JP4328791B2 - 被測定素子の特性測定方法及び半導体装置の特性管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、プロセス条件などによる素子の特性ばらつきを正確に把握することが可能な半導体装置に関する。また、本発明は、特性ばらつきを把握するために半導体装置内に設けられた被測定素子の特性測定方法に関する。さらに、本発明は、特性ばらつきをデータベース化可能な半導体装置の特性管理システムに関する。
半導体装置に含まれるトランジスタなどの素子は、プロセス条件によってしきい値などの特性がばらつくことが知られている。このような特性のばらつきは、ロット間で生じるのみならず、同一ウェハ内においても生じることがあり、その傾向を知ることは、製品の歩留まりを高めるための重要なデータとなる。
素子の特性のばらつきを把握する方法としては、ウェハ上に複数のTEG(Test Element Group)を設ける方法が知られている。通常、TEGはウェハのスクライブ線上に配置されるため、ダイシング後のチップには残らない。このため、TEGによってチップ面積の増大が生じることはない。
図6は、ウェハ上におけるTEGの配置例を示す図である。
図6に示す例では、ウェハ10の5箇所にTEGが配置されている。より具体的には、ウェハ10の略中央部に1箇所と、上下左右に1箇所ずつ配置されている。このようにTEGを分散配置しているのは、ウェハ10の面内における特性のばらつきを把握するためである。しかしながら、ウェハ10の面内ばらつきには種々のパターンがあり、例えば、図7に示すように、ドーナツ状となることがある。図7において、領域11はトランジスタのしきい値が高い領域であり、領域12はトランジスタのしきい値が低い領域である。
したがって、図7に示す面内ばらつきが生じた場合、5箇所のTEGによってはこれを把握することができない。つまり、図7に示す例では、5箇所のTEGが全てしきい値の低い領域12に位置しており、しきい値の高いドーナツ状の領域12の存在を認識することができない。これを解決するためには、TEGの配置数を増やせばよいが、この場合は、TEGの測定に長い時間がかかるという問題が生じる。また、測定用の治具も複雑化してしまう。
しかも、上述の通り、TEGはウェハのスクライブ線上に配置されるため、ダイシングを行った後は測定できないという問題もあった。これらの問題は、ウェハ内の各チップにTEGを設けることによって解決する。しかしながら、TEGには専用の測定パッドが必要であることから、各チップにTEGを設けるとチップ面積が大幅に増大してしまう。
特開平9−186565号公報 特開平10−115672号公報 特開平11−340806号公報 特開2004−171730号公報
本発明はこのような問題を解決すべくなされたものである。したがって、本発明の目的は、チップ面積の増大を最小限に抑えつつ、プロセス条件などによる素子の特性ばらつきを正確に把握することが可能な半導体装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、ダイシング後においても、被測定素子の特性測定が可能な半導体装置を提供することである。
また、本発明のさらに他の目的は、このような半導体装置内に設けられた被測定素子の特性測定方法を提供することである。
また、本発明のさらに他の目的は、このような半導体装置の特性管理システムを提供することである。
本発明による半導体装置は、主回路部と、少なくとも一つの被測定素子を含むテスト部と、主回路部の消費電力を実質的にゼロ又はほぼ一定に保った状態で、被測定素子に通電させる制御部とを備えることを特徴とする。また、本発明による被測定素子の特性測定方法は、半導体装置に含まれる主回路部の消費電力が実質的にゼロ又はほぼ一定となるようモード設定する第1のステップと、被測定素子に通電させた状態で半導体装置に流れる電源電流を計測する第2のステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、主回路部の消費電力を実質的にゼロ又はほぼ一定に保った状態で被測定素子に通電させていることから、被測定素子の消費電力を正確に知ることが可能となる。被測定素子の消費電力は、トランジスタのしきい値など、被測定素子の特性と連動していることから、これに基づいて被測定素子の特性を知ることが可能となる。尚、主回路部の消費電力を実質的にゼロとするためには、主回路部への電力供給を停止させればよい。また、主回路部の消費電力をほぼ一定に保つためには、主回路部をスタンバイ状態とすればよい。
また、本発明による半導体装置の特性管理システムは、上述した被測定素子の特性測定方法を半導体装置に対して実行するための手段と、当該半導体装置のIDを取得するための手段と、取得したIDと当該半導体装置に対応する計測結果とを関連づけて記憶する手段とを備えることを特徴とする。これによれば、プロセス条件などによる特性ばらつきをデータベース化することが可能となる。
このように、本発明によれば、主回路部の消費電力を実質的にゼロ又はほぼ一定に保った状態で被測定素子に通電させていることから、被測定素子の消費電力を正確に知ることが可能となる。被測定素子の消費電力は、トランジスタのしきい値など、被測定素子の特性と連動していることから、これに基づいて被測定素子の特性を知ることが可能となる。
また、本発明においてはテスト部が半導体装置に内蔵されており、テストモードを起動することによって測定を行うことができることから、個々の半導体装置ごとに測定データを得ることができる。これにより、TEGを用いた場合と比べ、ウェハ上の面内分布を極めて正確に把握することが可能となる。さらに、ダイシング後においても測定可能であるという利点も有している。
このように、本発明によれば、ウェハ上の面内分布を正確に把握することが可能であることから、これをデータベース化すれば、製品の歩留まりを高めるための重要なデータとして用いることが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体装置100は、主回路部110と、テスト部120と、制御部130とを備えている。主回路部110は、半導体装置100の本来の機能を達成するための回路群であり、データ入出力端子I/Oに接続されている。したがって、データ入出力端子I/Oを介して主回路部110に供給された入力データは、主回路部110にて所定の処理(演算、記憶など)が行われる。主回路部110による処理の結果は、データ入出力端子I/Oを介して出力される。例えば、本実施形態による半導体装置100がDRAM(Dynamic Random Access Memory)であれば、DRAMの機能を達成するために必要な主要回路の大部分がここに含まれる。
テスト部120は、複数の被測定素子を含む回路ブロックであり、テストモードにエントリした場合に活性化される。テストモードへのエントリは、コマンド端子COMを介して所定のコマンド信号を発行することによって行われる。図1に示すように、コマンド端子COMを介して供給されるコマンドは、制御部130に供給される。制御部130は、コマンド端子COMを介して供給されるコマンドをデコードし、これに基づいて主回路部110及びテスト部120を制御する。
図1に示すように、主回路部110、テスト部120及び制御部130には、いずれも共通の電源端子を介して、電源電位VDD及びグランド電位VSSが供給されている。
図2は、テスト部120の回路図である。
図2に示すように、テスト部120には、通電素子121a,122a・・・と被測定素子121b,122b・・・からなる直列回路が複数個設けられている(図2では2個だけ図示している)。これら直列回路は、いずれも電源電位VDDとグランド電位VSSとの間に接続されている。これら通電素子121a,122a・・・には、テスト信号TESTが共通に供給されるとともに、対応する選択信号S1,S2・・・が個別に供給されている。これにより、各通電素子121a,122a・・・は、テスト信号TEST及び対応する選択信号S1,S2・・・が活性化した場合に導通する。その他の場合には、非導通状態に保たれる。
テスト信号TESTや選択信号S1,S2・・・は、図1に示した制御部130によって生成される。したがって、制御部130は、複数の被測定素子121b,122b・・・を選択的に通電状態とすることができる。
本実施形態では、被測定素子121b,122b・・・は互いに種類の異なるトランジスタによって構成されている。例えば、被測定素子121bはダイオード接続されたNチャンネルMOSトランジスタによって構成され、被測定素子122bはダイオード接続されたPチャンネルMOSトランジスタによって構成されている。被測定素子121b,122b・・・を構成するトランジスタとしては、導電型の違うトランジスタだけでなく、ゲート酸化膜の厚さが異なるトランジスタや、不純物濃度が異なるトランジスタなど、主回路部110に含まれる全種類のトランジスタを用意しておくことが望ましい。
次に、本実施形態による被測定素子の特性測定方法について説明する。
図3は、本実施形態による被測定素子の特性測定方法を説明するためのフローチャートである。
被測定素子の特性測定を行う場合、図3に示すように、まずテストモードにエントリすることによって、主回路部110をスタンバイ状態とする(ステップS11)。この動作は、図4に示すように、特性管理システムを構成するテスタ190を用い、プローブ191をコマンド端子COMに接触させながら、所定のコマンド信号を発行することによって行うことができる。
これにより、制御部130は主回路部110をスタンバイ状態とし、主回路部110の消費電力を非常に少ない一定値とする。例えば、本実施形態による半導体装置100がDRAMであれば、ディープパワーダウンモードにエントリすることが好ましい。DRAMがディープパワーダウンモードにエントリすると、主回路部110の消費電力はほぼ一定のリーク電流のみとなる。
次に、テスタ190に設けられた測定部192を用いて、半導体装置100に流れる電源電流I0を計測する(ステップS12)。この時、主回路部110はスタンバイ状態にエントリしていることから、測定される電源電流I0はいわゆる初期電流であり、上述したほぼ一定のリーク電流と一致する。厳密には、制御部130による電力消費が存在するため、測定される初期電流I0には、制御部130に流れる僅かな電流が含まれている。
次に、制御部130を用いて通電素子121a,122a・・・のいずれか一つを選択し、これにより、被測定素子121b,122b・・・のいずれか一つに通電させる(ステップS13)。上述の通り、通電素子の選択は、テスト信号TEST及び対応する選択信号S1,S2・・・を活性化させることにより行うことができる。これにより、半導体装置100内においては、通電している素子が選択された被測定素子のみとなる。
この状態で、テスタ190に設けられた測定部192を用いて、半導体装置100に流れる電源電流を再び計測する(ステップS14)。これにより計測される電源電流は、ステップS12にて得られた電流値I0と、選択された被測定素子に通電している電流値In(=I1,I2・・・・)の和(=I0+In)となるはずである。
このような処理を複数の被測定素子に対して順次行い、計測すべき全ての被測定素子に対する計測が完了すると(ステップS15:NO)、ステップS14で得られたそれぞれの電流値(=I0+In)とステップS12で得られた電流値(=I0)の差を算出する(ステップS16)。
上述の通り、ステップS14にて計測される電源電流(=I0+In)は、ステップS12にて得られた電流値I0と、選択された被測定素子に通電している電流値Inの和であることから、かかる演算を行うことにより、被測定素子に流れる電流量Inのみを抽出することが可能となる。つまり、主回路部110とテスト部120には、互いに同じ電源端子を介して電源電圧が供給されているにもかかわらず、選択された被測定素子に流れる電流量Inのみを抽出することができるのである。
厳密には、ステップS14にて計測される電源電流にも、制御部130に流れる僅かな電流が含まれている。このため、ステップS12にて混入した制御部130の電流成分は、上記演算によって相殺されることになる。尚、電流量Inの算出は、図3に示すフローチャートのようにまとめて行うのではなく、各被測定素子に対する計測(ステップS14)ごとに行っても構わない。
そして、算出された電流値I1,I2・・・・を図4に示すデータベース199に保存する(ステップS17)。データベース199は特性管理システムを構成する要素である。データベース199への保存は、ID取得部193によって読み出された当該半導体装置100のIDと関連づけて行われる。IDには、少なくともロット番号や製品番号などが含まれるが、当該半導体装置のウェハ上における位置に関する情報をさらに含んでいることが好ましい。
以上により、一連の測定が完了する。このようにして得られた電流値I1,I2・・・・は、被測定素子121b,122b・・・のしきい値電圧と正確にリンクする。このため、電流値I1,I2・・・・を解析することによって、被測定素子121b,122b・・・のしきい値電圧を正確に知ることが可能となる。したがって、被測定素子121b,122b・・・を構成するトランジスタとして、主回路部110に含まれる全種類のトランジスタを用意しておけば、主回路部110に含まれる全種類のトランジスタについて、そのしきい値電圧を把握することが可能となる。しきい値の測定結果は、半導体装置100の内部電源の補正などに利用することができる。
このように、本実施形態によれば、主回路部110をスタンバイ状態にエントリさせることで主回路部110の消費電力をほぼ一定に保ち、この状態で被測定素子に対する測定を行っていることから、被測定素子に流れる電流量を正確に測定することが可能となる。しかも、従来のようにチップ外に設けられたTEGを用いているのではなく、チップ自体に被測定素子を内蔵させ、テストモードを起動させることによって測定可能としていることから、チップごとの特性を把握することが可能となる。特に、ウェハ上における位置情報をIDに含ませておけば、ウェハの面内ばらつきを極めて正確に把握することが可能となる。
また、TEGのように専用の測定パッドを必要としないことから、チップ面積の増大も極めて少ない。しかも、テストを実行するための専用の治具が不要であり、選別試験用の装置をそのまま使用することができることから、高速且つ安価に試験を行うことが可能となる。尚、被測定素子の特性測定は、選別試験用の装置を用いることによってウェハ状態で実行することが好ましいが、本発明がこれに限定されるものではなく、ダイシング後やパッケージング後においても実行することが可能である。
図5は、本発明の好ましい第2の実施形態による半導体装置200の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施形態による半導体装置200は、主回路部110及びテスト部120に電源を供給するスイッチ210を備える点において、上記実施形態による半導体装置100と相違している。その他の点については、上述した半導体装置100と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
スイッチ210は、制御部130より供給される切り替え信号130aによって制御される。具体的に説明すると、通常動作時においては切り替え信号130aが非活性状態であり、この場合、外部より供給される電源電位VDD及びグランド電位VSSは、それぞれ電源配線VDDa及びグランド配線VSSaを介して主回路部110に供給される。これにより、通常動作時においては、主回路部110に電源電圧が正しく供給されることになる。この時、テスト部120に対しては、電源配線VDDb及びグランド配線VSSbを介した電圧の供給は行わない。このため、通常動作時におけるテスト部120の電力消費はリークを含めて実質的にゼロである。
一方、テストモードにエントリすると、切り替え信号130aが活性化する。これにより、外部より供給される電源電位VDD及びグランド電位VSSは、スイッチ210によって、それぞれ電源配線VDDb及びグランド配線VSSbを介してテスト部120に供給される。これにより、テストモードにエントリすると、テスト部120に電源電圧が正しく供給されることになり、被測定素子の特性測定を正しく行うことが可能となる。この時、主回路部110に対しては、電源配線VDDa及びグランド配線VSSaを介した電圧の供給は行われず、このため、テスト時における主回路部110の電力消費は実質的にゼロとなる。
このように、本実施形態においては、テストモードにエントリした場合、主回路部110に対する電力の供給自体を停止していることから、上記実施形態と同様、被測定素子に流れる電流量を正確に測定することが可能となる。しかも、本実施形態では、テスト時における主回路部110の消費電力が実質的にゼロであることから、図3に示したステップS12(初期電流I0)の測定を省略することも可能となる。但し、この場合は、制御部130による電力消費分を相殺できないため、制御部130による電力消費が無視しうるレベルとなるよう、テスト部120の消費電力を大きく設定することが好ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、図3を用いて説明したように、ステップS14で得られたそれぞれの電流値(=I0+In)とステップS12で得られた電流値(=I0)の差を算出しているが(ステップS16)、このような演算を行うことなく、計測された電流値をそのままデータベース199に記録しても構わない。この場合は、当該データベース199を利用する利用者側において、上記の演算を行えばよい。
また、上記実施形態では、被測定素子としてトランジスタを用いているが、被測定素子の種類についてはこれに限定されず、抵抗やキャパシタなどの素子であっても構わない。
また、本発明が対象とする半導体装置の種類については特に限定されず、メモリやプロセッサなど、種々のタイプの半導体装置に本発明を適用することが可能である。
本発明の好ましい第1の実施形態による半導体装置100の構成を示すブロック図である。 テスト部120の回路図である。 被測定素子の特性測定方法を説明するためのフローチャートである。 テスタ190の構成を示す模式図である。 本発明の好ましい第2の実施形態による半導体装置200の構成を示すブロック図である。 ウェハ上におけるTEGの配置例を示す図である。 ウェハ上における面内ばらつきがドーナツ状である例を示す図である。
符号の説明
10 ウェハ
11 しきい値が高い領域
12 しきい値が低い領域
100,200 半導体装置
110 主回路部
120 テスト部
121a,122a・・・ 通電素子
121b,122b・・・ 被測定素子
130 制御部
130a 切り替え信号
190 テスタ
191 プローブ
192 測定部
193 ID取得部
199 データベース
210 スイッチ

Claims (6)

  1. 半導体装置に設けられた被測定素子の特性測定方法であって、前記半導体装置に含まれる主回路部の消費電力が実質的にゼロ又はほぼ一定となるようモード設定する第1のステップと、前記被測定素子に通電させた状態で前記半導体装置に流れる電源電流を計測する第2のステップとを備え、
    前記第1のステップは、前記半導体装置に対してコマンド信号を発行することによって前記主回路部をスタンバイ状態とすることにより行い、
    前記第1のステップを行った後、前記第2のステップを行う前に、前記被測定素子に通電させない状態で前記半導体装置に流れる初期電流を計測することを特徴とする被測定素子の特性測定方法。
  2. 前記第2のステップにて計測された電源電流と、前記初期電流との差を算出する第3のステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の被測定素子の特性測定方法。
  3. 前記第2のステップは、複数の被測定素子を順次通電させながら電源電流を計測することにより行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の被測定素子の特性測定方法。
  4. 少なくとも前記第2のステップにて計測された電源電流に基づいて、前記被測定素子のしきい値電圧を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の被測定素子の特性測定方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の被測定素子の特性測定方法を実行するための手段と、当該半導体装置のIDを取得するための手段と、取得したIDと当該半導体装置に対応する計測結果とを関連づけて記憶する手段とを備えることを特徴とする半導体装置の特性管理システム。
  6. 前記IDには、当該半導体装置のウェハ上における位置に関する情報を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の特性管理システム。
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