号)の立ち上がりタイミングからシフト信号SH1〜SH3(シフトパルス信号)の1回目の立ち上がりタイミングまでの期間を設定するタイミング情報である。T2は、TGCKの立ち上がりタイミングからSH1〜SH3の1回目の立ち下がりタイミングまでの期間を設定するタイミング情報である。なおSH1、SH2、SH3は例えばR用、G用、B用のシフト信号である。
この図2の比較例の手法では、タイミング情報T1〜T11の個数分のタイミング設定レジスタが必要になるため、回路が大規模化してしまうという課題がある。
またイメージセンサの製品の種類が変わり、シフト信号SH1〜SH3の変化タイミングが変化すると、タイミング設定レジスタの個数が増えたり、タイミング情報で規定すべき期間が変わるなどして、回路修正が必要になってしまうという課題もある。例えば図2では、シフト信号SH1〜SH3の1回目の立ち上がりタイミングは同時であるため、共通のタイミング情報T1を用いて信号SH1〜SH3のタイミングが設定されている。しかしながら、イメージセンサの製品が変わり、信号SH1〜SH3の1回目の立ち上がりタイミングが同時ではなくなると、タイミング情報T1だけでは信号SH1〜SH3のタイミングを規定できなくなる。従って、タイミング情報の規定の仕方も変更になり、回路修正等が必要になってしまう。
以上のような課題を解決できる本実施形態のアナログフロントエンド回路(画像処理装置、画像処理コントローラ)の構成例を図3に示す。このアナログフロントエンド回路(AFE)は、アナログ処理回路20、A/D変換器40、タイミングジェネレータ60を含む。なお本実施形態のアナログフロントエンド回路は図3の構成に限定されず、その構成要素の一部(例えばA/D処理回路)を省略したり、他の構成要素(例えばホストインターフェース、画像データの送信回路、PLL回路等)を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
アナログ処理回路20は、CCD等のイメージセンサ10(ラインセンサ)からアナログの入力画像信号IM1を受ける。そして入力画像信号IM1に対して所与の処理(A/D変換前の前処理)を行ってアナログの画像信号IM2を出力する。具体的にはアナログ処理回路20は、所与の処理として、例えば画像信号IM1のオフセット調整処理やゲイン調整処理を行う。或いは、画像信号IM1を所与のクランプレベルに設定するクランプ処理や、相関二重サンプリング(CDS)や、画像信号のサンプリング処理などを行ってもよい。
A/D変換器40は、アナログ処理回路20からの画像信号IM2のA/D変換を行う。そしてデジタルの画像データDPDを出力する。このA/D変換器40としては、例えば縦続接続された複数のパイプラインステージを有するパイプライン型A/D変換器を用いることができる。このパイプライン型A/D変換器では、その各パイプラインステージは、入力画像信号をサブA/D変換器で量子化してデジタルデータに変換し、このデジタルデータをサブD/A変換器によりD/A変換する。そして入力画像信号とサブD/A変換器で得られたアナログ信号の減算処理を行い、得られた信号を増幅して、次のパイプラインステージに出力する。なおA/D変換器40はパイプライン型に限定されず、公知の他の方式のA/D変換器であってもよい。
タイミングジェネレータ60は、イメージセンサ10用の複数の制御信号を生成する。ここでタイミングジェネレータ60により生成される制御信号としては、例えばイメージセンサ10の駆動信号や、アナログフロントエンド回路の駆動信号(制御信号)がある。
イメージセンサ10の駆動信号としては、シフト信号SH、駆動クロックφ1、φ2(SNCK)、クランプ信号CP、或いはリセット信号RSなどが考えられる。タイミングジェネレータ60はこれらの駆動信号SH、φ1、φ2、CP、RS等を生成して、イメージセンサ10に供給し、イメージセンサ10を駆動(制御)する。
またアナログフロントエンド回路自体の駆動信号としては、A/D変換用のクロック(基準クロック)ADCK、サンプリングクロックCK1、CK2、或いはクランプ信号CLMPなどが考えられる。タイミングジェネレータ60は、例えばクロックADCKを生成して、A/D変換器40に供給し、サンプリングクロックCK1、CK2、クランプ信号CLMPを生成して、アナログ処理回路20に供給する。
タイミングジェネレータ60は、制御信号出力回路70とイベント情報メモリ90を含む。
ここで制御信号出力回路70は、イベント情報メモリ90(RAM)から読み出された情報などに基づいて制御信号を生成して出力する。またイベント情報メモリ90は、その各アドレスに、画素番号(画素番号の特定情報)と、その画素番号に対応づけられた制御信号の変化イベント発生情報(トグル指示情報)を記憶する。そして制御信号出力回路70は、イベント情報メモリ90から読み出された画素番号と変化イベント発生情報に基づいて、シフト信号SH(SH1〜SH6、SHX)やクロック制御信号などの制御信号を生成する。
ここでイベント情報メモリ90に記憶される画素番号(画素カウント、画素位置)は、イメージセンサ10の各画素の位置を特定するための情報であり、その番号の付け方は任意である。またイベント情報メモリ90に記憶される変化イベント発生情報(イベント情報)は、その変化イベント発生情報に対応づけられた画素番号(同じアドレスに記憶された画素番号)において、その信号レベルの変化イベントが発生する制御信号を指定(特定)するための情報である。
例えば複数の制御信号のうちの第iの制御信号が、第jの画素番号(画素位置)において、その信号レベルが変化したとする。例えばLレベル(「0」)からHレベル(「1」)に変化したり、HレベルからLレベルに変化したとする。この場合には、イベント情報メモリ90の第kのアドレスには、第jの画素番号が記憶されると共に、第iの制御信号を指定(特定)するための情報(ビット)である変化イベント発生情報(変化イベント発生ビット)が、第jの画素番号に対応づけて記憶される。
このようなイベント情報メモリ90を設ければ、制御信号の信号レベルの変化イベントの発生回数が多い場合にも、比較的小規模な回路構成でこれに対応できる。
即ち図2の比較例では、信号レベルの変化イベントの発生回数の個数分だけ、タイミング設定レジスタが必要になる。これに対して本実施形態では、少なくともイベント情報メモリ90のアドレスの容量分(深さ分)の個数だけ、信号レベルの変化イベントを設定できる。従って、制御信号の信号変化点の個数を多くすることができ、より多くの様々なイメージセンサに対して対応することができる。また信号変化点の変更は、ユーザがイベント情報メモリ90の情報を書き換えるだけで実現できるため、信号変化点の変更に伴う回路修正を最小限に抑えることができる。
3.イベント情報メモリ
次にイベント情報メモリ90を用いた制御信号のタイミング設定手法について説明する。図4にイベント情報メモリ90のメモリ空間例を示し、図5に各ビットへの信号の割り当て例を示し、図6に図4、図5の設定手法により生成される信号波形例を示す。
図4では、信号レベルの変化イベントである各イベントのデータは2ワード(16ビット)単位で設定される。そしてイベント情報メモリ90のアドレスは2ワード(0x02)単位で変化し、各アドレス0x00、0x02、0x04・・・・・・Ox7C、0x7Eに対して、各イベントのデータが対応づけられている。
また図4に示すように、イベント情報メモリ90の各アドレスに記憶されるデータの1ワード目のビット0〜ビット15と2ワード目のビット0〜3(広義には第1〜第Lのビット。Lは2以上の整数)には、画素番号PIXNUM[19:0]が割り当てられる。また各アドレスに記憶されるデータの2ワード目のビット4〜15(広義には第L+1〜第Mのビット。Mは2以上の整数)には、制御信号SH1〜SH6、SHX、SNCKCTL、OBPIX、WHPIXの変化イベント発生情報(トグル指示ビット)が割り当てられる。なお画素番号や変化イベント発生情報のビット割り当ては図4に限定されず、任意であり、そのビット割り当ての順番を変更するなどの種々の変形実施が可能である。
図4では、各アドレスのデータのビット4〜15(第L+1〜第Mのビット)の各ビットに対して、複数の制御信号SH1〜SH6、SHX、SNCKCTL、OBPIX、WHPIXの各制御信号が割り当てられる。例えばビット4にはLINEMD、ビット5〜11にはSH6、SH1〜SH5、SHX、ビット12、13にはSNCKCTL、ビット14にはOBPIX、ビット15にはWHPIXが割り当てられる。
そして制御信号出力回路70は、これらのビット4〜15の各ビット(第L+1〜第Mビットの第Nのビット。L+1≦N≦M)が「1」(広義には第1の論理レベル)であった場合に、そのビット(第Nのビット)に割り当てられる制御信号の信号レベルをトグルする。
例えば図4のアドレス0x02では、ビット10が「1」(第1の論理レベル)になっている。この場合にはビット10に割り当てられる信号SH5の信号レベルが図6のB1に示すようにトグルする。即ちLレベルからHレベルに信号レベルが変化する。また図4のアドレス0x04では、ビット6が「1」になっている。この場合にはビット6に割り当てられる信号SH1の信号レベルが図6のB2に示すようにトグルする。即ちLレベルからHレベルに変化する。そしてアドレス0x06では、再度、ビット6が「1」になっている。従ってビット6に割り当てられる信号SH1の信号レベルが図6のB3に示すようにトグルし、今度はHレベルからLレベルに変化する。
このようにイベント情報メモリ90の変化イベント発生情報として、トグル指示情報(トグル指示ビット)を用いれば、イベント情報メモリ90を用いた制御信号のタイミング設定が簡素化され、ユーザの利便性を向上できる。
なおこのようなトグル指示情報を使用しない手法を採用してもよい。例えば図6に示すような信号SH5の波形を設定するために、図4ではSH5に対応するビット10を「0100001・・・」というように設定しているが、「0111110・・・」というように設定することも可能である。
4.シフト信号の生成
本実施形態ではイベント情報メモリ90により生成される制御信号として、シフト信号SH1〜SH6、SHX(以下、適宜、シフト信号SHと総称する)を生成している。即ちイベント情報メモリ90は、図1(A)のイメージセンサの転送ゲート204をオンにするための信号であるシフト信号SHの変化イベント発生情報を記憶する。そして制御信号出力回路70は、イベント情報メモリ90から読み出されたシフト信号SHの変化イベント発生情報に基づいて、シフト信号SHを生成して出力する。
例えば図4では、イベント情報メモリ90の先頭アドレス0x00から最終アドレス0x7Eに向かって画素番号、変化イベント発生情報が順次読み出される。即ち、まず先頭アドレス0x00に記憶される画素番号PIXNUM=0x00000を読み出し、読み出された画素番号を、図6に示す画素カウント値(後述する画素カウンタのカウント値)と比較する。そして一致した場合には、そのアドレス0x00に記憶される変化イベント発生情報であるビット4〜15に基づいて、制御信号の信号レベルを設定する。この場合にはビット4〜15の全てのビットが「0」(第2の論理レベル)に設定されており、トグルを指示していないため、制御信号の信号レベルを変化させず、そのままの状態にする。
次に、アドレス0x02に記憶される画素番号PIXNUM=0x00001を読み出し、図6に示す画素カウント値と比較する。そして一致した場合には、そのアドレス0x02のビット4〜15(変化イベント発生情報)に基づいて、制御信号の信号レベルを設定する。この場合には例えばビット10が「1」に設定されているため、図6のB1に示すようにシフト信号SH5をLレベルからHレベルに変化させる。
次に、アドレス0x04に記憶される画素番号PIXNUM=0x00002を読み出し、画素カウント値と比較する。そして一致した場合には、そのアドレス0x04のビット4〜15に基づいて、制御信号の信号レベルを設定する。この場合には例えばビット6が「1」に設定されているため、図6のB2に示すようにシフト信号SH1をLレベルからHレベルに変化させる。
同様にしてアドレス0x06から画素番号PIXNUM=0x00003とビット4〜15を読み出して、図6のB3、B4に示すように、シフト信号SH1、SH4をHレベルからLレベルに変化させる。
なお図4では、説明の便宜のために、アドレス0x00、0x02、0x04・・・に記憶される画素番号PIXNUMを、0x00000、0x00001、0x00002、0x00003・・・というように1つずつインクリメントさせている。しかしながら、画素番号PIXNUMのインクリメントのさせ方は任意であり、これに限定されない。例えば0x00000、0x00002・・・というように2つ以上ずつインクリメントさせてもよいし、0x00000、0x00002、0x00006というようにランダムに変化させてもよい。
以上の手法によりシフト信号を生成すれば、様々な製品のイメージセンサに容易に対応できるようになる。例えば図2において、シフト信号SH1〜SH3(R、G、B用のシフト信号)の第1回目の立ち上がりタイミングが、イメージセンサの第1の製品では同時であり、第2の製品では同時ではなかったとする。このような場合にも本実施形態によれば、イベント情報メモリ90のデータを書き換えるだけで、第1、第2の製品の両方に容易に対応できるようになる。従って、回路修正等を最小限に抑えることができ、開発期間の短縮化や開発コストの低減を図れる。
なお図4のアドレス0x16以降では、画素番号(PIXNUM)が、変化イベントの発生が終了したことを示す終了指示情報(終了指示番号)である0xFFFFFに設定される。またビット4〜15の変化イベント発生情報も終了指示情報である0xFFFに設定される。
例えば、イベント情報メモリ90の先頭アドレス0x00から最終アドレス0x7Eに向かって画素番号、変化イベント発生情報を順次読み出したとする。そしてアドレス0x16のように、読み出された画素番号、変化イベント発生情報が、終了指示情報(0xFFFFF、0xFFF)に設定されていた場合には、制御信号出力回路70(読み出し回路)は、最終アドレス0x7Eに到達する前に、図4のA1に示すようにイベント情報メモリ90の読み出しポインタを先頭アドレス0x00に戻す。
このようにすれば、変化イベントが発生しないのに、画素番号、変化イベント発生情報の無駄な読み出しが行われてしまう事態を防止でき、処理を効率化できる。例えばイメージセンサの製品に応じて、信号レベルの変化イベントの回数が異なる場合がある。このような場合にも、図4のA1のように、終了指示情報を検知して読み出しポインタを戻す手法を採用すれば、イベント情報メモリ90に変化イベントの情報を効率良く格納することができると共に、情報の読み出し処理の効率化を図れる。
なお、このような終了指示情報(0xFFFFF、0xFFF)が設定されていなかった場合等には、図4のA2に示すように、最終アドレス0x7Eに到達した場合に、イベント情報メモリ90の読み出しポインタを先頭アドレス0x00に戻してもよい。
また図4のA1、A2に示すように読み出しポインタが先頭アドレス0x00に戻り、次のラインの画素の処理を行う場合には、制御信号の信号レベルをLレベル(広義には第1の信号レベル)にクリアすることが望ましい。
例えば図7では、トリガ信号TGCKがアクティブになり、例えばライン型のイメージセンサの第1のラインの画素の処理が行われ、本実施形態の手法によりシフト信号SH1〜SH6の信号レベルが変化している。そして図4のA1、A2のように読み出しポインタが先頭アドレス0x00に戻り、トリガ信号TGCKが再度アクティブになり、次のラインの画素の処理が開始されると、シフト信号SH1〜SH6がLレベルにクリアされる。
例えばイベント情報メモリ90に記憶される変化イベント発生情報が、図4で説明したようなトグル指示情報(トグル指示ビット)である場合には、図7に示す信号レベルのクリア処理を行わないと、誤ったシフト信号SH1〜SH6が生成されるおそれがある。即ち、ノイズ等が原因で、信号SH1〜SH6の信号レベルが誤ってトグルしたとする。すると図7のように1ライン毎にLレベルからHレベルに変化するはずの信号SH1〜SH6が、トグルエラーの発生後は1ライン毎にHレベルからLレベルに変化するようになってしまう。
この点、図7のような信号レベルのクリア処理を行えば、トグルエラーが発生した場合にも、信号SH1〜SH6の信号変化が、直ぐに正常状態に復帰するようになり、信号の生成処理の信頼性を向上できる。
なお信号SHXは、SH1〜SH6のようなクリア処理が行われない信号になっている。この信号SHXを用いれば、図7のように2つのラインにまたがった信号レベルの変化を実現でき、生成される制御信号のバラエティ度を増すことができる。
5.クロック制御信号の生成
本実施形態では図4に示すようにイベント情報メモリ90は、イメージセンサの駆動クロックの出力状態(出力パターン)を制御するクロック制御信号SNCKCTLの変化イベント発生情報を記憶する。そして制御信号出力回路70は、イベント情報メモリ90から読み出された変化イベント発生情報に基づいて、クロック制御信号SNCKCTLを生成する。そして駆動クロックの出力状態を、生成されたクロック制御信号SNCKCTLに基づいて制御する。
例えば制御信号出力回路70は、イメージセンサの駆動クロックSNCK1A〜SNCK4(以下、適宜、駆動クロックSNCKと総称する)を、図8に示すようなパターンメモリを用いて生成する。
例えば図8では、内部ステートの値は0から15までインクリメントされ、次の周期でも、再度、内部ステートの値は0から15までインクリメントされる。この0から15までインクリメントする期間が、1画素の期間になる。即ち図6の画素カウント値が1だけインクリメントする期間において、内部ステートは0から15までインクリメントする。
そして図8では、この内部ステートの値がインクリメントされる毎に、駆動クロックのパターンメモリの各アドレスから、駆動クロックのクロックパターン情報が読み出され、読み出されたクロックパターン情報に基づいて、駆動クロックSNCKが生成される。例えば図8のパターンメモリにより生成される駆動クロックSNCK(図1(A)のφ1、φ2等)の信号波形例を図9に示す。
クロック制御信号SNCKCTLは、このように生成される駆動クロックSNCKの出力状態を制御する。
例えば図4に示すように、画素番号(PIXNUM)が0x00002に設定されるアドレス0x04では、信号SNCKCTLが「01」(広義には第1の状態)に設定される。そして図5に示すように「01」は通常状態(有効画素出力時)を意味する。従って、信号SNCKCTLが「01」(第1の状態)である場合には、図6のB5に示すように、通常状態のクロックパターンの駆動クロックSNCKが、制御信号出力回路70から出力される。即ち図8、図9に示すような有効画素用(黒基準画素を含む)の通常状態の駆動クロックSNCKが生成されて出力される。同様に、画素番号が0x00005に設定されるアドレス0x0Aでも、信号SNCKCTLが「01」に設定されるため、図6のB6に示すように、通常状態のクロックパターンの駆動クロックSNCKが出力される。
また画素番号が0x00003に設定されるアドレス0x06では、信号SNCKCTLが「10」(広義には第2の状態)に設定される。そして図5に示すように「10」はスキップ状態を意味する。従って、信号SNCKCTLが「10」(第2の状態)である場合には、図6のB7に示すように、スキップ状態のクロックパターンの駆動クロックSNCKが出力される。
このようなスキップ状態のクロックパターンの駆動クロックを出力すれば、黒基準画素と白画素(有効画素)の間の無効画素において、転送の早送りが可能になり、イメージセンサの駆動を効率化できる。
また画素番号が0x00008に設定されるアドレス0x10では、信号SNCKCTLは「11」(広義には第3の状態)に設定される。そして図5に示すように「11」は固定値出力(固定値出力切り替え)を意味する。従って、信号SNCKCTLが「11」(第3の状態)である場合には、図6のB8に示すように、固定値レベルLV1に設定された駆動クロックSNCKが出力される。
また画素番号が0x00009に設定されるアドレス0x12でも、信号SNCKCTLは「11」に設定される。従って、図6のB9に示すように固定値レベルLV2に設定された駆動クロックSNCKが出力される。即ち駆動クロックSNCKの固定値レベルがLV1からLV2に切り替わる。なお固定値レベルLV1、LV2の電圧レベルは、レジスタ等で任意のレベルに設定可能になっている。
このように駆動クロックSNCKを固定値レベルに設定できれば、イメージセンサの駆動の際の任意の期間において、駆動クロックSNCKを任意のDCレベルに設定できるようになり、イメージセンサの適正な駆動を実現できる。
以上のようなクロック制御信号SNCKCTLを生成して、駆動クロックSNCKの出力状態を制御すれば、イメージセンサ毎に異なる様々な出力パターンの駆動クロックを、簡素で小規模な回路構成で、効率的に生成して出力できるようになる。
6.黒基準画素・白画素指定信号の生成
本実施形態では図4に示すようにイベント情報メモリ90は、黒基準画素指定信号OBPIX、白画素指定信号WHPIXの変化イベント発生情報を記憶する。そして制御信号出力回路70は、イベント情報メモリ90から読み出された変化イベント発生情報に基づいて、黒基準画素指定信号OBPIX、白画素指定信号WHPIXを生成して出力する。
例えば図4に示すように、画素番号が0x00002に設定されるアドレス0x04では、黒基準画素指定信号OBPIXが「1」に設定される。このように信号OBPIXが「1」である場合には、図6のB5に示すように、その画素位置は黒基準画素の位置に指定される。
また画素番号が0x00005に設定されるアドレス0x0Aでは、白画素指定信号WHPIXが「1」に設定される。このように信号WHPIXが「1」である場合には、図6のB6に示すように、その画素位置は白画素(有効画素)の位置に指定される。
例えば図10に、イメージセンサに供給される駆動クロック(φ1、φ2等)や出力画像信号の信号波形を模式的に示す。
まず、図10のC1に示すように空送りが行われ、次にC2に示すように黒基準画素(オプティカルブラック、光シールド出力)の画像信号が出力される。そしてC3に示すように無効画素の画像信号が出力され、その後にC4に示すように白画素(有効画素)の画像信号が出力され、C5に示すように無効画素の画像信号が出力される。
従って図4のような黒基準画素指定信号OBPIX、白画素指定信号WHPIXにより、図10のC2の黒基準画素位置、C4の白画素位置を指定できれば、イメージセンサの効率的な駆動が可能になる。
なお、図10のC2、C4の黒基準画素、白画素では、図6のB5、B6で説明した通常状態のクロックパターンの駆動クロックSNCK(φ1、φ2)が供給され、図10のC3、C5の無効画素では、図6のB7で説明したスキップ状態のクロックパターンの駆動クロックSNCKが供給される。
7.制御信号出力回路
図11に制御信号出力回路70の具体的な構成例を示す。この制御信号生成回路70は、読み出し回路72、画素カウンタ74、ラインカウンタ75、検出回路76、比較回路77、78、信号生成回路80を含む。また信号生成回路80は、読み出しデータ保持回路82、トグル回路84、ラッチ回路86を含む。なお制御信号生成回路70は図11の構成に限定されず、その構成要素の一部(例えばラインカウンタ、比較回路78等)を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
図11において読み出し回路72は、イベント情報メモリ90から画素番号や変化イベント発生情報を読み出す。画素カウンタ74は、画素カウント値(図6参照)のカウント処理を行う。ラインカウンタ75は、ラインカウント値のカウント処理を行う。
比較回路77は、イベント情報メモリ90から読み出し回路72を介して読み出された画素番号PIXNUMと、画像カウンタ74からの画素カウント値PCNTとを比較する。そして一致した場合には、一致検出信号DETPを出力する。
比較回路78は、イベント情報メモリ90から読み出されたライン番号LINEMDと、ラインカウンタ75からのラインカウント値LCNTとを比較する。そして一致した場合には、一致検出信号DETLを出力する。
信号生成回路80は、画素番号PIXNUMが画素カウント値PCNTと一致し、一致検出信号DETPがアクティブになった場合に、一致した画素番号のアドレスに記憶される変化イベント発生情報に基づいて、制御信号を生成して出力する。
具体的には、読み出し回路72によりイベント情報メモリ90から読み出されたデータRD1(変化イベント発生情報)は、比較回路77からの一致検出信号DETP(或いはDETL)がアクティブになったタイミングで、読み出しデータ保持回路82に保持される。そしてトグル回路84は、読み出しデータ保持回路82の出力データRD2に基づいて、ラッチ回路86にその信号レベルが保持された制御信号のトグル処理を行う。このようにすることで、図6に示すような制御信号SH1〜SH6、SHX等の生成が可能になる。
なお検出回路76は、トリガ信号TGCKの検出や、図4で説明した終了指示情報(0xFFFFF)などの検出を行って、図7で説明したクリア信号CLRを生成する。そしてクリア信号CLRがアクティブになると、制御信号が例えばLレベルにクリアされる。
8.アナログ処理回路
図12にアナログ処理回路20の構成例を示す。なおアナログ処理回路20は図12の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略するなどの種々の変形実施が可能である。
アナログ処理回路20は、R用、G用、B用のクランプ回路CLPR、CLPG、CLPBを含む。これらのクランプ回路CLPR、CLPG、CLPBは、R、G、Bの画像信号のレベルを、クランプレベル設定回路22により設定されたクランプレベルにクランプする回路である。
またアナログ処理回路20は、R用、G用、B用のオフセット調整回路OFSR、OFSG、OFSBを含む。これらの各オフセット調整回路OFSR、OFSG、OFSBは、R用、G用、B用のD/A変換器DACR、DACG、DACBや、アナログの加算回路ADDR、ADDG、ADDBを含む。そしてオフセット調整レジスタ24に設定されたオフセット調整データに基づいて、オフセット調整を行う。
またアナログ処理回路20は、R用、G用、B用の相関二重サンプリング回路CDSR、CDSG、CDSBを含む。またR用、G用、B用のゲイン調整アンプPGAR、PGAG、PGABを含む。これらのゲイン調整アンプPGAR、PGAG、PGABは、ゲイン調整レジスタ26に設定されたゲイン調整データに基づいて、ゲイン調整を行う。
アナログ処理回路20はマルチプレクサMUXを含む。このようなマルチプレクサMUXを設ければ、高速なA/D変換器40を用いて、R、G、Bの画像信号を時分割でA/D変換することが可能になる。
9.電子機器
図13は、本実施形態のアナログフロントエンド回路(AFE)324を含む電子機器310の構成例を示す。なお電子機器310は、図13の全ての構成要素を含む必要はなく、その一部を省略する等の種々の変形実施が可能である。
電子機器310(例えばフラットベッド型イメージスキャナ)は読み取り対象物312(例えば原稿)を載せるための載置台314と、載置台314を支持するフレーム315(例えば支持部材、ハウジング)を含む。矩形状の載置台314は光透過性部材であるガラス等により形成され、この光透過性の載置台314の例えば上部に読み取り対象物312が載せられる。
電子機器310は、イメージセンサ322及びアナログフロントエンド回路324が搭載されるヘッド側基板(キャリッジ)320を含む。イメージセンサ322としてはCCD(Charge Coupled Device)、CIS(Contact Image Sensor)、又はBBD(Bucket Brigade Device)などを使用できる。ヘッド側基板320には、読み取り対象物312(原稿)を照明するための光源326や、読み取り対象物312で反射された光源326からの光をイメージセンサ322に集光するレンズ328(集光部)などの光学系(光学ヘッド)も搭載される。
電子機器310は、ヘッド側基板320を駆動して移動させる駆動装置330(駆動機構)を含み、駆動装置330は、モータ332(動力源)や、モータ332を駆動するモータドライバ334を含む。イメージセンサ322は、その長手方向が主走査方向と一致するように配置される。そして他方側がプーリ338に掛けられた駆動ベルトをモータ332により駆動することで、駆動ベルトに固定されたヘッド側基板320が副走査方向(主走査方向に直交する方向)に移動する。なお、ヘッド側基板320の移動方式としは種々の変形実施が考えられる。
電子機器310はメイン基板350を含む。メイン基板350は電子機器310の各ブロックを制御するものである。具体的には、画像データの取得処理の制御や、ヘッド側基板320のサーボ制御や、アナログフロントエンド回路324の制御などを行う。
メイン基板350は画像処理部360を含む。画像処理部360は、アナログフロントエンド回路324で取得された画像データの画像処理を行う。またメイン基板50はサーボコントローラ380を含む。サーボコントローラ380は、ヘッド側基板320を駆動(移動)する駆動装置330(モータ32)のサーボ制御(フィードバック制御)を行う。メイン基板350はCPU396(プロセッサ)やメモリ398(ROM、RAM)を含む。CPU396はメイン基板350の全体的な制御を行ったり、外部との情報のやり取りをする。またメモリ398は、プログラムや各種データを記憶したり、画像処理部360やサーボコントローラ380やCPU396の作業領域として機能する。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。またアナログフロントエンド回路、電子機器の構成、動作も本実施形態で説明したものに限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。
図1(A)〜図1(C)はイメージセンサの説明図。 比較例のタイミング設定手法の説明図。 本実施形態のアナログフロントエンド回路の構成例。 イベント情報メモリのメモリ空間の説明図。 イベント情報メモリの各ビットの説明図。 本実施形態の手法により生成される信号波形の例。 制御信号のクリア処理の説明図。 駆動クロックのパターンメモリの説明図。 図8のパターンメモリにより生成される信号波形の例。 イメージセンサに供給される駆動クロックや出力画像信号の信号波形例。 制御信号出力回路の構成例。 アナログ処理回路の構成例。 電子機器の構成例。
符号の説明
10 イメージセンサ、20 アナログ処理回路、22 クランプレベル設定回路、
24 オフセット調整レジスタ、26 ゲイン調整レジスタ、40 A/D変換器、
60 タイミングジェネレータ、70 制御信号出力回路、72 読み出し回路、
74 画素カウンタ、75 ラインカウンタ、77、78 比較回路、
80 信号生成回路、82 読み出しデータ保持回路、84 トグル回路、
86 ラッチ回路、90 イベント情報メモリ

Claims (15)

  1. イメージセンサからアナログの入力画像信号を受け、前記入力画像信号に対して所与の処理を行ってアナログの画像信号を出力するアナログ処理回路と、
    前記アナログ処理回路からの前記画像信号のA/D変換を行うA/D変換器と、
    前記イメージセンサを制御する複数の制御信号を生成するタイミングジェネレータとを含み、
    前記タイミングジェネレータは、
    イベント情報メモリと、
    前記イベント情報メモリから読み出された情報に基づいて前記複数の制御信号を生成して出力する制御信号出力回路とを含み、
    前記イベント情報メモリは、
    その各アドレスに、画素番号と、前記画素番号においてその信号レベルの変化イベントが発生する制御信号を指定するための変化イベント発生情報とを記憶し、
    前記制御信号出力回路は、
    画素カウント値のカウント処理を行う画素カウンタと、
    前記イベント情報メモリから読み出された前記画素番号と前記画素カウンタからの前記画素カウント値とを比較する比較回路と、
    前記画素番号が前記画素カウント値と一致した場合に、一致した前記画素番号のアドレスに記憶される前記変化イベント発生情報に基づいて、前記複数の制御信号を生成する信号生成回路を含むことを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  2. 請求項1において、
    前記イベント情報メモリでは、
    その各アドレスに記憶されるデータの第1〜第Lビットに対して前記画素番号が割り当てられ、第L+1〜第Mビットに対して前記変化イベント発生情報が割り当てられることを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  3. 請求項2において、
    前記イベント情報メモリでは、
    前記第L+1〜第Mビットの各ビットに対して、前記複数の制御信号の各制御信号が割り当てられることを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  4. 請求項3において、
    前記制御信号出力回路は、
    前記第L+1〜第Mビットの第N(L+1≦N≦M)のビットが第1の論理レベルであった場合に、前記第Nのビットに割り当てられる制御信号の信号レベルをトグルすることを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記制御信号出力回路は、
    前記イベント情報メモリの先頭アドレスから最終アドレスに向かって前記画素番号、前記変化イベント発生情報を順次読み出し、読み出された前記画素番号及び前記変化イベント発生情報の少なくとも一方が、変化イベントの発生が終了したことを示す終了指示情報に設定されていた場合には、前記最終アドレスに到達する前に、前記イベント情報メモリの読み出しポインタを前記先頭アドレスに戻すことを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記制御信号出力回路は、
    前記イベント情報メモリの先頭アドレスから最終アドレスに向かって前記画素番号、前記変化イベント発生情報を順次読み出し、前記最終アドレスに到達した場合に、前記イベント情報メモリの読み出しポインタを前記先頭アドレスに戻すことを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  7. 請求項5又は6において、
    前記イベント情報メモリは、
    前記変化イベント発生情報として、前記制御信号の信号レベルのトグルを指示するトグル指示情報を記憶し、
    前記制御信号出力回路は、
    前記読み出しポインタが前記先頭アドレスに戻り、次のラインの画素の処理が開始する場合には、前記制御信号の信号レベルを第1の信号レベルにクリアすることを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記イベント情報メモリは、
    前記イメージセンサの転送ゲートをオンにするためのシフト信号の変化イベント発生情報を記憶し、
    前記制御信号出力回路は、
    前記イベント情報メモリから読み出された前記シフト信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記シフト信号を生成して出力することを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記制御信号出力回路は、
    前記イメージセンサを駆動するための駆動クロックを生成して出力し、
    前記イベント情報メモリは、
    前記駆動クロックの出力状態を制御するクロック制御信号の変化イベント発生情報を記憶し、
    前記制御信号出力回路は、
    前記イベント情報メモリから読み出された前記クロック制御信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記クロック制御信号を生成し、前記駆動クロックの出力状態を、生成された前記クロック制御信号に基づいて制御することを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  10. 請求項9において、
    前記制御信号出力回路は、
    前記クロック制御信号が第1の状態である場合には、通常状態のクロックパターンの前記駆動クロックを出力し、前記クロック制御信号が第2の状態である場合には、スキップ状態のクロックパターンの前記駆動クロックを出力することを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  11. 請求項9又は10において、
    前記制御信号出力回路は、
    前記クロック制御信号が第1の状態である場合には、通常状態のクロックパターンの前記駆動クロックを出力し、前記クロック制御信号が第3の状態である場合には、固定値レベルに設定された前記駆動クロックを出力することを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  12. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記イベント情報メモリは、
    前記イメージセンサの黒基準画素の位置を指定する黒基準画素指定信号の変化イベント発生情報を記憶し、
    前記制御信号出力回路は、
    前記イベント情報メモリから読み出された前記黒基準画素指定信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記黒基準画素指定信号を生成して出力することを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  13. 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    前記イベント情報メモリは、
    前記イメージセンサの白画素の位置を指定する白画素指定信号の変化イベント発生情報を記憶し、
    前記制御信号出力回路は、
    前記イベント情報メモリから読み出された前記白画素指定信号の前記変化イベント発生情報に基づいて、前記白画素指定信号を生成して出力することを特徴とするアナログフロントエンド回路。
  14. 請求項1乃至13のいずれかに記載のアナログフロントエンド回路と、
    前記イメージセンサと、
    を含むことを特徴とする電子機器。
  15. 請求項1乃至13のいずれかに記載のアナログフロントエンド回路と前記イメージセンサとが実装されるヘッド側基板と、
    前記アナログフロントエンド回路から出力されるデジタルの画像データを処理する画像処理部が実装されるメイン基板と、
    を含むことを特徴とする電子機器。
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