JP4328947B2 - リヤサスペンション周りの車体構造 - Google Patents

リヤサスペンション周りの車体構造 Download PDF

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本発明は、リヤサスペンション周りの車体構造に係り、詳しくは、リヤサスペンションを介して伝達される後輪からの入力荷重に対して十分な剛性及び強度を確保可能な車体構造に関する。
モノコック構造からなる車体では、入力荷重の大きいリヤサスペンション周りの車体剛性及び車体強度を種々の部品構成により増すようにしている。
例えば、シートバックサイドパネルの背後にリーンフォースを設け、リヤサスペンションベース部材に掛かる荷重をシートバックサイドパネルとリーンフォースで均等に受けるようにした構造(特許文献1参照)や、リヤサスペンションベース部材の上面とリヤクォータインナ部材とをリーンフォースで接合し、リヤサスペンションからの入力加重をリヤクォータインナ部材側で受けるよう補強した構造(特許文献2参照)が開発されている。
また、主として車体の捩り剛性と捩り強度を向上させることを目的として、リヤサスペンションからの入力荷重を受ける左右のリヤサスペンションベース部材の上面同士を閉断面構造を有して互いに連結するようにした構造(特許文献3参照)や、リヤクォータインナ部材同士、ホイールハウスインナ部材同士及びホイールハウスインナ部材とリヤクォータインナ部材とを閉断面構造を有して互いに連結するようにした構造(特許文献4参照)が開発されている。
特開平6−219329号公報 特開平11−348826号公報 実公平6−21827号公報 実公平6−19427号公報
しかしながら、上記従来のリヤサスペンション周りの車体構造では、未だ十分に車体剛性及び車体強度を確保しているとは言い難い。
例えば、上記特許文献1や特許文献2に開示の構造の場合には、車体の捩り剛性と捩り強度が十分ではなく、特許文献3に開示の構造の場合には、閉断面構造により車体の捩り剛性と捩り強度についてはある程度確保できるものの、リヤサスペンションからの入力加重を十分にリヤクォータインナ部材側で受けることができないという問題がある。
また、特許文献4に開示の構造の場合には、ホイールハウスインナ部材同士及びホイールハウスインナ部材とリヤクォータインナ部材とを閉断面構造を有して互いに連結するようにしているため、車体の捩り剛性と捩り強度についてはある程度確保できるものの、直接リヤサスペンションベース部材の上面同士、リヤサスペンションベース部材とリヤクォータインナ部材とを連結するような構造でないため、リヤサスペンションからの入力加重を閉断面構造で十分に受けることができない、或いは十分にリヤクォータインナ部材に伝達できないという問題がある。
また、例えばリヤサスペンションベース部材の上面同士及びリヤサスペンションベース部材とリヤクォータインナ部材とを一体に連結するようにして閉断面構造を形成した場合には、リヤサスペンションからの入力加重をリヤクォータインナ部材側と他方のリヤサスペンションベース部材側とにいかに効率よく分散して伝達するかが課題となる。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、リヤサスペンションからの入力荷重を効率よく分散しながら十分な剛性と強度を確保可能なリヤサスペンション周りの車体構造を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1のリヤサスペンション周りの車体構造では、リヤサスペンションからの入力荷重を受けるリヤサスペンションベース部材をホイールハウスインナ部材に備えるとともに、該ホイールハウスインナ部材とリヤクォータインナ部材とを接合してなるリヤサスペンション周りの車体構造において、前記リヤサスペンションベース部材の上面と前記リヤクォータインナ部材とを連結する第1の連結部、左右一対の前記リヤサスペンションベース部材の上面同士を連結する第2の連結部及び該第2の連結部と合流して左右一対の前記リヤクォータインナ部材同士を連結する第3の連結部を含んで一体に構成され、全域に亘り閉断面構造を形成してなる連結部材を備え、該連結部材は、前記第1乃至第3の連結部で囲まれた部分において対面する一対の板部材同士を互いに接近させ接合してなるバルクヘッド構造を有し、前記リヤサスペンションベース部材の上面と前記リヤクォータインナ部材、左右一対の前記リヤサスペンションベース部材の上面同士及び左右一対の前記リヤクォータインナ部材同士が、前記バルクヘッド構造の周りに形成された閉断面構造によって個々に連結されて前記第1乃至第3の連結部を形成していることを特徴としている。
本発明に係る請求項1のリヤサスペンション周りの車体構造によれば、連結部材は、リヤサスペンションベース部材の上面とリヤクォータインナ部材とを連結する第1の連結部、左右一対のリヤサスペンションベース部材の上面同士を連結する第2の連結部及び該第2の連結部と合流して左右一対のリヤクォータインナ部材同士を連結する第3の連結部を含んで一体に構成され、全域に亘って閉断面構造が形成されており、さらに第1乃至第3の連結部で囲まれた部分にはバルクヘッド構造が形成されているので、第1乃至第3の連結部をそれぞれバルクヘッド構造の周りで個々に閉断面構造にでき、車輪からリヤサスペンションを介してリヤサスペンションベース部材に伝達される入力加重を当該バルクヘッド構造部分を回避してそれぞれリヤサスペンションベース部材の上面とリヤクォータインナ部材とを連結する第1の連結部とリヤサスペンションベース部材の上面同士を連結する第2の連結部とに良好に分散させて伝達させることができる。
これにより、第3の連結部によって車幅方向の剛性と強度とを確保しながら、リヤサスペンションからの入力荷重をリヤクォータインナ部材側と他方のリヤサスペンションベース部材側とに効率よく分散して伝達することができることになり、リヤサスペンション周りの車体剛性及び車体強度を従来に比べて飛躍的に向上させることができる。
そして、第1乃至第3の連結部で囲まれた部分において対面する一対の板部材同士を互いに接近させ接合するようにしてバルクヘッド構造を形成し、リヤサスペンションベース部材の上面とリヤクォータインナ部材、左右一対のリヤサスペンションベース部材の上面同士及び左右一対のリヤクォータインナ部材同士をバルクヘッド構造の周りに形成された閉断面構造によって個々に連結して第1乃至第3の連結部を形成したことで、板部材同士を互いに接近させ突き合わせて接合するという簡単な構成にして、車幅方向の剛性及び強度を確保しつつ、リヤサスペンションからの入力荷重をリヤクォータインナ部材側と他方のリヤサスペンションベース部材側とに効率よく分散して伝達することができる。
以下、本発明に係るリヤサスペンション周りの車体構造の実施形態を添付図面に基づき説明する。
1を参照すると、モノコック構造からなる車体における本発明に係るリヤサスペンション周りの車体構造が車室内から視た斜視図で示されており、図2を参照すると、本発明に係るリヤサスペンション周りの車体構造の構成部品が示されている。なお、ここでは車両の左側部分のみ示して説明するが、右側部分についても同様の構造を有している。また、ここではリヤフェンダ等の外板部材については省略して説明する。
図2に示すように、リヤサスペンション周りでは、車体は、リヤピラーインナ1、ホイールハウスインナ(ホイールハウスインナ部材)2、リヤピラーリーンフォース6、リヤデッキメンバエクステンション8、シートバックインナ10、ストラットサポートブラケット12、リヤデッキメンバ14、リヤシェルフエクステンション16の各鋼板部材から構成されている。なお、シートバックインナ10は一体にしてリヤシェルフサイド11を備えている。
そして、これら鋼板部材のうち、リヤデッキメンバエクステンション8、シートバックインナ10、ストラットサポートブラケット12、リヤデッキメンバ14、リヤシェルフエクステンション16の各鋼板部材から連結部材が構成されている。
これらの部品は図中に矢印で示すように組み合わされ、スポット溶接により接合されている(図1中に*印で示す)。なお、ここではリヤサスペンションとしてリヤストラットが採用されており、同図に示すように、ホイールハウスインナ2には、厚板鋼板からなるストラットベース(リヤサスペンションベース部材)4が予め溶接されている。
詳しくは、図1に示すように、ストラットベース4の上面には断面コ字形状のストラットサポートブラケット12がホイールハウスインナ2側に開口して溶接されており、当該ストラットサポートブラケット12の一対の縁部の溶接フランジ12a、12aはホイールハウスインナ2に溶接されている。なお、リヤストラットは孔12bにおいてストラットサポートブラケット12とも締結される。
ホイールハウスインナ2には、さらに、車両後側に位置してリヤデッキメンバエクステンション8が溶接フランジ8aにおいて溶接されて車幅方向に延設されるとともに、当該リヤデッキメンバエクステンション8と平行になるよう車両前側に位置してシートバックインナ10が溶接フランジ10aにおいて溶接されて車幅方向に延設されている。
また、リヤデッキメンバエクステンション8の車両中央寄りの部分は車両前方に折れ曲がって先端部がシートバックインナ10の端部に溶接されており、シートバックインナ10の上部は車両後方に折れ曲がってリヤデッキメンバエクステンション8の溶接フランジ8cに溶接されている。
さらに、リヤデッキメンバエクステンション8の略中央部には、車両前方に凸形状をなす凹部8dが形成され、一方シートバックインナ10の略中央部には、凹部8cに対応して車両後方に凸形状をなす凹部10cが形成されており、これら凹部8d及び凹部10cの各中心部は互いに接近し突き合わされて溶接されている。即ち、リヤデッキメンバエクステンション8及びシートバックインナ10(一対の板部材)の略中央部には、凹部8d及び凹部10cの各中心部が互いに突き合わされ溶接されることでバルクヘッド構造が形成されている。
そして、リヤデッキメンバエクステンション8の下端部とシートバックインナ10の下端部は、共にストラットサポートブラケット12の上端部に溶接されている。
一方、リヤピラーインナ1には車幅方向外側から宛われて断面コ字状のリヤピラーリーンフォース6が縁部の溶接フランジ6a、6bにおいて溶接されている。これによりリヤピラーインナ1の剛性と強度が向上している。
ホイールハウスインナ2はホイールハウスインナ2の溶接フランジ2aにおいてリヤピラーインナ1に溶接されており、当該ホイールハウスインナ2の下端部はフロアパネル18の溶接フランジ18aに溶接されている。
また、リヤデッキメンバエクステンション8とシートバックインナ10についても溶接フランジ8bと溶接フランジ10bにおいてリヤピラーインナ1に溶接されている。詳しくは、上記リヤピラーリーンフォース6の中央部には凹部6cが形成されてリヤピラーインナ1と当接しており、リヤデッキメンバエクステンション8については溶接フランジ8bがリヤピラーインナ1を挟んで溶接フランジ6aと突き合わされて溶接され、シートバックインナ10については溶接フランジ10bがリヤピラーインナ1を挟んで凹部6cと突き合わされて溶接されている。これにより、リヤデッキメンバエクステンション8及びシートバックインナ10とリヤピラーインナ1との接合部において十分な剛性及び強度が確保される。
さらに、リヤデッキメンバエクステンション8は、車幅方向左右に渡されるとともに下部が断面L字状にして車両前方に延びるリヤデッキメンバ14の端部に溶接されており、またシートバックインナ10は、やはり、車幅方向左右に渡されるとともに上部が断面L字状にして車両後方に延びるリヤシェルフエクステンション16の端部に溶接されている。そして、リヤデッキメンバ14とリヤシェルフエクステンション16は重ね合わされ、溶接フランジ14aと溶接フランジ16a、溶接フランジ14bと溶接フランジ16bとが互いに溶接されている。
これより、図3を参照すると図1のA−A線に沿う連結部材の断面図が示されており、図4を参照すると図1のB−B線に沿う連結部材の断面図が示されているが、リヤデッキメンバエクステンション8とシートバックインナ10とがリヤピラーインナ1(リヤピラーリーンフォース6)、ホイールハウスインナ2、ストラットサポートブラケット12、リヤデッキメンバ14及びリヤシェルフエクステンション16に溶接され、リヤデッキメンバ14とリヤシェルフエクステンション16とが互いに溶接され、さらにリヤデッキメンバエクステンション8とシートバックインナ10とが互いに凹部8d及び凹部10cで突き合わされて溶接されることにより、凹部8d及び凹部10cからなるバルクヘッド構造の周りには、当該バルクヘッド構造を取り囲むようにして閉断面構造が形成されている。
即ち、本発明に係る連結部材では、ストラットベース4の上面とリヤピラーインナ1とが、凹部8d及び凹部10cからなるバルクヘッド構造よりもホイールハウスインナ2側(Xで示す)においてストラットサポートブラケット12、ホイールハウスインナ2、リヤデッキメンバエクステンション8及びシートバックインナ10から閉断面構造を形成し十分な剛性と強度を有して連結されており(第1の連結部)、左右一対のストラットベース4、4の上面同士が、上記バルクヘッド構造よりも車両中央側(Yで示す)においてストラットサポートブラケット12、リヤデッキメンバエクステンション8、シートバックインナ10、リヤデッキメンバ14及びリヤシェルフエクステンション16から閉断面構造を形成し十分な剛性と強度を有して互いに連結されており(第2の連結部)、さらに、左右一対のリヤピラーインナ1、1同士が、上記バルクヘッド構造よりも上側(Zで示す)においてリヤデッキメンバエクステンション8、シートバックインナ10、リヤデッキメンバ14及びリヤシェルフエクステンション16から閉断面構造を形成し十分な剛性と強度を有して互いに連結されている(第3の連結部)。
このように、ストラットベース4の上面とリヤピラーインナ1、左右一対のストラットベース4、4の上面同士及び左右一対のリヤピラーインナ1、1同士が、バルクヘッド構造の周りに形成された閉断面構造によって個々に連結されていると、後輪からリヤサスペンションを介してストラットベース4、4に伝達される入力加重が、当該バルクヘッド構造部分を回避してそれぞれストラットベース4、4の上面とリヤピラーインナ1とを連結する閉断面構造部分(第1の連結部)と、ストラットベース4、4の上面同士を連結する閉断面構造部分(第2の連結部)とに良好に分散して伝達されることになる。
これにより、モノコック構造からなる車体であっても、左右一対のリヤピラーインナ1、1同士を連結する閉断面構造部分(第3の連結部)によって車幅方向の剛性と強度とを十分に確保しながら、リヤデッキメンバエクステンション8の凹部8dとシートバックインナ10の凹部10cを突き合わせて互いに溶接するという簡単な構成にして、リヤサスペンションからの入力荷重をリヤピラーインナ1側と他方のストラットベース4、4側とに効率よく分散して伝達することができることになり、リヤサスペンション周りの車体剛性及び車体強度を飛躍的に向上させることができる。故に、車体の信頼性をより一層向上させることができる。
また、この際、上記の如く車両用シートのシートバックを支持するシートバックインナ10やリヤシェルフエクステンション16を含んで閉断面構造を形成するようにしているので、車体部品を部品点数の増加なく効率よく利用しながらリヤサスペンション周りの車体剛性と車体強度を向上させることができるという利点もある。
次に、参考例について説明する。
図5を参照すると、参考例に係るリヤサスペンション周りの車体構造が車室内から視た斜視図で示されており、図6を参照すると、当該参考例に係るリヤサスペンション周りの車体構造の構成部品が示されている。なお、当該参考例では、上記本発明に係る車体構造とバルクヘッド構造部分が異なっているのみであり、上記との共通部分については同一符号を付して説明を省略する。
当該参考例では、上記凹部8dを有しないリヤデッキメンバエクステンション8’、上記凹部10cを有しないシートバックインナ10’が採用され、リヤデッキメンバエクステンション8’の略中央部とシートバックインナ10’の略中央部間には、当該略中央部を仕切るように帯状にして無端状のバルクヘッド部材9が介装され、例えば複数の溶接フランジ9aがそれぞれリヤデッキメンバエクステンション8’とシートバックインナ10’とに溶接されている。なお、バルクヘッド部材9は無端状であれば如何なる形状であってもよく、円筒形状の他、例えばリヤデッキメンバエクステンション8’やシートバックインナ10’の形状に沿う逆三角形状であってもよい。
即ち、当該参考例の場合、リヤデッキメンバエクステンション8’及びシートバックインナ10’(一対の板部材)の略中央部には、無端状のバルクヘッド部材9が介装されることによってバルクヘッド構造が形成されている。
これより、図7を参照すると図5のA’−A’線に沿う断面図が示されており、図8を参照すると図5のB’−B’線に沿う断面図が示されているが、リヤデッキメンバエクステンション8’及びシートバックインナ10’がホイールハウスインナ2、ストラットサポートブラケット12及びリヤピラーインナ1に溶接され、さらにリヤデッキメンバエクステンション8’とシートバックインナ10’との間にバルクヘッド部材9が介装されることにより、バルクヘッド部材9の周りにおいて当該バルクヘッド部材9を取り囲むようにして閉断面構造が形成されている。
即ち、参考例に係る連結部材では、ストラットベース4の上面とリヤピラーインナ1とが、バルクヘッド部材9よりもホイールハウスインナ2側(Xで示す)においてストラットサポートブラケット12、ホイールハウスインナ2、リヤデッキメンバエクステンション8’、シートバックインナ10’及びバルクヘッド部材9から閉断面構造を形成し十分な剛性と強度を有して連結されており(第1の連結部)、左右一対のストラットベース4、4の上面同士が、バルクヘッド部材9よりも車両中央側(Yで示す)においてストラットサポートブラケット12、リヤデッキメンバエクステンション8’、シートバックインナ10’、バルクヘッド部材9、リヤデッキメンバ14及びリヤシェルフエクステンション16から閉断面構造を形成し十分な剛性と強度を有して互いに連結されており(第2の連結部)、さらに、左右一対のリヤピラーインナ1、1同士が、バルクヘッド部材9よりも上側(Zで示す)においてリヤデッキメンバエクステンション8’、シートバックインナ10’、バルクヘッド部材9、リヤデッキメンバ14及びリヤシェルフエクステンション16から閉断面構造を形成し十分な剛性と強度を有して互いに連結されている(第3の連結部)。
本発明に係るリヤサスペンション周りの車体構造を示す斜視図である。 本発明に係るリヤサスペンション周りの車体構造の構成部品を示す図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 参考例に係るリヤサスペンション周りの車体構造を示す斜視図である。 参考例に係るリヤサスペンション周りの車体構造の構成部品を示す図である。 図5のA’−A’線に沿う断面図である。 図5のB’−B’線に沿う断面図である。
符号の説明
1 リヤピラーインナ
2 ホイールハウスインナ(ホイールハウスインナ部材)
4 ストラットベース(リヤサスペンションベース部材)
6 リヤピラーリーンフォース
8、8’ リヤデッキメンバエクステンション
8d 凹部
9 バルクヘッド部材
10、10’ シートバックインナ
10c 凹部
12 ストラットサポートブラケット
14 リヤデッキメンバ
16 リヤシェルフエクステンション

Claims (1)

  1. リヤサスペンションからの入力荷重を受けるリヤサスペンションベース部材をホイールハウスインナ部材に備えるとともに、該ホイールハウスインナ部材とリヤクォータインナ部材とを接合してなるリヤサスペンション周りの車体構造において、
    前記リヤサスペンションベース部材の上面と前記リヤクォータインナ部材とを連結する第1の連結部、左右一対の前記リヤサスペンションベース部材の上面同士を連結する第2の連結部及び該第2の連結部と合流して左右一対の前記リヤクォータインナ部材同士を連結する第3の連結部を含んで一体に構成され、全域に亘り閉断面構造を形成してなる連結部材を備え、
    該連結部材は、前記第1乃至第3の連結部で囲まれた部分において対面する一対の板部材同士を互いに接近させ接合してなるバルクヘッド構造を有し、
    前記リヤサスペンションベース部材の上面と前記リヤクォータインナ部材、左右一対の前記リヤサスペンションベース部材の上面同士及び左右一対の前記リヤクォータインナ部材同士が、前記バルクヘッド構造の周りに形成された閉断面構造によって個々に連結されて前記第1乃至第3の連結部を形成していることを特徴とするリヤサスペンション周りの車体構造。
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